太田述正ブログは移転しました 。
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太田述正コラム#8894(2017.2.4)
<皆さんとディスカッション(続x3243)>

<太田>(ツイッターより)

 「マティス米国防長官…日米安保5条の重要性を確認…」
http://www.sankei.com/politics/news/170203/plt1702030035-n1.html
 「…尖閣は日米安保の適用範囲…」
http://www.asahi.com/articles/ASK236DWJK23UTFK023.html?iref=comtop_8_01
 「…普天間の移設先は辺野古が唯一の選択肢…」
http://mainichi.jp/articles/20170204/k00/00m/010/050000c
 ただの一ロートル海兵隊員だったマティス。
 「…訪韓前の来日打診していた…国会配慮で変更…」
http://www.sankei.com/politics/news/170203/plt1702030005-n1.html
らしいもんな。
 人選ミスだよ、
 トランプのバカめが。
 習ちゃんも沖縄の翁長知事も、さぞかし同じ気持ちだろ。
 習ちゃん、お疲れのところ、もう一踏ん張り、頼むで。

 「稲田氏、夕食でおもてなし 首相駆け付け、異例の厚遇…」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017020301002207.html
 ここまでやるかね、米国の幇間安倍チャン。
 属国状態を盤石にしようと、(親米・親蒋介石・反中共の)岸は安保改定を行い、その可愛い孫の安倍は集団的自衛権の部分的解禁を行ったって訳だ。

<ucl7.YvY>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「マティス国防長官 安保条約 尖閣諸島に適用と明言・・・」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170203/k10010864011000.html
 海兵隊延命のためかな。余計なことを・・・

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 佐伯啓思京大名誉教授のイタイ、コラムだ。
 より、包括的、一般的な批判を、全球化を論じるワシントンポスト掲載のコラムを紹介する本日の有料読者向けコラムで行う予定。↓

 <「グローバル化<の下で>」と「先進」は不要。↓>
 「・・・グローバル化<下で>・・・自由貿易をやれば・・・、競争力を失いつつある先進国の産業や労働者に大きな打撃をあたえる。
 <「グローバリズム」は不要。↓>
 <こうして、>急激なグローバリズムや自由貿易が、アメリカ製造業の白人労働者層に打撃をあたえていたのだ。
 <「グローバリズム」は「自由貿易」で置き換えるべき。↓>
 しかも、冷戦以降のグローバリズムを推進したのもまた米国であった。皮肉なことである。・・・
 <上と同じ。↓>
 <すなわち、>グローバリズムのもとでは、自由貿易は決しておだやかな国際分業体制などには落ち着かない。それどころではない。
 <これは後進国の戦略。↓>
 何を自国の売り物にするかを各国の政府が戦略的に作り出すだろう。ここに激しい国家間競争が生じる。グローバリズムは、国境をこえた自由な貿易どころか、政府による経済への戦略的な介入をもたらしてしまうだろう。新重商主義とでもいうべきものだ。それが時には、保護主義にもなる。
 <後進国ならば、上出の産業政策の推進、及び、所得再分配政策の推進、を図るべきだが、それらをやらないのなら「保護主義しかないだろう。」、と書くべき。↓>
 しごく当然のことで、激しいグローバル競争によって衰退する産業がでてくれば、その労働者の不満をすくい取るには、保護主義しかないだろう。・・・
 労働者の適応能力よりもグローバルな競争の方が激しすぎる<から>である。・・・
 <米国が相対的に後進国になりつつある、というだけのこと。グローバリズムとは無関係。↓>
 保護主義も米国第一主義も、ある意味では、グローバリズムを前提にした上での、それへの対応なのである。急激なグローバリズムが、強い国家による内向きの政策を生み出した。
 <「節度ある保護主義」などという訳の分からない言葉を用いず、産業政策ないし筆者自身が持ち出した新重商主義、という言葉を用いるべき。↓>
 世界はすでにその段階に入りつつある。保護主義が危険なのではなく、敵対的で急激な保護政策が危険なのだ。いわば節度ある保護主義をうまく使うことを考えなければならない時代なのである。」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12778748.html?rm=150

