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太田述正コラム#8756(2016.11.27)
<皆さんとディスカッション(続x3174)>

<太田>(ツイッターより)

 「中性子を利用してがん細胞だけを破壊する次世代の放射線治療装置が2019年度にも日本で産声を上げる。…
 陽子線や重粒子線を使った先端の放射線治療装置より患者への体の負担はさらに軽くできる…
 中性子が届く範囲は体の表面から6センチメートル程度の深さまで。…
 対象は皮膚がんや脳腫瘍などに限られてしまうという欠点はある。…」
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO09834340S6A121C1X11000/?dg=1
 日本の医科学者達や関係メーカー群の努力に敬意を表したい。
 こういう報道に接すると、私の目の黒いうちに人類は癌を克服するに違いない、という思いが一層強まる。
 日本が世界の医療のメッカとなることも期待。

 「…朝鮮王朝時代、オランダの船員ハメルは『朝鮮幽囚記』に「朝鮮人はうそをつく傾向が強い」と記した。…
 偽証・詐欺・虚偽告訴の罪で起訴される人間は、人口比例で日本の165倍…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/25/2016112501086.html
 「後進的な政治が韓国経済の足を引っ張り続けた30年…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/25/2016112501124.html
 だから、分かんないんだよね。
 通常、後進的な政治の下で先進的な経済が成立、機能することはないハズなのに・・。
 それに、韓国の企業統治だって政治であり、絶対権力者によるトップダウンの大統領制で行われてきたんだもんなあ。
 近くて遠い国、韓国!

<山本>

≫男女比がまだ4対1なんだから、よほどのブスでもない限り、(専業主婦志向者を含め、)女子側のよりどりみどり≪(コラム#8754。太田)

 男の下方婚 女の上方婚 を考えると高学歴の東大女は結婚できない。

⇒だっからー、女子が東大に行けば、「上方婚」が行える可能性だって増えるよーって言ってんですー。(太田)

 更に医者と弁護士は頭の悪い人間がやる仕事なのに超一流高学歴職業という社会的かつ個人的な勘違いも問題。
http://totb.hatenablog.com/entry/2016/11/23/213418

⇒「更に」以下は上掲には出てこないし、「社会的かつ個人的な勘違い」であれ何であれ、医者や弁護士が「超一流高学歴職業」というイメージが日本のみならず世界的にみられる(典拠省略)以上は、それを「問題」と言ってみたってしゃーないでしょう。(太田)

 城氏の指摘は日本の企業は役に立たない労働者を首にできない解雇規制が問題。
http://jyoshige.livedoor.biz/archives/8651079.html

⇒これも「問題」でも何でもなく、日本型政治経済体制ってのはそーゆーもんなんです!
 なお、「やりがい」、より一般的には「シアワセ感」、なんてのは、客観的指標たりえないし、「労働時間が長く<実入り>は<そのワリには>低<い>」のは、公務員や個人商店主を含む、日本の働き手全体にあてはまりまっせ。(太田)

<bHwI0Xs2>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 太田さんの映画君の名はの映画批評はぜひ読みたいです。

<L4NrCv1U>(同上)

  「『君の名は。』が欧米初上陸!イギリスで初登場3位、英国メディアもストーリーを絶賛・・・」 
http://www.all-nationz.com/archives/1062688980.html
(太田さん紹介の記事の抄訳)

 「海外「どこも売り切れてた!」新海誠「君の名は。」イギリス&アイルランドで日本のアニメとしての興行収入記録達成・・・」
http://dng65.com/blog-entry-3693.html?sp
 アイルランド人「イギリスとアイルランドでも『君の名は。』の公開が始まったぞ!」
http://sow.blog.jp/archives/1062692831.html

 従来、日本のアニメ・漫画・ゲームの人気は欧州大陸の方が強く、イギリスは相対的にかなり劣るから驚きの反応。
 何がイギリス人の琴線に触れたのかが気になる。
 (なんとなくだけど、イギリスの知識人はそもそもアニメに触れる機会がなく、イギリスの中流以下は日本の文化に第三世界的偏見をもってそう)

 外国人「イギリスのアニメ人気ってどれくらいなの?」→「全然人気が無いよ」
http://www.all-nationz.com/archives/1057303593.html

⇒これ、日本のアニメというより、アニメ全般の話でしょ。(太田)

