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太田述正コラム#9582(2018.1.14)
<皆さんとディスカッション(続x3587)>

<太田>(ツイッターより)

 直近の話:「自分たちの首を絞める?EV普及で実は大変なコトわかった電力業界の懸念…」
http://www.sankei.com/premium/news/180113/prm1801130010-n1.html
 近未来の話:「無人運転車が生む「第4の画面」 TVやスマホに続く…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25570060R10C18A1000000/?n_cid=DSTPCS001
 私がどっちか時代に再び車を買うことになるのか、その時、日本のメーカーが残ってるのか?

 「日比谷らしくない改革 経営者校長、東大合格校に再生 日比谷高校の武内彰校長に聞く…」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO25447290Z00C18A1000000?channel=DF070420172345&style=1&n_cid=DSTPCS001
 伝統、学費の安さ、都心という立地、プラス、(学校群廃止の上、)かつての放任主義の克服、と来りゃ、復活は必然。
 一OBとしちゃ、今度は国際的名門校にもなって欲しいね。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 朝日杯の藤井・澤田戦鑑賞、これから、勝ち上がった同士の、藤井・佐藤天彦名人戦鑑賞。↓
http://live2.nicovideo.jp/watch/lv310027691?ref=grel
 MHK杯(山崎・青嶋)も熱戦だった。(NHKで途中から最後まで鑑賞。)

 トランプはこういう国からの移民は歓迎と言ったが、ノルウェーの方が米国よりいい国なのに、移民なんてするかよ、だとさ。
 (でも、最近でも、米国→ノルウェの移民数より、ノルウェー→米国の移民数、の方が多いことは多いのね。)↓

 Norwegians aren't likely to move to the US, even if they're welcome・・・
http://edition.cnn.com/2018/01/12/europe/norway-trump-reaction-intl/index.html

 件のカトリーヌ・ドヌーヴらの主張を客観的に評価した記事だ。
 その中で、大島渚の『愛のコリーダ(In the Realm of the Senses)』・・英語の映画タイトルが似ても似つかぬものになっていたこと、英語ウィキペディアが存在すること、に驚いた・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80
https://en.wikipedia.org/wiki/In_the_Realm_of_the_Senses
がナボコフの『ロリータ』と並んで、いまや、どちらの陣営からも批判される対象になった、という話が出てくる。
 なお、ドヌーヴらは、米国流フェミニスト達を、ピューリタン的/ヴィクトリア朝的、と批判してるんだね。(私とおんなじだわ。)↓
https://www.theguardian.com/world/2018/jan/14/french-feminists-catherine-deneuve-metoo-letter-sexual-harassment

 どうやら、iPhoneじゃ、こういうこと、できないみたいね。
 (でも、そのうち、無線キーボードをiPhoneで使えるようにするくらいはしたいな。
https://mobareco.jp/a44036/ )↓

 「Bluetoothでパソコンをロックできるって本当? ・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24267740V01C17A2000000/?n_cid=DSTPCS001

