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太田述正コラム#4085(2010.6.22)
<皆さんとディスカッション(続x871)>

<けいc。>

 防衛省の↓の言い訳もよく理解できなんですよね。

≫アフリカは日本から遠く、活動地域も内陸側にあるため、ヘリ本体や部品、要員を運ぶための輸送費がかさみ、2カ月の活動で派遣費用が100億円にのぼる≪(コラム#4083。太田)

 日本の報道で接する情報を分析する限りは、世界の中で外務省の存在価値を上げるために自衛隊を利用しようとしている外務省と、外務省の言いなりにはなりたくない防衛省の構図なのか?と思えてきます。

 野太い外交政策や対アフリカ外交政策に照らし合わせてダルフール問題に日本としてどう関わるのか?の議論がないのを見ると、やはり日本に外交・安全保障を考える中央政府は存在しないのではないか?と更に太田説に納得をせざるを得ませんね。

 例えば中共によるスーダンでの武器取引を中止させない限り日本は金も出さないし、軍事力も出さないと表明するのも一つのやり方だと思うのですが・・・。

<太田>

 吉田ドクトリンの下、米国政府の言いなりになって、或いは米国政府の気持ちを忖度して、防衛努力を強化するフリをすることを行動原理としている外務省と、同じく吉田ドクトリンの下、財務省(カネあんまり使うな)や警察庁(権限をあんまり強化するな)に気兼ねしつつ、基地周辺自治体/住民の声に「配慮」し、天下りを維持できる範囲で前向きの防衛努力を最大限「節約」することを行動原理としている防衛省、という構図ですよ。

<bonkers_blunder> (ツイッターより)

 税のことに全く無知なので申し訳ないのですが、複数税率の採用や税金還付の導入をすることで、消費税は負の所得税的な税になるのでしょうか? 
 インボイス制なども議論されるべきでは? 
 自民党が長年敷いてきた税制を民主党は本当に作り変えるのか、注目するところです。

 日刊スポーツの典拠です。↓
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100622-644300.html

<太田>

 インボイス制度のほか納税者番号制度の話も出ているようだし、菅首相に財務大臣時代に財政再建を徹底的に吹き込んだはずの財務省、国民個々人の所得の完全捕捉化をこの際狙っていることは間違いありません。
 なお、税金還付たって、吸い上げた消費税の枠内の話でしょうから、負の所得税云々の話にはならないのでは?
 Fat Tailさんあたりのコメントも聞いてみたいですね。

<TA>

≫2ちゃんのいかにも2ちゃんねらーらしい、下卑たたわいのない投稿がなつかしい。
それにしても、2ちゃんねらー最近どうしちゃったの?≪(ツイッター。太田)

 ご存知かもしれませんが、「【たった一人の反乱】太田述正 4【ヒネオヤジ】」が立ち上がっていますよ。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1276703130/1-100

<蒲鉾>

 ツイッターのつぶやきで、2ちゃんねらー最近どうしちゃったの?と、いう事ですが
新しいスレッドに移行していつも通りですよ。・・・

<太田>

 いや、ご存知じゃありませんでした。
 お二方、サンキュー。
 覗いてみたら、こっちも学会チックになってきてたですねえ。 

<ψββψ>(「たった一人の反乱」より)

≫北朝鮮のナショナル・サッカー・チームの一員としてワールド・カップに出場した鄭大世ら在日朝鮮人の永住権を剥奪する措置を講じるべきではないか?≪ (コラム#4079。太田)

 これはどういう意味で言ってるのかな?

