太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/

太田述正コラム#2865(2008.10.22)
<皆さんとディスカッション(続x283)>

<FUKO>

 国連総会(UN General Assembly)は17日、安全保障理事会(Security Council)非常任理事国5か国の改選を行い、日本とイランが立候補していたアジア・グループ枠では日本が選出された。

(略)17日の投票では日本が158票、イランが32票を集めた。

http://www.afpbb.com/article/politics/2529796/3441703

 (当たり前のことですが)日本が国際社会からいかに期待されているか思い知らされますね。それと同時に、それらの国の期待を裏切り続けていることを恥ずかしく感じます。

<MS>

 オフ会参加者の皆様、新たに1次会の企画に、UKさんのご提案をもとに、太田さんへの質問をインタビュー形式で答えて頂くコーナーを追加いたしました。
 参加者の皆様には、普段掲示板などでは聞きにくいような質問で、簡潔に答えられるような軽い質問を、当日少なくとも一人ひとつ 考えてきていただけると助かります。(ただし、太田さんにはノーコメントの選択肢があります。)
 その他、2のコーナーに関しましては、議論の火付け役を名乗られる方がいらっしゃらないので、ひょっとしたら取りやめになるかもしれません。その場合はそれ以降のイベントを時間的に繰り上げた上、4の「フリーの議論」を1時間延長(2時間10分に)するつもりです。
 その他、2次会の案内に関して少し情報を追加しました。

---プログラム(案 Ver. 3 )---

1. 13:00 - 14:00

 太田述正氏の講演(発表30分、質疑応答30分)

 題目:「私の二冊の本の出版秘話」

 (10分休憩)

2. 14:10 - 15:10

 過去の特定のコラム(2タイトルほど)に関して、全員で議論する。ただし、議論の火付け役を参加者(2名ほど)にお願いしたい。(各30分×2)

(10分休憩)

3. 15:20 - 15:30

 インタビューコーナー

(10分休憩)

4. 15:40 - 16:50

 フリーの議論

4. 16:50 - 17:00

 片付け

---2次会案内---

会費:2,800円(食事+生ビール1杯※)
時間:5時頃から2時間半
場所:「居酒屋 せっつ」(東京メトロ銀座線日本橋駅徒歩1分)
http://g.pia.co.jp/shop/23362

※:1. 追加注文は自己負担です。
  2. サワー(一杯200円)ソフトドリンク(ウーロン茶一杯220円)の選択も可能です   。会費との差額に関しては、その場で適宜処理しようと思います。

その他:喫煙、非喫煙者両方の利益を考えて簡易分煙する(喫煙席、禁煙席にわける)予    定です。
    ただし、分煙の効果は他の客の喫煙状況にもよります。

<太田>

 拙著関連の情報をまとめてみました。

 まず、『属国の防衛革命』についてです。

 Amazon.co.jp ランキングでは、本で13,411位 だそうです。
 読者レビューが1つつきました。

5つ星のうち 3.0 軍事本の読書の指標として使えます, 2008/10/11
By うさぎの耳
 「日本は米国の属国である」という前提で話が進みます。その上で日本が如何に自立するかを考える論考が載せられています。太田述正氏の論考はご自身のブログで過去に掲載されていたものなので、太田氏のブログ読者の方にとっては目新しいものはありません。
 兵頭氏の論考のうち、戦後の軍事本出版史は秀逸です。これだけを読むという読み方もアリでしょう。この論考は今後の読書の指標になると思います。
【おススメな人】 いろいろな軍事関係の本を知りたい方、探したい方
【おススメでない人】熱烈な愛国心をお持ちの方
http://www.amazon.co.jp/%E5%B1%9E%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%98%B2%E8%A1%9B%E9%9D%A9%E5%91%BD-%E5%A4%AA%E7%94%B0-%E8%BF%B0%E6%AD%A3/dp/476981402X

 また、
・2008年10月9日朝日新聞・朝刊「広告欄 」に掲載されました。
・2008年9月30日毎日新聞・朝刊「広告欄 」に掲載されました。
とありました。
 光人社も頑張ってますね。
http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_cd=9983715147

 このほか、ネット上で書評を新たに二つ見つけました。

[書評α]

