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太田述正コラム#2787(2008.9.13)
<皆さんとディスカッション(続x244)>

<Keizoo>

 ブログが見づらくなったという皆さんへ。
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http://archive.mag2.com/0000101909/index.html
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 私個人としてはRSSリーダで登録して読んでいます。

<太田>

 もちろんそれでも結構ですが、ブログの方は、バックナンバーに後日、誤りやミスプリの修正を加えることがあるところ、まぐまぐの方には原則手を加えない(加えられない)という違いがあることをご承知おきください。
 タテジマさん。さっそくブログ冒頭での東村山事件の紹介、削除していただき、ありがとうございました。
 
<役人の終身雇用を廃止しろ>

≫かかる背景の下、農水省の役人達の士気や仕事に対する意欲が低下するのは当たり前であり≪(コラム#2785。太田)

 政治の責任ってか?
 無能無責任無気力役人の職務怠慢と自己保身の結果だろ。
 官僚内閣制の今の日本じゃ、政治家が主導権を持って変革を行おうとすると、官僚が団結して潰しに掛かるからなあ・・・。

<太田>

 権限に責任が伴うというのは組織論の初歩の初歩なんだけどね。
 政権政党は、官僚機構の人事権、官僚機構が使う予算の査定権、すべての法律・政令の制定権を握ってるんだよ。
 こんな絶対的権限を、基本的に戦後一貫して保持してきた政権政党たる自民党は、官僚機構に対して、文字通りオールマイティなのであり、従って、官僚機構の不祥事の責任はことごとく一義的には政治家にあるに決まってるでしょうが。

<雅>

みんなで自民党にトドメを刺しましょう。(
 ネガティブキャンペーン材料をどうぞ
 麻生氏は今年8月の幹事長就任直後、「民主党が政権を取るつもりなら、ちゃんと対応してもらわないといけない。ナチスドイツも国民がいっぺんやらせてみようということでああなった」と発言。
典拠 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080911dde012010019000c.html

 不的確な投稿と思われましたら消してください。

<うんこ 眞勲>

 --戦争したのはお前らだ。--

 戦前の軍国主義を作った連中のイデオロギーは国家社会主義、すなわち左翼。
 ナチスドイツも国家社会主義で左翼。
 民主党も左翼、理論的には問題ない。

<VincentVega>

QNo.1298318 キリンビールには何故お米が入っているのですか?
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1298318.html

ここの
ANo.5、回答日時:05/03/30の自称バーテンダーさんの情報によれば、「副材料として使われる米は、米飯用、酒造用にもならない「規格外品」が使われています。」との事なので、これが本当ならこないだ問題が発覚した焼酎だけでなくビールにも毒米が使われていた可能性はあるのかなと…。

 ANo.1の参考URL:h​ttp://homepage2.nifty.com/soukiti/asahi.html​
からたどると、エビスやモルツ以外はほとんどのビールに米が使われてるようなので心配です。

<kobutan>

 太田様のご意見をこのブログで拝見するようになり、ようやく自民党政治の問題点や現状を変える能力の欠落を理解できるようになりました。
 しかし未だ私には自民党政治の問題点と同等か、またはそれ以上の民主党政治への恐怖感がございます。民主党の代議士の面々を思い浮かべますと、本当に空恐ろしく感じております。それはまた変化への恐怖でもあると自分でも自覚しておりますことは認めます。しかしながら民主党が政権を担ったときに起こりうるであろう「そうなっては欲しくない政治」と、日本の将来のための必要悪との狭間に、今とても揺れております。「毒をもって毒を制す」ほどのチカラが民主党に本当にあるのでしょうか。
 民主党の主たるメンバーには、旧自民党と縁のある方が多いのも事実です。果たして彼らにそれだけの実力とやりきる気骨はあるのでしょうか。
 本当に民主党が政権与党となりましたら、戦後の”各種しがらみ”の多くを切り捨てることができるのでしょうか。
 太田さまのご意見に納得できましたら、次回の総選挙は民主党にしようと思います。

<太田>

 変化への恐怖と、何も変わらないのではないかとの諦念とは、奴隷の精神のコインの表裏です。
 このようなメンタリティーの下、支那は2000年以上にわたって停滞したのです。
 2000年以上停滞した挙げ句、支那は共産党の支配を許し、変化への恐怖は正夢となり、何千万人もの命が不条理に失われ、その挙げ句、いまだに専制政治が続いているってわけです。
 日本のSinification(支那化)を回避するためにも、国民一人一人がほんのちょっとの勇気を出しましょう!
 なぜ政権交代が実現すると、政官業の三位一体的癒着構造が打破されるのかについては何度もご説明してきているところですが、一言で言えば、それは野に下った自民党勢力が、論理必然的に鵜の目鷹の目で、民主党を中心とする新しい与党によるこの構造の再構築を許さないであろうからです。

<ライサ>

 北朝鮮情勢が不透明なまま(関係各国は透明に分かっているのかも知れないが)、「金正日」以後の北朝鮮の混乱(内乱・戦争・・・外国に対する八つ当たり等々)を解決する目的で、米中韓が対応を協議中だと言われていますし、中国などは混乱抑止のため北朝鮮への介入の準備をしているとも言われています。これらの動きは、日本に取って恐れている事態が迫っていると言う暗黙の証拠なのでしょうか。この件においても日本は米中韓(露?)協議の蚊帳の外なのでしょうか。

 北朝鮮が崩壊したら、大量の難民発生の懼れが有ると思います。
 我が国は、それに対応する措置、つまり社会的、物質的、経済的等々、発生するであろう様々な事象に対して、準備をしているのでしょうか。一向に政府は気にしていないようです。最近も粗末な木造船で北朝鮮から来た人々がおりましたが、この例の様に、来るのは全く簡単です。至近距離での大量難民発生は、かつてのボートピープル、ベトナム難民、インドシナ難民などの比ではない混乱が予想されます。

 最悪の事態が発生したら、「移民1000万人の可否」の議論など一遍に吹き飛んでしまうほど、社会は混乱すると思います。たぶん押し寄せる難民の数に保安庁・自衛隊・警察・自治体、日本海側の各都市住民はパニック(パニックって語は、こう言うときに使うんですよね)になるのではないでしょうか。

 真剣に北朝鮮崩壊後の日本の立場を考えている政治家は、識者はほとんど居ないような気がします。全く杞憂に終わってしまえば良いのですが。
 韓国・中国との間に難民受け入れの調整を行う具体的動きや総合的に司る機関はあるのでしょうか。

 素晴らしい、そして分別ある論客の皆様は、どうお考えになりますか。「たいした問題じゃねーよ。そんなのカンケーネー!!」ですかね(笑)。

<太田>

 1990年代中頃、北朝鮮で100万人単位の餓死者が出たと言われた時(
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211953847?fr=rcmd_chie_detail
。9月13日アクセス)でも、日本に難民は押し寄せなかったから、大丈夫では?
 もっとも、当時は北朝鮮の国家権力は健在であり、餓死は金正日による潜在的反体制勢力の意図的パージであったという説もある(上掲)ことから、国家権力が崩壊した場合は、状況が異なるはずだ、という考えも分からないでもありませんが・・。
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太田述正コラム#2788(2008.9.13)
<マケインの逆襲(続)>

→非公開

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