太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/
太田述正コラム#5363(2012.3.17)
<皆さんとディスカッション(続x1494)>
<太田>(ツイッターより)
「<中共で>「どんな職業に就いている人が最も幸福か」との問いについて、「国家公務員」と答えた人が最多で59.3%、…また、…40.4%は「配偶者の職業は、できれば公務員がよい」と答えた。」
http://j.people.com.cn/94475/7760384.html
相も変らぬ科挙の国やねえ。
ロンドンのモンロー展から8枚の写真をどうぞ。
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/gallery/2012/mar/16/marilyn-monroe-getty-images-gallery#/?picture=387372015&index=0
<べじたん>
≫太田さんは、常々、イギリスは人間主義<的>社会であると主張されていますが、日本の人間主義的人間関係とはこんなわけで違いがあると思われますが、イギリスの人間関係における人間主義的側面は具体的にどんなものがあるのでしょうか?≪(コラム#5341。ααααα)
≫「理論」の考察については、ヒュームとスミスという、二人の、イギリス人以上にイギリス人的であったスコットランド人について論じたコラム#4174と4176を、まず読んでみてください。
べじたんさんでもどなたでもよろしいが、他にも適当なコラムがあったですかねえ。
また、現実の考察については、イギリスにおける「早熟」な公的慈善の歴史的事例をしばしば挙げてきたところ、こちらについても、べじたんさん等、コラム番号を教えていただければありがたい。≪(同上。太田)
個人主義のエピソードですよね。一方で、リンゼーさんのような人もいるという。
「また、リンゼーさん自身、very gregarious な女性でした。(彼女の高校の元校長の言)(同上)
gregariousとは、一般に、「集団を好む」、あるいは「社交的な」と訳されますが、私言わせれば、人間主義的である、ということです。
私には、イギリス人の中で際立って人間主義者であった彼女が、人間主義社会である日本が大好きで、日本にやってきた気持ちがよく分かります。)」(コラム#4884)
http://blog.ohtan.net/archives/52104106.html
*ゲルマン人は個人主義
#2764(2008.9.1)<読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その1)>
http://blog.ohtan.net/archives/51258673.html
#2766(2008.9.2)<読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その2)>
http://blog.ohtan.net/archives/51259184.html
*アングロサクソン人はゲルマン系の言語・文化を継受したバスク人
#1687(2007.3.10)<アングロサクソンの起源>
http://blog.ohtan.net/archives/50954197.html
太田さんは次のように書きました。
---------------------------------------------------------------
#5065(2011.10.21)<皆さんとディスカッション(続x1356)>
「・日本(=人間主義社会)
:対個人の人間主義→全動植物の個体が対象。
:対社会の人間主義→世界各地のすべての社会及び自然環境が対象。
・アングロサクソン(=人間主義的社会)
:対個人の人間主義→全人類が対象。
:対社会の人間主義→世界各地のアングロサクソン社会のみが対象。
・米国と欧州(=非人間主義社会)
:対個人の人間主義→全人類が対象。(ただし、つい最近まで、自分の社会の支配的人種ないし支配的階級に属す個人のみが対象)
:対社会の人間主義→自分の社会のみが対象 (ただし、つい最近まで、自分の社会の支配的人種ないし支配的階級のみが対象)
・支那等(=反人間主義社会)
:対個人の人間主義→自分の一族(疑似的一族を含む)に属す個人のみが対象。
:対社会の人間主義→自分の一族(同上)のみが対象。」
http://blog.ohtan.net/archives/52105421.html
#3491(2009.8.29)<人間主義の普遍性(続)>
「要するに、アングロサクソン社会(=本来的資本主義社会)では、とりわけ、その社会が時に陥ることがある、裸の個人主義や、資本主義の病理形態たる市場原理主義の下では、人間の本性たる人間主義が抑圧されてしまっている、ということです。
この抑圧が、災害時には取り払われて、人間の本性が回復する、というわけです。
日本のような本来的人間主義社会においても、災害時には、人々の人間主義的傾向が一層強まります。
ただし、その場合、いかなる「人」を人間主義の対象たる「人」と人々が意識するかが問題になってきます。
災害時には、エリートのみならず、大衆もまた、「少数民族と移民」を「人」とは意識しなくなりなりがちであり、関東大震災の時にエリートと大衆の「協力」の下で朝鮮人虐殺が行われたのはその典型例です。
戦争もまた、災害の一種、というか災害の最たるものであり、だからこそ、人々は、戦場体験を「驚くべき感謝の念をもって・・・思い出すの」です。
その戦場において、「人」とは意識されないところの、外国人たる一般住民が虐殺され、強姦されることは何ら不思議ではありません。」
http://blog.ohtan.net/archives/51409240.html
#3512(2009.9.9)<皆さんとディスカッション(続x593)>
「一、人間以外の動物とは違って、人間には、近親者以外に対しても利他的(=人間主義的)性向がある:縄文時代はかかる性向が発現した個人からなる社会だった。日本は、つい2000数百年前まで、人間主義的社会だったということ。
二、それが、一定程度以上に豊かな社会になると、平時においては、人間は利己的(=個人主義的)になりがちである。:日本においてさえ、弥生時代にはそのような傾向があった。
三、しかし、そのような社会でも、有事(災害時、戦争時)においては例外的に利他的(=人間主義的)性向が発現する。:日本は、その後も、縄文モードの時代においては、世界的には極めて珍しいことだが、平時においても利他的(=人間主義的)性向が発現した個人からなる社会だった。」
http://blog.ohtan.net/archives/51404208.html
---------------------------------------------------------------
以上を合わせると、
・日本=平時から人間主義社会(*1)、有事ではさらに強化された人間主義社会
・アングロサクソン=平時では個人主義社会(*2)、有事では利他的社会(=人間主義的)(*3)
となります。
(*1)太田さんの言う人間主義とは
「人間に本来備わっている共感能力(=人間主義)」(#5061)
http://blog.ohtan.net/archives/52105140.html
「人間主義とは、個人個人の価値観が異なっている・・より正確に言えば、効用関数とリスク選好が異なっている・・、ことを前提にして、いや、異なっているからこそ、他人の気持ちを慮ったり、人間関係の中長期的ネットワークを形成したりすることは容易ではないけれど大きな意義がある、という考え方なんだよ。
