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太田述正コラム#8528(2016.8.5)
<皆さんとディスカッション(続x3060)>

<太田>(ツイッターより)

 ドゥテルテ比大統領が就任した6月30日から8月1日までの、麻薬関係死者数は465名で、そのうちの少なからぬ部分が自警団によるもの。
 殺された夫を街中で書き抱く妻等の写真群が動画で見れるよ。
 大統領のコメントが凄まじい。
http://edition.cnn.com/2016/08/03/asia/philippines-war-on-drugs/index.html
 Isisよりコワ。

 「…小池氏とおおさか維新の前代表、橋下氏が連携合体<?>...
 震え上がる自民党関係者の間では、以下のような臆測が飛び交っている。
 「小池氏のイメージカラーは緑だけど、維新も緑じゃなかったっけ」
 「小池氏のガラス張りの選挙カーは維新も使っていた」
 「知事報酬半減の公約は維新の言う身を切る改革じゃないか…
 小池氏も維新の手法をまねるのではないか。
 つまり、東京都議会では自民党とケンカするけど官邸とは仲良くするというように」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/11850621/
 さすが自民党、情勢分析は的確だ、と思いたい。
 安倍首相、二階新幹事長の低姿勢ぶりは象徴的。

<PZ3j6WGs>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫ナチ政権が行った積極的な経済政策についての言及を、著者が全く行っていないように思われる≪(コラム#8316。太田)

 著者はドイツ国民が進んでナチスの政策に同意し参加していった事を忘れてるようですね。
 当時のドイツ国民にとってナチスは救世主だったようです。↓

・ナチスのボランティア促進策
< http://blogos.com/article/137465/ >

<太田>

 「ナチスのボランティア促進策<に関する>・・・池田浩士・・・の講義<には、>・・・立川の・・・小さなビルの4Fの会場には立ち見が出るほど多くの人が参加していた。」(上掲)ってんだけど、ナチス時代のドイツと現在の日本とを比較するのもいいけど、同じ時期の支那を現在の日本が置かれた状況のプリズムを通じて解明するのはもっと重要だよ。
 次回の東京オフ会(9月24日)での「講演」の中で、(国共合作につながったところの、)西安事件も取り上げるが、蒋介石も、中国共産党も黙して語らぬこの事件の真相は、私の毛沢東観を通してしか解明はできないのであり、現に、世界で初めて解明できた、と私は信じている。
 オフ会出席希望者は、下掲から。↓
http://www.ohtan.net/meeting/

<1HIXe6PQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 米大統領 機密情報についてトランプ氏批判・・・
 一方、俳優で映画監督のクリント・イーストウッドさんが雑誌のインタビューでトランプ氏について「思ったことを言っている」「なぜそれを言うのか理解できる」と評価した。
 また、「クリントン氏の声を4年間聞くのはつらい」「誰もが政治的な建前にうんざりしている」として、トランプ氏に投票すると明言している。」
http://www.news24.jp/articles/2016/08/05/10337201.html

 記事を分けろよ、とは思うが彼の感想が大衆のホンネなんだろうな。

<太田>

 産経は、共同のイーストウッドだけの記事を流したね。↓
http://www.sankei.com/world/news/160805/wor1608050006-n1.html

 ちなみに、イーストウッドは、同じ話の中で、下掲のようなイミシンな言葉も発している。
 (私は、彼が、一転、オバマを支持するに至っている、と見たが・・。)↓

 ・・・When asked what troubles him most (in his life, we suppose), his answer was “I guess when I did that silly thing at the Republican convention, talking to the chair.”・・・
https://www.washingtonpost.com/news/morning-mix/wp/2016/08/04/clint-eastwood-explains-and-regrets-his-speech-to-an-empty-chair/?hpid=hp_hp-more-top-stories-2_eastwood-1215pm%3Ahomepage%2Fstory

 関連記事だ。

 トランプ、クリントンにボロ負けの予感が・・。↓

 Poll: Hillary Clinton Is Beating Donald Trump By 15%・・・
 Clinton has one of her largest leads yet in the election・・・
http://time.com/4439918/hillary-clinton-donald-trump-marist-poll/?xid=homepage

