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太田述正コラム#9094(2017.5.15)
<皆さんとディスカッション(続x3343)>

<太田>(ツイッターより)

 「…プーチン氏がピアノ演奏 北京の釣魚台迎賓館で…習近平国家主席との会談を待っている間に釣魚台迎賓館に置いてあったグランドピアノに座り、1950年代の歌「モスクワの窓」など2曲を演奏した。
 露国営テレビが放送した映像
< https://www.youtube.com/watch?v=1F-K_jdcIc8 >
では、プーチン氏はメロディーを右手でなめらかに演奏した。…」
http://www.mainichi.jp/articles/20170515/k00/00m/030/052000c
 一路一帯会議で「朝貢」のために北京に呼びつけられ、金正恩坊やに露領ぎりぎりに新型弾道弾をぶち込まれ、しかも「皇帝」習ちゃんに待たされ、鬱憤晴らしにピアノに向かったって構図だが、右手でメロディーだけ奏でるのは「演奏」とは言えないぜよ。

<太田>

 映像を視聴してみたが、ピアノ、調律してないね。平素、全く使われてない飾り物と見た。
 プーチンの曲の好みは悪くないが、腕は一本の指で鳴らしたわけじゃあないって程度。
 関連記事だ。↓

 <2曲とものタイトルが紹介されている。↓>
 ・・・Mr. Putin sat down at a grand piano and played two tunes: “Evening Song,” by Vasily Solovyov-Sedoi, and “Moscow Windows,” by Tikhon Khrennikov.・・・
 <一つは故郷サンクトペテルブルクの歌。https://www.youtube.com/watch?v=_QYbQxUZkic ↓>
 “Evening Song,” usually performed with lyrics by Aleksandr Churkin, was written in 1957 and is considered an unofficial anthem of St. Petersburg, Mr. Putin’s hometown, formerly known as Leningrad.・・・
 <もう一つは友情の歌。https://www.youtube.com/watch?v=1MaDh2X7e7M ↓>
 The other tune, “Moscow Windows,” usually performed with lyrics by the poet Mikhail Matusovsky, is a tune about friendship. Some lyrics read:
 “As in the past I am ready to stand under your window, and I always rush toward the rays of light coming out of it as to a date with my youth.”・・・
 <(引用しなかったが、もともと中共女性達に人気が高かったプーチンは更に男を上げたが、男性達は辛辣。たくさんの楽器が器用に弾けた江沢民と比較し、その腕前を嘲笑した人物あり。↓>
 One user of Weibo, a popular Chinese microblogging site, posted one photograph of Mr. Putin, and six images of former President Jiang Zemin playing piano, a traditional Chinese flute, two kinds of traditional stringed instruments and even a Hawaiian guitar.
 That Weibo posting had a single-word rebuff to Mr. Putin: “Ability.”・・・
https://www.nytimes.com/2017/05/14/world/europe/vladimir-putin-piano-one-belt-one-road-beijing.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world®ion=stream&module=stream_unit&version=latest&contentPlacement=3&pgtype=sectionfront&_r=0

<太田>(ツイッターより)

 「…東芝が死ぬに死ねない理由…日本の原発は「核燃料サイクル」という原発稼働によって生じるプルトニウムを再利用するという思想のもと、<核保有国にだけ許される再処理施設、濃縮施設などをフルセット>で持っている。
 それを可能にしたのが…日米原子力協定なのだ。
 つまり、この協定の更新をアメリカが拒めば、日本の経済産業省が「原子力ルネッサンス」の名の下作り上げてきた…「核燃料サイクル」が破綻してしまう。一方のウエスチングハウスは東芝の8000億円の債務保証がなければ、倒産は必定。
 しかし、それでは米国のラストベルトで働く7000〜8000人の雇用が失われる。
 それをトランプ政権は許さない。…」
https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20170515_171200/
 阿部重夫君が依然活躍しているようなのはうれしいが、その生涯を企業不祥事追及だけのために費やすとは、なんてもったいないことだろうか。
 日本「独立」、アジア再興のために、彼も戦ってくれればいいのだが・・。