もっとも、これは、私自身の人間主義であって、果たして和辻の人間主義がそうなのか、さらにはマクマレーの考え方が和辻の人間主義と本当にほぼ同じと言えるのか、はなお精査する必要があるけどね。」(#4739)
http://blog.ohtan.net/archives/52079249.html
「イギリスや日本のような人間(じんかん)主義的な社会では、人々は、特定の宗教団体(イデオロギー団体を含む)に入らなくても人的ネットワークをつくることができ、幸せになれるのに対し、欧州、中東といった非人間主義的な社会ではそうは問屋がおろさないってこと。
・・・
悩ましいのは、欧州や中東の人々が、特定の宗教団体に入って人的ネットワークを形成し、幸せになったとしても、その宗教団体が原理主義的なものであった場合、政治的・社会的問題を国(地域)内外で引き起こし、それに構成員も巻き込まれ、(迫害したり殺したりして他者を不幸にしたり、他者から)自分が迫害を受けたり殺されたりして不幸になったりする場合があるってこと
イギリス人や日本人は、そういうけったいな不幸を味わわせたり味わったりすることを、基本的に免れているわけだ。」(#4433)
http://blog.ohtan.net/archives/52046626.html
(*2)個人主義が徹底されると(rugged individualism。太田さんは「裸の個人主義」と訳している)、社会が不安定になりがちだが、コモンロー、および、コモンローを補完するエクイティー(信託や慈善)によって、イギリス社会は安定してきた。
*コモンロー(法の支配。「法治主義」だけではだめで、これに「人権」と「手続き的正義」の保障が加わったもの)と信託に関して
#2764(2008.9.1)<読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その1)>
http://blog.ohtan.net/archives/51258673.html
*慈善活動と法律に関して
#5241(2012.1.17)<皆さんとディスカッション(続x1436)>
http://blog.ohtan.net/archives/52117333.html
#1577(2006.12.19)<米国慈善事情(特別篇)>
http://blog.ohtan.net/archives/50954256.html
*2011年英国暴動事件の原因
「私のとりあえずの仮説を述べておこう。
「同情心」の源泉であったところの、イギリスのエリートが備えていた、「中世」における「騎士」性、「近代」以降における「紳士」性・・シリーズ「イギリスと騎士道」参照・・、が失われたためじゃないかな。
そして、それがどうして失われたのかだけど、エリートが、「騎士/紳士」性を発揮する見返りとして、昔はフランスから有形無形の収奪をするという、また、百年戦争敗退後は植民地から有形無形の収奪をするという、見返りが期待できたところ、戦後、大英帝国が瓦解したために、もはや見返りが期待できなくなったことが、エリートの堕落、劣化・・騎士/紳士性の放擲・・をもたらした、ってことじゃないかな。
そうだとすると、エリートの「同情心」をあてにできなくなったところの、非エリートもまた堕落、劣化するのは必然だ、ということにもなる。
イギリスは、裸の個人主義社会、すなわち、非人間主義社会へと暗転的変貌を遂げてしまった、というわけだ。」(#4933)
http://blog.ohtan.net/archives/52095583.html
*「騎士/紳士」性に関して
#3050(2009.1.22)<日米中英走馬燈>
http://blog.ohtan.net/archives/51342065.html
#5253(2012.1.22)<皆さんとディスカッション(続x1441)>
http://blog.ohtan.net/archives/52117989.html
#4926(2011.8.12)<イギリスと騎士道(その9)>
http://blog.ohtan.net/archives/52107083.html
(*3)「戦争・・・が生業である以上、合理的な経済計算に基づき、物的コストや自らの人的被害が最小になるような形で実行されたであろう、ということです。」(#2764)
http://blog.ohtan.net/archives/51258673.html
「アングロサクソンの生業が戦争、すなわち戦利品等の獲得、であった・・・というのが私の持論です。戦争というハイリスクハイリターンの集団的な営みが生業であったのですから、コストエフェクティブな戦い方をしなければならない(=経験論的合理主義)、戦争時の指導者は能力本意で選ばなければならない(=議会制)、人間いつも緊張はしておられないので「平時」には、戦争のための訓練を行う時を除き、指導者にはお引き取りいただき(=自由主義・立憲主義)、徹底的に怠惰に(=反産業主義)しかもバラバラに(=個人主義)過ごしてバランスをとらなければならない、等々ということになります。」(#81)
http://blog.ohtan.net/archives/50955752.html
ということで、エリートが設計した社会に人間主義(社会民主主義)的側面があるのであって、個人間の人間主義的側面は日本と比べれば薄い、ということになるのでしょうか。
「イギリスがキリスト教原理主義化しないのは、イギリスは、そのイデオロギーこそ個人主義であるものの、イギリス社会は、実は一貫して人間主義(的)社会であったからです。」(コラム#4884)
http://blog.ohtan.net/archives/52104106.html
<太田>
どうもありがとうございました。
<γΒγγγ>(「たった一人の反乱」より)
強姦犯との結婚強要され16歳少女自殺、モロッコ
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2865589/8649190
やはり宗教国家は恐ろしいな・・・。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
私には全く無縁の人だったなあ。
吉本は、欧州文明に毒されたいかれた、数多い戦後日本知識人の一人じゃないかな。↓
「・・・亡くなった詩人の吉本隆明さん・・・」
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20120317k0000m070134000c.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9C%AC%E9%9A%86%E6%98%8E
アサド夫妻のメール漏出事件の続々報だ。
アサド・グルーピーの英米ズレしたネエちゃん達のうちの代表的人物の、余りにも軽いノリでの「活躍」ぶりが分かるよ。↓