<βψβψ>(同上)

 ・・・あ、永住権は、韓国籍じゃないとダメなのか。じゃ、なんで、キタ朝鮮チームなんだ。不思議だ。

【在日朝鮮人が発症する精神病】

■国籍同一性障害
 韓国人であるのに、日本に関わりがあるように思ってしまう精神病。
 無意識に参政権を要求したり、外国で日本大使館に行ったりする。

■国籍認知障害
 国籍を無いもの、もしくは非常に軽いものと認識してしまう精神病。
 無意識に地球市民を名乗ったり、国籍は関係ないなどの発言をする。

■国家盲
 自分の国家に直接関わった事がないため、国家が見えず理解することができない。
 国民の義務と権利の関係について理解する為に必要な脳細胞が無い。

■朝鮮失語症
 祖国を誇りに思うが、朝鮮語を話せずハングルを読み書きできない。
 「生活基盤が日本にある」などと発言する症状がある。

 全ての症例をあわせ「国籍障害者」や「在日朝鮮脳症」と呼ぶことがある。

<takahashi>(同上)

>永住権の剥奪ってのはどう考えるんだ? そういう問題なのか? <(ψββψ)
 
↑法に触れなければ、永住権の剥奪ってのは無理だろう。
 日本は法治国家だからな。
 たかがスポーツだろう。

 <太田サンが引用した朝鮮日報の記事を書いた東京>特派員は日本みたいな自由の国で暮らしながら、朝鮮学校で教育を受けたために北朝鮮の悲惨な現実が見えない鄭 大世みたいな男が許せないのだろう。
 それにしても、国籍は韓国で、何で北朝鮮のナショナルチームに参加出来るんだ?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%84%AD%E5%A4%A7%E4%B8%96
 特派員は韓国の保守派だな。
 それにしても朝鮮学校、恐るべし!洗脳のプロだな。
 太田さんは民主党支持だが、正直言って民主党は下手すると、朝鮮学校の無償化を
やりかねん。そういう輩が多そうだ。
 オイラは基本、太田理論の信者だが、安全保障意識ゼロの民主党に少なからず不安を感じる。
 属国政党の自民党も似たようなものと言われるかもしれんが、自民党ならロケット予算を仕分けして予算を削るようなことはしなかったんじゃないか?
 ロケットなんて軍事技術そのものだろう。

↓これ、面白い。但し、中身が本物か保障できましぇん。   
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-1804.html
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2054.html

 朝鮮学校の生徒数も減り、洗脳教育も少しづつ減ってきているんだろう。
 それでも主体思想はやっているし、朝鮮総連の支配下にあることは間違いない。無償化は無理だ。
 個人的な見解だが、在日の大多数はそれほど日本人と変わらないと思う。
 しかし、一部の在日には明らかにおかしな人がいる。
タイプ1 イスラム原理主義者風 半島の主張は常に正しい。
    儒教由来かわからんが妙な優越思想あり。
タイプ2 外国籍を維持しながら外国人としての自覚がない。在日の
    特別扱いを要求しているようにしか見えない。

 タイプ2の典型は姜 尚中だろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%9C%E5%B0%9A%E4%B8%AD
 彼には公概念が欠如している。外国人の自覚はゼロだ。
 それに較べて前田日明はかっこいいね。彼は既に日本人だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E7%94%B0%E6%97%A5%E6%98%8E

 姜尚中には在日としての苦悩があったのだろうな。
 オイラはこいつが嫌いだが、それにしても姜 尚中みたいな男が活躍できる日本ってやっぱりいいね。
 ・・・
 <朝鮮学校の>歴史の教科書に国の成り立ちってどう書いてある?
 ・・・
 最初の二文は、「今から約5000年前、ピョンヤンを中心に朝鮮民族初の国家である古朝鮮が建てられた。建てた王はタングンであった。」

 ↑参ったか、このチョッパリ、半万年の歴史だぜー!

<ββψψ>(同上)

 朝鮮学校だから、とかそういうのはあまり言いたくないな。
 むしろ私立高校が無償にならないのに、朝鮮学校が無償になるのはおかしいと素朴に思っちゃうな。
 別に、日本語ができない訳じゃないのだろうし、無償で通いたいのであれば公立高校に行けばいいじゃないってね。
 自分の心情としては教育の平等と言うのなら私立も無償にすべきで、この問題で重要なのは公正かどうかだな。

<takahashi>(同上)

