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太田述正コラム#8522(2016.8.2)
<皆さんとディスカッション(続x3057)>

<太田>(ツイッターより)

 ハーレツ紙がリンクを貼っていた、ある米国の調査会社
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Agora
による記事
http://moneywise411.com/this-baltimore-firm-predicts-world-events-with-amazing-accuracy/?ppc=533951
を読み、ブリーフィング
http://pros.bonnerandpartners.com/1606BBLFALLDWN19/PBBLS718?_ga=1.251163270.1299977247.1470051593&h=true
の大部分を視聴した。
 直前に、ソ連の崩壊、日本経済の停滞等を予想した会社らしいのだが、今度は、米国経済の崩壊が目前に迫ってると衝撃的予想。
 産業が空洞化し、法人も個人も借金漬けでカードに依存してかろうじて回っている米国経済はキャッシュ取り付け騒ぎが起こったらオワなんだとさ。
 同国がトランプの出現等トチ狂い始めてるのはその前兆かもね。

 あちゃー、最新世論調査で、クリントン45%、トランプ37%!
http://time.com/4434326/hillary-clinton-donald-trump-poll-convention-bump/?xid=homepage
 イラクでの、イスラム教徒たる米軍戦死兵士の両親との「論争」で共和党重鎮達からも十字砲火を浴びているザマ
http://time.com/4432816/donald-trump-khizr-ghazala-khan/?xid=homepage
じゃどーしょーもないね。

<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 ちょっとまえの記事ですが。
 法王庁話があってのなんともタイミングがいい報道で。「ローマ法王の訪日「来年の可能性を検討」 バチカン」
https://www.google.co.jp/amp/www.asahi.com/amp/articles/ASJ7Y748TJ7YUHBI02D.html?client=ms-android-kddi-jp

<lCL3wpDo>(同上)

 シン・ゴジラ面白かったな。中国で公開したら習ちゃん思いっきり取り上げそうね。
 女性防衛相も中々の好演でした。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/07/20/kiji/K20160720013000580.html

 "赤黒い皮膚の新たなジャパニーズゴジラが世界に飛び出す。配給の東宝によると、100カ国・地域は、北米、南米、アジア、欧州、アフリカ、オセアニアと広範囲にわたる。過去最大だった04年公開「ゴジラ FINAL WARS」の67カ国・地域を大きく上回る。台湾やフィリピンでは8月の公開が決定し、日本公開前から大きな期待を集めている。"

<七氏>(同上)

 台湾と中国。完全に関係が変わったよね。こんなに独自色出せるようになったとは、習指導部の影響が、日本より先に台湾で出てるのか?
 「台湾総統、先住民族に謝罪=過去400年の差別行為」
https://www.google.co.jp/amp/www.jiji.com/jc/amp%3fk=2016080100653?client=ms-android-kddi-jp