 さっぱり面白いので、買えばいいじゃん。
 ちょっと一部を・・・。
十  「北方領土を返せ」という要求は無理筋である 太田述正
 いずれにせよ、後にできた条約である樺太千島交換条約が、言葉の定義についてもこの条約に優先するので、余りその解釈に拘泥しても始まらない。
 だから、まともな法律家であれば、北方領土問題ではロシアに軍配を上げるだろう。
 日ソ中立条約を破って対日開戦し、あまつさえ日本が受諾したポツダム宣言にも違反し、「千島列島」の占拠を続けてきた無法者のロシア(ソ連)に対しても、残念ながら、対日平和条約で「千島列島」を放棄した以上、日本が「千島列島」全体であれ、その一部である国後・エトロフであれ、もはや返還を求める法的根拠のないことは、このようにはっきりしているのである。
十一 敗戦後のわが国の軍事出版史をふりかえる 兵頭二十八
 <以下、略>
http://d.hatena.ne.jp/abekoji/20081017/1224205928

[書評β]

 最近は多少は読書ができるようになった。日本語教師要請学校の勉強に手抜きができるようになったからである。
 ただ、小遣いが潤沢にはないから本をふんだんに買うことができず、いきおいお気に入りの本を読み返して、満足している。今は『属国の防衛革命』を読んでいる。二回読み返した。もう一、二回読み返して、なんとかこの本の紹介を、「月刊ずいひつ」に載せたい。その前にNHK学園に投稿しよう。
http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20081014/1223978769

 次に、『実名告発 防衛省』についてです。

 発売日が2008/10/23、Amazon.co.jp ランキングが 本で2,888位 とありました。
 まだ発売されていないのに、ランキングが『属国の防衛革命』とは一桁違いますね。
 こりゃ売れ行きに(少なくとも相対的には)期待が持てそうです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4906605486?tag=itienndemotes-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4906605486&adid=00MXVYB0FG13B6ZTBQMZ&

 お客様オススメ度★★★★★ ってのも、信憑性はともかく、気持ちいいですね。
 なお、こちらには、早くも表紙の写真が掲載されていました。
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32151520

 拙著とは関係ないけど、「東部戦線」さんの、次のような投稿をネット上で見つけました。

 (引用始め)
 (2008.10.6)
  <コラム#2831の太田氏の>本文はややこしくて何を言っているのかわからないんですが、すごいと思ったのは結びの部分。

>どうして日本の軍事愛好家(畳の上の水練愛好家?)の皆さんは、事大主義的な親米派にして自民党支持者=構造的腐敗愛好家・・私に言わせれば反日派・・ばかりなのかねえ。

 親米、自民党支持は反日というなら、どういう人が親日的なんですかいな?

 (2008.10.10)
 太田先生、主張していることはまっとうそうなことも多いんですがねぇ。
 あの人を見下した態度が嫌。
 時として意味不明な文を書くのもわからない。文節単位では明瞭そうなのに全体として何を言わんとしているのかわかんないのよ。官僚生活が長かったせいかしらん。・・・
(引用終わり)
http://145.teacup.com/kotonari/bbs

 話は変わりますが、学術交流名目で台湾を訪れている中共の対台湾交流窓口機関、海峡両岸関係協会(Association for Relations Across the Taiwan Strait=ARATS)の張銘清(Zhang Mingqing)副会長が21日、台南市の孔子廟を訪れた際に、野党、 民主進歩党(民進党)の支持者に取り囲まれて仰向けに転び、逃げ込んだ自動車もしばらく取り囲まれて動けず、また、その屋根の上に民進党支持者一人が飛び乗って飛び跳ねたりする事件が起きました(
http://www.taipeitimes.com/News/front/archives/2008/10/22/2003426598
 その動画をBBCのサイトで見ることができます。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7681556.stm
 孔子廟を訪れるとは、イミシンですね(コラム#2718参照)。
 なお、民進党支持者の多くは元来反中共的ですが、現在台湾では汚染粉ミルク問題で全般的に反中共意識が高まっています(
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081021/chn0810211951006-n1.htm)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

太田述正コラム#2866(2008.10.22)
<フランスの成立(その2)>

→非公開

太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/