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太田述正コラム#2363(2008.2.13)
<新著断章(続々)>(2012.1.29公開)
5 新著目次
遅ればせながら、新著の目次を掲げておきます。
各項目のタイトルは、仮置きです。
----------------------------------------------------------------------
1 序文
2 防衛省不祥事
(1) 私の防衛庁時代の不祥事
ア 防衛施設庁首席連絡調整官時代
NLP(詳述は後で)、
ベローウッド(佐世保重工・石川島播磨重工)、
海兵隊移転訓練
イ 官房防衛審議官時代
日立IT
防衛白書
航空自衛隊パワハラ
ウ 仙台防衛施設局長時代
積算ミス
口利き
NLP(詳述は後で)
(2)秋山元防衛次官疑惑
(3) 防衛施設庁官製談合事件
ア 事件
イ 私の動き
(4)情報漏洩事件
ア 防衛庁リスト事件
イ イージス艦情報漏洩事件
(5) 守屋がらみの事件
ア 事件(山田洋行事件・小池大臣との確執)
イ 私の動き(額賀らの告発を含む)
3 政官業癒着・腐敗・堕落
(1) 腐敗
ア 接待(業官・官官・政官)
イ 天下り(防衛省・一般官庁)
ウ 口利き
(2) 堕落
防衛省の例・・IT音痴・英語音痴・会計音痴
・・情報音痴(総論、情報保全意識欠如、情報開示の回避(ソ連の「脅 威」・インド洋給油問題))
(3)浩志会
4 米国への隷属
(1) 思いやり
(2)空母及び空母艦載機部隊の基地とNLP
ア 施設庁首席連絡調整官時代の体験と私の動き
イ 仙台防衛施設局長時代の体験と私の動き
ウ 岩国問題
(3)米軍再編(含む、海兵隊のグアム移転)
5 後書き
(1)なぜ防衛庁を辞めたのか
(2)私の主張
ア 防衛省改革
イ 政官業癒着体制の粉砕
ウ 日本の自立の実現
----------------------------------------------------------------------
6 序文の材料
私は防衛庁を改革し、政官業癒着体制を粉砕し、日本の自立を実現することを期し、に2001年春、防衛庁を自ら退職した。
私はまず、民主党から参議院選挙に比例区で出馬し、この私の主張を広めようとした。
しかし、小泉旋風が吹き荒れたこともあって、私は落選した。
同じ時期に、私の主張を収めた本である『防衛庁再生宣言』を日本評論社から出版したが、こちらも全くと言ってよいほど話題にならず、ほとんど売れなかった。
その後、細々とブログを通じて私の主張の発信を続けていたところ、2006年1月に防衛施設庁官製談合事件が露見し、コラムを通じて私の存在を知ったマスコミから私は取材攻勢を受けることになった。
しかし、内局キャリアや政治家に追及の手が及ばないまま検察の捜査は終了し、マスコミの私への関心は急速に薄れていった。
この間、私は新聞記者達に、仙台防衛施設局時代の口利きリストを提供していたが、リストの記載が不完全であったこともあり、容易に記事にはならなかった。
ようやく記事にしたのは朝日新聞であり、同じ年の7月3日付の朝刊のトップを飾った。
これで私は再び取材攻勢に晒されたが、数紙が後追い記事を掲載しただけで、再びマスコミの私への関心は薄れた。
翌2007年の7月の19日に、防衛庁同期の守屋武昌防衛事務次官の山田洋行絡みの不祥事疑惑について、私は初めて新聞記者の取材を受けた。
そして、その前後から守屋と小池防衛大臣との次官人事をめぐる確執が話題になり始め、守屋が次官を辞めてからしばらく経った8月末から久しぶりに私に対する取材攻勢が始まった。
最初に守屋の不祥事疑惑を記事にしたのは朝日新聞であり、10月19日の朝刊でだった。 その私に大きな転機が訪れた。
10月28日放送の大阪のよみうりテレビの「たかじんのそこまで言って委員会」に出演したのだ。(収録は26日)
この番組で、私は断片的ながら、私の主張の核心的部分をいくつか口にし、大きな反響を呼んだ。おかげで、異例なことらしいのだが、この番組に翌週11月4日にも再度出演することになった。
こうして年末までに私は、大阪のTV番組に3回、東京のTV番組に5回、そして東京のラジ番組に3回出演することになる。(ニュース番組での私の録画の訪映や、TVへの電話出演はカウントしていない。)
新聞や雑誌では数え切れないほど私のことが取り上げられた。
この間、特に話題を呼んだのが、朝日新聞の11月20日の朝刊トップに載った私の口利きリストだった。前年の7月3日と元ネタは同じだが、今度は額賀福士郎財務大臣(リストでは元防衛庁長官)の実名入りであったし、私も名前を出したのでインパクトがあった。 11月28日、ついに守屋夫妻が逮捕された。
口利きリストに出てくる額賀氏以外の国会議員(元議員を含む)の名前が実名で出た記事が12月3日発売の週刊誌「アエラ」に掲載され、12月11日、今度は私が、リストに出てくる残りの人々・・村井嘉浩宮城県知事(リストでは宮城県議)と防衛官僚(当時)3名・・を明らかにする記者会見を参議院議員会館で行った。
これらの慌ただしい動きが一段落した昨年12月末、金曜日社から、防衛省不祥事をテーマにした本を書いて欲しいという依頼があったので、私の主張の全体像を簡潔に、かつ分かりやすい形でまとめることにした。それがこの本だ。
この本を読んで更に詳しく知りたいと思われた読者は、私のブログ(http://blog.ohtan.net/)にあたっていただきたい。