・・・One of the most striking aspects of the emails' leak is how Assad bypassed his male aides. Instead, as his country slipped further into bloodshed, he appears to have grown increasingly reliant on media advice from a group of young, westernised Syrian expats. Most are women. At their core are・・・<t>he US-・・・Montana State University・・・educated Hadeel al-Ali・・・and her friend Sheherazad Jaafari, a former intern at the New York-based PR firm Brown Lloyd James.・・・
・・・it appears that their liberal education in the US has not so far translated into any sympathy for Assad's opponents. Instead, both have linked their destinies with Assad, a man who for now at least appears to be prevailing mercilessly over his enemies.
http://www.guardian.co.uk/world/2012/mar/16/assad-emails-adviser-hadeel-ali
米国の州最高裁の裁判官のかなり多くが選挙で選ばれてるんだね。
オカシなオカシな米国じゃらほい。↓
・・・In all, 31 states are holding elections for their top court this year — multicandidate races and “retention” votes for a total of 73 judgeships nationwide. Requiring would-be judges to cozy up to party leaders and raise large sums from special interests eager to influence their decisions seriously damages the efficacy and credibility of the judiciary. It discourages many highly qualified lawyers from aspiring to the bench. Bitter campaigns — replete with nasty attack ads — make it much harder for judges to work together on the bench and much harder for citizens to trust the impartiality of the system.・・・
http://www.nytimes.com/2012/03/16/opinion/no-way-to-choose-a-judge.html?_r=1&ref=opinion&pagewanted=print
米連邦裁で最高裁以外の所に、実は名裁判官と謳われる人物が時々登場する。
そのうちの一人を紹介した本の書評だ。↓
・・・Judge・・・Learned Hand・・・dominated the federal courts in the first half of the 20th century. If any judge occupied a similar place during the second half, it was Judge Henry Friendly, who joined the U.S. Court of Appeals for the Second Circuit in 1959—just as Hand was leaving it—and remained there until his suicide in 1986. ・・・
<ハーヴァード・ロースクール在学中の伝説!↓>
As a history student at Harvard, he was personally recruited to Harvard Law School by Professor (later Justice) Felix Frankfurter. He presided over the Harvard Law Review and earned arguably the best grades in the law school's history. (Louis Brandeis scored higher marks but only under an inflated scoring system.) ・・・
<当時の超リベラルのウォーレン最高裁長官率いる連邦最高裁の行き過ぎをしばしば「是正」する名判決を下した。↓>
Friendly won acclaim because of his modest conservatism: At the height of the Warren Court's liberal judicial activism, he attempted to pare back the court's excesses, to make them more palatable and practical. In so doing, he won over not just the court's most aggressive conservative critics but also the broad base of moderates who, like Friendly, criticized the court's overreach while approving of its premises. Friendly largely succeeded in avoiding political labels, which made him more palatable to judges and scholars on both sides of the political aisle.・・・
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304537904577279432126691786.html?mod=WSJ_Opinion_MIDDLESecondBucket
ヒットラーに対する当時の米国人の姿勢が分かるよ。
自分達もユダヤ人差別をしてたから甘いのなんのって。↓
・・・Americans reacted to Hitler rather as any other nationality did. First they ridiculed him, then they expressed grudging admiration for the order he brought to Germany. Later, they turned a blind eye to his anti-Semitism, excused his craving for territorial expansion and doubted his appetite for war. A few warned of Hitler’s threat, but they were largely ignored.
