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太田述正コラム#8848(2017.1.12)
<皆さんとディスカッション(続x3220)>

<太田>(ツイッターより)

 「…野田氏は首相在任中にも皇位継承の問題に取り組んでいた。女性宮家の創設に積極的だったのは、陛下のご意向に沿ったものと見られて<おり、氏は>…陛下の信頼が厚い…」
http://blogos.com/article/205239/
 彼が民進党浮上につながりかねない発言をせざるをえない理由が分かっただ。

 遅過ぎるよ。↓
 「「平成」30年で区切り…皇太子さま即位へ…」
http://mainichi.jp/articles/20170111/k00/00m/010/101000c
 またも今上天皇の希望を無視したな。↓
 「「上皇」使わず 政府、「前天皇」など検討…陛下は…「自分は上皇になる」と述べていた。…」
http://mainichi.jp/articles/20170112/k00/00m/010/124000c

<帝国陸軍二等兵未満の馬鹿>(同上)

 <太田さんに>承久の乱なんかが違うなんて言われたらもうわからないけど、それなら

毛沢東 イコール 西郷隆盛
長征 イコール (縄文日本)江戸倒幕
討幕軍は国軍じゃない

としか言いようがない。
 それだと毛沢東が西郷と同じ<征韓論>発想で対ロシア戦の一環として朝鮮戦争を戦ったことは説明できるような気がする。
 (イギリス・ロシアの本質を西郷ほど知らなかった)伊藤博文や大久保利通が勝った西南の役。
 毛沢東と西郷の遺志、どっちの国が正確にひきつぐのかといつも考えてる人間のバイアスかな・・・間違ってるだろうけど、一言コメント。

<1hZwdX0M>(同上)

 幕府(武家政権)もまた「国軍」でないのだから、武家政権一般として踏まえておけば十分なのでは。
 で、太田さん日本史全体で、ということみたいだけど、 武家政権は室町幕府以外は都でない地方から狼煙を上げたこと・・・を踏まえて「農村から都市を包囲する」ことにしたのだ、というのは流石に飛躍かなあ。

<Tt5G5Cz7>

 毛沢東は党軍を武士政権と見立てたかったんじゃないかな。
 それはつまり長征=秀吉の朝鮮征伐であり、その後の鎖国体制の布石としたかった。(戦争疲れ+安全保障重視の維持)
 党支配(鎖国体制)にて西洋の影響を最低限に抑えつつ、平和な民衆=縄文人と武士=弥生人を醸成する。
 そして最後に中華維新をしたかったのかもしれないね。

<K.K>

≫毛沢東はもちろん太田コラムは読んでないし、・・・そもそも、彼はスケールの大きい人間だったんだから、マクロ的(俯瞰的)に日本史を捉えていた、と思わないかい?≪(コラム#8846。太田)

 毛沢東が日本史上の特定の人物の模倣をしたのであれば、大和武尊(日本武尊)あたりかなと思います。(といいますか、理系でセンター試験が世界史選択であった私には、日本武尊しか思いつかないです。)
 その時代時代の感覚ではどうであったかは別として、日本史を俯瞰的に見たとき、日本武尊も、頼朝も、尊氏も、家康も外国とは戦争をしていません。
 つまり、日本史上のほとんどの軍隊が対国内向けのものであり、国内の緊張感から弥生人を生み出し、再生産させてきたと言って良いと思います。
 そこで、毛沢東は国内の緊張感から弥生人を創造・再生産することにしたのではないでしょうか。
 つまり、将来的に面倒を見るつもりの(すなわち将来的な国内勢力の)中国農民との緊張感から弥生人を創造しようとして始めたのが長征。
国軍とは、欧州で外国との戦争を遂行する為に生み出されたもの、すなわち外国向けの軍隊であるので、対国内の緊張感から弥生性を維持しようとする"共産党軍"が国軍のはずがないということになります。

