太田述正ブログは移転しました 。
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太田述正コラム#9122(2017.5.29)
<皆さんとディスカッション(続x3357)>

<太田>(ツイッターより)

 「…石破茂氏が前川喜平・前文科事務次官の発言を「意義ある」と評価…<彼>は安倍<氏>…が表明した憲法9条の改正内容にも異議を唱えている。…」
http://www.sankei.com/politics/news/170526/plt1705260054-n1.html
 石破は永続的な退位制度も求めている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS31H4M_R30C17A1PP8000/
 石破が、幕末の松平春嶽
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B9%B3%E6%98%A5%E5%B6%BD
的に、徳川幕府ならぬ自民党幕府の瓦解に内部から貢献することを期待。
 首相になんてならなくたっていいじゃん。
 春嶽は、明治新政権に明治3年(1870年)までしか留まらなかったけど、その代わり、死んでから神様に(上掲)。

<太田>

 関連記事だ。
 野田前首相は、引き続き、外からの倒「幕」をお願いしまーす。↓

 「【天皇陛下譲位】民進・野田佳彦幹事長、付帯決議で重ねて「女性宮家」明記を・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/170528/plt1705280025-n1.html


<太田>(ツイッターより)

 「…内閣支持率は56%で、4月の前回調査と比べ4ポイント下落した<が、>…憲法9条に自衛隊明記「賛成」51%…」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H2N_Y7A520C1MM8000/?dg=1
 「北朝鮮が3週連続で日曜日にミサイル発射 今度は<地対空誘導弾>…」
https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20170528-00071430/
 「北朝鮮が弾道ミサイル発射--スカッドか…約450キロ飛行し、日本海に…」
http://www.asahi.com/articles/ASK5Y22YDK5YUHBI004.html
 金正<恩>坊やを使ったところの、日本「独立」に向けての、習ちゃんによる、自国を高度の危険に晒してまでの渾身の努力が、日本世論をあらぬ方向に・・。頭抱えてるだろな。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 額面通り受け止めるべきか、それとも、あわてて軌道修正したのか、ビミョーだな。↓

 「慰安婦合意に「言及せず」=日本発表と食い違い―国連事務総長 ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%85%b0%e5%ae%89%e5%a9%a6%e5%90%88%e6%84%8f%e3%81%ab%e3%80%8c%e8%a8%80%e5%8f%8a%e3%81%9b%e3%81%9a%e3%80%8d%ef%bc%9d%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%99%ba%e8%a1%a8%e3%81%a8%e9%a3%9f%e3%81%84%e9%81%95%e3%81%84%e2%80%95%e5%9b%bd%e9%80%a3%e4%ba%8b%e5%8b%99%e7%b7%8f%e9%95%b7/ar-BBBBO2n?ocid=iehp

 ちょっとした話題になってるこのハナシ、コマーシャルの曲も歌詞も鮮明に覚えてんだけど、歌詞の最後に出てくる「カール」を聞いた記憶が全くない。
 (そもそも、カールなるものを食べたこと、なさそ。)
 これ、私の、「余計」な情報を遮断・排除する「能力」の高さを示してるんだろうか?!↓

 「「カール」販売やめる東日本での本当の売れ方 明治の看板商品、東西の売り上げは同等だが・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%EF%BD%A2%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BD%A3%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E3%82%84%E3%82%81%E3%82%8B%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E5%A3%B2%E3%82%8C%E6%96%B9-%E6%98%8E%E6%B2%BB%E3%81%AE%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E5%95%86%E5%93%81%EF%BD%A4%E6%9D%B1%E8%A5%BF%E3%81%AE%E5%A3%B2%E3%82%8A%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%AF%E5%90%8C%E7%AD%89%E3%81%A0%E3%81%8C/ar-BBBzhLu?li=BBgB3RV&ocid=ientp#page=2

 最近のワシントンポスト日本記事を褒めてきたが、この記事なんかは、NYタイムス的な上から視線・・低次文明の記者の高次文明社会に対する下からの視線であることに気付いていない!・・が気になる。↓

