太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/
太田述正コラム#3025(2009.1.10)
<皆さんとディスカッション(続x363)>
<michisuzu>
≫パレスチナ人が、紛争による解決以外の道を、考え始めてくれるようになるのを、期待するしかないのでしょうね。≪(コラム#3023。マソン)
人類は争いの為に宗教を道具にしてしまいましたね。
宗教が有史以来救った人と殺した人を比べたら(比べることは不可能なのを承知で敢えて)私の直感による独断と偏見では多分殺されたり自殺したりした人の数が多い気がしますね。
特に教義や戒律の厳しい宗教ほど比例しているように思いますが?
私の直感が間違っていることを期待しながら人類が滅ぶ日は確実に近づいているように思います。
博識強記の太田さまに一度その辺りの認識をお聞かせ頂きたいものですね。
<太田>
「私の直感・・・」までは、おおむねそのとおりなんだけど、生きている宗教の敬虔な信者は、たくさん子孫を残す傾向があります。
http://www.atimes.com/atimes/Front_Page/KA06Aa01.html
(1月6日アクセス)
ローマにキリスト教が瞬く間に広がったのは、そのためでもあります(典拠省略)し、パレスティナ紛争の根幹には、世俗化しつつあるイスラエル人と宗教原理主義化しつつあるパレスティナ人との間に、出生率、ひいては人口増加率に顕著な差がある(コラム#3004(未公開))、という問題があります。
結局、「教義や戒律の厳しい宗教が」隆盛になればなるほど人類もまた、「生めよ増やせよ、地に満てよ」というわけで、隆盛を極めることになります。
「人類が滅ぶ」とすれば、少数派に転落した世俗主義者達と多数派の宗教原理主義者達とが核戦争でもおっぱじめた場合でしょうね。
それにしても、michisuzuちゃん、いくら3連休前夜とはいえ、午前4時38分に投稿してくるなんて、一体どうしたの?
<志士>
謹啓、いつも太田様の素晴らしいブログを心待ちにするファンの一人です。
日本が国家としてベストの舵取りをするためにも、日本の権力層がかつての安岡正篤氏がそうだった様に太田様を師匠として心服しその指南により政策を長期着実に実行する巨匠として活躍される時代が来ることを期待します。感謝再拝
<豊丘時竹>(2008.10.28)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081028/1225139121)
太田述正氏の「政権交代が日本をよくする」、という説は分かりやすいし説得力もあると思う。しかし、民主党には旧社会党の代議士も多く、民主党政権下で地方参政権な どが、通ってしまうのではなかろうか。それが心配で、選ぶ気がしない。
<Jin and Tonic>(2008.11.6)(http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2008/06/post_2e3e.html)
--オバマにカーターの陰--
Wiki<を見ると、> ジミー・カーター
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
<は、>在任中より退任後のほうが活躍している感もあるが、こんな見方もある。
コラム#68「カーター元米大統領の評価」
http://blog.ohtan.net/archives/50955767.html
「・・・しかし、1979年のソ連のアフガニスタン侵攻以前にひそかにデタントに見切りをつけ、大軍拡に着手したのはカーター政権でしたし、日本に防衛努力の強化を久方ぶりに要請しだけでなく、集団的自衛権の行使を強く促したのもカーター政権でした(コラム#30参照)。
また、最近、ソ連のアフガニスタン侵攻の六ヶ月近くも前にカーター政権がアフガニスタンでムジャヒディーン達に親ソ政権打倒を目的としたジハード(聖戦)を始めさせていたことが明らかにされました。
更にカーター政権が初めて、敵性を帯びた国がペルシャ湾地域を支配するために行ういかなる動きに対しても米国の枢要な利益への攻撃とみなし軍事力を含むあ らゆる手段で反撃する、とのいわゆるカータードクトリンを打ち出したことも忘れてはなりません。カーター大統領は、このドクトリンに基づき、緊急展開部隊 (Rapid Deployment Force)を創設しました。この政策は、それ以降のすべての米大統領によって踏襲されてきています・・・」
そんなわけでカーターは予防保全な考え方をする人の模様。
カーター政権の副大統領モンデール氏は、確か駐日本大使にもなっていたはず。
カーター人脈はそれほど悪くなさそうだ。
<太田>
日本では、どういうわけか、共和党(対日)善玉論・民主党(対日)悪玉論がはびこっています。注意しましょう(コラム#2428、2431、2471参照)。
<豊丘時竹>(2008.11.15)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081115/1226749593)
先輩に戦前のお話を聞いた。勝ち戦であっただけに、ひどいことをした、という太田述正氏の述べられたことに近い話であった。
反日については、江沢民時代の反日教育世代が実権を握った時代になったら、恐ろしい、ということに近いお話であっ た。
