太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/
太田述正コラム#8988(2017.3.23)
<皆さんとディスカッション(続x3290)>
<太田>(ツイッターより)
「台湾人の好きな国、1位シンガポール、2位日本との結果に中国ネットも驚き=「日本が1位なはずだろ…それに一番嫌いなのが中国ではないとは意外だ」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/12830707/
習ちゃんの中共人民教育が行き届き過ぎて、日本を理想資すると共に自国については自信喪失?
「…国連が発表した世界各国の「幸福度」のランキングで日本は51位だった。上位の国々の顔ぶれを見れば、誤解と偏見の産物だと分かる。…」
http://www.sankei.com/column/news/170323/clm1703230003-n1.html
「英科学誌ネイチャーは…日本の著者による論文数が過去5年間で8%減少し、日本の科学研究は失速していると発表した。
日本政府が研究開発への支出を手控えた状況が反映されたという。…」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032201001962.html
前者は産経の言う通り・・平均寿命だけで日本が世界一に決まってる・・だが、後者は深刻だ。
「ゆとり教育」的過ちを、またもや文科省がやらかしてくれたってこと。
<OsMFgvQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
Is America’s Military Big Enough?・・・
https://www.nytimes.com/interactive/2017/03/22/us/is-americas-military-big-enough.html
まさに大軍国主義国家。なお図体を維持するだけで精一杯の模様。
もっとキツいのはロシアだけど。見栄っ張りの度が過ぎて突然死しそう。
<太田>
午前中、籠池氏の参院証人尋問をタブレットで全部ながら視聴をしたがオモロかったなあ。
おお、TVのタブレット視聴ができるようになってたんだね、と言われそう(コラム#8924)だが、長い話を簡単にまとめれば、セットトップボックスの電源を入れてなきゃ視聴できるワケなかった、というだけのこと。
但し、そう気が付いて電源を入れようとしても入らないんで、最終的にリモコンをチェックしたら、電池の液漏れで機能停止してたことが分かり、電池を換えて問題解決。
(前回のオフ会の時に、出席者がTVのリモコンで視聴できるようにした状態を維持してたんだけど、そのため、セットトップボックス用のリモコンがイカレたもの。
リチウム電池も結構だが、普通の乾電池の液漏れが起きないように製品改善してくれってんだ。)
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
籠池新喜劇は仕込みが十分。
大阪人はホンマにオモロイ。↓
「・・・森友学園の籠池泰典理事長(64)が、「週刊文春」の取材に応じ、安倍晋三首相の妻・昭恵氏に講演料10万円を支払っていたと証言した。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12831711/
2年前くらいから、米国でオリンパスの十二指腸内視鏡問題が取りざたされているようだが、日本の主要メディアはあんまし取り上げてないね。
第二のタカタにならなきゃいいが・・。↓
Olympus' redesigned scope linked to infection outbreak・・・
http://www.latimes.com/business/la-fi-olympus-scope-outbreak-20170322-story.html
こんなニュースまで報じていただきまして・・。↓
Japan's National Film Center, part of the National Museum of Modern Art in Tokyo, has put dozens of old anime online, to mark 100 years of Japanese animation.・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-39301120
日本型の犯行だね。
それにしても、ロンドンも遠くなりにけり。↓
「ロンドン中心部の英議会議事堂付近で22日午後2時50分(日本時間同11時50分)頃、男が乗用車で歩行者を次々にはねた後、議事堂の敷地内に侵入して警察官(48)を刺殺するテロ事件が起きた。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170323-OYT1T50001.html?from=ytop_ylist
ロシア軍のシリア介入には、民間軍事会社の社員達も多数加わっており、彼らの死傷はロシア内じゃ報じられてないんだと。↓
Russian losses in Syria greater than Kremlin admits・・・
