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太田述正コラム#9262(2017.8.7)
<皆さんとディスカッション(続x3427)>

<太田>(ツイッターより)

 米国は、何回茶番を繰り返したら諦めるんだろね。
 全ては中共の事実上のヤラセであり、だからこそ、北朝鮮の労働者の集団出稼ぎの受け入れだって禁止しないんだし、その上、北朝鮮が国をあげてやり続けてきているところの、麻薬、通貨偽造等による違法な金儲けを取り締まるのは困難だ、というのに・・。

<太田>

 関連記事だ。
 朝鮮日報は、私と同じ見解のようだねえ。↓

 「・・・今回の決議は・・・北朝鮮の労働者の海外派遣も現在の水準で凍結することにした・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/08/07/2017080700734.html
 「<ところ、>北朝鮮労働者の海外派遣も全面中止ではなく現状並みの凍結となった<ということ>。・・・北朝鮮の核問題、国際社会は解決できない・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/08/07/2017080700754.html

<太田>(ツイッターより)

 北斎の「神奈川沖浪裏」が、南ロンドンの街角、バーミンガムのブリストル通り、パリのカタコンブ、クロアチアの校庭、ワシントン、の壁面に描かれているんだね。
 モーツァルトの調べの如く、高度の芸術にして、単純、動き、力、優雅さを備えている、と。
http://www.bbc.com/news/magazine-40830628

<XyvVRHs6>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

https://www.liveleak.com/view?i=044_1449019818
 翻訳して日本人に聞かせてやりたいけど、これ聞いた上でアメリカ最高!トランプ大統領の言う通り!って言い出しそうだな。
 日本人は戦前と戦後で本当に同じ民族なんだろうか?

<aV3Ye8VI>

≫陰陽思想や儒教(前者)は、先進国入りを遅滞させている要因と捉えるべき。≪(コラム#9250。太田)

 老子とか孔子の教えは良くないってこと?
 佐久間象山は東洋道徳西洋芸術を唱えたけど、日本が先進国になるうえでは東洋道徳はやっぱり必要なかったのかな?
 このことどっかのコラムで説明されてましたっけ?

<太田>

 べじたんさんやーい。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 日本語特有の「生きがい」について説明を試みた記事。
 (人間主義的に生きていることの実感なんだけど、そこに行きつけてない記事だな。)↓
http://www.bbc.com/capital/story/20170807-ikigai-a-japanese-concept-to-improve-work-and-life

 (前に、奴隷制を罪を直視したくないからだろうと書いたことがあるが、)それにしても、どうして欧米の識者達は、ロシアが、モンゴルの軛症候群重篤患者だっちゅうことが、いつまで経っても理解できないんだろ?↓

 <(スターリン主義)イデオロギーが、誤った判断の下に効果的な対外行動をロシアにとらしていた。↓
 ・・・the important thing,・・・is that ideology g<ave> the N.K.V.D. certainty about what they see and confidence about what they are going to do, which is to penetrate and destroy <'enemy'> groups. So, you can be totally wrong and you can be effective.・・・
 <だが、現在じゃ、ロシア当局が何を信じてるのか、てーんで分からんちん。↓>
 With formal official ideology long dead, we may never know precisely what theories the Kremlin adheres to these days,・・・
 <とにかく、彼らは、国際関係を、常に生きるか死ぬかだの問題だ、と思い込んでいる。↓>
 ・・・the problem with his type of approach, in its Kremlin variety, is that it seems to equate international competition with a Darwinian fight for survival.
 <傍から見てると、そんな状況じゃ全くない場合ですら・・。↓>
 The very audacity of Moscow’s moves must be driven by a feeling of an existential threat. Many of the world’s countries may compete for dominance in specific markets and for political influence, but Russia is distinct in that it seems to fight for survival in situations that no one else sees as existential.・・・
https://www.nytimes.com/2017/08/06/opinion/contributors/putin-kremlin-trump-sanctions-survival.html?ref=opinion

