太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/

太田述正コラム#6984(2014.6.8)
<皆さんとディスカッション(続x2288)>

<太田>(ツイッターより)

 世界の信じがたいサイクリング・ルート10選が載ってるよ。
 日本のしまなみ海道も登場するけど、イギリスからの2つはどこが「信じがたい」のってカンジ。
http://edition.cnn.com/2014/06/05/travel/worlds-best-cycle-routes/index.html?hpt=hp_c3
 まあ、目の保養になる写真を何枚か見るだけでも癒されるかも・・。

<Qnth7D66>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「オバマ大統領、ノルマンディー上陸70周年式典中にガムを噛む 「恥知らず」「礼儀を欠く」と批判相次ぐ」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140607-OYT1T50111.html

 オバマは欧州に飽々、それ以上に欧州文明(プロト欧州文明への回帰)に対しても野蛮だと感じているのかな?

<太田>

 この話、この式典に係る英米の主要メディアの電子版・・例えばコレ↓
http://www.washingtonpost.com/politics/on-omaha-beach-obama-recalls-d-day-sacrifices/2014/06/06/d522a8d0-ed5c-11e3-b84b-3393a45b80f1_story.html ・・
には一切出てこないんだが、まさかガセ?

<US>

 <第一回のセミナー用のスライドと(このスライドを織り込んだ)レジメを修正しました。>

<太田>

 <今回、新しく作っていただいたところの、鎌倉時代の統治と土地支配それぞれの重層構造のスライド中の>左<側>の<統治構造の>図、<鎌倉時代の>歴史の順<番>に三つに分け<て描く>というのは良いアイディアですね。
 しかし、ちょっと気になるのは、<この三つに共通していることですが、>私のイメージは、最高権力者はどこかの一人だけど、図に登場する人々は、それぞれ、権威と権力を二つとも分有しており、上に行けば行くほど権威をより多く持っている、ということなのです。(この下にも、分枝しますが、この連鎖はずっと続くのです。)
 当然、天皇は常に最高権力者、ということになるわけです。
 <ところが、お示しの案では、例えば、権力者は得宗一人で、天皇、将軍、執権は権力ゼロ、という印象を与えてしまいます。>
 以上のことを、この図でどう表現するか、むつかしいのですが、少しご検討いただけないでしょうか。
 他のお二方も、アイディアがありましたら、どうぞ。

<K.K>

 Windowsの再インストール手順が書きあがりましたの送付します。
 長文ですので、添付ファイル(Windows再インストール.zip)とさせていただきました。

 以前にも述べましたが、今の太田さんのPC環境は危機的状況にあるというわけではありませんので、時間のある時にWindowsの再インストールを行ってください。
 <添付ファイル略>

<太田>

 別件ですが、先ほど、IE操作中に、画面上でのコピペ操作ができなくなり、同時に、アイコン等が並んでいる一番下の行が消えてしまいました。
 IEを終了するとこの行が「復活」するので、そこの中のIEのアイコンをクリック してプライベートモードで起動したところ、やはり、この行が消えてしまいます。
 仕方なく、Firefoxでその後の作業を続けています。
 IEをデフォルト状態に戻す方法は知っていますが、それを行うと、二種類のIEが立ち上がるように再設定するのが面倒です。
 上記障害だけを解消する方法はないものでしょうか。

<K.K>

 IEを誤って全画面表示にしてしまったということでしょうか。
 もしそうであるなら、「F11」キーを押してみてください。

<太田>

 おー直りました。
 サンキュー。
 ただ、本日は、試しに、Firefoxをずっと使ってみます。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 コストを無視すりゃ、戦闘機じゃあないんだから「世界最高水準」になるわさ。
 とまれ、乗員にとって快適そうなのが何より。
 何度もP-3Cに乗せてもらったが、あのプロペラ機の騒音の中で、長時間にわたって細かい作業をやらなきゃならない乗員の皆さんに信じられない思いがしたもんだ。↓

 「次期哨戒機P1 小野寺防衛相をうならす「世界最高水準」の国産機・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/8913784/

