太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/

太田述正コラム#8235(2016.2.24)
<皆さんとディスカッション(続x2913)>

<太田>(ツイッターより)

 「…初発うつ病の約4割、再発うつ病の約6割において不眠が先行…
 不眠があってもその後に不眠が解消した群(不眠解消群)ではうつ病を発症する割合が良眠群と同程度に低<い。>…」
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO97140130Q6A210C1000000?channel=DF260120166530&style=1
 この1週間、僕の睡眠時間が15分以上増加してるのは何病の兆候?

 「中国軍、南シナ海に戦闘機派遣 米報道、ミサイルに続き…」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016022401001072.html
 「首相訪露にオバマ氏懸念…電話会談で延期求める…」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160224-OYT1T50015.html?from=ytop_main3
 安倍首相に対し、習ちゃんは抗議しないことに、オバマはバカさかげんに呆れとる。

 ネバダで開票率20%余でトランプ、早くも勝利確定。
 彼の得票率、実に45%。
 ルビオが遠く離れた2番手、その後にクルーズが続く。
http://www.bbc.com/news/election-us-2016-35647126
 トランプは既に勝利演説。
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-35647177 (リンク切れ)
 もう、誰も止められない?

<.3ks55bk>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「韓国は本当に「法治国家」なのか?
 産経新聞前ソウル支局長が体験した"驚きの裁判"・・・
 告発者は私が日本語で書いた記事の原文さえ読んでいなくて、・・・
・・・・・傍聴席には昼間から酒臭い男たちがいて、私のことをヤジる。
 裁判長は彼らにも発言権を与えたり、私に説教を始めたりする。・・・」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47961

 裁判まで「気分」で行われているというのが、カルチャーショックやったわ。
 Mrカトーは運がいい。国際的な注目とアメリカによる日韓関係の改善圧力がなければ間違いなく有罪だったろう。
 これでは、ナントカ教授も気の毒だが、最初から最後まで勝ち目はないやろな。

<RA48hnPg>(同上)

 韓国も大概だが、日本の司法だって碌なもんじゃないことは、太田さんが身をもって示してくれたぜ↓

 カテゴリ : 千葉英司の東村山市議転落死事件
http://blog.ohtan.net/archives/cat_50040457.html

<AuDlShIs>(同上)

・「中国侵略」の肝といわれる満州事変はなぜ起きたのか『歴史通』 2016年1月号
・筒井清忠 帝京大学教授・北村稔 立命館大学名誉教授
・等松春夫 防衛大学校教授

筒井『この時代、各国から不平等条約を押しつけられていた中国には大きな不満がたまっていた。・・・最終的には、中国はターゲットを日本一国に絞って欧米諸国とうまく関係を取り結び、対日包囲網を形成しました。そうしたなか、日本の行動は色々な意味で単純に過ぎたと言わざるをえません。』

→単純なのはどっちだよ。

『こうした大国間の複雑な関係の中でワシントン条約体制という国際協調関係に一番忠実だったつもりの日本は気が付いたら孤立していた。日本が国際社会において失敗を繰り返さないようにするためには、こうした孤立に陥らないようにすることが大事ではないかと思います。』

→他国は狡猾だったというなら、ワシントン体制なんて初めから機能しないも一緒だし日本以外皆、帝国主義だった

等松『実は満洲事変とほぼ同じ時期にイギリスはイラクの問題を抱えていました。・・・とはいえイラクは石油も出るし中東支配の要だから、ぜひとも確保したい。・・・国際連盟のお墨付きですから、合法性があります。将来は独立させて有利な条約を結ぶ。いわば「名を捨てて実をとる」戦略です。』

→で戦後は全ての「実」もなくすわけだ。

『日本の場合は、出発点であからさまな軍事力の行使という形で国際連盟規約を破っていますから、イラクにおけるイギリスと同様のことをしていても国際的に非難され、国家としての実態はイラクとさして変わりなかったのに、満洲国はついに広範な承認を得られませんでした。既存の制度や国際秩序を巧みに利用したイギリスに比べ、われわれには関係ないとそれを頭から否定してしまった日本は率直と言えば率直ですが、早まったとしか言いようがありません。』

→日本の出発点は安全保障、英国は経済的拡張、で早まったのはどっちだ?