Most Americans tolerated German racism precisely because it was directed at Jews. ・・・
http://www.washingtonpost.com/entertainment/books/hitlerland-american-eyewitnesses-to-the-nazi-rise-to-power-by-andrew-nagorski/2012/03/02/gIQAEOtBHS_print.html
「米芸術アカデミー:名誉会員に作曲家の近藤譲さんを選出・・・」
http://mainichi.jp/enta/art/news/20120316k0000e040231000c.html
そこで、早速彼の曲の演奏を聴いてみた。
シンプルさ、静謐さ、邦楽のイメージ、というカンジだね。↓
Walk ピアノとフルート?
http://www.youtube.com/watch?v=HXbUmeBjtGA&feature=related
SIGHT RHYTHMICS (視覚リズム法) ピアノ
http://www.youtube.com/watch?v=OW9PSqOPSKM
Calamintha for guitar
http://www.youtube.com/watch?v=_mZhcuM4ViY&feature=related
Orient Orientation 三味線
http://www.youtube.com/watch?v=roHezxbY4EE&feature=related
-------------------------------------------------------------------------------
<mk2:翻訳>
コラム#5349より:
・・・イスラム教徒が多数派の国においては、収入や識字率が同じ国の間で比較した場合、実際のところ少数派の国に比べて出世率が著しく低いように見える。・・・
・・・少ない子供を欲しているイスラム教徒の女性がいる地域においては、彼女達は、どんどん、ピルの使用もしくはそれ以外の方法によって少子化を達成する方法を見出している。・・・
国際社会において、bien pensants(真っ当な考えを持つ人々)は、「経済発展こそ、最も良いピルなのです」と、賢明にも、一世代を超える期間、私たちに訴えている。しかしながら、もしこれが本当に事実であったとしても、中東出生率大革命が起こることは決してなかっただろう。新世界は、まさに文字通り、我々の眼前で生まれつつあるのであり、我々はその重要性に、より細心の注意を払うことが望ましい。
<太田>
一体、急にどうしちゃったんです?
9−40=マイナス31点です。
リタイアせずに頑張って!
-------------------------------------------------------------------------------
一人題名のない音楽会です。
今回は、平原綾香特集をお送りします。
趣旨に則り、広義のクラシック曲を編曲したものだけを取り上げました。
声量がやや乏しいけれど、真摯に音楽に向かい合っている姿勢と彼女の清潔な美しさにうたれます。
ヴィヴァルディ 春
http://www.youtube.com/watch?v=rR7DekjENgQ&feature=related
バッハ 目覚めよと呼ぶ声あり(BWV 140)
http://www.youtube.com/watch?v=mJep6lFZpfE&feature=related
ベートーベン 歓喜の歌(『第9』より) 英語の発音に難のあることが残念。
http://www.youtube.com/watch?v=BNIiieMq7tE&feature=related
ショパン 夜想曲第20番(コラム#4352) 同上。ただし、この曲がイチバンできいいね。
http://www.youtube.com/watch?v=FchG_HeRH58&feature=related
シューベルト アヴェマリア(コラム#4177)
http://www.youtube.com/watch?v=4LE4cXcs3y0&feature=related
ドボルザーク 新世界(コラム#5131)
http://www.youtube.com/watch?v=C9HZbj0EIVI&feature=related
グリーグ(グリーク) ソルヴェイグの歌(コラム#3619) これもエエね。
http://www.youtube.com/watch?v=nqpfNwQVLE4&feature=related
ハチャトリアン 仮面舞踏会 通常の歌曲ではありえないほどの広音域をこなしている!
http://www.youtube.com/watch?v=yZSu9CKU-WY&feature=related
ラフマニノフピアノ交響曲第2番第3楽章アダージョ
http://www.youtube.com/watch?v=fLY-xBVu0Pg&feature=related
プッチーニ 誰も寝てはならぬ(『トゥーランドット』より)
http://www.youtube.com/watch?v=ObPoGGreSsg&feature=related
ホルスト ジュピター(組曲『惑星』より)
http://www.youtube.com/watch?v=WaswshB5GPQ&feature=related
エルガー 威風堂々(コラム#3269、5142)
http://www.youtube.com/watch?v=1P7wP27jemI&feature=related
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ まことに結構な出来である。
http://www.youtube.com/watch?v=kXLIxphWkog&feature=related
ビゼー ハバネラ(『カルメン』より)(コラム#4646)
http://www.youtube.com/watch?v=4jX9fIG9YGk&feature=related
ロドリーゴ アランフェス協奏曲(コラム#3428、3448、3462、4720)
http://www.youtube.com/watch?v=6Uf0C9NY8fg&feature=related
以下は、準クラシックです。
サティ Je te veux(コラム#2686、2690、4849、4851)
http://www.youtube.com/watch?v=UfVHoCqChrc&feature=related
君が代
http://www.youtube.com/watch?v=AY3SpGTMiIk&feature=related
アンドルー・ロイド・ウェッバー Love Never Dies(『オペラ座の怪人』より) うまい! 彼女、今後は、高音域だけで勝負した方がいいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=3yX59o9dMNE&feature=related
-------------------------------------------------------------------------
ONE PIECE展に行ってくるので、早めにアップしました。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