 何事によらず、需要と供給で決まる、しかも好きでやってんだろって言いたいところだが、常勤教員との差が大き過ぎるのは何とかできないもんかねえ。↓

 「年収250万…早稲田大の非常勤講師らが、大学を刑事告発 突然の雇い止めの実態・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/8912950/

 弥生人はエラかった。
 それにしても、彼ら、どんな舟に乗って日本列島に渡来したんだろ?↓

 「縄文人には勝てず…丸木舟横転し日韓航海断念・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140606-OYT1T50192.html?from=ytop_main5

 先般の欧州議会選挙等でギリシャじゃ、極右が第三党へと躍進した。↓

 <ナチの歌を歌い、ヒットラー式敬礼を行う支持者達。↓>
 Supporters of the far-right party gave Hitler salutes and sang the Horst Wessel song outside parliament last week. ・・・
 Emboldened by its recent success in European and local elections – in which the party emerged as the country's third biggest political force,・・・
 <ギリシャじゃ、国民の7割が反ユダヤ人で欧州一。↓>
 In a global survey released by the Anti-Defamation League last month, Greece at 69% was found to be the most antisemitic country in Europe.・・・
 <フランスのマリーヌ・ルペンですら、この党との提携を拒否。(そりゃそうだよ。ギリシャのこの党は欧州文明の「精華」志向、ルペンの党はプロト欧州文明への回帰志向だもん。(太田))↓>
  ・・・even France's Front National leader, Marine Le Pen, ruled out relations with them.・・・
 <背景には、ギリシャの、他の欧州諸国とは異なった戦後史がある。内戦があったもんだから民主主義化が遅れた。(何言うねん。民主主義化が遅れたのはスペインもポルトガルも同じ。スペインは内戦明けだったけどね。(太田))↓>
 Greece has deep cultural differences with the rest of Europe. After the second world war, it did not undergo real democratisation because we had civil war [1946-49]. ・・・
 <民主主義の生誕地であるギリシャが今や民主主義の危機に直面?(そうじゃないってば。民主主義は民主主義独裁に堕しがちであり、本来は自由主義の敵なんだよ。ちゅうか、古典ギリシャ文明は、近現代全体主義のルーツなんじゃわさ。(太田))↓
 Was democracy in its own birthplace now under threat?・・・
http://www.theguardian.com/world/2014/jun/07/greece-golden-dawn-fascism-threat-to-democracy

 私のチャーチル評を裏付ける日記が出版された。
 第一次世界大戦当時のアスキス首相の夫人の目は辛辣そのもの。。
 1915年当時、チャーチルは完璧に双極性障害だったってこと。
 第二次世界大戦の時にこんな人間を首相にしたもんだから、大英帝国は瞬時に崩壊しちゃったってこと。↓

 ・・・Margot Asquith was the wife of the Liberal prime minister Herbert Henry Asquith, who led Britain into the first world war. ・・・
 <チャーチルの虚栄心は悪臭を放っている。活劇に従事してなきゃ憤死しちゃう。↓>
 In 1915 she wrote of Winston Churchill, then in his 40s: "Winston's vanity is septic. He would die of blood poisoning if it were not for a great deal of red blood which circulates freely through his heart and stomach."・・・
 <彼は妻にぞっこんだが、自分にはもっとぞっこんだ。危険な熱中狂で、性格も判断能力も貧困そのもので、横柄かつ子供じみている、危険な人物だ。↓>
 "He is devoted to Clemmy [his wife, Clementine]", she observed, before adding " – but fonder of himself". Later she ridiculed him as "a dangerous maniac, so poor in character and judgment, so insolent and childish, I hardly even think him a danger".
 <彼は判断能力が貧困というより、判断能力を全く有していない。信じられないことに戦争が好きだ。「戦争は終わった」と言われたら落ち込んでしまうことだろう。彼は、人の気持ちが分からないのだ。↓>
 By May 1915 her estimation had plummeted still further: "He has not merely bad judgment, but he has none. What a strange being! He really likes war. He would be quite damped if he were told now 'The war is over.' He has no imagination of the heart."・・・
http://www.theguardian.com/world/2014/jun/08/margot-asquith-diaries-insolent-churchill-ignorant-kitchener
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

太田述正コラム#6985(2014.6.8)
<中東イスラム世界の成り立ち(その1)>

→非公開

太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/