太田述正ブログは移転しました 。
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太田述正コラム#5195(2011.12.25)
<皆さんとディスカッション(続x1415)>
<太田>(ツイッターより)
インドの詩聖タゴールと、彼が偶然出会うこととなった、約30歳年下のアルゼンチンの女性作家との熱烈かつプラトニックな愛。
タゴールは彼女の影響で絵を書き始めたという。
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-india-16154239
女性の方の写真が載ってないのが残念だね。
<TA>
≫<在日米>空軍基地・・・は・・・中共の対地攻撃の巡航及び弾道ミサイル・・・に対して脆弱だ。・・・<そのため、>米軍が空軍機や海兵隊機を沖縄を含む日本に前方配備しておくわけにはいかない・・・。・・・
<同じ理由で、在日米陸軍および海兵隊の>地上部隊について・・・すら、軍事的にはナンセンスであり、・・・米軍の実働部隊は、空母機動部隊・・・だけを駐留させる<べきだ>・・・。
<その部隊も、>コラテラルダメージを日本の一般住民が受ける可能性を少しでも減らす等のため、・・・中共から少しでも遠い、東北・北海道地区に移転させる<べきだ>・・・。≪(コラム#5194(未公開)。ゴンズおよび太田)
「軍事的にはナンセンス」でも、政治的にはどうなのでしょうか。
日本領土に中国が攻撃しなければならない部隊が多数存在し、日本人の眼前で同盟国が攻撃を受けるということになれば、(日本人から犠牲者が出ればなおさら、)それは日本の「独立」に直結するであろうことから、中国に対する強力な抑止力として働くのではないでしょうか。それとも、このコラムは日本の「独立」を前提としてのものなのでしょうか。
<太田>
中共空軍が台湾上空の制空権を奪取する作戦を奇襲的に仕掛けようとする場合、地対地ミサイル部隊の動静について仮に秘匿できたとしても、攻撃機部隊の動静まで完全に秘匿することは困難でしょう。(衛星やエリントで動静をキャッチできるはずです。)
つまり、在日米軍に対して中共が地対地ミサイルで完全な奇襲を行うことは不可能であると考えられます。
ということは、(ゴンズ論文の論理からすれば、)その前兆を掴んだ段階で、米空軍や米海兵隊の航空部隊は、日本(や韓国)の基地からグアムやアラスカの基地に退避する可能性が大だということになり、中共は、攻撃すべき対象(在日等米軍部隊)を失うことになるでしょう。
とはいえ、そもそも、中共が台湾に攻撃を仕掛けること自体が日本に「独立」を促すことになるでしょうね。
ついでに、おたずねの件とはやや次元は違いますが、トリップワイアー「理論」に関し、米軍部隊そのものよりも、むしろ米軍の家族が日本に居住していることが、日米安保の実効性を担保しているわけであって、結婚しておらず、従って家族もいない者が大部分であるところの、海兵隊地上部隊が沖縄(あるいは)本土にいることは、そういう意味でも余り意味はない、ということをここでも強調しておきたいと思います。
<太田>
監査法人に属していようと、個人営業であろうと、公認会計士は、ことごとくクライアントと癒着していると思った方がよさそうだね。
そんな公認会計士人生、一体何が楽しいんだろうなあ?↓
「オリンパスの損失隠し事件で、同社が損失の穴埋めに充てた国内3社の買収資金の算定を巡り、3社の企業価値を評価した公認会計士に対し「(価値を過大評価した)事業計画の数字は動かさないでほしい」と依頼していたことが、24日までの関係者の話などで分かった。要請を受けた会計士は、ほぼオリンパスの要望通りの評価を下したという。・・・」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E6E2E3988DE0E6E3E0E0E2E3E39191E3E2E2E2
北朝鮮に係るヒューミント(人による諜報)は米国もお手上げ。↓
<北朝鮮社会は分断されており、政府もまたしかり。だから諜報がうまくいかない。↓>
・・・"The <North Korean> society as a whole is not well connected," said Rep. Mike Rogers (R-Mich.), chairman of the House Intelligence Committee. "The government is not well connected. They don't communicate well amongst themselves. Everything tends to be compartmentalized."