⇒諸君、後3分の1歩くらいだったけど惜しかったね。お疲れ様。
 このあたりで終わりにして、後は、明後日、14日のお楽しみ。
 だけど、98%くらい明かしちゃおうか。
 毛の青年時代には縄文時代、弥生時代、という観念はまだなかった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%84%E6%96%87%E6%99%82%E4%BB%A3
 だから、戦後日本史学の成果を踏まえて、武士の誕生を弥生人の復活としてとらえる私のような発想が出てくるはずもなかった。
 ただ、武士が日本に最初から存在したわけではないことは、当時も知られていて、平和で柔弱な平安時代に武士達が突如として日本で出現した、というイメージだったと考えられる。
 そんな毛が、人間主義的(・・もとより「人間主義」という言葉、というか観念なんて毛は知る由もなかったが、阿Q的な支那人一般とはまるで違う、日本人一般について、毛は敬意と羨望の念で見つめていた、と私は想像している・・)であるという点でこそ日本人一般と同じだが、日本人一般とは違って戦いにめっぽう強く、かつ政治家・行政官としても優秀な集団が武士達だったと受け止め、そんな武士達がどのようにして生まれたのか、そして、どうして江戸時代の平和な300年超を平和ボケすることなく生き延びることができたのか、を学び、武士文化を支那が継受するにはどうしたらいいかを必死に考えた、と私は見るわけだ。
 そして、その結果、毛が到達したのが、武士を生み出すための「長征」であり、武士を平和ボケさせないための「党軍」だった、というのが私の新説なんだよ。
 ところで、諸君の大部分は、これ、単なる知的パズルだと思ってんだろな。
 そうじゃないんだぜ。
 この問いかけに、私が相当ヒントを出したのに完全正解者が出なかったのは、毛と私に共通する実存的問題意識を、現在の日本で私と同程度以上の真剣さで共有している人が依然として皆無だからだ、と受け止めざるをえない。
 私の、米国からの「独立」/吉田ドクトリン打破、への呼びかけは、要は、日本における弥生人復活に向けての叫びだからだ。
 約100年という時間を挟んでるけど、少なくともこの点じゃあ、毛沢東(支那)=太田述正(日本)、なんだよな。
 そして、毛は自分でその方法を見つけ出したけど、私は自分でその方法を見つけることができず、毛が、まさにそのために乗っ取った中国共産党の手で建国されたところの、中共のこのところの対日戦略におんぶにだっこ、という情けない状態に臍を噛んでいるわけだ。(太田)

<1hZwdX0M >(同上)

 「虫の鳴き声を「声」と認識する 日本人とポリネシア人だけだった・・・
 ところが、虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかった。西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、日本人は言語脳で受けとめる、ということが、角田教授の実験であきらかになった。日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているということになる。
 キューバ人にとっては、会場を覆う激しい虫の音も、いつもの騒々しい雑音だと慣れてしまえば、意識にのぼらなくなってしまう。我々でも線路沿いに長年住んでいれば、騒音に慣れて、電車が通っても意識しなくなってしまうのと同じ現象なのだろう。しかし、虫の音は日本人は人の声と同様に言語脳で聞いているので、雑音として聞き流すことはできない。スペイン語の熱弁と激しい虫の音は、教授の左脳でぶつかっていたのだ。」
http://news.livedoor.com/article/detail/12520396/

 オノマトペがあるから言語として聞こうとするのか言語だと思ってるからオノマトペとして表出するのか。

⇒角田忠信センセの説(コラム#2533、2767、3750、3756、3840、6422)が裏付けられたのならニュース、さもなきゃ、もーたくさん。(太田)

<七氏>(同上)

  (小池氏は)「「子供の時代から色々な外国の人たちと直接触れ合うことは財産になる」とJETを評価。」=縄文モードと弥生モードの止揚。
 「「日本に教えに来た人たちが日本びいきになる。草の根大使です」と述べ、外交上の貢献度を強調した。」=日本文明の輸出。
 この考え方、いいねー。↓

 「外国語指導助手倍増へ 「英語教育」を東京のレガシーに」
https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/politics/amp/170112/plt1701120003-a.html?client=ms-android-kddi-jp