<豊丘時竹>(2017.5.13)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20170513

 私が理解したところでは、警官が来るのが早いのだから、同道してはいけない、というのが結論のようだ。ただ、すぐに来てくれる弁護士なんて知らないよ。女房に来てもらうしか、私の場合ないなあ。
 しかし、まず駅員がきて、事務室に  連れていかれそこから警官を呼ぶという順のような気もする。いずれにしても駅ホームを動かないのがよさそうだ。痴漢に間違われる冤罪の方が多いような感じを私は持っている。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52258811.html
太田述正コラム#9090(2017.5.13)

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 エライだ。↓

 「芸術としてのフランス料理を極めた料理人に与えられる「国際料理芸術クープドール・マリウス・デュトレイ」を日本人として初めて京王プラザホテル(新宿区)の緑川広親名誉総料理長(77)が受賞した。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASK4V6K4LK4VUTIL04Q.html?rm=394

 スゴイだ。↓

 「19歳中国人美女ゴルファーがファンを魅了 日本生まれの「スイートハート」セキ・ユウティン・・・」
http://www.sankei.com/west/photos/170515/wst1705150010-p1.html

 どこの国にも悪い奴はいるってだけだろ。↓

 Forced into porn: Japan moves to stop women being coerced into sex films・・・
https://www.theguardian.com/world/2017/may/15/forced-into-porn-japan-moves-to-stop-women-being-coerced-into-sex-films

 今頃寝ぼけたみたいなこと言ってるね。↓

 North Korean Missile Test Shows U.S. Bases Could Soon Be In Range・・・
http://foreignpolicy.com/2017/05/14/north-korean-missile-test-shows-u-s-bases-could-soon-be-in-range/

