太田述正ブログは移転しました 。
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太田述正コラム#8518(2016.7.31)
<皆さんとディスカッション(続x3055)>
<太田>(ツイッターより)
「小池氏…憤死した都議の未亡人も応援…」
http://news.infoseek.co.jp/article/30fujizak20160730005/
「安倍首相、増田氏応援に来ず…」
http://news.infoseek.co.jp/article/20160730hochi124/
「鳥越氏…「淫行疑惑」報道女性側との接触…認める…」
http://news.infoseek.co.jp/article/30fujizak20160730004/
小池候補に、<昨>日夕刻、期日前投票してきた。
それにしても、面白い選挙だったね。
最初の記事にも出てくるが、彼女、「防衛相時代、<守屋>事務次官更迭に踏み切った」んだぜ。
ホンモノだよ。
自民党はあくまでも仮の宿だったってところも天晴。
まだ投票してない人は、明日、是非とも彼女に念押しの一票を。
「岡田氏の退任表明「なぜ今?」 都知事選前日に疑問の声…」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7Z5GVZJ7ZUTFK005.html?rm=261
今次都知事選が、石原親子や岡田の政治家、人間、としての無能さ、矮小さを炙り出してくれたね。
岡田の後任が、(自民の公明との提携より致命的な)共産との提携を解消できるか注目しょ。
「白熱する日本・東京都知事選 31日投票…」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0730/c94474-9093173.html
習ちゃんが(も?)小池支持であることがはっきり分かる記事だ。
(「前防衛大臣」の小池と鳥越への言及のみ。また、写真4枚中3枚が小池。)
このツイート読んで、ヘソ曲げて増田に入れるなんてなしね。
<太田>
関連記事だ。
宇都宮サン、潔癖主義が過ぎてんじゃないけ?↓
「宇都宮健児氏に聞く 「なぜ鳥越氏の応援しないのですか」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11826794/
完全な言いがかりだね。↓
「息吐くように嘘をつく、小池百合子候補「核武装論者というのは捏造」→対談で「核武装の選択肢は十分ありうる」と明言、HPにも掲載していた・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11828458/
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
本日も、中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群をどーぞ。↓
<まずは、日本企業、日本人を絶賛する習ちゃん記事2つ。↓>
「・・・捜狐はこのほど、日本企業を視察した中国企業の関係者が「日本で独創的なマネジメントを学んだ」と振り返ったことを紹介している。
記事は、中国企業の関係者が日本滞在中、複数の企業や資料館で視察を行ったことを紹介。最初の訪問地は松下幸之助資料館だ。中国企業の関係者たちは、パナソニックの創業史と経営理念、特に人材育成の理念に強い感銘を受けたという。自らも経営者である参加者たちは、企業の存在意義や、社員に勤勉さと不屈の精神をいかに培わせるかについて、深く考えさせられたようだ。
また、日本の電子部品専業メーカーでは、「いつも新しい視点を持っている」ことが成功の秘訣であることが理解できたと紹介。「市場のニーズに目ざとく、時代に合った製品を自ら提案する」姿が重要であることを学んだようだ。そのほかコストを抑えると同時に高い効率のもとで高い品質をいかにして実現するかという生産管理についても学んだと振り返っている。」
http://news.searchina.net/id/1615400?page=1
「・・・訂閲は・・・日本人は仕事を「いささかもおろそかにしない」と称賛している。記事はこの態度の原因として「中国人は仕事を単に生活の一部分と見るが、日本人は仕事を神聖な使命と見る」という点を指摘しており、「ここに日本企業と中国企業の差の本質がある」という見方を示している。
記事は「どんなに暑い日でも日本人はみなスーツに革靴という装いで顧客と面会する」こと、また日本の飲食店などのスタッフたちは例えばテーブルの上を10回拭いてキレイにする店内規則があるなら「絶対にテーブルを拭く回数を減らさない」ことなどを紹介。こうした「いささかも疎かにしない」態度が高品質の日本製品を生み出してもいると称賛した。
さらに、多くの日本企業の幹部は出張の際にレンタカーを使用するが、中国企業の幹部は会社所有の高級車を使用すると主張。この点について「日本企業は高級車を買えないのでなく、保険、修理、維持、運転手などのコストを考えるとレンタカーの方が割に合うと判断しているからだ」と説明。コスト管理をいささかもおろそかにしない日本企業の態度と中国企業の態度には「極めて大きな差がある」と指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1615401?page=1
<手取り足取り、日本をカガミに人民を指導する習ちゃん。↓>
「・・・捜狐は・・・日本旅行を楽しむ予定の中国人のために日本におけるマナーのいくつかを紹介し、「中国人旅行客は民度が低いと批判される」と指摘しつつも、中国人旅行客たちがこれ以上、「日本で気まずい思いをしなくて済むように」願っていると主張した。
記事は日本におけるマナーの1つとして、「飛行機、新幹線、電車などの交通機関を利用する時、もし自分の席が窓側であれば座るときあるいは席を離れるときに通路側の人に対して、すみませんと一声かけなければならない」と説明。また肘掛けに手を置くときも「境界を超えてはならない」、さらに背もたれを倒すときは後ろの席の人の許可が必要であると説明した。
また刺身や寿司を食べるときのマナーについても紹介。「ワサビは醤油に溶かしてはいけない」<(そうだっけ?(太田))>、「寿司は出来上がったらすぐに食べなくてはならない」と忠告したほか、寿司を食べる前に白身魚の刺身を注文するなら「玄人だと見てもらえる」とも説明した。」
