太田述正ブログは移転しました 。
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太田述正コラム#7997(2015.10.28)
<皆さんとディスカッション(続x2794)>
<太田>(ツイッターより)
「南沙:米中の緊張高まる 衝突回避策が焦点…米軍艦派遣…中国は9月の習主席訪米の直前にアラスカ沖の米領海を軍艦で横切らせ<た。>…」
http://mainichi.jp/select/news/20151027k0000e030185000c.html
優しく周到な習ちゃんが、オバマに南沙の「領海」内航行をさせることを強いて、面目を施させたのね。
<太田>(同上)
「習政権に突きつけられた難題 指導部の責任問題も 全面衝突避け、どう対抗…」
http://www.sankei.com/world/news/151027/wor1510270070-n1.html
合法の「領海」航行をさせることがこういったアホの極みの反響を引き起こすことも習ちゃんの狙い通り。
救済された側のオバマは今後習ちゃんに足を向けて寝られないで。
<おきしも>(同上)
習近平は人民と政敵の突き上げを食らうんじゃ?
Pー8がまた領空侵犯するでしょうから中国はどう出ますかねぇ。
<太田>(同上)
党直轄の中共軍の行動(含非行動)に関して共産党内に政敵など存在しえない一方、習は一部人民の「突き上げ」を対日「脅威」増大の見地からむしろ期待しているはず。
他方、オバマは「領空」侵犯の可能性を口にしつつも行うことはないはず。
両首脳連携の妙技に拍手喝采を!
<おきしも>(同上)
ハリス司令官が訪中する様ですが、茶番ですよね(笑)。
人工島はますます巨大になりますか?
メルケルやオランド、オランダ国王にエルベグドルジも訪中する様です。
日本には誰も来ませんね(^^;;
<太田>
関連記事だ。↓
<韓国は、ただ、事態が分かっちゃないだけだが、ベトナムは、分かってるようだね。(太田)↓>
「・・・韓国の外務省も、緊密な対中関係に配慮してか、作戦への評価を避けた。・・・
ベトナムのメディア<の>・・・ズン首相は二十七日、会議の場で「影響力を競う大国によって南シナ海問題は複雑で予測できない状況になっている」と発言。米国支持や中国批判の姿勢は見せず、米中対立によって再び緊張が高まった現実を指摘した。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201510/CK2015102802000134.html
<「人民・・・の突き上げ」が詳しく紹介されている。↓>
http://foreignpolicy.com/2015/10/27/china-south-china-sea-nationalism-united-states-navy-lassen/?wp_login_redirect=0
<太田>(ツイッターより)
「7月に亡くなった経済学者・青木昌彦氏…は、欧米中心の経済学から見ると「特殊な企業文化」と片付けられがちな日本の企業システムなどについて、経済学の言葉で分析しようと試みた。
この視点が、共産党体制の下で市場メカニズムを取り入れる、独自の改革に取り組んでいた中国にとっても理論的な基礎の一つとなった。…
<彼は、>中国で最も尊敬される日本人経済学者<だ。>…」
http://www.asahi.com/articles/ASHBV4F36HBVUHBI01M.html?iref=comtop_list_obi_n03
中共が日本型経済体制継受を図ってきたとの私の主張を裏付ける話。
ただ、青木は成功したとは言えない。
私の日本型経済体制論を数学モデル化できればノーベル賞確実。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
諸君、属国の民の醜悪な姿・・コスプレ姿・・を見よ。↓
「ハロウィーンが日本で大ブレイクのナゼ?・・・
アメリカで流行(はや)ったものは、必ず日本でも流行り出す。アメリカ発信のハロウィーンイベントは、あっという間に日本人に取り込まれ、独自の進化を遂げ始めたのだ。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20151022-OYT8T50013.html?from=ytop_ymag
このニュース、肝心のNYタイムスすら、ベタ記事に近い扱いだが、黒人が最終的に共和党大統領候補者になるなんて、およそ考えにくい以上、まだ勝負はこれからじゃないかな。↓
「米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビは27日、来年11月の大統領選に向けた共和党指名争いをめぐる世論調査結果を発表、元神経外科医カーソン氏(64)が実業家トランプ氏(69)を抜いて支持率首位に立った。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015102801000866.html
とまれ、そういう状況の下、トランプの、同盟国がやる気がなきゃ、米国がその国の防衛をやってやる必要なんてない、との考え方は、少なくとも高く評価すべきだ、とするコラムだ。↓
For no reason should Donald Trump become the next president of the United States. His stances on immigration and taxes, not to mention his attitude toward women, are only a few of the host of reasons he is not fit for the country’s highest office. (We can be thankful that it appears he will not get his party’s nomination.) Despite all that, he still has something to offer Washington. For the rest of the campaign, and especially at the debate Wednesday, listen closely to The Donald’s foreign policy.・・・
<これは、リベラル、ネオコンを問わず、これまで維持されてきたところの、米指導層のコンセンサスに真っ向から異を唱えたものだとさ。↓>
In its simplest terms, he seems to believe that the United States should not expend its foreign-policy energy and power unless its allies, partners, or other stakeholders have a similar commitment to solving the issue at hand. That’s basically the opposite of the current consensus among Washington’s foreign-policy and national security leaders.・・・
http://foreignpolicy.com/2015/10/27/donald-trump-is-right-about-foreign-policy/
男の怒りは客観的理由ありと見られ、女の怒りは感情の吐露に過ぎないと見られるとさ。↓
・・・“Male anger is situational. People think they must really have a reason to be so passionate. It’s situational conviction.”
