太田述正ブログは移転しました 。
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太田述正コラム#2823(2008.10.1)
<皆さんとディスカッション(続x262)>
<FUKO>
談笑するジェラルド・カーティス氏(コロンビア大学教授)と小泉純一郎氏
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080616/plc0806162055012-n1.htm
ジェラルド・カーティス
(http://ja.wikipedia.org/wiki/ジェラルド・カーティス)
カーティス教授と純一郎氏にはconnectionがあるようですね。
それにしても、進次郎氏は関東学院大学卒(しかも留年)でありながら、世界的に有名なコロンビア大学の大学院で修士号を取るなんて、ロンドン大学に留学(聴講生)した父・純一郎氏と同様に素晴らしき「利口」な息子ですね…。
<太田>
いや、父よりはるかに素晴らしき奇跡的に利口な息子なのか、父よりはるかに素晴らしき「利口」な息子なのか、やはり父がものすごーく「利口」なのか、三者一択といったところでしょう。
<michisuzu>
コロンビア大学ってコネで入学できるようになったのですね?びっくり。
<太田>
お久しぶりです。
学部にせよ、大学院にせよ、米国の大学は、きれいごとを言えば、多様性のある学生構成にするため、必ずしも学業成績だけで合否判定をしません。
コロンビア大学だって同じです。
ただし、一流大学であれば、卒業させるかどうかの判定は、純粋に学業成績だけで行うはずです。
<KS(有料会員)>
アメリカの大学入学のコネ関係の記事です。
http://news.livedoor.com/article/detail/2506105/
いろいろあるでしょうが、少なくともアメリカの場合は、その後の人生において、高学歴の実績自体がものをいうことはないでしょうが、そこで得た知己のネットワークがその後の出世を支えるのでしょうが・・・。
ハリウッドの諺?に何を知っているかよりも誰を知っているかだとかいうことと通じるものがあると思います。
一般ピープルとしては、雲の上の話ですが・・・。
<雅>
中山前国交相の「情報自爆テロ」?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080929/171976/
という記事を発見しました。
ただ、自爆テロにしては日教組全体を敵に回すことで、党に入る得票率が落ちると考えればただの自滅といえそうな気がしますが、、、、。
<太田>
引用されたコラムを書いた人、数行で終わる話をあれだけ引き延ばして書けるというのは大した才能ですね。
私は、中山氏が、自分の再選をねらって、あえてパーフォーマンスを行った可能性はあると思いますよ。
彼の宮崎の選挙区の人々の多くは、中山氏の言うことをもっともだと思い、ひそかに拍手喝采している可能性があるからです。
もっとも、あの一連の「失言」のおかげで、彼は将来再び自民党政権下で政府や党の要職を占めることは困難になったわけですが、彼は自民党が政権を失うと見ていて、だからこそ後顧の憂いなくパーフォーマンスができた、ということなのかもしれません。
いずれにせよ、中山氏が、自分自身にとって今度の選挙がいかに厳しいものとなるかを自覚していたことは、ほぼ間違いないでしょう。
<雅>
SF様、コラム#2815でのご返答ありがとうございます。
同じ意見の方が居て頂いて嬉しいです。
この一般的理論を活用しようと言うときに
参照 将校には4つのタイプがある.
第一に,怠惰で無能なタイプ.これは放っておいても害にはならない.
第二に,勤勉で有能なタイプ.このタイプはどんな細かいことでもきちんと分析する優秀な参謀になる.
第三に,勤勉で無能なタイプ.このタイプがいちばん始末に負えないので,即座に除隊を命じなければならない.
第四に有能で怠惰なタイプ.このタイプを最高の位につけるのがよい.
何をもって有能というのか?
これを識別するのが何より難しいですね、これは相当な禅問答になりそうですね。
また、組織化した組織のみの活用かも知れません。組織ができあがっていない所では適用外とみるべきかも知れません。
ようは、有能であれば、勤勉な人は怠惰になればよいと言うことなのではないですかな?