>朝鮮学校だから、とかそういうのはあまり言いたくないな 

 むしろ私立高校が無償にならないのに、朝鮮学校が無償になるのはおかしいと素朴に思っちゃうな

↑冷静に考えると、鄭大世が北朝鮮にこだわるのは朝鮮学校のせいとは断言できないよな。
 オイラはナショナリズムが先行しちまったな。
 朝鮮学校は私立に当たるよな。
 朝鮮学校も日本の私立も無償化は出来んよー。
 憲法違反だ。金を公の支配に属さない教育に使ってはいけません。
 ’教育の平等と言うのなら私立も無償にすべき’ってのはおかしいぜ。
 私立はある程度、自由に教育できるのだから無償にするのは無理だ。
 ナショナリズムを強調すると人種差別呼ばわりされかねん。ここらへんを衝いてくるのだろうな、朝鮮学校の無償化は。
 民主党は差別と区別の違いがわからん鳩山脳が多そうだから、怖いよー。
    
【在日朝鮮人が発症する精神病】

↑在日の一部は明らかにイギリスに住んでいるイスラムに似てるよな。
 イギリスで自由を謳歌しながら、延々とイギリスの悪口を言う。
 だったら母国に帰れ、と言いたくなる。
 勿論、絶対、帰国しないわけだが・・・。
 嫌韓派が増えるのも仕方ないのかもしれん。
 それにしてもニコニコ動画に嫌韓派が多いのはなぜだ?
 ニコニコというよりオタクかな?
 コリアンのパクリのせいか?

<βψψβ>(同上)

 嫌韓派というより、ナショナリストが多いんだろう(関連コラム<#2920>↓)
http://blog.ohtan.net/archives/51294903.html

<takahashi>(同上)

 なるほど、ナショナリストか!納得だな。
 チャイナもコリアもネチズンは似たりよったりだもんな。
 韓流おばちゃんもいて嫌韓もいる。ある意味、バランスが取れてるのかもしれん。
 日本はまだまだ心が広いよ。
 姜尚中なんて、拉致はノープロブレムってな発言しても仕事はいくらでもある。
 水野俊平は韓国から追放だもんな。韓国には発言の自由なんてないよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%87%8E%E4%BF%8A%E5%B9%B3

 太田さんは朝鮮日報をチェックリストに入れてるんだよな。
 「在日朝鮮人帰国事業は人道主義を装った追放」
 「日本政府も赤十字社も、『帰国』問題が公の場で取り上げられることを望んでいない。確かに言えることは、59年に帰国事業が始まった当時、日本の自民党政権はもちろん、社会党や共産党を含む政治勢力やマスコミの多くが、在日朝鮮人を危険な存在と考えていたため、『帰国』を扇動したということだ」
http://www.chosunonline.com/news/20100620000009

 「社会党や共産党もやれば出来るじゃん」というべきか(笑)。
 社会党や共産党が帰国を扇動したのは左翼だったからじゃないのかな。
 左巻きはマジでユートピアを信じていた奴は多かったんじゃないか?
 三国人の犯罪も記憶にバリバリに残っている時代だろうな、50年代は。
 石原慎太郎の三国人発言の時は何のことかわからなかったよ。
 ぐぐって初めて判るわけだ。
 それにしてもユートピアから強制収容所ってのはきついよな。
 しかも北朝鮮が帰国させてくれるわけでもない。国籍は北で拉致でもない。
 だから返還要求するのも変だし。ただ日本人妻はホント、気の毒だよな。

 こういうヤクザな国と陸続きでもないので、ホントに日本は楽だ。
 だから安全保障感覚が麻痺してしまう。日本人は他国から攻撃を受けない限り安全保障感覚が目覚めることはないような気がする。
 もっとも、その時は悲惨な目にあうわけだが・・・(笑)

<ΩΩΒΒ>(同上)

 ・・・その問題について、ジョン・スチュアート・ミル<(コラム#54、1677、3148、3152、3218、3622、3702)>が「自由論」において面白い事を書いている、マイケル・サンデル<(コラム#3622以下、3933、3985)>の本から抜粋しとく。

