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太田述正コラム#9150(2017.6.12)
<皆さんとディスカッション(続x3371)>

<太田>(ツイッターより)

 女が男より長命で病気やトラウマに強いのは、狩猟採集時代に、女も男に伍して働かなきゃ生存することができなかったことに加え、恒常的に、9ヶ月間胎児を腹の中で育み、子供を生み授乳し背負わなければならなかったからだとさ。
https://www.theguardian.com/world/2017/jun/11/the-weaker-sex-science-that-shows-women-are-stronger-than-men
 成程、納得したわー。

 「パキスタン…で…Facebook…でイスラム教を冒とくした罪に問われた男性に死刑判決が言い渡された。…」
http://news.livedoor.com/article/detail/13188477/
 「Facebook上に王室を中傷するコンテンツを投稿していたタイに住む男性に対し、禁錮35年の判決が言い渡された。…」
http://jp.techcrunch.com/2017/06/10/20170609thailand-jails-man-for-35-years-for-facebook-posts-that-insulted-its-royal-family/
 僕、太田コラム上でどちらの「罪」も累次犯しており、もう二度とパキスタンもタイも訪問できないなあ。
 それにしても、Facebookはこういう形で、また、ツイッターはトランプの「濫用」で、商売繁盛だねえ。
 米帝国主義、いまだに強烈な存在感。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 下掲の安冨歩東大東洋文化研究所教授によるコラムを批判せよ。↓

 「東芝、森友・加計問題…「東大の病」が日本の組織崩壊の元凶だ・・・
 私は日頃、「東大エリートに知識を与えたら、他人を支配する道具にするだけだから、勉強なんかさせるな!」と公言している・・・(α)
 東大エリートは、霞ヶ関はもちろん、日本を代表するあらゆる大企業を支配しています。今回は、昨年、東大で起きた総合図書館閉館騒動から、典型的な「東大の病」とでも言うべき現象をお伝えしようと思います。東芝や森友学園問題、加計学園問題などがなぜ起きるのか。その背景には、この「東大の病」があるからです。・・・(β)
 なんと2017年春から1年間、図書館をほぼ全面閉館して工事をすることになったのです。・・・
 図書行政商議会は、図書館運営の意思決定を正式に行う機関のはずですが、そこに出た議題は「1年間の全面閉館のあいだ、代替措置をどうするか」というものでした。・・・
 誰が「事実上の閉館」という重大な決定を下したのかが見えてこない<まま、>恐ろしいことに、いつの間にか「1年間の全面閉館」が既定事実となっていたのです。・・・
 後に学生たちがこの理不尽な決定に決然と立ち向かった結果、大学側はアッサリと閉館期間を「1年」から、「2週間」に変更する<のです。>・・・
  大変な決定なのにもかかわらず、「何となく」「空気で」もしくは「忖度しながら」進められた結果、後々に大事件に発展する、というようなことが今、日本社会の至るところで起きています。・・・
 大騒ぎによって総長が、代替措置の徹底に責任をもって取り組む、と科所長会議で発言されたと聞いています。科所長会議とは、各学部・研究科と研究所の所長が集まる重要な会議です。・・・その成果が、前述したように「1年間閉館を2週間に短縮」だったのです。
 総長は学生たちが行動を起こすまで、「1年間の閉館」を知らなかったのでしょうか?私は「聞いていたけれど、認識できていなかった」のではないか、と推測しています。というのも、東大エリートたちは「話題の巧妙なすり替え」が得意だからです。・・・この一件では、最初の資料には「事実上の閉館」と書いてあったのに、騒ぎが起きるとこれを「利用制限」と表現するようになりました。綺麗に言葉の角を取り、あいまいでうやむやな表現にしてショックを和らげ、本質を覆い隠す。国会答弁でもよく見られる霞ヶ関官僚の得意技ですが、彼らはこれを東大で教わるのです。・・・(γ)
 特定の「誰か」が暴走するのではなく、組織全体がいつの間にか暴走してしまう。だれも責任を取らず、異議も唱えない一方、巧みな言葉の“すり替え”でごまかしながら、コトをするっと進めてしまう。そうこうするうちに既成事実となって歯車が回り始め、誰にも止められなくなる。これこそが「東大の病」の正体です。そして私は、大日本帝国がその滅亡に至る戦争に突入していった過程も同じではなかったか、と考えています。・・・(Δ)」
http://diamond.jp/articles/-/131377?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

