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太田述正コラム#6946(2014.5.20)
<皆さんとディスカッション(続x2269)>

<太田>(ツイッターより)

 「日本で増加する「熟年離婚」…」
http://j.people.com.cn/94473/8630879.html
 日本人自身も原因が分かってないから仕方がないが、人民網の分析は間違っている。
 戦後日本では結婚制度は妻による夫搾取制度であり、夫が定年を迎えれば搾取できないので、妻は、1/2の財産分与を受け、この記事でも言及しているように1/2の年金も受けた上で、夫への「無償」サービス提供を免れるべく離婚するってワケ。
 専業主婦が離婚の言い出しっぺの場合、少なくとも夫の年金への請求権は剥奪すべきだろう。

<太田>

 「関連」記事だ。
 配偶者控除なんてのは当然廃止されるべきだ。↓

 「配偶者控除見直しで女性働く? 不満噴出「実態分かってない」・・・」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140520/trd14052011000009-n1.htm

<qMa8.6D.>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫小保方嬢は片山被告並。ついてる弁護士のマヌケかげんも似たようなもの。≪(コラム#6944。太田)

 小保方はともかく片山氏の事件に関しては現段階で下手に口突っ込まない方が良いような・・・。
 ともかく失踪してる片山氏が自殺してない事を祈る。

<8yrESlQo>(同上)

 とりあえず、エア実験ではないらしいぞ。↓

 「小保方さん実験のマウス 別研究費で購入か 理研が調査」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/05/19/kiji/K20140519008192900.html

<太田>

 仮にそれが事実だったとしても、科研費の趣旨のところに出てくる「初期化(リプログラミング)」って、もっぱら、iPS細胞に係るもんだろ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
 そのための経費を、「STAP」細胞研究に転用するっての、国費の目的外使用だろが。
 少なくとも、「転用」の部内手続きを経なきゃダメじゃないの。
 とにかく、「STAP」研究、あらゆる面で杜撰極まるよ。

<太田>(ツイッターより)

 「片山被告を拘束、一連の事件「自分がやった」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/8849285/
 一件落着。
 次は小保方事件落着を期待したいところだが、「共犯」者が多いことがむしろネックか。
 とにかく、この両事件のように、「主犯」が知的非人間主義者だと、「捜査」、大変だわな。

<太田>

 もっとも、被疑者が過度に人間主義者だと悲劇が生じることがある。↓

 「「権力に勝った」袴田さん、53年ぶりリングに・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASG5M524PG5MUTIL031.html?iref=comtop_pickup_02

 なお、片山被告関連記事だ。↓

 「ケネディ大使「父親のように殺す」 新メールでも脅迫で立件へ 片山被告宅を捜索・・・」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140520/crm14052009450007-n1.htm

<ftOKczoQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 遠隔操作事件 片山被告「私が真犯人」と認める
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140520/k10014570351000.html

 確定情報出たね。
 片山側がかなり有利に事を運んでたように見えてただけに、保釈後の彼の行動は理解し難いモノがある。
 そしてそれらを全く見抜けなかった弁護士は太田さんの言う通り好い面の皮だな。

<K.K>

≫しかし、このままだと、xxx@ohtan.netに入っているこれまでのメールログ・・xyz@gmail.com以外に入っていて結果的にxxx@ohtan.netに流れ込んだものを含む・・はそのままThunderbird上に残ることになりますが、ログ消去を行わなくていいのですか?≪(コラム#6944。太田)

1.まず、IMAPに移動させたはずの「nobumasaohta@movie.ocn.ne.jp」関連<等>のメールですが、

≫Gmailにアクセスして、検索ボックスに「nobumasaohta@movie.ocn.ne.jp」と入力して検索を掛けてみてください。検索の結果「検索条件に一致するメールは見つかりませんでした。」と表示される場合は、Gmailには存在しないことになります。⇒表示されました。≪(コラム#6942。K.K/太田)

