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太田述正コラム#9542(2017.12.25)
<皆さんとディスカッション(続x3567)>

<太田>(ツイッターより)

 「日本人科学論文--「女性医師は男性より腕がいい」世界3位…」
https://mainichi.jp/articles/20171225/k00/00m/040/012000c
 昨年救急患者として運び込まれた病院の循環器系当直医が女性で主治医となり、泌尿器科で副主治医になった医師も女性だったおかげで、僕、順調に恢復できたのかもね。
 どこが優れていたかは当時のコラムを参照。

 「…ネオテニーとは子供の性質を残しつつ、性的に成熟することをいう。…
 人間もその祖先に強力にネオテニーが起きて人間になった…
 アジア人(モンゴロイド)は、特に強くネオテニーが起きていて、中でもアジアの東端に位置する日本人は超ネオテニー人間と言っていい。
 日本人が欧米などを旅行すると、「この店は未成年者、おことわりですよ」などと誤解されるのもネオテニーのゆえである。
 ネオテニーは…外見だけでなく性質についても起こる。
 その際、ペットのようにかわいいものにメロメロになってしまう性質も含まれる。…
 ネオテニーについては、幼いとか未熟というよりも、発想が柔軟であるとか、心がまっすぐで優しいといった側面が評価されるべきであろう。…  
 日本が誇る、技術力や理系の能力もおそらくネオテニーの産物だろう。
 日本人はお人よしで脇の甘い一面があるが“人類最強”の性質も持ち合わせているのである。」
http://www.sankei.com/column/news/171225/clm1712250005-n1.html
 日本人≒縄文人=超ネオテニー人間=いうことか。
 どの程度科学的根拠があるのかは知らないが、腑に落ちる説ではある。

<TS>

 私は浪人と留年を各1年しており、ストレートで行った人より2年のロスタイムがありましたので、62歳となった今年は自分なりに定年の年とみなしました。小さな会社を米国企業と合弁で経営して30年という節目でもあり、一週間の勤務時間を4時間減らし茶道と居合道を始めました。
 それに加え、9月に8日間の英国・スコットランド旅行をしました。男3名、目的はスコットランド・アイラ島へ行きウイスキーの蒸留所8ヶ所を全て回るという酒好きおじさん達の旅行です。毎年1〜2回はアメリカへ業務上の出張をしているのですが、英国は初めてでありとても楽しみでもありました。
 第一印象は、米国では見慣れている太ったデカイ人がとても少ない、という事でした。そして太田コラムが役に立ったというのは言うまでもありません。というか太田コラムで説明されていた事が実感できたという事です。まず、人種差別はとうの昔に克服してしまっている事は街の人々や接した人々から感じることができました。米国ではやたらにhiとか言いにっこりしなければならないのに対し、普通にしていれば良かったです。イギリス・スコットランド料理も全く不満はなく、とても満足できた、という事です。かつては羊毛と石炭、そして数々の産業上の発明などスコットランドは知れば知るほど興味がわいてきます。
 長くなり申し訳ありません、現在コラムの精読は相当ビハインドとなっており、何とかしないとと思っているこのごろです。太田様の益々のご健筆・活躍を祈念しております。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 習ちゃんは感涙にむせんどるやろ。
 後は集団的自衛権の完全解禁、そして、軍法会議/軍律法廷の設置。
 一緒に頑張ろうね。↓

 「防衛省「空母」用戦闘機を導入検討・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201712/CK2017122502000130.html 
 皆さん、老衰死しましょうね。↓

 「老衰多いと医療費低く 男性最多は茅ケ崎市--全国平均を14万円下回る・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25021820U7A221C1MM8000/