 「ヨーロッパ大陸では 1980 年代に日本のアニメが大量に流れ込んだが、英国では「日本のアニメは性的、暴力的な表現が多く、子供に適さない」との判断で、日本アニメのテレビ放映 が見送られた。現在子供を抱える親の世代では、自分が子供の頃に日本アニメを見たという 経験が無く、結果として、自分の親および社会で言われていた「日本のアニメは性的、暴力 的な表現が多く、子供に適さない」という漠然とした考えを一般認識として持っていること が多い。この未知のものに対する偏見というものが、日本アニメのテレビ放映化には大きな 障害となっている。」
https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07000546/england_jpncontents.pdf
⇒ヴィクトリア朝的禁忌ってやつだねえ。
 もっとも、「英国は英語圏なので、インターネットのお陰で、コンテンツの最先端の情報は米国と同時のタイミングで英国に流入する。実際に英国のOTAKUが頻繁に見るウェブサイトは米国のものが多い」(上掲)ようだけど・・。(太田)

  (漫画も準じた状況、欧州の漫画市場のメインはフランス、ドイツ、イタリア、スペイン ゲーム市場もPS4が日本や欧州で圧倒的に優勢の中でXboxが健闘してるのが米英。)

 『君の名は。』米メディア“矛盾”を指摘しつつも「一流」と絶賛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00010001-dmenueiga-movi&ampp=2

⇒「アメリカのニュースサイト「モーニングニュースUSA」において「『君の名は。』はオスカーにエントリーしたが、受賞できるか?」というタイトルで記事がアップされた。記事の中では、「『君の名は。』は受賞するだけのものをもっているか?」と疑問を呈しており、ディズニー作品の『ズートピア』やディズニー・ピクサー作品の『ファインディング・ドリー』のような強力な候補がいるため、「絶対に受賞できない」という声が上がっていることを報告。」
https://news.nifty.com/article/entame/anime/12219-18208/
って話が頭に入ってたんで、こういう評価もあるとは意外だったわー。
 関連記事だ。↓
 「新海誠監督が「君の名は。」のPRで初の北京訪問 中国ファンの歓迎に感動・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1124/c94473-9146406.html (太田)

 またアメリカでジブリ作品が評価されるのは、アメリカのリベラル層の自然崇拝観と合致したように見えるからな気がしてならない。

⇒こりゃそうかもね。(太田)

<kawqctls>(同上)

 『この世界の片隅に』も合わせて見るといい。 
 各方面で絶賛されてる。

<TK6CWku6>(同上)

 「この世界の片隅に」の海外での反応も気になる。
 広島の呉軍港の近くに住む少女の戦時下の日常とあって、この作品が描く暖かいもの(人間主義)が素晴らしければ素晴らしいほど、どこに無差別爆撃し、原爆を落とし、どれだけ重大な戦争犯罪を引き起こしたかを直視せざる得ない筈だからな。
 それが引き起こす現実逃避(日本悪玉論に逃げるか、戦前と戦後の日本人は違かった論に逃げるか)でまともな評価なんてきけないだろうけど、直截な連合国の戦争犯罪批判よりも胸に突き刺さる作品になるはず。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 横山秀夫の『64(ロクヨン)』の英訳本の短い書評だ。↓

 Six-Four by Hideo Yokoyama review — ‘the slow-burning art of deduction’・・・
https://www.ft.com/content/e26e9196-b007-11e6-9c37-5787335499a0