 あのさ、米国がそんな経済合理的に行動する国だったら、そもそも、韓国と同盟条約を締結し、米軍を韓国に駐留させてなんかいないでえ。↓

 「・・・半導体ができることは金を稼ぐことだけではない。そうした次元を超え、国の安全保障やさらに大きな国益に貢献している。先日の北朝鮮の核による先制攻撃論もその一例だ。この時、戦争発生説が盛んに叫ばれたが、経済界では当初からその可能性は低いと見ていた。産業の面で見て先制攻撃は難しいという理由からだった。
それは、次のような論理による。サムスンやSKハイニックスの半導体工場は北朝鮮の放射砲(多連装ロケット)の射程内にある。万が一、両社の工場の生産ラインがストップすれば、これはグローバル経済にとっての災難を意味する。いくらトランプ米大統領でも経済パニックは考慮せざるを得ない。要するに、半導体工場が戦争抑止力を発揮するというものだ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/15/2017051500997.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <恐るべき日本絶賛。東亜同文書院へのオマージュにもなっている。↓>
 「・・・鳳凰網は・・・「日本というライバルに背筋が凍る思いがする理由」と題し、中国人女性学者の資中●<(竹冠に均)>氏による文章を紹介した。
 中国人が日本について「恐ろしい国」と感じるのは主に、中国人が日本という国を「深く知らない」のに対し、「日本は中国を知り尽くしている」ためなのだという。
 資氏はまず、日本がいかに中国をよく研究しているかについて、1つのエピソードを紹介。彼女の出身地である湖南省末陽県には地下に眠る良質の無煙炭という資源があるが、当時は交通の不便さから外部に知られることなく、大規模な開発もされずに残っていた。しかし、1917年に日本へ留学した彼女の父親が、日本の図書館でこの炭鉱についての記録を見つけたという。戦時中に上海に存在した日本の学校「東亜同文書院」が中国各地に赴き調べたもので、詳細な地名まで記録に残っていたことに大変驚いたという資氏の父親は、「日本人を敬服し、非常な驚きを受けた」と記している。
 これは1つの例に過ぎないが、中国人の間ですらほとんど知られていなかった資源の存在を日本人が詳しく調べていたという事実について、日本人は中国をよく研究してきたものの、「中国人は日本をよく知らないばかりか、よく知ろうともしない」と資中筠氏は指摘。その理由として、日本について研究し、理解することは、中国では「売国奴」であると連想させる心理的要因があるとしたほか、日本を西洋諸国を学習のためのツールとしか見なしていないことを挙げた。また、仮に日本について学ぼうとしても、「政治や経済のために学ぶ」という実用主義ゆえに辛抱強く「文化を学ぼうとしない」こと、さらには日本文化のルーツは中国であるとの優越感も、日本を深く知るうえでの障害となっていると分析した。
 資氏は、かつて日本の四国にある製紙工場を見学する機会があったそうだが、中国から伝わった製紙が、日本でどのように発展してきたかの詳細な歴史が紹介されており、一部の金属よりも軽くて薄く、しかも強い強度を持つ紙を見せられ、「これが日本なのか」と感銘を受けたという。
 記事は結びに、日本人の「他から学ぶことを恥じない姿勢」を称賛、中国人もそれに学ぶべきではないかと問いかけた。」
http://news.searchina.net/id/1635629?page=1
 <日本のデザインを絶賛。↓>
 「・・・快科技は・・・「デザインの仕事に関わる中国人は必ず日本を訪れるべき」と言われていることを紹介し、その理由を考察する記事を掲載した。
 デザインに関わる職業といえば「デザイナー」ということになるが、一口にデザイナーと言っても、ウェブデザイナーやファッションデザイナーなど、その範囲は非常に広い。記事はどの分野のデザイナーなのかは明示していないが、逆に言えばどの分野のデザイナーであっても、日本にはデザインの観点で学ぶべきことが多いということなのだろう。
 記事は、デザインや設計という角度から日本を検証して見ると多くの驚きがあると伝え、「中国人はコスト削減という点ではすぐに理解できても、多額のコストをかけて実用性や機能性を重視したデザインをすること」という点はなかなか理解できないと指摘。コストをかけてまでデザインにこだわる理由がなかなか理解できないのは、中国にそのような環境やニーズがまだないからなのかも知れない。
 しかし、実際に日本を訪れて「街並みの美しさや統一された雰囲気」などを身をもって体験し、そうした雰囲気が「デザインされたもの」であることを理解すると「驚嘆する」と指摘。たとえば、日本の店舗や飲食店は「ただ商品を販売したり、食べ物を提供する」だけでなく、各店のコンセプトのもと「居心地の良い空間が演出されている」とし、訪れる客もその空間の雰囲気を壊すことなく過ごしていることを紹介した。