 カップルの日になっちゃってる、日本のクリスマスを紹介。↓

 Slip Into the Christmas Spirit With These Romantic Japanese Bullet Train Ads・・・
https://slate.com/business/2017/12/romantic-japanese-christmas-train-ads.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <日本の主要メディアより。
 いよいよ、日中合作が本格始動。↓>
 「仕切りない中国公衆トイレ、日本が洗浄式で支援・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20171225-OYT1T50044.html?from=ytop_top
 <これもやねん。↓>
 「フォーラム--日中の環境分野、23件協力で合意 都内で・・・」
https://mainichi.jp/articles/20171225/ddm/002/020/070000c
 <日中交流人士モノ。↓>
 「「この世界の片隅に」--中国の20代女性 小説翻訳し出版・・・」
https://mainichi.jp/articles/20171225/k00/00e/030/159000c
 <ここからは人民網より。
 安倍チャンに猫なで声の習ちゃん。↓>
 「・・・日本経済にとって、17年は・・・希望に満ちた一年だった。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1225/c94476-9308086.html
 <ここからはサーチナより。
 スリム体形日本人達を持ち上げ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本にはどうして太った人が少ないのか」とし、肥満が雇用や給料に影響することが大きな理由になっていると説明する記事を掲載した。
 記事は、「日本は世界でも肥満率が最も低い先進国。国民の肥満率はわずか3%だ。これは決して遺伝子の問題ではなく、日本人の日常的な飲食習慣に関係がある。彼らは普段、お米、菜っ葉、魚、味噌からなるとても淡泊な料理を食べている。日本料理にも天ぷらのように油を多く使う料理はあるが、揚げたものを乗せる紙が油を吸ってくれるので、西洋料理や中国料理の揚げ物に比べるとカロリーは低い」と紹介した。
 そして、「日本企業では、従業員のイメージが企業のイメージと認識している。もし従業員がみんなビール腹だったら、企業の印象が悪くなる。その為、会社は従業員の体重をコントロールし、会社によっては減量を奨励して報奨金まで出すケースもある。また、日本政府も企業の従業員の健康を増進する政策を打ち出しており、企業に従業員の健康を守る努力を求めている」と伝えている。
 さらに、日本政府が国民の肥満に注視する背景には、高齢化社会によって高齢者の糖尿病、高血圧にかかる医療費が増大している事があると指摘。また、中年の肥満を防ぐ取り組みが行われるとともに、若者の肥満に対しても社会が厳しい目を持っていることを紹介。「会社は、自分の体重をコントロール出来ない人は自分の人生もコントロールできないと認識する。中国では中年になって太るのは事業の成功や生活の豊かさを示すものと考えられるが、日本人は肥満を怠惰の象徴とみなし、教養があり意志の強い人こそ健康な飲食習慣、生活習慣を保つ努力ができると考える傾向がある」と説明した。」
http://news.searchina.net/id/1650392?page=1
 <使いまわし的記事だがなかなか読ませる。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国から見て「非常に小さな国」であるはずの日本はなぜ「世界有数の実力」を持つのかと疑問を投げかけつつ、特に不可解なのは「第2次世界大戦で世界を相手に戦おうとしたことだ」と主張する記事を掲載した。
 記事は、多くの中国人が抱く疑問の1つに「日本のように小さな国のどこにこれだけの実力があるのか」ということだとし、かつては、自国よりはるかに大きい領土を獲得したこともあると主張。しかも、第2次世界大戦では米国や中国など圧倒的に大きな国土を持つ国を敵に回したと伝え、中国から見て「非常に小さな国」であるはずの日本の力は不可解なほどだと論じた。
 一方、日本が「非常に小さい国」であるというのは誤解でもあると伝え、日本の国土面積は実際にはフランスよりわずかに小さい程度で、英国やドイツよりも大きいのだと指摘。中国の国土面積が大きいため日本が小さく見えるのであり、実際の日本は世界的に見れば決して小さい国ではないと指摘した。