 In Japan, single mothers struggle with poverty and a ‘culture of shame'・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/in-japan-single-mothers-struggle-with-poverty-and-with-shame/2017/05/26/01a9c9e0-2a92-11e7-9081-f5405f56d3e4_story.html?utm_term=.899b964705fb

 より詳細な英文記事の末尾は、トランプ政権が対北開戦を決意している現れ?↓

 「北朝鮮との戦争「壊滅的」=米国防長官・・・戦争になれば、北朝鮮の脅威が日本や韓国だけでなく、中国やロシアにも広がると指摘・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%8c%97%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e3%81%a8%e3%81%ae%e6%88%a6%e4%ba%89%e3%80%8c%e5%a3%8a%e6%bb%85%e7%9a%84%e3%80%8d%ef%bc%9d%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e9%98%b2%e9%95%b7%e5%ae%98/ar-BBBBHdA?ocid=iehp
 ・・・"At this time, what we know, I'd prefer to keep silent about it because we may actually know some things the North Koreans don't even know."
http://www.newsweek.com/north-korea-war-us-mattis-616943

 よくまとまっている。↓

 「近親相姦はなぜいけない?意外と説明できないタブーの正体・・・」
http://diamond.jp/articles/-/129641?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

 異常な人気だね。↓

 「文大統領支持率84.1% 前週から2.5ポイント上昇=韓国・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/29/2017052900737.html

 いくら、メルケルが名指しはしてなかったとしても、メルケルのあてこすりが米国「と英国」に対してのものだった、というガーディアンの受け止め方は、ガーディアンですら、大英帝国の栄光が忘れられないことを示していて、微笑ましい。
 ところで、引用しなかったが、マクロンはトランプに結構好意的なんだね。
 こりゃ、独仏間にも溝が?↓

 Angela Merkel: EU cannot completely rely on US and Britain any more・・・
https://www.theguardian.com/world/2017/may/28/merkel-says-eu-cannot-completely-rely-on-us-and-britain-any-more-g7-talks

 Isisの本拠を潰してもIsis系テロは続く、と指摘しているのは正しいが、対処方法を全く示していない。
 文中に出てくる、ドイツ赤軍派の壊滅は、東独という資金源が東独消滅によって絶たれたため
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E8%B5%A4%E8%BB%8D
であり、広義のIRAが最近おとなしくなっているのは、そもそも、目的と地域において限定的
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%85%B1%E5%92%8C%E8%BB%8D
だからだが、Isisに関しては、世界のイスラム教徒から資金提供を受けることができ、目的が全世界のイスラム世界化だから、イスラム教そのものを壊滅させなきゃ、「解決」しようがないさ。↓

 The Manchester Bombing and Why the Battle Against ISIS Won't End With Iraq and Syria・・・
http://www.newsweek.com/manchester-manchester-attack-manchester-arena-terrorism-isis-islamic-state-616727

 日本のバブルとその崩壊の経験こそ、中共当局が最も関心を抱いている歴史上の事例だというんだが、ちゃうの、日本文明総体なの!↓

 ・・・It is just over 30 years since Japan began inflating a property and stock market bubble whose implosion ravaged public confidence, cowed corporations and scarred an economy for decades. China’s priority today is to avoid that fate.・・・
https://www.ft.com/content/a3564812-363c-11e7-99bd-13beb0903fa3