http://news.searchina.net/id/1615407?page=1
<フーム、そうかいそうかい。↓>
「・・・緯度財経はこのほど、「日本経済は3回目の“失われた10年”に突入しようとしている」と主張する一方、日本は今なお「もっとも豊かな先進国の1つであり、日本人はもっとも教養のある国民である」ということは忘れてはならないと論じた。
記事は、日本は国土が小さく、資源も乏しい国だと指摘する一方、戦後の復興から短期間で世界第2位の経済大国に成り上がった国だと指摘。その経済的な実力は米国に次ぐ水準だと指摘し、中国にとっても重要な貿易パートナーの1つだと論じた。日本は中国から大量の商品を輸入しているとしたほか、日本は今なお中国に巨額の直接投資を行っていると紹介。また、日本は1979年から中国に対して政府開発援助(ODA)を提供し、中国の発展を援助した国であると紹介した。
また記事は、日本経済の世界に及ぼす影響力は今なお大きく、中国も日本経済なしでは立ち行かなくなると指摘。そのため、日本と中国の関係は「互恵」であり、両国ともに世界経済の発展における原動力だと主張、日中はともに友好的に経済を発展させるべきだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615403?page=1
<日本車をもっと買え、と人民に促す習ちゃん。↓>
「中<共>自動車市場で<は、>・・・2016年上半期の日系車のシェア率は15.4%で、海外メーカーのなかでは19.5%のドイツ車に次ぐ2位となった。
シェアの高さから中国における日系車の人気が伺えるが、一方で日系車購入を感情的に否定する人も一定数存在する。中国メディアの今日頭条はこのほど、日系車購入の是非を論じる記事を掲載した。
記事はまず、経済のグローバル化が進んだ現在、合法的に自動車を買う人を非難するわけにはいかないと説明。中国で販売されている日系車は「合法的」に生産、販売されているわけで、異議を唱えるべきではないとの主張だ。そのうえで自動車購入の際に最も重要なのは安全性だと論じた。
中国のネット上では、日系車は軽くてボディが薄く安全ではないとの意見が多数見られる。しかし記事は、自動車の安全性を決める最大の要素は「運転手自身にある」と指摘。交通法規に従って速度を守って運転していれば「事故に遭う確率はずっと減る」ためだ。都市部で運転をするにあたっては渋滞があるために時速80キロを超えて走行することは難しく、高速道路でも中国の法定速度は時速120キロであるため、どの車種でも事故時の安全性に大差はないと指摘。高速で走行中に交通事故にあえば「結局は死ぬだけ」で、結果は変わらないと主張した。
最後に、中国の消費者には日系車について「燃費が良い車」と「手抜きの仕事をした車」<(?!(太田))>というイメージがあると指摘。しかしながら、経済のグローバル化が進んだ現在、合法的に得た収入で自動車を購入するなら、どの自動車を選んだとしても「誰も非難すべきではない」と締めくくった。」
http://news.searchina.net/id/1615398?page=1
<そうだってさ。↓>
「・・・香港メディアの明報・・・記事は「この100年間で日本人の平均身長の伸び幅は中国人よりも大きかった」と比較しているが、こうした比較には日本の医療水準、衛生状態、栄養摂取のレベルなどが中国よりも勝っているとの見方が含まれている。」
http://news.searchina.net/id/1615397?page=1
<あらゆることを日本から学べ、と人民を諭す習ちゃん。↓>
「・・・快報はこのほど、中国国内において日本料理を好む人が増えていると伝えつつ、その理由として「日本料理には清潔感があること」を挙げている。
記事は、中国では経済発展に伴い、外食産業も発展していると紹介。一方で、中国の飲食店の厨房は決して衛生的ではないと指摘し、「多くの人が金儲けのためだけに飲食産業に参入しており、衛生面を含めた質の低下が起きている」と論じた。
続けて、中国国内の一部の飲食店の厨房の写真を掲載し、「非常に不潔だ」と指摘している。写真を見る限り、記事の「不潔」という指摘は誇張ではなく、調理台にはゴミが散乱しているうえ、私服のような格好で調理する人も写っている。頭には何もかぶっていないため、頭髪が落ちて料理に入る可能性もありそうに見える。客がもし、自分に提供される料理が写真のような環境で作られていることを知ったら、食欲を失くしてしまうだろう。
一方で記事は、中国人が日本料理を好むようになった理由について、「日本料理は作っている姿が見ることができるうえ、清潔感がある」と紹介。確かに日本料理はカウンターを隔てて調理が見える店作りも多く、こうした点が客に安心感を与えているようだ。また、鮮度が重要な生ものが使われることも多いため、そもそも不潔であってはならない料理とも言える。
記事は、日本料理を好むことは決して「外国かぶれではない」と主張し、「日本料理は美味しいだけでなく、消費者に安心感も提供しているため人気なのだ」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1615393?page=1
<「うまい棒」? 知らんがな。↓>
「・・・東方網は・・・今や日本における国民的なスナック菓子の代表格である「うまい棒」について紹介する記事を掲載した。記事は、「辣条」が中国のグルメ界を席巻し、スナックフード界を制覇したのと同様に、日本にもスナックフード界の王様とされる食べ物が存在すると紹介。それが「うまい棒」という「芸術的な名前」が付された菓子で、1個10円ながらも「辣条」同様に非常に貴い価値を持っているのであると説明した。
記事は、中が空洞になっている筒状の膨化食品である「うまい棒」1本では満腹感は得られないものの、「そのうまさと後味は、無限の欲望を掻き立てる」ほどの魅力を秘めているため、1979年の登場以来今や国民的なスナック菓子として定着したと解説。その魅力の1つが、これまでに500種類を超えるという多種多様な味付けの存在で、コーンスープやサラダ、納豆、メンタイ、チーズといった定番の味はもちろん、すでに消えた「伝説の味」も話題の的になることを紹介している。