等松『これは単なる「if」ですが、もし日本が第一次世界大戦に本格的に参加して悲惨な目に遭っていれば、もう少し堅実な帝国になったかもしれません。』

→馬鹿じゃないの、なんの意味がある。ドMなの。

『・・・しかし、堅実な道を選ぶのではなく、将来の国家総力戦に備えなければならないという結論になった。場合によっては米中ソと同時に戦争になるかもしれないから、資源を押さえて防衛線をなるべく外側へ延ばしておきたい、それには満洲を確保する必要がある。そういう思考をたどったと思います。そういう意味では、満洲事変は第一次大戦の結果の一つだったと言えるかもしれません。』
http://ironna.jp/article/2695

→そんな思考は辿ってないし、第一次大戦以前から戦略は変わってない。せっかくソ連の脅威について後々語ってるのに残念だ。

<.cUnTGwU>(同上)

 <.3ks55bkクン、>韓国の異常性は司法に限った話じゃ無いって事じゃね?↓

 韓国の大企業の会長夫人が娘婿のいとこを殺害 → 無期懲役でも病院で悠々自適の生活 → 被害者の母親は衰弱死……
http://blog.livedoor.jp/rakukan/archives/5014274.html

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 一見面白く読めるが、何の参考にもならんね。
 最も大事なのは、ウソを付かないこと、不倫相手を傷つけないこと、だよー。↓

 「6年前の不倫、謝って謝って謝罪に徹した 山路徹さん・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ2Q6GFBJ2QUTIL04C.html?rm=1083

 学問に係る能力と努力なしでセックスアピールでもってのしあがり(?)転落した小保ちゃん。
 そりゃ、男どもが悪いわさ。↓

 「・・・理系であろうと文系であろうと、研究というのは割に合わない作業の積み重ねです。腰をすえてやる根気がいります。<小保方さんの>『あの日』では、実験のディテールが描かれてない。唯一疲労困憊したというエピソードが、実験によってではなく、若山照彦さん(現在は山梨大学教授)にケーキをつくってあげて大変だったというものでした。
その一方で、男性研究者たちが小保方さんをどう称賛したかということは事細かに書かれています。・・・」
http://webronza.asahi.com/national/articles/2016021900001.html?iref=comtop_fbox_d2_05

 タカタ自身で、(事前的・事後的に)調べるべきだったろうに・・。↓

 「エアバッグ異常破裂、多湿が原因 タカタ製品欠陥調査・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016022401001084.html

 読ませるが、ドーナツ好き→コーヒー好き、ではあっても、コーヒー好き→ドーナツ好き、では必ずしもないってことでは?↓

 「ドーナツはアリの一穴? セブンーイレブンに異変あり・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160215-OYT8T50059.html?cx_text=05&from=ytop_os_txt2

 「病」でも「dsturbing」でもない、単に正常化しただけの日本経済。
 これで、「貧困」さえ解消できりゃ、縄文モード深化の日本は、あらゆる意味で世界の模範だよ。↓

 「中国経済はどうやって「日本病」を予防するか・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0224/c94476-9020419.html
 Japan Is a Disturbing Cautionary Tale for America and the World・・・
 <日本型政治経済体制がまるで分かっておらんね。↓>
 ・・・perhaps most vital, was structural and corporate reform. Despite high levels of education and worker skills, Japan still has a highly regulated and insular corporate sector, which makes it tougher to raise productivity and wages, both of which are crucial to increasing growth.・・・
http://time.com/4233654/japan-economy-interest-rates/?xid=homepage

