太田述正ブログは移転しました 。
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www.ohtan.net/blog/
太田述正コラム#3448(2009.8.8)
<皆さんとディスカッション(続x561)>
<καακ>(同上)
誰でもできる太田氏の支援行動。
ブログやら書籍のネットショッピングサイトの書評で思うところを書くべし。
コラム読者なら氏の著作を読んでいると思うが、なんであんなにレビューが少ないのか?
みんなやる気あるの?
<ακακ>(同上)
リーダーがバカなのに、何で日本は繁栄してんだ、飯が腹いっぱい食えてるんだ。
お前の言う革命を起こして、アメから独立してどうするんだ。地球でも支配するのか。 けつの穴の小さい俺に教えてくれ。それが聞きたいんだよ。
<καακ>(同上)
太田氏の日本の政治の流れの回顧は概ね正しいと思うけどね。
他の各論で賛同できなかったり、下手するとまさにそれこそが決定的に氏を否定してしまう理由になる読者(or元読者)も周りにいる。
太田コラムを読んで、最悪99%賛同できなかったとしても1%でも面白いという人はそうしたことに「縁がある」人種であって、そういう人間がもっともっと増えないといけない。
そういう人種であればこそ各自いろいろ考えてるし、氏の持論に噛み付く部分があっても、それこそ至極当然のことだと、大きく構えるべき。
とにかくもっともっと多くの人間によって検証されるべき意味を持っている、ということは、一度でもコラム読んでるような人間は感じることでは?
いいや徹頭徹尾アンチだぜ、太田は売国奴だぜいう判断の人もまたその「売国ぶり」を吹聴して接点ゼロの人間をおおいに巻き込んでもらいたい。
信者はおおいに布教すればいい。
属国の防衛革命の出だしじゃないが、政治意識が完全にゼロでもない限り、まともな知能があれば属国状態だ、なんてことは国民には薄々わかってくることだ。
足りないのはその思いを紡ぎ出すための言葉の語彙であって、個人間でそのストックに格差がありすぎるのが現在日本の最大の問題なわけだ。
昔も今も力量不足の、最後の護送船団たるマスコミ。
その現体制が早期に崩壊することを願ってやまない。
<αακκ>(同上)
残念だがそこまでする価値はない
<ακκα>(同上)
属国とか日本が自立してないとか、太田さんが語ってることを自分の周りの人たちに説明してもほとんど食いついてくれないんだなあ。
憲法九条廃止とか自衛隊を軍隊にとかをちょっとでも出すと、とたんに右翼扱いされて拒絶されるし。
戦争する可能性が増えるくらいなら属国でいるほうが全然マシとか。
<ΛΛΑΑ>(同上)
民主になると本当に北京政府の属国になるの?
なら自民のワシントン連邦政府の属国のがいい。
ペンタゴンは対等を望んでいるのかもしれんが・・・
<ΛΑΛΑ>(同上)
一般人(海外赴任したとしても)が、属国であることを蔑まれる機会なんて無いからちゃう?
肩身の狭い思いをするのは外務・防衛官僚ぐらいか?
ただし太田以外は気づかなかった、見なかったことにしようと、自分に言い聞かせているようだけど。
なぜ属国じゃいかんか? 属国のままでいいじゃん!的開き直りを、理論的に論駁する能力は俺にはないなー。
属国であることは恥ずかしい、なんて当たり前すぎて、吉田茂の言葉で充分だと思うけど、これでも、自衛隊はいらないなどと開き直る人は納得してくれないだろうねえ。悩ましい問題ですわ。
「立派な独立国、しかも経済的にも、技術的にも、はたまた学問的にも、世界の一流に伍するに至った独立国日本が、自己防衛の面において、いつまでも他国依存の改まらないことは、いわば国家として片輪の状態にあるといってよい。国際外交の面においても、決して尊重される所以ではないのである。」 by 吉田茂
<ΛΑΑΛ>(同上)
<ακκαと>反応が同じすぎて笑うしかない。
でも最後が少しちがうかな
日本は世界でもまれな歴史と文化を誇る「平和」国家だ!