 でも、トランプの支持層に動揺ゼロ、だとさ。↓

 Many Trump supporters don’t care about the controversies dominating media coverage・・・
https://www.washingtonpost.com/news/post-politics/wp/2016/08/04/many-trump-supporters-dont-care-about-the-controversies-dominating-media-coverage/?hpid=hp_special-topic-chain_trumpsupporters-525pm%3Ahomepage%2Fstory

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 当たり前の内容だが、ま、イイ(英エコノミスト)記事だね。↓

 「・・・日本では、見境をなくして暴れる人間が手に持つ凶器はナイフだ。・・・
 国籍のいかんを問わず、大量殺人犯の病理というものは一貫している。ほとんどの場合が若い男で、衝動の源となるのは攻撃性とテストステロン(男性ホルモンの一種)。多くの場合、殺人欲求を抱くきっかけとなるのは失業など人生において挫折経験となる出来事だ。・・・
 こうした恐ろしい事件が起きるたびに規制は強化され(加藤智大の事件後には刃渡り6センチ以上のダガーナイフが禁止された)、日本がほかの国と同様に危険な国になりつつあるという不安が広がる。
 だが統計が示すのはまったく逆の現実だ。昨年、日本の犯罪数は戦後最低を記録した。そして日本で投獄される国民の数は今でも先進国中で最も少ない水準にある。・・・
 銃器発砲事件による死亡は昨年わずか1件。1億2600万の人口を抱える国家での話である。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/224217/080200097/?n_cid=nbpnbo_mlb&rt=nocnt

 ということらしいね。↓

 「『シン・ゴジラ』快進撃のワケ 秘密主義と短期決戦が奏功・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%e3%80%90%e3%82%b7%e3%83%8d%e3%83%9e%e7%be%85%e9%87%9d%e7%9b%a4%e3%80%91%e3%80%8e%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%82%b4%e3%82%b8%e3%83%a9%e3%80%8f%e5%bf%ab%e9%80%b2%e6%92%83%e3%81%ae%e3%83%af%e3%82%b1-%e7%a7%98%e5%af%86%e4%b8%bb%e7%be%a9%e3%81%a8%e7%9f%ad%e6%9c%9f%e6%b1%ba%e6%88%a6%e3%81%8c%e5%a5%8f%e5%8a%9f/ar-BBvelru?ocid=iehp#page=2

 行き過ぎた大学インフレだー。↓

 「<日本の>大学進学率最高の52%、入学者も2年連続増・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160804-OYT1T50170.html?from=ytop_main5