<こういうわけで、北朝鮮については、そもそもほとんど何も分かっていない上、北朝鮮は誤情報を織り交ぜてくる。お手上げじゃー。↓>
Bruce Klingner, the CIA's top analyst on North Korea from 1996 to 2001, said understanding North Korea is like discerning the picture on "a jigsaw puzzle when you have a mere handful of pieces and your opponent is purposely throwing pieces from other puzzles into the box."・・・
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-korea-intel-20111225,0,3344841,print.story
クリスマスにふさわしい(?)話題を一つ。
イエスの髪はどうして長いのかについて。↓
<実在したイエスの髪型は分かっていないが、短髪であった可能性が高い。↓>
・・・ It's very unlikely that the Jesus hairstyle shown in religious icons has anything to do with his actual coiffure. A Roman triumphal arch from that era depicts enslaved Jews with short hair, and one of the earliest images that scholars think could be Jesus—on a third-century chapel at Dura-Europos in modern Syria—also shows men with short hair. The early Christian evangelist Paul wrote, “Doth not even nature itself teach you that if a man have long hair, it is a shame unto him?” Paul may never have seen Jesus in the flesh, but he would have known the popular hairdos of the time.
<長髪のイエスが優勢になったのは6世紀。↓>
The classic image of a bearded, long-haired Jesus emerged as the favorite in the sixth century. Early Christians painted Jesus’s hair in many different ways— long or short, curly or straight, bearded or clean-shaven. ・・・
<そうなった可能性は二つ考えられる。イエスは「王の王」だから、ギリシャ神話のネプチューンやゼウスに倣って長髪になったというのが一つの説。↓>
There are two possible explanations for why the bearded, long-haired Jesus eventually won out. Some think the depictions were based on the iconography of Roman gods. Romans who viewed Jesus as the son of God would have likened him to second-generation pagan deities like Apollo and Bacchus—clean-shaven and youthful, with mid-length, curly locks. But as he increasingly came to be thought of as the king of kings, sitting on a heavenly throne, his image had to resemble the patriarchs of Olympus. Neptune and Jupiter were mature and bearded, with longer manes of hair.
<イエスが水と関係が深いので、水流を連想させる長髪になったというのがもう一つの説。↓>
Art historian Herbert Kessler of Johns Hopkins offers a more specific explanation. Pagan gods who were associated with water, like Neptune, often had long-flowing hair that merged with the water itself in statues and paintings. Ancient cities built at the confluence of waterways had their own local river gods who were similarly depicted. Jesus, too, had a relationship with water. He walked on water, he turned water into wine, and, in early paintings, he’s often shown above the four rivers of paradise. Early Christians might have favored the long-haired Jesus because they identified that hairstyle with water gods.
http://www.slate.com/articles/life/explainer/2011/12/was_jesus_christ_s_hairstyle_normal_for_his_time_.html
------------------------------------------------------------------------
一人題名のない音楽会です。
ハメリンの第21回目であり、ロシア人作曲家のシリーズの続きです。
--ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(1906〜75年)--
Piano Concerto no.1(1933年)(注) BBC Scotish Symphony Orchestra
http://www.youtube.com/watch?v=lP4LWadVDC4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=pB43jkFMImo
http://www.youtube.com/watch?v=DzXAMl84zJs
(注)「自作や他人の作品からの引用が全曲に散りばめられていることが、このピアノ協奏曲を特徴づけている。特に『24の前奏曲』との類似性はテーマ的、または手法や性格的な面で明らかである。この他、劇付随音楽『ハムレット』作品32(1931-32)やサーカス・ショウの劇付随音楽『条件付きの死者(または『殺されたはず』)』作品31(1931)、そして終楽章でのトランペットが奏する独奏部は、E.ドレッセルのオペラ『あわれなコロンブス』への序曲(作品23の1)といった未出版の作品からの引用もあるという。
他の作曲家の作品もほとんどパロディ化させて登場している。第1楽章の第1主題はベートーヴェンの『熱情ソナタ』の引用と、ギャロップのフィナーレを支配するのは『失われた小銭への怒り』のモティーフである。これらはピアノのカデンツァで明確に正体を表してくる。更にコミカルな性格を持っているハイドンの『ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI-37』からの引用句(またはモティーフ)も絡み付いている。そしてオーストリアで広く歌われている民謡『愛しいアウグスティン』とイギリスの民謡『泣きじゃくるジェニー』として知られた歌も引用している。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC1%E7%95%AA_(%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81)
→歌舞伎じゃあるまいし、一見さんお断りの音楽なんて趣味悪いよねえ。どうせだったら、もうちょっと有名な曲をパクって欲しかったよ。(太田)
Piano Concerto No. 2(1957年)(注) 指揮:Andrew Litton BBC Scottish Symphony Orchestra.