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。

 <まず、人民網から。
 見落としてた一週間前の記事だ。日本をホントに心配してくれてる。↓>
 「メイド・イン・ジャパンの失墜、信用問題が多発・・・
 日本企業にとって失われた信頼の回復は、一朝一夕で実現できることではない。・・・
 日本は人口減により、市場が縮小している。この状況下、経営面と技術面の不正により利益を求めれば、日本経済は遅かれ早かれ終了する。
 (このような行為は)日本のイメージを損ねるだろう。
 信頼を取り戻すためには100年かかるが、信用を失うには1分もかからない。
 これ<が>日本の現状だ」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0105/c94476-9163011.html
 <モチ、日本の礼賛も忘れない。日本映画礼賛。↓>
 「どの国の映画とも違う「味」のある日本映画・・・」
 そのような「日本映画独特の味」は、日本社会にある人情、世情から自然とにじみ出ているもので、商業映画界の良好な発展の土壌のもとで、培われてきた自由な表現の表れでもある。一見ポップな楽しみにしか見えない顔面偏差値の高いアイドルなどもアートの足を引っ張る存在とは見られない。発展した商業映画に原罪はなく、産業全体が良好な発展段階に入ると、過度に傑作を追求する野心は消え、クリエーターたちがあたたかい気持ちで、作品の規模にかからず、商業映画一作一作に向き合う。そのような環境でこそ、作品の多元化が実現でき、そのような環境でこそ、芸術にとって寛容な土壌を提供することができる。・・・
http://j.people.com.cn/n3/2017/0111/c94473-9165521.html
 <ここからはサーチナより。
 日本の便利さを礼賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「留学生が驚く、日本の便利なサービス」と題した記事を掲載した。記事は、中国国内のとあるネット掲示板において「日本留学経験のある中国人への質問」として、「最初に日本に行った時に感じた、便利だなと思ったものは何か」との書き込みが出現したと紹介。これに対して、留学経験のあるユーザーたちが示した事柄をいくつか挙げて解説している。
 最初は、交通系のICカードだ。「中国国内のカードとは違い、交通機関を利用できるだけでなく、コンビニや自動販売機でも使用することができ、まさにカード1枚で何でもできる」としたほか、2013年からは日本各地で発行されている10種類の交通系ICカードの相互利用が可能となり、ますます利便性が高まったことを紹介した。
 続いては、コンビニ。中国にもコンビニはあるがそのサービス範囲が中国よりも広いとのこと。光熱費の支払いやコンサートのチケットの購入も可能、そして「銀聯カード」で現金を下ろすこともでき、大概のことはコンビニでほぼ解決できるとしている。
 また、中国人留学生たちは日本国内に「自動」のものがたくさんあることにも驚いたようだ。全自動洗濯機や炊飯器のほか、タクシーの自動ドア、さらには店舗に入る際濡れた雨傘をワンタッチでビニール袋に入れられる装置などを挙げ「一度使うとやめられなくなる」と評した。
 記事はこのほか、近ごろスーパーで多く見られるようになった「セルフレジ」をはじめとするセルフサービスの多さ、中古品を扱う古本チェーン店の存在、グルメなどの予約アプリ、電車やバスの乗り換えガイドアプリなどについて紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1626928?page=1
 <定番的だが、日本の駅弁を礼賛。↓>
 「・・・一点資訊はこのほど、台湾や日本の駅弁は非常に美味しく、見た目もすばらしいと称賛し、中国とのあまりの差に「比較することすらおこがましい」と論じている。
 記事はまず、台湾の駅弁事情について「台湾の美食が詰まった駅弁は鉄道利用時における必需品」であるとし、台北駅にある駅弁専門店はいつも駅弁を求める客で長蛇の列ができていると紹介。鉄道路線や駅によって駅弁の内容は異なるうえ、ボリューム感があり、価格もさほど高くないため人気を博していることを紹介した。
 続けて日本の駅弁について「東京駅で販売されている駅弁の種類の多さには驚くほかない」と指摘し、新鮮な食材をふんだんに使用した見るからに美味しそうな駅弁は「すべて食べてみたいと思うものばかり」と称賛。日本には生モノを食べる習慣があるため、生の食材を使った弁当も多いとしながらも、「生モノを食べ慣れていないとしても鰻や牛肉など、食べられる弁当はいくらでも存在する」と論じた。
 また、日本には旬の食材を使用した「季節限定」の駅弁も多いほか、子ども向けのかわいい駅弁もあると紹介、地方の特産品を使った弁当も含めれば「どれだけ種類があるのかわからないほど」であると称賛。種類が少ないうえに高額で、さらに不味いとされる中国高速鉄道の駅弁は、「日本と比較することすらおこがましい」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1626935?page=1
 <例によって、日本のサッカーを礼賛。↓>
 「・・・網易体育は・・・同じアジアの国同士でありながら、日本と中国でサッカーの実力に大きな差がある理由を考察している。
 全国高校サッカー選手権大会は9日に決勝戦を行い、青森山田高校が初優勝を成し遂げた。記事は「高校生の試合だというのに、選手たちは高い技術を持ち、スタンドには多くの観客が詰めかけていた」と伝え、何の知識もなく試合を観戦すれば「プロサッカーチーム同士の試合だと勘違いしてしまうほど」だったと論じた。