 それでは、恒例の中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群でーす。↓

 <習ちゃんは、日本車を強くご推薦。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、自らを「憤青」だったと語る中国人の手記を掲載し、自分の好みやニーズにあった車が「日系車」であったため、日系車を購入したという元「憤青」のエピソードを紹介した。
 記事は、この中国人がもともとフランス車に乗っていたことを紹介し、自動車の買い替えの際に20万元(約305万円)という予算内で自動車選びを行い、多くの吟味を重ねた結果、「憤青」としては排斥の対象であったはずの日系車を購入するに至ったと伝えた。
 元「憤青」の中国人が自動車を選ぶにあたって掲げた条件は複数存在するが、主な条件は「故障率が低いこと」、「大きなシェアを獲得していること」、「値持ちが良く、中古で売却しやすいこと」などだった。こうした条件のもとで自動車探しをした結果、日系車しか条件に合致しなかったのだという。そのため、「国の仇にとらわれず、自らの生活に忠実に」なって検討した結果、日系車を購入したと伝えている。
 元「憤青」として、かつては批判を展開していた日系車を購入してみると、その乗り心地や性能に魅了されて愛着が湧いたようで、今度は「外観からは度量の大きさが伝わってくる」、「とてもメンツが立つ」、「車内空間の広さに大満足」などと、日系車を高く評価しており、考え方が一変したことが伝わってくる。」
http://news.searchina.net/id/1615800?page=1
 <支那由来のいいものを簡単には捨て去らない日本に習ちゃんはご感動。↓
 「・・・真題園はこのほど、「中国ではそろばんが没落の運命から逃れられない状況にある」と伝える一方、日本では主に小学生たちの間でそろばんが今なお広く親しまれていることを紹介した。
 ・・・1990年代の中国ではそろばんが小学校の教育に取り入れられていたものの、2001年に教育課程の改正が行われ、教育現場から姿を消したと指摘。北京市内でそろばんを習う子どもの数は3万人を下回っており、そろばんよりもコンピューターを学ばせる保護者も多いという。
 記事は、「電子機器が発展した今日にあっても、日本人は今なおそろばんを愛している」と伝え、日本でもそろばんの学習者は減少傾向にあるものの、それでもそろばん教室は今なお子どもたちで活気がある状況だと紹介した。
 そろばんを使って計算することは現代においては時代遅れとなったとしながらも、日本ではそろばんは「頭のトレーニング」として有効と見なされていると伝え、子どもの計算能力を高めるのみならず、集中力向上にも役立つと考えられていることを指摘し、こうしたメリットから日本ではそろばんが支持されているのだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1615788?page=1
 <例外的に、サーチナのコメントも転載したよ。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本の学校はなぜ中国の小中学校で使用されているような「合成樹脂舗装」のグラウンドではなく、土が使用されているのかという問いを提起、その主要な理由の1つは運動場に多目的性を持たせるためであると説明している。
 記事は「日本は体育の授業を非常に重視している」と指摘、それゆえに運動場は「室外体育施設」とみなされており、体育の授業として野球やサッカーなどが運動場で行われると説明。また「運動場は子どもたちの遊び場所でもある」と説明、従って「土が使用されたグラウンドはこれらの必要をうまく満たせる」と論じ、逆に合成樹脂舗装のトラックでは「運動場の多目的性が失われる」と指摘した。
 また記事は日本の学校が校庭に合成樹脂ではなく、土地を使用することを支持する理由として、日本の一部の教師の見解として「土のグラウンドは子どもたちの日常の遊び場としてよりふさわしい」と説明、さらに「子どもたちは砂や土に触れることを通して自然に近づくべきだ」と論じた。一方、中国では体育の授業が重視されているとは言い難く、スポーツは幼少時に才能があると判断され、選別された子どもたちがやるものという認識がある。
 心と身体を成長させる重要な場所である学校において、化学物質が含まれた合成樹脂舗装のトラックによって健康が害されているという中国の学校は非常に深刻な問題に直面していると言える。毒トラックが問題になっている中国において、記事が日本の学校で使用されている土のグラウンドを取り上げたのは、子どもたちの福祉にかなった運動場を提供しようとする日本の姿勢から学ぶよう中国の読者に訴える目的があるに違いない。」
http://news.searchina.net/id/1615750?page=1
 「・・・騰訊は中国人消費者が日本メーカーの紙おむつを購入する理由を考察している。
 記事は冒頭、1998年から米国企業が中国の乳幼児向けのオムツ市場に進出をはじめ、その後日本や韓国企業が進出した過程を説明。特に近年は日本の企業が市場シェアを拡大している様子を伝えている。
 では、なぜ日本メーカーの紙おむつが人気なのだろうか。記事の指摘した1つの理由は、「中間層の増加」だ。日本メーカーの製品は中国企業の製品に比べて高品質であることは広く知られているが、以前は高額のオムツや粉ミルクを購入できなかった世帯が、経済発展の恩恵を受け、日本企業の製品が購入できるようになった。
