太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/

太田述正コラム#5055(2011.10.16)
<皆さんとディスカッション(続x1353)>

<太田>(ツイッターより)

 カナダで、日本のロリコン・マンガを入れこんた携帯パソコンを日本から持ち込んだ米国人が逮捕されたが、起訴されれば、最高1年ムショに入れられかねないんだって。
http://www.cnngo.com/tokyo/play/how-japanese-manga-can-land-international-travelers-jail-333153?
 これに対し、筆者は、北斎の有名な春画
http://www.mardecortesbaja.com/blog/_archives/2010/6/4/4544484.html
以来の日本の文化的伝統を持ち出し、バーチャルな想像の世界に遊ぶ人を処罰するな、と批判。

 自由民主主義(的)国において最も成功した陰謀は、チャーチルによる日本に対するものだったと思うけど、それも消極的陰謀だった。
 ところが、赤露は、積極的陰謀を巡らすのが生業だった。
 その毒が自らに及び、スターリンは赤露関係者のすべてを疑い、その大部分を粛清したぐらいだ。
 ひでえ時代だよ。

<ΖΣΣΖ>(「たった一人の反乱」より)

 (太田述正コラム#5029:暴力団を、なぜ「暴力」団と呼ぶかだが、近代国家であれば独占しているはずの暴力を、国家に代わって保持し行使しているからだ。)
 国策としてじゃなく勝手に暴力を振るって、首謀者が処罰されなかったわけだから、満州事変で陸軍が暴力団に堕してしまったってことでしょ。
 しかも自ら堕していった。
 暴力団にも正しい国際情勢認識があったとか、暴力団にも目的があったとか、国民も暴力団を支持していたとか言われても、釈然としないのが当然じゃん。

 陸軍悪玉論を払拭するためって言うのはわかるんだけど、陸軍が暴力団化したことを過小評価すると、「危機に際して政府が無能なら、暴力団を使ってもいい」が「危機に際して政府が無能なら、アメリカを使おう」に代わって、属国を肯定することにならない?

<太田>(ツイッターより)

 「たった一人の反乱」の最新投稿だが、陸軍内の下剋上的動きの首謀者は厳しく処罰すべきだったと言ってきたつもりだけどねえ。
 なお、「帝国陸軍=暴力団」論を唱えるのは結構だが、文字通り、「蒋介石政権=広域暴力団」、「張学良集団=左記傘下半独立地域暴力団」だったことを忘れないで欲しいね。

<ΣΣζζ>(「たった一人の反乱」より)

 <ΖΣΣΖクン、>陸軍の一部が下克上で満州事変を起こしたことは、太田さんも問題視しているね。
 ただ、軍人さんが要人へのテロを頻繁に起こしたため、その時代の日本が民主主義国家であったという事実に暗い影を投げかけてしまっている。

 いずれにせよ、縄文モード下の日本では、権力者層が暴力装置を放棄、または使用するのを嫌がる傾向があるのではないかな。
 というよりそれが縄文モードの特徴。
 日本の歴史では、縄文モードの期間のほうが圧倒的に長いので、この状態が常態だと思う。

<ΣζΣζ>(同上)

 俺、あんまり熱心なブログ読者じゃないんであんまりわかってなかったんだけど、太田さんって、田母神風のコミンテルン陰謀説一本(還元論)で考える人だったんだな。
 その見方が正しいとすると、二次大戦全体がソ連にとって狙い通りの展開になったということにならなければおかしいはずだが、長い目で見て本当にそうだったのだろうか?

<太田>

 先の大戦は欧州で始まり、赤露の予期に反する時期に赤露はナチスドイツの先制攻撃を受けた。
 この点は「狙い通りの展開」だったとは言えないだろう。
 だが、欧州においても、赤露は、(直接侵略すら考えていたとの説の当否
http://en.wikipedia.org/wiki/Operation_Barbarossa
はともかくとして、間接)侵略を目論んでいたところ、先の大戦の結果、この戦略目的を達したと言えるだろう。
 他方、東アジアにおいては、先の大戦は、それに先行した日支戦争を含め、赤露の「狙い通り<に>展開」したと言えそうだ。
 なお、1960年代から表面化することになる中ソ対立
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E3%82%BD%E5%AF%BE%E7%AB%8B
までも射程に入れて議論する必要はないだろうね。