さらに、近年では2月14日のバレンタインデーになると「非リア充」たちが「うまい棒」を大量に購入し、チョコを買い求める「リア充」に対抗する光景も見られるとも説明。「何はともあれ、『うまい棒』は日本ではもはやおいしくて安いおやつという範囲を超えて、様々な意味が込められるようになり、揺るぎない地位を確保しているのである」とするとともに、「くれぐれも気を付けるように。さもないと、本当に止まらなくなるから」とそのうまさを改めて伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1615395?page=1
<日本農業の長所短所を冷静に分析する習ちゃん。↓>
「・・・分析家公式網はこのほど、「日本の農業は参考になると同時に反面教師とすべき点もある」とし、日本の農業が抱える問題について分析する記事を掲載した。
記事はまず、日本の農業について農産物の品質の高さや、農業従事者の生活の質の高さは「日本の農業にとって大きな成功」だと紹介。美しい田園風景が広がり、文化の多様性が見られる日本の農村部は、世界に誇る成功例であり、これは戦後の農地改革によるものだと称賛した。
しかし、日本の農業の失敗と言える面についても言及。例えば、農産物の高すぎる価格、巨額の補助金ゆえの財政負担、国内市場を守るための高すぎる関税は、消費者や納税者からの不満を買っていると指摘。
また、食料・農業・農村基本法の前身とも言える農業基本法は、経営規模の拡大と生産効率の向上を目指したものだったが、選挙制度や地域の既得権益集団の制約によって成し遂げられなかったと主張。農業製品の高い関税率と補助政策は、短期的には一部の人に利益をもたらしたものの、長期的は多くの日本人にとって害になったと主張した。
記事は、こうした農業に対する過度の保護政策を「甘やかしすぎ」と断じ、これが日本を最大の農産品輸入国にさせたと指摘。このため日本の農業は経営規模の拡大が遅れ、少子高齢化の問題も重なり、今では農業就業人口の減少や高齢化、後継ぎ問題も顕在化していると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615405?page=1
<今回における、唯一の官民合作記事がコレ。↓>
「・・・今日頭条が、中国人が日本旅行へ行く理由について分析する記事を掲載した。
記事によると、日本旅行へ行きたがるのは、治安が良く窃盗がほとんどないこと、どの都市に行ってもきれいなこと、四季折々の良さがあること、ティッシュを持ち歩かなくても不便しないこと、公衆トイレがきれいなこと、コンビニがとても便利なこと、品物の品質が高いこと、新幹線での死亡事故がないこと、高品質のサービス、伝統と現代が完璧に融合していること、交通の便利さ、100円ショップ、時刻表が正確、みんなブランド物を使用していること、必ず並んで秩序があることを挙げた。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「日本人は本当に礼儀正しい。中国人の民度とは数十年の開きがある」「行ったことのない人に日本の良さは分からないよ。この文章はすべて真実」「良い所は学ばないとね。ただののしるだけでは意味がない」「日本に行く前は日本をののしっていたが、大阪と京都に行ってみて日本は素晴らしい所だと知った。30年以内に中国が日本に追いつくことを願うが、努力しなければ50年かけても無理だ」「日本は美しく、人の素養が高くてだまされる心配がない。だから日本が大好きだ」「中国の観光地で、人をだまさず、高い入場料を取らず、サービスが悪くなく、商業化されていないところなどあるだろうか?だから日本に観光に行くんだよ」」
http://news.livedoor.com/article/detail/11828370/
<習ちゃんの勉強が後一歩だった惜しい記事。↓>
「・・・界面は・・・「たった8種類の茶、11のルールで、日本の茶道が中国に完勝?」と題した文章を掲載した。文章は、日本の茶道が中国を起源とするものでありながら、茶道文化の重視ぶり、普及ぶりは中国を上回っているとしたうえで、日本で独自に発展したお茶の文化について紹介している。
まず、「日本人が主に飲む、8種類のお茶」として玉露、抹茶、煎茶、番茶、茎茶、粉茶、ほうじ茶、玄米茶という緑茶のバリエーションを紹介。中国から伝わって来た緑茶が長い時間をかけて日本の風土に合った緑茶へと変化し、その製造工程や茶葉の形状によって細かく種類が分かれるに至ったと解説している。また、日本の緑茶の中で抹茶に次いで中国でよく知られているのが玄米茶であるとし、「日本料理店に行くと、店員がお米の香りが芳ばしい玄米茶を出してくれる」と説明した。
さらに、日本の茶道には「四規七則」なるルールが存在すると紹介。「四規」は「和・敬・静・寂」であり、「和敬」は主人と客人が持つべき心構えを、「静寂」は茶室や庭園の環境を示すとした。そして、「七則」は「事前にちゃんと茶を用意する」、「事前にちゃんと炭を用意する」、「茶室は冬暖かく夏は涼しく」、「室内は生花で自然の美しさを」、「時間を守る」、「雨具を用意する」、「常に客人を気にかけること」であると紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1615394?page=1
<習ちゃんの勉強が丸で足りなかった記事。↓>
「・・・網易はこのほど、日本では国会議員が審議中に居眠りをしたり、ビジネスマンが電車内で居眠りをする光景は珍しいことではないと伝えつつ、なぜ日本人はどこでも居眠りをするのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
記事は、日本人の居眠りについて、初めて日本を訪れた外国人は「日本人が電車内や会社、喫茶店などで居眠りをしていることに驚く」と伝え、なかには立ったまましっかりと寝ることができる日本人もいることに驚きを示した。
さらに多くの中国人は「日本人は働き過ぎで疲れているため、居眠りをする」と考えていると伝え、日本人の平均睡眠時間は確かに短く、8時間の睡眠時間を確保できている日本人はごく僅かという統計もあると紹介。さらに、上海市民の平均睡眠時間は7時間28分であるのに対し、東京都民はわずか5時間46分というデータがあると伝え、日本人は慢性的な睡眠不足であるため、どこでも居眠りをするのだと紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1615396?page=1