 記事は日本のデザインには「静けさ」や「シンプルさ」という共通点があるとし、これには日本人の「効能を優先し、資源を最大限に活用する」という考え方が根底にあるためではないかと考察。いずれにせよ、デザインや設計というものは概念や思想に基づいて具現化するものであり、中国人デザイナーにとって「日本を訪れ、日本のデザインを観察することで得るものは大きい」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635630?page=1
 <とりわけ、日本の人間主義的デザインを絶賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど「日本の優れた生活用品のデザイン 日本人はとても聡明だと思う」とする記事を掲載した。記事は、日本の日常生活で当たり前のように見られる物の中から、使う人のことが十分に考えられたアイデアや工夫が施されているものをいくつか紹介している。
 最初に紹介したのは、中国人もスープを飲むのによく使う「レンゲ」だ。記事は、日本で使われているレンゲには食器の淵に引っ掛けてスープの中にレンゲが滑り落ちるのを防ぐ突起などが付いていると説明した。
 続いて挙げたのは、飲料缶の表面にある点字だ。「目の見えない人のために生産された、点字付きのコーラだ。目の見えない人の事を実によく考えたアイデアだ」と評している。記事は「点字付きのコーラ」と紹介しているが、表面に打刻されている点字は「おさけ」の文字を表すもの。残念ながらコーラではなく、アルコール入り飲料・・・
 さらに、ショッピングモールなどの休憩スペースに設置されている椅子で、背もたれの一部にスリットが入っており、そこに買い物袋を引っかけることができるようになっているものを紹介。「椅子に座る時、いつも荷物をどこに置くかで悩むが、これなら楽ちんだ」と伝えた。このほか、多機能便座、子ども用の階段の手すり、バスの降車ボタンなどについて紹介している。
 記事を読んだ中国のあるネットユーザーは「日本人は細かい部分を大切にする。そして中国人は華麗さを気にする」と感想を残しており、多くのユーザーがこの意見に賛同している。」
http://news.searchina.net/id/1635620?page=1
 <日本の盆栽を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国人が日本の盆栽を爆買いしていると伝え、「日本の盆栽の魅力」について考察する記事を掲載した。
 記事の筆者自身も「盆栽マニア」だというが、まず日本の盆栽の魅力について、日本と中国では文化が違うため、「盆栽は日本人の美的感覚に合わせて表現されている」と指摘。そして、客観的に日本の盆栽を見てみると「そこから学ぶことができる点は数多く存在する」として、「緻密で繊細な作品を数十年、ものによっては数世代の時間をかけて作り上げている」と紹介。1つの作品を我慢強く、継続して作り続けることができる日本人の精神は中国人が学ぶべきものであり、同時に盆栽を世界の「BONSAI」へと昇華させた日本人の努力は認めるべきものであると指摘した。
 また、盆栽は「高尚な芸術作品で、芸術に国境はない」と主張。盆栽愛好家として、争ったり悪口を言い合うのではなく、「共通点を見つけてお互いの良い点を学び合って行くほうが良いのではないか」と読者に問いかけた。」
http://news.searchina.net/id/1635628?page=1
 <定番の日本車買えキャンペーンだが、少しでも新機軸を出すべく懸命の努力の跡が見られる。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人はなぜ日系車が好きなのか、中国市場で日系車が売れるのはなぜなのか」と疑問を投げかけ、その理由を考察する記事を掲載した。
 記事は、投げかけた疑問に対する答えとして、まず「市場のニーズにぴったり合っている」ことを挙げ、日系メーカーは現時点での中国人の購買力や価値観、審美感と合致した車作りができていると指摘。さらに、中・高級車を製造する中国メーカーが存在しないという市場の「空白部分」に製品を積極的に投入していることも成功要因の1つであると論じた。
 また近年の日系メーカーは市場の変化に即座に対応できているとも指摘、たとえばあるモデルがまだよく売れている状況にあってもニューモデルを投入し、古くなったモデルの生産を停止すると説明、ホンダ・アコードやマツダ・アテンザ、トヨタ・カローラなどにこれが当てはまると説明した。