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。

 <レコードチャイナより。
 習ちゃん、ホント、サッカー好きなのね。↓>
 「<サッカー>U−20日本代表の試合を中国人が絶賛!・・・
 「日本の2点目がすごい!」「日本代表はバルセロナみたい。ただフィジカルがイタリアほど強くなかっただけ。本当にいいサッカーをしていた」「技術は申し分ないし、選手の動きの素早さが違う」「試合を全部見たけど、イタリアは2ゴール以外はほとんど日本に圧倒されっぱなしだった」など、日本を称えるコメントが多く寄せられた。
 また、「アジアサッカーは日本に期待するしかない」「頑張れ日本、アジアサッカーのリーダー」と日本を応援するコメントも。このほか、「日本の若い選手を見てみろよ」「日本のサッカーを見ると、自国の代表をたたきたくてしかたがなくなる」「中国代表ならどこまでできるだろうか」など」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_179556/
 <ここからはサーチナより。
 日本人達の学びの精神と学び方の礼賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「われわれの恐るべき隣人、日本 どうしてこれほどまでに経済が発展したのか」とする記事を掲載した。
 記事によれば、中国の人たちは日本というと真っ先に「製造業が発展していて、家電や自動車の先端製造技術を持っている。もちろん映像作品も素晴らしい」というイメージを抱くとのこと。そこには、中国人の日本製品に対する信頼が表れているというのだ。
 そのうえで記事は、現代の日本がかくも発展した背景について解説。柱にあるのは、日本人が「学ぶ」ということを重んじ、そして学ぶ能力に長けていた点だ。まず古代の日本では盛んに遣唐使が派遣され、唐の先進的な技術を学んだと紹介。そして、学んだことをそのまま日本に持ち帰って導入するのではなく、実際の状況に基づいてアレンジを加える柔軟さを持っていたと説明した。
 続いて、近代において中国をはじめとするアジア諸国が欧米列強の前に打ち負かされる中、日本はこれを免れ自己改革に成功したとしている。そして、西洋化を目指す改革においても日本人は武士道精神や伝統的な和服を残す器用さを見せ、これにより日本の伝統文化は現代にまでその姿を留めていると解説した。
 さらに、日本がこれまで教育を重視し、国民の文化レベルを高めてきた点を挙げた。教育のレベルが均一化することにより収入格差が小さくなり、これが日本国民が自国の発展に貢献するうえでの十分なパワーとなっていると説明。「これらのことはすべて、われわれが学び、反省するに値するのだ」としている。
 記事を読んだ中国のネットユーザーは、自国に存在する問題について議論している。あるユーザーは「教育、そして身内重視な人材登用に問題がある」とし、別のユーザーは「制度に問題がある」と論じた。さらに、「中国はコネ頼み。先進国は努力している。そこが根本的な違い」との意見も。そして、「みんな経済ばかりを重視しすぎてるから、仕方ないよ」と諦め半分なコメントも見られた。」
http://news.searchina.net/id/1636599?page=1
 <日本人達の人間主義を愛国という方便を用いて説明。↓>
 「・・・捜狐は・・・中国人と対照的に「日本人は愛国という言葉をほとんど口にしない」と伝える一方、それでも日本人は愛国心を持っていないわけではないと主張する記事を掲載した。
 記事は、「中国人は愛国という言葉を口にすることを好み、各報道機関も各種事件を愛国心の有無に当てはめることを好む」と伝えつつ、中国における愛国心の定義は「最低でも『国に損害を与え、私腹を肥やす』ことをしない」というものだと指摘。さらに、個人に愛国心があるかどうかを見極めるには、発言ではなく、行動を見るべきだと論じた。
 続けて、日本人は愛国という言葉をほとんど口にしないと指摘し、報道機関でも愛国という言葉が使用されることはほとんどないと指摘。まるで「愛国」という言葉を使用しないことが日本では暗黙の了解となっているかのようだと伝え、「これは第2次世界大戦で負けたことが関わっている」と指摘した。
 一方で記事は「日本人が愛国という言葉を口にしないからといって、日本人に愛国心がないわけではない」と主張。日本人は国外に旅行に行けば、現地の人びとにとって不快な行動は取らないとし、「これは自分を含めた日本人全体のイメージを損なわないよう配慮しているためだ」と指摘、まさに愛国的な行動と精神に基づいた配慮であり、国全体のイメージに配慮できない中国人旅行客と正反対だと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1636637?page=1