オリンピック2題。↓
<古代オリンピックがどんなだったかが分かるよ。
巫女さんを除き、女人禁制で、ギリシャ人ないしはギリシャ系ローマ人の殺人歴のない男性だけが選手、観客等になれた。↓>
・・・While today’s Games stress inclusivity, their ancient counterparts were rigidly exclusive. To compete in this celebration of not just Greek (and, later, Greco-Roman) identity but of proud god-fearing masculinity, you had to speak Greek, be free from the pollution of murder—and be male. Women couldn’t even be spectators. Only the priestess of Demeter could attend.
<それはゼウス神を祀る祭典だった。↓>
The chief reason for these restrictions is that the original Games were not really about sport at all. Rather, they were one part of a major male religious festival in honor of the great god Zeus. Indeed, Olympia, site of the Games, was named for Mount Olympus, where Zeus was considered to have had his throne.・・・
<オリンピックの時は戦争が禁止された。↓>
“Olympic Truce,” proclaimed by itinerant heralds months before the festival began to ensure that participants and spectators could enjoy safe passage.・・・
<この、1000年続いた古代オリンピックをぶっつぶしたのはキリスト教。↓>
Only Christianity could overcome them. With the banning of pagan practices by the Roman Emperor Theodosius in A.D. 391, their days were numbered, and by 425 the Olympics were no more.・・・
http://www.wsj.com/articles/the-strange-rites-of-the-ancient-olympics-1469805569 <近代オリンピックは、イギリス崇拝者たる仏人クーベルタンが、イギリスのスポーツ文化を自国等にも広げようとして古代オリンピックを「復活」させたもの。
(古代オリンピックは勝利至上主義だったのに、近代オリンピックに関しては、参加すること、全力を尽くすことに意義あり、なーんてキレイごとになっちゃったってワケ。)↓>
・・・The modern Olympics were founded in 1896 by Pierre de Coubertin, a French baron who thought that his country was getting soft. He looked to Britain’s sporting culture—and the fad for all things ancient—to revive the Olympic Games, hoping that sporting competition would encourage the making of champions and the building of character.・・・
<そういうこともあり、イギリス流のスポーツ・アマチュアリズムを信奉。↓>
For most of the twentieth century, the existential threat to sport wasn’t doping. It was professionalism. ・・・
<だから、当初は、ドーピングは、アマチュアリズムにそぐわないとだけされていた。↓>
The use of performance-enhancing drugs was understood to be a problem, but only insofar as it was a symptom of the corruption of the amateur ideal.・・・
<ところが、1988年のソウル・オリンピックの時にアマチュアリズムが廃棄され、かつ、ベン・ジョンソンのドーピングが発覚した。で、爾後、ドーピングが正面から論じられ、目の敵にされるようになった。↓>
it wasn’t until the 1988 Summer Olympics, in Seoul, that a doping scandal rocked the Games, when the men’s hundred-metre champion, Ben Johnson, failed a test. This was, as it happens, the first Summer Olympics at which professionals were allowed to compete. ・・・
http://www.newyorker.com/news/daily-comment/doping-and-an-olympic-crisis-of-idealism
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太田述正コラム#8519(2016.7.31)
