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太田述正コラム#7571(2015.3.29)
<皆さんとディスカッション(続x2581)>

<太田>(ツイッターより)

 「…日本の小売業のシステムは、ユーザーとどのように向き合うかを考慮しているのであり、<中国の小売業のように、>消費者に向けて如何に販売促進するかや販路といかに向き合うかを考慮しているのではない。…」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2015/0327/c94473-8869928.html
 人間主義的小売業の勧め。

 「…安倍首相はわずか3年で、就任前に抱いていた政治家としての夢をほとんど実現させている。そんな安倍首相が憎らしくなるくらい、朴槿恵大統領の春は遠い。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/28/2015032800464.html
 朝鮮日報主筆のコラムだけど、また一歩、日本礼賛のトーンを上げたねえ。

<MESQQ5io>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 今年も始まったソメイヨシノ韓国起源説
http://ch.nicovideo.jp/ooguchib/blomaga/ar759846

 いわゆる起源論だが、この文章の理解は面倒である。
 この解説文をうまく要約出来れば、頭が良いといってよいでしょう。
 読み終えて、
3分以内でうまく要約  非常に頭が良い
5分以内でうまく要約  頭が良い
10分以内で要約     ふつう
要約出来ない      絶望的

 ↑これは、冗談であるが、論争で韓国人を説得することの、困難さを感じる。
 そして、韓国がノーベル賞を量産する日は来ないだろうことを暗示している。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 こういうのをためにする批判と言う。
 私が自衛隊の戦力ゼロを唱えているのはこういうことなんだよ。
 戦闘に従事することを禁止されてるのに戦士になれるはずねーだろってんだ。↓

 「・・・『週刊新潮』<は、>・・・3月18日、チュニジアでテロに巻き込まれ、銃撃された陸上自衛隊の3等陸佐、自衛隊中央病院に勤める結城法子(のりこ)さん(35)が21日に公表した手記を厳しく批判。
 「まさか発砲されるとは」「とても現実のこととは思えませんでした」「私は一日中泣いていたせいで、目が腫れ上がって開けることができず……」
 こういう部分について『新潮』は〈違和感が拭い去れない〉と言う。
 〈それは手記が徹頭徹尾「私」に終始しており、陸自3佐という「公の立場での思い」が、見事なまでにすっぽり抜けている点に起因する〉
 病室の前で「取材させろ」「断る権利はない」と怒鳴っていた朝日記者についても、彼女は「ショックでした」と書く。これについても『新潮』。
 3月18日、チュニジアの首都チュニスの博物館で起きたテロで、治安部隊と襲撃犯の銃撃戦の中で逃げる観光客らを映したビデオ映像(ロイター)
 〈日本の安全保障を担う幹部自衛官の言葉としてはいかがなものか。記者の声如(ごと)きにショックを受ける陸自の3佐が、「戦地」で銃声や砲声を耳にしたら、一体どうなってしまうのだろうか〉・・・」
http://www.sankei.com/premium/news/150329/prm1503290017-n1.html

 本日の、中共人民の日本讃嘆。↓

 「日本の卒業風景に心底驚く中国人、「日本には絶対に勝てない!」と思い知った理由とは―中国ネット・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/9942082/

 お二人の仲はおよろしそうで・・。↓

 「・・・2013年4月、日本の首相として10年ぶりにロシアを公式訪問した安倍は、北方領土交渉の再スタートでプーチンと合意した。2人の関係がぐっと近づいたのは、昨年2月のソチ冬季五輪開会式。ロシアの反同性愛法などを批判する欧米の首脳の多くが出席を見合わせる中、安倍はあえて出席した。プーチンはソチ郊外の公邸で、日本から贈られた秋田犬を連れて安倍を出迎える気配りを見せた。・・・
 森<喜朗元首相>は、プーチンが安倍の誕生日を覚えていることに驚かされた。・・・
 森は帰国後、誕生日に電話するというプーチンの約束を安倍には伝えなかった。本当に電話がかかってくるかどうか、確信が持てなかったからだ。
 だが、それは杞憂だった。9月21日、プーチンは約束通り安倍に電話をかけて、60歳を祝った。10月7日、今度はプーチンの62歳の誕生日に安倍が電話をかけた。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASH3S5J2PH3SUHBI027.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH3S5J2PH3SUHBI027

 鳩山さんの器は宇宙のように大きく岡田君の器は芥子粒のように小さい。
 しかし、前者は政治家として徹底的に無能。
 前者がそんな後者を外相に任命した時点でアウチ。↓

 「「クリミア行きは安倍首相のため」「普天間は国外へ」鳩山元首相、大放言 岡田氏にも矛先「どうしようもない」・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/150328/plt1503280018-n1.html
 「民主・岡田代表 鳩山元首相を猛批判「国益に大きなマイナスだ」 普天間移設も「首相が願望言うのは間違い…」・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/150327/plt1503270051-n1.html

 ようやく、事態は正常化。↓

 「ソフトが棋士破り初白星 将棋電王戦、1勝2敗に・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASH3W7K82H3WUCVL02S.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH3W7K82H3WUCVL02S

 オタク・サミットなるものが初めて(東京で)開催されたんだね。↓

 Otaku summit: Half a million fans to attend event in Japan to celebrate anime・・・
http://www.bbc.co.uk/newsbeat/32098704