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 都知事選を振り返る力作コラム群だ。↓

 <「極左」「左」「右」「極右」、という分類は、もはや日本では意味を失ってるけどね。↓>
 「縮む東京の「極右」地図〜都知事選分析〜・・・」
http://blogos.com/article/185605/
 <日本のジャーナリストの場合、政治家・官僚、とりわけ官僚に対するコンプレックスの強さとそれによって発揮するバカ力じゃないけ?↓>
 「なぜ鳥越俊太郎さんは文春・新潮を告訴するという選挙戦略をとったのか・・・
 よきエコノミストが備える条件は、独善的で懐疑的で執念深いこと<、という、>・・・よき・・・ジャーナリスト・・・が備える条件<を彼は満たしているから>。」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%81%aa%e3%81%9c%e9%b3%a5%e8%b6%8a%e4%bf%8a%e5%a4%aa%e9%83%8e%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%af%e6%96%87%e6%98%a5%e3%83%bb%e6%96%b0%e6%bd%ae%e3%82%92%e5%91%8a%e8%a8%b4%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e9%81%b8%e6%8c%99%e6%88%a6%e7%95%a5%e3%82%92%e3%81%a8%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b/ar-BBv7spy?ocid=iehp#page=2
 <それにしても、戦後日本の「インテリ」の「左」バネは強いねえ。↓>
 「鳥越俊太郎のボロ負けで消滅が危惧される「国民的イベント」とは?・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%90%e9%83%bd%e7%9f%a5%e4%ba%8b%e9%81%b8%e3%80%91%e9%b3%a5%e8%b6%8a%e4%bf%8a%e5%a4%aa%e9%83%8e%e3%81%ae%e3%83%9c%e3%83%ad%e8%b2%a0%e3%81%91%e3%81%a7%e6%b6%88%e6%bb%85%e3%81%8c%e5%8d%b1%e6%83%a7%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%80%8c%e5%9b%bd%e6%b0%91%e7%9a%84%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ar-BBv7poF?ocid=iehp#page=2
 <とにかく天晴な女性だわ。↓>
 「「したたかじゃない女性なんていない」小池百合子、へたれ男たちとの勝負史24年・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%8c%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%9f%e3%81%8b%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%aa%e3%81%84%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d%e5%b0%8f%e6%b1%a0%e7%99%be%e5%90%88%e5%ad%90%e3%80%81%e3%81%b8%e3%81%9f%e3%82%8c%e7%94%b7%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%81%a8%e3%81%ae%e5%8b%9d%e8%b2%a0%e5%8f%b224%e5%b9%b4/ar-BBv6cOz?ocid=iehp#page=2

 エー、そんなバカな。↓

 「NHK--4K・8Kの試験放送開始・・・
 4K・8Kは、地上デジタル放送の4〜16倍の解像度と臨場感のある音声が特徴で、基本的な放送時間は午前10時〜午後5時。ただ放送方式が確定していないため市販の4Kテレビでは受信できない。・・・」
http://mainichi.jp/articles/20160802/ddm/012/020/126000c

 なんで、日本で報じられてないんよ。↓

 「人間対AI:日本の囲碁ソフト「Zen」も人間に勝利・・・
  「Zen」は、・・・「アルファ碁」に続き、現存するAI対局プログラムのうち実力2位と評価されている。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/08/02/2016080200634.html