<一財務官僚の先の大戦観(その55)/私の現在の事情(続x82)>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x3055)>
<太田>(ツイッターより)
「小池氏…憤死した都議の未亡人も応援…」
http://news.infoseek.co.jp/article/30fujizak20160730005/
「安倍首相、増田氏応援に来ず…」
http://news.infoseek.co.jp/article/20160730hochi124/
「鳥越氏…「淫行疑惑」報道女性側との接触…認める…」
http://news.infoseek.co.jp/article/30fujizak20160730004/
小池候補に、<昨>日夕刻、期日前投票してきた。
それにしても、面白い選挙だったね。
最初の記事にも出てくるが、彼女、「防衛相時代、<守屋>事務次官更迭に踏み切った」んだぜ。
ホンモノだよ。
自民党はあくまでも仮の宿だったってところも天晴。
まだ投票してない人は、明日、是非とも彼女に念押しの一票を。
「岡田氏の退任表明「なぜ今?」 都知事選前日に疑問の声…」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7Z5GVZJ7ZUTFK005.html?rm=261
今次都知事選が、石原親子や岡田の政治家、人間、としての無能さ、矮小さを炙り出してくれたね。
岡田の後任が、(自民の公明との提携より致命的な)共産との提携を解消できるか注目しょ。
「白熱する日本・東京都知事選 31日投票…」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0730/c94474-9093173.html
習ちゃんが(も?)小池支持であることがはっきり分かる記事だ。
(「前防衛大臣」の小池と鳥越への言及のみ。また、写真4枚中3枚が小池。)
このツイート読んで、ヘソ曲げて増田に入れるなんてなしね。
<太田>
関連記事だ。
宇都宮サン、潔癖主義が過ぎてんじゃないけ?↓
「宇都宮健児氏に聞く 「なぜ鳥越氏の応援しないのですか」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11826794/
完全な言いがかりだね。↓
「息吐くように嘘をつく、小池百合子候補「核武装論者というのは捏造」→対談で「核武装の選択肢は十分ありうる」と明言、HPにも掲載していた・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11828458/
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
本日も、中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群をどーぞ。↓
<まずは、日本企業、日本人を絶賛する習ちゃん記事2つ。↓>
「・・・捜狐はこのほど、日本企業を視察した中国企業の関係者が「日本で独創的なマネジメントを学んだ」と振り返ったことを紹介している。
記事は、中国企業の関係者が日本滞在中、複数の企業や資料館で視察を行ったことを紹介。最初の訪問地は松下幸之助資料館だ。中国企業の関係者たちは、パナソニックの創業史と経営理念、特に人材育成の理念に強い感銘を受けたという。自らも経営者である参加者たちは、企業の存在意義や、社員に勤勉さと不屈の精神をいかに培わせるかについて、深く考えさせられたようだ。
また、日本の電子部品専業メーカーでは、「いつも新しい視点を持っている」ことが成功の秘訣であることが理解できたと紹介。「市場のニーズに目ざとく、時代に合った製品を自ら提案する」姿が重要であることを学んだようだ。そのほかコストを抑えると同時に高い効率のもとで高い品質をいかにして実現するかという生産管理についても学んだと振り返っている。」
http://news.searchina.net/id/1615400?page=1
「・・・訂閲は・・・日本人は仕事を「いささかもおろそかにしない」と称賛している。記事はこの態度の原因として「中国人は仕事を単に生活の一部分と見るが、日本人は仕事を神聖な使命と見る」という点を指摘しており、「ここに日本企業と中国企業の差の本質がある」という見方を示している。
記事は「どんなに暑い日でも日本人はみなスーツに革靴という装いで顧客と面会する」こと、また日本の飲食店などのスタッフたちは例えばテーブルの上を10回拭いてキレイにする店内規則があるなら「絶対にテーブルを拭く回数を減らさない」ことなどを紹介。こうした「いささかも疎かにしない」態度が高品質の日本製品を生み出してもいると称賛した。
さらに、多くの日本企業の幹部は出張の際にレンタカーを使用するが、中国企業の幹部は会社所有の高級車を使用すると主張。この点について「日本企業は高級車を買えないのでなく、保険、修理、維持、運転手などのコストを考えるとレンタカーの方が割に合うと判断しているからだ」と説明。コスト管理をいささかもおろそかにしない日本企業の態度と中国企業の態度には「極めて大きな差がある」と指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1615401?page=1
<手取り足取り、日本をカガミに人民を指導する習ちゃん。↓>
「・・・捜狐は・・・日本旅行を楽しむ予定の中国人のために日本におけるマナーのいくつかを紹介し、「中国人旅行客は民度が低いと批判される」と指摘しつつも、中国人旅行客たちがこれ以上、「日本で気まずい思いをしなくて済むように」願っていると主張した。
記事は日本におけるマナーの1つとして、「飛行機、新幹線、電車などの交通機関を利用する時、もし自分の席が窓側であれば座るときあるいは席を離れるときに通路側の人に対して、すみませんと一声かけなければならない」と説明。また肘掛けに手を置くときも「境界を超えてはならない」、さらに背もたれを倒すときは後ろの席の人の許可が必要であると説明した。
また刺身や寿司を食べるときのマナーについても紹介。「ワサビは醤油に溶かしてはいけない」<(そうだっけ?(太田))>、「寿司は出来上がったらすぐに食べなくてはならない」と忠告したほか、寿司を食べる前に白身魚の刺身を注文するなら「玄人だと見てもらえる」とも説明した。」