 さらに日系メーカーはコスト・コントロール能力の高さによって市場競争力を高めているとし、それゆえ日系車はコストパフォーマンスが高くなり、需要に供給が追い付かないことさえ生じるのだと説明した。
 最後に日系車の「ブランドイメージ」について説明、そのイメージには低燃費で経済的、内装がきめ細かく作り込まれている、コストパフォーマンスが高いといったポジティブな内容が多いと指摘し、日系メーカーは消費者がはっきり認識しやすい「鮮明かつ魅力的なブランドイメージ」を作り上げたと指摘、こうした点によって中国市場で日系車は販売台数を伸ばしているのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635684?page=1
 <日本人の仕事への取り組み方を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・会計士としての仕事に携わる中国人の見解として、日本人と中国人の仕事に対する考え方や取り組み方の違いについて説明する記事を掲載した。
 記事はまず、「日本人は真面目で厳格だが、細かいことを気にしすぎる」傾向にあるとしながらも、中国人とは仕事に対する考え方が大きく異なると指摘。
 中国では多くの場合、仕事は「生計を立てるための手段」に過ぎず、人生を賭けるものという認識はほとんどないと紹介する一方で、日本人は仕事について「命と同じくらい尊いものと見なしている」と説明。また職場のリーダーは「族長」としての役割を担い、部下たちを家族と同じように扱うと論じた。
 また出勤ラッシュは日本にも中国にも存在するが、「日本では絶対に中国のような混乱は生じない」と説明、出勤ラッシュ時でも日本の公共交通機関は秩序正しく、その整然とした様は「敬服に値する」と称賛した。
 さらに中国の職場では「物事をいい加減に済ませる」ことが多々あるが、日本の職場では問題が生じた場合はその原因を究明し、何としても解決する努力が行われると指摘、仕事に対する日本人の取り組み方は「腹が立つくらいに真面目である」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635660?page=1
 <日本の男性の育児への協力ぶりを絶賛。だが、狙いは別のところにあるようで・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「なに? 日本の男性も育児休暇が申請できるとは」とする記事を掲載した。記事は、日本の内閣府経済社会総合研究所による調査で、育児休暇を取ったことのある男性は会社に対する好感度が高く、転職を考えにくい傾向が明らかになったというニュースを紹介したうえで「この話を知って、大きく視野が開けた。日本でなんとこれ以上ないほど人に優しい休暇を申請することができるなんて」とした。
 そして、共働きが基本の中国では多くの子どもたちの面倒を祖父母が見ることを説明したうえで「そこには、多くの欠点がある。多くの祖父母が溺愛という陰影から抜け出せないのだ。子どもの教育において、みんな溺愛は子どもをダメにすることは分かっている。しかし、一部のお年寄りは知らず知らずのうちに子どもを溺愛してしまうのだ」と論じている。
 さらに、過保護は子どもの独立能力や自信の発展を妨げ、子どもの依存性を高めるほか、新たな事物に対する受け入れ速度を遅くさせ、新しいものを生み出す個性の形成にも影響を及ぼすと指摘。父母が子を叱ると往々にして祖父母は「まだ小さくて分別がつかないのだ」、「お前たちが小さい頃は、私はそんな叱り方はしなかった」、「よしよし、後で何か買ってあげるからね。ああ、怖い怖い」などと口を挟む傾向にあるとした。」
http://news.searchina.net/id/1635627?page=1
 <既に紹介されている挿話群だが、改めて。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は「わずか1週間の間に、2人の中国人女性が異なる場所で2人の日本の急病人を救助した」として、それぞれのエピソードを紹介。まず、4月20日に東京・浅草で旅行に来ていた河南省の女性看護師・任双双さんが、てんかんの発作で意識を失って倒れた日本人の女子中学生に応急処置を施したことを伝えた。女子中学生は泡を吹いて倒れたが、任さんの処置により意識を回復したという。
 続いて、4月23日に遼寧省出身で日本に医学留学中である24歳の女性が、乗っていた青島発北京行きの中国東方航空535便上で倒れた73歳の日本人の救助を行ったことを紹介。女性は血圧と脈拍、体温を測ったうえで低血糖の疑いがあると判断、砂糖水などを与えて状況を好転させたという。