 率直でよろしい。↓

 「鳩山由紀夫さん「東大の合格確率は5%以下だった」・・・」
  数学と英語はそれなりに自分の得意だと思っていました。逆に社会とか国語とかが苦手でした。・・・
 子供の頃にあまり本を読まなかったんです・・・」
http://mainichi.jp/articles/20170203/mog/00m/040/015000c

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。

 <人民網より。全文引用したいが長過ぎ。まるで学術論文だが、日本に対する敬意に満ちている。↓>
 「日本人のファッション文化と心理(一)・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0204/c94473-9173734.html
 <日中友好ムードを高めようと懸命。↓>
 「日本で話題になりつつある「旧正月」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0203/c94473-9173440.html
 <これもそう。↓>
 「日本で新型耐震構造を研究する重慶出身の男性・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0126/c94473-9171880.html
 <ここからはサーチナより。
 とにかく、日本から学べと習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「恨みを捨て去れば、日本は中国にとって学ぶに値する国である」と伝える記事を掲載した。
 記事は、日本を視察で訪れたという中国人の手記として、「視察前までは日本に対して何ら好感を抱いたことがなかった」としながらも、日本に到着して2日目にして「日本の文化、教育、民度、清潔さに屈服させられた」と論じた。
 どのような事例を通じて「屈服させられた」のかについては具体的に記していないものの、中国人は互いに騙し合い、互いに足を引っ張り合っているのに対し、日本人は「信用できる」との見方を示す一方、視察中に「時間を守るのはもちろん、口にしたことはしっかりと守るのが日本人だった」と紹介。
 さらに、観光で訪れた寺院でも「中国の寺院のように訪れた客に線香などを高額で売りつけるようなことはなかった」としたほか、屋内で靴を脱いだ際、日本人は靴をしっかりと揃えて脱いでいたことに気づいたと紹介。また、帰りには誰が揃えてくれたのか、全員の靴が揃えて置いてあったことに驚いたとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1628515?page=1
 <人間主義とは人を信頼すること、信頼できることだ、と諭す習ちゃん。↓>
 「・・・新浪はこのほど、日本では「偽造に限らず、何かを偽ると社会的信用を失ってしまう」と伝え、日本に偽造品や海賊品が少ないのは日本人が社会的信用を重視するからであり、社会的信用を重視するからこそ日本には快適な社会が構築されていると論じた。
 記事は、日本では産地や消費期限の偽装を行うと、偽装を行った企業は「倒産に追い込まれる」可能性が高いと伝え、実際に日本ではそのような事例は枚挙にいとまがないと指摘、偽造が発覚すると日本では社会的信用を失ってしまい、偽装は非常に大きな代償を払うことになると指摘した。
 続けて、日本では「社会的信用」が非常に重要な存在であると指摘。日本人は社会的信用を重視すると同時に、日本社会は相手を騙さないという前提があると伝えたほか、日本社会は性善説を前提とし、日本人も性善説に則って行動するからこそ、日本社会は非常に快適なのだと指摘した。
 一方で記事は、中国人が日本で長く暮らしすぎると、中国に一時帰国した時でも「飲食店で自分の席に荷物を置いたままトイレに立ってしまう」と紹介。日本では他人の席に置かれた荷物を盗む人はほとんどいないが、外国では危険な行為であることを伝え、外国人にとっては日本での生活に慣れると防犯意識が薄れるなど、心にスキが生じてしまうのがデメリットであると主張している。」
http://news.searchina.net/id/1628513?page=1