 続けて、青少年のサッカー選手の実力は一国の代表選手たちの実力を左右すると指摘したうえで、日本サッカーが成功を収めることができたのは「全国高校サッカー選手権大会」という基盤があってこそだと主張。同大会には日本全国の約4000校もの高校が参加していると伝え、「サッカー発展に向けて、これほど組織的かつ大規模に行われる基盤があるとは恐ろしさすら感じる」と主張した。
 一方の中国にも16歳以下(U−16)の青少年たちによる大会はあるとしながらも、「日本に比べて青少年サッカーの発展度合いはあまりに立ち遅れている」と主張。中国のU−16の大会は「学校」とは無関係の大会であり、出場する選手たちはスポーツのエリートを育成するスポーツ専門学校の生徒、もしくは、セミプロの選手たちのみであり、「夢さえあれば誰でも参加できる日本の大会とは性質が違う」と指摘した。
 また記事は、日本の場合は日本サッカー協会に登録されている12歳未満の選手は30万人を超え、さらに15歳未満は26万人、18歳未満は17万人を超えることを紹介。一方、中国が2013年にU−17ワールドカップに出場した際の登録選手数はわずか51人だったと紹介し、51人から選手を選ばざるを得ない中国が、選手層が非常に厚く、切磋琢磨が常に行われている日本に敵わないのも当たり前だと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1626898?page=1
 <日本の新幹線のサービスを礼賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「中国高速鉄道と日本の新幹線はどちらが優れているのか」という問いを提起する記事を掲載した。アジア各国で受注競争を繰り広げている日中の高速鉄道システムについて、中国人ネットユーザーはどのように考えているのだろうか。
 ネットユーザーから寄せられたコメントのなかで最も多く支持を集めたのは、新幹線と中国高速鉄道の発展の歴史について説明したコメントだ。日本の新幹線が1964年というかなり早い時期に開業したのに対して、2003年以前の中国高速鉄道は自主開発を断念せざるを得ない技術水準だったことに言及。
 中国高速鉄道は日本やドイツなどから技術を導入する方針に切り替え、結果として現在では世界最長を誇る高速鉄道路線が存在するという見方を示し、中国高速鉄道の技術の根本には新幹線があると指摘した。
 また、2番目に多い支持を集めたのは、実際に中国高速鉄道と新幹線に乗車した経験のあるネットユーザーのコメントだ。このネットユーザーは、新幹線の乗り心地が中国高速鉄道に比べて優れているということはなかったと主張。
 だが、「日本の鉄道サービスは特に人性化が優れている」と絶賛し、この点で中国をはるかに超えていると称賛した。「人性化」とは「人に優しい」、「人間本位」といった言葉であり、身体の不自由な人が車椅子に乗って上下車するときに、駅のスタッフたちが配慮の行き届いたサポートを差し伸べる姿を「日本で何度も目撃し、印象に深く残った」と称賛した。
 寄せられたコメントの多くは、鉄道技術の面では日本と中国には大差はないが、人性化においては「中国にはさらに進歩の余地がある」というものだった。」
http://news.searchina.net/id/1626897?page=1
 <ややガス抜き気味の記事。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、毎年多くの中国人が桜を観賞するため、「わざわざ」日本に出かけることについて、「納得がいかない」と主張する記事を掲載した。
 まず記事は、桜は日本人の誇りであり、富士山と同じように「日本人の勤勉さや勇敢さ、知恵の象徴」と見なされていると説明。また日本の桜は毎年非常に多くの中国人旅行客を引き寄せる存在でもあるとし、これは中国人が桜を「日本の花」だと認めているからだと主張した。
 一方で、日本でこそ桜を観賞することに意味があるという中国人の考え方は「絶対に間違っている」とし、その理由は「桜の起源は中国にあるからだ」と主張した。
 記事はこの主張の根拠について、「人民日報の報道によれば、桜は日本の国花と見なされているが、その起源は中国にある」と説明。さらに「日本の桜の原産は中国のヒマラヤ地方であり、その後次第に長江流域、西南地区、台湾へと伝わったものだ」と論じた。
 また、「これは日本の権威ある専門書、櫻大鑑の記載である」と紹介してから、「専門家による考証によれば、秦漢時代に桜の栽培はすでに宮廷の園林にて行われており、2000年以上の歴史がある」と引用。現代の中国人は桜を「日本の花」だと認めているようだが、桜はむしろ中国の花であるというのが正しい認識であると主張した。」
http://news.searchina.net/id/1626895?page=1
 <客観記事的だが、日本を礼賛気味。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、公共の場所で口げんかをしたり、大騒ぎしたりする日本人はほとんどいないと伝え、その理由を考察する記事を掲載した。
 記事は、日本人は公共の秩序を守り、自発的に列に並び、お互いにぶつかってしまったら頭を下げて互いに詫びると指摘。一方、中国国内では互いにぶつかっただけで他人の目を気にせずに喧嘩を始めると伝え、「この差は一体何なのか」と疑問を投げかけた。
