太田述正コラム#9594(2018.1.20)
<皆さんとディスカッション(続x3593)>

<太田>(ツイッターより)

 蒸留酒を飲むと、活力と自信が湧く一方で、気分がすぐれなくなったり、攻撃的になったりする人が多く、攻撃的になる人の割合は、ワインの10倍以上、ビールの4倍以上でした。
 赤ワインやビールは飲んだ人にくつろいだ気分をもたらしていましたが、疲労を感じるという人が目立ちました。
 <また、>…女性の方が飲酒時に情動を感じる人の割合が高く(「攻撃的になる」を除く)、年齢別では、若い世代ほど、情動を感じる人の割合が高くなっていました(「疲労を感じる」と「攻撃的になる」を除く)。
 また、学歴が高い人に比べ低い人のほうが、飲酒時に各種情動を感じる割合が高いことも分かりました。…」
http://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/food/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%80%81%E8%92%B8%E7%95%99%E9%85%92%E2%80%A6-%E3%81%8A%E9%85%92%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%A7%E6%B0%97%E5%88%86%E3%81%AF%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%A0%E3%81%91%E9%81%95%E3%81%86%EF%BC%81/ar-AAuQ1Q5?li=AA2FEvr&ocid=ientp
 気つけ薬としては蒸留酒、リラックスするには醸造酒、ということのようだ。
 酒類を選ぶ場合は、このことを踏まえて決めるとよさそう。
 もっとも、夜遅くにしか飲まない僕としちゃ、常に醸造酒を選んだ方が無難のようだけどねえ。

 「スマートフォンやパソコンを使ってインターネットでニュースを見る人の割合が、調査開始以来初めて新聞の朝刊を読む人の割合を上回った…
 朝刊を読む人は08年は約9割だったが、その後は減少傾向が続き、今回は68.5%<に>…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14183220/
 本で同じことが起きるのは何年後かなあ?

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 「米海軍」についてはホント、「海上自衛隊」についてはウソ。
 米海軍の全球的潜水艦探知システム「便乗」国海軍は米海軍のレベルと同じ、というだけのこと。(但し、(米海軍のレベルの対潜哨戒機等の)探知プラットホーム数は、海上自衛隊が米海軍に次いで世界第二位ではある。)↓

 「・・・海上自衛隊の潜水艦の探知能力<は>、・・・世界で米海軍と海上自衛隊が飛び抜けて<おり>、中国など他国の潜水艦の動向については・・・(普段から)ずっとつかんでいる・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180119-OYT1T50164.html?from=ytop_main5

 昨日は、朝からずっとニコ生で中継鑑賞、終局の場面は見逃したが、終わってからの解説をAbemaTVで視聴。
 後者によれば、順位戦で来月16日にも五段昇級、そして、その翌17日・・私の誕生日・・の朝日杯で2連勝して優勝すれば六段昇級、という可能性があるんだと。↓

 「藤井四段8連勝、昇級に近づく 将棋名人戦C級順位戦・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASL1L6W15L1LPTFC014.html?iref=comtop_list_cul_n01
 とにかく、男↑と女↓は異なった動物。↓

 「「発車しないで!」隣の女性が破水、ホームに出て叫んだ・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14184461/
 「・・・ストレスが多いと回答した人は、いずれも少ないと答えた人より、がんになるリスクが約10%高かった。男性は約20%高くなったが、女性ではストレスとの明確な関係がみられなかった・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180120/ddm/002/040/128000c

 日本人の性意識と並んで宗教意識にも、明治維新と占領軍は悪影響を及ぼした。
 全部、ご破算にしなくっちゃ。↓

 「・・・富岡八幡宮が創建されたのは1627年。最初は永代嶋八幡宮という名称で、その後、何度が名前が変わり、現在の呼称になったのは、戦後の1946年からだ。
 「もともと永代寺の住職が管理していました。明治時代、神仏分離令によって永代寺が廃寺になったため、16代住職だった周徹が富岡有永と改名し、16代宮司に就任。そこから富岡家の世襲が始まった。そして長子さんの祖父、故富岡盛彦氏が富岡家の養子に入り、49年に18代宮司になった。10年後、神社本庁の事務総長に就いて絶対的な権力を握った。・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_436815/