Female anger, however, is assumed to be coming from within. “Female anger tends to be attributed to something internal,・・・People think: ‘That’s just such an emotional person, she’s not thinking clearly.’ ”・・・
http://time.com/4089074/angry-men-women/?xid=homepage
女性は権力を与えられるとテストステロンの分泌が増えるのだとさ。↓
・・・ women who play-acted scenarios that gave them power over someone else showed an increase in testosterone production, proving that gendered socialization and cultural norms factor along with biological makeup when it comes to testosterone levels.・・・
http://www.slate.com/blogs/xx_factor/2015/10/26/women_s_testosterone_levels_rise_even_when_they_just_act_like_they_have.html
食物で、悪役の主役が脂肪から砂糖に変わったとさ。↓
Fat was the food villain these past few decades but sugar is quickly muscling in to take its place. As rates of sugar-related disorders such as diabetes, obesity and heart disease climb, many experts believe that when Americans rid themselves of fat, they simply replaced it with sugar in all its forms.・・・
http://time.com/4087775/sugar-is-definitely-toxic-a-new-study-says/?xid=homepage
<皆さんとディスカッション(続x2794)>
<太田>(ツイッターより)
「南沙:米中の緊張高まる 衝突回避策が焦点…米軍艦派遣…中国は9月の習主席訪米の直前にアラスカ沖の米領海を軍艦で横切らせ<た。>…」
http://mainichi.jp/select/news/20151027k0000e030185000c.html
優しく周到な習ちゃんが、オバマに南沙の「領海」内航行をさせることを強いて、面目を施させたのね。
<太田>(同上)
「習政権に突きつけられた難題 指導部の責任問題も 全面衝突避け、どう対抗…」
http://www.sankei.com/world/news/151027/wor1510270070-n1.html
合法の「領海」航行をさせることがこういったアホの極みの反響を引き起こすことも習ちゃんの狙い通り。
救済された側のオバマは今後習ちゃんに足を向けて寝られないで。
<おきしも>(同上)
習近平は人民と政敵の突き上げを食らうんじゃ?
Pー8がまた領空侵犯するでしょうから中国はどう出ますかねぇ。
<太田>(同上)
党直轄の中共軍の行動(含非行動)に関して共産党内に政敵など存在しえない一方、習は一部人民の「突き上げ」を対日「脅威」増大の見地からむしろ期待しているはず。
他方、オバマは「領空」侵犯の可能性を口にしつつも行うことはないはず。
両首脳連携の妙技に拍手喝采を!
<おきしも>(同上)
ハリス司令官が訪中する様ですが、茶番ですよね(笑)。
人工島はますます巨大になりますか?