独立国家だ!属国なんぞではない!世界第二位の経済大国だぞ!(キリッ)
属国という言葉に激しく反応する。
そのくせ外国軍の駐留が所与の条件と信じて疑わない。
米が落ちぶれたら中国と組むそうな。
中国軍の駐留はOKとか
ノーモアヒバクシャ(笑)NHKのおかげで中国の核のことも知らない。
え?日本が援助してるくらいだから核なんか持って無いでしょ?
いや持ってるしこっちにむけんな、っていう状況なんだが。
<太田>
ακακ、ΛΛΑΑ両クンよ。
自分達が選んだわけではないリーダー達によって支配されていた、蒋一家支配下の台湾も、軍事独裁制の下の韓国も、それから金王朝初期の北朝鮮も、経済は順調だったわさ。
戦前の日本帝国のリーダー達がしっかりした内地統治だけでなく、外地統治もやってたおかげで、戦前から始まった高度経済成長が日本でも上記3カ国(地域)でも、基本的にそのまま続いたってわけ。
にもかかわらず、命を的にするような努力を重ねて台湾や韓国の国民は自由民主主義化を勝ち取ったんだけど、キミらは、彼等のやったことも冷笑するんだろうね。
それができなかった北朝鮮の現状と台湾ないし韓国の現状を比べるだけでも、彼等のやったことは無駄ではなかったということになりそうだが、そもそも目先の功利だけでこういう問題を考えちゃダメなんよ。
米国の黒人奴隷達だって、奴隷所有者にとっては貴重な商品(財産)だったから死なないように、健康であるように大切にされたさ。衣食住を保証されてね。
だけど、奴隷には、表現、職業選択、移動、結婚、子育て等の基本的な自由が認められていなかった。彼等は、奴隷主に生殺与奪の権利を握られてたってことよ。
キミらは、さしずめ自分らが黒人奴隷だった場合、自由を得たいと願う仲間達に向かって、「飯が腹いっぱい食えてるんだ。 お前の言う奴隷解放を実現してどうするんだ」って嘲るんだろうね。
キミら、養鶏所の鶏の境遇がご志望のようだから、この際、人間やめちゃえば?
両クン以外の諸君、あきらめずに頑張ろうじゃないか。
記事の紹介です。
パキスタンのタリバンの総帥がCIAの無人機が発射したミサイルで殺されました。↓
・・・ Last Tuesday night・・・a pair of Hellfire missiles slammed through the roof, fired from a CIA-operated drone hovering in the inky sky. The Taliban commander・・・Baitullah Mehsud・・・39・・・, his <second> wife, brother and several bodyguards perished・・・
A border warrior turned high priest of suicide bombers, Mehsud was more notorious in Pakistan than Osama bin Laden and as feared as the Iraqi insurgent Abu Musab al Zarqawi, who was killed two years ago.・・・
http://www.guardian.co.uk/world/2009/aug/07/taliban-leader-baitullah-mehsud-killed
だからといって、これがパキスタンでの対タリバン戦の決定的転機になるとは考えられない、という脱帽ものの記事が、同じガーディアン紙に出ていました。↓
できれば、原文全体をぜひお読みいただきたい。
Behind the rise of Baitullah Mehsud in Pakistan lie factors that are not going to be resolved by a missile fired from a drone.