<新著断章(続々)>(2012.1.29公開)
5 新著目次
遅ればせながら、新著の目次を掲げておきます。
各項目のタイトルは、仮置きです。
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1 序文
2 防衛省不祥事
(1) 私の防衛庁時代の不祥事
ア 防衛施設庁首席連絡調整官時代
NLP(詳述は後で)、
ベローウッド(佐世保重工・石川島播磨重工)、
海兵隊移転訓練
イ 官房防衛審議官時代
日立IT
防衛白書
航空自衛隊パワハラ
ウ 仙台防衛施設局長時代
積算ミス
口利き
NLP(詳述は後で)
(2)秋山元防衛次官疑惑
(3) 防衛施設庁官製談合事件
ア 事件
イ 私の動き
(4)情報漏洩事件
ア 防衛庁リスト事件
イ イージス艦情報漏洩事件
(5) 守屋がらみの事件
ア 事件(山田洋行事件・小池大臣との確執)
イ 私の動き(額賀らの告発を含む)
3 政官業癒着・腐敗・堕落
(1) 腐敗
ア 接待(業官・官官・政官)
イ 天下り(防衛省・一般官庁)
ウ 口利き
(2) 堕落
防衛省の例・・IT音痴・英語音痴・会計音痴
・・情報音痴(総論、情報保全意識欠如、情報開示の回避(ソ連の「脅 威」・インド洋給油問題))
(3)浩志会
4 米国への隷属
(1) 思いやり
(2)空母及び空母艦載機部隊の基地とNLP
ア 施設庁首席連絡調整官時代の体験と私の動き
イ 仙台防衛施設局長時代の体験と私の動き
ウ 岩国問題
(3)米軍再編(含む、海兵隊のグアム移転)
5 後書き
(1)なぜ防衛庁を辞めたのか
(2)私の主張
ア 防衛省改革
イ 政官業癒着体制の粉砕
ウ 日本の自立の実現
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6 序文の材料
私は防衛庁を改革し、政官業癒着体制を粉砕し、日本の自立を実現することを期し、に2001年春、防衛庁を自ら退職した。
私はまず、民主党から参議院選挙に比例区で出馬し、この私の主張を広めようとした。
しかし、小泉旋風が吹き荒れたこともあって、私は落選した。
同じ時期に、私の主張を収めた本である『防衛庁再生宣言』を日本評論社から出版したが、こちらも全くと言ってよいほど話題にならず、ほとんど売れなかった。
その後、細々とブログを通じて私の主張の発信を続けていたところ、2006年1月に防衛施設庁官製談合事件が露見し、コラムを通じて私の存在を知ったマスコミから私は取材攻勢を受けることになった。
しかし、内局キャリアや政治家に追及の手が及ばないまま検察の捜査は終了し、マスコミの私への関心は急速に薄れていった。
この間、私は新聞記者達に、仙台防衛施設局時代の口利きリストを提供していたが、リストの記載が不完全であったこともあり、容易に記事にはならなかった。
ようやく記事にしたのは朝日新聞であり、同じ年の7月3日付の朝刊のトップを飾った。
これで私は再び取材攻勢に晒されたが、数紙が後追い記事を掲載しただけで、再びマスコミの私への関心は薄れた。
翌2007年の7月の19日に、防衛庁同期の守屋武昌防衛事務次官の山田洋行絡みの不祥事疑惑について、私は初めて新聞記者の取材を受けた。
そして、その前後から守屋と小池防衛大臣との次官人事をめぐる確執が話題になり始め、守屋が次官を辞めてからしばらく経った8月末から久しぶりに私に対する取材攻勢が始まった。
最初に守屋の不祥事疑惑を記事にしたのは朝日新聞であり、10月19日の朝刊でだった。 その私に大きな転機が訪れた。
10月28日放送の大阪のよみうりテレビの「たかじんのそこまで言って委員会」に出演したのだ。(収録は26日)
この番組で、私は断片的ながら、私の主張の核心的部分をいくつか口にし、大きな反響を呼んだ。おかげで、異例なことらしいのだが、この番組に翌週11月4日にも再度出演することになった。
こうして年末までに私は、大阪のTV番組に3回、東京のTV番組に5回、そして東京のラジ番組に3回出演することになる。(ニュース番組での私の録画の訪映や、TVへの電話出演はカウントしていない。)
新聞や雑誌では数え切れないほど私のことが取り上げられた。
この間、特に話題を呼んだのが、朝日新聞の11月20日の朝刊トップに載った私の口利きリストだった。前年の7月3日と元ネタは同じだが、今度は額賀福士郎財務大臣(リストでは元防衛庁長官)の実名入りであったし、私も名前を出したのでインパクトがあった。 11月28日、ついに守屋夫妻が逮捕された。
口利きリストに出てくる額賀氏以外の国会議員(元議員を含む)の名前が実名で出た記事が12月3日発売の週刊誌「アエラ」に掲載され、12月11日、今度は私が、リストに出てくる残りの人々・・村井嘉浩宮城県知事(リストでは宮城県議)と防衛官僚(当時)3名・・を明らかにする記者会見を参議院議員会館で行った。
これらの慌ただしい動きが一段落した昨年12月末、金曜日社から、防衛省不祥事をテーマにした本を書いて欲しいという依頼があったので、私の主張の全体像を簡潔に、かつ分かりやすい形でまとめることにした。それがこの本だ。
この本を読んで更に詳しく知りたいと思われた読者は、私のブログ(http://blog.ohtan.net/)にあたっていただきたい。
太田述正ブログは移転しました 。
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