http://news.searchina.net/id/1615407?page=1
<フーム、そうかいそうかい。↓>
「・・・緯度財経はこのほど、「日本経済は3回目の“失われた10年”に突入しようとしている」と主張する一方、日本は今なお「もっとも豊かな先進国の1つであり、日本人はもっとも教養のある国民である」ということは忘れてはならないと論じた。
記事は、日本は国土が小さく、資源も乏しい国だと指摘する一方、戦後の復興から短期間で世界第2位の経済大国に成り上がった国だと指摘。その経済的な実力は米国に次ぐ水準だと指摘し、中国にとっても重要な貿易パートナーの1つだと論じた。日本は中国から大量の商品を輸入しているとしたほか、日本は今なお中国に巨額の直接投資を行っていると紹介。また、日本は1979年から中国に対して政府開発援助(ODA)を提供し、中国の発展を援助した国であると紹介した。
また記事は、日本経済の世界に及ぼす影響力は今なお大きく、中国も日本経済なしでは立ち行かなくなると指摘。そのため、日本と中国の関係は「互恵」であり、両国ともに世界経済の発展における原動力だと主張、日中はともに友好的に経済を発展させるべきだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615403?page=1
<日本車をもっと買え、と人民に促す習ちゃん。↓>
「中<共>自動車市場で<は、>・・・2016年上半期の日系車のシェア率は15.4%で、海外メーカーのなかでは19.5%のドイツ車に次ぐ2位となった。
シェアの高さから中国における日系車の人気が伺えるが、一方で日系車購入を感情的に否定する人も一定数存在する。中国メディアの今日頭条はこのほど、日系車購入の是非を論じる記事を掲載した。
記事はまず、経済のグローバル化が進んだ現在、合法的に自動車を買う人を非難するわけにはいかないと説明。中国で販売されている日系車は「合法的」に生産、販売されているわけで、異議を唱えるべきではないとの主張だ。そのうえで自動車購入の際に最も重要なのは安全性だと論じた。
中国のネット上では、日系車は軽くてボディが薄く安全ではないとの意見が多数見られる。しかし記事は、自動車の安全性を決める最大の要素は「運転手自身にある」と指摘。交通法規に従って速度を守って運転していれば「事故に遭う確率はずっと減る」ためだ。都市部で運転をするにあたっては渋滞があるために時速80キロを超えて走行することは難しく、高速道路でも中国の法定速度は時速120キロであるため、どの車種でも事故時の安全性に大差はないと指摘。高速で走行中に交通事故にあえば「結局は死ぬだけ」で、結果は変わらないと主張した。
最後に、中国の消費者には日系車について「燃費が良い車」と「手抜きの仕事をした車」<(?!(太田))>というイメージがあると指摘。しかしながら、経済のグローバル化が進んだ現在、合法的に得た収入で自動車を購入するなら、どの自動車を選んだとしても「誰も非難すべきではない」と締めくくった。」
http://news.searchina.net/id/1615398?page=1
<そうだってさ。↓>
「・・・香港メディアの明報・・・記事は「この100年間で日本人の平均身長の伸び幅は中国人よりも大きかった」と比較しているが、こうした比較には日本の医療水準、衛生状態、栄養摂取のレベルなどが中国よりも勝っているとの見方が含まれている。」
http://news.searchina.net/id/1615397?page=1
<あらゆることを日本から学べ、と人民を諭す習ちゃん。↓>
「・・・快報はこのほど、中国国内において日本料理を好む人が増えていると伝えつつ、その理由として「日本料理には清潔感があること」を挙げている。
記事は、中国では経済発展に伴い、外食産業も発展していると紹介。一方で、中国の飲食店の厨房は決して衛生的ではないと指摘し、「多くの人が金儲けのためだけに飲食産業に参入しており、衛生面を含めた質の低下が起きている」と論じた。
続けて、中国国内の一部の飲食店の厨房の写真を掲載し、「非常に不潔だ」と指摘している。写真を見る限り、記事の「不潔」という指摘は誇張ではなく、調理台にはゴミが散乱しているうえ、私服のような格好で調理する人も写っている。頭には何もかぶっていないため、頭髪が落ちて料理に入る可能性もありそうに見える。客がもし、自分に提供される料理が写真のような環境で作られていることを知ったら、食欲を失くしてしまうだろう。
一方で記事は、中国人が日本料理を好むようになった理由について、「日本料理は作っている姿が見ることができるうえ、清潔感がある」と紹介。確かに日本料理はカウンターを隔てて調理が見える店作りも多く、こうした点が客に安心感を与えているようだ。また、鮮度が重要な生ものが使われることも多いため、そもそも不潔であってはならない料理とも言える。
記事は、日本料理を好むことは決して「外国かぶれではない」と主張し、「日本料理は美味しいだけでなく、消費者に安心感も提供しているため人気なのだ」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1615393?page=1
<「うまい棒」? 知らんがな。↓>
「・・・東方網は・・・今や日本における国民的なスナック菓子の代表格である「うまい棒」について紹介する記事を掲載した。記事は、「辣条」が中国のグルメ界を席巻し、スナックフード界を制覇したのと同様に、日本にもスナックフード界の王様とされる食べ物が存在すると紹介。それが「うまい棒」という「芸術的な名前」が付された菓子で、1個10円ながらも「辣条」同様に非常に貴い価値を持っているのであると説明した。
記事は、中が空洞になっている筒状の膨化食品である「うまい棒」1本では満腹感は得られないものの、「そのうまさと後味は、無限の欲望を掻き立てる」ほどの魅力を秘めているため、1979年の登場以来今や国民的なスナック菓子として定着したと解説。その魅力の1つが、これまでに500種類を超えるという多種多様な味付けの存在で、コーンスープやサラダ、納豆、メンタイ、チーズといった定番の味はもちろん、すでに消えた「伝説の味」も話題の的になることを紹介している。