http://www.atimes.com/article/russian-losses-syria-greater-kremlin-admits/
ホント、そうだな。↓
「・・・最近は日本旅行をする中国人の間でも「日本でのお花見」は定番の話題となっている。
しかも、そのお花見の内容は年々マニアック化、成熟化してきているように感じるのだ。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170316-OYT8T50056.html?from=ytop_ymag&seq=01
空間性知能、論理的推論能力についてはそうだが、言語性知能についてはそうではない、という点は、初耳に近いのでチョイ驚いたな。↓
「・・・知能指数は80%遺伝・・・」
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120118/296619/?s_cid=nbpbpn_mled_dml
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<定番の、近過去・現在・近未来の日本経済の礼賛。↓>
「・・・伝送門は・・・「失われた20年」という言葉は今世紀最大の嘘であり、日本経済の実力を成長率だけで計ろうとするのは間違っているとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1631918?page=1
<新手の日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条は・・・中韓関係の冷え込みに対して「日本のインバウンド業界が漁夫の利を得ることになりそうだ」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1631920?page=1
<いい話過ぎて・・。↓>
「・・・今日頭条は・・・受け入れ先の社長の計らいに強い感動を覚えた中国人女性研修生の話を紹介する記事を掲載した。
記事によれば、日本の企業で働くこの中国人女性研修生はある日、父親がガンであることを知らされたという。「治療しなくていい」と主張する父親に対し、女性は「どんなにつらくても頑張って治療費を稼ぐ」と決心し、究極の節約生活を始めた。この話を聞いた企業の社長は「中国社会にはこんな親孝行な娘さんがいるのか」と感激し、家族とともに社内での募金活動を始めたとのことだ。
研修生仲間がご飯を分けてくれて、日本人の女性社員たちも野菜や果物をくれるようになった。しかも、募金額が少ないと思った社長が、他企業の社長仲間にも働きかけて募金活動を進めたという。申し訳なさを感じた女性に対し社長は「君は私の社員。社員が困っているのに助けないなんてできるわけがない」と語った。この言葉を聞いて、より努力して働き、社長に報いようと決意したという。
父親は助からなかったが、女性の仕送りによって1年あまり長く生きることができた。女性は帰国後、当時助けてくれた人1人1人に対し感謝の気持ちを込めて贈り物をしたという。その後研修先の企業が中国進出することになり、社長がこの女性を中国支社の責任者に選んだとのことである。
記事を読んだ中国のネットユーザーからは「素晴らしい娘だ」、「日本にもいい人はいるし、中国にもダメなヤツはいる。愛の心の有無は、国籍に関係ない」、「まるで1990年代の話のようだ」といったコメントが。 また「この話から、日本の一部企業が終身雇用制をとる理由を感じた」との感想もあった。」
http://news.searchina.net/id/1631939?page=1
<究極の日本車買えキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、「なぜ日系車は品質がこれほど高いのだろうか」と疑問を投げかける記事を掲載、ネットユーザーたちが議論を交わしている。
記事に寄せられているネットユーザーの意見を見てみると、「修理しにくいドイツ車、壊れない日系車」という言葉が繰り返し登場しており、日系車の品質の高さは広く知られていることが良く分かる。さらに、日系車の品質が高いのにはれっきとした理由があるという意見も多く、たとえば「日本の自動車メーカーは部品メーカーをころころと変えるようなことはしないため品質が安定する」という指摘や「材料や技術は新しいものよりも成熟したものを使用する傾向にあるため」という意見があった。
さらに「日系車を購入した消費者なら、誰もがその質の高さを知っている」とし、日系車は本当にトラブルが少なく、煩わしい思いをすることが少ないと評価したうえで、「日系車の品質が高いのは、1つ1つの部品に至るまで徹底的にこだわる日本人の気質が理由なのではないか」という声も多かった。
同記事に寄せられているコメントの大半は、日系車の品質は中国車はもちろん、他の国の車よりも明らかに高いと認める意見であり、なかには「日本はあれだけの小国なのに、これほど優れた工業力を確立したのは本当に敬服する」という意見も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1631924?page=1