 日本じゃ、人口減少下、価値のない土地が増え、所有者が不明の土地が急増してるんだね。↓

 Japan’s lost lands: why a fifth of the nation’s territory is worthless--Feudal laws and untraceable landowners have rendered an area the size of Denmark practically unusable・・・
https://www.ft.com/content/3aaa626e-f61f-11e7-8715-e94187b3017e

 米国での有毒注射による死刑執行もイタイようね。
 どうして、最初に麻酔薬を注射しないんだろ。↓

 'Ooh-ee!' says Texas Tourniquet Killer in lethal injection・・・
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-42752419

 この記事見落としてたけど、スゴクない?
 車の完全自動運転と、不老不死の実現が、どちらも近そう?↓

 「老化する人間の細胞を「若返らせる」ことに成功 英大学研究者らが発表・・・」
http://www.sankei.com/wired/news/180117/wir1801170001-n1.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <日本文明継受に後60年はかかる・・だからその間は共産党一党独裁堅持が必要?・・との宣言。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国が日本を抜くには60年必要だというが、それは本当か」とする記事を掲載した。
 記事は、「中国の経済発展はますます加速しており、中国国内にある多くの都市の発展ぶりが外国人から称賛を受けている。また、経済の急発展に伴い、中国の国際的なポジションもますます高まっており、多くの国にその存在が認められている」とした。
 そのうえで、近ごろ外国メディアから、「中国は日本を追い抜くのにあと50年の時間が必要だ。なぜなら、中国の経済は急速に発展してきたが、中国には変えがたい事実が存在する。それは、国内の貧富の差が大きく、都市と農村の格差も大きいことだ」との見方が出たと伝えた。
 そして、「日本は貧富の差、都市と農村の格差がいずれも小さい。しかも、中国の経済が発展する一方で、中国人の総合的な民度は決して高くない。それゆえ、もし中国が日本を超えようとするなら、少なくとも60年が必要だと言われるのだ。われわれは、常に鏡に照らして自らの不足を見出し、謙虚に他人の長所を学ぶべきだ。そうしてこそ、民族は絶えず進歩できるのである」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1651966?page=1
 <確かに60年はかかりそうであるね。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の集合住宅のベランダは、とても賢く実用的で、しかも、安全な工夫が施されているとし、ある設備を紹介する記事を掲載した。
 記事は、「中国では火災が発生して唯一の出口が火に包まれたらどうするのか。大勢の人が逃げられなかったら、どうするのか。そんな時、はしごが外につながっていたならば、どれだけ幸せなことだろうか」としたうえで、日本の集合住宅にはそのような救急はしごが存在すると紹介。「この存在で多くの命が救われてきた。しかも、どの建物にも必ず設置していなければいけないのだ。これもわが国において多くの場所で軽視されている問題であり、学ぶべき点ではないだろうか」としている。
 そのうえで、実際にある日本のマンションのベランダを写真で紹介。「日本の集合住宅には各戸のベランダに蓋がある。中国では聞いたことが無い設備だろうが、実はこれが隠された救急はしごなのだ。火災発生時にはこの蓋を開けると折りたたみはしごが出てきて、安全に地上にまで避難することができる。鉄格子で外に出られない中国の防犯窓と比較すると、はっきり言って天地ほどの差である」と説明した。
 そして、「部屋の内装を考えるときには、安全に対する意識を強めておく必要がある。ちょっとした細かい工夫が、往々にして自分たちに大きな助けとなってくれるのだ」とした。
 記事を読んだ中国のネットユーザーからは、「どうして中国の建物は何も考えられていないのだろうか」、「住民のことを考えた安全設計を見習うべきだ」との声が出る一方で、「わが国には泥棒が多すぎる」、「防犯窓を取り付けなければいけない理由を考えなければ」、「わが国で普及できない主な理由は、泥棒が入りやすくあるからだ」など、泥棒が減らない限り中国では同様の設備を取り付けることは不可能だとの意見が多く寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1651968?page=1
 <全体としてみれば、日本礼賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「誰が日本人はモラルが高く、礼儀正しいと言ったのか」とする記事を掲載した。
 記事は、「アジアの東に位置する島国の日本は、国土面積が小さいながらも高度に発展した国だ。現在、世界第3の経済大国となっている工業資源の不足を輸入で補い、製造業を十分に発展させてきた。また、観光資源を大いに活用して、毎年多くの観光客が日本を旅行している」と紹介した。