さらに、近年では2月14日のバレンタインデーになると「非リア充」たちが「うまい棒」を大量に購入し、チョコを買い求める「リア充」に対抗する光景も見られるとも説明。「何はともあれ、『うまい棒』は日本ではもはやおいしくて安いおやつという範囲を超えて、様々な意味が込められるようになり、揺るぎない地位を確保しているのである」とするとともに、「くれぐれも気を付けるように。さもないと、本当に止まらなくなるから」とそのうまさを改めて伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1615395?page=1
<日本農業の長所短所を冷静に分析する習ちゃん。↓>
「・・・分析家公式網はこのほど、「日本の農業は参考になると同時に反面教師とすべき点もある」とし、日本の農業が抱える問題について分析する記事を掲載した。
記事はまず、日本の農業について農産物の品質の高さや、農業従事者の生活の質の高さは「日本の農業にとって大きな成功」だと紹介。美しい田園風景が広がり、文化の多様性が見られる日本の農村部は、世界に誇る成功例であり、これは戦後の農地改革によるものだと称賛した。
しかし、日本の農業の失敗と言える面についても言及。例えば、農産物の高すぎる価格、巨額の補助金ゆえの財政負担、国内市場を守るための高すぎる関税は、消費者や納税者からの不満を買っていると指摘。
また、食料・農業・農村基本法の前身とも言える農業基本法は、経営規模の拡大と生産効率の向上を目指したものだったが、選挙制度や地域の既得権益集団の制約によって成し遂げられなかったと主張。農業製品の高い関税率と補助政策は、短期的には一部の人に利益をもたらしたものの、長期的は多くの日本人にとって害になったと主張した。
記事は、こうした農業に対する過度の保護政策を「甘やかしすぎ」と断じ、これが日本を最大の農産品輸入国にさせたと指摘。このため日本の農業は経営規模の拡大が遅れ、少子高齢化の問題も重なり、今では農業就業人口の減少や高齢化、後継ぎ問題も顕在化していると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615405?page=1
<今回における、唯一の官民合作記事がコレ。↓>
「・・・今日頭条が、中国人が日本旅行へ行く理由について分析する記事を掲載した。
記事によると、日本旅行へ行きたがるのは、治安が良く窃盗がほとんどないこと、どの都市に行ってもきれいなこと、四季折々の良さがあること、ティッシュを持ち歩かなくても不便しないこと、公衆トイレがきれいなこと、コンビニがとても便利なこと、品物の品質が高いこと、新幹線での死亡事故がないこと、高品質のサービス、伝統と現代が完璧に融合していること、交通の便利さ、100円ショップ、時刻表が正確、みんなブランド物を使用していること、必ず並んで秩序があることを挙げた。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「日本人は本当に礼儀正しい。中国人の民度とは数十年の開きがある」「行ったことのない人に日本の良さは分からないよ。この文章はすべて真実」「良い所は学ばないとね。ただののしるだけでは意味がない」「日本に行く前は日本をののしっていたが、大阪と京都に行ってみて日本は素晴らしい所だと知った。30年以内に中国が日本に追いつくことを願うが、努力しなければ50年かけても無理だ」「日本は美しく、人の素養が高くてだまされる心配がない。だから日本が大好きだ」「中国の観光地で、人をだまさず、高い入場料を取らず、サービスが悪くなく、商業化されていないところなどあるだろうか?だから日本に観光に行くんだよ」」
http://news.livedoor.com/article/detail/11828370/
<習ちゃんの勉強が後一歩だった惜しい記事。↓>
「・・・界面は・・・「たった8種類の茶、11のルールで、日本の茶道が中国に完勝?」と題した文章を掲載した。文章は、日本の茶道が中国を起源とするものでありながら、茶道文化の重視ぶり、普及ぶりは中国を上回っているとしたうえで、日本で独自に発展したお茶の文化について紹介している。
まず、「日本人が主に飲む、8種類のお茶」として玉露、抹茶、煎茶、番茶、茎茶、粉茶、ほうじ茶、玄米茶という緑茶のバリエーションを紹介。中国から伝わって来た緑茶が長い時間をかけて日本の風土に合った緑茶へと変化し、その製造工程や茶葉の形状によって細かく種類が分かれるに至ったと解説している。また、日本の緑茶の中で抹茶に次いで中国でよく知られているのが玄米茶であるとし、「日本料理店に行くと、店員がお米の香りが芳ばしい玄米茶を出してくれる」と説明した。
さらに、日本の茶道には「四規七則」なるルールが存在すると紹介。「四規」は「和・敬・静・寂」であり、「和敬」は主人と客人が持つべき心構えを、「静寂」は茶室や庭園の環境を示すとした。そして、「七則」は「事前にちゃんと茶を用意する」、「事前にちゃんと炭を用意する」、「茶室は冬暖かく夏は涼しく」、「室内は生花で自然の美しさを」、「時間を守る」、「雨具を用意する」、「常に客人を気にかけること」であると紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1615394?page=1
<習ちゃんの勉強が丸で足りなかった記事。↓>
「・・・網易はこのほど、日本では国会議員が審議中に居眠りをしたり、ビジネスマンが電車内で居眠りをする光景は珍しいことではないと伝えつつ、なぜ日本人はどこでも居眠りをするのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
記事は、日本人の居眠りについて、初めて日本を訪れた外国人は「日本人が電車内や会社、喫茶店などで居眠りをしていることに驚く」と伝え、なかには立ったまましっかりと寝ることができる日本人もいることに驚きを示した。
さらに多くの中国人は「日本人は働き過ぎで疲れているため、居眠りをする」と考えていると伝え、日本人の平均睡眠時間は確かに短く、8時間の睡眠時間を確保できている日本人はごく僅かという統計もあると紹介。さらに、上海市民の平均睡眠時間は7時間28分であるのに対し、東京都民はわずか5時間46分というデータがあると伝え、日本人は慢性的な睡眠不足であるため、どこでも居眠りをするのだと紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1615396?page=1
オリンピック2題。↓
