太田述正ブログは移転しました 。
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www.ohtan.net/blog/
太田述正コラム#2946(2008.12.1)
<皆さんとディスカッション(続x323)>
<ばんぷ>
お気づきかもしれませんが、田母神さん@たかじん〜がアップされました。
ご感想をお聞かせ頂ければと思います。
http://takajintv.blog101.fc2.com/blog-entry-66.html
<太田>
勘弁して下さい。
「・・・アパグループ<の>・・・元谷代表は当初から田母神氏の論文と知り得る立場で審査に加わり、メンバーで唯一最高点を与えていた。田母神論文を含む3作品が同点で並ぶと、元谷代表は田母神論文を推していたという。・・・委員の一人、花岡信昭氏によると、審査の後、元谷代表が審査前から田母神氏の論文応募を知っていたことを明かしたという。元谷代表は審査委員に名を連ねておらず、アパ側は元谷代表が採点に加わっていた事実をこれまで公表していない。山本秀一氏は「元谷代表が、他の委員が高く評価した論文をおしなべて低く評価したことに不自然さを感じた」と話す。一覧表では、田母神論文と大学生、近代史研究家の論文が合計点数で同点に並んでいた。元谷代表の提案で大学生の論文をまず優秀賞に落とし、残った2作品のうち、元谷代表が田母神論文を推した。「異存ありませんか」と元谷代表が各委員に確認したが、反対意見は出なかったという。小松崎和夫氏は「今思えば、元谷代表は初めから田母神氏の応募を知っていたのだから、トップにしようと思えばできたはずだ」と話す。山本氏は「田母神氏に賞金を贈るための懸賞論文と見られても仕方がない」と語る。・・・」
http://www.asahi.com/national/update/1201/OSK200811300062.html
田母神氏は恥を知るべきです。そして、申し訳ないが松島氏と川村氏(後出)もね。
彼らは、いつまで本件でマスコミへの露出を続けるつもりなのでしょうか。
<VincentVega>
先週ファンさんが書いていた、田母神さん登場の「たかじんの〜」がさっそくユーチューブにあがっていたので観ました。
http://jp.youtube.com/watch?v=LimSaXq1VQY
チャンネル桜で太田さんと討論していた松島さんと川村さんも登場して相変わらず同じような主張で共同戦線を張っていますね。
しかし右と左の言い合いはいつまでも話が平行線で物足りなく感じるので、太田さんがあいだに割り込んでほしいところです。
<太田>
ユーチューブ見るのはやめて、
http://takajintv.blog101.fc2.com/blog-entry-66.html
を斜め読みしました。
a:左派でまともな人ってたとえば誰? 見たことないぞ。
b:あれ<(原和美)>よりましなのはいるだろう。いなかったら辻本でも呼べよ。もうちょっとまともな反論するだろう。共産党の誰かでもいいよ。ちょっとあれはひどすぎるよ。左派がかわいそうだw。・・・
c:福島瑞穂に出演のオファーを出したら最初は受けたのに、すぐ後にドタキャンして結局番組出演はなしになった。辛抱が暴露してたよ^^
・・・
d:IQが100に満たないネトウヨ
・・・
e:国防だ国防だといいながらそれを食い物にしている輩が多勢居るんだ 防衛族? こいつらは国賊だぜ
→「左」と「右」がディベートできないわけですな。
私が「左」の人とウマが合う理由もお分かりいただけるのでは。
もうじき辻元さんと私との対談が雑誌に載るので、お読みあれ。
f:太田述正などは冷戦期のソ連でも日本への侵略の可能性はなかったと言ってる。
と私への言及がなされていたのにはニンマリ。
この際一言。
これまで、私の話を聞いてそれを記事にした場合、私が手を入れなきゃ支離滅裂な内容になっちゃうことが多いのですな。
これはジャーナリスト、ライター、編集者の皆さんがどれだけ優秀であろうと、安全保障、とりわけ日本の安全保障の基本の基本について余りにも無知だからです。
一体どうしたらいいんでしょうね。
<qqq>(http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1196337365/l50x)
太田の話は最期までじっくり聞くとなかなか面白いことを言ってるけど、ではどう行動するかになるととんちんかんになることが多い。
西部邁なんかと同じで性根左翼のちょっと変わったことを言う人ってのがせいぜいじゃないかな。
だけど西部にしても太田にしても局面局面ではとても鋭いことを言ってるから、ときどきマスコミに登場してマジックで魅せて欲しい
<太田>
マジック、マジックとおっしゃるが、口幅ったいけど、私は現在のあなた方の醜い姿を鏡に映して見せてあげているだけすよ。
あなた方こそ、まともな日本人へと回帰する変身譚の主人公になれるし、なって欲しい。
期待しています。
<moshika>
<コラム#2942でのディスチミアと雅子様への言及について。>
皇室問題を取り扱った「朝生」(2008/8/29)で精神科医の斎藤環氏が、雅子様の病状を「ディスチミア親和型うつなのでは」とおっしゃっていました。