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <日本の人間主義の精髄を捉えている。↓>
 「今日頭条は・・・日本人が持つ独特の「間合い」について論じている。
 記事は、日本においては「他人や所属する組織の立場、心情、互いの関係を十分に考慮し、互いの依存や尊重を大切にすることが、言動の基礎となっている」と説明。摩擦や衝突を避けるために、人付き合いにおいて一定の距離を保つことが重要視されており「これも、日本の『間合い』意識の根源になっている」とした。そして、この「間合い」があってこそ、日本人の人間関係は「水を得た魚」の如く円滑になると伝えた。
 また、日本には体を接触させる礼儀は少なく、互いに顔を合わせるときには「一歩下がって礼」が基本となっていることを紹介。また、身体的な接触のみならず視線上の接触にも気を遣い、話をするときに相手をじっと見つめる事は少ないとした。さらに、日本語の曖昧さゆえに相手の言葉遣いやボディランゲージに注意して相手の真意を理解する必要もあると紹介し、これらは全て、日本の「間合いの文化」の具体的な表れなのであるとした。
 一方で、中国人は日本人と違い「間合い」の意識を持っていないため、見知らぬどうしであっても肩を叩くなどして親愛の情を示したり、男性どうしが肩を組んで体を密着させたり光景を日常的に見かけると紹介。日本ではこのような行為を目にすることは極めて少ないとしている。」
http://news.searchina.net/id/1623874?page=1
 <日本の人間主義をくだけた表現で、やや中立的に説明している。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人と中国人との人付き合いの違いについて解説する記事を掲載した。記事はまず、中国には「会えば三分の情」という言葉があり、それが中国人の人付き合いにおける特徴を見事に表していると説明。それは「会っただけで心が通じ合う」といった意味合いであり、列車や飛行機で見知らぬ人と一緒になっても、すぐにおしゃべりをするようになり、しかも「結婚しているのか」、「家はあるのか」などと突っ込んだ話題に触れさえすると紹介した。
 一方で、日本人は内向的であり、軽々しく心の扉を開くようなことはしないうえ、プライバシーに関わる話はたとえ友人や身内に対してでも自分からしないし、他人にも聞かないと説明。そして、会話する際には「いい天気ですね」、「お元気ですか」といったような当たり障りのないやり取りが繰り広げられるのだと解説した。
 そのうえで、この日本人の特性を理解せずに中国式の方法を用いて日本人と人付き合いをすれば、相手から冷たく扱われ、ひどい場合には「こちらの手の内を全て明かしても、相手の脈をつかむことができない」という状況に陥ることになると論じ、「日本人と商売をしたことのある中国人であれば、これは深く実感していることだろう」としている。
 記事はまた、日本人が自他ともに認める「グレー」な民族であり、白黒はっきりさせずに曖昧さを残す性格は、「ある意味で、われわれの儒学思想が招いた問題」だと説明。礼を重んじる思想の発展により、「本音の話が少なくなり、曖昧でグレーな言葉を用いるようになった」と論じている。一方で、日本人はこの「グレー」によって問題発生時に上手く立ち回ったり、責任を回避したりすることできると指摘。これが、日本人が「グレー」を好み、曖昧さを貫く原動力になっているのだとした。」
http://news.searchina.net/id/1623872?page=1
 <日本の技術力の高さを称賛している。↓>
 「・・・工控網は・・・中国の製造業は近年著しい成長を遂げていると伝える一方、「製造することと創造することはまったく異なる」と主張、技術革新の分野では、今なお「後進国」であるとしたうえで、日本の製造業との実力差も大きいと嘆く記事を掲載した。
 記事は、中国の自動車市場を例に「中国の自動車生産台数は2008年に米国を抜き、09年には日本を抜いて世界一になった」と伝える一方、これは単に自動車の「生産数」に過ぎず、中国が技術革新で世界の自動車産業をリードしているわけではないと指摘。
 さらに、日本は電子産業、産業機械、自動車、新素材など、さまざまな分野で重要な地位を確立しているのが現実だと伝え、「中国は世界の工場と言えども、各技術力においては日本が圧倒的に中国をリードしている」のが現実であると論じた。
 続けて記事は、日本が産業として中国を圧倒的にリードしている分野として、まず「工作機械」を挙げ、市場で見かける工作機械の大半は日本製か、ドイツ製、もしくは米国製だと指摘し、「工作機械の基幹技術は外国企業の手中にあり、政治的要因から諸外国は中国に基幹技術の輸出や販売を禁じている」と主張し、同分野において中国企業の技術力が向上しているとは言え、日本企業にはまだまだ及ばないと論じた。
 さらに、撮影機器の光学分野も「中国が日本に敵わない分野」であるとし、日本企業が同分野で如何に圧倒的な存在かは、カメラのシェアを見れば分かると紹介。CMOSのようなイメージセンサも日本企業が基幹技術を持つため、同分野では中国のみならず、世界のメーカーが日本の技術に依存していると指摘した。また記事は、自動車のエンジンやロボットといった分野でも中国企業は日本企業に到底敵わないと指摘し、こうした日中の実力差は「技術革新の力」の差であるとの見方を示し、中国企業はまだまだ努力が必要と訴えている。」
http://news.searchina.net/id/1623871?page=1
 <日本の住宅が織りなす清潔で美しい都市・田園風景を称賛している。↓>