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 習ちゃん、日本車、とりわけトヨタ愛を遺憾なく発揮。。↓>
 「トヨタ CESで次世代EVをお披露目・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0112/c94476-9314917.html
 <ヨーカ堂愛まで?↓>
 「ヨーカ堂 ECバージョンアップで苦境を脱せるか・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0112/c94476-9314760.html
 <ここからはサーチナより。
 定番化しつつある、日本の住宅の地震対策の紹介。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の建築物の地震対策について紹介する記事を掲載した。日本の地震対策の基本的な考えは、「耐震、制震、免震」の3種類だという。耐震は、建物そのものの強度で地震の揺れに耐えるもので、制震は、制震装置で揺れを吸収するもの、免震は、地盤の揺れを建物に直接伝えないというそれぞれ違った方法だ。
 例えば、ある免震超高層マンションでは免震構造として高強度積層ゴムを採用、建物外周部と中央部にそれぞれ多数設置することで、震度6以上の地震が発生しても、揺れの衝撃を半分に抑えられるようにしたという。また、木造建築物には地震発生時に壁面全体で力を受け止める箱型建造工法を多く採用しているとも伝えた。
 さらに、日本では建築資材の選定でも地震対策を意識していると紹介。1923年の関東大震災を機に、日本では軽量で地震に強い鉄筋コンクリートが使用されるようになった。ほかにも、ある高層マンションは鋼管にコンクリートを流し込んで柱にするCFT構造システムを採用していることや、雪の多い東北地区では、瓦よりも軽い金属屋根を採用しているほか、防寒のために幅を狭くしたドアや窓が地震対策にもつながっているとも伝えた。
 このように、日本の建築業界では地震対策がかなり進んでおり、実際に効果をあげている。記事はまた、日本では自治体が耐震判断・リフォームなどに要する費用の一部を負担する補助制度があるとも伝え、人びとが安心して暮らせる仕組みになっていると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1651493?page=1
 <日本の諸主要駅をこんなに手放しで褒めちゃっていいんかい?↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本と中国の駅の違いを写真で紹介する記事を掲載した。記事によると、「日本の駅には多様性がある」という。
 記事が紹介したのは、新大阪駅や、京都駅、名古屋駅、東京駅などで、上空からみた駅とその周辺の様子も掲載している。最後に北京南駅の写真も同様に紹介し、比較している。
 日本の駅の外観に関しては、どの駅も機能性を重視しながらその都市の特徴に合った設計をしていることがわかる。例えば、スタイリッシュで空に溶け込む外観の京都駅は、平安京の都市の特徴である碁盤の目を取り入れているとされ、東京駅丸の内駅舎では、創建時の姿に復元され夜にはライトアップされた美しい姿を見ることができる。
 また、駅上空の写真を見ると、多くの路線が駅に集中していることに加え、周辺には商業施設やビルが立ち並び、駅を中心に街が発展しているのがよくわかる。一方の北京南駅は、建物面積が32万平方メートルと超大型で、非常に多くの線路が平衡に並んで走っており、駅周辺に商店街などはなく、日本と中国の駅に対する根本的な考え方の違いを感じさせる。
 これに対して中国人はどう感じるのだろうか。記事は主に写真を見比べているだけだが、多くのネットユーザーが日本の駅の実用性と効率の良さを称賛している。中国の駅はとにかく大きくて荘厳でさえあるが、どこも同じ外観で美しくはなく、広すぎて移動が大変、というコメントが多く見られた。また、「日本の駅は便利さ優先、中国は金儲け優先」という意見もあった。」
http://news.searchina.net/id/1651494
 <書道の復活を叫ぶ習ちゃん(?)↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人がいかに書道に親しんでいるかを伝え、「中国人、特に青少年たちよ、なぜ書道を学ばないのか」と疑問を投げかける文章を掲載した。
 約3000人もの参加者が武道館の床に並んで書初めをする様子は圧巻だ。記事はその様子を写真とともに紹介しているが、真剣に課題を書いている様子、書き上げたばかりの作品を全員で高く掲げ披露しているところなどを紹介し、すっかり感心した様子で日本には中国由来の書道がしっかり根を張っていることを伝えた。
 しかも、日本では子どもからお年寄りまでどの年齢層でも書道に親しむ人がいるのが特徴的だと言えるだろう。今大会の予選に応募した年齢層も、3歳から95歳までと幅広かったという。しかし、本家とも言える中国では書道と言えば子どもたちがたしなむ程度で全く重視されてはおらず、大人についていえば教育の格差の問題もあり、そもそも読み書きができない人も多い。
 では、日本の書道の水準はどうなのだろうか。記事は、中国を代表する書家、啓功が、光明皇后、嵯峨天皇、橘逸勢、空海、小野道風などの作品について高く評価したことを紹介。過去の時代の人たちとはいえ、日本における書道の歴史も古く、そのレベルの高さを指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1651495
 <雪印の牛乳工場を材料に人間主義の本質を紹介している。↓>
 「・・・今日頭条の質問掲示板「悟空問答」には、「日本で飲む牛乳の味は中国産の牛乳よりいいのだろうか」というスレッドが立っている。あるユーザーが11日、北海道にある雪印メグミルクの工場を見学した感想を写真とともに書き込んだ。このユーザーは、「ロシアと日本で牛乳を飲んだが、たしかに味は中国のものと違う。味については詳しく説明できないのだが、日本の牛乳工場を見学した印象はとても良かった」としている。
 まず、「工場の作業場にはあまり人がおらず、オートメーション化が非常に進んでいる。そして、作業員の態度は、少なくとも表面的な部分ではあるが、中国よりもはるかに良かった」と紹介。そして、「雪印は老舗の乳製品会社だが、以前不祥事を起こして大きな打撃を受けた。工場では、今もなおその時の教訓を大切にしているのだ」と説明した。