 <「打包」のない日本を称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本のレストランでは食べきれないものを『打包』してもらえない。それはなぜか」とする記事を掲載した。「打包」(ダーバオ)とはまさに「持ち帰るために包んでもらう」ことを指す中国語であり、中国国内のレストランであれば「打包」と言えば当たり前のように残った料理をパックや袋に入れてくれるのだ。
 記事は、日本で「打包」してもらえない理由を2つ挙げている。1つ目は衛生的な問題だ。「残った料理を持ち帰れば、味や鮮度が低下するばかりでなく、大量の細菌が繁殖する可能性がある。もし客が持ち帰った料理で身体の不調を訴えるようであれば、提供した店が責任を負うこととなり、店にネガティブなイメージを与えることになる」とし、店が残った料理の持ち帰りを許さないのだと説明している。
 2点目は、そもそも日本は「打包」の習慣が生まれにくい文化だという点を挙げた。すなわち、日本人は料理を必要な分だけしか注文せず、「頼んだ料理でみんながお腹いっぱいにならなかったらどうしよう」、「飯をおごるのに注文が少ないとメンツに傷がつく」といった考えを抱かないと紹介した。そして、「日本で『打包』を要求するのは逆に、礼儀に反する行為なのである」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1636633?page=1
 <日本人の教育観を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人が深く考えるに値する日本の教育観」と題し、日本の幼児・児童教育で重視される一方で、中国では軽視されがちな点について紹介する記事を掲載した。
 記事は「日本の経済成長と民度向上は、その教育と関係がある。日本の教育観念には興味深いものが一部にあり、われわれが理解し参考するに値する」としたうえで、ポイントを3つ挙げている。
 1つ目は「最初は自由に、あとは厳しく」という方針だ。記事は「自由と規律のバランスは教育における永遠のテーマである。日本人は子どもたちの自由と規律に一定の段階性を設けている。幼児の段階では自然な成長に任せてなるべく大人がコントロールしないようにし、大きくなるにつれて少しずつ厳しくしていき、青春期には大人の世界のルールに基づいて接し指導するというステップを取る」と説明。小さいころから厳しく束縛し、青春期や成人期になって自由にさせる中国とは正反対だと論じた。
 2つ目は「独立心の育成」である。記事によれば、日本人は子どもの自然な成長を重んじると同時に、自立する能力の育成にも力を入れるとのこと。その例として、通園時に自分でカバンなどを持つ幼稚園児や、自分たちだけで登下校する小学生の姿をしばしば見かける点を挙げた。
 そして3つ目は「体験や遊びのなかから学ばせる」点だ。日本では「先生が直接子どもたちに教えるのではなく、遊びやゲームでの体験を通じ、子どもたちに規律や道理を悟らせる」という教育の試みが進んでいると紹介。この教育を実践する幼稚園の園長が「子どもたちの尋常でない想像力にいつも驚かされる。彼らの創造性にはとても敬服している」と語ったとする一方、その実践には遊びと教育の関係をしっかり把握し、どのような環境で何を悟らせるかについて深く考え、実験することが必要であると説明している。」
http://news.searchina.net/id/1636591?page=1
 <日本の「城管」に敬意。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本で見かけた放置自転車の撤去作業員を「城管」・・都市管理職員・・と呼び、「日本の城管もなかなかすごい」と題して、その取り締まりの様子を伝えた。
 記事は、豊島区で行われた撤去作業の様子を写真で紹介。撤去作業者3人がトラックで乗り付け、放置自転車を積み込んでいる様子が見受けられる。作業着を着た男性たちからは、中国の城管のような物々しさも威圧感も感じられないが、「たった3人でてきぱき」と作業していたことに驚き、「すごいこと」と感じたようだ。
 さらに、放置自転車についての警告の看板が至るところに見られ、周知の徹底ぶりも「すごい」と紹介。看板には、放置禁止区域であること、返還方法、保管期間などが明記され、親切に中国語でも書かれている。さらに、下を見ていて看板が目に入らないという人のために、「地面にまで」書かれているほどだ。作業はもちろん昼間も行われるが、休日や夜間も行われていることからも、本気度が伝わってくる。」
http://news.searchina.net/id/1636598?page=1
 <レクサスを絶賛。日本車買えキャンペーン。↓>