ですので、IMAP側に存在しているだろうと思います。次の手順でどこに存在しているか(どのラベルがついているか)確認してください。
1)Gmailにアクセスして検索ボックスに
「to:nobumasaohta@movie.ocn.ne.jp OR from:nobumasaohta@movie.ocn.ne.jp
と入力して検索を掛けてください。
2)Gmailに当該のメールが存在していれば、検索結果が表示されると思います。
3)次に検索結果の、差出人と件名の間に、「暫定保存」に移動させたのであれば、「暫定保存」とラベルが表示されるはずです。このラベルを確認してください。

⇒「暫定保存受信1」というラベルの付いたメールログがずっと続き、「to」を収録した「暫定保存送信1」まで行き着きませんでしたが、間違いなく、G-Mailに入っていると思います。
 「nobumasaohta@movie.ocn.ne.jp」以外に係る、「暫定保存受信2」〜「暫定保存受信3」についても、確認する必要はなさそうです。(太田)

2.次に、Thuderbirdのxxx@ohtan.net(POP)アカウントの「受信トレイ」に存在するメールの内、IMAP側にも確実に存在するメール(ほぼすべてIMAP側にもあるはずです。)を削除してください。削除しましたら、POPアカウントの「受信トレイ」上で右クリックして、展開したリストの中の下から4番目の「最適化(C)」をクリックしてください。

3.次に、Thunderbirdのxxx@ohtan.net(POP)アカウントの「送信トレイ」ですが、BCCを含まない送信メールは削除してもよいのですが、これらを手動で峻別するのは困難ですので、「送信トレイ」に関しては、そのままにしておいてください。

⇒以上、実施しました。(太田)

4.次に、Thuderbirdのxxx@ohtan.net(POP)アカウントの「アーカイブ」フォルダとそのサブフォルダですが、私の環境には「アーカイブ」フォルダが存在しませんので、具体的な手順を示すことができません。下記のページを参照して削除を試みてください。
「Thunderbirdの左側のアーカイブフォルダを削除する方法」
http://synclogue-navi.com/thunderbird-archives-delete

⇒この手順の中に出てくる「購読」(講読?)がフォルダとサブフォルダのどちらを右クリックしても出てこないので断念しました。(太田)

5.Thunderbirdのxxx@ohtan.net(POP)アカウントに上記2-4以外のフォルダ(除く「ゴミ箱」)が存在する場合、太田さんの判断で削除してください。ただし、IMAP側に存在するかどうか確信がない場合はそのままにしておいてください。

⇒削除しました。
 その後、「アーカイブ」のサブフォルダを皆削除しました。
 更に、「個人用」、「ローカルフォルダ」内のフォルダも削除できるものは全部削除しました。
 その結果、「xxx@ohta.net」内で残っているフォルダは、「受信トレイ」(中は空)「下書き」「送信済みトレイ」(手を付けず)「アーカイブ」「ゴミ箱」「マカフィースパム」だけ、「個人用」内で残っているフォルダは、「受信トレイ」「下書き」「送信済みトレイ」「マカフィースパム」だけ、「ローカルフォルダ」内で残っているフォルダは、「受信トレイ」、「下書き」「送信済みトレイ」「迷惑メール」「ごみ箱」「送信トレイ」だけになりました。(太田)

≫そんな登録をしたはずはないのですが・・。≪(同上)

 来月、プロバイダのアドレスからの転送を設定することを見越して、フィルタの設定を「宛先がxxx@ohtan.netもしくはxyz@gmail.comである受信メールは「2014」フォルダへ移動」「差出人がxxx@ohtan.netもしくはxyz@gmail.comである送信メールは「14送信済みメール」へ移動」に変更した方がよいかも知れません。どうしましょう?