 そのほか、「インターネット販売の台頭」も日本の紙おむつの人気を加速させている。ネット販売であれば、利便性の高さはもちろん、日本からの直送も可能であるため正規品を入手できる。」
http://news.searchina.net/id/1615785?page=1
 「・・・捜狐は中国国民が普段の生活のなかでも秩序やルールを守らない理由を考察している。
 記事は、現代の中国人について「中国人は列に並ぶのが嫌いな民族」と表現し、「中国人よ、なぜ列に並ばないのか」と疑問を投げかけた。確かにほとんどの中国人はバスに乗る時もチケットを買う時も並ぶことをしない。なぜこのような国民性になったのだろうか。
 記事が挙げた1つ目の理由は、「特権意識の氾濫による不公平な競争」だ。中国では立場やコネによって何事も対応が大きく異なるのが普通の国だ。病院での診察や手術もコネがなければ後回しにされてしまう国であり、正直に順番を守る人が少なくなるのも当然と言えるだろう。
 2つ目の理由は「並ばないことが習慣になっている」ことだ。大衆の力は強く、たとえ自分が列を守っていても、大多数の人たちが守らなければ秩序は生まれない。反対に大多数が列を守っていれば、一部の人が列を乱そうとしても秩序が保たれる。外国人であっても、中国で生活していれば自然と列に並ばない習慣が身についてしまう。
 <このくだりは、うっかりミスか、それとも深い意図があるのか、とにかく、面白い。↓>
 最後に挙げたのは、「管理しきれていない」点である。記事は日本が中国を占拠していた当時の例を挙げ、兵士が鞭を持ち、秩序が保たれるようにしていた状況を説明。現在は権力者が「鞭」を持って秩序を保とうとしていないことが原因の1つであると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615786?page=1
 「・・・捜狐はこのほど、「日本は国土は小さいものの、自動車大国であることは間違いない」としたうえで、中国人は日本人に運転マナーを習うべきであると論じた。
 記事は、日本は自動車の数が多くて道路は狭いと指摘する一方、「それでも人と車の調和が取れた社会を構築している」と主張し、日本人の運転マナーも完璧ではないにしても、「無理な割り込みや無茶な路上駐車がないだけでも、中国人は日本人に学ぶべきである」と論じた。
 続けて、日本人は「秩序を守る概念が発達している」とし、渋滞が起きてもクラクションを鳴らすことはないと指摘したほか、緊急車両の専用道路を走行することもないと主張。ましてや無理な割り込みなど行うはずがないとし、「渋滞で並ぶことになっても日本人は秩序を守る」のだと指摘した。
 さらに、日本では「狭い道で大型のバスがゆっくりと走っていた場合、バスは後ろの車両を先に行かせるために自ら路肩に寄る」とし、これほど調和の取れた交通状況が見れる国は「世界広しと言えどもごく少数だ」と主張した。」
http://news.searchina.net/id/1615740?page=1
 <ちょい、古い記事だが・・。
 なお、サーチナのコメント群が記事中に一体的に織り込まれているので、それらも転載した。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本人の人間性やファッション、食、化粧品、商品、街、サービスなど、中国にはない日本の優れた点を詳しく説明する記事を掲載した。日本人のこれらの長所を考えると「恐ろしい」、「震撼させられる」などとしている。
 記事は女性らしい観点で日本の様々な面に対する感想を述べているが、例えばファッションについて日本の若い女性たちの着こなしを絶賛している。日本の若い女性たちは欧米人に比べてスタイルが良いとは言えないが、160cm以下の身長でも足を長く見せる美しくバランスのとれた着こなしをしていると指摘。
 また日本人の若い女性たちは決して服の引き立て役になっておらず、むしろ服によって自分の美しさを引き出すことができる人びとだと絶賛している。中国では近年、韓流ブームが起きており、韓国のファッションを好む女性も多いのだが、この女性のように日本のファッションを評価する女性もいるようだ。
 記事がこうした点に対して「震撼する」と述べているのはなぜだろうか。中国に西洋崇拝の傾向があることは中国人も認めるところであり、ファッションに対する中国の若い女性たちの感性も欧米のファッションメーカーに完全にコントロールされてしまっているという見方もある。
 しかし記事は、日本人の若い女性たちは自分たちの体形に合わない欧米のファッションに無理やり自分を合わせようとするのでなく、むしろ自分たちの美しさを引き出すことのできるファッションを選択していると指摘。その結果、逆に日本の若い女性たちの美に感化された欧州のファッションには「日本らしさ」が入り込んでいると記事は論じている。記事が日本の若い女性たちのファッションに震撼させられるのも頷ける。
 記事はこの他にも日本に震撼させられる様々な長所を取り上げているが、共通点として記事から感じるのは「美」という要素だ。他人に迷惑をかけず、他人の利益を考えるといった「人としての美」、伝統的な和菓子に見られる形の美しさ、優れた化粧品が女性に提供する美。日本に存在する様々な美は、中国に対する建設的な「脅威」になっていると感じているようだ。」
http://news.searchina.net/id/1607779?page=1