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <習ちゃん、今度はヤマハをご推奨。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「ヤマハは史上最もクレイジーな会社だ」とする記事を掲載した。 
 記事はヤマハの歴史が1887年に、壊れたオルガンを修理したところから始まると紹介。楽器を修理するより作った方が儲かると考えてピアノの製造を始め、やがてギターや管楽器、ドラム、イヤホンといった様々なジャンルの楽器を作るようになったとした。 
 また、電子音楽ブームが訪れると電子楽器の生産にも乗り出し、そこからデジタル信号処理の技術を獲得したと説明。ピアノづくりに必要な木材加工技術から家具製造にもチャレンジし、さらにはプールや浴槽まで作るようになったと伝えている。さらに、エンジンを開発してバイクや船舶までも作り出したとして、現在のヤマハブランドは楽器、電子設備、インターネット設備、家具、住宅建設、エンジン、バイク、造船、プール、浴槽と多種多様な製品に及んでいることを紹介。この先、さらにどんな新技術をゲットするか分からないと評している。 
 記事は「ヤマハを運転し、ヤマハを弾き、ヤマハに乗り、ヤマハでプレイし、ヤマハで聴き、ヤマハに住む。最も敬服すべき点は、作ろうと思ったら、なんでも極致までやりきることだ」とした。 
 楽器などを製造するヤマハと、バイクなどを製造するヤマハ発動機は今では別の会社になっており、使われている音叉を並べたロゴも微妙に違っている。しかし、元は同じ「日本楽器製造」に源を発する「ヤマハ」ブランドであることは間違いない。 
 記事を読んだ中国のネットユーザーは「ヤマハはバイクだけ売ってると思っていた」、「ある日、友だちの家に行ったらヤマハと書かれたピアノがあるのを見て驚いた」、「ヤマハのピアノこそ有名だろう。20年前から知ってた」、「ヤマハのギターはいいぞ」など、さまざまな感想が寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1641355?page=1
 <日本の部品メーカー群に敬意。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国製のスマホについて、「どれだけの部品が正真正銘の中国産なのか」を考察する記事を掲載し、多くの中国人が持っている中国産スマホについて考察している。 
 記事はまず、「ディスプレイ」について、中国メーカーもスマホ用ディスプレイの生産を行なっているものの、ハイエンドの機種を中心に韓国や日本メーカーのディスプレイが採用されていることを紹介。さらにスマホの頭脳に当たる「CPU」について、「独自にCPUを開発して使用している中国のスマホメーカーもあるが、ほとんどのメーカーが米国メーカーのCPUを使用している」ことを紹介した。 
 また、中国でもスマホでの自撮りを好む人が数多くいるが、スマホに搭載されているカメラにとって必要不可欠なイメージセンサは「中国メーカーのスマホのほとんどにソニー製のイメージセンサが搭載されている」ことを紹介。つまり、中国製のスマホと言っても実際には日本や韓国、米国の部品が数多く搭載されていて、「純国産のスマホは存在しないことは明らか」だと伝えた。 
 これに対して、中国のネットユーザーからは、「純国産なのは筐体だけじゃないか」、「そんなに日本製の部品が使用されているなんて知らなかった」といった声が寄せられていた。」
http://news.searchina.net/id/1641357?page=1
 <おもしろーい。↓>
 「・・・今日頭条は・・・韓国ではソウル市を中心に日本のガチャガチャが急速に増えていると伝え、ゲームセンターのみならず、文房具店やコンビニエンスストアなどの近くでもガチャガチャを見かけることができると伝えている。 
 記事は、日本で1980年代に誕生したガチャガチャはすでに1つの産業として日本国内で大きな成功を収めていることを伝えつつ、その成功は韓国にも波及しようとしていると指摘。また、ガチャガチャは単なる子ども向けのおもちゃが入ったものではなく、むしろ成人が消費の主力であるとし、質の高い玩具が入ったガチャガチャは非常にコストパフォーマンスが良いと伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1641359?page=1