 <日本の食品サンプルを絶賛する習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人が売るこのニセモノは、客が続々と買いたがる」とする記事を掲載した。記事は、人びとはニセモノ商品に対して深い憎悪の気持ちを持つものだが、「これらのニセモノには反感を抱かないばかりか、非常に喜ばれる」として日本の食品サンプルを写真付きで紹介した。
 そして、日本の料理店や居酒屋ではリアルな食品サンプルを使うことが、お客さんから注目を集め、注文してもらうための重要な手段になっていると説明。「ニセモノ」だから安いなどということはなく、場合によっては本物の料理よりもはるかに高い値段のものまであるとした。本物そっくりに作らなければならないため、その制作も決して簡単なものではないと伝えた。
 また、材料や技術の改良が進んだことによって以前に比べてより本物に近い食品サンプルが作れるようになっていることを紹介。さらに、世界各地にある食品サンプルのなかでも日本のものは再現度が最高であり、そこには「日本人は写真では食べ物に宿る魂を表現することができないと考えている」という背景があると説明している。」
http://news.searchina.net/id/1628484?page=1
 <日本の職人の匠の精神を誉めそやす習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の料理人もまた「職人」と呼ぶに相応しい存在であると伝え、「日本人は一生をかけて1つの料理を極めようとする」と紹介、だからこそ日本には数多くの美食があり、ミシュランガイド掲載店も多いのだと主張している。
 記事は、日本には寿司なら寿司だけ、天ぷらなら天ぷらだけを一生をかけて極めようとする料理人がいると伝え、こうした料理人こそ匠の精神をもっとも良く体現した存在であるとの見方を示した。
 さらに、ミシュランガイドに掲載されるような店の料理人は細部にまで徹底的にこだわり、料理に対して誠実に向き合っていると指摘。食材選びにも当然手を抜かないとしたうえで、大気汚染や水質汚染が深刻化している中国でとれた食材とはまったく違う天然の良質な食材を使用していると伝え、だからこそ味や歯ごたえ、色、香りなどで大きな違いが生じるのだと論じた。
 また記事は、日本の料理人は利益を最大化するために食材の質を落としたり、手を抜いたりしないと指摘。手間ひまを惜しまず、1つの料理を一生をかけて極めようとする日本の料理人こそ職人であり、匠の精神を持つ人びとであると指摘し、盲目的な商業化に突き進む傾向のある中国の飲食業界とは大きな対比をなしていると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1628518?page=1
 <工事現場の作業員の、いわば匠の精神を誉めそやす習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・東京の工事現場を視察した中国人による手記を掲載し、「震撼すると同時に、大きな啓発を得た」と伝えている。
 記事は、500人以上の作業員が働く都内の工事現場を視察した中国人の手記として、「日本人があらゆることに対して真剣に取り組んでいたこと、骨の髄まで真剣であったことが視察でもっとも忘れられない点」だと伝え、その「真剣さ」の具体例について紹介している。
 例えば、「日本の作業員たちは職責に応じて違う道具を手にしていたが、共通していたのは自分の名前と血液型が書かれたヘルメットをかぶり、事故が起きた時に迅速に対処できるよう配慮していた」と伝えたほか、「鉄パイプで組んだ足場の突起で怪我をしないよう、プラスチックのカバーがかぶせてあった」などと紹介し、一見どうでも良いことに思えることでも一切を手を抜かない様子に驚いたと紹介。
 これだけ細かいことも徹底して取り組むことができるという点について「真剣さ」と表現したうえで、日本人の仕事は「目につかないような細部にまで手を抜かない」と称賛。当然、目につく場所の仕事ぶりは余計に丁寧であり、こうした態度で仕事に取り組むからこそ、大きな仕事も成就するのだと主張、視察を通じて日本人が仕事に真剣に取り組んでいる姿に感銘を受け、今後の自分の仕事に対する啓発を得たと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1628519?page=1