 「・・・<ミルは>慣行、因習、有力な意見に従って暮らすよう、人に強制することは誤りだと説明する。
それは、人生の究極の目的――人間としての能力を完全かつ自由に発展させること――の達成を妨げるからだ。
 ミルによれば、服従は最善の生き方の敵なのだ。
 『人間の能力は、知覚、判断力、識別感覚、知的活動、さらには道徳的な評価さえも、何かを選ぶことによってのみ発揮される。
 何事もそれが習慣だからという理由で行う人は、何も選ばない。最善のものを識別することにも、希求することにも習熟しない。
 知的や特性は、筋力と同じで、使うことによってしか鍛えられない
 ・・・・・・世間や身近な人びとに自分の人生の計画を選んでもらう者は、猿のような物真似の能力があれば、それ以上の能力は必要ない。
 自分の計画をみずから選ぶ者は、あらゆる能力を駆使する。』
 しきたりに従えば、満足な人生を歩み、危険を遠ざけておけるかもしれないと、ミルは認めている。
 『だが、その人の人間としての価値はどうなるのだろうか』とミルは問う。
 『本当に重要なのは、人が何をするかだけではない。それをする人がどんな人間であるかも重要なのだ』。
 ・・・『自分自身の欲求や衝動をもたない者は人格を持たない。蒸気機関が人格を持たないのと同じである』」
(マイケル・サンデル著 「これからの『正義』の話をしよう」(Justice) pp69〜70)

 <質の高い快楽をめぐる議論について――高級な喜びと低級な喜び――>
 『能力が高いものは、能力の劣る者とくらべれば、幸福になるためにより多くのものを必要とするし、そのためにおそらく、より大きな苦しみを甘受する場合も多くなる。しかし、そのような不利な条件にもかかわらず、高い能力の者が低級だと思っている存在に身を落とそうなどと本心から望むことはありえない』。
 我々が、高い能力を必要とする生活を捨てて低俗な満足感にひたる生活を送ろうとしないのはなぜだろうか。
 ミルはその理由が『自由と個人の自立を愛すること』にあると考え、『その最もふさわしい呼び方は尊厳の意識であり、すべての人間が何らかの形でもっているものだ』と結論づけている。
 ミルは・・・『ときには、誘惑に負けて』質の高い快楽よりも質の低い快楽を優先させてしまうことがあるのを認めている。
 ・・・だからと言って<高級な喜びと低級な快楽>の違いがわからないということではない。
 ミルはこの点を印象的な一節で強調している。
 『満足した豚であるより不満足な人間であるほうがよく、満足した愚か者であるより不満足なソクラテスであるほうがよい。
 そして、愚か者や豚の意見がこれと異なるなら、それは彼らがこの問題について自分自身の側しか知らないからだ』
(マイケル・サンデル著 「これからの『正義』の話をしよう」(Justice) p75)

 (これはアングロサクソンの自由についての考え方を端的に表しているのだと理解している。
 明治時代に大隈重信と彼が作った立憲改進党に影響を与えたという事から、明治時代の知識人が支持した考え方でもあると言ってもいいだろう。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%AB

 一番馬鹿らしいのはこの愚か者や豚が、イスラエルやアメリカが現実に直面している状況に、まったくもって無責任かつ安全な立場から批判や意見を言う事だ。
 そういった輩が近代日本が現実に直面していた状況について、実際にはまったく意味をなさない偽善的な空論から批評をする事だ。
 ミルが言うような『自分自身の欲求や衝動をもたない者』であり続けるならば、目と耳を塞ぎ、口をつぐむべきだ。

 (捕捉:山県有朋の外交政略論(1890年)=戦前の日本や現在のアメリカが行っている事は、この行動原理を発展させただけだと感ずる。)
 ・・・国家独立自衛ノ道二ツアリ。一ニ曰、主権線ヲ防禦シ他人ノ侵害ヲ容レズ、二ニ曰、利益線ヲ防護シ自己ノ形勝ヲ失ハズ。
何ヲカ主権線ト謂ウ。彊土(領土)是レナリ。何ヲカ利益線ト謂ウ、隣国接触ノ勢我ガ主権線ノ安危ト緊(きび)しく相関係スルノ区域是レナリ。
 ・・・方今列国ノ際ニ立チテ、国家ノ独立ヲ維持セントセバ、独リ主権線ヲ防禦スルヲ以テ足レリトセズ、必ヤ進ンデ利益線ヲ防護シ、常ニ立タザルベカラズ。

<太田>

 鄭大世は北朝鮮の強力な広告塔の役割を果たしてて、おかげで韓国民の多くが北朝鮮シンパへと逆戻りしちゃった↓以上、少なくとも日本人は朝鮮日報の東京特派員よりもっと怒らなきゃおかしいんでねえの?