<ΣζζΣ>(「たった一人の反乱」より)

 <ΣζΣζクンのは、>定期的に繰り返される議論だな・・・・・・。
 内容にまで深入りはしないが、第一に田母神のあれは論文の体を為していない事が問題だろう。
 少なからず良識を持っていれば内容がどうであれ、SF小説を以て科学を論じるような真似はすべきではないのだ、という事に気付くはず。
 誰かの主張が好ましいと思ったからと言って、その主張が然るべき研究の過程を経て居ないなら一顧だにしちゃいかんわな。
 経て居ないなら、それはトンデモであり陰謀論になってしまう訳だな。

<ζΣζΣ>(同上)

 論文かどうかなんてどうでもいいじゃん。「田母神コラム」でいい。

<ΣζζΣ>(同上)

 極めて常識的に考えればわかるはずで、田母神は歴史学の素養がある訳じゃないんだから、彼が戦前史、それも定説から大きく外れる事を主張するなら、然るべき過程を踏まない限り、彼の書く文章に価値はないだろうな。

<ζΣζΣ>(同上)

 なるほど。
 ならば同じ理由と権利で、歴史の専門家ではない太田さんが世間の定説に挑戦するような斬新なコラムを熱心に配信しても全て無価値と言うことになるね。

<ζζΣΣ>(同上)

 権利とか言い出したんで思わず吹き出してしまった。
 それはともかくせめて
http://wiki.livedoor.jp/veg_tan/
 ↑これ位は目を通してから書き込みしような。
 相手の言葉尻を捉えて言葉遊びしてるなんて太田コラムの読者らしくないぞ?

<ΣζζΣ>(同上)

 第三者の俺に言われても困るんだが。
 そんな事、当たり前の事だけど、それこそ然るべき過程を踏んで居るかだよな。
 踏んで居ないと思うなら、該当箇所を挙げて批判すれば良いだけじゃん。
 さっきから何が言いたいのかわからんぞ。

<ζΣΣζ>(同上)

≫1937年に始まった日華事変は、日本が赤露側から一方的に仕掛けられた戦争であったとすりゃ、日華事変及びその前後の動きは、すべて、赤露によって、≪(コラム#5051。太田)

 まぁ確かに、コミンテルン陰謀説と受け止められても仕方ない感じではある

<ζΣζΣ>(同上)

>相手の言葉尻を捉えて言葉遊びしてるなんて<(ζζΣΣ)

 「権利」という言葉尻を捉えて他人の書き込みをからかう行為はどうなんだよ。

>当箇所を挙げて批判すれば良いだけじゃん。<(ΣζζΣ)

 まさにその通り。
 しかし君がさっき書いてたことといえば、SF小説がなんたらだのトンデモ陰謀論がなんたらだのレッテルばりのような無意味な事ばかりなんで、それを指摘してやったまでのこと。

<ζζΣΣ>(同上)

 元気いいなぁ。
 ともかく本当は太田ブログの過去コラムを全部読んで欲しいところだけど、
http://wiki.livedoor.jp/veg_tan/
だけでも読んでこいって。
 そうすれば太田さんの本質が(大雑把にだが)理解出来るから。
 少なくとも田母神なんてお調子者と同列に語るなんて事は無くなるよ。

<ζΣζΣ>(同上)

 「お調子者」ねえ。
 いちいちからかう癖をやめたほうがいいよ。

<σσΖΖ>(同上)

 いや、そもそも<ΣζΣζクン(コラム#5055)>が典拠も出さずに田母神・太田両名を陰謀説と批判したことが始まりで、<このΣζΣζクン>に対して「典拠を出せ!」言うのが先だろ。

 <ΣζΣζクン、>田母神の「論文」なんざ真面目に読んだことないからまともな典拠が付いてるのかどうか知らんが、少なくとも太田さんは、全てに典拠を付けてるぞ?(典拠省略)
それを承知で太田さんを「陰謀説」 と批判するなら、太田さんが付けた典拠と同等以上の説得力を持つ典拠を付けて批判しないと駄目だよ。
 俺は太田さんを批判してくれる人が出てくるのを待ちわびている。
 太田さんもそれを歓迎するはずだよ。

<σΖσΖ>(同上)

>「典拠を出せ!」
 
≫1937年に始まった日華事変は、日本が赤露側から一方的に仕掛けられた戦争であったとすりゃ、日華事変及びその前後の動きは、すべて、赤露によって、≪(コラム#5051。太田)

 まぁ確かに、コミンテルン陰謀説と受け止められても仕方ない感じではある

<σσΖΖ>(同上)

>まぁ確かに、コミンテルン陰謀説と受け止められても仕方ない感じではある

 俺は↓のような意味に読んだんだが、間違ってる?