 <レクサスを買えと、声を枯らす習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・トヨタの高級自動車ブランド・レクサスの世界販売台数が4年連続で過去最高を更新、特に中国市場において強い人気を誇っていることを伝えた。
 記事は、トヨタが2日に発表したデータで、2016年におけるレクサスの世界販売台数が前年比4%増の67万7615台となり、4年連続で過去最高を更新したと紹介。その原動力となったのが、NXシリーズやRXシリーズなどのSUVモデルで、特にSUV人気が高い中国大陸市場では新車販売台数が初めて10万台を突破し、11万239台となったことを伝えた。
 そのうえで、中国市場においてレクサスが一貫して輸入形式を採用しており、販売価格には関税が上乗せされると説明。すでに国産化を実現したドイツ系メーカーや日本のインフィニティ、アキュラに比べ、価格面でのハンデを背負っているとした。そんな中、中国のネット上では「レクサスが早ければ18年10月に国産化するのではないか」との情報が流れていると紹介し「情報が正しいかどうかは分からないが、国産レクサス実現は近づいているようである」と論じている。
 もし、レクサスの国産化が実現すれば価格面で消費者を大いに喜ばせることになるが、記事は「国産化によって現在の高水準な品質コントロールが保てるかどうかが大きな問題だ」と指摘。トヨタが誇る最高の製造技術を駆使したレクサスはこれまで「匠の精神」を強調し続けており、日本国内の生産工場では経験豊富な「匠」たちが逐次ハンマーや手を使って欠陥がないかをチェックするという昔ながらの手法を採用し、1台1台完ぺきな品質を確保しているのだと説明した。
 記事を見た中国のネットユーザーの反応を見ても、トヨタの「モノづくり」の粋を凝縮したレクサスに対する高評価、信頼ぶりが伺える。「レクサスの製造工程を見たら、他のクルマはみんな雑だと思った」、「確かにいいクルマ。品質も技術も一級品」といった声が寄せられるとともに、「くれぐれも国産化しないでほしい」との訴えが多く見られた。その背景には、合弁先の中国メーカーの「モノづくり」に対する不満があるようだ。」
http://news.searchina.net/id/1628520?page=1
 <日本が高齢者に優しく、また、高齢者を支える製品が充実していることを讃嘆する習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・高齢者の日常生活を支える日本の製造業を絶賛する記事を掲載した。日本が好きかどうかに関わらず、中国人は日本の同分野の製品には「敬服せざるを得ない」と論じている。
 記事は、日本はアジアで最初に高齢化社会に突入した国であると紹介、高齢者の人口に占める比率は非常に高く、それゆえに日本は高齢者の生活を支える製品やサービスの分野で「豊富な経験」を持つと指摘し、日本の経験は中国にとっても重要な意義を持つものだと論じた。
 続けて、日本には高齢者の介護や生活を支援するための「ハイテク製品」があると伝え、まずサイバーダイン社の「ロボットスーツHAL」を紹介。HALは肘・膝・腰関節の動きをサポートする製品であり、脳から筋肉に送られる生体電位信号を読み取り、脳が考えた通りの動きをサポートできる。介護をする側の負担が軽減されるとして期待を集めていることを伝えた。
 さらに記事はトヨタの「KIROBO mini」を紹介、人がKIROBOに対して笑顔を見せるとKIROBOも両手を挙げて挨拶すると説明し、孤独な高齢者が必要としている「感情の交流」をロボットが提供するようになっていると伝えたうえで、中国の高齢者の多くはまさにこうしたロボットを必要としていると指摘した。
 記事は日本の技術を称賛する一方で、日本社会に見られる高齢者への配慮を称えている。」
http://news.searchina.net/id/1628517?page=1
 <客観記事的だが、日本の鉄道を称賛する習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の鉄道を利用しての感想を紹介する記事を掲載した。