 「・・・日頭条は・・・ベンツやBMW、アウディといったドイツの高級車ブランドに比べ、レクサスは歴史が短いものの、高い信頼性と耐久性によって「ドイツの高級車と遜色ないブランドとなった」と伝えている。
 記事は、レクサスの品質の高さは「非常に有名」であり、誕生してから30年ほどしか経過していないブランドでありながら、ドイツの高級車に匹敵するブランドに成長したと指摘。そして、レクサスが成功した要因は「その生産ラインを見ればよく分かる」と論じた。
 続けて、レクサスの生産ラインおよび検査には「人の手」が必要不可欠であると伝え、1台1台を生産する工程は「中国国内で行われる自動車生産の光景とは大きく違っている」と指摘。レクサスの生産ラインで働く人びとは「まるで芸術品を観賞するかのように、溶接部分の1つ1つまで丹念に検査を行う」と紹介、このようにして生産されるからこそレクサスは高品質なのだと論じた。
 さらに、中国ではレクサスの人気が高いものの、それでも日本で生産された車が中国に輸出されていることを紹介し、「他の高級車はいずれも中国で生産されているのに、レクサスだけが中国での生産を行わないことは、表面的には融通がきかない対応に見える」と主張する一方、そのような対応を堅持しているのは「あくまでも高い品質を保つためという一点に尽きる」と指摘。
 「国外で高品質で知られていた製品が中国生産となった途端に品質が落ちたという事例は、これまで枚挙にいとまがない」とし、日本で生産されたレクサスだからこそ、中国人消費者は高い信頼性と品質を享受できるのだと指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1636590?page=1
 <日本車全体を称賛。やはり、日本車買えキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事が紹介しているのは、17年2月末にコンシューマー・レポートが発表した報告の内容だ。・・・
 記事はまず、「コンシューマー・レポート」について「すでに100年ほどの歴史を持つ権威ある消費者団体が発刊する雑誌」であると紹介し、メーカーから広告を掲載せず、独自の調査を行なっていることから「最も信用できる情報源と見なされている」と紹介した。
 そして、その「コンシューマー・レポート」がまとめた2017年のベストカーにおいて「車種部門別で日本車が半数を占めた」ことが、いかに重要な意義のあることかを強調。さらに、ベストカーに選ばれた日本車として、準小型車部門のトヨタ・ヤリスiA、小型ハイブリット部門のトヨタ・プリウス、スポーツ車のマツダ・MX−5などを紹介し、「米国で自動車選びのバイブルと見なされるコンシューマー・レポートの報告は、中国人消費者にとっても参考となる内容だ」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1636625?page=1
 <日本のウィスキーを絶賛。日本食品買えキャンペーン。↓>
 「・・・捜狐は・・・日本企業のウイスキーの中国における販売量が伸びていると伝えている。
 記事はまず、世界のウイスキー産業全体で見れば、日本のウイスキーは近年頭角を現してきたばかりの「新星だ」と主張する一方、それでも近年の中国では日本のウイスキーが非常に人気があるとし、「日本において5万円で販売されているウイスキーが、中国ではインターネット上で3650人民元(約6万円)で販売されている」ことを紹介した。
 続けて、日本のウイスキーの歴史は欧米に比べれば非常に浅いとし、「日本のウイスキーはこれまで自国で生産され、自国で消費されてきたが、近年だんだんと欧米市場でも評価を高めている」と紹介した。こうした人気に遅れることなく、中国の消費者も日本のウイスキーを受け入れ始めており、北京などでは「日本のウイスキーを楽しむためならお金を惜しまない」という中国人がだんだん増えてきたことも紹介している。
 こうした日本のウイスキー人気は、「北京や上海などの大都市から徐々にその他の都市に広がってきている」のだという。」
http://news.searchina.net/id/1636593?page=1
 <日本のレシピを絶賛。日本的食事普及キャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本式ポテサラの作り方 本当に美味すぎる」とする記事を掲載した。記事は「ジャガイモをサラダにすると、アイスクリームより美味しいのである」と・・・。日本式のポテサラはお料理の初心者でも手軽に作れる料理であり、彩りも栄養バランスも優れていると紹介した。
 また「そのまま食べても良し、トーストやサンドイッチに使っても良し、レタスと合わせても良し、クラッカーの上に乗せてオードブルにしても良し・・・主役にも脇役にもなるのである」とそのユーティリティーぶりを評価したうえで、その作り方について説明している。