http://www.youtube.com/watch?v=ERJtnJjfSXk
http://www.youtube.com/watch?v=QWH9tGguIeM&feature=related
(注)「ディズニー映画「ファンタジア2000」では、アンデルセン童話「すずの兵隊」のアニメーションが付けられた。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC2%E7%95%AA_(%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81)
→こっちの曲は、かなりイイんじゃない?(太田)
--ロディオン・シチェドリン(1932年〜)--
ユーモレスク(Humoreske) ハメリンは演技者でもあるのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=WUPufOpDU88&feature=related
(続く)
------------------------------------------------------------------------
--昨日届いた読者からのプレゼント曲--
[読者α]
Cesar Franck の Panis Angelicus です。
http://www.youtube.com/watch?v=vzAAi7S0yEA
歌っているのは、Elina Garanca
もう一曲 Elina につき合って下さい。
<O holy nightとハレルヤ>
http://www.youtube.com/watch?v=gOrwDje553s
Merry Christmas
[読者β](「たった一人の反乱」より)
さぁ、今年も残りわずかになり、また聖夜がやってきた。
こういった日は寝て過ごすか、音楽を聴いて雰囲気だけ楽しむに限る。
そういう事で、年末恒例(?)のクラシック...etc 貼ろうぞ。
【讃美歌】
マタイ受難曲 Karl Richter
http://www.youtube.com/watch?v=pf4UNJqv_-A
マタイ受難曲(フル演奏 2時間40分)
http://www.youtube.com/watch?v=YUNdQ_GW9Tw&feature=related
Philippe Herreweghe
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%98
→どうもありがとう。久しぶりにこの曲を聴かせてもらいました。(太田)
【羽田健太郎(ピアノ演奏)】
回想−Reminiscence
http://www.youtube.com/watch?v=y1W08gxyncY
→せっかく紹介してもらったけど、これ↑ちょっとひどくない?
こんなんだったら、ボクでも作曲できるぞ。(太田)
Avertuneiro Antes Lance Mao
http://www.youtube.com/watch?v=ORuruUJtY8Q
→これ↑も次の↓も次の次の↓↓も、まあまあだね。(太田)
【桜庭統】
Fragments of the Heart
http://www.youtube.com/watch?v=XKxgZPXmfYY
【梶浦由記】
maybe tomorrow(きっと明日)
http://www.youtube.com/watch?v=x25gyk--9uk
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
太田述正コラム#5196(2011.12.25)
<リベラルなイスラムは可能か(その2)>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x1415)>
<太田>(ツイッターより)
インドの詩聖タゴールと、彼が偶然出会うこととなった、約30歳年下のアルゼンチンの女性作家との熱烈かつプラトニックな愛。
タゴールは彼女の影響で絵を書き始めたという。
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-india-16154239
女性の方の写真が載ってないのが残念だね。
<TA>
≫<在日米>空軍基地・・・は・・・中共の対地攻撃の巡航及び弾道ミサイル・・・に対して脆弱だ。・・・<そのため、>米軍が空軍機や海兵隊機を沖縄を含む日本に前方配備しておくわけにはいかない・・・。・・・
<同じ理由で、在日米陸軍および海兵隊の>地上部隊について・・・すら、軍事的にはナンセンスであり、・・・米軍の実働部隊は、空母機動部隊・・・だけを駐留させる<べきだ>・・・。
<その部隊も、>コラテラルダメージを日本の一般住民が受ける可能性を少しでも減らす等のため、・・・中共から少しでも遠い、東北・北海道地区に移転させる<べきだ>・・・。≪(コラム#5194(未公開)。ゴンズおよび太田)
「軍事的にはナンセンス」でも、政治的にはどうなのでしょうか。
日本領土に中国が攻撃しなければならない部隊が多数存在し、日本人の眼前で同盟国が攻撃を受けるということになれば、(日本人から犠牲者が出ればなおさら、)それは日本の「独立」に直結するであろうことから、中国に対する強力な抑止力として働くのではないでしょうか。それとも、このコラムは日本の「独立」を前提としてのものなのでしょうか。
<太田>
中共空軍が台湾上空の制空権を奪取する作戦を奇襲的に仕掛けようとする場合、地対地ミサイル部隊の動静について仮に秘匿できたとしても、攻撃機部隊の動静まで完全に秘匿することは困難でしょう。(衛星やエリントで動静をキャッチできるはずです。)
つまり、在日米軍に対して中共が地対地ミサイルで完全な奇襲を行うことは不可能であると考えられます。
ということは、(ゴンズ論文の論理からすれば、)その前兆を掴んだ段階で、米空軍や米海兵隊の航空部隊は、日本(や韓国)の基地からグアムやアラスカの基地に退避する可能性が大だということになり、中共は、攻撃すべき対象(在日等米軍部隊)を失うことになるでしょう。
とはいえ、そもそも、中共が台湾に攻撃を仕掛けること自体が日本に「独立」を促すことになるでしょうね。
ついでに、おたずねの件とはやや次元は違いますが、トリップワイアー「理論」に関し、米軍部隊そのものよりも、むしろ米軍の家族が日本に居住していることが、日米安保の実効性を担保しているわけであって、結婚しておらず、従って家族もいない者が大部分であるところの、海兵隊地上部隊が沖縄(あるいは)本土にいることは、そういう意味でも余り意味はない、ということをここでも強調しておきたいと思います。