Firstly, there is the fusion of Pashtun tribal identity with a radical Islamic identity. The latter has only ever really thrived when grafted onto a sense of local belonging. ・・・
Secondly, there is the marginalisation of the FATA<・・・the Federally Administered Tribal Agencies or Areas・・・>'s population of four million within Pakistan. ・・・
Thirdly, this marginalisation is reflected within the society of the North-West frontier too. The militants are often men who would normally be consigned to the edges of a tribe in terms of status, wealth and power. ・・・
Finally, over the last three decades something that could be termed the "Deobandi complex" has emerged in the broad spread of land between the Indus and the central Afghan highlands. It is not a state but has virtually every other attribute of statehood short of printing stamps and money.・・・
Put all this together and it is fairly clear that drones may tackle symptoms but not causes. It is also clear <that> another Mehsud may well emerge soon.
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2009/aug/07/taliban-pakistan-baitullah-mehsud
これを、米タイム誌の、できの悪い記事↓と比べてご覧。
http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1915214,00.html
比べる相手がイギリスの一流紙じゃ、かわいそうだったかもしれませんが、私が常日頃から言っているところの、イギリスのジャーナリズムの質の高さが実感できるってもんです。
ただし、米国のタイム並のジャーナリズムだって、日本の主要紙が束になってかかったってかないませんがね。
最後に、一人題名のない音楽会です。
ご存じの方も多いと思いますが、我が国が誇る世界的クラシックギタリストの村治佳織(Kaori Muraji。1978年〜)をご紹介しましょう。
美しい人でもあります。
私は、歌唱の伴奏楽器としてはともかく、楽器としてのギターは余り評価していないのですが・・。
とにかく、彼女による「アランフェス協奏曲」から始めましょう。↓
http://www.youtube.com/watch?v=zGT83feJTQI&feature=related
既に登場したバイオリニストの川井郁子(コラム#3428)による同じ曲の演奏
http://www.youtube.com/watch?v=v31HBl2wzNc&feature=related
の方が華麗だったと思いませんか?
この曲をこのお二方が合奏しているビデオも、よろしければご視聴下さい。↓
http://www.youtube.com/watch?v=M24InNcejgg&feature=related&fmt=22
次は村治によるフランシスコ・タレガ(Francisco Tarrega)の「アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)」です。↓
http://www.youtube.com/watch?v=64S1Pwor5lM&feature=related
もっとも、ギターでの演奏が一番あっている曲ってのも探せばあるもんです。
グラナドス(Enrique Granados)の「スペイン舞曲第5番(Spanish Dances No.5)・・アンダルシア」(アスピアス編曲)をお聴きください↓。もう一人のギタリストによる伴奏付です。
http://www.youtube.com/watch?v=vWL9WnETfXY&feature=related
この曲の、他の楽器による(ユーチューブにアップされていた)演奏の中で、どうにか聴くに堪えたのが次の二つです。
実はこの曲、もともとはピアノ曲として作曲されたところ、原曲のClaudio Carboによるピアノ演奏をどうぞ。↓ 当然、伴奏なしです。
http://www.youtube.com/watch?v=VgnLxA0-_nE&feature=related
次いでJacques Thibaud によるバイオリン演奏もどうぞ。(ピアノ伴奏付。クライスラー編曲です。)↓
http://www.youtube.com/watch?v=avSS-hIl1XY
いかがでしたか。
この曲に関しては、ギターでの演奏の方がよかったでしょう。
皆さんも、ギターの方があうクラシック曲をご存じでしたらお教え下さい。
(→明日詳しく書くけど、最も典型的なのが、上の方で登場した「アルハンブラの思い出」です。)
クラシックの最後に、再び彼女の演奏で、「ど」クラシックの「バッハ 主よ、人の望みの喜びよ」をどうぞ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=yPTyNv2ivzg&feature=related
これから先は、彼女によるポピュラー曲の演奏です。
「イエスタデイ」
http://www.youtube.com/watch?v=iq2LyGmacYE&feature=related
「オーバー・ザ・レインボウ(Over the Rainbow)」
http://www.youtube.com/watch?v=N-qOs8m6DPg&fmt=22
「早春賦」
http://jp.youtube.com/watch?v=9jYDtBgJ6PQ&feature=related
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太田述正コラム#3449(2009.8.8)
<アテネ・海軍・民主主義(その1)>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x561)>
<καακ>(同上)
誰でもできる太田氏の支援行動。
ブログやら書籍のネットショッピングサイトの書評で思うところを書くべし。
コラム読者なら氏の著作を読んでいると思うが、なんであんなにレビューが少ないのか?