中国がなぜ攻めてくるの? というのは、日本語教師養成学校でも聞いた<がどうやら間違った認識だったようだ>。
中国に対する日本軍の残虐が事実だとすれば、これから何を根拠にブログをやっていくか。<これまで私は、>中国軍が最初に仕掛けてきたと私は考えていた<のに>。
<太田>
「最初に仕掛けてきた」のは、日本の支那での権益を剥奪しようと目論んだ中国国民党(『防衛庁再生宣言』第9章)であり、また、日華事変を「最初に仕掛けてきた」のも、北京に展開していた中国国民党軍であった(コラム#36)、という認識で間違いないですよ。
<豊丘時竹>(2008.12.4)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081204/1228384944)
太田述正氏 がメルマガ<(コラム#2950)>中で、小沢一郎を、政治ゴロに毛のはえた程度の人、といった内容の評価をしていた。
いかにもぴったりだと思った。
私と誕生年月日が全く同じ政治家である。
一時期、ひそかに応援していたので、残念にも思うが、やむを得ないことである。
<豊丘時竹>(2008.12.11)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081211/1229003549)
兵頭二十八氏と太田述正氏 との考え方に差はあるのか。
手順はどうするつもりなのか。
お二人とも読者のわれわれを恫喝しない。そこがすばらしい。しかしどういう手順で安全を確保するかは、私には読み取れていない。
太田氏のさしあたっての提案は、民主党に投票せよということである。私はそう理解している。
<豊丘時竹>(2008.12.16)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081216/1229382160)
リチャード・クー氏は次のように結論している。「日本にも優秀な政治家は多数いるが、海外に日本の経験を自身の言葉で、そして英語で話せる政治家はそう多くない。麻生首相は日本が世界を正しい方向へ導くためには不可欠な人物なのだ。字を読み違えたくらいで、政権をつぶしてしまえという今のマスコミ世論は正気の沙汰ではない」
すばらしい総理ではないか。
太田述正氏は、総理を吉田ドクトリン信奉者と確か断じていたが、よしんばそうであれ、ブッシュらを英語で自分の言葉で説得する総理なんて、なんてかっこいいんだ。マスコミが負けるのではないか。
<太田>
英語ができないよりはできた方がいいのは当然ですが、すべては麻生首相のリーダーシップと政策にかかっています。
しかし、給付金に関する対応
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2009010902000127.html
(1月9日アクセス)
や、いわゆる「渡り」に関する対応
http://www.asahi.com/politics/update/0109/TKY200901090011.html
(同上)
を見る限り、もはや度し難いのではないでしょうか。
<enchou>(2008.12.26)(http://d.hatena.ne.jp/enchou/20081226/)
たった一人の反乱、太田述正の本が出たので買った。
未だウォッチし続けてるくらいになんか面白い。
女の子のコメントに超ビンカンなところとか。
<太田>
バレたか。
<豊丘時竹>(2008.12.27)(http://k.hatena.ne.jp/keywordblog/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%BF%B0%E6%AD%A3)
ちょっと古くなったが、「週刊新潮」08/12/25号の『変見自在』で、科挙の制(公務員試験)が役人をして民を苛めさせる制度であると説いている。
公務員試験の弊害は、兵頭二十八氏も説いていて、局長級から上の役人は理由をつけずに大臣が首にできるようにせよ、と述べている。二人は、役人そのものを悪と見ているように私には思われる。
太田述正氏は二人と少し違うようだ。議員、とりわけ自民党の議員が悪いと主張していて、民主党に投票せよという。『属国の防衛革命』53ページにこんな一文がある。全文引用する。
「つまり、自由民主党政権が、談合や、官製談合や、官製談合の背景にある官僚の天下りに対して、根本的なメスを入れるはずがないと思わなければならない」
太田氏の民主党に勝たせよという主張に説得力があるように今は感じている。
<太田>
民主党に対するお考えを軌道修正していただいたようで、何よりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
太田述正コラム#3026(2009.1.10)
<イスラエルのガザ攻撃(続x8)>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x363)>
<michisuzu>
≫パレスチナ人が、紛争による解決以外の道を、考え始めてくれるようになるのを、期待するしかないのでしょうね。≪(コラム#3023。マソン)
人類は争いの為に宗教を道具にしてしまいましたね。
宗教が有史以来救った人と殺した人を比べたら(比べることは不可能なのを承知で敢えて)私の直感による独断と偏見では多分殺されたり自殺したりした人の数が多い気がしますね。
特に教義や戒律の厳しい宗教ほど比例しているように思いますが?
