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太田述正コラム#5957(2013.1.10)
<皆さんとディスカッション(続x1776)>

<太田>(ツイッターより)

 「中日両国の幼稚園の違い 日本は薄着を推奨…」
http://j.people.com.cn/94473/8083904.html
 今日はこれで来たか。ビミョーだが、やっぱこれもヨイショ記事だな。

 「「安倍首相は釣魚島(日本名・尖閣諸島)を巡航する中国機に対する曳光弾を使った警告射撃について検討するよう指示した<」という>情報<により、>…「…偶発的な武力衝突が今年起きる」との見方を大幅に強めざるを得なくなった。」
http://j.people.com.cn/94474/8087379.html
 早く領空侵犯しろい!

<太田>

 そんなのどうでもいいから、領空侵犯を!
 (外国船舶は、領海内の無害通航権があるが、外国航空機は領空内の無害通航権はない。)↓

 「中国、尖閣示威活動継続の構え…退役軍艦も転用・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130109-OYT1T01570.htm?from=ylist

<HQcYhq0B0>(「たった一人の反乱」より)

 中国言論統制で異常事態 有力紙社長 抗議の辞任
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/230109041.html

 少しずつだが、中国も変わりつつあるんだと期待したい。

<太田>

 変わりつつあるというより、中共当局の命数が尽きつつある、と言うべきだろうね。

<YM>

 ・・・早速コラムにご意見を頂きどうもありがとうございます。
 面白く拝読させて頂きました。

 『戦前、英国が米国ともども追求した対日政策を含むところの、対東アジア、ひいては対世界政策が誤っていたことを直視することから逃げ回っているとしか思えない、彼の姿勢』という記者目線については、実はその次の記事として<掲載>されている、宋教仁<(Song Jiaoren)>に関する記事にも見ることができると思<い>・・・ます。

 宋教仁が日本に6年間滞在していた折、明治維新によって日本が作り出した「民主主義」「自由」といった言葉を学んだ、と記述のある一方で、記事の最後の方には「中国における民主化を妨げていたかもしれない動きとして、日本による中国の植民地化が中国に共産主義者たちの反乱を招いた恐れも否定できない」としています。

 記事そのものは「宋教仁が暗殺<され>ていなかったら中国は民主化を遂げることができたか」という記事で、結論は「袁世凱が政権をとり続けていたかもしれないが、その先は台湾のように軍事政権が徐々に民主化する道を辿ったかもしれない。」というものです。

<太田>

 これも、さっそく、'The Death of a Revolutionary--The song of Song--The shot that killed Song Jiaoren was not heard around the world. But it might have changed Chinese history')を読んでみましたが、無署名記事であり、比較的客観的な内容ですね。
 上から目線だったら、当時の支那の有識者がほぼ一致して、(阿Q的)支那人に民主主義は時期尚早だと考えていたというのに、約1名、宋教仁という、民主主義を即実現しようとしたドンキホーテがいた、といった筆致・・これが私の見方であることはご承知のことと思います・・になっても不思議はなかったところ、そうなってはいませんからね。
 とはいえ、ご指摘は基本的にあたっています。
 だって、「日本による中国の植民地化が中国に共産主義者たちの反乱を招いた」んじゃなく、「中国の共産化を回避させるために日本は中国に介入したというのに、英米がその足を引っ張り、その結果中国は共産化された」のですからねえ。
 なお、1913年に宋教仁が暗殺されようがされまいが、そして、1916年に袁世凱が死亡しようがしまいが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%81%E4%B8%96%E5%87%B1
袁の中華民国も、後の孫文/蒋介石の中華民国と結局は同様の経過をたどったであろう、とも私は考えているところです。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 当然だわな。↓

 「国家公務員採用増 民主の抑制方針転換・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013011002000101.html

 バッカじゃないの。
 「愛国心」があろうがなかろうが、民間企業が何十年にもわたって、赤字を垂れ流す部門を維持するワケないだろが。
 そもそも、防衛省が、ホンネの報告書を出すとでも思ってんのかねえ。?↓

 「防衛省から三菱電機の過大請求事案についての報告書が公表された。・・・
 <三菱電機等の防衛産業は、>国のためではありながら国に補填してもらえない赤字を、自分たちの社内の工夫でなんとか乗り切っていたということだ。それゆえに、携わった関係者には「不正行為」をしているという自覚があまりなかったようだ。・・・
 <これは、>もしまともな計上がされていたら、防衛部門の継続は許されなかった可能性があるということ<を意味する。>・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36888

 高齢化と縄文モードの深化の二つが原因だろうな。↓

 「刑法犯件数、10年連続減 2002年の半分に・・・」
http://www.asahi.com/national/update/0109/TKY201301090298.html

 北方領土問題に関しては、時間は止まったままだなあ。↓

 「森元首相、3島返還も選択肢 北方領土で・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013010901001813.html
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太田述正コラム#5958(2013.1.10)
<大英帝国論再々訪(その6)>

→非公開

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