 <日本に倣って、民族服文化を復活させよう、と習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国人は自国の民族衣装をあまり理解していないとし、「中国も日本のように民族衣装で街を歩く人びとが普通に見られるようになって欲しい」と期待を示す記事を掲載した。 
 中国の伝統的な民族衣装という定義は非常に難しいものだ。中国は56もの民族がともに生きる多民族国家であるためだ。中国で最も人口が多いのは漢民族であり、その伝統衣装は「漢服」となる。日本人にとって馴染み深い「チャイナドレス」は中国最後の統一王朝である清国を建てた満州民族の伝統衣装だ。 
 近年、中国の「80後>」、「90年後」と呼ばれる1980年代生まれ、90年代生まれの若者たちのなかに、漢服を着て街に出かけたり旅行をするという流行も一部で見られるようだが、あくまでもコスプレ感覚であり、SNSに写真を載せるためのフォトジェニックな衣装というイメージのほうが強いようだ。 
 これについて記事は、日本や韓国は自国の伝統衣装を守ろうとする意識が中国より高いうえ、「海外にも積極的に宣伝している」と紹介。日本人や韓国人に比べ、漢民族の中国人は漢服についてすらよく理解していないと嘆いた。現代の中国では伝統を愛し、漢服を日常で着ることは勇気の要ることだとし、日本のように街中で着物を着ている人がいても「奇妙な目で見られない」ような日が中国社会にも来て欲しいと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1641382?page=1
 <ラーメンを取り上げ、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「どうしてスターは日本旅行を好むのか ラーメンがおいしいからだろうか」とする記事を掲載した。 
 記事は「戦争や歴史は永遠に消し去ることはできないが、今の若い中国人の日本観光ブームは、歴史の問題によって弱められることはない状況だ。そして多くのスターが日本旅行に行きたがる。これも、若い人を日本に赴かせる要因の1つになっているようだ」とした。 
 そのうえで、若い中国人や中華系のスターたちがこぞって日本を訪れる理由として日本が持つ文化があり、建築文化からは古代中国のエッセンスが感じ取れると説明した。そして、食文化においては「刺身よりもラーメンの方が魅力的」と評している。 
 記事の作者によれば、日本のラーメンはどこでも非常においしいという。その理由は、ラーメンを作る人の仕事ぶりが実に厳しく真剣だから、とのこと。「だから、日本を訪れた際にどこのラーメンが特に旨くて、どこのラーメンが特にマズいかというのはそもそも気にする必要がないのだ」と論じた。 
 そして、日本のラーメンと中国のラーメンには麺の部分から大きな違いがある事を紹介。日本のラーメンの麺はかん水を配合してコシを出し、切る時は包丁を用いる一方、中国のラーメンはかん水を使わず、生地を何度も伸ばして麺を作っていくと説明している。さらに、日本のラーメンの魂はスープにあり、そこからは物事に対してベストを尽くし、極致までやり遂げる精神がうかがえると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1641390?page=1
 <(日本人も内心それを期待している、として、)不動産を買うために、と日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人が日本で不動産を爆買いするのに対して日本人は怒りで震えているが、日本政府はこっそり喜んでいる」とする記事を掲載した。 
 記事は「日本が米国、オーストラリア、カナダに次いで、中国人にとって第4の規模を持つ不動産購入目標国になった。しかし、これが日本人に恐怖を抱かせている。中国人の目標は東京や大阪などの中心都市のみならず、全国にまで広がっている。中でも北海道は顕著だ」と紹介した。 
 そのうえで、日本はカナダなど他国とは異なり、不動産購入者に身分の制限や購入量の制限を設けていないうえ、購入すれば永久に所有することができると説明。不動産を買っただけでは長期滞在ビザを手に入れることはできないが、潜在的な価値のある不動産を購入して会社のプロジェクトに盛り込むことで、ベンチャー投資あるいは就業の名義で居留資格を手に入れることができると解説している。 