私の直感が間違っていることを期待しながら人類が滅ぶ日は確実に近づいているように思います。
博識強記の太田さまに一度その辺りの認識をお聞かせ頂きたいものですね。
<太田>
「私の直感・・・」までは、おおむねそのとおりなんだけど、生きている宗教の敬虔な信者は、たくさん子孫を残す傾向があります。
http://www.atimes.com/atimes/Front_Page/KA06Aa01.html
(1月6日アクセス)
ローマにキリスト教が瞬く間に広がったのは、そのためでもあります(典拠省略)し、パレスティナ紛争の根幹には、世俗化しつつあるイスラエル人と宗教原理主義化しつつあるパレスティナ人との間に、出生率、ひいては人口増加率に顕著な差がある(コラム#3004(未公開))、という問題があります。
結局、「教義や戒律の厳しい宗教が」隆盛になればなるほど人類もまた、「生めよ増やせよ、地に満てよ」というわけで、隆盛を極めることになります。
「人類が滅ぶ」とすれば、少数派に転落した世俗主義者達と多数派の宗教原理主義者達とが核戦争でもおっぱじめた場合でしょうね。
それにしても、michisuzuちゃん、いくら3連休前夜とはいえ、午前4時38分に投稿してくるなんて、一体どうしたの?
<志士>
謹啓、いつも太田様の素晴らしいブログを心待ちにするファンの一人です。
日本が国家としてベストの舵取りをするためにも、日本の権力層がかつての安岡正篤氏がそうだった様に太田様を師匠として心服しその指南により政策を長期着実に実行する巨匠として活躍される時代が来ることを期待します。感謝再拝
<豊丘時竹>(2008.10.28)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081028/1225139121)
太田述正氏の「政権交代が日本をよくする」、という説は分かりやすいし説得力もあると思う。しかし、民主党には旧社会党の代議士も多く、民主党政権下で地方参政権な どが、通ってしまうのではなかろうか。それが心配で、選ぶ気がしない。
<Jin and Tonic>(2008.11.6)(http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2008/06/post_2e3e.html)
--オバマにカーターの陰--
Wiki<を見ると、> ジミー・カーター
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
<は、>在任中より退任後のほうが活躍している感もあるが、こんな見方もある。
コラム#68「カーター元米大統領の評価」
http://blog.ohtan.net/archives/50955767.html
「・・・しかし、1979年のソ連のアフガニスタン侵攻以前にひそかにデタントに見切りをつけ、大軍拡に着手したのはカーター政権でしたし、日本に防衛努力の強化を久方ぶりに要請しだけでなく、集団的自衛権の行使を強く促したのもカーター政権でした(コラム#30参照)。
また、最近、ソ連のアフガニスタン侵攻の六ヶ月近くも前にカーター政権がアフガニスタンでムジャヒディーン達に親ソ政権打倒を目的としたジハード(聖戦)を始めさせていたことが明らかにされました。
更にカーター政権が初めて、敵性を帯びた国がペルシャ湾地域を支配するために行ういかなる動きに対しても米国の枢要な利益への攻撃とみなし軍事力を含むあ らゆる手段で反撃する、とのいわゆるカータードクトリンを打ち出したことも忘れてはなりません。カーター大統領は、このドクトリンに基づき、緊急展開部隊 (Rapid Deployment Force)を創設しました。この政策は、それ以降のすべての米大統領によって踏襲されてきています・・・」
そんなわけでカーターは予防保全な考え方をする人の模様。
カーター政権の副大統領モンデール氏は、確か駐日本大使にもなっていたはず。
カーター人脈はそれほど悪くなさそうだ。
<太田>
日本では、どういうわけか、共和党(対日)善玉論・民主党(対日)悪玉論がはびこっています。注意しましょう(コラム#2428、2431、2471参照)。
<豊丘時竹>(2008.11.15)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081115/1226749593)
先輩に戦前のお話を聞いた。勝ち戦であっただけに、ひどいことをした、という太田述正氏の述べられたことに近い話であった。
反日については、江沢民時代の反日教育世代が実権を握った時代になったら、恐ろしい、ということに近いお話であっ た。
中国がなぜ攻めてくるの? というのは、日本語教師養成学校でも聞いた<がどうやら間違った認識だったようだ>。