<太田>
監査法人に属していようと、個人営業であろうと、公認会計士は、ことごとくクライアントと癒着していると思った方がよさそうだね。
そんな公認会計士人生、一体何が楽しいんだろうなあ?↓
「オリンパスの損失隠し事件で、同社が損失の穴埋めに充てた国内3社の買収資金の算定を巡り、3社の企業価値を評価した公認会計士に対し「(価値を過大評価した)事業計画の数字は動かさないでほしい」と依頼していたことが、24日までの関係者の話などで分かった。要請を受けた会計士は、ほぼオリンパスの要望通りの評価を下したという。・・・」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E6E2E3988DE0E6E3E0E0E2E3E39191E3E2E2E2
北朝鮮に係るヒューミント(人による諜報)は米国もお手上げ。↓
<北朝鮮社会は分断されており、政府もまたしかり。だから諜報がうまくいかない。↓>
・・・"The <North Korean> society as a whole is not well connected," said Rep. Mike Rogers (R-Mich.), chairman of the House Intelligence Committee. "The government is not well connected. They don't communicate well amongst themselves. Everything tends to be compartmentalized."
<こういうわけで、北朝鮮については、そもそもほとんど何も分かっていない上、北朝鮮は誤情報を織り交ぜてくる。お手上げじゃー。↓>
Bruce Klingner, the CIA's top analyst on North Korea from 1996 to 2001, said understanding North Korea is like discerning the picture on "a jigsaw puzzle when you have a mere handful of pieces and your opponent is purposely throwing pieces from other puzzles into the box."・・・
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-korea-intel-20111225,0,3344841,print.story
クリスマスにふさわしい(?)話題を一つ。
イエスの髪はどうして長いのかについて。↓
<実在したイエスの髪型は分かっていないが、短髪であった可能性が高い。↓>
・・・ It's very unlikely that the Jesus hairstyle shown in religious icons has anything to do with his actual coiffure. A Roman triumphal arch from that era depicts enslaved Jews with short hair, and one of the earliest images that scholars think could be Jesus—on a third-century chapel at Dura-Europos in modern Syria—also shows men with short hair. The early Christian evangelist Paul wrote, “Doth not even nature itself teach you that if a man have long hair, it is a shame unto him?” Paul may never have seen Jesus in the flesh, but he would have known the popular hairdos of the time.
<長髪のイエスが優勢になったのは6世紀。↓>
The classic image of a bearded, long-haired Jesus emerged as the favorite in the sixth century. Early Christians painted Jesus’s hair in many different ways— long or short, curly or straight, bearded or clean-shaven. ・・・
<そうなった可能性は二つ考えられる。イエスは「王の王」だから、ギリシャ神話のネプチューンやゼウスに倣って長髪になったというのが一つの説。↓>
There are two possible explanations for why the bearded, long-haired Jesus eventually won out. Some think the depictions were based on the iconography of Roman gods. Romans who viewed Jesus as the son of God would have likened him to second-generation pagan deities like Apollo and Bacchus—clean-shaven and youthful, with mid-length, curly locks. But as he increasingly came to be thought of as the king of kings, sitting on a heavenly throne, his image had to resemble the patriarchs of Olympus. Neptune and Jupiter were mature and bearded, with longer manes of hair.