 ・・・One idea that the World Cup has rekindled is that despite all the differences and problems facing the two countries, both teams are above all Korean. Seeing non-militarized images of North Koreans in the mass media is something of a rarity, after all. Following the months of sunken warships, torpedoes and the ubiquitous images of soldiers and missiles parading through Kim Il-sung Square, video of North Korea's star striker Jong Dae-se crying during the national anthem struck a softer chord. Love of country is something to which most South Koreans can relate. The emotion, effort and skill of a player who just as easily could have been South Korean were, for many, inspirational.
 The sportsmanship of North Korea's players was also noted. Absent were the petulant whining, verbal abuse and diving that are the sad hallmark of so much international football. Instead, the North Koreans apologized after fouls, helped opposition players up after tangles and congratulated them on moments of notable effort. In turn, the Brazilians did the same, in what must have been the best-spirited contest of the tournament so far. ・・・
 The Chosun Sinbo, a pro-North Korea newspaper published in Japan, claimed that North Korea's citizens "cheered the South Korean team with no exception". That the South Korea matches were broadcast at all is a sign not only that affection runs both ways across the 38th parallel, but that Pyongyang is encouraging such emotion. For its domestic audience, the government is using the World Cup to soften its tone towards the South. ・・・
 The player that captures the most media attention is Jong Dae-Se(鄭大世), one of the Japan League's leading strikers. He encapsulates the complexity of being a Korean during this World Cup. Jong is Zainichi Korean: a Korean permanent resident of Japan, but not a citizen. He grew up registered by his parents as a South Korean citizen, but was schooled in the extensive pro-North education system run by the General Association of Korean Residents in Japan (Chongryon). Internationally, he had the choice to play for Japan, South Korea or North Korea.
 Although Jong cried when the North Korean national anthem played, he has shown no desire to live in the communist country. He blogs for a South Korean sports website, but has made it clear he is definitely not South Korean.
http://www.atimes.com/atimes/Korea/LF22Dg01.html

 大体からして、ワールドカップ参加だけで北朝鮮は多大の「経済援助」を手にすんだからね。↓

 North Korea will receive at least US$10 million from FIFA for fielding its national team in the World Cup.・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2010/06/21/2010062100469.html

 この間にも北朝鮮は水爆開発に血道を上げている可能性が大↓だというのに・・。

 ・・・Right after North Korea claimed a successful nuclear fusion test on May 12, the northernmost radiation detection station of the [South] Korea Institute of Nuclear Safety detected an eightfold increase in the radioactive substance xenon, it emerged Sunday.
 Since nuclear fusion is the core process in hydrogen bombs, there is speculation that the North actually ran a small-scale nuclear test to develop the technology at the time. ・・・
 Hwang Jang-yop (87), a former secretary of the North Korean Workers' Party who defected to the South in 1997, said, "The North has studied making hydrogen bombs from the beginning. A successful nuclear fusion test is a possibility."
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2010/06/21/2010062101166.html

 蛇足ながら、イスラエルの現在の四面楚歌ぶり、目も当てられないね。↓

 ・・・Israel was already in trouble with its Western allies following its alleged killing in January of a Hamas operative in a Dubai hotel. Israel has never said its Mossad intelligence agency carried out the killing. But Australia, the United Kingdom and Ireland expelled Israeli diplomats to protest the use of forged passports from their countries by the assassins.
 The arrest in Poland this month of a suspected Mossad agent, and the threat to expel him to Germany, has complicated relations with two more European allies.・・・
 The tension stretches to Asia, too: Vietnam told President Shimon Peres, Israel's elder statesman, not to come on a scheduled visit after the flotilla incident. ・・・
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/06/21/AR2010062104706_pf.html
<βψψβ>(「たった一人の反乱」より)

