太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/
太田述正コラム#2588(2008.6.4)
<皆さんとディスカッション(続x154)>
<田吾作>
「これからの『電子新聞』はこうなる」という記事を目にしました。
新規の試みと思われるので興味がおありでしたら覗いてみてください。
米シリコンバレー『サンノゼ・マーキュリー』紙の新システム
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080601/25809
<太田>
なるほど。
いずれにせよ、日本の場合、新聞を含む主要メディアの現行の電子版をもうちょっと充実させて欲しいですね。
タダで講読させてもらっているのに偉そうなことは言えないけれど、英米の主要メディアの電子版に比べて見劣りが過ぎます。。
<カモメ>
>友人に私のコラムを勧める、等、何でも良いのでご自分でできることをしていただけると助かります。
私は、太田さんのブログを日本人の友人に面白いと薦めたところ、それ以降敬遠されて、疎遠になりました。
人を選んで薦めないといけないと学習しました。
読者にも苦労があるんですよ。太田さんのご苦労には遠く及びませんが。
<太田>
それはお気の毒なことをしました。
そう、私をウルトラつきの右翼だと勘違いする人が時々いるんですよね。
実際には、私は真性リベラル的人間なのに・・。
<メルマガ会員Z>
--役人の公共事業発注能力--
ほぼ毎日欠かさずメルマガを拝見させていただいております。
少し前の話題なのですが、コラム#2341「仙台時代の積算ミス問題」において、職員の仕事ぶりといいますか、工事などを発注するときの問題点を指摘されていましたが、防衛省以外も含め、公共事業発注における役人の能力は低いのでしょうか。
つまり、自分のやりたい事業が具体化できない、言い換えれば、仕様書をロクに書けない、のでしょうか。
こういう主旨が以下に載っておりました。
「談合が無くならない理由!」
http://tyousakai.hp.infoseek.co.jp/06-0113-2.htm
<太田>
ウーム、こりゃ良い典拠ですねえ。
公共事業(土木・建築事業)発注だけでなく、コンピューターシステム発注でも同じことではないでしょうか。私自身が関わったこの二つの分野に関する限り、防衛庁(当時)には仕様書が書ける技官はいませんでしたね。
このような場合、談合を回避するためにも、発注予定業者のうち一社に内々企画(という名の仕様書作成)をやらせるようなことは断固排し、第三者たるコンサルタント会社に企画を外注すべきでしょうが、今度は技官の企画審査能力が落ちていく、という具合に劣化はとどまるところを知りません。
技官と民間企業の技術者との人事交流を活発化させるか、技官の新卒採用を止めて民間の技術者を技官として中途採用することにでもしない限りダメかもしれませんね。
ただ、軍事施設や、軍事コンピューターシステムに関しては、秘密漏洩防止の観点からこの方法はとりにくいことから、やはり企画(仕様書作成)能力のある技官を部内で養成するのが筋ではないか、と思います。
<読者TI>
コラム#2587(未公開)を読みました。
米国の凋落は予想以上のスピードで進んでいるようですね。
早く日本国民の過半が、この米国の保護国である状態に気づいてほしいものです。
日本は変わる時のスピードは速いので、そこのところに若干の希望を持っていますが・・・。
体に気をつけて頑張ってください。コラム楽しみに読んでおります。
<太田>
ありがとうございます。
ところで、本日の「桜」での収録(コラム#2578)、番組としても私個人としてもまあまあうまくいったのではないでしょうか。
ちなみに、パネリスト中、佐藤氏が松村 ●(「召」偏に「力」で「つとむ」と読む。軍事学研究家・元陸将補)氏に替っていました。
明日(2000〜2130)、明後日(2100〜2200)の放送を視聴される方は、明後日の分の前半には私が登場しないのでご注意下さい。口を挟むヒマがなかったということです。
また、2時間半では時間が全然足らなかったですね。このため、私はあせって相当早口でしゃべったので聞き取りにくいし分かりにくいかもしれません。あしからず。
なお、視聴される前に、西尾幹二氏の話を理解するためには、米国の再工業国化に関する記事である
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080523/158726/
(6月3日アクセス)を、川村氏等が言及された海南島の中共原潜基地については、
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080604/plc0806040152003-n1.htm、
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080604-OYT1T00152.htm
(どちらも6月4日アクセス)の2つの記事を、また、潮氏の指摘に私が茶々を入れた何点のうちの一つを理解するためには、朝鮮有事の際には事前協議が不要であることを日本と米国が合意していた旨の記事
http://www.asahi.com/politics/update/0603/TKY200806030364.html
(6月4日アクセス)を事前に読んでおかれることをお奨めします。
なお、私が言及した、米国防省による「中国の軍事力2008」は、
http://www.defenselink.mil/pubs/pdfs/China_Military_Report_08.pdf
(6月4日アクセス。ただし英文)です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
太田述正コラム#2589(2008.6.4)