ただ、自分の任務(仕事)の範疇を把握して、人の領分を犯さず、人に任務(仕事)を(極力)振り分けて部下を育てる環境にあるとするなら、怠け者というのが天性な必要は無いんですね。
PS、『属国の防衛革命』を買わせて頂きました。基礎的にはブログの総集編みたいですが、纏められていて非常に読みやすくなっている感想を持ちました。何より本という媒体なので、持ち運べるところが好きです。読めば読むほど、改めて己の見識、哲学の薄さを実感したところです。
<太田>
『属国の防衛革命』についてのご感想ですが、前段は共著者サイドのライターの方の力量、後段は私の「見識、哲学」をお褒めいただいたもの、ということになりますが、過分のお言葉をたまわり、ちょっと恥ずかしいですね。
<アイアイ>
はじめまして。
突然のメッセージで、失礼いたします。
私は、<海外の>○○において<仏教の△△宗▲▲派>の・・・キリスト教でいう宣教師にあたる<こと>・・・をしておる者です。
ちなみに、会議やお説教、日曜礼拝も全て英語で活動がなされております。
昨年の末より、ほぼ毎日太田さんのブログを楽しみに読ませて頂いております。
一ファンを自称しており、陰ながら応援させていただいております。
一応○○・・・に住み6年が経ち、今の日本という国がいかに腐敗しきった国になってしまったか、心の底から祖国を自慢できる国なのか、という疑念が日増しに大きくなっていきます。
また、太田さんの主張に耳を傾けながら、仏教の僧侶としての立場を日々模索しております。
如何に早く平和な世界を作り上げるか。
そして、その過程において決して夢想的に解決できない問題から目をそらしてはならない。
自分の代では解決できないかもしれないけれど、ブレの無い恒久的な指針を次世代に残していきたい。
等、太田さんのお陰で、楽しい生活を送ることができております。
彼岸も過ぎ、肌寒い日もあることと存じます。
どうぞお体をご自愛され、日本のために頑張っていただきたいとエールを送らせて頂きます。
合掌
<太田>
力強いエールを送っていただき、ありがとうございます。
>太田さんのお陰で、楽しい生活を送ることができております。
なんて言われたのは初めてです。
アイアイさんのご健闘を祈ります。
最後に、東京新聞の記事を転載しておきます。
「汚染された事故米の不正転売問題に関し、背景にあるミニマムアクセス(最低輸入量、MA)米を扱う公益法人や、政府から米の保管業務を受託した民間の倉庫会社などに、農林水産省OB三十人が天下りしていたことが・・・分かった。汚染米の食用流通を見逃した同省のずさんな管理も問われるが、なれ合いのネットワークが民間にも広がっていることが浮き彫りになった。・・・」(
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008100190070625.html
。10月1日アクセス)
政権交代を実現して、政官業の癒着構造を打破しましょう!
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太田述正コラム#2824(2008.10.1)
<単独著についての裏話>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x262)>
<FUKO>
談笑するジェラルド・カーティス氏(コロンビア大学教授)と小泉純一郎氏
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080616/plc0806162055012-n1.htm
ジェラルド・カーティス
(http://ja.wikipedia.org/wiki/ジェラルド・カーティス)
カーティス教授と純一郎氏にはconnectionがあるようですね。
それにしても、進次郎氏は関東学院大学卒(しかも留年)でありながら、世界的に有名なコロンビア大学の大学院で修士号を取るなんて、ロンドン大学に留学(聴講生)した父・純一郎氏と同様に素晴らしき「利口」な息子ですね…。
<太田>
いや、父よりはるかに素晴らしき奇跡的に利口な息子なのか、父よりはるかに素晴らしき「利口」な息子なのか、やはり父がものすごーく「利口」なのか、三者一択といったところでしょう。
<michisuzu>
コロンビア大学ってコネで入学できるようになったのですね?びっくり。
<太田>
お久しぶりです。
学部にせよ、大学院にせよ、米国の大学は、きれいごとを言えば、多様性のある学生構成にするため、必ずしも学業成績だけで合否判定をしません。
コロンビア大学だって同じです。
ただし、一流大学であれば、卒業させるかどうかの判定は、純粋に学業成績だけで行うはずです。
<KS(有料会員)>
アメリカの大学入学のコネ関係の記事です。
http://news.livedoor.com/article/detail/2506105/
いろいろあるでしょうが、少なくともアメリカの場合は、その後の人生において、高学歴の実績自体がものをいうことはないでしょうが、そこで得た知己のネットワークがその後の出世を支えるのでしょうが・・・。
ハリウッドの諺?に何を知っているかよりも誰を知っているかだとかいうことと通じるものがあると思います。
一般ピープルとしては、雲の上の話ですが・・・。
<雅>
中山前国交相の「情報自爆テロ」?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080929/171976/
という記事を発見しました。
ただ、自爆テロにしては日教組全体を敵に回すことで、党に入る得票率が落ちると考えればただの自滅といえそうな気がしますが、、、、。
<太田>
引用されたコラムを書いた人、数行で終わる話をあれだけ引き延ばして書けるというのは大した才能ですね。
私は、中山氏が、自分の再選をねらって、あえてパーフォーマンスを行った可能性はあると思いますよ。
彼の宮崎の選挙区の人々の多くは、中山氏の言うことをもっともだと思い、ひそかに拍手喝采している可能性があるからです。
もっとも、あの一連の「失言」のおかげで、彼は将来再び自民党政権下で政府や党の要職を占めることは困難になったわけですが、彼は自民党が政権を失うと見ていて、だからこそ後顧の憂いなくパーフォーマンスができた、ということなのかもしれません。
いずれにせよ、中山氏が、自分自身にとって今度の選挙がいかに厳しいものとなるかを自覚していたことは、ほぼ間違いないでしょう。
<雅>
SF様、コラム#2815でのご返答ありがとうございます。
同じ意見の方が居て頂いて嬉しいです。
この一般的理論を活用しようと言うときに
参照 将校には4つのタイプがある.