みんなやる気あるの?
<ακακ>(同上)
リーダーがバカなのに、何で日本は繁栄してんだ、飯が腹いっぱい食えてるんだ。
お前の言う革命を起こして、アメから独立してどうするんだ。地球でも支配するのか。 けつの穴の小さい俺に教えてくれ。それが聞きたいんだよ。
<καακ>(同上)
太田氏の日本の政治の流れの回顧は概ね正しいと思うけどね。
他の各論で賛同できなかったり、下手するとまさにそれこそが決定的に氏を否定してしまう理由になる読者(or元読者)も周りにいる。
太田コラムを読んで、最悪99%賛同できなかったとしても1%でも面白いという人はそうしたことに「縁がある」人種であって、そういう人間がもっともっと増えないといけない。
そういう人種であればこそ各自いろいろ考えてるし、氏の持論に噛み付く部分があっても、それこそ至極当然のことだと、大きく構えるべき。
とにかくもっともっと多くの人間によって検証されるべき意味を持っている、ということは、一度でもコラム読んでるような人間は感じることでは?
いいや徹頭徹尾アンチだぜ、太田は売国奴だぜいう判断の人もまたその「売国ぶり」を吹聴して接点ゼロの人間をおおいに巻き込んでもらいたい。
信者はおおいに布教すればいい。
属国の防衛革命の出だしじゃないが、政治意識が完全にゼロでもない限り、まともな知能があれば属国状態だ、なんてことは国民には薄々わかってくることだ。
足りないのはその思いを紡ぎ出すための言葉の語彙であって、個人間でそのストックに格差がありすぎるのが現在日本の最大の問題なわけだ。
昔も今も力量不足の、最後の護送船団たるマスコミ。
その現体制が早期に崩壊することを願ってやまない。
<αακκ>(同上)
残念だがそこまでする価値はない
<ακκα>(同上)
属国とか日本が自立してないとか、太田さんが語ってることを自分の周りの人たちに説明してもほとんど食いついてくれないんだなあ。
憲法九条廃止とか自衛隊を軍隊にとかをちょっとでも出すと、とたんに右翼扱いされて拒絶されるし。
戦争する可能性が増えるくらいなら属国でいるほうが全然マシとか。
<ΛΛΑΑ>(同上)
民主になると本当に北京政府の属国になるの?
なら自民のワシントン連邦政府の属国のがいい。
ペンタゴンは対等を望んでいるのかもしれんが・・・
<ΛΑΛΑ>(同上)
一般人(海外赴任したとしても)が、属国であることを蔑まれる機会なんて無いからちゃう?
肩身の狭い思いをするのは外務・防衛官僚ぐらいか?
ただし太田以外は気づかなかった、見なかったことにしようと、自分に言い聞かせているようだけど。
なぜ属国じゃいかんか? 属国のままでいいじゃん!的開き直りを、理論的に論駁する能力は俺にはないなー。
属国であることは恥ずかしい、なんて当たり前すぎて、吉田茂の言葉で充分だと思うけど、これでも、自衛隊はいらないなどと開き直る人は納得してくれないだろうねえ。悩ましい問題ですわ。
「立派な独立国、しかも経済的にも、技術的にも、はたまた学問的にも、世界の一流に伍するに至った独立国日本が、自己防衛の面において、いつまでも他国依存の改まらないことは、いわば国家として片輪の状態にあるといってよい。国際外交の面においても、決して尊重される所以ではないのである。」 by 吉田茂
<ΛΑΑΛ>(同上)
<ακκαと>反応が同じすぎて笑うしかない。
でも最後が少しちがうかな
日本は世界でもまれな歴史と文化を誇る「平和」国家だ!