 恒例の、中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群です。↓

 <最初の2篇は、官民合作記事。↓>
 「・・・今日頭条は日本に留学経験のある中国人がいかに日本が恐ろしい国かを紹介する記事を掲載した。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。・・・
 日本に4年間留学した後に帰国したという女性は、ある日大雨に降られて町が冠水し、帰宅するのも大変になったという。次の日、日本人の同僚となぜ冠水したのかを話し合った時、その日本人が、排水溝が少ないことと排水溝が低い所に作られていないことに加え、多くの露店が大量のごみを排水溝に捨てているからだと分析した。多くの中国人は原因を考えず現状について不満を言うだけだが、日本はごく普通の庶民でさえ原因を追究する思考があり、このような国は本当に恐ろしいとしている。
 これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
 「これは全くその通り。あまりに正論すぎる」「これは正しい。われわれ自身の問題を指摘している。これは反省に値することだ」「これはいい記事だな。貧しいことは別に恐くないが、自分のことが分からないほど愚かなのは恐ろしいことだ」「自らの不足を知ってこそ進歩できる。国もそうだし個人もそうだ」「中国最大の敵は中国人自身」「自分の短所を直視すると同時に、敵の長所も直視すべき」「日本人は別に恐くない。恐いのはわれわれには文化や信仰がなく、真面目に物事を行う人が少ないことだ」」
http://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_146283/
 「・・・今日頭条はこのほど、日本には一般の中国人旅行客だけでなく、中国の多くの芸能人さえ引き寄せる魅力があると説明する記事を掲載している。
 記事は、日本旅行を楽しんだ中国の芸能人を紹介、その芸能人とは歌手の劉徳華(アンディ・ラウ)さん、俳優の李晨さん、女優の範氷氷(ファン・ビンビン)さん、映画監督の王晶(バリー・ウォン)さん、俳優の鄭伊健(イーキン・チェン)さんとその妻である女優の蒙嘉慧(ヨーヨー・モン)さん、歌手の那英さん、キャスターの陳魯豫さん、そして女優の関之琳さんなどだ。
 記事は一般の中国人旅行客を引き寄せる日本のいくつかの魅力を紹介している。1つ目は治安の良さだ。街を歩いていても、満員電車の中でも「日本ではモノを盗まれることはない」と主張し、ズボンの尻ポケットに長財布を入れて歩いてもスリに遭うことはないと指摘し、安心して旅行できることが日本の魅力の1つと論じた。
 さらに、日本はどの街を訪れても清潔で、トイレには必ずトイレットペーパーが設置してあるため中国のようにポケットティッシュを持ち歩く必要がないと指摘。また、店で売られている製品に偽物は存在せず、安心して買い物ができることや、日本人が列に並ぶことからも分かるとおり「日本社会に秩序があること」も中国人にとっては新鮮で魅力的なのだと論じた。
 記事には、中国のネットユーザーから記事の主張に賛同するようなコメントが数多く寄せられている。例えば、「日本は罵るのは訪日したことのない中国人ばかり。実際に日本を訪れてみて、日本がいかに良い国か分かった」、「日本人は本当に礼儀正しかった。民度の差は数十年分はある」などといった意見だ。」
http://news.searchina.net/id/1615556?page=1
 「・・・日頭条はこのほど、中華圏の芸能人も楽しめる日本の魅力について考察する記事を掲載し、日本の魅力は主に5つに集約できると論じている。
 記事はまず1つ目の魅力として、「自然と都市が融合し、美しい四季があること」を挙げ、日本には賑やかな現代的な都市と歴史の風情あふれる古都が共存していると伝え、さらに自然には桜が咲き誇る春、海が美しい夏、紅葉が楽しめる秋、雪を満喫できる冬があると指摘し、「どの季節に訪れても、また訪れたいと思わせる魅力がある」と論じた。
 また2つ目の魅力として、「買い物が楽しめること」を挙げ、日本の製品は顧客が経験から得られる満足感を重視しているとし、そのため品質が良いものを相対的に安い価格で買うことができると主張。さらに、3つ目の魅力は「娯楽が充実していること」を挙げ、東京ディズニーリゾートや大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン、さらにはジブリ美術館など「日本には多くの娯楽施設やアミューズメントパークがあり、一瞬にして子どもに戻れる環境が整備されている」と指摘した。
 また、4つ目、5つ目として世界に名だたる美食が豊富に存在することや、心から満足できるサービスが存在することを指摘し、日本旅行には中華圏の人びとが心から満足できる魅力があると指摘、だからこそ中華圏の芸能人たちも日本を訪れるのだとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1615495?page=1
 「・・・今日頭条は・・・「日本の風呂敷文化」と題した文章を掲載した。文章は単なる1枚の布である風呂敷について「尋常ならぬ長い歴史がある」とし、もともと入浴時の携帯品だった風呂敷が、時代の流れに伴って物を包む布の総称となっていったと紹介した。
 そして、吸水性が高くて洗濯にも強く、皮膚にも優しいために広く用いられている綿のほか、高級風呂敷に用いられる絹、縮緬やさらには近年では化学繊維のものが出回るなど、多様な材料が風呂敷に用いられており、小さいものでは幅45センチメートル、大きいものでは幅238センチメートルと様々なサイズが設定されていると説明した。
 また、風呂敷で物を包む際にはその美観も求められており、包むもの形に合わせて平包み、瓶包み、合わせ包み、スイカ包み、巻き包みなど数多くの包み方が存在することを伝えた。「近年は資源の節約、環境保護の考え方が浸透している。人びとは自らの行動を反省した時、風呂敷の良いところを再発見したのだ。西洋のカバンに比べて、物の大きさによって自由に変えられるし、持ち運びに便利なのである」と評している。」
http://news.searchina.net/id/1614919?page=1