 記事が紹介した作り方はとてもシンプルなもの。ジャガイモを茹でてつぶし、キュウリを小口切りにして水気を切り、茹でてたニンジンを細かく切り、粗みじんにしたゆで卵とハム、そしてマヨネーズを加え、塩コショウで味を調えれば出来上がりだ。できれば玉ねぎも欲しいが、もちろんなくても美味しいのは言うまでもない。中国のネットユーザーからは「牛乳や砂糖を入れると美味しい」との意見もあった。
 ・・・「もし凍らせて食べれば夏場にピッタリ」、「非常に良いおやつになる」と<も>書いてある。」
http://news.searchina.net/id/1636592?page=1
 <日本が生み出した新食品へのオマージュ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人のインスタントラーメンに対する深い思い」について紹介する記事を掲載した。記事は、中国が世界最大のインスタントラーメン生産国・消費国であり、2011年には世界の半分のインスタントラーメンが中国で生産されたと紹介。近年では生産量が減少傾向にあるものの、それでも中国人のインスタントラーメンに対する愛着ぶりは健在であると伝えた。
 そして、日本で発明されたインスタントラーメンが1980年代中ごろに中国に入ると、たちまち中国人の「国民食」となり、老若男女があらゆるシーンで大量のインスタントラーメンを消費するようになったことを紹介。中でも最も多く消費されていると思しき場所は鉄道の駅であるとし、駅のロビーで多くの子どもたちがカップ麺を食べながら満面の笑みを浮かべている写真を並べて掲載した。
 さらに、中国の女子バスケットボールチームが外国滞在中、コーチの用意した中国のインスタントラーメンを最も好んで食べたとのエピソードを挙げ、中国人の「インスタントラーメン愛」を紹介している。
 記事は「現在、中国人の消費レベルは絶えず高まっており、健康でクリーンな飲食習慣が提唱されている。インスタントラーメンはもはや日常生活における第1の選択肢ではなくなっているが、それでも夜にお腹が減ってくると、インスタントラーメンを食べたかつての日々を思い出すのである」と結んだ。
 記事を読んだある中国のネットユーザーは「食べるとしばらくは食べたくなくなるのだが、ある程度時間が経つとものすごく食べたくなる」との感想を残しており、これに賛同するユーザーが多く見受けられた。」
http://news.searchina.net/id/1636666?page=1
 <東京駅観光案内。日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人の建築精神を見てみよう」として、東京駅のデザインについて紹介する記事を掲載した。
 記事は、東京駅が新幹線やJRの各線に地下鉄線を合わせた大型の中枢駅になっており、ここから日本各地に赴く列車に乗ることができると紹介。その歴史は100年以上前の1914年にさかのぼるとし、駅舎は欧州ルネサンス建築の特色が採用され、3つの大きなドーム型の建築が並ぶ様子からは濃厚な古典の香りが漂うと説明している。
 そのうえで、東京駅の駅舎がこのようなデザインになったかを巡るエピソードを紹介。一番最初に駅舎をデザインしたのはドイツ人の建築師で、そのプランには日本の山車など大量の伝統的な和のエッセンスが盛り込まれていたが、最終的にデザインを担当した日本の辰野金吾が外観からこれらの日本的な要素をすべて消し去り、純洋風建築に変更されたと伝えた。
 そして、デザインを変更した理由について辰野が「歴史や伝統は建築において当然重要だが、重視すべき日本文化は山車のように人を驚かせるようなデザインだけではない。建物の中に含まれる日本人の精神なのだ。優れた建築デザインには『国民的様式』すなわち、その時代に生きる国民たちの意志と思想が反映されていなければならない」との認識を持っていたと紹介している。
 <このサーチナの「解説」はよくできている。↓>
 当時の日本にとって東京駅の駅舎はまさに文明開化、西洋化のシンボルとしての意味を持ち、西洋化に邁進していた社会の様子を示したものと言えるだろう。」
http://news.searchina.net/id/1636645?page=1
 <黒門市場観光案内。やはり、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・サクラや温泉よりも日本をより深く理解できる場所として、日本の街にある市場を紹介する記事を掲載した。紹介しているのは、日本の中では文化的に中国人と親和性が高いと言われる大阪の胃袋を支える、黒門市場だ。