 また、第2次世界大戦時の日本の人口は7800万人に達しており、やはり欧州でもっとも多かったドイツを上回っていたと指摘。当時の米国は1億3000万人、中国は4億人ほどしかいなかったと伝え、当時の世界から見ても日本は国土、人口共に決して小さい国ではなかったのだとし、当時の日本は「間違いなく世界最強の国の1つだった」と主張した。
 一方で、第2時大戦で焼け野原になった日本が42年間にわたって世界第2位の経済力を維持してきたことは驚異的であると伝えつつ、四方を海に囲まれているというのはデメリットのようにも見えるが、交通や交流を阻害する物理的障害がないという意味ではメリットだと伝え、日本は「海に囲まれた地理的に不利な小国」という中国人の認識のほうが正確ではないのだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1650395?page=1
 <これもだ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国人が日本で生活しやすいかについて精神的な面から説明する記事を掲載した。
 まず、中国人は日本での生き方を「中国人コミュニティに入る」「日本人の社会に融け込む」という2つのタイプから選択することになるとした。そして、「もし日本人社会に融け込む選択をするのであれば、自分の力で頑張らなければならない。まず、言葉をマスターすること、そして、人間関係を構築すること。これができなければ、日本では地に足を着ける場所がなくなってしまう」と論じている。
 続いては、「日本人の社会に融け込むのであれば、ルールの遵守が絶対条件になる」と指摘。明文化されていようがいまいが、法律だろうが不文律だろうがルールというルールは守らなければならず、ルールを守らないことにって他人に与えた第一印象の悪さを挽回するのはとても難しいと紹介した。
 一方、言葉の違いよる精神的なプレッシャーについては、「日本は話せなくても十分に生活できる社会。買い物でも食事でも、言葉は必須ではない」としている。また、日本では大概のばあい自分と趣味を同じくする仲間を見つけることができると紹介。「日本では大多数の人が様々な趣味を楽しむ時間を持っている。山登りや魚釣り、ドライブ、酒飲みなど、どんな趣味でも見つかる」と伝えた。
 そして最後に、「日本は確かに落ち着いて生活するにはいい場所だ。精神修養にも適している。座禅や音楽、武道、茶道などあらゆる文化が存在する。これも日本社会の包容性のおかげと言えるだろう。ただし、寂しさに耐える必要はある。なぜなら、そこは日本だからだ」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1650396?page=1
 <これぞ典型的使いまわし記事。↓>
 「日本人のアレンジ能力の高さ、中国から伝わった餃子が日本で大人気・・・」
http://news.searchina.net/id/1650406?page=1
 <コシヒカリを持ち出して中共の農業を叱咤。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国は農業大国であるのに、なぜ日本からコメを輸入しなければならないのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
 中国でもっとも広く知られている日本のブランド米といえば「越光」だろう。これは「コシヒカリ」を漢字で表記したものであり、コシヒカリは中国では「越光米」として販売されている。日本国内の価格よりはるかに高額であるケースが多いが、それでも美味しいとして高い評価を得ている。
 記事は、「中国は農業大国であると同時に、非常にたくさんの農民を抱えている」と指摘する一方、中国の農民たちは「作物が売れない」と嘆いていると紹介。だが、中国には13億もの人口がおり、コメを主食とする地域も多いため、日本よりはるかに大量のコメが毎日消費されており、一部のブランド米が中国の大きな市場に参入していると紹介した。
 さらに、中国の富裕層の間ではコシヒカリなど日本のブランド米やタイ米が人気となっていると指摘し、その背景には「中国には高級米に対するニーズがあるにもかかわらず、高品質なコメがほとんど生産できていないこと」が挙げられると指摘。中国が農業大国であるにもかかわらず、日本から高級ブランド米が輸入されているのは、中国の農業が中国人富裕層のニーズを満たせていないためだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1650409?page=1
 <客観記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本での生活で中国人が驚くであろう事柄を紹介する記事を掲載した。紹介されたものの中には、ハイテク先進国である日本に残る前時代的な慣習も含まれているようだ。