<日本文化チャンネル桜収録記 2>
→非公開
<皆さんとディスカッション(続x154)>
<田吾作>
「これからの『電子新聞』はこうなる」という記事を目にしました。
新規の試みと思われるので興味がおありでしたら覗いてみてください。
米シリコンバレー『サンノゼ・マーキュリー』紙の新システム
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080601/25809
<太田>
なるほど。
いずれにせよ、日本の場合、新聞を含む主要メディアの現行の電子版をもうちょっと充実させて欲しいですね。
タダで講読させてもらっているのに偉そうなことは言えないけれど、英米の主要メディアの電子版に比べて見劣りが過ぎます。。
<カモメ>
>友人に私のコラムを勧める、等、何でも良いのでご自分でできることをしていただけると助かります。
私は、太田さんのブログを日本人の友人に面白いと薦めたところ、それ以降敬遠されて、疎遠になりました。
人を選んで薦めないといけないと学習しました。
読者にも苦労があるんですよ。太田さんのご苦労には遠く及びませんが。
<太田>
それはお気の毒なことをしました。
そう、私をウルトラつきの右翼だと勘違いする人が時々いるんですよね。
実際には、私は真性リベラル的人間なのに・・。
<メルマガ会員Z>
--役人の公共事業発注能力--
ほぼ毎日欠かさずメルマガを拝見させていただいております。
少し前の話題なのですが、コラム#2341「仙台時代の積算ミス問題」において、職員の仕事ぶりといいますか、工事などを発注するときの問題点を指摘されていましたが、防衛省以外も含め、公共事業発注における役人の能力は低いのでしょうか。
つまり、自分のやりたい事業が具体化できない、言い換えれば、仕様書をロクに書けない、のでしょうか。
こういう主旨が以下に載っておりました。
「談合が無くならない理由!」
http://tyousakai.hp.infoseek.co.jp/06-0113-2.htm
<太田>
ウーム、こりゃ良い典拠ですねえ。
公共事業(土木・建築事業)発注だけでなく、コンピューターシステム発注でも同じことではないでしょうか。私自身が関わったこの二つの分野に関する限り、防衛庁(当時)には仕様書が書ける技官はいませんでしたね。
このような場合、談合を回避するためにも、発注予定業者のうち一社に内々企画(という名の仕様書作成)をやらせるようなことは断固排し、第三者たるコンサルタント会社に企画を外注すべきでしょうが、今度は技官の企画審査能力が落ちていく、という具合に劣化はとどまるところを知りません。
技官と民間企業の技術者との人事交流を活発化させるか、技官の新卒採用を止めて民間の技術者を技官として中途採用することにでもしない限りダメかもしれませんね。
ただ、軍事施設や、軍事コンピューターシステムに関しては、秘密漏洩防止の観点からこの方法はとりにくいことから、やはり企画(仕様書作成)能力のある技官を部内で養成するのが筋ではないか、と思います。
<読者TI>
コラム#2587(未公開)を読みました。
米国の凋落は予想以上のスピードで進んでいるようですね。
早く日本国民の過半が、この米国の保護国である状態に気づいてほしいものです。
日本は変わる時のスピードは速いので、そこのところに若干の希望を持っていますが・・・。
体に気をつけて頑張ってください。コラム楽しみに読んでおります。
<太田>
ありがとうございます。
ところで、本日の「桜」での収録(コラム#2578)、番組としても私個人としてもまあまあうまくいったのではないでしょうか。
ちなみに、パネリスト中、佐藤氏が松村 ●(「召」偏に「力」で「つとむ」と読む。軍事学研究家・元陸将補)氏に替っていました。
明日(2000〜2130)、明後日(2100〜2200)の放送を視聴される方は、明後日の分の前半には私が登場しないのでご注意下さい。口を挟むヒマがなかったということです。
また、2時間半では時間が全然足らなかったですね。このため、私はあせって相当早口でしゃべったので聞き取りにくいし分かりにくいかもしれません。あしからず。
なお、視聴される前に、西尾幹二氏の話を理解するためには、米国の再工業国化に関する記事である
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080523/158726/
(6月3日アクセス)を、川村氏等が言及された海南島の中共原潜基地については、
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080604/plc0806040152003-n1.htm、
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080604-OYT1T00152.htm
(どちらも6月4日アクセス)の2つの記事を、また、潮氏の指摘に私が茶々を入れた何点のうちの一つを理解するためには、朝鮮有事の際には事前協議が不要であることを日本と米国が合意していた旨の記事
http://www.asahi.com/politics/update/0603/TKY200806030364.html
(6月4日アクセス)を事前に読んでおかれることをお奨めします。
なお、私が言及した、米国防省による「中国の軍事力2008」は、
http://www.defenselink.mil/pubs/pdfs/China_Military_Report_08.pdf
(6月4日アクセス。ただし英文)です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
太田述正コラム#2589(2008.6.4)
<日本文化チャンネル桜収録記 2>
→非公開
太田述正ブログは移転しました 。
www.ohtan.net
www.ohtan.net/blog/