>それにしてもニコニコ動画に嫌韓派が多いのはなぜだ? <(Takahashi)

 ニコ動と言えば、前回の講演会の動画はすごいな・・・。
 太田さんはなぜかテレビよりもどもってるし。
 本人はマジなのか知らんが、観ていて「萌えポイント」的な何かを感じた。

<Takahashi>(同上)

 太田さんの講演会は厳しいな。あれでは人の心は捉えられんよ。
 ヒトラーになれとは言わんが、もっと気迫が欲しいね。
 もっと講演会を増やして慣れてもらうしかない。
 それより太田さんはベストセラー本を生み出すべきだ。100万部目指せ! とは言わないが、10万部売れれば図書館にも残るんじゃないか?
 そしたら後世にも影響が残せるはずだ。とりあえず、太田さんには後15年は頑張ってもらい、その間にベストセラーを出すべきだ。
 それにしても出版人やインテリが太田さんに関心を示さないのはなぜだ?
 これほど頭のキレるオヤジを見たことがない。
 誰かマーケティングのプロはいないのかな?何かのきっかけがあれば本は売れるとおもうんだが・・・

<ΩΒΩΒ>(同上)

 残念ながら本人が売れるためのベストを尽くすようなタイプじゃないし、よほど強力な助け舟でもやってこない限りは自力で10万部なんて無理。
 小林よしのりとかと仲よくなって対談本でも出せばもしかしたら3万部くらい売れるかもしれないけど。

<ΩΒΒΩ>(同上)

>講演会は厳しいな<(Takahashi)

 文章の人だと思う。対面だと、いろいろ誤解される。
 講演会でも、内輪の茶話会程度なら、大丈夫。
 だけど、それ以上の広がりは、オータンのしゃべりでは無理だ。

<ΒΩΒΩ>(同上)

 マイケル・サンデル教授のハーバード白熱教室みたいな芸当が出来れば、一気に知名度も上がるんだろうけどな。内容的には遜色ないだろうし。
 しゃべりさえ上手ければ。

<takahashi>(同上)

 ‘太田述正教授のどんと来い、アングロサクソン現象’ってな本でもだしてもらうか。仲間 由紀恵のサイン入りで。

 最後にエゲレス人のジョークを御堪能あれ。

哲学者のサッカー http://www.youtube.com/watch?v=m-VbnN6oiXs
イギリスのヒルター http://www.youtube.com/watch?v=wbp0dKXDdDM&feature=related
恐怖の殺人ジョーク http://www.nicovideo.jp/watch/sm3991587

<ΒΒΩΩ>(同上)

 キナ臭くなってきた。
http://www.debka.com/article/8862/
http://www.hamsayeh.net/hamsayehnet_iran-international%20news1373.htm

 <米国とイスラエルによるイラン>攻撃は参院選明けから8月中旬と予想するが、根拠は特になし。
 あとはいつやるかというだけの話なんだろうな。

<太田>

 米国とイスラエルは、イラン船舶の臨検を大々的に行ってイランの革命防衛隊等を挑発し、相手に先に手を出させた上で、イランの核施設をぶったたくという戦略くさいね。

<Takahashi>(同上)

 それにしてもイラン人はよくやるよ、ホント。
 イラクがあんな状態になったのにな。アメちゃんも空母を維持できる金がよくあるもんだ。
 アメちゃんは昔はモンロー主義だったのに、今はバリバリだよな。
 モンロー人はいないのかな?