「私はディスチミア親和型うつ病という診断の方がより適切ではないかと考えています。適応障害は一番浅いレベルの病理。重篤な診断名を避けるために政治的判断でつけられた大変巧妙な診断名だと思います」(斎藤)
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/tokusyuu/news/20081125-151928.html
適応障害は「症状はストレス因子が消失すれば数か月程度の期間をおいて消失することが多い」のであり、ディスチミア親和型うつは「置かれた場・環境の変化で急速に改善することがある」ものの、「部分的効果にとどまる(病み終えない)」のならば、環境=皇室から離れ続ける理由になってしまうのでは。
http://slackerscript.blog18.fc2.com/blog-entry-86.html
朝生) http://blog.livedoor.jp/fanny_valentine/archives/51121346.html
<太田>
お示しの
http://slackerscript.blog18.fc2.com/blog-entry-86.html
を読んでの感想です。
「朝まで生テレビの中で、斉藤環がディスチミア親和型うつ病を"不真面目なうつ"、例えば、「仕事は出来ないけど遊びは出来る」、「公務は出来ないけどフランス料理を食べにいくなら何時間でもいい」、と説明した。」
→皇太子妃、そして皇后としての公務が果たせないのなら、公務復帰は諦めるのも一つの方策ですね。問題は国民の多数がそれで納得するかですが・・。だけど、現状においては愛子様のご養育だって雅子様のご公務であるという面もあるのでは? となると、女性天皇を可能にするような皇室典範の改正は行わないと閣議決定でもしてさしあげる必要がある、ということにもなりそうですね。(太田)
「衆人環視の状況に置かれて、普通でいられる人の方が珍しいのではないか?と思う。」
→美智子様が大変なご苦労をされてそれを克服された、というより、それをだましだまし公務を続けて来られただけに、国民の雅子様を見る目が厳しい、ということなのでしょう。雅子様が皇居に行きたがらない(=美智子様に会いたがらない)気持ち分かるなあ。(太田)
「精神疾患というと、なんだか根性論・精神論をもちだす人がいるので腹が立つ。がんになった人に、がんになったのはお前が悪い、という人はそうはいないのに、心の健康を害した人に対しては、甘えている、サボっている、やる気が無い、と言う。」
→それはその通りなのですが、どうしても国民の多数は美智子様と比較してしまうのでしょうね。
私が関心があるのは、どうして雅子様がこうなっちゃったかです。
事前に徹底的に調べただろうから、遺伝的要因は考えにくい。
となると、雅子様の養育環境に問題があった可能性が大です。
「ディスチミアの根本的な原因<は>「幼少時から親に過保護に育てられ、自分らしさを抑圧されてきた『いい子』の自己コミュニケーション障害」
http://sankei.jp.msn.com/life/body/081129/bdy0811290748000-n1.htm
だそうですよ(コラム#2374参照)。(太田)
話変わりますが、躁鬱病への処方薬を使いすぎて症状を悪化させてしまうケースが多いんだそうです。
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2008/11/30/2003429929
(11月30日アクセス)
「知人」との出会い以来、心の病についての記事が出るとつい読んでしまいます。
<ファン>
さっき近所に最近できた本屋さん、明屋書店にいったら、太田さんの『実名告発 防衛省』が本棚に2冊あった。山口のど田舎にも、太田さんの本あるんだねえ・・・。amazonで注文する手間が省けた。
<太田>
それはそれは心強い。
ご購入ありがとうございます。
だけど、『実名告発 防衛省』は、いわば撒き餌であり、本当はその先の話にこそ皆さんに関心を持って欲しいってことを分かってくださいね。
「NHK「篤姫」視聴率、自己最高の29.2%、フィギュアも20%突破・・・週末夜のドラマ、スポーツ番組で、NHKが民放を圧倒した。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/081201/med0812011019000-n1.htm
私も、「篤姫」と真央ちゃんが出たフィギュア見たよ。ただし、NHKハイビジョンでだけど。私だってミーハーなんです。
「・・・母子家庭が貧困に陥りやすいこと(日本のひとり親家庭の貧困率 は主要先進国で一番である)、そしてワーキングプア(低所得で過酷な労働の状況)であることが、母親の精神的な健康を悪化させ、また子どもへの虐待に結び付いている。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20081128/178627/
そりゃそうかもしれないけど、父子家庭が少なすぎること、つまり親権を母親に与えるのが当然という社会通念、そしてこの社会通念を踏まえた裁判所の調停や判決の際の逆男女差別的な方針がそもそも問題じゃないかい?