 続けて、日本人の民度が高いのは確かだとしながらも、「何があっても他人と喧嘩しないほど民度が高いわけではないだろう」と主張。また、日本の秩序は「厳格な法律があってこそ」という見方もあるとしながらも、日本の街中で警察官の姿をほとんど見ないのは「日本の秩序は法によって成り立っているわけではないことを示す」と指摘し、それでも日本社会に秩序があるのは「世論や世間による圧力」のためではないかと考察した。
 また記事は、現在の中国での農村部において「隣人との関係」を重視する風潮があると伝え、隣人や村人との関係が悪くなると軽蔑されたり、蔑まれたりすると主張、そのため、人付き合いで妥協が必要になると論じた。
 公共の場所で口げんかをしたり、大騒ぎしたりする日本人がほとんどいないのは、中国の農村部で見られる世間の圧力が「日本の国全体」に存在するためではないかと考察。日本人はそれに「息苦しさ」を感じているものの、世間の圧力があるからこそ外国人からは「日本人は礼儀正しく、日本社会には秩序がある」ように見えるのではないかと考察した。」
http://news.searchina.net/id/1626901?page=1
 <客観記事だが、まあ面白い。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本のおばさんたちの広場ダンス、和服姿で厳粛な表情」とする記事を掲載した。記事は「中国で広場ダンスをするおばさんたちは伝説的な存在。男女問わず多くの人が次々とその輪に加わっている」としたうえで、日本の広場で見かけた盆踊りグループについて「日本のおばさんたちの広場ダンス」として紹介している。
 まず、中国の「広場ダンス」と大きく異なる点としてその動きに注目。「中国よりも動力に欠け、何かふわふわした感じの喜劇を演じているようだ。さらにみんな和服を着ていて、その動きは優雅に見える」と評した。また、その表情は厳かであると解説したほか、中高年の女性に混じって男性の姿も少なからず見受けられることを伝えた。
 日本の広場で盆踊りをする市民の画像を見た中国のネットユーザーからは、「日本人は公共の場で大きな音を出すのは失礼だと考える。だから静かで動きが少ないのだ」、「抑圧された国が日本だ」、「すごく抑圧された感じがする。散歩した方がリラックスできそうだ」といったコメントが寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1626919?page=1
 <客観記事だが、日本礼賛気味なのと、まあ面白い。↓>
 「・・・今日頭条は・・・この年末年始に10日間の日程で日本を訪れた中国人の個人旅行記を掲載した。文章の作者は旅行中、毎日のように日本で日本人に日本人と間違われたとのことである。「日本語ができないうえに、英語もひどいレベルの自分が、一体どうやってそれを実現したか」として、日本人に見られるような振る舞い方についてレクチャーしている。
 まず、日本人の服装について解説。「若者は比較的鮮やかな色彩のものを着るが、サラリーマンなどはみな冷淡な色あいの服装だ」とした。そのうえで、1点目として「着る服は3色を超えないようにすること。そして、黒やグレーを基調とすること」を挙げた。
 2点目は、「静かにすること」だ。携帯電話はサイレントモードにし、公共の場ではあまり話をしないようにする、話すときには10デシベルがベストだ、などとしている。10デシベルは聞こえるか聞こえないかの限界レベルに近い静かさだ。その表現からは、日本の公共の場における静かさに対する驚きが伺える。
 3点目は、「人と相対する時は、必ず頭を少し下げるか、腰を10度曲げる」というもの。そして、4点目は「すみません」と話を始め、一言しゃべるたびに頭を軽く下げ、最後は「ありがとうございました」で会話を終えるとしている。4点目は日本語ができないという条件ではかなり難しそうだが・・・。
 中国のネットユーザーからは「なんで日本人を装う必要があるのか理解できない」という冷ややかなコメントや、「民度の高い日本人の真似を中国人がするのは実に難しい」との意見が寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1626868?page=1

 あらま。↓

 「・・・小衛星の数々が最終的に、月を形成したと考えられる・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%e6%9c%88%e3%81%ae%e8%b5%b7%e6%ba%90%e3%80%81%e3%80%8c%e5%b7%a8%e5%a4%a7%e8%a1%9d%e7%aa%81%e3%80%8d%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%ef%bc%9f-%e5%ae%9a%e8%aa%ac%e8%a6%86%e3%81%99%e8%ab%96%e6%96%87%e7%99%ba%e8%a1%a8/ar-BBy5C87?ocid=iehp

 この分野、日本は遅れてるっぽいね。↓

 「・・・人の思考を目指して開発が進む脳型コンピューター・・・」
http://www.nttcom.co.jp/comware_plus/trend/201504_1.html?banner_id=outbrain_cplus_4_20161020_1
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太田述正コラム#8849(2017.1.12)
<米支関係史(その4)>

→非公開

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