 また、「シェアはかつてに比べると少なくなっているようだ。しかし、説明してくれた担当者の態度や工場の環境はとても素晴らしかった。最後の行程まで付き添ってくれた担当者の説明を聞いて、このブランドに対する信頼でいっぱいになった。しかも、見学が終われる牛乳のお土産をくれるほか、出口でお辞儀をして見送ってくれるのだ。これにはいささかの申し訳なさまで覚えた」としている。
 さらに、工場の入り口に「以徳報徳」という言葉が刻まれた石像があることを伝えたほか、敷地の中には神社まで存在することを併せて紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1651499
 <日本の鉄道運航の素晴らしさを絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の都市交通路線は混乱しているように見えるのに、どうして実際はとても効率が高いのか」とする文章を掲載した。取り上げられているのは、蜘蛛の巣よりも目が細かくしかも入り組んでいる、東京の鉄道路線だ。
 文章は「もしあなたが東京を旅行していて、鉄道路線図を取り出して見たならば、きっと最初は混乱するだろう。なぜなら、日本の鉄道路線はあまりにも多く、しかも複雑だからだ。東京の鉄道はJR、私鉄各社、東京メトロ、都営地下鉄の各路線が組み合わさっている。路線図にはすべての路線が一緒に描かれているので自ずと混乱をきたすのだが、毎日電車を利用している日本人からしてみればとても簡単なのである」とした。
 そして、非常に複雑に見える東京の鉄道が混乱なく運行され、乗客も迷うことなく利用できる理由として、運転時刻の正確さを挙げている。「日本の電車や地下鉄は非常に時間に正確で、非常に細かい時刻表も存在する。列車の出入りが秒単位で管理されているのだ。そのため、毎日自分で決めた時刻の電車に乗って通勤することができ、その電車に乗り遅れても、何分待てば次の電車がやって来るかを把握できるのだ」と説明している。
 また「電車の時間の正確性で驚かされるのは、同じホームからわずか2分間隔で電車が出ること。しかも、前と後ろの電車とで行き先が異なるケースもある。これは、日本を自由旅行する中国人にとってはとても不慣れな現象だ。日本では、乗車するホームに気を付けなければいけないうえ、乗車する時刻にも注意しなければならない」と伝えた。
 ・・・記事は「混乱した時にはどうするか。今はスマホの路線検索アプリがあればすべての問題が解決する。乗る電車の時刻と行き先、乗り場に加えて、駅の出入口の場所まで教えてくれるのだ」と紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1651500?page=1
 <ここからは今日頭条記事以外の引用。
 これも、こんなに率直に書いていいんかい?↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・「東北に行けば騙され、三亜に行けばぼったくられる やはり日本に行ったほうが良い」とする記事を掲載した。
 記事は、黒龍江省牡丹江市にある冬の有名観光スポット「雪郷」で、宿泊代や食事代などの各種サービスで法外な値段を請求する事例が後を絶たず、ついにこのほど当局が商業者に対して罰金処分を下したと紹介。一方で、5万9000元(約101万円)という罰金額はあまりにも軽すぎるとの声がネット上で噴出していると伝えた。
 そのうえで「多くの人が、もともと計画していた東北の雪遊び旅行をやめて、海南島の三亜に遊びに行ったことだろう。各地が極寒の冬を迎える中で、三亜は非常に温暖な気候だからだ」とした。しかし、記事によれば三亜に行ったとしても結局、「雪郷」に行くのと大して変わらない仕打ちを受けるという。
 記事は「海に面した都市でありながら、三亜の海産物はちっとも安くない。超高額の海鮮料理を食べさせられたという観光客がたくさんいるのだ。今では、三亜でシーフードを食べてはいけないというのが常識にさえなっている。みんなシーフードを食べて破産することを恐れるからだ」とした。
 そして、北に行っても地獄、南に行っても地獄という中国の観光地のぼったくり状況について、多くのネットユーザーからは「もう旅行するなら国外しかない。中国には本当にぼったくり観光地が多すぎる」との声が出ていると紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1651496?page=1
 <客観記事ながら、人間主義の一側面をよく伝えている。↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・日本で2年間働いた経験を持つ中国人が語る「日本人が積極的に有給休暇を取らない理由」を紹介する記事を掲載した。
 記事は、「日本人はとても勤勉な民族で仕事を愛し、休暇を取りたがらないという言論をしばしばネット上で見かける。そして、仕事に対する熱心さはサービス残業となり、やがて過労死に至る人さえいるというのだ。電車の中でくたびれて倒れこんでいるサラリーマンの姿は、日本人の仕事生活のシンボルとも言われる。では、日本人はどうして休まないのだろうか」とした。
 そのうえで「日本企業にも有給休暇の制度はある。一般的に、入社年数が長いほど有休取得可能日数は増えていく。しかし、その取得にはみな慎重だ。特に新入社員は、自分が休むことで他人に仕事の負担が回ることを恐れて取得しづらい。日本人が持つ『他人に迷惑を掛けない』性格は、仕事や生活の隅々にまで浸透しているのだ」と説明している。
 また、迷惑を掛けるのはお互い様ではないかという声もあるとしたうえで「しかし、日本では安易に有休を取らないということが伝統になっているのだ。他人に迷惑を掛けず、他人も自分に迷惑を掛けない。それみんなハッピーなのだ」と解説した。
 記事は一方で「日本人でも休暇を取ることがある。それは冠婚葬祭の際の休暇だ。上司は部下の結婚休暇や忌引きを認めるとともに、お祝儀や香典も出すのである。ただ、冠婚葬祭の休暇を取るにも、通常の有給休暇の取得が多ければ上司や同僚の心証を悪くすることになる。そのため、極力普段の休暇取得を避けて、いざという時の冠婚葬祭休暇に備えるのだ」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1651497?page=1
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太田述正コラム#9583(2018.1.14)
<渡辺克義『物語 ポーランドの歴史』を読む(その25)>

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