 「・・・香港メディアの鳳凰網はこのほど、「中国人はなぜ日本の南部鉄器収集に熱中するのか?」と題して、南部鉄器の魅力について紹介する記事を掲載した。
 約400年前に生まれた南部鉄器が中国人に愛されている理由は、日本人が南部鉄器を好むのと同じ理由だという。それは、鉄分を効率的に摂取でき、貧血防止になることだ。そのうえ保温性があり、熱が均一に伝わる性質のため南部鉄器で作った食事はおいしく、水を沸かすと口当たりがまろやかになることも、味にこだわる日本人に好まれてきたゆえんだと紹介。・・・
 また、南部鉄器は「伝統工芸」としてみても、鉄器のなかで特別な存在のだという。人類文明を振り返っても、南部鉄器のように「温かみのある鉄器はあまりなかった」からだ。記事は、人類が鉄を武器として使用していた17世紀に、日本の南部藩の職人は「鉄を温かみのある壺、瓶、鈴などに変えてきた」と称賛。日本人の「わびさび」の審美感とよく調和していると説明した。
 さらに記事は、南部鉄器は400年という長い歴史の流れのなかで埋もれた時期もあったものの、何百年も代をつないで伝統を残してきたと、職人たちの使命感の高さやプロ意識を称賛した。」
http://news.searchina.net/id/1615496?page=1
 「・・・騰訊・・・記事は、「日増しに豊かになる中国の消費者たちは子どものために高級紙おむつを購入している」と伝え、そのおむつの大半は日本製だと紹介、日本で生産された紙おむつは「価格は中国の紙おむつに比べて非常に高額」と指摘した。
 さらに、中国で「安心して使える」紙おむつ需要が高まるにつれ、世界中のメーカーが中国市場に進出していると伝えつつ、各メーカーの戦略やターゲットは異なると紹介。日本メーカーは優れた吸収力を武器に、中国の富裕層をターゲットにしていると伝え、中国の消費者たちの「高品質な製品」に対する需要はますます強まっていると論じた。
 特に注目すべきは、日本メーカーが中国で販売している製品には「日本製」という表記がないという点だ。たとえ「日本製」と明記せずとも売れるということは、中国の消費者にはブランドと品質の高さがしっかりと認知され、評価されているということだ。」
http://news.searchina.net/id/1615528?page=1
 「・・・環球網は・・・日本の「匠の精神」が西洋からやってきたラテアートと融合し、飲むのがもったいないほどの芸術品にまで高めた人物を紹介する記事を掲載した。記事は、東京・原宿のカフェで店長を務めているバリスタの山本カズキ氏を紹介。今年29歳の山本氏はかつてレストランで働いていた際にラテアートと出会い、カップから飛び出した猫が別のカップに描かれた魚を捕まえようとする作品がネット上で有名になり、国内外でのイベントに招待される人気者になったと伝えた。
 記事は、天賦の才能が自身のキャリアを築いたと説明するとともに、山本氏本人が「ラテアートで大事なのは、バランスを保つこと。真似しようと思う人がいるかもしれないが、自分のアイデアを模倣できる人はいないと思っている」とし、自らの仕事に自信を持っていることを紹介。さらに、3Dラテアートはすぐに消えてしまうが「それによってもたらされる楽しみは永遠のものだ」という自負心を持っていることも併せて伝えている。」http://news.searchina.net/id/1615479?page=1
 「・・・騰訊はこのほど、中国サッカー界は絶対に「日本人選手の不買」を行ってはならないと警告した。
 日本人選手や日本人監督を好意的に受け入れる中国チームもあるが、愛国主義から日本人を拒絶するチームも中国には存在する。記事は以前に中国スーパーリーグのビッグクラブ広州恒大が日本人の有名選手を獲得しようとした動きがあったことを紹介。しかし当時の理事長やヘッドコーチに「強烈な民族主義の感情」があったために実現しなかったと説明した。
 もし広州恒大が日本人の有名選手の獲得に成功していたら、中国サッカー市場に巨大な利益がもたらされたに違いない。どんなスポーツについても言えることだが、チームに有名選手がいるかいないかで、その試合を直接あるいはテレビで観戦しようとする人の数は大きく左右されるからだ。
 もちろんこの有名選手が中国スーパーリーグでのプレーを希望しなければ実現しないことだとはいえ、「強烈な民族主義の感情」は中国サッカー市場にもたらされたであろう発展の道を閉ざす要因となる。
 記事はさらに2015年のアジア・チャンピオンズリーグ決勝第2戦で、広州恒大の選手がスポンサーである日系企業の社名が記されたユニフォームではなく、別の企業の名前の入ったユニフォームを着て出場した出来事にも言及。「もしある日本企業が1億元(約15億円)でスポンサー企業になると言って来たら、広州恒大は民族主義から断るのだろうか」と問題を提起した。」
http://news.searchina.net/id/1615488?page=1
 <眉唾のハナシも含まれていそうだが、一部中共人民に残るところの、当局が注入した反日意識の緩和を図るべく、懸命に努めている記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国で失われた文化を、日本人が伝承していた」とする記事を掲載した。古代の中国から日本に伝わった文化が、本場では廃れてしまったものの日本国内では現代に至るまで代々受け継がれている事例を多数紹介したものだ。
 記事が紹介したのは「日本刀は唐刀が起源である」、「日本の和服は『呉服』とも言い、漢服を改良したものである」、「日本の剣道は春秋戦国時代の中国から来たもの。剣道着は唐代のスタイル」、「日本の明治維新の基礎となったのは、明の遺臣・朱舜水である」、「服部半蔵は中国の秦人の末裔である」、「日本の古典建築は、唐代の建築様式である」、「天皇の即位儀礼は唐代の儀礼を参考にしたもの」、「明治の元号は『易経』の一節から取ったもの」、「武田信玄の『風林火山』は、孫子の兵法から取ったもの」、「『臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前』の九字護身法は中国の『左伝』によるもの」、「原田・高橋・大蔵といった姓は、漢の献帝の子孫・阿智王を起源とする」といったものだ。」
http://news.searchina.net/id/1615552?page=1