 動機解明へ?↓

 「・・・独大衆紙ビルトは28日、副操縦士が待遇など仕事上の不満を抱え、当時交際していた客室乗務員の女性に「いつか何かをやる。自分の名前を誰もが知るようになるだろう」と語っていたと報じた。
 女性は副操縦士が機体を墜落させたとすれば、「健康上の理由で機長や長距離路線の担当になる夢が閉ざされたと気付いたためだ」との見方を示した。副操縦士は仕事の待遇などについて、強い不満を持っていたという。・・・
 英BBCは、副操縦士は数年前に墜落現場付近の上空をグライダーで飛んだ経験があると報じた。仏メディアによると副操縦士は子供の頃、家族とアルプスで休暇を過ごしていたとされ、現場周辺に土地勘があり、特別な思い入れを抱いていた可能性がある。・・・」
http://www.sankei.com/world/news/150329/wor1503290007-n1.html

 本件に関し、鬱は人を殺さない!・・という大合唱が起こってるよ。↓

 Don’t stigmatise depression after Germanwings crash・・・
http://www.theguardian.com/world/2015/mar/28/germanwings-plane-crash-alps-depression-doctor
http://www.bbc.co.uk/newsbeat/32084110

 シリアの州都としては、Isisによるラッカに次いで、2番目、イドリブがアルカーイダ系等の叛徒達により、アサド政権から奪取された。↓

 Syria crisis: Idlib 'captured by Islamist groups'・・・
 Idlib is only the second provincial centre to fall into rebel hands, after Raqqa was seized by Islamic State (IS).・・・
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-32100644

 米軍によるティクリット近接航空支援が始まったが・・。↓

 US and coalition launch 18 air strikes against Isis in Iraq amid fight for Tikrit ・・・
http://www.theguardian.com/world/2015/mar/28/us-air-strikes-isis-iraq-tikrit
 <ティクリット奪還作戦は3月2日に開始されたが、爾来、シーア派民兵は6,000人が戦死。↓>
 ・・・Iraq’s effort to retake Tikrit began on March 2・・・
 [the number of militia war dead from the Tikrit offensive so far may be as high as 6,000・・・]
 <依然として、前線は膠着したまま。
 但し、Isisが射撃してくると、米軍に連絡し、射撃手の立てこもる建築物を粉々にしてくれる。(やっぱ、ティクリット廃墟化が着実に進行しとるね。(太田))↓>
 Iraqi Army soldiers on the front line agreed that little had changed on the ground since the American bombardment began. ・・・the big difference now was that when they spotted Islamic State fighters on the other side, they could report to their commanders, and coalition airstrikes would follow swiftly.・・・
http://www.nytimes.com/2015/03/29/world/middleeast/iraqi-forces-in-no-hurry-to-expel-isis-from-tikrit.html?ref=world&_r=0
http://foreignpolicy.com/2015/03/28/the-united-states-is-providing-air-cover-for-ethnic-cleansing-in-iraq-shiite-militias-isis/?wp_login_redirect=0 ([]内)

 アサド政権は、かつての対イラク戦の時、イラクのバース党員達とサラフィー主義者達による、イラク領内での米軍との戦いを支援したが、その結果が・・。↓

 ・・・Syria’s regime once collaborated with Iraqi Baathists and Salafist extremists, helping terrorists move to American-occupied Iraq, where their attacks against Shia civilians eventually precipitated civil war. This troublemaking was President Assad’s message to the US to leave his regime alone.
 Eventually the jihadists were driven out of Iraq by the US-backed Awakening Movement. Their moment returned in 2013, when the Iraqi government repressed peaceful Sunni protests with live fire. Heading a Baathist-Islamist coalition, Isis then captured huge swathes of the country and set about its reign of terror.・・・
http://www.theguardian.com/books/2015/mar/28/inside-army-of-terror-rise-of-isalmic-state-review

 リー・クワンユーの葬儀で、グルカ兵(?!)がバグパイプで蛍の光のメロディーを奏でたんだとさ。
 (英帝国主義の走狗の葬儀にふさわしいである。(太田))↓

 ・・・ Mr Lee's body was carried from the presidential compound on a gun carriage, a lone bagpiper on the roof played Auld Lang Syne.
 The two traditions were inherited from the British when Singapore was a colony. The bagpipes were played by a member of the Gurkha Contingent, a special team of soldiers from Nepal first formed in 1949 when the British Army posted Nepalese battalions to various colonies.・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-32082134

 リンカーンは父親との関係が険悪で、危篤の時に父親が来てくれと言っても行かなかったんだと。↓

 Abraham Lincoln’s father ridiculed and abused him,・・・
 When his tormenting father lay dying, he sent his son a note asking him to visit. Lincoln wrote back: “If we could meet now, it is doubtful whether it would not be more painful than pleasant.”
http://www.theguardian.com/books/2015/mar/28/my-hero-abraham-lincoln-by-akhil-sharma

 納得だが、今更飼いたいとは思わないね。↓

 「【科学的に証明】一緒にいるだけで、健康で幸せになれる!あなたがネコと暮らすべき「13のワケ」・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%90%e7%a7%91%e5%ad%a6%e7%9a%84%e3%81%ab%e8%a8%bc%e6%98%8e%e3%80%91%e4%b8%80%e7%b7%92%e3%81%ab%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%a7%e3%80%81%e5%81%a5%e5%ba%b7%e3%81%a7%e5%b9%b8%e3%81%9b%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8c%e3%82%8b%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%8c%e3%83%8d%e3%82%b3%e3%81%a8%e6%9a%ae%e3%82%89%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%8d%e3%80%8c13%e3%81%ae%e3%83%af%e3%82%b1%e3%80%8d/ar-AAa7eHT?ocid=iehp#page=2
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太田述正コラム#7572(2015.3.29)
<『チャイナ・セブン』を読む(その4)>

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