中国に対する日本軍の残虐が事実だとすれば、これから何を根拠にブログをやっていくか。<これまで私は、>中国軍が最初に仕掛けてきたと私は考えていた<のに>。
<太田>
「最初に仕掛けてきた」のは、日本の支那での権益を剥奪しようと目論んだ中国国民党(『防衛庁再生宣言』第9章)であり、また、日華事変を「最初に仕掛けてきた」のも、北京に展開していた中国国民党軍であった(コラム#36)、という認識で間違いないですよ。
<豊丘時竹>(2008.12.4)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081204/1228384944)
太田述正氏 がメルマガ<(コラム#2950)>中で、小沢一郎を、政治ゴロに毛のはえた程度の人、といった内容の評価をしていた。
いかにもぴったりだと思った。
私と誕生年月日が全く同じ政治家である。
一時期、ひそかに応援していたので、残念にも思うが、やむを得ないことである。
<豊丘時竹>(2008.12.11)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081211/1229003549)
兵頭二十八氏と太田述正氏 との考え方に差はあるのか。
手順はどうするつもりなのか。
お二人とも読者のわれわれを恫喝しない。そこがすばらしい。しかしどういう手順で安全を確保するかは、私には読み取れていない。
太田氏のさしあたっての提案は、民主党に投票せよということである。私はそう理解している。
<豊丘時竹>(2008.12.16)(http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081216/1229382160)
リチャード・クー氏は次のように結論している。「日本にも優秀な政治家は多数いるが、海外に日本の経験を自身の言葉で、そして英語で話せる政治家はそう多くない。麻生首相は日本が世界を正しい方向へ導くためには不可欠な人物なのだ。字を読み違えたくらいで、政権をつぶしてしまえという今のマスコミ世論は正気の沙汰ではない」
すばらしい総理ではないか。
太田述正氏は、総理を吉田ドクトリン信奉者と確か断じていたが、よしんばそうであれ、ブッシュらを英語で自分の言葉で説得する総理なんて、なんてかっこいいんだ。マスコミが負けるのではないか。
<太田>
英語ができないよりはできた方がいいのは当然ですが、すべては麻生首相のリーダーシップと政策にかかっています。
しかし、給付金に関する対応
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2009010902000127.html
(1月9日アクセス)
や、いわゆる「渡り」に関する対応
http://www.asahi.com/politics/update/0109/TKY200901090011.html
(同上)
を見る限り、もはや度し難いのではないでしょうか。
<enchou>(2008.12.26)(http://d.hatena.ne.jp/enchou/20081226/)
たった一人の反乱、太田述正の本が出たので買った。
未だウォッチし続けてるくらいになんか面白い。
女の子のコメントに超ビンカンなところとか。
<太田>
バレたか。
<豊丘時竹>(2008.12.27)(http://k.hatena.ne.jp/keywordblog/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%BF%B0%E6%AD%A3)
ちょっと古くなったが、「週刊新潮」08/12/25号の『変見自在』で、科挙の制(公務員試験)が役人をして民を苛めさせる制度であると説いている。
公務員試験の弊害は、兵頭二十八氏も説いていて、局長級から上の役人は理由をつけずに大臣が首にできるようにせよ、と述べている。二人は、役人そのものを悪と見ているように私には思われる。
太田述正氏は二人と少し違うようだ。議員、とりわけ自民党の議員が悪いと主張していて、民主党に投票せよという。『属国の防衛革命』53ページにこんな一文がある。全文引用する。
「つまり、自由民主党政権が、談合や、官製談合や、官製談合の背景にある官僚の天下りに対して、根本的なメスを入れるはずがないと思わなければならない」
太田氏の民主党に勝たせよという主張に説得力があるように今は感じている。
<太田>
民主党に対するお考えを軌道修正していただいたようで、何よりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
太田述正コラム#3026(2009.1.10)
<イスラエルのガザ攻撃(続x8)>
→非公開
太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/