 「中国人が日本の土地や建物を買い漁る」という状況に対して、日本メディアを含む日本社会が憂慮を示す一方、人口の大都市集中や少子高齢化、人口減少などの理由によって野放しになっている土地や建物が多い日本においては「外国からの資金流入は現地の雇用を促進するほか、行政に莫大な税収をもたらす」と指摘した。 
 そして「税収や雇用、養老といった側面から見れば、日本のメディアによる中国の不動産投資家への『敵視』はまさに『痛くないのに痛そうに呻く』状態なのだ。この件について日本政府が全く反応を示さないのも分かる。なぜなら彼らは心の底でひそかに喜んでいるからだ」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1641373?page=1
 <日本に対する敬意を抱いた、客観記事。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本と中国におおける高齢者の生活の違いを比較して紹介する記事を掲載した。
  記事は「社会観念や価値観の違いにより、老後の生活は千差万別だ」としたうえで、日本と中国における高齢者の生活にどれほどの違いがあるかを説明している。まずは「日本の高齢者は静かな生活を好む一方、中国の高齢者は動く生活スタイルを愛する」点を挙げた。「日本の高齢者施設では、多くの入居者がテレビを見たりぼーっとしたりしている。入居者どうしの交流も少なく、施設の中は静かだ。そして、日本の公園では体を動かす高齢者を見かけることが少ない」とのことである。 
 続いては、孫の面倒を見るかどうかについてだ。「中国では、孫の世話は高齢者の天職であるかのように考えられている。しかし、日本の高齢者は母親が忙しい時、あるいは母親がリフレッシュしたい時に代わりに面倒を見る程度。高齢者が育児の主力になることは絶対にない」と解説している。 
 そして、日本と中国では高齢者の「学びの意識」にも差があるという。記事は「お金にも時間にも余裕がある日本の高齢者の多くは、引き続き何かを学ぶことを選ぶ。学びに年齢は関係なく、どんな環境においても学びの習慣を持つべきだと考えているのだ」とした。また、日本の高齢者は仲間どうして観光したり、園芸やカメラ、手芸、音楽などのサークル活動にいそしんだりする人も多いと紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1641393?page=1
 <ま、面白い、客観記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国人を含めた外国人が驚く「不思議な日本文化」について紹介する記事を掲載した。 
 記事は、日本人の国民性が一言では言い表せない理由について、「異国の文化が混じりあって共存」しているからだと分析。先進国とは思えない特異な習慣・感受性があると評し、そのいくつかを紹介している。まず1つ目は「家を借りる際に大家へ礼金を支払う習慣」だ。最近では敷金・礼金ゼロという仲介業者もあるが、家賃以上を大家に支払う理由が分からない。 
 次いで「日本語の表音文字の多さ」があるという。ひらがな・カタカナ・漢字にローマ字を加えれば4種類となり、普通は1種類ではないのかと疑問を投げかけている。実際、文字表記の複雑さで日本語は突出していると言える。 
 次いで挙げたのは「自動販売機」だ。飲み物だけでなく、ビールやたばこ、さらにはおみくじの自販機まであると種類の多さを指摘した。また、「麺をすする」習慣は、西洋文化では「はしたない」と思われると紹介。日本では、作った人においしいと伝え感謝する意味があると説明したが、逆に中国ではくちゃくちゃと音を出して食べる人が少なくない。 
 別の習慣は「添い寝」を売りにする商売で、若くてきれいな女の子と添い寝しながらおしゃべりをするだけでお金を払い、追加料金を払えば頭をなでるなどのオプションを付けられると不思議そうに伝えた。さらには、「外来語の多さ」、独特な化粧が美しい「舞妓」、「お辞儀の習慣」も不思議だとし、お辞儀に関しては中国人や韓国人もすることがあるが、日本人はいつでもどこでもお辞儀をし、また動作が速く日常の一部になっていると紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1641354?page=1
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太田述正コラム#9263(2017.8.7)
<入江曜子『古代東アジアの女帝』を読む(その25)>

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