⇒と言っておいて、すぐ、「解答」を書いちゃって恐縮だが・・。
 本件は、要は、東大で、下掲の一般的問題点(〇)と個別的問題点(●)の解消が遅れている、というだけのことだろう。

〇「<日本の>大学執行部メンバー(学長、副学長、理事長、理事、事務局長クラス<で、各国と>・・・大きな違いがあるのは、大学経営に関する教育・研修経験(複数回答)である。日本では「特別な教育・研修経験がない」が47.0%(学長は58.0%)、次いで「外部機関による大学経営の教育・研修受講」が27.4%。「経営管理大学院(MBA)レベルの教育・研修経験」があるのは3.1%、「大学経営の大学院教育・研修経験」は2.4%にすぎない。
 これに対し、ドイツ・オーストリアでは「MBAの教育・研修経験」が44.7%で最も多く、次いで「外部機関による大学経営の教育・研修経験」が40.1%、「特別な教育・研修経験がない」は26.5%だった。「大学経営の大学院教育・研修経験者」も10.6%に上る。」
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO02041740Y6A500C1CK8000/ 
●「・・・学生は間違いなく重要なステークホルダーであり、明確にガバナンスの中に位置づけその意向を大学活動に反映させる必要がある。具体的な仕組みとしては、学生に対して、経営に関する意思決定の説明責任を果たすことや、意思決定において学生の意向を反映させるプロセスを組み込むことなどが望まれる。・・・」
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=7091 (日本総研)
大学は教員・事務職員・学生が構成員であることを鑑みたとき、大学運営の諸施策について学生の意思を反映させる機会の確保も必要である。教学上の施策については、学生の意思を反映させることなく、教授会や学部長会等の大学側の組織のみで意思を決定している。学生の意思を反映させる機関を設けるなどしてその機会をつくることを検討することが課題である。
http://www.nodai.ac.jp/accredetation/11/08.html (東京農業大学)

 だから、安富センセがコラムを書くのなら、どうして東大・・に限らないと想像されるが・・で、それらの解消が遅れているのかを書くべきだった。
 それなのに、「話題の巧妙なすり替え・・・を東大で<は>教<え>る」(γ)のような、本件と直接関係のないことを書いたり・・そもそも、そんなん、東大法学部ですら教えるワケないんだが、京大卒のセンセはご存じないのかな・・、(Δ)のように、これまた本件と直接関係のない山本七平の『空気の研究』という浅薄な本の受け売り的なことを書いたりしてるんだもんね。
 「東芝、森友・加計問題…「東大の病」が日本の組織崩壊の元凶だ」という、本コラムのタイトルに至っては、コメントする必要もあるまい。
 センセはどうやら「知識」が極めて乏しそうだが、(α)のようなことを公言してることもあり、自分自身、「知識」排除に努めてるのかしらん。
 ((学部の図書館や研究室で保管されている書籍類を含めた)図書館システムは、大学にとって不可欠だから、どうやら、本件は、総合図書館の本が一年間読めなくなる、読みにくくなる、ということではなく、総合図書館を学生が自習室として使えなくなる、使いにくくなる、という程度のハナシのようだね。
 私自身は、総合図書館で、本を借りたことも、そこを自習室として使ったことも殆どなかったなあ。
 雰囲気は素晴らしかったけど・・。)(太田)

 詩織さん、引き続き頑張ってるねえ。
 「相手」がその後TV画面から姿を消したことで、彼女にしてみれば、目的達成まで小さな一歩を踏み出せたのかも。↓

 「詩織さんが明かしたセカンドレイプ「性被害者が声を上げられる社会に」・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%a9%a9%e7%b9%94%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%8c%e6%98%8e%e3%81%8b%e3%81%97%e3%81%9f%e3%82%bb%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%83%97%e3%80%8c%e6%80%a7%e8%a2%ab%e5%ae%b3%e8%80%85%e3%81%8c%e5%a3%b0%e3%82%92%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%82%89%e3%82%8c%e3%82%8b%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%81%ab%e3%80%8d/ar-BBCrL8b?ocid=iehp#page=2