 <もっとも、習ちゃんの指示に(無駄な)抵抗を試みる記事も引き続き散見されるだ。↓
 「・・・東方頭条はこのほど、「メード・イン・ジャパン」と「メード・イン・チャイナ」の力関係はひと昔前と違って逆転していると主張する記事を掲載。二十数年前の消費者は日本製のテレビを誉め称える一方で、中国製テレビをけなしたとしながらも、「現在、中国市場で日本製テレビを見かけることは稀だ」と伝えている。
 記事は、テレビ市場のみならず、パソコン、携帯電話、洗濯機などの製品にも「日中製品の力関係の逆転」が見ることができると主張。こうした逆転関係は中国市場のみならず、世界中で起きていると論じた。
 さらに「メード・イン・チャイナの技術進歩とコスト面での巨大なアドバンテージの前に、メード・イン・ジャパンは全面的に壊滅しつつある」と主張。そして「中国は日本製品がなくても国産製品や欧米製品を代替品にできるが、日本は中国製品がなければ生存できなくなる」と主張し、「未来は中国にある」と主張した。
 中国ではこのような主張を展開するメディアが存在する一方で、別のメディアは「中国製のスマートフォンに使用されている日本製の部品は非常に多い」、「日本製の部品がなければ率直に言って一歩も進めない」とも報じている。事実、中国の一部のハイエンドスマートフォンのうち、日本製の部品が占めるコストの総額はそのスマホ全体のコストの約50%に達するとの分析もある。
 さらに、中国のスマートフォンメーカー「小米(シャオミ)」の雷軍CEOも「日本のパートナーとの協力関係は小米の非常に重要な戦略である」という見解を示している。」
http://news.searchina.net/id/1615787?page=1
 <また、これは、習ちゃんへの抵抗と言うよりは、単に、日本の人間主義に対する理解不足の編集者/記者もいる、ということだろうね。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「『借りを作る』ことは、本当にそんなに怖がることなのか」と題した文章を掲載した。
 文章は「人は群れをなして生活する動物である。生活も仕事も、さまざまな活動も、みなグループを作ることで営まれる」と説明。その一方で、「他人に頼ることなく自分の思うがままに行動する『独立独行』の集団もいるのだ」とし、この集団に属するものは「他人に迷惑をかけることを恐れる」と紹介した。その理由として「他人の世界に入りたがらず、自分で自分を閉じ込めようとするからだ」と解説している。
 そのうえで、「誰かに借りを作るのを恐れる、他人に迷惑を欠けるのを恐れる」ことが持つもう1つの側面として「自分が他人に迷惑をかけないということは、他人も自分に迷惑をかけたがらないのだ」と論じた。そしてこの現象が今、「徐々に中国の現実になりつつあるのだ」とし、適度に他人を頼ること、借りを作ることが、人と人との関係をより親密にし、独り善がりから離れることができるのだとの見解を示した。
 文章の中で、他人に迷惑をかけないことを徹底しているのは日本人であると紹介されている。」
http://news.searchina.net/id/1615783?page=1

 「禹(う、紀元前2070年頃)は<支那>古代の伝説的な帝で、<支那最初の王朝である>夏朝の創始者。・・・
 帝堯の時代に、禹は治水事業に失敗した父の後を継ぎ、舜に推挙される形で、黄河の治水にあたった」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%B9
という話は伝説だと思われてきたが、4,000年前の黄河の大洪水が確認され、史実説が有力になっているんだと。↓
http://www.nytimes.com/2016/08/05/science/china-great-flood-xia-emperor-yu.html?hpw&rref=science&action=click&pgtype=Homepage&module=well-region®ion=bottom-well&WT.nav=bottom-well&_r=0

 女の敵は女、というのはホントだったことが明らかになった。↓

 Men may have evolved better 'making up' skills・・・
 Men's historical dominance of the workplace may, in part, be because of their ability to reconcile with enemies after conflict・・・
 A woman's relationship with another woman is often gravely damaged if one woman achieves greater status than the other or somehow outdoes her.・・・
http://www.bbc.com/news/science-environment-36969103
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太田述正コラム#8529(2016.8.5)
<一財務官僚の先の大戦観(その60)>

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