第一に,怠惰で無能なタイプ.これは放っておいても害にはならない.
第二に,勤勉で有能なタイプ.このタイプはどんな細かいことでもきちんと分析する優秀な参謀になる.
第三に,勤勉で無能なタイプ.このタイプがいちばん始末に負えないので,即座に除隊を命じなければならない.
第四に有能で怠惰なタイプ.このタイプを最高の位につけるのがよい.
何をもって有能というのか?
これを識別するのが何より難しいですね、これは相当な禅問答になりそうですね。
また、組織化した組織のみの活用かも知れません。組織ができあがっていない所では適用外とみるべきかも知れません。
ようは、有能であれば、勤勉な人は怠惰になればよいと言うことなのではないですかな?
ただ、自分の任務(仕事)の範疇を把握して、人の領分を犯さず、人に任務(仕事)を(極力)振り分けて部下を育てる環境にあるとするなら、怠け者というのが天性な必要は無いんですね。
PS、『属国の防衛革命』を買わせて頂きました。基礎的にはブログの総集編みたいですが、纏められていて非常に読みやすくなっている感想を持ちました。何より本という媒体なので、持ち運べるところが好きです。読めば読むほど、改めて己の見識、哲学の薄さを実感したところです。
<太田>
『属国の防衛革命』についてのご感想ですが、前段は共著者サイドのライターの方の力量、後段は私の「見識、哲学」をお褒めいただいたもの、ということになりますが、過分のお言葉をたまわり、ちょっと恥ずかしいですね。
<アイアイ>
はじめまして。
突然のメッセージで、失礼いたします。
私は、<海外の>○○において<仏教の△△宗▲▲派>の・・・キリスト教でいう宣教師にあたる<こと>・・・をしておる者です。
ちなみに、会議やお説教、日曜礼拝も全て英語で活動がなされております。
昨年の末より、ほぼ毎日太田さんのブログを楽しみに読ませて頂いております。
一ファンを自称しており、陰ながら応援させていただいております。
一応○○・・・に住み6年が経ち、今の日本という国がいかに腐敗しきった国になってしまったか、心の底から祖国を自慢できる国なのか、という疑念が日増しに大きくなっていきます。
また、太田さんの主張に耳を傾けながら、仏教の僧侶としての立場を日々模索しております。
如何に早く平和な世界を作り上げるか。
そして、その過程において決して夢想的に解決できない問題から目をそらしてはならない。
自分の代では解決できないかもしれないけれど、ブレの無い恒久的な指針を次世代に残していきたい。
等、太田さんのお陰で、楽しい生活を送ることができております。
彼岸も過ぎ、肌寒い日もあることと存じます。
どうぞお体をご自愛され、日本のために頑張っていただきたいとエールを送らせて頂きます。
合掌
<太田>
力強いエールを送っていただき、ありがとうございます。
>太田さんのお陰で、楽しい生活を送ることができております。
なんて言われたのは初めてです。
アイアイさんのご健闘を祈ります。
最後に、東京新聞の記事を転載しておきます。
「汚染された事故米の不正転売問題に関し、背景にあるミニマムアクセス(最低輸入量、MA)米を扱う公益法人や、政府から米の保管業務を受託した民間の倉庫会社などに、農林水産省OB三十人が天下りしていたことが・・・分かった。汚染米の食用流通を見逃した同省のずさんな管理も問われるが、なれ合いのネットワークが民間にも広がっていることが浮き彫りになった。・・・」(
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008100190070625.html
。10月1日アクセス)
政権交代を実現して、政官業の癒着構造を打破しましょう!
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太田述正コラム#2824(2008.10.1)
<単独著についての裏話>
→非公開
太田述正ブログは移転しました 。
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