<定番の、日中高速鉄道競い合い物語。↓>
「中国高鉄網は・・・中国はこれまでの失敗から学ぶと同時に、日本側の実力を徹底的に理解し、新幹線との全面的な競争に備える必要があると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1631917?page=1
<ゴミ箱を取り上げ、日本の官民の改善努力を礼賛。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本の街頭にはどうしてゴミ箱がないのか 本当の理由に敬服させられる」とする記事を掲載した。
記事は、街頭にあるゴミ箱は清潔な環境を保つために存在すると説明する一方で「日本に行ったことがある人なら、街のゴミ箱がほとんど見かけないほどに少ないことに気付くはずだ」とし、多くの外国人客にとっては理解に苦しみ、なかなか慣れない現象であると紹介した。
そのうえで、日本の街にゴミ箱が設置されていない理由をいくつか列挙している。挙がったのは「テロ攻撃を防ぐため」、「カラスによる被害を防ぐため」、「ゴミの回収、処理にかかる公共支出の節約」、「みだりに物を捨てず大切に扱うという意識の奨励」といった内容だ。
記事は特に環境保護に対する市民の自覚を促す意味合いについて言及しており、「外で出たゴミは家に持ち帰る」、「ゴミ箱があったらみんな好き勝手にゴミを入れるので美観が損なわれる」といった日本の市民の声からは、環境保護や節約の意識が深くまで浸透していることを感じさせると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1631876?page=1
<建築物の耐震性を取り上げ、上と同様。↓>
「・・・新浪は・・・日本の建築物はなぜ地震の振動に耐えることができるのかと疑問を投げかけ、日本建築物の優れた耐震性について論じる記事を掲載した。
記事はまず日本の建築物が耐震性に優れている主要な理由は「建築基準法」が優れているためだと指摘し、「日本建築物の耐震性能の発展の歴史は建築基準法の改善、発展の歴史と言い換えることができる」と説明した。
つまり日本では大きな地震が発生した後に、国土交通省が建築物の耐震性に関する調査を行い、またその調査結果を基にして建築基準法を絶えず改善していると指摘し、またこの法律を厳格に守ることが日本の建築物に優れた耐震性をもたらしているという見方を示した。
例えば日本では1923年に関東大震災が発生したが、翌年の1924年から日本は建物の構造計算をする際に耐震性に関する係数を導入するようになったと紹介。この係数は正確には「水平震度」として知られており、当時の日本政府は水平震度を0.1と定めた。当時の法律は「市街地建築物法」と呼ばれ、その後1950年に現在の建築基準法が制定されたが、記事はこの法律が1996年、2000年、2005年、2006年に改正され、その度に耐震基準が引き上げられたと紹介し、日本の建築物の優れた耐震性の秘密をこの法律の発展と結びつけた。」
http://news.searchina.net/id/1631949?page=1
<総体的に、上と同様。↓>
「・・・今日頭条は・・・「1962年の日本人の日常生活に、今の中国で当たり前に見られる光景がある」と題した写真記事を掲載した。記事は、今から55年前の1962(昭和37)年に撮影された日本として10枚の写真を掲載し、その中に今の中国に共通する光景を指摘している。
紹介された写真には、路上の市民パレード、駅前を急ぐ人びと、着物や割烹着姿の主婦が目立つ商店街、学帽を被った学生たちが駅前で整列している集団就職、繁華街の映画宣伝看板、未舗装の路地を行くオープンカー、道路いっぱいに入り乱れ身動きが取れなくなっている自動車といった光景が映っている。中には年代的に疑問がある写真も混ざっているが、いずれにせよ古き良き昭和のムードが漂ってくる写真が多い。
この写真の中で記事が特に注目したのが、集団就職の光景だ。記事は「深センで働いたことのある人なら、見慣れているはずだ。これは集団就職者たちであり、同市龍華区の人材市場前で見られるのと基本的に同じ光景である」と説明した。このほか、自動車がやや無秩序に入り乱れる様子にも、親近感を覚えたようである。」
http://news.searchina.net/id/1631933?page=1
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
太田述正コラム#8989(2017.3.23)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その8)>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x3290)>
<太田>(ツイッターより)
「台湾人の好きな国、1位シンガポール、2位日本との結果に中国ネットも驚き=「日本が1位なはずだろ…それに一番嫌いなのが中国ではないとは意外だ」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/12830707/
習ちゃんの中共人民教育が行き届き過ぎて、日本を理想資すると共に自国については自信喪失?