 記事は「ある地方の市場をぶらつけば、現地の市民の日常生活を最もダイレクトに体験することができる」としたうえで、黒門市場について紹介。長い歴史を持つ同市場は約600メートルの長さに170あまりの店舗が入っており、高品質な肉や卵、青果、海産物などがあらゆる生鮮品が売られているとした。また、各地の調味料や日本の伝統的な食材も手に入るほか、たこ焼きや天ぷら、焼魚といった軽食を提供する店も多く存在すると伝えている。
 さらに黒門市場は「ナニワの食堂」というべき存在であり、大阪人の生活を知るうえで最も良い体験ができる場所であると説明。「特に感動したのは、関西地域最大級の海産物の集散地であるこの市場の環境が非常に素晴らしく、魚介類の生臭さがしないほか、ゴミも散乱していない」とした。
 記事は「この市場では伝統的な服装をした人や、片手にお盆を持って自転車を走らせ注文を届ける人のほか、数平方メートルしかない小さな食堂といったものが見られる。100年の歴史があることを感じ、畏敬の念を抱かずにはいられない。また、店構えなどからは伝統文化に対する日本人の愛好ぶりや大阪人の生活百態を垣間見ることができる」と伝えたうえで、「次に日本に行くときは、ぜひ現地の市場をぶらついてみよう。サクラや温泉よりもディープなものを感じることができるはずだ」と勧めている。」
http://news.searchina.net/id/1636597?page=1
 <日本留学の留意点。これもやはり日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・捜狐はこのほど、「自分の子どもが日本留学を望んでいる親が抱える心配や懸念」について紹介し、どのように子どもと向き合うべきかを考察する記事を掲載した。
 記事は親の感じる不安を大きく三つの分野に分けて考察している。1つ目はやはり、中国人にとって日本留学は「何となく安心できない」とし、その理由としては日中関係が緊張した場合でも「日本人は中国人に対して友好的な態度を示してくれるだろうか」というものや、「大きな地震を経験したことがない中国人にとって、日本は常に地震が発生しているゆえ安全面で大丈夫だろうか」といった懸念があるのだと伝えた。
 2つ目には「日本留学で何を学ぶことができるか」という点を挙げ、言語の違いが壁となるゆえに本当に向学のための渡航になるのか、それともまだ若いゆえに周囲に影響を受けて自分も日本へ行きたくなっているだけなのかを親子で共に見極める必要があることを促している。また、3つ目に「留学費用」についても取り上げ、日本留学のコストパフォーマンスは高い方ではあるが、中国人の所得水準から見て日本の物価はまだ高いと伝えている。
 記事によると日本への留学を望む子どもを持つ中国人の親の多くは、この3つが主な懸念となるとしつつも、子どもの希望を頭ごなしに否定するのではなく、将来の進路について共に話し合うことによって、親は子に相応しい将来の後押しをしていくことができると結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1636642?page=1
 <20世紀日支関係史識修正本格化へ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・1930年代にはアジア最大の鉄道駅だったとして大連駅を紹介する記事を掲載した。
 記事は「夢に満ちた都市・大連には至るところに輝かしい光を放つシンボルが存在するが、特に大連駅はかつてアジア最大の駅であったとともに、東北部で最も影響力と人気のあるスポットなのである」と紹介。そして、アジア最大と言われた駅舎が日本占領時代の1937年に完成したことを伝えた。
 完成当時の大連駅の様子を撮影した写真が記事で何枚か紹介されている。広々とした空間に立つ駅舎は1階、2階にそれぞれ出入口があり、2階にも自動車が乗りつけられるようになっている。駅というイメージよりも、空港のターミナルのような印象だ。そしてこの駅舎は、その後手が加えられたものの、80年が経過した現在もしっかりと残され、利用されているのである。
 大連駅の駅舎の歴史について知った中国のネットユーザーからは「小日本は当時自分の家として真剣に大連の街を作った。結局それがわれわれに良い物を残す結果となった」、「1930年代にこんなデザインというのは前衛的だ」、「今見ても古臭くない」、「1930年代にこんな進んだ高架構造をデザインしたことは賞賛に値する」といったコメントが寄せられた。また「80年代に作ったものだと思い込んでいたが、後で知って驚愕した」とするユーザーもいた。」
http://news.searchina.net/id/1636607?page=1
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<太田>