・・・麻生内閣の支持率は31%となり、10月末の前回調査に比べて17ポイント低下した。不支持率は19ポイント上昇し62%となり、初めて支持と不支持が逆転した。・・・政党支持率は自民党が前回から2ポイント低下し39%、民主が1ポイント低下し30%となり両党ともほぼ横ばいだった。自民支持率は6月以来、民主を上回っている。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081201AT3S3000K30112008.html
・・・「衆院選後の首相にふさわしい人」を尋ねたところ、麻生首相は17%で前回の36%から急落したが、民主党の小沢一郎代表は前回からわずか1ポイント上昇の17%にとどまった。最も多いのは「麻生首相と小沢氏のどちらでもない」の60%だった。・・・
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081201AT3S3000S30112008.html
小沢氏を代表に選んだ民主党議員達と麻生氏を総裁に選んだ自民党議員達は、いずれも明々白々な自傷行為に及んだのであり、一種心の病に罹っていると言ってよいでしょう。
こりゃ雅子様の心の病よりかよっぽど深刻な問題ですよ。
こんな議員連中を選んだのはあなた方有権者ですぞ。
ま、そうは言っても、何度も繰り返しているように、日本が米国の属国として厳しい世界情勢から隔離され保護されているため、国民の政治家への期待度が低く、碌な人物が政治家を目指さない、ということなんだけどね。
今日の「ディスカッション」は、ミーハーっぽくまとめました。
いかにも、フツーのブログっぽくなったかもね。
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太田述正コラム#2947(2008.12.1)
<スタンフォード留学と私>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x323)>
<ばんぷ>
お気づきかもしれませんが、田母神さん@たかじん〜がアップされました。
ご感想をお聞かせ頂ければと思います。
http://takajintv.blog101.fc2.com/blog-entry-66.html
<太田>
勘弁して下さい。
「・・・アパグループ<の>・・・元谷代表は当初から田母神氏の論文と知り得る立場で審査に加わり、メンバーで唯一最高点を与えていた。田母神論文を含む3作品が同点で並ぶと、元谷代表は田母神論文を推していたという。・・・委員の一人、花岡信昭氏によると、審査の後、元谷代表が審査前から田母神氏の論文応募を知っていたことを明かしたという。元谷代表は審査委員に名を連ねておらず、アパ側は元谷代表が採点に加わっていた事実をこれまで公表していない。山本秀一氏は「元谷代表が、他の委員が高く評価した論文をおしなべて低く評価したことに不自然さを感じた」と話す。一覧表では、田母神論文と大学生、近代史研究家の論文が合計点数で同点に並んでいた。元谷代表の提案で大学生の論文をまず優秀賞に落とし、残った2作品のうち、元谷代表が田母神論文を推した。「異存ありませんか」と元谷代表が各委員に確認したが、反対意見は出なかったという。小松崎和夫氏は「今思えば、元谷代表は初めから田母神氏の応募を知っていたのだから、トップにしようと思えばできたはずだ」と話す。山本氏は「田母神氏に賞金を贈るための懸賞論文と見られても仕方がない」と語る。・・・」
http://www.asahi.com/national/update/1201/OSK200811300062.html
田母神氏は恥を知るべきです。そして、申し訳ないが松島氏と川村氏(後出)もね。
彼らは、いつまで本件でマスコミへの露出を続けるつもりなのでしょうか。
<VincentVega>
先週ファンさんが書いていた、田母神さん登場の「たかじんの〜」がさっそくユーチューブにあがっていたので観ました。
http://jp.youtube.com/watch?v=LimSaXq1VQY
チャンネル桜で太田さんと討論していた松島さんと川村さんも登場して相変わらず同じような主張で共同戦線を張っていますね。
しかし右と左の言い合いはいつまでも話が平行線で物足りなく感じるので、太田さんがあいだに割り込んでほしいところです。
<太田>
ユーチューブ見るのはやめて、
http://takajintv.blog101.fc2.com/blog-entry-66.html
を斜め読みしました。
a:左派でまともな人ってたとえば誰? 見たことないぞ。
b:あれ<(原和美)>よりましなのはいるだろう。いなかったら辻本でも呼べよ。もうちょっとまともな反論するだろう。共産党の誰かでもいいよ。ちょっとあれはひどすぎるよ。左派がかわいそうだw。・・・