太田述正コラム#5364(2012.3.17)
<鄭成功の台湾攻略>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x1494)>
<太田>(ツイッターより)
「<中共で>「どんな職業に就いている人が最も幸福か」との問いについて、「国家公務員」と答えた人が最多で59.3%、…また、…40.4%は「配偶者の職業は、できれば公務員がよい」と答えた。」
http://j.people.com.cn/94475/7760384.html
相も変らぬ科挙の国やねえ。
ロンドンのモンロー展から8枚の写真をどうぞ。
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/gallery/2012/mar/16/marilyn-monroe-getty-images-gallery#/?picture=387372015&index=0
<べじたん>
≫太田さんは、常々、イギリスは人間主義<的>社会であると主張されていますが、日本の人間主義的人間関係とはこんなわけで違いがあると思われますが、イギリスの人間関係における人間主義的側面は具体的にどんなものがあるのでしょうか?≪(コラム#5341。ααααα)
≫「理論」の考察については、ヒュームとスミスという、二人の、イギリス人以上にイギリス人的であったスコットランド人について論じたコラム#4174と4176を、まず読んでみてください。
べじたんさんでもどなたでもよろしいが、他にも適当なコラムがあったですかねえ。
また、現実の考察については、イギリスにおける「早熟」な公的慈善の歴史的事例をしばしば挙げてきたところ、こちらについても、べじたんさん等、コラム番号を教えていただければありがたい。≪(同上。太田)
個人主義のエピソードですよね。一方で、リンゼーさんのような人もいるという。
「また、リンゼーさん自身、very gregarious な女性でした。(彼女の高校の元校長の言)(同上)
gregariousとは、一般に、「集団を好む」、あるいは「社交的な」と訳されますが、私言わせれば、人間主義的である、ということです。
私には、イギリス人の中で際立って人間主義者であった彼女が、人間主義社会である日本が大好きで、日本にやってきた気持ちがよく分かります。)」(コラム#4884)
http://blog.ohtan.net/archives/52104106.html
*ゲルマン人は個人主義
#2764(2008.9.1)<読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その1)>
http://blog.ohtan.net/archives/51258673.html
#2766(2008.9.2)<読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その2)>
http://blog.ohtan.net/archives/51259184.html
*アングロサクソン人はゲルマン系の言語・文化を継受したバスク人
#1687(2007.3.10)<アングロサクソンの起源>
http://blog.ohtan.net/archives/50954197.html
太田さんは次のように書きました。
---------------------------------------------------------------
#5065(2011.10.21)<皆さんとディスカッション(続x1356)>
「・日本(=人間主義社会)
:対個人の人間主義→全動植物の個体が対象。
:対社会の人間主義→世界各地のすべての社会及び自然環境が対象。
・アングロサクソン(=人間主義的社会)
:対個人の人間主義→全人類が対象。
:対社会の人間主義→世界各地のアングロサクソン社会のみが対象。
・米国と欧州(=非人間主義社会)
:対個人の人間主義→全人類が対象。(ただし、つい最近まで、自分の社会の支配的人種ないし支配的階級に属す個人のみが対象)
:対社会の人間主義→自分の社会のみが対象 (ただし、つい最近まで、自分の社会の支配的人種ないし支配的階級のみが対象)
・支那等(=反人間主義社会)
:対個人の人間主義→自分の一族(疑似的一族を含む)に属す個人のみが対象。
:対社会の人間主義→自分の一族(同上)のみが対象。」
http://blog.ohtan.net/archives/52105421.html
#3491(2009.8.29)<人間主義の普遍性(続)>
「要するに、アングロサクソン社会(=本来的資本主義社会)では、とりわけ、その社会が時に陥ることがある、裸の個人主義や、資本主義の病理形態たる市場原理主義の下では、人間の本性たる人間主義が抑圧されてしまっている、ということです。
この抑圧が、災害時には取り払われて、人間の本性が回復する、というわけです。
日本のような本来的人間主義社会においても、災害時には、人々の人間主義的傾向が一層強まります。
ただし、その場合、いかなる「人」を人間主義の対象たる「人」と人々が意識するかが問題になってきます。
災害時には、エリートのみならず、大衆もまた、「少数民族と移民」を「人」とは意識しなくなりなりがちであり、関東大震災の時にエリートと大衆の「協力」の下で朝鮮人虐殺が行われたのはその典型例です。
戦争もまた、災害の一種、というか災害の最たるものであり、だからこそ、人々は、戦場体験を「驚くべき感謝の念をもって・・・思い出すの」です。
その戦場において、「人」とは意識されないところの、外国人たる一般住民が虐殺され、強姦されることは何ら不思議ではありません。」
http://blog.ohtan.net/archives/51409240.html
#3512(2009.9.9)<皆さんとディスカッション(続x593)>
「一、人間以外の動物とは違って、人間には、近親者以外に対しても利他的(=人間主義的)性向がある:縄文時代はかかる性向が発現した個人からなる社会だった。日本は、つい2000数百年前まで、人間主義的社会だったということ。
二、それが、一定程度以上に豊かな社会になると、平時においては、人間は利己的(=個人主義的)になりがちである。:日本においてさえ、弥生時代にはそのような傾向があった。
三、しかし、そのような社会でも、有事(災害時、戦争時)においては例外的に利他的(=人間主義的)性向が発現する。:日本は、その後も、縄文モードの時代においては、世界的には極めて珍しいことだが、平時においても利他的(=人間主義的)性向が発現した個人からなる社会だった。」
http://blog.ohtan.net/archives/51404208.html
---------------------------------------------------------------
以上を合わせると、
・日本=平時から人間主義社会(*1)、有事ではさらに強化された人間主義社会
・アングロサクソン=平時では個人主義社会(*2)、有事では利他的社会(=人間主義的)(*3)
となります。
(*1)太田さんの言う人間主義とは
「人間に本来備わっている共感能力(=人間主義)」(#5061)
http://blog.ohtan.net/archives/52105140.html
「人間主義とは、個人個人の価値観が異なっている・・より正確に言えば、効用関数とリスク選好が異なっている・・、ことを前提にして、いや、異なっているからこそ、他人の気持ちを慮ったり、人間関係の中長期的ネットワークを形成したりすることは容易ではないけれど大きな意義がある、という考え方なんだよ。