 「・・・網易は・・・日本は大都市のみならず、地方の農村部も清潔で美しいと伝えつつ、戸建て住宅が立ち並ぶ日本の農村部を称賛する記事を掲載した。
 記事は、日本の美しい田園風景などの写真を数多く紹介したうえで、「中国国内で美しいとされている華西村すら到底敵わない」ほど美しいと称賛。中国江蘇省無錫市には億万長者が数多く住む華西村という農村があり、中国では華西村にある贅を尽くした住宅の数々を「美しい」と評価する声もある。
 だが、日本の農村部にある戸建て住宅は華西村と違って「趣がある」と紹介。華西村をはじめ、中国国内の農村部にある戸建住宅はコンクリート製であり、外観も「成金」趣味であり、「豪華と言えば豪華だが、中国の伝統が内在せず、趣が感じられない」と主張した。
 さらに記事は、中国で今なお存在する建築物の「おから工程」を批判し、外壁の外張り断熱材の代わりに「発泡スチロール」が使用されていた建物を紹介。
 発泡スチロールは火事などの際に燃え広がりやすい素材であり、断熱材の代わりに使用することは認められていない。中国ではこのような手抜き工事は「おから工程」と呼ばれるが、今なお「おから工程」が存在する中国に対し、日本の戸建て住宅は伝統が息づく木造が中心であり、美しさと趣が感じられ、農村全体としての美しさを醸し出していると評価した。」
http://news.searchina.net/id/1623870?page=1
 <耐震性に焦点を当てて日本の住宅を称賛している。↓>
 「・・・比特網は・・・日本は頻繁に地震が発生していると指摘する一方で、「日本では地震で家屋が倒壊することを恐れる必要がない」として、日本の家屋に見られる耐震設計について説明している。
 記事は最初に日本の家屋は「1つの箱」となるような構造であることを指摘し、「地震発生時に家を構成する柱や梁などがバラバラにならず、1つの構造物として揺れる」ことができ、たとえ強烈な揺れのなかでも全体が動くことによって地震のエネルギーを吸収できると論じた。
 続いて「家屋と地震の揺れを切り離す技術」について紹介。これは家屋と基礎の間に免震装置を設置することにより地震のエネルギーを家屋に伝えないようにする技術を指しているが、記事は日本の高層建築には普遍的に同技術が採用されていると説明した。
 さらに、日本の家屋の壁面にはレンガのような重い材料ではなく、重量の軽い材料が用いられていると紹介。軽くて強度が高い材料を採用することにより、例え壁面が崩壊しても人体に重大な傷を負わせることはないと指摘。
 日本と中国の間には領土をめぐる対立や歴史問題があるが、記事は「こうした問題に起因する憎しみを捨て、中国は防災や減災の術を日本から学ぶべきだ」と中国人読者に提言した。」
http://news.searchina.net/id/1623865?page=1
 <実は、日本の原発輸出促進にエールを送っている、と解しうる。↓>
 「・・・環球網は・・・日本が近年インフラ輸出に力を入れ、中国と市場をめぐって競合するケースが増えていることを指摘し、ベトナムが原発建設を撤回したことは、「安倍政権が推進するインフラ輸出にとって逆風」であるとの指摘があると伝えている。
 記事は、ベトナムメディアの報道を引用し、ベトナム国会が原発建設の白紙撤回を「92%」の賛成で可決したと伝えつつ、ベトナム政府関係者が「白紙撤回はベトナム国内の経済情勢によるもので、原発技術の安全性に懸念があったためではない」と述べたことを紹介。
 さらに、日本国内では「同原発の建設費用はベトナムにとって高額すぎた」、「財政難と人材不足が原因」といった分析があることを伝えたほか、ロシア国内では「原発がなくてもベトナムのエネルギー安全保障に影響はないが、原発の建設費用はベトナムには負担しきれない規模だった」といった報道があると伝えた。一方、ロシアの有識者は「ベトナムが原発を放棄したのは、原発事故が発生する危険性を懸念したため」ではないかと指摘していると紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1623869?page=1
 <基本的には日支友好を訴えている記事と解されるところ、最後の箇所は、日本の弥生性の研究がイマイチである印象を受ける。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、現代の日本人のルーツの1つは、西暦184年から589年までの魏晋南北朝時代、もしくは隋や唐の時代に中国大陸から逃亡した人びとだと主張する記事を掲載した。
 記事は「魏晋の時代の朝廷は、決して安定した存在ではなかった」と伝え、その執政に対する印象は「乱」であったと指摘し、「民は相次ぐ戦火の苦しみを味わい、あちこちに餓死者がいた」と説明。この西暦3世紀から6世紀にかけて、「当時の中国大陸に住んでいた人びとが日本に大量に移動する時期があった」と主張した。
 さらに、この時期に戦火を逃れようとした当時の中国人が、日本へ移動したことについて、古事記と日本書紀に泰氏の祖先とされる弓月君(ゆづきのきみ)が120県の民を率いて日本に帰化したとする記載があると紹介した。
 また記事は、唐の時代にも戦乱の時期があり、民は乱世戦火に耐え切れず日本へ逃亡したと説明。さらに、陝西省興平市で死んだとされる楊貴妃も、実は日本へ逃亡したという言い伝えもあるとし、現代の日本の多くの人には現代の中国人と同じ血がある程度流れているのは、否定できない事実だと説明する一方で、「それなのに日本人は中国侵略を狙うなど、なぜか好戦的」だと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1623873?page=1