 米大統領予備選小特集だ。↓

 <トランプの暴力性を憂いたコラムだ。↓>
 The Violence of Donald Trump・・・
http://www.slate.com/articles/news_and_politics/politics/2016/02/the_violence_of_donald_trump_in_las_vegas.html
 <アメちゃん知識人、自分を含むアメちゃん知識人達がトランプなんて指名されるワケない、という論陣を張って来たことをゴメンナサイ、とんでもないことしちゃった、と懺悔。↓>
 ・・・Because the smart people said he had no chance, they presumed that they did not have to do anything. And now it’s too late.・・・
https://www.washingtonpost.com/posteverything/wp/2016/02/23/my-very-peculiar-and-speculative-theory-of-why-the-gop-has-not-stopped-donald-trump/?hpid=hp_no-name_opinion-card-f%3Ahomepage%2Fstory
 <サンダースは、とにかく、党大会までなだれ込むだろうってさ。↓>
 Bernie Sanders will take it all the way to the convention・・・
https://www.washingtonpost.com/blogs/plum-line/wp/2016/02/23/bernie-sanders-will-take-it-all-the-way-to-the-convention-heres-why/?hpid=hp_no-name_opinion-card-b%3Ahomepage%2Fstory
 <クリントンは、南カロライナでは勝っても、その直後のスーパテュースディでは、白人票が決め手だから、ひょっとすると・・、だってさ。↓>
 ・・・The flip side of Hillary Clinton’s triumph with black voters in the Nevada Democratic caucuses Saturday was her weakness among whites. For the third time, she lost an electorate that had backed her strongly in 2008. Although Clinton is building toward an expected win in South Carolina this weekend, her vulnerability with white voters could reappear three days later, on Super Tuesday, when the primary contest moves to 11 states, including Minnesota. Even more states come after that with large populations of union members and people who lack college degrees.・・・
https://www.washingtonpost.com/politics/the-flipside-of-clintons-strength-among-black-voters-she-is-weak-among-whites/2016/02/23/e080e55e-d9a8-11e5-925f-1d10062cc82d_story.html?hpid=hp_hp-top-table-main_white-working-class-655pm%3Ahomepage%2Fstory

 英国じゃあ、パブリックスクール出身者が、今なお、将校の上澄み、上級審裁判所の裁判官、医者の上澄み、ジャーナリスト、閣僚達、著名俳優、の中で圧倒的多数を占めているとさ。
 但し、経済界では、シティーの国際化により大幅にシェアが低下、だとさ。
 (将校、俳優ってところが、英国の極め付きの特殊性だろうな。
 どうしてか、諸君の考えは?(太田))↓

 ・・・Although just 7% of the population attend independent fee-paying schools, the survey reveals that almost three quarters (71%) of top military officers were educated privately, with 12% having been taught in comprehensive schools.・・・
 In the field of law, 74% of top judges working in the high court and appeals court were privately educated, while in journalism, more than half (51%) of leading print journalists went to independent schools, with one in five having attended comprehensive schools, which currently educate 88% of the population.
 In medicine, meanwhile,・・・61% of the country’s top doctors were educated at independent schools; nearly a quarter (22%) went to grammar school and the remainder to comprehensives.
 In politics, the picture is a little better, with under a third (32%) of MPs having been privately educated, though that figure goes up to half of the cabinet, compared with 13% of the shadow cabinet.・・・
 <俳優と違ってミュージシャンではシェアは低い、とさ。↓>
 While 42% of British Bafta winners went to an independent school, just 19% of British winners at the Brit music awards were educated privately.・・・
 In business too, partly because of the internationalisation of top posts, the report says the proportion of FTSE 100 chief executives educated at independent schools has fallen from 70% in the late 1980s to 54% in the late 2000s and 34% today.・・・
 <オックスブリッジ卒業生のデータもちょっと載っている。パブリックスクール出身者と微妙に異なるところがあるのが面白い。(太田)↓>
 Graduates of Oxford and Cambridge universities also continue to dominate the field, though they educate less than 1% of the population. In law, nearly three quarters (74%) of the top judiciary went to Oxbridge; 54% of the country’s leading journalists went to Oxbridge, and just under half (47%) of the cabinet attended Oxbridge, compared with 32% of the shadow cabinet.
 Award-winning British actors are more than twice as likely to have had a private education than award-winning pop stars.・・・
http://www.theguardian.com/education/2016/feb/24/privately-educated-elite-continues-to-take-top-jobs-finds-survey
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

太田述正コラム#8236(2016.2.24)
<無神論の起源(その6)>

→非公開

太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/