「…国連が発表した世界各国の「幸福度」のランキングで日本は51位だった。上位の国々の顔ぶれを見れば、誤解と偏見の産物だと分かる。…」
http://www.sankei.com/column/news/170323/clm1703230003-n1.html
「英科学誌ネイチャーは…日本の著者による論文数が過去5年間で8%減少し、日本の科学研究は失速していると発表した。
日本政府が研究開発への支出を手控えた状況が反映されたという。…」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032201001962.html
前者は産経の言う通り・・平均寿命だけで日本が世界一に決まってる・・だが、後者は深刻だ。
「ゆとり教育」的過ちを、またもや文科省がやらかしてくれたってこと。
<OsMFgvQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
Is America’s Military Big Enough?・・・
https://www.nytimes.com/interactive/2017/03/22/us/is-americas-military-big-enough.html
まさに大軍国主義国家。なお図体を維持するだけで精一杯の模様。
もっとキツいのはロシアだけど。見栄っ張りの度が過ぎて突然死しそう。
<太田>
午前中、籠池氏の参院証人尋問をタブレットで全部ながら視聴をしたがオモロかったなあ。
おお、TVのタブレット視聴ができるようになってたんだね、と言われそう(コラム#8924)だが、長い話を簡単にまとめれば、セットトップボックスの電源を入れてなきゃ視聴できるワケなかった、というだけのこと。
但し、そう気が付いて電源を入れようとしても入らないんで、最終的にリモコンをチェックしたら、電池の液漏れで機能停止してたことが分かり、電池を換えて問題解決。
(前回のオフ会の時に、出席者がTVのリモコンで視聴できるようにした状態を維持してたんだけど、そのため、セットトップボックス用のリモコンがイカレたもの。
リチウム電池も結構だが、普通の乾電池の液漏れが起きないように製品改善してくれってんだ。)
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
籠池新喜劇は仕込みが十分。
大阪人はホンマにオモロイ。↓
「・・・森友学園の籠池泰典理事長(64)が、「週刊文春」の取材に応じ、安倍晋三首相の妻・昭恵氏に講演料10万円を支払っていたと証言した。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12831711/
2年前くらいから、米国でオリンパスの十二指腸内視鏡問題が取りざたされているようだが、日本の主要メディアはあんまし取り上げてないね。
第二のタカタにならなきゃいいが・・。↓
Olympus' redesigned scope linked to infection outbreak・・・
http://www.latimes.com/business/la-fi-olympus-scope-outbreak-20170322-story.html
こんなニュースまで報じていただきまして・・。↓
Japan's National Film Center, part of the National Museum of Modern Art in Tokyo, has put dozens of old anime online, to mark 100 years of Japanese animation.・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-39301120
日本型の犯行だね。
それにしても、ロンドンも遠くなりにけり。↓
「ロンドン中心部の英議会議事堂付近で22日午後2時50分(日本時間同11時50分)頃、男が乗用車で歩行者を次々にはねた後、議事堂の敷地内に侵入して警察官(48)を刺殺するテロ事件が起きた。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170323-OYT1T50001.html?from=ytop_ylist
ロシア軍のシリア介入には、民間軍事会社の社員達も多数加わっており、彼らの死傷はロシア内じゃ報じられてないんだと。↓
Russian losses in Syria greater than Kremlin admits・・・
http://www.atimes.com/article/russian-losses-syria-greater-kremlin-admits/
ホント、そうだな。↓
「・・・最近は日本旅行をする中国人の間でも「日本でのお花見」は定番の話題となっている。