独立国家だ!属国なんぞではない!世界第二位の経済大国だぞ!(キリッ)
属国という言葉に激しく反応する。
そのくせ外国軍の駐留が所与の条件と信じて疑わない。
米が落ちぶれたら中国と組むそうな。
中国軍の駐留はOKとか
ノーモアヒバクシャ(笑)NHKのおかげで中国の核のことも知らない。
え?日本が援助してるくらいだから核なんか持って無いでしょ?
いや持ってるしこっちにむけんな、っていう状況なんだが。
<太田>
ακακ、ΛΛΑΑ両クンよ。
自分達が選んだわけではないリーダー達によって支配されていた、蒋一家支配下の台湾も、軍事独裁制の下の韓国も、それから金王朝初期の北朝鮮も、経済は順調だったわさ。
戦前の日本帝国のリーダー達がしっかりした内地統治だけでなく、外地統治もやってたおかげで、戦前から始まった高度経済成長が日本でも上記3カ国(地域)でも、基本的にそのまま続いたってわけ。
にもかかわらず、命を的にするような努力を重ねて台湾や韓国の国民は自由民主主義化を勝ち取ったんだけど、キミらは、彼等のやったことも冷笑するんだろうね。
それができなかった北朝鮮の現状と台湾ないし韓国の現状を比べるだけでも、彼等のやったことは無駄ではなかったということになりそうだが、そもそも目先の功利だけでこういう問題を考えちゃダメなんよ。
米国の黒人奴隷達だって、奴隷所有者にとっては貴重な商品(財産)だったから死なないように、健康であるように大切にされたさ。衣食住を保証されてね。
だけど、奴隷には、表現、職業選択、移動、結婚、子育て等の基本的な自由が認められていなかった。彼等は、奴隷主に生殺与奪の権利を握られてたってことよ。
キミらは、さしずめ自分らが黒人奴隷だった場合、自由を得たいと願う仲間達に向かって、「飯が腹いっぱい食えてるんだ。 お前の言う奴隷解放を実現してどうするんだ」って嘲るんだろうね。
キミら、養鶏所の鶏の境遇がご志望のようだから、この際、人間やめちゃえば?
両クン以外の諸君、あきらめずに頑張ろうじゃないか。
記事の紹介です。
パキスタンのタリバンの総帥がCIAの無人機が発射したミサイルで殺されました。↓
・・・ Last Tuesday night・・・a pair of Hellfire missiles slammed through the roof, fired from a CIA-operated drone hovering in the inky sky. The Taliban commander・・・Baitullah Mehsud・・・39・・・, his <second> wife, brother and several bodyguards perished・・・
A border warrior turned high priest of suicide bombers, Mehsud was more notorious in Pakistan than Osama bin Laden and as feared as the Iraqi insurgent Abu Musab al Zarqawi, who was killed two years ago.・・・
http://www.guardian.co.uk/world/2009/aug/07/taliban-leader-baitullah-mehsud-killed
だからといって、これがパキスタンでの対タリバン戦の決定的転機になるとは考えられない、という脱帽ものの記事が、同じガーディアン紙に出ていました。↓
できれば、原文全体をぜひお読みいただきたい。
Behind the rise of Baitullah Mehsud in Pakistan lie factors that are not going to be resolved by a missile fired from a drone.
Firstly, there is the fusion of Pashtun tribal identity with a radical Islamic identity. The latter has only ever really thrived when grafted onto a sense of local belonging. ・・・
Secondly, there is the marginalisation of the FATA<・・・the Federally Administered Tribal Agencies or Areas・・・>'s population of four million within Pakistan. ・・・
Thirdly, this marginalisation is reflected within the society of the North-West frontier too. The militants are often men who would normally be consigned to the edges of a tribe in terms of status, wealth and power. ・・・
Finally, over the last three decades something that could be termed the "Deobandi complex" has emerged in the broad spread of land between the Indus and the central Afghan highlands. It is not a state but has virtually every other attribute of statehood short of printing stamps and money.・・・
Put all this together and it is fairly clear that drones may tackle symptoms but not causes. It is also clear <that> another Mehsud may well emerge soon.