 記事は、応急処置を施した中国人女性2人に対して、日本のネットユーザーから「こういう素敵な話こそどんどん広まって欲しい」、「旅行先で冷静な対応ができるのはすごい」、「素直にありがとうと言いたい」といった賞賛コメントが相次いだことを伝えた。そして「どこでも唾を吐いて中国人全体のイメージを貶める人がいる一方で、一個人の善行も中国人全体のイメージを大きく高めるのだ」と評している。
 「・・・今日頭条・・・記事は「わずか1週間の間に、2人の中国人女性が異なる場所で2人の日本の急病人を救助した」として、それぞれのエピソードを紹介。まず、4月20日に東京・浅草で旅行に来ていた河南省の女性看護師・任双双さんが、てんかんの発作で意識を失って倒れた日本人の女子中学生に応急処置を施したことを伝えた。女子中学生は泡を吹いて倒れたが、任さんの処置により意識を回復したという。
 続いて、4月23日に遼寧省出身で日本に医学留学中である24歳の女性が、乗っていた青島発北京行きの中国東方航空535便上で倒れた73歳の日本人の救助を行ったことを紹介。女性は血圧と脈拍、体温を測ったうえで低血糖の疑いがあると判断、砂糖水などを与えて状況を好転させたという。
 記事は、応急処置を施した中国人女性2人に対して、日本のネットユーザーから「こういう素敵な話こそどんどん広まって欲しい」、「旅行先で冷静な対応ができるのはすごい」、「素直にありがとうと言いたい」といった賞賛コメントが相次いだことを伝えた。そして「どこでも唾を吐いて中国人全体のイメージを貶める人がいる一方で、一個人の善行も中国人全体のイメージを大きく高めるのだ」と評している。」
http://news.searchina.net/id/1635621?page=1
 <日本礼賛に必死だが、取材ミスも散見。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の市場から豆や豆製品に対する日本人の愛好ぶりについて紹介する記事を掲載した。
 記事は、日本を代表する観光地である古都・京都の台所と言える商店街、錦市場を紹介。錦市場では魚や京野菜などの生鮮食品や乾物、漬物などの加工食品を取り扱った店舗が数多く立ち並んでいるとした。
 中でも豆や豆製品の充実ぶりには目を見張るものがあったようで「黒豆一つとっても産地の違う商品がずらりと並んでいる」と説明したほか、豆腐は硬さなどが異なる様々な種類の製品が、納豆も大粒から小粒までそれぞれ揃っており「目が回るほどである」と形容している。さらに湯葉などの豆製品も数多く存在し、試食することも可能であると伝えている。
 記事はさらに「豊富な豆製品」としてがんもどきも紹介。一緒に「しそ天」、「ジャガバター天」などのさつま揚げも豆製品として取りあげているのだが、残念ながらこれらの原料は魚のすり身であり、豆製品ではない。このほか、見た目はシンプルながらも具材や味付け、作り方などとても奥深いとして、だし巻き卵も紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1635650?page=1
 <客観報道的だが、やはり、取材ミスが散見。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本社会にある、12の見えないルール」とする記事を掲載した。
 最初の6つは「日本の職場では、8時始業であれば15分くらい前に出社して準備を行い、8時に仕事が始められるようにする」、「日本の女性は夫の浮気を容認するどころか奨励さえする」、「一家に娘が3人いると、嫁入りにかかる費用で破産する」、「日本の治安が良すぎるため、日本人は騙されやすい」、「性風俗産業が発達しているのに、街で手を繋いだりキスしたりするカップルが少ない」、「夫がお金をすべて妻に預ける」というものだ。
 ・・・2つ目の「妻が夫の浮気を容認し、奨励する」という点は、・・・あるネットユーザーも「日本人の知り合いがいるが、絶対そんなことはありえない」と否定している・・・。
 後半の6つは「日本ではどこの学校を卒業したかが重視される」、「割り勘主義である」、「家の外に不要な家具をメッセージ付きで置いておくと、必要な人が持って行く」、「企業が融資をしてくれる銀行探しに奔走するのでなく、銀行が企業に融資を売り込む」、「日本では財布を無くす心配がない」、「日本では半数の男性が洋式便所に座って小便をする」である。
 銀行については、中小企業をはじめとする日本企業が中国の会社のようにやみくもな事業拡大をしないことが背景にあると説明している。男性の座り小便については「男性の退化」と紹介している<(?!)>」
http://news.searchina.net/id/1635622?page=1