 これ、日本礼賛と歴史認識問題との折り合いをつける目的で書かれた記事なんだろが、コメントは控える。↓

 「・・・今日頭条は・・・中国四大古典名著の1つとされる「西遊記」が日本の昔話である「桃太郎」を模して作られたものであるとする説が日本にあると紹介するとともに、この説に対して真っ向から反論する記事を掲載した。
 記事は、「桃太郎」が室町時代に生まれたとされ、数百年にわたって日本の少年の精神世界で生き続けるとともに、現代ではさまざまなコンテンツの題材として用いられていると紹介。そのうえで、中国人に親しまれている「西遊記」は「桃太郎」と似ている部分が多く、桃太郎よりも作られたのがやや遅いことから、「一部の日本人学者が『西遊記』は、『桃太郎』を模したものであると主張している」と伝えた。
 この主張に対して記事は、「西遊記」が「大唐西域記」などや民間の伝説に基づく、現存した人物を用いた作品であり「中国の歴史的要素やロジカル思考が色濃く出ている」と説明。一方で、「桃太郎」からは日本文化の影を見ることはできず、「完全なる想像」によって創作されたものであるとした。
 また、文豪・魯迅と深い交友関係を持った内山書店の創業者・内山完造氏が両作品を比較していたことを紹介。玄奘三蔵がお供を連れて聖域に向かい、艱難辛苦を経た末に経文を得るという「精神文化の発展」である「西遊記」に対し、「桃太郎」はお供を連れて「鬼ヶ島」に行き財宝を略奪する「日本人による多民族への教化、統治意識が表されている」と論じていたと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1615529?page=1