しかも、そのお花見の内容は年々マニアック化、成熟化してきているように感じるのだ。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170316-OYT8T50056.html?from=ytop_ymag&seq=01
空間性知能、論理的推論能力についてはそうだが、言語性知能についてはそうではない、という点は、初耳に近いのでチョイ驚いたな。↓
「・・・知能指数は80%遺伝・・・」
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120118/296619/?s_cid=nbpbpn_mled_dml
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<定番の、近過去・現在・近未来の日本経済の礼賛。↓>
「・・・伝送門は・・・「失われた20年」という言葉は今世紀最大の嘘であり、日本経済の実力を成長率だけで計ろうとするのは間違っているとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1631918?page=1
<新手の日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条は・・・中韓関係の冷え込みに対して「日本のインバウンド業界が漁夫の利を得ることになりそうだ」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1631920?page=1
<いい話過ぎて・・。↓>
「・・・今日頭条は・・・受け入れ先の社長の計らいに強い感動を覚えた中国人女性研修生の話を紹介する記事を掲載した。
記事によれば、日本の企業で働くこの中国人女性研修生はある日、父親がガンであることを知らされたという。「治療しなくていい」と主張する父親に対し、女性は「どんなにつらくても頑張って治療費を稼ぐ」と決心し、究極の節約生活を始めた。この話を聞いた企業の社長は「中国社会にはこんな親孝行な娘さんがいるのか」と感激し、家族とともに社内での募金活動を始めたとのことだ。
研修生仲間がご飯を分けてくれて、日本人の女性社員たちも野菜や果物をくれるようになった。しかも、募金額が少ないと思った社長が、他企業の社長仲間にも働きかけて募金活動を進めたという。申し訳なさを感じた女性に対し社長は「君は私の社員。社員が困っているのに助けないなんてできるわけがない」と語った。この言葉を聞いて、より努力して働き、社長に報いようと決意したという。
父親は助からなかったが、女性の仕送りによって1年あまり長く生きることができた。女性は帰国後、当時助けてくれた人1人1人に対し感謝の気持ちを込めて贈り物をしたという。その後研修先の企業が中国進出することになり、社長がこの女性を中国支社の責任者に選んだとのことである。
記事を読んだ中国のネットユーザーからは「素晴らしい娘だ」、「日本にもいい人はいるし、中国にもダメなヤツはいる。愛の心の有無は、国籍に関係ない」、「まるで1990年代の話のようだ」といったコメントが。 また「この話から、日本の一部企業が終身雇用制をとる理由を感じた」との感想もあった。」
http://news.searchina.net/id/1631939?page=1
<究極の日本車買えキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、「なぜ日系車は品質がこれほど高いのだろうか」と疑問を投げかける記事を掲載、ネットユーザーたちが議論を交わしている。
記事に寄せられているネットユーザーの意見を見てみると、「修理しにくいドイツ車、壊れない日系車」という言葉が繰り返し登場しており、日系車の品質の高さは広く知られていることが良く分かる。さらに、日系車の品質が高いのにはれっきとした理由があるという意見も多く、たとえば「日本の自動車メーカーは部品メーカーをころころと変えるようなことはしないため品質が安定する」という指摘や「材料や技術は新しいものよりも成熟したものを使用する傾向にあるため」という意見があった。
さらに「日系車を購入した消費者なら、誰もがその質の高さを知っている」とし、日系車は本当にトラブルが少なく、煩わしい思いをすることが少ないと評価したうえで、「日系車の品質が高いのは、1つ1つの部品に至るまで徹底的にこだわる日本人の気質が理由なのではないか」という声も多かった。
同記事に寄せられているコメントの大半は、日系車の品質は中国車はもちろん、他の国の車よりも明らかに高いと認める意見であり、なかには「日本はあれだけの小国なのに、これほど優れた工業力を確立したのは本当に敬服する」という意見も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1631924?page=1