メルケルやオランド、オランダ国王にエルベグドルジも訪中する様です。
日本には誰も来ませんね(^^;;
<太田>
関連記事だ。↓
<韓国は、ただ、事態が分かっちゃないだけだが、ベトナムは、分かってるようだね。(太田)↓>
「・・・韓国の外務省も、緊密な対中関係に配慮してか、作戦への評価を避けた。・・・
ベトナムのメディア<の>・・・ズン首相は二十七日、会議の場で「影響力を競う大国によって南シナ海問題は複雑で予測できない状況になっている」と発言。米国支持や中国批判の姿勢は見せず、米中対立によって再び緊張が高まった現実を指摘した。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201510/CK2015102802000134.html
<「人民・・・の突き上げ」が詳しく紹介されている。↓>
http://foreignpolicy.com/2015/10/27/china-south-china-sea-nationalism-united-states-navy-lassen/?wp_login_redirect=0
<太田>(ツイッターより)
「7月に亡くなった経済学者・青木昌彦氏…は、欧米中心の経済学から見ると「特殊な企業文化」と片付けられがちな日本の企業システムなどについて、経済学の言葉で分析しようと試みた。
この視点が、共産党体制の下で市場メカニズムを取り入れる、独自の改革に取り組んでいた中国にとっても理論的な基礎の一つとなった。…
<彼は、>中国で最も尊敬される日本人経済学者<だ。>…」
http://www.asahi.com/articles/ASHBV4F36HBVUHBI01M.html?iref=comtop_list_obi_n03
中共が日本型経済体制継受を図ってきたとの私の主張を裏付ける話。
ただ、青木は成功したとは言えない。
私の日本型経済体制論を数学モデル化できればノーベル賞確実。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
諸君、属国の民の醜悪な姿・・コスプレ姿・・を見よ。↓
「ハロウィーンが日本で大ブレイクのナゼ?・・・
アメリカで流行(はや)ったものは、必ず日本でも流行り出す。アメリカ発信のハロウィーンイベントは、あっという間に日本人に取り込まれ、独自の進化を遂げ始めたのだ。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20151022-OYT8T50013.html?from=ytop_ymag
このニュース、肝心のNYタイムスすら、ベタ記事に近い扱いだが、黒人が最終的に共和党大統領候補者になるなんて、およそ考えにくい以上、まだ勝負はこれからじゃないかな。↓
「米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビは27日、来年11月の大統領選に向けた共和党指名争いをめぐる世論調査結果を発表、元神経外科医カーソン氏(64)が実業家トランプ氏(69)を抜いて支持率首位に立った。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015102801000866.html
とまれ、そういう状況の下、トランプの、同盟国がやる気がなきゃ、米国がその国の防衛をやってやる必要なんてない、との考え方は、少なくとも高く評価すべきだ、とするコラムだ。↓
For no reason should Donald Trump become the next president of the United States. His stances on immigration and taxes, not to mention his attitude toward women, are only a few of the host of reasons he is not fit for the country’s highest office. (We can be thankful that it appears he will not get his party’s nomination.) Despite all that, he still has something to offer Washington. For the rest of the campaign, and especially at the debate Wednesday, listen closely to The Donald’s foreign policy.・・・
<これは、リベラル、ネオコンを問わず、これまで維持されてきたところの、米指導層のコンセンサスに真っ向から異を唱えたものだとさ。↓>
In its simplest terms, he seems to believe that the United States should not expend its foreign-policy energy and power unless its allies, partners, or other stakeholders have a similar commitment to solving the issue at hand. That’s basically the opposite of the current consensus among Washington’s foreign-policy and national security leaders.・・・
http://foreignpolicy.com/2015/10/27/donald-trump-is-right-about-foreign-policy/
男の怒りは客観的理由ありと見られ、女の怒りは感情の吐露に過ぎないと見られるとさ。↓
・・・“Male anger is situational. People think they must really have a reason to be so passionate. It’s situational conviction.”
Female anger, however, is assumed to be coming from within. “Female anger tends to be attributed to something internal,・・・People think: ‘That’s just such an emotional person, she’s not thinking clearly.’ ”・・・
http://time.com/4089074/angry-men-women/?xid=homepage
女性は権力を与えられるとテストステロンの分泌が増えるのだとさ。↓
・・・ women who play-acted scenarios that gave them power over someone else showed an increase in testosterone production, proving that gendered socialization and cultural norms factor along with biological makeup when it comes to testosterone levels.・・・
http://www.slate.com/blogs/xx_factor/2015/10/26/women_s_testosterone_levels_rise_even_when_they_just_act_like_they_have.html
食物で、悪役の主役が脂肪から砂糖に変わったとさ。↓
Fat was the food villain these past few decades but sugar is quickly muscling in to take its place. As rates of sugar-related disorders such as diabetes, obesity and heart disease climb, many experts believe that when Americans rid themselves of fat, they simply replaced it with sugar in all its forms.・・・
http://time.com/4087775/sugar-is-definitely-toxic-a-new-study-says/?xid=homepage
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