<古代オリンピックがどんなだったかが分かるよ。
巫女さんを除き、女人禁制で、ギリシャ人ないしはギリシャ系ローマ人の殺人歴のない男性だけが選手、観客等になれた。↓>
・・・While today’s Games stress inclusivity, their ancient counterparts were rigidly exclusive. To compete in this celebration of not just Greek (and, later, Greco-Roman) identity but of proud god-fearing masculinity, you had to speak Greek, be free from the pollution of murder—and be male. Women couldn’t even be spectators. Only the priestess of Demeter could attend.
<それはゼウス神を祀る祭典だった。↓>
The chief reason for these restrictions is that the original Games were not really about sport at all. Rather, they were one part of a major male religious festival in honor of the great god Zeus. Indeed, Olympia, site of the Games, was named for Mount Olympus, where Zeus was considered to have had his throne.・・・
<オリンピックの時は戦争が禁止された。↓>
“Olympic Truce,” proclaimed by itinerant heralds months before the festival began to ensure that participants and spectators could enjoy safe passage.・・・
<この、1000年続いた古代オリンピックをぶっつぶしたのはキリスト教。↓>
Only Christianity could overcome them. With the banning of pagan practices by the Roman Emperor Theodosius in A.D. 391, their days were numbered, and by 425 the Olympics were no more.・・・
http://www.wsj.com/articles/the-strange-rites-of-the-ancient-olympics-1469805569 <近代オリンピックは、イギリス崇拝者たる仏人クーベルタンが、イギリスのスポーツ文化を自国等にも広げようとして古代オリンピックを「復活」させたもの。
(古代オリンピックは勝利至上主義だったのに、近代オリンピックに関しては、参加すること、全力を尽くすことに意義あり、なーんてキレイごとになっちゃったってワケ。)↓>
・・・The modern Olympics were founded in 1896 by Pierre de Coubertin, a French baron who thought that his country was getting soft. He looked to Britain’s sporting culture—and the fad for all things ancient—to revive the Olympic Games, hoping that sporting competition would encourage the making of champions and the building of character.・・・
<そういうこともあり、イギリス流のスポーツ・アマチュアリズムを信奉。↓>
For most of the twentieth century, the existential threat to sport wasn’t doping. It was professionalism. ・・・
<だから、当初は、ドーピングは、アマチュアリズムにそぐわないとだけされていた。↓>
The use of performance-enhancing drugs was understood to be a problem, but only insofar as it was a symptom of the corruption of the amateur ideal.・・・
<ところが、1988年のソウル・オリンピックの時にアマチュアリズムが廃棄され、かつ、ベン・ジョンソンのドーピングが発覚した。で、爾後、ドーピングが正面から論じられ、目の敵にされるようになった。↓>
it wasn’t until the 1988 Summer Olympics, in Seoul, that a doping scandal rocked the Games, when the men’s hundred-metre champion, Ben Johnson, failed a test. This was, as it happens, the first Summer Olympics at which professionals were allowed to compete. ・・・
http://www.newyorker.com/news/daily-comment/doping-and-an-olympic-crisis-of-idealism
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太田述正コラム#8519(2016.7.31)
<一財務官僚の先の大戦観(その55)/私の現在の事情(続x82)>
→非公開
太田述正ブログは移転しました 。
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