 そりゃ大変。↓

 「モンゴル--経済苦境に 外貨規制で資本流出、通貨暴落・・・」
http://mainichi.jp/articles/20161127/k00/00m/020/081000c

 そりゃそうなんだろが、カストロ体制を生み出した米国の責任への言及が皆無ってのはどーゆーワケだ。↓

 Fidel Castro’s terrible legacy・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/fidel-castros-terrible-legacy/2016/11/26/0659042c-b3de-11e6-8616-52b15787add0_story.html?hpid=hp_no-name_opinion-card-b%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.27421984fe4d
 <カストロに前向きの弔意を表したカナダ首相トルドーをぶった叩くのもどーかと思うねえ。↓>
 Justin Trudeau Criticized for Praising Fidel Castro as ‘Remarkable Leader’・・・
http://www.nytimes.com/2016/11/26/world/americas/justin-trudeau-fidel-castro.html?ref=world&_r=0

 ウムウム。↓

 「怖い記憶--脳訓練で消去 PTSD治療期待、洗脳悪用の恐れも・・・」
http://mainichi.jp/articles/20161126/dde/041/040/052000c
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<K.K>(11月26日)(画像は省略(太田))

≫<メモリがちゃんと止まっていないのですが、>これ、結構、深刻な事態じゃないでしょうか。≪(コラム#8754。太田)

 メモリは上掲の画像のように、固定具が完全に閉まった状態の時はメモリの凹みに引っ掛っかって落下しないような構造になっています。「ちゃんと閉まっているのですが、全くメモリ4個は支えられていません。」というのがどういう状態なのかちょっと把握できない状況です。
 とりあえず、時間のある時にメモリを全て外して、もう一度嵌めなおしてみてください。嵌め直した後、手前方向に軽く引っ張ってみて外れそうか確認してみてください。

<太田>

 筐体を倒して、一つ一つ固定具をはずして各メモリを押し込んだところ、それぞれ小さな音がして、改めて全ての固定具を閉めたところ、今度は筐体を立ててメモリにさわっても落ちなくなりました。
 結局、各メモリが完全に押し込まれていなくても固定具が閉まる、というおかしな現象が起きていた、ということになりそうです。

<K.K>

≫右上と(ダメだった)左下以外、つまり、左上と右下では、ネジが筐体の外側に突き抜けない(外壁にぶつかってしまう)ので、そもそもダメです。≪(太田)

 あー、やっと理解できた気がします。つまり左上と右下の私が「ツメ」と言っていたものは、ファン本体の一部を引っ掛けられる「ツメ」ではなく、ただ単に右上と左下のネジ穴の「台座」と高さを合わせるためだけのネジ穴のないただの「台座」ということですね。

≫<テーパーネジ、>買いましたが、届くのは明日午前中なので、それまで、作業はできませんね。≪(コラム#8754。太田)

 リアファンのテーパーネジを取ってフロントファンに回す、リアファンは今回購入したネジで固定するという手もありますが、やめておきましょう。
 テーパーネジでダメなら最終的には、VHB両面テープで留めるしかないと思いますが、ファン本体より高いです。

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<太田>

 4か所中1か所は既に止まっているし、使えなかったら、別用途に転用できそうだし、やはり、明日午前中に届く、というわけでヨドバシでの方を発注しました。(太田)

<K.K>(本日)(画像は省略(太田))