<太田>

 意味を十分理解してませんが、ご示唆のようにしましょう。

<K.K>

 宛先/差出人がxyz@gmail.comのメールも「2014」/「14送信済みメール」フォルダへ移動させる為のフィルタの設定変更方法です。
 この設定変更を行った後は、現時点で(*注1)すべての(*注2)受信メール/送信メールは、「2014」/「14送信済みメール」フォルダに入ることになるはずです。

*注1:来月プロバイダのアドレスから転送/送信する設定を行った場合、宛先/差出人がプロバイダのアドレスであるメールは、「受信トレイ」/「送信済みメール」に入ります。
*注2:xxx@ohtan.netxya@gmail.com以外のアドレスで送受信を行っていないことが前提です。

**************************************
1.受信メール用フィルタの設定変更
**************************************
1)Gmailにアクセスしてください。
2)右上の「歯車」アイコンをクリックして、展開したリストの中の「設定」をクリックしてください。
3)画面上部の青い字が並んだ中の「フィルタ」タブをクリックしてください。
4)先日作成したフィルタが表示されていると思います。その右の方の「編集」をクリックしてください。
5)フィルタの条件を入力するリストが展開すると思います。その中の「To」テキストボックスの内容が「to:xxx@ohtan.net」のはずです。これを「to:(xxx@ohtan.net
OR xyz@gmail.com)」に変更してください。すべて半角、「OR」は半角大文字で入力してください。
6)右下の「続行」をクリックしてください。
7)画面が変わりましたら、下方に「xxx通の一致するメッセージにもフィルタを適用する。」チェックボックスがあれば、チェックを入れてください。
8)左下の「フィルタを更新」ボタンをクリックしてください。
9)「受信トレイ」にあるxyz@gmail.com宛の受信メールが「2014」に移動したことを確認してください。

⇒6通だけ移動していませんでした。Thunderbird上でも同じです。(太田)

10)Gmailを終了させてください。

*********************************************
2.送信メール用フィルタの設定変更(作成)
*********************************************
Thunderbirdの仕様上、and(且つ)とor(又は)が混在したフィルタを作成できないので、送信者xyz@gmail.com用の新たなフィルタを作成します。

1)Thunderbirdを起動してください。
2)xyz@gmail.comアカウントをクリックしてください。
3)「メニューバー」→「ツール(T)」→上から7番目の「メッセージフィルタ(F)」をクリックしてください。
4)「メッセージフィルタ」ウインドウが現れたら、「対象アカウント」が「xyz@gmail.com」であることを確認してください。
5)ウインドウ右の「新規(N)」ボタンをクリックしてください。
6)「フィルタの設定」ウインドウが開いたら、「ファイル名(I)」に「送信済みメールフィルタ2」と入力してください。
7)「すべての条件に一致(A)」ラジオボタンにチェックが入っていることを確認してください。

8)条件の欄がデフォルトで
「件名」「に次を含む」「(空欄)」
になっていると思います。これを
「差出人」「が次と一致する」「xyz@gmail.com
に変更してください。
9)「xyz@gmail.com」と入力したテキストボックスの右にある「+」をクリックしてください。
10)条件を設定する新しい行が現れるとおもいます。この行を「送信日」「が次の日以降」「2014/01/01」に変更してください。
11)「2014/01/01」と入力したテキストボックスの右にある「+」をクリックしてください。
12)新しく現れた条件を設定する行を「送信日」「が次の日以前」「2015/01/01」に変更してください。

13)「以下の動作を実行する(P)」グルーブの設定に移ります。一番左が「メッセージを移動する」になっていることを確認してください。
14)次に、「メッセージを移動する」の右が「xyz@gmail.com」となっていると思いますが、ここをクリックして、「xyz@gmail.com」→「2014」→「14送信済みメール」を選択してください。

15)条件の最終確認をします。
「差出人」「が次と一致する」「xyz@gmail.com
「送信日」「が次の日以降」「2014/01/01」
「送信日」「が次の日以前」「2015/01/01」
「メッセージを移動する」「xyz@gmail.comの14送信済みメールフォルダ」
になっていることを確認してください。
16)「OK」ボタンをクリックしてください。

17)「メッセージフィルタ」ウインドウに戻ったら、ウインドウ一番下の「フィルタを使用するフォルダ(C)」の右がデフォルトで「受信トレイ」となっていると思いますが、これを「送信済みメール」(←"返信済みメール"です)に変更してください。
18)「今すぐ実行」をクリックしてください。
19)「メッセージフィルタ」ウインドウを閉じてください。