 記事はまず、日本の鉄道が中国と大きく異なる点として「待合室がない」ことを挙げた。それは東京や新宿、上野など毎日大勢の乗客が利用するターミナル駅でも同じであり、「中国の地下鉄同様、客はホームで列車を待つのである」と説明。その一方で、中国の地下鉄とも大きく異なる点があり、「手荷物検査が全く行われない」とした。「上野駅で、発車時刻まであと3分しかなかった電車に、きっぷを買って改札を通って乗ることができた」という経験談を紹介し、そのスピーディーさ、便利さを伝えている。
 また、日本の列車には中国同様に緩急の種別が多数存在するとした。各駅停車については「中国の地下鉄やライトレールのようだ」としながらも、列車が地面の上を走る点、区域が単一都市に限定されない点を違いとして示した。また、日本では駅が都市の中心部に位置しており、高い不動産価値を持っているほか、駅自体が巨大な商業施設であり、多くの客がショッピングやグルメを楽しんでいると説明。この点も中国とは大きく異なるとした。
 さらに、島国である日本には海岸線に沿って走る鉄道も少なからず存在し、「中国人にとっては得難い経験ができる」としたほか、地価の高い大都市では人びとが郊外に住居を持ち、電車で通勤するケースが一般的になっていると説明。「このような現象は、今後中国国内でも出てくるだろう」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1628514?page=1
 <餃子を取り上げて、日中友好を呼び掛ける習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「ギョウザが日本の国民グルメになった理由」とする記事を掲載した。そのなかで、日本においてギョウザが主食ではなく「おかず」として広く普及していった経緯について紹介している。
 記事は、中国発祥とされるギョウザが日本に伝わり、発展した歴史を紹介した。特に終戦間もない時期にラーメンとともに急速に普及したとし、その背景には「多くの引き揚げ者が中国大陸の味を懐かしがるなか、『満州の味』として宣伝したこと」があると説明。中国生活経験者が大都市でギョウザ店を開き、それが数年間で急速に全国へと広がっていったとした。
 そして、本場の中国北部では茹でギョウザで主食として食べられるのに対し、米食中心の日本では「油で焼いて香りが漂うギョウザがご飯のお供とされた」とし、茹でギョウザではなく「鍋貼」(ゴーテイ)と呼ばれる焼きギョウザが普及していったと解説。それゆえ日本には「ギョウザ定食」なるものが存在し、ギョウザに白飯とみそ汁が配されるのであるとした。
 記事は日本で花開いたギョウザ文化について「中国から日本へ渡り、侵略戦争や満州国の記憶を帯びつつ、日本で根を生やし、国民的グルメや地方の名物料理となり、さらには世界の各地へと羽ばたいている」と紹介するとともに「ギョウザとともに旅をして見えてくるのは、文化や歴史の豊かさ、包容力なのである」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1628491?page=1
 <やや分析不足だが、面白い。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「聡明な一休さんは実在する人物だったが、晩年の行動は小さいころの美しい記憶を抹殺するものだった」とする記事を掲載した。
 記事は日本のアニメ「一休さん」がかつて中国でも放映されたことがあり、「1980年代生まれには美しい記憶として残っているのだ」と紹介。そのうえで、日本の歴史上には確かに「一休」という人物がいて、この人物がアニメのモデルになったとする一方、「奇妙な人物であり、そのイメージは決していいものではないという人がいる」と説明した。
 そして、「一休」さんのモデルは一休宗純という15世紀に京都で活動した人物であり、禅宗の高僧であるとともに書道や絵画、詩歌に秀でた文化人であったと紹介。若い時代には修業に励んだものの「晩年には風狂の人へと豹変し、酒を飲む、肉を食べる、博打をする、女に溺れる」という、「傍から見れば禅宗の僧侶としては失格」な行為に走ったとし、「80年代生まれが持つ、一休さんに対する美しい記憶は完全に抹殺されてしまうのである」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1628511?page=1