 <まともなガス抜き記事だ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国にいる日本人が「ここは科学技術大国だ」と感嘆しているとする記事を掲載した。記事は、中国にいる日本人の話として、現地の生活が便利になっていることを紹介。現在中国では多くのレストランやスーパーのみならず、露天商まで支付宝や微信といったキャッシュレス決済ができるようになっており、とても便利であるとした。また、多くの都市でサイクルシェアリングが行われており、手続きも簡単でやはりとても便利であると伝えている。
 また、日本でMD(ミニディスク)が主流だったころ、すでに中国ではみんながMP3で音楽を聴き、さらにMP4の動画も見ていたと説明。「日本にもあったが、中国ほど一般的ではなかった」としている。
 そのうえで「中国人は新しい製品に対する好奇心やフレキシビリティがある。新しい物事に対してみんな試そう、使って見ようとする。一方で、多くの日本人はこの点において慎重で冷やかだ。特に年配者は思考が凝り固まっており、新しい事物を容易に受け入れない。新たな製品を見て瑕疵があればすぐにケチをつける。これは多くの日本企業で起こりうることだ」と論じ、「日本人の慎重で細やかな部分は長所ではある。ただ、中国人のフレキシビリティに大いに学ぶべきとも思う」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1635626?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国の製造業は一部の分野で日本を全面的に超越し始めていると伝え、「日本はこうした現状に不愉快になっている」と論じる記事を掲載した。
 記事は、まず中国の「軍備」について、日本と米国は「中国の軍備は粗雑で立ち遅れている」と見下していたと説明する一方、製造業の発展に伴い、中国人民解放軍の装備は急激に近代化しており、わずか数十年で日米は中国の軍事が脅威になったことを懸念していると指摘した。
 また、中国国産旅客機C919が初飛行に成功したことや、2017年および19年に中国が夜間でも極めて高精度の観測が可能なレーダー衛星「珞珈1号」の打ち上げを行う計画であることを指摘。宇宙開発の分野でも日本を大きく超えているという見方を示した。
 また、家電業界においても10数年前は日本企業が中国市場を独占していたが、現在はテレビ、パソコン、スマートフォンなどの分野で中国企業が日本企業に打ち勝つようになっており、日本市場でも中国メーカーの製品を見かける機会が急激に増えていると指摘。「日本はこうした現状に不愉快になっているようだが、その現状に慣れるまではもうしばらく時間がかかりそうだ」と主張した。」
http://news.searchina.net/id/1635671?page=1
 <たわいない話だが、面白い。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「どうして今の中国人はヒゲを生やしている人が少ないのだろうか」とする記事を掲載した。
 記事は、かつては中国人男性の大部分はヒゲを蓄えており、ヒゲが成人男性のシンボルとなっていたと説明。その代表例として長いヒゲを生やしていたことから「美髯公」と呼ばれた蜀の名将・関羽の名前を挙げた。一方で、現代の中国人男性は一部の芸術家やファッションリーダー、無精者を除いてヒゲを生やしている人が非常に少ないとし、その理由について4つの点から説明した。
 まず1つ目の理由は、20世紀の西洋において中国人に対する恐怖と偏見のイメージが「満大人」(マンダリンの語源、満州人の役人)そのものであり、ヒゲがそのイメージを想起させるからというものだ。2つ目の理由は、ヒゲの手入れが面倒という点。現在ではカミソリの切れ味も良くなり、電動シェーバーもあることから、ひげを生やして手入れをするよりもきれいさっぱり剃る方がはるかに簡単で便利になったとのことである。
 3つ目は「古代の考え方が今の世の中には合わない」と考えていること、そして4つ目はヒゲを蓄えることが今の中国人にとって多くのネガティブな意味を持つようになったことを挙げた。記事は「日本兵のイメージがヒゲ面であり、さらに各種抗日ドラマの影響により、ヒゲを生やしてしまったら日本人そっくりに見えてしまう」と説明している。」
http://news.searchina.net/id/1635667?page=1
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太田述正コラム#9095(2017.5.15)
<米国のファシズム(その3)>

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