 郷原ヤメ検の、長ったらしいだけで中身のないコラム。↓

 <そんなこと言ったって、安全保障の基本を宗主国に丸投げしてきた自民党政権を支持し続けてきた国民は馬耳東風だよ。↓>
 「・・・<私は、>自民党や官邸の危機対応の拙劣さを指摘してきた・・・
 <今回も、少し支持率が減った程度のハナシだもんな。↓>
 我々国民の最大の関心事は、森友学園問題についても加計学園問題についても、このような拙劣かつ不誠実な対応を行う首相や官邸を信頼してよいか、ということである。
 <冒頭の私のコメントを再度読んでね。↓>
 国家として重大な事態が発生した時にも、政府・官邸側が「不都合な事実」だと思う事柄が存在することはあり得る。その場合にも、それをしっかり国民に明らかにした上で、その後の対応をとっていかなければならない。・・・」
http://blogos.com/article/228225/

 聞くまでもないわな。↓

 「前川氏は貧困女性問題に取り組んだか?→文科省「全くない」・・・」
http://blogos.com/article/228269/

 よく書けている。↓

 「「誤差7メートル」は白昼夢か? 北朝鮮が「精密誘導ミサイル開発」の虚勢 “武器自慢”もネタ切れか・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/13188181/

 CNNがエライ断定的にメイ失脚を予想してるな。↓

 'Dead woman walking': UK Prime Minister Theresa May clings to power・・・
http://edition.cnn.com/2017/06/11/europe/theresa-may-uk-election/index.html
 Why history says Theresa May should go・・・
http://edition.cnn.com/2017/06/09/opinions/opinion-beers-may-leadership/index.html

 プエルトリコが、州への昇格の住民投票を行ったが・・。
 (どーしょーもないね。独立の気概がなきゃ始まらないよ。(太田))↓

 Puerto Rican voters back statehood in questioned referendum・・・
 <投票率はわずか23%。↓>
 Voter turnout was just 23 percent, leading opponents to question the validity of a vote that several political parties had urged their supporters to boycott.・・・
 It was the lowest level of participation in any election in Puerto Rico since 1967・・・
 <財政は破綻状態。↓>
 ・・・10-year economic recession, which has prompted nearly half a million Puerto Ricans to flee to the U.S. mainland and was largely sparked by decades of heavy borrowing and the elimination of federal tax incentives.
 <現状は連邦所得税免除。その代わり、連邦からの予算の配分は少ない。↓>
 Puerto Rico is exempt from the U.S. federal income tax, but it still pays Social Security and Medicare and local taxes and receives less federal funding than U.S. states.・・・
https://www.washingtonpost.com/politics/congress/puerto-rico-mulls-political-status-in-new-referendum/2017/06/11/20415f7a-4e5b-11e7-987c-42ab5745db2e_story.html?hpid=hp_hp-more-top-stories_ap-puertorico-750pm%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.db38b52b0f0f