<イエスが水と関係が深いので、水流を連想させる長髪になったというのがもう一つの説。↓>
Art historian Herbert Kessler of Johns Hopkins offers a more specific explanation. Pagan gods who were associated with water, like Neptune, often had long-flowing hair that merged with the water itself in statues and paintings. Ancient cities built at the confluence of waterways had their own local river gods who were similarly depicted. Jesus, too, had a relationship with water. He walked on water, he turned water into wine, and, in early paintings, he’s often shown above the four rivers of paradise. Early Christians might have favored the long-haired Jesus because they identified that hairstyle with water gods.
http://www.slate.com/articles/life/explainer/2011/12/was_jesus_christ_s_hairstyle_normal_for_his_time_.html
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一人題名のない音楽会です。
ハメリンの第21回目であり、ロシア人作曲家のシリーズの続きです。
--ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(1906〜75年)--
Piano Concerto no.1(1933年)(注) BBC Scotish Symphony Orchestra
http://www.youtube.com/watch?v=lP4LWadVDC4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=pB43jkFMImo
http://www.youtube.com/watch?v=DzXAMl84zJs
(注)「自作や他人の作品からの引用が全曲に散りばめられていることが、このピアノ協奏曲を特徴づけている。特に『24の前奏曲』との類似性はテーマ的、または手法や性格的な面で明らかである。この他、劇付随音楽『ハムレット』作品32(1931-32)やサーカス・ショウの劇付随音楽『条件付きの死者(または『殺されたはず』)』作品31(1931)、そして終楽章でのトランペットが奏する独奏部は、E.ドレッセルのオペラ『あわれなコロンブス』への序曲(作品23の1)といった未出版の作品からの引用もあるという。
他の作曲家の作品もほとんどパロディ化させて登場している。第1楽章の第1主題はベートーヴェンの『熱情ソナタ』の引用と、ギャロップのフィナーレを支配するのは『失われた小銭への怒り』のモティーフである。これらはピアノのカデンツァで明確に正体を表してくる。更にコミカルな性格を持っているハイドンの『ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI-37』からの引用句(またはモティーフ)も絡み付いている。そしてオーストリアで広く歌われている民謡『愛しいアウグスティン』とイギリスの民謡『泣きじゃくるジェニー』として知られた歌も引用している。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC1%E7%95%AA_(%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81)
→歌舞伎じゃあるまいし、一見さんお断りの音楽なんて趣味悪いよねえ。どうせだったら、もうちょっと有名な曲をパクって欲しかったよ。(太田)
Piano Concerto No. 2(1957年)(注) 指揮:Andrew Litton BBC Scottish Symphony Orchestra.
http://www.youtube.com/watch?v=ERJtnJjfSXk
http://www.youtube.com/watch?v=QWH9tGguIeM&feature=related
(注)「ディズニー映画「ファンタジア2000」では、アンデルセン童話「すずの兵隊」のアニメーションが付けられた。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC2%E7%95%AA_(%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81)
→こっちの曲は、かなりイイんじゃない?(太田)
--ロディオン・シチェドリン(1932年〜)--
ユーモレスク(Humoreske) ハメリンは演技者でもあるのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=WUPufOpDU88&feature=related
(続く)
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--昨日届いた読者からのプレゼント曲--
[読者α]
Cesar Franck の Panis Angelicus です。
http://www.youtube.com/watch?v=vzAAi7S0yEA
歌っているのは、Elina Garanca
もう一曲 Elina につき合って下さい。
<O holy nightとハレルヤ>
http://www.youtube.com/watch?v=gOrwDje553s
Merry Christmas
[読者β](「たった一人の反乱」より)
さぁ、今年も残りわずかになり、また聖夜がやってきた。
こういった日は寝て過ごすか、音楽を聴いて雰囲気だけ楽しむに限る。
そういう事で、年末恒例(?)のクラシック...etc 貼ろうぞ。
【讃美歌】
マタイ受難曲 Karl Richter
http://www.youtube.com/watch?v=pf4UNJqv_-A
マタイ受難曲(フル演奏 2時間40分)
http://www.youtube.com/watch?v=YUNdQ_GW9Tw&feature=related
Philippe Herreweghe
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%98
→どうもありがとう。久しぶりにこの曲を聴かせてもらいました。(太田)
【羽田健太郎(ピアノ演奏)】
回想−Reminiscence
http://www.youtube.com/watch?v=y1W08gxyncY
→せっかく紹介してもらったけど、これ↑ちょっとひどくない?
こんなんだったら、ボクでも作曲できるぞ。(太田)
Avertuneiro Antes Lance Mao
http://www.youtube.com/watch?v=ORuruUJtY8Q
→これ↑も次の↓も次の次の↓↓も、まあまあだね。(太田)
【桜庭統】
Fragments of the Heart
http://www.youtube.com/watch?v=XKxgZPXmfYY
【梶浦由記】
maybe tomorrow(きっと明日)
http://www.youtube.com/watch?v=x25gyk--9uk
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
太田述正コラム#5196(2011.12.25)
<リベラルなイスラムは可能か(その2)>
→非公開
太田述正ブログは移転しました 。
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