 空回りしちゃってる記事。↓

 「・・・舛添要一氏は、政治資金の用途に関する疑惑によってその座を追われた訳だが、中国メディア・第一財経済週刊が同31日に掲載した記事によると、その理由があまりにも「萌える」のだという。
 「日本という国はどうしてこんなに萌えるのか」と題したこの記事が言及した、舛添氏のスキャンダルが「萌える」理由は、政治資金でマンガ「クレヨンしんちゃん」の単行本を購入したとされる点だ。記事によれば、政治資金の流用という疑惑と、「クレヨンしんちゃん」というギャップがあまりにも「萌える」とのことである。
 記事はその上で、日本の「萌え」について紹介。「美少女キャラクターを見た時に、血が湧き上がるような精神状態」と中国大手サイト「百度」の「百度百科」で説明されている事を伝えるとともに、特に「二次元世界における萌え」の破壊力はものすごいと解説した。「日本国憲法第9条を擬人化するなど、日本人にしか思いつかない、この民族の天賦の才能だ」と評している。
 そのうえで、日本には八百万の神が存在するという宗教観があり、その影響により日本人には万物を人に例える習慣が備わっていったと解説。また、日本人が「萌え」文化に癒やしを求める背景には、社会的なストレスや、「大きくなりたくない」という心理が大いに関係しているとも論じた。
 記事は最後に再び舛添氏の話題に戻し、「彼が辞職を拒んでいた理由は『リオ五輪で東京を他人の笑いものにしたくない』というものだったが、もし彼が五輪の開閉会式に出席しようものなら、テレビの前の視聴者から『ああ、これが政治資金でクレヨンしんちゃんを買った知事か』などと指差される。それこそお笑いじゃないか」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1615532?page=1

 メイ英首相、仏・中に原発を作ってもらう計画を先送り。↓

 The decision of the new British government to postpone a deal on a nuclear power station, to be built by France with major Chinese investment, has shocked both of those countries and is a potentially major step away from the policies of former Prime Minister David Cameron.・・・
http://www.nytimes.com/2016/08/02/world/europe/british-decision-on-nuclear-plant-angers-china-and-france.html?ref=world

 共産主義に代わる、ロシアの新イデオロギーは秩序主義だとさ。
 (ロシアを苛むモンゴルの軛メンタリティさえ理解すれば、後はロシアが何を纏っていてもそれに惑わされちゃダメよ。(太田))↓

 The New Ideology of the New Cold War・・・orderism.・・・
http://www.nytimes.com/2016/08/02/opinion/the-new-ideology-of-the-new-cold-war.html?ref=opinion

 (神から直接示されたところの)啓示宗教にして宣教宗教であるところのキリスト教やイスラム教は暴力性を孕んでいるとさ。
 (あったり前だろ。そういう宗教は廃絶しなきゃいかんのよ。ユダヤ教は宣教宗教じゃないが、啓示宗教なるが故に、同教への暴力を誘発するからやはり廃絶せにゃ。(太田))↓

 How Religion Can Lead to Violence・・・
 Both Islam and Christianity claim to be revealed religions, holding that their teachings are truths that God himself has conveyed to us and wants everyone to accept. They were, from the start, missionary religions.・・・
http://www.nytimes.com/2016/08/01/opinion/how-religion-can-lead-to-violence.html?ref=opinion

 母乳で育てる方がいいってのは常識化しつつあるが・・。↓

 BREASTFED INFANTS' BRAINS DEVELOP BETTER, FASTER・・・
http://www.newsweek.com/breastfed-infants-brains-develop-better-faster-486162

 (射精に伴うところの男性のそれと違って、)全く生殖には役立たない、(人間の女性の)オルガスムは、初期の哺乳類の雌が、交尾の際のオルガスム・・当時はクリトリスは膣内にあった・・によって排卵をしていた名残なんだとさ。その後、哺乳類は集団生活をするようになり、常に交尾相手を見つけられるようになった雌は定期的に自動的に排卵するようになり、それに伴い、クリトリスは膣外に押し出されて行ったんだとさ。↓
 
 ・・・Ovulatory cycles evolved in only a few lineages of mammals, including our own, Dr. Pavlicev and Dr. Wagner found. Before then, our ancient mammal ancestors originally relied on ovulation triggered by sex with a male.
Those early mammals developed a clitoris inside the vagina. Only in mammals that evolved ovulatory cycles did the clitoris move away.・・・
http://www.nytimes.com/2016/08/02/science/scientists-puzzle-over-a-biological-mystery-the-female-orgasm.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=mini-moth®ion=top-stories-below&WT.nav=top-stories-below 
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太田述正コラム#8523(2016.8.2)
<一財務官僚の先の大戦観(その57)>

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