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <久しぶりの、日本経済総体の称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本を訪れた中国人の手記を掲載し、日本滞在中に「中国がさらに成長するには、日本の長所を認めなければならないと強く実感した」と伝えている。 
 記事は、2017年3月に訪日したという中国人の手記として、「多くの中国人の日本に対する認識は今なお世界第2次世界大戦の頃のまま」であり、現代の日本がどれだけ高度に発達し、高度な文明を持つ国かを知らない中国人が多すぎると指摘。そして、過去の歴史問題などで日本を憎く思っていようが、「中国人は日本という国の強さや発展ぶりを正視する必要がある」と感じたと伝えた。 
 続けて、日本各地を見て歩くことで日本経済に対する認識が新たになったと紹介、「多くの中国人は日本の電気産業についての認識が1980年代ごろのままで停止している」とし、中国企業はテレビや冷蔵庫などの家電分野で日本企業を追い越したと認識していると中国人は多いものの、「日本企業は家電を『もはや儲からない分野』と認識している」と指摘。 
 日本の電機メーカーはすでにバイオテクノロジーや医療分野などに事業の軸足を移していることが分かったと伝え、「中国人は日本の製造業に対して認識を新たにすべきであることがわかった」とした。 
 また、中国では近年、「日本経済の規模がいくらであろうと、中国は5年間で現在の日本経済と同じ規模だけ成長できる」、「北京、上海、広州、深センの土地を売るだけで、米国の国土の半分を購入できる」といった声が高まっていると紹介。 
 まるでバブル当時の日本で聞かれたような言葉だが、記事は「中国の人口は日本の10倍以上であり、国土面積は約25倍に達する」と伝え、日本は中国のように不動産投資や資源開発によって国内総生産が膨らんでいるわけではなく、日本のGDPは水増しが少なく、数値の真価という点では「中国以上の競争力を持つ」と指摘。日本を旅行で訪れただけで、「中国がさらに成長するには、日本の長所を認めなければならないと強く実感させられた」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1637526?page=1
 <これまでで最も多角的な、(人間主義的観点も含む)日本の医療の称賛。↓>
 「今日頭条は・・・日本の医療が優れている点を紹介する記事を掲載した。しばしば先進の検査機器の充実や、快適な空間やサービスの提供といったことがクローズアップされるが、それ以外にも日本の医療には中国の人びとを注目させる要素があるという。
 記事は「日本の医療の総合力は世界から崇められるほどであり、近年ではますます多くの中国人が日本に医療サービスを受けに行っている。では、日本の医療はいったいどこが優れているのか」としたうえで、いくつかの要素を挙げて説明している。
 まず、健全な医療保険制度の存在を挙げた。職業や戸籍、個人の収入に関係なく同じ医療サービスが受けられ、個人負担も同じ30%となっていることを紹介した。続いては、合理的な医薬分離制度があるとし「病院と薬局を別々にすることで、病院が薬を必要以上に出して利益を貪ることのないようになっている」と伝えた。また、予約制診療の実施によって患者の待ち時間を減らし、病院としても診療効率を高めることができるとしている。
 さらに、日本では医師として従事するまでのハードルがこれ以上ないほどに高く設定されている一方、若手医師の収入レベルを高めることにより、医師らがモチベーションを維持して職務に専念できるようにし、高い医療水準が保たれていると伝えた。
 そして、これ以外にも広くて快適、明るくて清潔な医療環境が整っていること、日本ならではの人にやさしいサービスが病院内でも見られることも挙げたうえで「このような温かみがあり快適な環境では、病気を治すのもものすごく苦痛を伴う体験ではなくなるのだ」とした。」
http://news.searchina.net/id/1637503?page=1
 <時々定番的に出現する、日本のリニアモーターカーの称賛。↓>
 「世界最速の鉄道は「日本にあった!」、しかも特筆すべきは速度だけじゃない・・・」
http://news.searchina.net/id/1637506?page=1
 <日本の弁当文化の人間主義的観点からの称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の弁当文化を紹介する記事を掲載した。記事は「世界のどの国を見ても、日本ほど手が込んでいて栄養が豊富な弁当を見つけることはできない。弁当は日本の伝統文化の一種であり、まるで芸術品のような弁当には、日本料理の伝統的な特色が端々に表されている。そして、弁当文化は庶民の日常生活に深く根ざしているのだ」とした。 
 そのうえで、日本の弁当文化に関する3つのトピックを紹介。まずは食材の調理方法についてだ。「調理方法は一般的に煮る、揚げる、生食を主体とする。魚は焼き魚が大多数だ。これらの調理方法は汁気をあまり出さずに済み、持ち運びしやすいうえ、弁当の見栄えも保たれる」と説明している。 
 続いては、弁当と社会との関係性について言及。「日本の学校や職場は昼休みの時間が短いために外食をする時間的余裕がない。そこで多くの人が簡便で節約につながる弁当を選ぶのだ。そして、一般的に妻や母が心を込めて栄養に満ちた、見た目も良い弁当を作るのである」とした。 