 また、「多くの中国人観光客が日本人の生活を羨ましがっている。民度が高く、生活レベルが高い日本人の生活に憧れを抱く。中国人のみならず、西洋からの観光客も、日本人が礼儀正しく、あらゆる行動に品性があると認識している」とし、日本が世界的に「礼儀正しいモラルの国」として知られているとの見方を示している。
 そのうえで、「しかし、日本を旅行した人の中には、日本人のモラルの高さは単に表面的なものに過ぎないと言う人も少なくない。電車内や駅などの公共の場では、日本人も勝手気ままに大声で話す。特に夜になると、駅や電車では至るところに酔っ払いの日本人が寝そべっているのである」とした。」
http://news.searchina.net/id/1651944?page=1
 <これも日本へ行けキャンペーンくさい。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の大学の学食を知ると泣きたくなる」とする記事を掲載した。記事によると、中国の通説では、「食堂レベルの高い学校が良いとは限らないが、食堂レベルの低い学校は確実に悪い」のだという。
 学生にとって、食堂が魅力的であれば毎日の生活が豊かになるだろう。記事は、日本の大学の食堂について写真を掲載して紹介した。まずは建物が特徴的な「立教大学」池袋キャンパスの第一食堂だ。この食堂は、1919年に完成した歴史あるレンガ造りの建物にあり、館内はハリーポッターに出てきそうな造りとして有名である。
 次は、「筑波大学」。中国でも人気のスターバックスが入っているのが特徴で、明るくおしゃれなベーカリー兼カフェもあり、焼きたてのパンを買うことができる。さらに「首都大学東京」では、おしゃれなフレンチレストランが入っている。キャンパス内とは思えない上品な内装で、メインが選べてサラダ・ドリンクバー付きのランチが1000円と、日本では格安の価格で楽しめると伝えた。
 さらには、モスバーガーが入っている「明治学院大学」、テラスのある「東京医科大学」、4階建ての建物がすべて食堂という「中央大学」もあると紹介。ここにはベーカリーも入っていて、総座席数3400席というのはすごいと伝えた。最後に、あまりにおしゃれで高級ホテルに見まがうような学食のある「大阪教育大学」を紹介。あまりのレベルの高さに、「あんまりだ」と中国と比べて泣きそうになってくると絶賛した。」
http://news.searchina.net/id/1651967?page=1
 <定番にして単純明快な日本車買えキャンペーン。↓>
 「どうして中国にはまだ「日本車を買うな」とナンセンスなことを言う人がいるのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1651935?page=1
 <客観記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「どうして日本の神社には神様がいないのか」とする記事を掲載した。・・・
 記事は、「日本では多くの神社において、神像が見当たらず、正面に鏡が置いてあるだけだ。参拝者たちはこの鏡を拝むのだ。神様がいないところで彼らは何に拝んでいるのか。まさか自分自身を拝んでいるのか」とした。
 そのうえで、中国ではほとんどすべての廟には具体的な人物を象った神様の塑像が祀られているほか、廟の名前も「観音廟」、「関帝廟」、「孔子廟」、「張飛廟」など神として祀られている人物の名前が付いていると説明。一方で、日本の神社では神像がないばかりか、その名称も氷川神社、伊勢神宮、春日大社など地名が用いられていると紹介した。
 そして「日本の神道は自然崇拝がメインで、広範な多神信仰に属する。自然界の動物や植物を神の化身として考えているため、多くの神社において神像が見当たらあいのだ。これはわれわれ中国人の観念にある神様とは全く異なる。中国の神様は一般的に人格化されており、性格やイメージを持っている。関羽のように歴史上の人物さえ神様になるのだ」と論じている。
 記事はまた、日本人の宗教信仰について「大部分の人は節操のない信仰をしている。例えば、年末にキリスト教のクリスマスを賑やかに過ごしたと思えば、大晦日の夜には寺に行って108回の除夜の鐘を聞く。そして午前0時を過ぎると、みんな神社に初詣しに行くのだ」と説明した。」
http://news.searchina.net/id/1651929?page=1
 <中共当局は商売上手。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本におけるパンダの人気ぶりを紹介しつつ、中国のパンダの「稼ぎっぷり」は凄まじいと伝えている。
 記事は、パンダは「かわいい」動物として世界的に有名だが、近年の中国はパンダの保護のために貸与しか行っていないため、パンダを展示したい動物園は中国にレンタル料を払って借りる必要があると指摘。パンダのレンタル料は年100万ドルで10年契約となるのが一般的だとしたほか、レンタル中のパンダが子を産んでも、その子の所有権が中国に帰属するのはもちろん、子パンダのレンタル料も追加で中国に支払うなどの取り決めがあるのが普通だと紹介した。
 続けて、米国のデータではパンダの飼育にかかる費用は年100万ドルを超えると伝え、米国内の一部の動物園ではパンダの飼育によって巨額の損失を計上したこともあるほどだと指摘。
 一方、日本ではパンダが大人気であるため、「中国の国宝であるパンダは莫大なカネを稼ぎ出すことができる」とし、「シャンシャン」の経済効果として400億円を期待する声もあるなか、「1日7時間の観覧時間で400億円の経済効果を生み出すとは、中国のパンダの稼ぎっぷりは凄まじい」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1651965?page=1