 世論調査記録の残っている中では、就任後2週間でのトランプ大統領の支持率は史上最低。しかも、共和、民主、支持者で極端な差。↓

 ・・・Two weeks into Trump's presidency, a majority of people (53%) disapprove of how he is handling the job, while just 44% approve, according to a CNN/ORC poll released Friday. Those numbers reflect the highest disapproval rating for a newly elected president since such figures were first tracked・・・
 The poll results were sharply divided along partisan lines, with 90% of Republicans voicing approval for Trump and just 10% of Democrats saying the same.・・・
http://time.com/4660227/donald-trump-low-approval-ratings/?xid=homepage

 宗教団体の政治活動解禁を唱えているトランプ。
 (キリスト教国家回帰だな。)↓

 Trump Vows to ‘Destroy’ Law Banning Political Endorsements by Churches・・・
https://www.nytimes.com/2017/02/02/us/politics/trump-johnson-amendment-political-activity-churches.html

 パイプライン敷設準備に着手させたトランプ。
 (インディアン迫害国家回帰だな。)↓

 Bureau of Indian Affairs sending agents to help clear Dakota Access protesters from site・・・
https://www.washingtonpost.com/news/energy-environment/wp/2017/02/03/trump-administration-sends-law-enforcement-to-help-clear-dakota-access-protesters-from-site/?hpid=hp_hp-more-top-stories_standingrock-925pm%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.bfdac0fc31b1

 昔から米国は、移民国家であると同時に移民排斥国家だったとさ。
 (トランプは、米国の、移民排斥、とりわけ有色人種、非キリスト教人種の移民排斥、国家回帰ってこと。)↓

 Is America a Nation of Immigrants or of Ugly Nativism? It Has Always Been Both.・・・
http://www.slate.com/articles/news_and_politics/history/2017/02/trump_s_muslim_ban_and_the_long_history_of_american_nativism.html

 EUは、トランプがEU解体を目論んでいると戦々恐々。
 (英国もそうだが、米国も、強力な競争相手を叩き潰してきた歴史を持つ。
 この点でも、伝統的政策へ回帰ってこと。)↓

  European leaders gathered Friday to discuss a stunning about-face in the orientation of the United States, Europe’s bedrock ally, amid fears that President Trump is seeking a breakup of the European Union.・・・
 Trump’s victory has energized a host of right-wing parties in Europe that are skeptical-- or openly hostile -- to the powers in Brussels. The U.S. leader called the NATO defense alliance “obsolete” and has predicted the breakup of the E.U.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/europes-leaders-gather-amid-fears-trump-is-campaigning-for-their-breakup/2017/02/03/64860716-e985-11e6-903d-9b11ed7d8d2a_story.html?utm_term=.53a9c9a02704
https://www.nytimes.com/2017/02/02/world/europe/trump-european-union.html?ref=world&_r=0

 その一方で、バングラデシュでもイスラム原理主義化が着実に進行中。↓

 Bangladesh’s Creeping Islamism・・・
https://www.nytimes.com/2017/02/03/opinion/bangladeshs-creeping-islamism.html?ref=opinion
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<K.K>(画像は省略(太田))(昨日)

≫メニューは[折りたたみ]から始まっていて、[同期するOneDrivenoフォルダを選択]はありませんでした。≪(コラム#8892。太田)

 富士通旧パソコンの方に関しましては、明日まで待ってください。

》基本的なことが分かってないのですが、OneDriveには既にアップされているところ、それに富士通新からアクセスするためには、一度電源を入れっぱなしにしておく必要がある、ということですか?《(同上)