もっとも、これは、私自身の人間主義であって、果たして和辻の人間主義がそうなのか、さらにはマクマレーの考え方が和辻の人間主義と本当にほぼ同じと言えるのか、はなお精査する必要があるけどね。」(#4739)
http://blog.ohtan.net/archives/52079249.html
「イギリスや日本のような人間(じんかん)主義的な社会では、人々は、特定の宗教団体(イデオロギー団体を含む)に入らなくても人的ネットワークをつくることができ、幸せになれるのに対し、欧州、中東といった非人間主義的な社会ではそうは問屋がおろさないってこと。
・・・
悩ましいのは、欧州や中東の人々が、特定の宗教団体に入って人的ネットワークを形成し、幸せになったとしても、その宗教団体が原理主義的なものであった場合、政治的・社会的問題を国(地域)内外で引き起こし、それに構成員も巻き込まれ、(迫害したり殺したりして他者を不幸にしたり、他者から)自分が迫害を受けたり殺されたりして不幸になったりする場合があるってこと
イギリス人や日本人は、そういうけったいな不幸を味わわせたり味わったりすることを、基本的に免れているわけだ。」(#4433)
http://blog.ohtan.net/archives/52046626.html
(*2)個人主義が徹底されると(rugged individualism。太田さんは「裸の個人主義」と訳している)、社会が不安定になりがちだが、コモンロー、および、コモンローを補完するエクイティー(信託や慈善)によって、イギリス社会は安定してきた。
*コモンロー(法の支配。「法治主義」だけではだめで、これに「人権」と「手続き的正義」の保障が加わったもの)と信託に関して
#2764(2008.9.1)<読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その1)>
http://blog.ohtan.net/archives/51258673.html
*慈善活動と法律に関して
#5241(2012.1.17)<皆さんとディスカッション(続x1436)>
http://blog.ohtan.net/archives/52117333.html
#1577(2006.12.19)<米国慈善事情(特別篇)>
http://blog.ohtan.net/archives/50954256.html
*2011年英国暴動事件の原因
「私のとりあえずの仮説を述べておこう。
「同情心」の源泉であったところの、イギリスのエリートが備えていた、「中世」における「騎士」性、「近代」以降における「紳士」性・・シリーズ「イギリスと騎士道」参照・・、が失われたためじゃないかな。
そして、それがどうして失われたのかだけど、エリートが、「騎士/紳士」性を発揮する見返りとして、昔はフランスから有形無形の収奪をするという、また、百年戦争敗退後は植民地から有形無形の収奪をするという、見返りが期待できたところ、戦後、大英帝国が瓦解したために、もはや見返りが期待できなくなったことが、エリートの堕落、劣化・・騎士/紳士性の放擲・・をもたらした、ってことじゃないかな。
そうだとすると、エリートの「同情心」をあてにできなくなったところの、非エリートもまた堕落、劣化するのは必然だ、ということにもなる。
イギリスは、裸の個人主義社会、すなわち、非人間主義社会へと暗転的変貌を遂げてしまった、というわけだ。」(#4933)
http://blog.ohtan.net/archives/52095583.html
*「騎士/紳士」性に関して
#3050(2009.1.22)<日米中英走馬燈>
http://blog.ohtan.net/archives/51342065.html
#5253(2012.1.22)<皆さんとディスカッション(続x1441)>
http://blog.ohtan.net/archives/52117989.html
#4926(2011.8.12)<イギリスと騎士道(その9)>
http://blog.ohtan.net/archives/52107083.html
(*3)「戦争・・・が生業である以上、合理的な経済計算に基づき、物的コストや自らの人的被害が最小になるような形で実行されたであろう、ということです。」(#2764)
http://blog.ohtan.net/archives/51258673.html
「アングロサクソンの生業が戦争、すなわち戦利品等の獲得、であった・・・というのが私の持論です。戦争というハイリスクハイリターンの集団的な営みが生業であったのですから、コストエフェクティブな戦い方をしなければならない(=経験論的合理主義)、戦争時の指導者は能力本意で選ばなければならない(=議会制)、人間いつも緊張はしておられないので「平時」には、戦争のための訓練を行う時を除き、指導者にはお引き取りいただき(=自由主義・立憲主義)、徹底的に怠惰に(=反産業主義)しかもバラバラに(=個人主義)過ごしてバランスをとらなければならない、等々ということになります。」(#81)
http://blog.ohtan.net/archives/50955752.html
ということで、エリートが設計した社会に人間主義(社会民主主義)的側面があるのであって、個人間の人間主義的側面は日本と比べれば薄い、ということになるのでしょうか。
「イギリスがキリスト教原理主義化しないのは、イギリスは、そのイデオロギーこそ個人主義であるものの、イギリス社会は、実は一貫して人間主義(的)社会であったからです。」(コラム#4884)
http://blog.ohtan.net/archives/52104106.html
<太田>
どうもありがとうございました。
<γΒγγγ>(「たった一人の反乱」より)
強姦犯との結婚強要され16歳少女自殺、モロッコ
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2865589/8649190
やはり宗教国家は恐ろしいな・・・。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
私には全く無縁の人だったなあ。
吉本は、欧州文明に毒されたいかれた、数多い戦後日本知識人の一人じゃないかな。↓
「・・・亡くなった詩人の吉本隆明さん・・・」
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20120317k0000m070134000c.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9C%AC%E9%9A%86%E6%98%8E
アサド夫妻のメール漏出事件の続々報だ。
アサド・グルーピーの英米ズレしたネエちゃん達のうちの代表的人物の、余りにも軽いノリでの「活躍」ぶりが分かるよ。↓