 まぁ確かに、<このつぶやきの基になっているコラムを読んでいない・読もうともしない者にとっては、>コミンテルン陰謀説と受け止められても仕方ない感じではある<が、こういった受け止め方は、単に結論のセンセーショナルさに反射的・短絡的に反応しているだけなので、言わば一般相対性理論を知らず・知ろうともせず「時間・空間が歪むなんてありえない!アインシュタインは間違っている!」と騒ぎ立てる者と同レベルなのであり、こういった者に対して、論証部分へ誘導するための分かりやすい説明の仕方を考える必要はあるが、特に反論する価値はない。>

<ΖΣΣΖ>(同上)

 <ΣΣζζクン(コラム#5055)、>おいら間違った。
 こういうことかな?

 縄文モード:国家によるガバナンスが強く、悪党(暴力団)がはびこる余地のない時代。
 (ガバナンスが強力なので、「軍事」と「警察」は強くなくてもいい)
平安時代:律令制によるガバナンスが強い。
江戸時代:徳川幕藩体制によるガバナンスがつよい。
戦後昭和:吉田ドクトリンによるガバナンスが強い。
大正から昭和初期:幕藩意識がなくなって縄文化した?

弥生モード:国家によるガバナンスが弱く(時に国家の暴力装置の放棄を伴う)、悪党がはびこる時代
 (悪党内の「軍事」と「警察」は強い)。
鎌倉時代:よくわかりません。
室町時代:室町幕府は事実上何もしない政権だった。
戦国時代:戦国大名=悪党
明治時代:幕藩意識が強く、旧幕藩が悪党として作用?

 で、陸軍は満州事変で自ら悪党になることで、弥生を切り開こうとした、ってことかな?
 (全然違う気もするけど。)

<σσΖΖ>(同上)>(同上)

 <ΖΣΣΖクン(コラム#5055)、>あなたの言う「暴力団」って、「国家の「暴力装置」を正当な手続きを経ずに運用する者・集団」って理解でおk?
 あるいは、これに「利己的目的のために」と付け加えるべきかな?
 「暴力団」という言葉をどう定義したのかを自らに問い掛け、もう一度自分が書いた文章を読んでみれば?

>国家によるガバナンスが弱<い><(ΖΣΣΖ)

状態っていうのは、要するに「下剋上がまかり通っている状態」って理解でおk?
 あなたの「暴力団」の定義を考えるに、そう理解するしかないと思うけど・・・。
 陸軍の下剋上って、太田さんの言う日本型経済体制に象徴されるボトムアップ式の意思決定システムが原因と理解してるけど、これと縄文モード・弥生モード論って直接に関係ある?
 以前、縄文モード・弥生モード論に関して「クソ長い説明」をしたことあるけど、コラム#4785に転載されてるから、読んでみれば?

<σΖΖσ>(同上)

 <ΖΣΣΖクン、>縄文モード→平時では、町内会(=人間主義社会)が積み重なって(=ボトムアップ)、軍隊がなくても国家が機能する。

 弥生モード→有事では、町内会じゃ上手くいかないから、軍隊(=トップダウン)が必要なんだけど、日本は本質的に縄文モードの国なので、軍隊の運用が下手だった。

 こんな感じかと。

<ΖσΖσ>(同上)

>日本は本質的に縄文モードの国なので、軍隊の運用が下手だった。

そう言い切ってしまうと、日清・日露戦争での日本の勝利が説明できなくなる。
 ちょっとまとめっぽいこと書いてみる。↓

1.日本が弥生モードにある時には、人間主義の部分が潜在化し、縄文モードにある時には顕在化する。
2.昭和期の日本は、基本的に縄文モードだった。

3.明治/大正期は軍隊も企業も欧米型の組織であった。
4.昭和戦前期に日本型経済体制が岸信介らの尽力もあり、成立する。
5.これにより、組織内/組織間情報共有とボトムアップを旨とする日本型経済体制的なものに軍隊も企業も変容する。