 Windows10のOneDriveアプリの場合は、下記の「同期2」を行わないと富士通新パソコンから音源を再生できないです。

⇒でも、Epsonじゃ、「同期2」も何も、一切やっていないのに、OneDrive内に「ミュージック」フォルダが勝手にできており、再生こそ試みていないけれど、全ての音楽ファイルが見えていますよ。(太田)
⇒⇒本来は、富士通新パソコンでも、Epsonパソコン同様、「同期2」が自動で行われるはずなのですが、自動で行われないので強制的に「同期2」を行わせようとしている、といった次第です。(K.K)
⇒⇒⇒そもそも、「DELLパソコンにおいて、CD音源ファイルが、[D:\Users¥Nobumasa Ohta\Music]フォルダと、[D:\Users\NobumasaOhta\OneDrive\ミュージック]フォルダとに、二重に存在することになります。結果、CD音源ファイルのディスク使用量が2倍になってしまいます」(コラム#8890。K.K)の後の方のフォルダがどうして必要なのか、も分かってないです。(太田)
⇒⇒⇒⇒うーん、どう説明すればいいでしょういか。まず、パソコン間でファイル/フォルダを共有したい場合、1)OneDriveを利用する、2)ホームグループを利用する、3)NASを利用する、等の方法があるということはいいですよね。
 それで、今は「1)OneDriveを利用する」の設定を行っているということもいいですよね。
 OneDriveを通じて他のパソコンとファイル/フォルダを共有したい場合は、OneDriveフォルダ内にファイル/フォルダを置く必要があるということも、いいですよね。
 A:[D:\Users¥Nobumasa Ohta\Music]フォルダは、パスからわかるように、OneDriveフォルダ内ではありませんから、このままでは、OneDriveを通じて他のパソコンとファイル/フォルダを共有することは出来ないです。
 B:一方、[D:\Users\Nobumasa Ohta\OneDrive\ミュージック]フォルダは、パスからわかるように、OneDriveフォルダ内にありますから、他のパソコンとOneDriveを通じてファイル/フォルダの共有が出来るわけです。
 AだけではOneDriveを通じてファイル/フォルダの共有が出来ず、BのようにOneDrive内にファイル/フォルダを置く必要があるわけです。ホームグループを通じて、ファイル/フォルダの共有を行う場合は、Aだけで十分です。ただし、ホームグループを通じて他のパソコンに存在するファイル/フォルダを操作するためには、当該のファイル/フォルダが存在するパソコン(今の場合、DELLパソコン)の電源が入っている必要があります。一方で、OneDriveに共有したいファイル/フォルダをアップロードしておけば、DELLパソコンの電源が入っていなくても、ピアノ部屋から富士通新パソコンで音楽ファイルを再生可能です。
 NASを利用して、ファイル/フォルダの共有を行いたい場合は、NASにファイル/フォルダを置くだけで十分です。ただし、この場合も、当然NASの電源が入っていることが必要になります。(K.K)
⇒⇒⇒⇒⇒私の疑問は、「」(コラム#8890)を、Dellのハードディスクの占拠領域が2倍になる、と誤読したためです。「」(コラム#8890)内の「ディスク」をDellの「ハードディスク」の意味だと受け止めてしまった、という笑い話です。「」は不要だったのでは?(太田)
⇒⇒⇒⇒⇒⇒いやいやいや、太田さんの最初の理解で合っています。同じ音源ファイルが、[D:\Users¥Nobumasa Ohta\Music]フォルダと[D:\Users\Nobumasa Ohta\OneDrive\ミュージック]フォルダとの2箇所に存在することになるので、占拠領域が2倍になります。(←この点がWindows10のOneDriveアプリの欠点だと思います。Windows8/8.1のOneDriveアプリでは、これを避ける設定が可能でした。)ですが、DELLの内蔵HDDは3.6Tibですので、2重に存在することになってもそれほど気にしなくてもよいのでは、と書いた次第です。OneDriveで音源ファイルを共有した場合、DELLで2箇所、Epsonで1箇所、富士通新パソコン1箇所、の計4箇所、すなわち同じファイルが4重に存在することになります。なんだかSSD/HDD容量がもったいないように思われるかもしれませんが、他にSSD/HDD容量の使い途もないと思います。(K.K)

 そして、[ミュージック]フォルダの容量(200GBぐらい?)から、同期にはかなり時間が掛かると予想され、電源を入れっぱなしにするような感じになると思います。(流石に一晩掛かるというほどではないと思いますが。)

⇒私のミュージックフォルダの容量は、現在、445GBです。(太田)

 DELLパソコン(ローカル)のOneDrive→(同期1)→マイクロソフトのOneDrive→(同期2)→富士通新パソコン(ローカル)のOneDrive

≫富士通新をつけっぱなしにしているものの、OneDriveフォルダ内にいつまで経っても、[ミュージック]フォルダが登場しません。 確かに、同期対象には[ミュージック]フォルダが含まれているのですが・・。≪(同上)