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 一人題名のない音楽会です。
 交響曲の隠れた名曲シリーズの7回目です。 
 今回は、エドヴァルド・グリーグ(Edvard Grieg)(注a)です。

(注a)1843〜1907年。「グリーグは、スウェーデン統治下のノルウェーで、ベルゲン市街の家に・・・生まれた。父方の曾祖父アレクサンダーは1779年にノルウェーに帰化したアバディーンシャー出身のスコットランド人で、一族の苗字は本来Greig(グレッグ)であった。1858年、ヴァイオリニスト、オーレ・ブル(Ole Bull・・・)<(コラム#9426)>に才能を見出され、3年半の間ライプツィヒ音楽院で作曲とピアノを学ぶ。1863年から3年間、デンマークのコペンハーゲンに居住し、作曲家ニルス・ゲーゼに学んだ。ここで、交響曲(作品番号なし)<(下掲曲)>、・・・など初期の作品が作られた。また、従妹でソプラノ歌手のニーナ・ハーゲルップ(Nina Hagerup, 1845年〜1935年)と出会い、1867年に結婚。後の歌曲は、ほとんどニーナ夫人のために作曲された。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0

Symphony in C-minor, EG 119 (1864)(注b)
https://www.youtube.com/watch?v=JFJV4Wrva8I

(注b)「ニルス・ゲーゼの勧めを受けて、コペンハーゲンでこの交響曲を書いた。・・・だが、ヨハン・スヴェンセンの民族的要素の濃い「交響曲第1番」(1871年初演)を聞いたグリーグは、自身の交響曲をドイツの影響が色濃いとして、「決して演奏してはならない」とスコアに書き込み、引っ込めてしまう。死後、未亡人のもとにあった交響曲の自筆譜は、のちにベルゲンの公立図書館のもとに移され、1981年に・・・蘇演されるまでの間、眠ったまま保管されていた。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2_(%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0)
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太田述正コラム#9595(2018.1.20)
<映画評論52:否定と肯定(その5)/私の現在の事情(続X107)>

→非公開