・・・One of the most striking aspects of the emails' leak is how Assad bypassed his male aides. Instead, as his country slipped further into bloodshed, he appears to have grown increasingly reliant on media advice from a group of young, westernised Syrian expats. Most are women. At their core are・・・<t>he US-・・・Montana State University・・・educated Hadeel al-Ali・・・and her friend Sheherazad Jaafari, a former intern at the New York-based PR firm Brown Lloyd James.・・・
・・・it appears that their liberal education in the US has not so far translated into any sympathy for Assad's opponents. Instead, both have linked their destinies with Assad, a man who for now at least appears to be prevailing mercilessly over his enemies.
http://www.guardian.co.uk/world/2012/mar/16/assad-emails-adviser-hadeel-ali
米国の州最高裁の裁判官のかなり多くが選挙で選ばれてるんだね。
オカシなオカシな米国じゃらほい。↓
・・・In all, 31 states are holding elections for their top court this year — multicandidate races and “retention” votes for a total of 73 judgeships nationwide. Requiring would-be judges to cozy up to party leaders and raise large sums from special interests eager to influence their decisions seriously damages the efficacy and credibility of the judiciary. It discourages many highly qualified lawyers from aspiring to the bench. Bitter campaigns — replete with nasty attack ads — make it much harder for judges to work together on the bench and much harder for citizens to trust the impartiality of the system.・・・
http://www.nytimes.com/2012/03/16/opinion/no-way-to-choose-a-judge.html?_r=1&ref=opinion&pagewanted=print
米連邦裁で最高裁以外の所に、実は名裁判官と謳われる人物が時々登場する。
そのうちの一人を紹介した本の書評だ。↓
・・・Judge・・・Learned Hand・・・dominated the federal courts in the first half of the 20th century. If any judge occupied a similar place during the second half, it was Judge Henry Friendly, who joined the U.S. Court of Appeals for the Second Circuit in 1959—just as Hand was leaving it—and remained there until his suicide in 1986. ・・・
<ハーヴァード・ロースクール在学中の伝説!↓>
As a history student at Harvard, he was personally recruited to Harvard Law School by Professor (later Justice) Felix Frankfurter. He presided over the Harvard Law Review and earned arguably the best grades in the law school's history. (Louis Brandeis scored higher marks but only under an inflated scoring system.) ・・・
<当時の超リベラルのウォーレン最高裁長官率いる連邦最高裁の行き過ぎをしばしば「是正」する名判決を下した。↓>
Friendly won acclaim because of his modest conservatism: At the height of the Warren Court's liberal judicial activism, he attempted to pare back the court's excesses, to make them more palatable and practical. In so doing, he won over not just the court's most aggressive conservative critics but also the broad base of moderates who, like Friendly, criticized the court's overreach while approving of its premises. Friendly largely succeeded in avoiding political labels, which made him more palatable to judges and scholars on both sides of the political aisle.・・・
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304537904577279432126691786.html?mod=WSJ_Opinion_MIDDLESecondBucket
ヒットラーに対する当時の米国人の姿勢が分かるよ。
自分達もユダヤ人差別をしてたから甘いのなんのって。↓
・・・Americans reacted to Hitler rather as any other nationality did. First they ridiculed him, then they expressed grudging admiration for the order he brought to Germany. Later, they turned a blind eye to his anti-Semitism, excused his craving for territorial expansion and doubted his appetite for war. A few warned of Hitler’s threat, but they were largely ignored.