6.悪い言葉で言えば独断専行(下克上)、良い言葉で言えばボトムアップは、戦略面でこそ許されないものの、戦術面では、企画においても実施においても、有効である場合が少なくない。
7.とりわけ、日本のように、国民の平均的能力が高く、末端においても、一人一人の能力にばらつきがあまりないようなお国柄においては、極めて有効。
8.陸軍は、日本型経済体制的組織であったことから、(末端部隊が自由に創意工夫を凝らして頑張ればよいところの)守備戦においては強かった。
9.<とは言え、戦略を戦術で補完することなんて出来るわけないのは軍事の常識だろうから、>この体制は、軍事においては使い物にならない。

以上の参考コラムのURL
http://blog.ohtan.net/archives/51327025.html
http://blog.ohtan.net/archives/51192428.html
http://blog.ohtan.net/archives/51983675.html
http://blog.ohtan.net/archives/51430064.html
http://blog.ohtan.net/archives/51327811.html

 みんなに改めて読んで欲しい。↓

 「・・・旧軍がいかなる「犯罪」を行おうと「圧政」を行おうと、それは日本国民が自ら好んでやったことなのです。
 なぜなら、旧軍の予算も旧軍に係る法律も、帝国議会の衆議院の普通選挙で国民から選ばれた議員の協賛を得たものですし、旧軍の若手幹部達は、ほとんど学業成績だけで日本国民の中から選抜された人々であって、彼等が行った下克上は、当時の国民の意向を踏まえた直接民主主義的行動であったからです。
 つまり、旧軍を忌み嫌う、ということは、自らを忌み嫌う、ということとほぼ同値である、ということです。
 ですから、そんな非生産的、いや病的な後ろ向きの思い込みはあっさりと捨て去り、明治/大正期的な、グローバルスタンダードに合致した軍隊をつくればよい、というだけのことであり、かつてそれが可能であったのですから、もちろんそれは可能なのです。」
http://blog.ohtan.net/archives/51430064.html

<ΖΖσσ>(同上)

 トゥモロー・ワールドについて、哲学者のスラヴォイ・ジジェクが資本主義の末期状態っていってる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11492610

<太田>

 見てる時間がないが、サンキュー。

<TA>

 尖閣漁船衝突事件での船長の釈放(処分保留による起訴猶予)について、世間では政府の積極的関与が有ったという見方が一般的なようですが(典拠省略)、太田さんは一貫して政府の積極的関与を否定しておられます(コラム#5019)。
 正直私は、太田さんが、民主党を貶すのを避ける為に、ある種のバイアスがかかった意見を述べておられるのではないかという邪推をしないでもなかったのですが、在日米軍裁判権放棄密約事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%A8%A9%E6%94%BE%E6%A3%84%E5%AF%86%E7%B4%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6 、
コラム#2556、#2871)を知り、考えが変わりました。
 法律はよく分かりませんが、船長の釈放は裁判権の放棄を意味するのでしょうから、これは在日米兵への裁判権の放棄と同じことであり、何のことはない、これは自民党時代からの前例を踏襲していただけということなんですね。
 むしろ船長を起訴していた方が「異常」だったようです。
 これまで、在日米兵が起こした個々の事件に対しては検察が判断をしていたのでしょうから、尖閣事件でも、これまでと同じように検察が判断をしたと考える方が妥当でしょう。太田さんの読みの方がもっともらしいと思いました。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 まず、昨日分です。

 改めて、石川らの裁判で、裁判所がどうして、この時の調書を採用しなかったのか理解に苦しむなあ。↓

 「・・・小沢一郎被告(69)の東京地裁(大善文男裁判長)での14日の第2回公判で、元事務担当者の衆院議員、石川知裕被告(38)=1審・禁錮2年、執行猶予3年、控訴=が保釈後の聴取を「隠し録音」した内容の一部が再生された。石川議員が供述調書の修正を求めたのに検事が拒む一方、2人で笑い声を上げる場面もあるなど、「密室」での生々しいやりとりが再現された。・・・」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111015k0000m040094000c.html