<太田>

 何せ、大不況から20年近く経って第二次世界大戦参戦によるいわば戦時ケインズ主義によってようやく不況を脱することができたという史実が恐らく米国の指導層の身に染みてるだろうからねえ。
 だけど、オバマ政権は財政赤字の急増に強い危機意識も持ってて、国防費の削減をしようとしてるから、米国は、早晩緩やかなモンロー主義に振れて行くと思うな。
 いずれにせよ、同政権としては、さしあたり、アフガニスタンとイランを何とかしなければならないわけだ。

<Fat Tail>

 --リンカーンとの共通点--

≫しかし、リンカーンの読書傾向はある種変わっているところがあった。彼はフィクション、とりわけ小説にはほとんど関心がなかった。≪(コラム#2901)

 小説を読まないという、リンカーンと中将の以外な共通点。
 但し、リンカーンにとっての詩が、太田さんにとっての音楽(特にピアノ)、という違いこれあり。

 ところで、太田さんは何故小説を読まなくなったのでしょうか。
 既に披歴済みかもしれませんが、リンカーンの影響とも思われません。

<太田>

 後付かもしれないけど、事実は小説より奇なりって気がしてきたからでしょうか。
 私の場合、事実ってノンフィクションだけでなく、日々生起する内外の時事問題とか、勤務していた防衛庁を始めとする官庁や政治村、更には民間の大企業に棲息している人々の言動を含めてですがね。
 ご承知だと思いますが、10年くらい前からは、ノンフィクションの中から、最近の日本人の書いたものも原則読む対象からはずして現在に至っています。

 この際せっかくなので、無理矢理音楽の話題に持って行きましょう。
 ちょっと前も申し上げたように、音楽って重要↓であり、実際、私に大きな影響を与えたんだろうと思います。

 By singing, patients use a different area of the brain from the area involved in speech.
 If a person's "speech centre" is damaged by a stroke, they can learn to use their "singing centre" instead. ・・・
 Most of the connections between brain areas that control movement and those that control hearing are on the left side of the brain.
 "But there's a sort of corresponding hole on the right side," ・・・
 "Music might be an alternative medium to engage parts of the brain that are otherwise not engaged,"・・・
 ・・・musical training seems to enhance the ability to perform other tasks, such as reading. ・・・
 ・・・musical training was an important part of children's education. ・・・
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8526699.stm

 それでは、その他の記事の紹介です。

 前段はともかく、後段は全くの腰砕けってところだな。↓

 「・・・は、現役官僚の独法や特殊法人などへの出向を「法人側のニーズがあること」を条件に容認。鳩山前政権は昨年末、独法の役員ポストへの天下りを原則禁止し公募で選ぶ方針を決めたが、今回は「(省庁からの現役)出向の場合、公募の対象にしないことができる」と明記。さらに、政策に関する調査や研究に限って認められている公益法人への現役官僚の出向についても「公共性が高い法人」を前提に拡充する。
 一方、次官や局長コースから外れたキャリア官僚に対する早期退職勧奨(肩たたき)について、民主党は昨夏の衆院選で「禁止」を打ち出した。しかし、「基本方針」は、国家公務員の総人件費抑制を優先し、各省庁が再就職のあっせんを行わないことを条件に「肩たたき」を認めることにした。」
http://mainichi.jp/select/today/news/20100622k0000m010132000c.html

 人間とチンパンジーに見られるところの、外への攻撃性と内での協調性↓は、互いに補強し合っている?

 ・・・Warfare among human groups that still live by hunting and gathering resembles chimp warfare in several ways. Foragers emphasize raids and ambushes in which few people are killed, yet casualties can mount up with incessant skirmishes. ・・・
 More interesting than warfare・・・is the cooperative behavior that makes war possible. ・・・
http://www.nytimes.com/2010/06/22/science/22chimp.html?hpw=&pagewanted=print

 非民主主義国のカザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタンの近傍国とは違って民主主義国たるキルギスタンでこその現在の内紛、民主主義ってホント、成熟した教育水準の高い国民を必要とすんだよねえ。
 ガンバレ、キルギスタン!↓

 ・・・The chaos in Kyrgyzstan seems to prove that the autocrats in neighboring countries were right all along. For much of its history, the region has only seen stability when despots -- first Genghis Khan, then the Russian czars and finally Stalin, who subjected the region to Soviet rule -- maintained an iron grip.・・・
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,701822,00.html

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太田述正コラム#4086(2010.6.22)
<グラマー(性的魅力)について(その3)>

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