c:福島瑞穂に出演のオファーを出したら最初は受けたのに、すぐ後にドタキャンして結局番組出演はなしになった。辛抱が暴露してたよ^^
・・・
d:IQが100に満たないネトウヨ
・・・
e:国防だ国防だといいながらそれを食い物にしている輩が多勢居るんだ 防衛族? こいつらは国賊だぜ
→「左」と「右」がディベートできないわけですな。
私が「左」の人とウマが合う理由もお分かりいただけるのでは。
もうじき辻元さんと私との対談が雑誌に載るので、お読みあれ。
f:太田述正などは冷戦期のソ連でも日本への侵略の可能性はなかったと言ってる。
と私への言及がなされていたのにはニンマリ。
この際一言。
これまで、私の話を聞いてそれを記事にした場合、私が手を入れなきゃ支離滅裂な内容になっちゃうことが多いのですな。
これはジャーナリスト、ライター、編集者の皆さんがどれだけ優秀であろうと、安全保障、とりわけ日本の安全保障の基本の基本について余りにも無知だからです。
一体どうしたらいいんでしょうね。
<qqq>(http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1196337365/l50x)
太田の話は最期までじっくり聞くとなかなか面白いことを言ってるけど、ではどう行動するかになるととんちんかんになることが多い。
西部邁なんかと同じで性根左翼のちょっと変わったことを言う人ってのがせいぜいじゃないかな。
だけど西部にしても太田にしても局面局面ではとても鋭いことを言ってるから、ときどきマスコミに登場してマジックで魅せて欲しい
<太田>
マジック、マジックとおっしゃるが、口幅ったいけど、私は現在のあなた方の醜い姿を鏡に映して見せてあげているだけすよ。
あなた方こそ、まともな日本人へと回帰する変身譚の主人公になれるし、なって欲しい。
期待しています。
<moshika>
<コラム#2942でのディスチミアと雅子様への言及について。>
皇室問題を取り扱った「朝生」(2008/8/29)で精神科医の斎藤環氏が、雅子様の病状を「ディスチミア親和型うつなのでは」とおっしゃっていました。
「私はディスチミア親和型うつ病という診断の方がより適切ではないかと考えています。適応障害は一番浅いレベルの病理。重篤な診断名を避けるために政治的判断でつけられた大変巧妙な診断名だと思います」(斎藤)
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/tokusyuu/news/20081125-151928.html
適応障害は「症状はストレス因子が消失すれば数か月程度の期間をおいて消失することが多い」のであり、ディスチミア親和型うつは「置かれた場・環境の変化で急速に改善することがある」ものの、「部分的効果にとどまる(病み終えない)」のならば、環境=皇室から離れ続ける理由になってしまうのでは。
http://slackerscript.blog18.fc2.com/blog-entry-86.html
朝生) http://blog.livedoor.jp/fanny_valentine/archives/51121346.html
<太田>
お示しの
http://slackerscript.blog18.fc2.com/blog-entry-86.html
を読んでの感想です。
「朝まで生テレビの中で、斉藤環がディスチミア親和型うつ病を"不真面目なうつ"、例えば、「仕事は出来ないけど遊びは出来る」、「公務は出来ないけどフランス料理を食べにいくなら何時間でもいい」、と説明した。」
→皇太子妃、そして皇后としての公務が果たせないのなら、公務復帰は諦めるのも一つの方策ですね。問題は国民の多数がそれで納得するかですが・・。だけど、現状においては愛子様のご養育だって雅子様のご公務であるという面もあるのでは? となると、女性天皇を可能にするような皇室典範の改正は行わないと閣議決定でもしてさしあげる必要がある、ということにもなりそうですね。(太田)
「衆人環視の状況に置かれて、普通でいられる人の方が珍しいのではないか?と思う。」
→美智子様が大変なご苦労をされてそれを克服された、というより、それをだましだまし公務を続けて来られただけに、国民の雅子様を見る目が厳しい、ということなのでしょう。雅子様が皇居に行きたがらない(=美智子様に会いたがらない)気持ち分かるなあ。(太田)
「精神疾患というと、なんだか根性論・精神論をもちだす人がいるので腹が立つ。がんになった人に、がんになったのはお前が悪い、という人はそうはいないのに、心の健康を害した人に対しては、甘えている、サボっている、やる気が無い、と言う。」