<太田>

 全て実施しました。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 This is Jinkanshugi!↓

 「・・・中国なら、乗客は自分が降りやすいように迷うことなく通路側に座るだろう。しかし、これでは後に乗ってきた人の邪魔になる。日本では、先に乗った人は必ず窓側に詰めて座る。あるとき、私が窓側の席に座っていたときのこと、1人のおばさんが私の隣に座ろうとした。彼女は微笑んで、会釈をしながら「すみません」と言ってようやく腰を下ろした。おそらく、日本人はずっと「他人に迷惑をかけない」との原則のなかで生活してきたからだろう。そのとき、私は伝え聞いていた「日本人の素養の高さ」を、初めて身をもって体験したのだった。」
http://news.livedoor.com/article/detail/8844980/

 その中共から飛んでくるのはPM2.5だけじゃなかった。↓

 「川崎病、中国からの風が関与か…原因物質運ぶ?・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140520-OYT1T50008.html?from=ycont_navr_os

 「米、中国軍当局者5人を起訴…企業機密盗む・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140519-OYT1T50161.html?from=ytop_ylist
 「中国「完全な捏造」、米側に起訴取り消し要求・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140520-OYT1T50006.html?from=ytop_ylist

 上掲↑のニュースを踏まえ、(やってないとシラ切る中共も中共だが、)米国のやり方は舌を噛んじゃう、とNYタイムスは書いた。↓

 <米国は、安全保障目的の盗聴は可、商業目的の盗聴は不可、と主張して来た。↓>
  By indicting members of the People’s Liberation Army’s most famous cyberwarfare operation — called Unit 61398 but known among hackers as the “Comment Crew” — the Obama administration has turned to the criminal justice system to reinforce its argument that there is a major difference between spying for national security purposes, something the United States does daily, and the commercial, for-profit espionage carried out by China’s military.・・・
 <しかし、フランス等を含め、そんな区分はナンセンスだとする見解が圧倒的多数。↓>
 The Chinese argue that the distinction is an American artifact, designed for commercial advantage. They believe that looking for business secrets is part of the fabric of national security, especially for a rising economic powerhouse. And while American officials are loathe to admit it, Washington’s view has relatively few advocates around the world. ・・・
 <そもそも、米国は、貿易交渉の際に日本等の盗聴を行ってきた。クリントン政権の時は、米ビッグスリーが裨益者だった。↓>
 ・・・the United States spies regularly for economic advantage when the goal is to support trade talks; when the Clinton administration was locked in a high-stakes negotiation in the 1990s to reach an accord with Japan, it bugged the Japanese negotiator’s limousine. At the time, the chief beneficiaries would have been the Big Three auto companies and a smattering of parts suppliers.・・・
 <また、中共のファーウェー社を盗聴してきた。目的は、同社が中共軍のフロント組織じゃないか確認するためと、同社のシステムを通じて、そのシステムを導入した諸国の盗聴を行うため。↓>
 ・・・the American government pried deep into the servers of Huawei, one of China’s most successful Internet and communications companies. The documents made clear that the N.S.A. was seeking to learn whether the company was a front for the People’s Liberation Army and whether it was interested in spying on American firms. But there was a second purpose: to get inside Huawei’s systems and use them to spy on countries that buy the company’s equipment.・・・
http://www.nytimes.com/2014/05/20/us/us-treads-fine-line-in-fighting-chinese-espionage.html?hp&_r=0

 NATOはロシアとの合意でエルベ川以東に米軍等の部隊配備を行わないこととしてきた。
 (また、ずっと欧州NATO諸国は防衛費の対GDP比を減らしてきた。)
 その結果、ロシアの攻撃を受けたらバルト諸国を防衛する能力をNATOは持っていない、ってさ。↓
http://www.spiegel.de/international/germany/ukraine-crisis-shows-up-cracks-in-nato-a-970248.html
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太田述正コラム#6947(2014.5.20)
<欧州文明の成立(その3)>

→非公開

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