 太田さん、テーパーネジでのファン固定の手順です。

・内側から見て右上のネジ穴を、テーパーネジで固定するか、前回購入したネジで購入するかは、任意です。(今回購入しましたテーパーネジは6個入りですので、2個使用すると4個余りますので、テーパーネジで固定するほうが良いのではないかと思います。このメールの手順は右上もテーパーネジで固定する手順になっています。)
・通常、テーパーネジは外側からドライバで固定します。(下掲の図の上)
・今回左下のネジ穴には外部からアクセス出来ませんので、通常の止め方とは異なりますが、内側から固定します。(下掲の図の下)
・私の所有しているパソコン/ファン/テーパーネジで検証したところ、一応内側からでも固定できました。
・パソコンのファンに初めてテーパーネジを差し込んでドライバーで回す時は、テーパーネジでファンのネジ穴にネジの溝を作りながらねじ込むことになりますので、ドライバでかなり力を入れないと回らない場合があります。(つまり、初めてテーパーネジをねじ込もうとする際は固く、2回目以降ねじ込もうとする時はそれほどでもないです。)
・取付のイメージ図

 それでは、実際にファン固定作業を開始しましょう。

1.ファンが外れていないとほぼ不可能な作業工程がありますので、右上のネジ穴でファンがネジで固定されている場合は取り外してください。
2.購入したテーパーネジを袋から出して、左下のネジ穴に差し込み、ドライバで少し回してはめ込んだ後、回さない限り抜けないことを確認してください。(つまり、購入したネジに対してネジ穴が多き過ぎないことを確認してください。)

 ネジ穴の大きさを確認しましたら、テーパーネジは取り外してください。

3.ファンを下掲の図の様に、モーターを支える支柱がある面を手前、電源ケーブルが左上に伸びる、様に置いてください。以降の手順で取り付けるファンに関して、"上下左右"および"奥・手前"とは、この画像の様に見たときのことを言うとしてください。

*左下のネジ穴に関しては、手順4・5・6で一旦テーパーネジをねじ込んで、ファンのネジ穴に溝を作ってから正式に取り付けます。こうすると正式に取り付ける時、既に溝が作られているのでドライバにそれほど力を入れなくとも回せるようになります。
*右上のネジ穴に関しては大きめのドライバが使用できますので、いきなり取り付けることにします。

4.左下手前のネジ穴にドライバを通して、左下奥のネジ穴にテーパーネジを取り付けてください。(ドライバを回すのにかなり力が必要な場合があります。ドライバのグリップ部分が細くてペンチで挟める細さの場合は、ペンチでドライバのグリップ部分を挟んで回す等してください。また、使用するドライバは必ずしもプラスドライバにこだわる必要はありません。)

↓銀色がドライバとテーパーネジ/ドライバはマイナスドライバを使用しています

5.一旦下掲の図のように、テーパーネジを完全に奥まで回しこんでください。
6.次に、ドライバでテーパーネジを下掲の画像の状態(テーパーネジがネジ穴からはみ出さなくなる状態)まで緩めてください。
7.ファン本体を手順3の画像の向きに持って内側から本体シャシー前面に押し当てた後、内側から見て右上(外側から見て左上)のファンのネジ穴と本体シャシーのネジ穴を合わせてください。
8.内側から見て右上(外側から見て左上)のネジ穴に外側からテーパーネジを差し込んで、ドライバーで軽く固定してください。
9.内側から見て左下のファンのネジ穴と本体シャシーのネジ穴を合わせて、ドライバーでテーパーネジを回して軽く固定してください。
10.内側から見て右上と左下のテーパーネジをドライバで締めてください。
11.固定できましたら、指を突っ込んで、指でファンを回して、羽が本体シャシーに触れないか確認してください。
12.フロントファン(今取り付けようとしているファン)のケーブルをファン分岐ケーブルの空いている方のコネクタに接続してください。(↓ファン分岐ケーブル、マザーボードの左上の方に取り付けた奴です。)

13.電源ケーブルだけをパソコンに接続してください。(マウス/キーボード/ディスプレイケーブルは接続する必要はありません。SSDもHDDも接続する必要はありません。)

注意:次の手順14でファンを回転させます。回転しているファンに指を近づけないでください。

14.パソコンの電源を入れてください。フロントファンが回転するはずです。異音/振動音がしないか確認してください。(←多少の振動音/風切り音は仕方ないです。)
15.パソコンの電源ボタンを押して電源を切ってください。電源ケーブルを本体から抜いてください。今後の作業の邪魔になりますので、フロントファンの電源ケーブルも分岐ケーブルのコネクタから一旦抜いてください。

<太田>

 明日所用があることもあり、本日と明日はパソコン整備作業ができないかもしれません。
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太田述正コラム#8757(2016.11.27)
<渡正元『巴里籠城日誌』を読む(その2)>

→非公開

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