<定番の、日中高速鉄道競い合い物語。↓>
「中国高鉄網は・・・中国はこれまでの失敗から学ぶと同時に、日本側の実力を徹底的に理解し、新幹線との全面的な競争に備える必要があると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1631917?page=1
<ゴミ箱を取り上げ、日本の官民の改善努力を礼賛。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本の街頭にはどうしてゴミ箱がないのか 本当の理由に敬服させられる」とする記事を掲載した。
記事は、街頭にあるゴミ箱は清潔な環境を保つために存在すると説明する一方で「日本に行ったことがある人なら、街のゴミ箱がほとんど見かけないほどに少ないことに気付くはずだ」とし、多くの外国人客にとっては理解に苦しみ、なかなか慣れない現象であると紹介した。
そのうえで、日本の街にゴミ箱が設置されていない理由をいくつか列挙している。挙がったのは「テロ攻撃を防ぐため」、「カラスによる被害を防ぐため」、「ゴミの回収、処理にかかる公共支出の節約」、「みだりに物を捨てず大切に扱うという意識の奨励」といった内容だ。
記事は特に環境保護に対する市民の自覚を促す意味合いについて言及しており、「外で出たゴミは家に持ち帰る」、「ゴミ箱があったらみんな好き勝手にゴミを入れるので美観が損なわれる」といった日本の市民の声からは、環境保護や節約の意識が深くまで浸透していることを感じさせると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1631876?page=1
<建築物の耐震性を取り上げ、上と同様。↓>
「・・・新浪は・・・日本の建築物はなぜ地震の振動に耐えることができるのかと疑問を投げかけ、日本建築物の優れた耐震性について論じる記事を掲載した。
記事はまず日本の建築物が耐震性に優れている主要な理由は「建築基準法」が優れているためだと指摘し、「日本建築物の耐震性能の発展の歴史は建築基準法の改善、発展の歴史と言い換えることができる」と説明した。
つまり日本では大きな地震が発生した後に、国土交通省が建築物の耐震性に関する調査を行い、またその調査結果を基にして建築基準法を絶えず改善していると指摘し、またこの法律を厳格に守ることが日本の建築物に優れた耐震性をもたらしているという見方を示した。
例えば日本では1923年に関東大震災が発生したが、翌年の1924年から日本は建物の構造計算をする際に耐震性に関する係数を導入するようになったと紹介。この係数は正確には「水平震度」として知られており、当時の日本政府は水平震度を0.1と定めた。当時の法律は「市街地建築物法」と呼ばれ、その後1950年に現在の建築基準法が制定されたが、記事はこの法律が1996年、2000年、2005年、2006年に改正され、その度に耐震基準が引き上げられたと紹介し、日本の建築物の優れた耐震性の秘密をこの法律の発展と結びつけた。」
http://news.searchina.net/id/1631949?page=1
<総体的に、上と同様。↓>
「・・・今日頭条は・・・「1962年の日本人の日常生活に、今の中国で当たり前に見られる光景がある」と題した写真記事を掲載した。記事は、今から55年前の1962(昭和37)年に撮影された日本として10枚の写真を掲載し、その中に今の中国に共通する光景を指摘している。
紹介された写真には、路上の市民パレード、駅前を急ぐ人びと、着物や割烹着姿の主婦が目立つ商店街、学帽を被った学生たちが駅前で整列している集団就職、繁華街の映画宣伝看板、未舗装の路地を行くオープンカー、道路いっぱいに入り乱れ身動きが取れなくなっている自動車といった光景が映っている。中には年代的に疑問がある写真も混ざっているが、いずれにせよ古き良き昭和のムードが漂ってくる写真が多い。
この写真の中で記事が特に注目したのが、集団就職の光景だ。記事は「深センで働いたことのある人なら、見慣れているはずだ。これは集団就職者たちであり、同市龍華区の人材市場前で見られるのと基本的に同じ光景である」と説明した。このほか、自動車がやや無秩序に入り乱れる様子にも、親近感を覚えたようである。」
http://news.searchina.net/id/1631933?page=1
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
太田述正コラム#8989(2017.3.23)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その8)>
→非公開
太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/