 誰も驚かないが・・。↓

 「落日の鳩山グループ、しみる秋風 グループ研修わずか10人・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111014/stt11101422170014-n1.htm

 イマイチ、よく分からない記事だな。↓

 「・・・旧日本陸軍が1940〜42年、中国で細菌兵器を使用していたことを示す陸軍軍医学校防疫研究室の極秘報告書が見つかった。細菌兵器の使用は93年に見つかった陸軍参謀の業務日誌にも記述があるが、細菌戦に直接携わった研究室の公的文書でも裏付けられた。・・・」
http://www.asahi.com/national/update/1014/TKY201110140749.html

 このところ、やたらと村上春樹についての記事が出てるなあ。(下の本日分も参照。)↓
http://www.guardian.co.uk/books/2011/oct/14/haruki-murakami-1q84
http://online.wsj.com/article/SB10001424052970203388804576617231169928302.html?mod=WSJ_Opinion_LEFTTopOpinion


 次に、本日分です。

 こんな感じじゃ、日本人の危機意識がなく、属国意識はそれ以上にないのは当たり前か。↓

 「・・・経済協力開発機構(OECD)は12日、世界40カ国の国民の福利厚生に関する最新調査報告書を発表した。・・・
 「最も幸福な国」上位10カ国は以下の通り。・・・1位 デンマーク 2位 アイスランド 3位 日本  4位 インドネシア 5位 オランダ 6位 ノルウェー 7位 スウェーデン 8位 中国  9位 英国 10位 オーストリア・・・米国は第19位に終わった。・・・」
http://j.people.com.cn/94475/7617320.html
 「・・・独マーケティング大手GfKグループがまとめた今年の50カ国世界イメージ指数報告書が12日に発表された。・・・
 評価の指標は▽輸出▽政府職能管理▽文化▽国民モラル▽観光・移民▽投資環境---の6分野に及んだ。・・・
 今回の上位10カ国はいずれも先進国で、順に米国、ドイツ、英国、フランス、日本、カナダ、イタリア、オーストラリア、スイス、スウェーデン。」
http://j.people.com.cn/94475/7617616.html

 ピンカーの例の新著の書評(対談付き)がまた載っていたが、残虐行為のトップ20の表は必見。
 12位の下掲は色々考えさせられものがある。
 なお、支那で起こったものが5つ出てくるが、支那も関わった第二次世界大戦を含めれば、トップ20中支那が三分の一弱を占める。(このほか、モンゴルやティムールによる残虐行為がある。)
 
 ・・・British India (mostly preventable famine) 19th<century> 17m <(死者数) 35m(20世紀換算死者数) 12<位>・・・
http://www.guardian.co.uk/science/2011/oct/15/steven-pinker-better-angels-violence-interview

 へー、大江健三郎が村上春樹の作品がバタくさくて米国的過ぎるって批判したことあるんだね。(そんなことも知らないボク、お前何国人だって叱られそうだな。)↓

 ・・・Nobel laureate Kenzaburo Oe lambasted Murakami for "failing to appeal to intellectuals with models for Japan's future." With his interspersed references to American popular culture (the Beach Boys, McDonald's, etc.), Murakami was accused of being batakusai, or "stinking of butter": too American to be purely Japanese.・・・
http://www.csmonitor.com/layout/set/print/content/view/print/412793
-------------------------------------------------------------------------------

<BERNIE>

 オフ会にご参加の皆様、昨日はお忙しい中、オフ会にご参加頂き、また、遅い時間までお付き合い頂き、(最終的には<太田さん抜きの>四次会まで、5名が残ってお話しました。)
 誠にありがとうございました。

 今回、転勤から帰られたMSさんが幹事に復帰され、次回からはMSさんを中心とした幹事団に戻ると思います。

 またのご参加をお待ちしています。

<太田>

 今回のオフ会には、私を除き、14名が参加し、1次会には12名、2次会には12名、3次会には10名の参加でした。
幹事の皆さん、大変お世話になりました。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

太田述正コラム#5056(2011.10.16)
<2011.10.15オフ会次第(その2)>

→非公開

太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/