 この前、文字コードの話が出た時についでに聞こうと思って忘れてしまってたんですが、秀丸で、最近、保存する時に2回に1回くらいの頻度で、「文字コード変換できない文字が含まれています。操作を選択してください。」という、ポップアップ表示が出、三択中の、「エンコードの種類を変更して保存する(E)」を選び、「エンコードの種類」で「Unicode(UTF-16)」を選び、再度保存してことなきを得る、ということを繰り返しています。
 この現象を根っこから絶つにはどうしたらいいでしょうか?

<K.K>

 下記の方法で修正できるか確信はありませんが、とりあえず下記の方法を行ってみてください。

1.「秀丸」を起動させてください。
2.[その他(O)]をクリック→展開したリストの上から2番目の[動作環境(E)]をクリックしてください。[動作環境]というウィンドウが開きます。
3.左の方の[設定対象(L)]グループで、[ファイル]の左側の[+]をクリックして、[-]という表示にしてください。
4.展開したリストの[エンコード1]をクリックしてください。
5.[自動判定で開くとき]グループで、[Unicode(UTF-16)]左のチェックボックスにチェックを入れてください。
6.[OK]ボタンをクリックしてください。
7.「文字コード変換できない文字が含まれています。操作を選択してください。」という表示がまだ出るか確認してください。

 余談ですが、太田さんが今回送付されたこのメールは、「文字コード」が「iso-2022-JP」になっています。そして「秀丸」の標準の文字コードは、「Shift-JIS」という「iso-2022-JP」と同グループの文字コードです。
 ということは、太田さんの「Thunderbird」は正常であって、改行が入らなくなってしまった原因は、秀丸の「太田コラムファイル」の文字コードが、「Shift-JIS」から「UTF-16」に変わってしまったことが原因、という可能性があります。

<太田>

 日本語3種類とUnicode(UTF-8)にチェックが入っており、一回目は、更にUnicode(UTF-16)にチェックを入れ、二回目は、Unicode(UTF-16)だけにチェックを入れましたが、どちらも、結果は従来通りでした。

<K.K>

 太田さん、問題のファイルというのは、太田コラムの大元のファイルですよね。そのファイルを私に添付ファイルで送付することは可能でしょうか?
 もし、送付できない部分があれば、その部分を削除して送付していただけないでしょうか。
 送付していただいて、私が手元でアレコレ試してみる方が解決が早いと思います。

<太田>

 末尾の楽屋裏というかゴミ箱というかまで、付いたまま送ろうとしたのですが、容量オーバーで送れなかったので、(半分にしてもダメだったので、)1/4ほどの分量にしたものを送ります。
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 添付するために容量約半分のファイルを作った時には、同じ現象(障害)が起こったけれど、それを更に半分にしたファイルにした時は、保存しても何も起こりませんでした。
 現象発生頻度だけとれば、最近の頻度通りはあるものの、他方、この原ファイルの容量が増すにつれて、保存する際の発生頻度が増えてきている、という経験的事実もあります。
 ひょっとしたら、この原ファイル、そろそろ分割すべき時が来ているのかも。
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太田述正コラム#9123(2017.5.29)
<武光誠『誰が天照大神を女神に変えたのか』を読む(その3)>

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