Most Americans tolerated German racism precisely because it was directed at Jews. ・・・
http://www.washingtonpost.com/entertainment/books/hitlerland-american-eyewitnesses-to-the-nazi-rise-to-power-by-andrew-nagorski/2012/03/02/gIQAEOtBHS_print.html
「米芸術アカデミー:名誉会員に作曲家の近藤譲さんを選出・・・」
http://mainichi.jp/enta/art/news/20120316k0000e040231000c.html
そこで、早速彼の曲の演奏を聴いてみた。
シンプルさ、静謐さ、邦楽のイメージ、というカンジだね。↓
Walk ピアノとフルート?
http://www.youtube.com/watch?v=HXbUmeBjtGA&feature=related
SIGHT RHYTHMICS (視覚リズム法) ピアノ
http://www.youtube.com/watch?v=OW9PSqOPSKM
Calamintha for guitar
http://www.youtube.com/watch?v=_mZhcuM4ViY&feature=related
Orient Orientation 三味線
http://www.youtube.com/watch?v=roHezxbY4EE&feature=related
-------------------------------------------------------------------------------
<mk2:翻訳>
コラム#5349より:
・・・イスラム教徒が多数派の国においては、収入や識字率が同じ国の間で比較した場合、実際のところ少数派の国に比べて出世率が著しく低いように見える。・・・
・・・少ない子供を欲しているイスラム教徒の女性がいる地域においては、彼女達は、どんどん、ピルの使用もしくはそれ以外の方法によって少子化を達成する方法を見出している。・・・
国際社会において、bien pensants(真っ当な考えを持つ人々)は、「経済発展こそ、最も良いピルなのです」と、賢明にも、一世代を超える期間、私たちに訴えている。しかしながら、もしこれが本当に事実であったとしても、中東出生率大革命が起こることは決してなかっただろう。新世界は、まさに文字通り、我々の眼前で生まれつつあるのであり、我々はその重要性に、より細心の注意を払うことが望ましい。
<太田>
一体、急にどうしちゃったんです?
9−40=マイナス31点です。
リタイアせずに頑張って!
-------------------------------------------------------------------------------
一人題名のない音楽会です。
今回は、平原綾香特集をお送りします。
趣旨に則り、広義のクラシック曲を編曲したものだけを取り上げました。
声量がやや乏しいけれど、真摯に音楽に向かい合っている姿勢と彼女の清潔な美しさにうたれます。
ヴィヴァルディ 春
http://www.youtube.com/watch?v=rR7DekjENgQ&feature=related
バッハ 目覚めよと呼ぶ声あり(BWV 140)
http://www.youtube.com/watch?v=mJep6lFZpfE&feature=related
ベートーベン 歓喜の歌(『第9』より) 英語の発音に難のあることが残念。
http://www.youtube.com/watch?v=BNIiieMq7tE&feature=related
ショパン 夜想曲第20番(コラム#4352) 同上。ただし、この曲がイチバンできいいね。
http://www.youtube.com/watch?v=FchG_HeRH58&feature=related
シューベルト アヴェマリア(コラム#4177)
http://www.youtube.com/watch?v=4LE4cXcs3y0&feature=related
ドボルザーク 新世界(コラム#5131)
http://www.youtube.com/watch?v=C9HZbj0EIVI&feature=related
グリーグ(グリーク) ソルヴェイグの歌(コラム#3619) これもエエね。
http://www.youtube.com/watch?v=nqpfNwQVLE4&feature=related
ハチャトリアン 仮面舞踏会 通常の歌曲ではありえないほどの広音域をこなしている!
http://www.youtube.com/watch?v=yZSu9CKU-WY&feature=related
ラフマニノフピアノ交響曲第2番第3楽章アダージョ
http://www.youtube.com/watch?v=fLY-xBVu0Pg&feature=related
プッチーニ 誰も寝てはならぬ(『トゥーランドット』より)
http://www.youtube.com/watch?v=ObPoGGreSsg&feature=related
ホルスト ジュピター(組曲『惑星』より)
http://www.youtube.com/watch?v=WaswshB5GPQ&feature=related
エルガー 威風堂々(コラム#3269、5142)
http://www.youtube.com/watch?v=1P7wP27jemI&feature=related
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ まことに結構な出来である。
http://www.youtube.com/watch?v=kXLIxphWkog&feature=related
ビゼー ハバネラ(『カルメン』より)(コラム#4646)
http://www.youtube.com/watch?v=4jX9fIG9YGk&feature=related
ロドリーゴ アランフェス協奏曲(コラム#3428、3448、3462、4720)
http://www.youtube.com/watch?v=6Uf0C9NY8fg&feature=related
以下は、準クラシックです。
サティ Je te veux(コラム#2686、2690、4849、4851)
http://www.youtube.com/watch?v=UfVHoCqChrc&feature=related
君が代
http://www.youtube.com/watch?v=AY3SpGTMiIk&feature=related
アンドルー・ロイド・ウェッバー Love Never Dies(『オペラ座の怪人』より) うまい! 彼女、今後は、高音域だけで勝負した方がいいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=3yX59o9dMNE&feature=related
-------------------------------------------------------------------------
ONE PIECE展に行ってくるので、早めにアップしました。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
太田述正コラム#5364(2012.3.17)
<鄭成功の台湾攻略>
→非公開
太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/