 記事が最初に紹介したのは、履歴書を手書きする習慣が残っていること。「求人に応募する際、応募者は必ず履歴書を手書きする。多くの会社にエントリーする時でも、その都度履歴書を手書きしなければならない」と説明している。
 最近ではパソコンなどで打ち込むケースも多く見られるようになったが、それでも手書きが多い。カフェに行くと、履歴書の記入に勤しむ就活生などをたまに見かける。いまだに履歴書の手書きが主流なのは、書き方や文字からその人の性格や誠意が垣間見えるからだろう。
 また、日本では電車が5分遅れただけも車掌や駅員が乗客に謝罪をすること、ゴミを不法投棄すると5年以下の懲役や1000万円以下の罰金が科される可能性があることを挙げている。さらに、ガソリンスタンドにはスタッフがおらず、客が機器を自分で操作して給油するシステムになっていることを紹介した。このほか、日本には水深10メートルの海中に郵便ポストがあるとも紹介。実際に郵便ポストとしての機能を果たしており、ダイバーたちが記念に投函すると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1650414?page=1
 <これもそう。誤解もあるが・・。↓>
 「観光客は歓迎するくせに! 日本ではなぜ「外国人は部屋を借りづらいのか」・・・」
http://news.searchina.net/id/1650415?page=1
 <サーチナの「解説」は意図的(?)歪曲。習ちゃんは黄色い声をあげている。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、2017年3月に就役した海上自衛隊最大の護衛艦「かが」について「中国にとって背筋が凍る」ほどの力を持つと伝えつつ、日本の自衛力はもはや「島国のレベルを超えている」と主張している。
「かが」は全長248メートル、最大幅38メートル、満載排水量2万6000トンのヘリコプター搭載護衛艦だ、記事は、「日本の製品やサービスは世界で高く評価されているが、『かが』は同じ日本製品であっても欺瞞に満ちた存在である」と主張し、それは「かが」が「護衛艦」とされていることだと主張した。
 続けて、「かが」は護衛艦の一般的な定義を大きく上回る護衛艦であり、排水量や搭載できるヘリの数から見ても「『かが』は空母と呼ぶのが適当」であると主張。それでも日本が「かが」を護衛艦だと言い張るのは、現時点で憲法上の制約があるためだとしたほか、将来的に憲法が改正され、空母を実際に保有する時のことも考えてのことだと主張した。満載排水量2万6000トンの「かが」を護衛艦とすることで、将来的には満載排水量が10万トンを超えるような空母を建造することも技術的に可能になると主張した。
 記事は、「かが」を持つ海上自衛隊の存在は、装備や組織といった点から見ても「島国の防衛」という現実的なニーズを完全に超えていると主張したうえで、海洋進出を積極化する中国にとっては警戒に値する存在だと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1650393?page=1

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<K.K>

 太田さん、時間が取れずパソコン群整備の続きに関して書くことが出来ませんでした。もう一日休みということでお願い致します。

<太田>

 おかげで、一日延ばしにしていた、年賀状印刷・投函を果たせました。
 しかし、イヤな予感通り、途中で指定プリンターが変わっているのに気づかず、「通信できません」というエラー表示に慌て、Canonのサポートに電話し、元のプリンターに指定を戻せと言われてとりあえず問題解決。
 年賀状投函後、「通信できません」のプリンターについて、再度サポートに電話。
 1:プリンターの再起動を試みる→再起動できず→電源コードを抜いて再起動→メニュー画面開かず。
 2:Windowsの設定→デバイス→プリンターとスキャナー→当該プリンター→キューを開く→キューを解消。
 3:プリンターの再起動に成功→プリントできることを確認。
 なお、次回、障害が起こったら、ルーターの電源を切って再び電源を入れることも試みよ、とのことでした。
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太田述正コラム#9543(2017.12.25)
<映画評論51:ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜(その3)/私の現在の事情(続X101)>

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