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2009/aug/07/taliban-pakistan-baitullah-mehsud
これを、米タイム誌の、できの悪い記事↓と比べてご覧。
http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1915214,00.html
比べる相手がイギリスの一流紙じゃ、かわいそうだったかもしれませんが、私が常日頃から言っているところの、イギリスのジャーナリズムの質の高さが実感できるってもんです。
ただし、米国のタイム並のジャーナリズムだって、日本の主要紙が束になってかかったってかないませんがね。
最後に、一人題名のない音楽会です。
ご存じの方も多いと思いますが、我が国が誇る世界的クラシックギタリストの村治佳織(Kaori Muraji。1978年〜)をご紹介しましょう。
美しい人でもあります。
私は、歌唱の伴奏楽器としてはともかく、楽器としてのギターは余り評価していないのですが・・。
とにかく、彼女による「アランフェス協奏曲」から始めましょう。↓
http://www.youtube.com/watch?v=zGT83feJTQI&feature=related
既に登場したバイオリニストの川井郁子(コラム#3428)による同じ曲の演奏
http://www.youtube.com/watch?v=v31HBl2wzNc&feature=related
の方が華麗だったと思いませんか?
この曲をこのお二方が合奏しているビデオも、よろしければご視聴下さい。↓
http://www.youtube.com/watch?v=M24InNcejgg&feature=related&fmt=22
次は村治によるフランシスコ・タレガ(Francisco Tarrega)の「アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)」です。↓
http://www.youtube.com/watch?v=64S1Pwor5lM&feature=related
もっとも、ギターでの演奏が一番あっている曲ってのも探せばあるもんです。
グラナドス(Enrique Granados)の「スペイン舞曲第5番(Spanish Dances No.5)・・アンダルシア」(アスピアス編曲)をお聴きください↓。もう一人のギタリストによる伴奏付です。
http://www.youtube.com/watch?v=vWL9WnETfXY&feature=related
この曲の、他の楽器による(ユーチューブにアップされていた)演奏の中で、どうにか聴くに堪えたのが次の二つです。
実はこの曲、もともとはピアノ曲として作曲されたところ、原曲のClaudio Carboによるピアノ演奏をどうぞ。↓ 当然、伴奏なしです。
http://www.youtube.com/watch?v=VgnLxA0-_nE&feature=related
次いでJacques Thibaud によるバイオリン演奏もどうぞ。(ピアノ伴奏付。クライスラー編曲です。)↓
http://www.youtube.com/watch?v=avSS-hIl1XY
いかがでしたか。
この曲に関しては、ギターでの演奏の方がよかったでしょう。
皆さんも、ギターの方があうクラシック曲をご存じでしたらお教え下さい。
(→明日詳しく書くけど、最も典型的なのが、上の方で登場した「アルハンブラの思い出」です。)
クラシックの最後に、再び彼女の演奏で、「ど」クラシックの「バッハ 主よ、人の望みの喜びよ」をどうぞ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=yPTyNv2ivzg&feature=related
これから先は、彼女によるポピュラー曲の演奏です。
「イエスタデイ」
http://www.youtube.com/watch?v=iq2LyGmacYE&feature=related
「オーバー・ザ・レインボウ(Over the Rainbow)」
http://www.youtube.com/watch?v=N-qOs8m6DPg&fmt=22
「早春賦」
http://jp.youtube.com/watch?v=9jYDtBgJ6PQ&feature=related
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太田述正コラム#3449(2009.8.8)
<アテネ・海軍・民主主義(その1)>
→非公開
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