→それはその通りなのですが、どうしても国民の多数は美智子様と比較してしまうのでしょうね。
私が関心があるのは、どうして雅子様がこうなっちゃったかです。
事前に徹底的に調べただろうから、遺伝的要因は考えにくい。
となると、雅子様の養育環境に問題があった可能性が大です。
「ディスチミアの根本的な原因<は>「幼少時から親に過保護に育てられ、自分らしさを抑圧されてきた『いい子』の自己コミュニケーション障害」
http://sankei.jp.msn.com/life/body/081129/bdy0811290748000-n1.htm
だそうですよ(コラム#2374参照)。(太田)
話変わりますが、躁鬱病への処方薬を使いすぎて症状を悪化させてしまうケースが多いんだそうです。
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2008/11/30/2003429929
(11月30日アクセス)
「知人」との出会い以来、心の病についての記事が出るとつい読んでしまいます。
<ファン>
さっき近所に最近できた本屋さん、明屋書店にいったら、太田さんの『実名告発 防衛省』が本棚に2冊あった。山口のど田舎にも、太田さんの本あるんだねえ・・・。amazonで注文する手間が省けた。
<太田>
それはそれは心強い。
ご購入ありがとうございます。
だけど、『実名告発 防衛省』は、いわば撒き餌であり、本当はその先の話にこそ皆さんに関心を持って欲しいってことを分かってくださいね。
「NHK「篤姫」視聴率、自己最高の29.2%、フィギュアも20%突破・・・週末夜のドラマ、スポーツ番組で、NHKが民放を圧倒した。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/081201/med0812011019000-n1.htm
私も、「篤姫」と真央ちゃんが出たフィギュア見たよ。ただし、NHKハイビジョンでだけど。私だってミーハーなんです。
「・・・母子家庭が貧困に陥りやすいこと(日本のひとり親家庭の貧困率 は主要先進国で一番である)、そしてワーキングプア(低所得で過酷な労働の状況)であることが、母親の精神的な健康を悪化させ、また子どもへの虐待に結び付いている。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20081128/178627/
そりゃそうかもしれないけど、父子家庭が少なすぎること、つまり親権を母親に与えるのが当然という社会通念、そしてこの社会通念を踏まえた裁判所の調停や判決の際の逆男女差別的な方針がそもそも問題じゃないかい?
・・・麻生内閣の支持率は31%となり、10月末の前回調査に比べて17ポイント低下した。不支持率は19ポイント上昇し62%となり、初めて支持と不支持が逆転した。・・・政党支持率は自民党が前回から2ポイント低下し39%、民主が1ポイント低下し30%となり両党ともほぼ横ばいだった。自民支持率は6月以来、民主を上回っている。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081201AT3S3000K30112008.html
・・・「衆院選後の首相にふさわしい人」を尋ねたところ、麻生首相は17%で前回の36%から急落したが、民主党の小沢一郎代表は前回からわずか1ポイント上昇の17%にとどまった。最も多いのは「麻生首相と小沢氏のどちらでもない」の60%だった。・・・
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081201AT3S3000S30112008.html
小沢氏を代表に選んだ民主党議員達と麻生氏を総裁に選んだ自民党議員達は、いずれも明々白々な自傷行為に及んだのであり、一種心の病に罹っていると言ってよいでしょう。
こりゃ雅子様の心の病よりかよっぽど深刻な問題ですよ。
こんな議員連中を選んだのはあなた方有権者ですぞ。
ま、そうは言っても、何度も繰り返しているように、日本が米国の属国として厳しい世界情勢から隔離され保護されているため、国民の政治家への期待度が低く、碌な人物が政治家を目指さない、ということなんだけどね。
今日の「ディスカッション」は、ミーハーっぽくまとめました。
いかにも、フツーのブログっぽくなったかもね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
太田述正コラム#2947(2008.12.1)
<スタンフォード留学と私>
→非公開
太田述正ブログは移転しました 。
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