 下記の手順で、富士通新パソコンのOneDriveのリンクを一旦解除して、再設定してみてください。

1.富士通新パソコンの電源を入れてください。
2.画面右下、日時が表示されている左の方にある[へ](←Vの逆のようなアイコン)をクリックしてください。
3.常駐しているソフトウェアのアイコンが表示されます。OneDriveの雲のアイコンを右クリックして、展開したメニューの[設定(S)]をクリックしてください。
4.[Microsoft OneDrive]という小さなウィンドウが表示されます。[アカウント]タブをクリックしてください。
5.青い下線の付いた[このPCのリンク解除]をクリックしてください。
6.さらに[Microsoft OneDrive]という小さなウィンドウが開きます。[アカウントリンク解除]ボタンをクリックしてください。
7.[OneDriveを設定]という表示のあるウィンドウが現れます。マイクロソフトアカウント(Office365Soloに紐付けられたマイクロソフトアカウント)のメールアドレスを入力して、[サインイン]ボタンをクリックしてください。
8.パスワードを入力して[サインイン]ボタンをクリックしてください。
9.中央やや下に[場所の変更]という青い下線の付いた表示があります。この[場所の変更]をクリックしてください。
10.[Data0-FMV1]→[Users]→[Nobumasa Ohta]と辿って、[D:\Users\Nobumasa Ohta]フォルダの中身を表示させ、[OneDrive]をクリックして青色反転させた後、左下の[フォルダーの選択]ボタンをクリックしてください。
11.警告のウィンドウが現れます。[この場所を使用]ボタンをクリックしてください。
12.[次へ]ボタンをクリックしてください。
13[OneDriveのファイルとフォルダーをすべて同期]チュックボックスにチェックが入っていることを確認して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
14.[OneDriveフォルダーを開く]ボタンをクリックしてください。
 ・・・エクスプローラが起動して、同期が始まるはずです。

注意:エクスプローラでOneDriveを表示させたままにしておくと、一見同期が進んでいないように見える場合があります。同期が進んでいないように見えた場合は、一旦エクスプローラを閉じて、数分置いてから再びエクスプローラでOneDriveを表示させて、同期が進んでいるか確認してみてください。
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--追記--

 前のメールの手順13の後、手順14の表示にならず下記の表示になった場合は、赤枠の[>]を数回クリックすると、手順14の表示になります。

<太田>(昨日)

 こ<の追記部分>を見なかったので、手順14はやらないまま、explorerを開けてみたところ、ミュージック内の全フォルダがそろっていたけれど、その中の音楽ファイルはまだ入っていなかったので、電源を入れたままにしてあります。
 Dellも、全フォルダがそろってはいても、その中の音楽ファイルは一部しかまだ入っていなかったので、ことらも、電源を入れたままにしてあります。

<K.K>(本日)

 後半部分なのですが、「2時間弱かかりました。」(コラム#8890)とありますので、一旦はDELLパソコンの[D:\Users\Nobumasa Ohta\OneDrive\ミュージック]にコピーしたものが消えてしまったということになります。恐らく、[ミュージック]フォルダが存在しない富士通旧パソコンか富士通新パソコンのOneDriveの状態に、DELLパソコンのOneDriveが同期させられてしまった為に消えてしまったのではないかと思います。(←こういうところが、OneDriveの危ないところですね。)
 本日、富士通旧パソコンのOneDriveの[ミュージック]フォルダの同期を止める予定でしたが、下手に操作しますとまたDELLパソコンや富士通新パソコンのOneDriveの[ミュージック]フォルダがまた消えてしまうかもしれませんので、延期ということでお願い致します。
 尚、DELLパソコンのOneDriveの[ミュージック]フォルダが消えてしまっても、BunBackupによる[D:\Users\Nobumasa Ohta\Music]→[D:\Users\Nobumasa Ohta\OneDrive\ミュージック]というミラーリングによって自動で復活します。
 また、DELLパソコンの[D:\Users\Nobumasa Ohta\Music]は、OneDriveの同期の影響は受けませんので、誤操作しない限り消えることはないです。更に、仮に誤操作してしまったとしても、[D:\Users\Nobumasa Ohta\Music]は、BunBackupで2台目のHDDにもバックアップされていますので、CDからの取り込みを再度行わなければならないという事態になることはまずないです。
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太田述正コラム#8895(2017.2.4)
<全球化の誇張と私の所感>

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