 そして最後に、弁当作りが子どもの成長にも役立っていることを紹介。「女の子たちは幼稚園のころから弁当作りに触れ、小学校、中学校、高校と成長する過程で料理を学んで行くのだ」と紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1637542?page=1
 <定番的な、日本の自動販売機文化の好意的紹介。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「どうして日本では自動販売機がこんなにも氾濫しているのか」とする記事を掲載した。記事が挙げた理由は「人件費の高騰」、「地価の高騰」、「日本人の機械、自動化好き」、「コイン文化」、「機械の寿命が長く、メンテナンスのコストが低い」、「治安の良さ」、「歩いて移動する人が多い」、「生活リズムが速い」の8つだ。 
 「人件費の高騰」については少子高齢化との関係性を論じており、飲料の自動販売機のみならず、飲食店でも人件費削減のために自動券売機が多く設置されていると紹介した。「日本人の機械好き」では、「日本のアニメを見たことのある人であれば分かるはず。日本人は機械や自動化に対する志向性が強く、熱心に研究してきた。自動販売機よりも便利な機械はあるだろうか」としている。 
 機械の寿命の長さや、治安の良さは、販売機が壊れる、あるいは壊されるリスクの低さが販売機の設置に適するレベルであることを説明するものだ。また記事によれば、日本人は歩いて移動する人が多いことで、自動販売機の使用率が高いとのこと。自動車での移動が多い国では利用される機会が減るため、普及しないのだという。」
http://news.searchina.net/id/1637531?page=1
 <無理やりの(?)新切り口による、(人間主義的観点も加味した)日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の旅行で、本当にスモッグがないことを発見した その原因は多くの人に恥ずかしさを覚えさせるものだ」とする記事を掲載した。 
 記事は「わが中国では、多くの都市がスモッグの侵襲を受けている。しかし日本ではスモッグが発生することは少ない。日本人はいったいどんな措置をとってスモッグに抗っているのだろうか。実際に現地の様子を見てみよう」としたうえで、東京のあるスポットの写真を数枚掲載した。 
 そのスポットとは、浜離宮恩賜庭園だ。都心のビルが林立する中に静かにたたずむ木々や芝生、池の景色は、人工と自然、歴史と現代の融合であり、まさに「都会のオアシス」といった趣である。記事は「都市に広い面積の緑地帯は不可欠であり、特に日本は都市の緑化作りを大切にしているのだ。浜離宮からは、人々が優れた自然環境の中で活動できることが見て取れる」と説明した。 
 また「日本では、風光明媚な自然の観光スポットが多く存在し、繁華街や小さな路地も非常に美しい。それは、彼らが自然環境の保護を重視し、いかに自然と調和し共存するかを心得ているからだ。それができているからこそ、スモッグによってもたらされる苦悩を免れることができる。環境保護は、一人一人に責任があるのだ」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1637552?page=1
 <トイレマナーの注意喚起の形での日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本のトイレでは中国語で中国人に向けて注意書きが貼られていることがある」と紹介し、同じ中国人として非常に「恥ずかしいこと、この上ない」と論じている。 
 記事は、中国では洋式のトイレでも、和式のようにしゃがんでする形式のトイレでも「ゴミ箱」が設置してあるのが普通だと伝える一方、日本のトイレには、使用済みのトイレットペーパーを捨てるためのゴミ箱は設置されていないと紹介。日本の習慣では、使用済みの紙はそのまま流してしまうのが普通だと伝える一方、「日本を訪れる中国人旅行客の多くは日本の習慣を知らず、使用済みの紙を流さないケースがある」と指摘した。 
 さらに、日本では公衆トイレであっても自分が汚してしまったら、汚した分を自ら掃除する人がいるほど清潔さに気を使っている人が多いと紹介し、そのような日本で使用済みの紙を流さずに、ゴミ箱や床に捨てたら大きな問題になってしまうと指摘。 
 日本国内の観光地など、中国人旅行客が多く訪れる場所には、トイレの使用方法や使用済みの紙の捨て方などを中国語で説明した注意書きが貼られている場合があると写真で紹介し、「同じ中国人として恥ずかしい」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1637566?page=1
 <日本人にとってシェア自転車なんて殆ど関心はないが、気にしてる習ちゃん。↓>
 「中国の都会で爆発的に発展したシェア自転車、日本人は羨ましがるどころか冷ややかに見ていた・・・」
http://news.searchina.net/id/1637504?page=1
 「「中国のシェア自転車、日本じゃ100年かけてもできない」という言葉に浮かれる愛国者たち・・・」
http://news.searchina.net/id/1637512?page=1
 <ちょっと違うんだけどなあ。(基本的には、仕事が楽しいのよ。)↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国人で残業が好きな人なんて誰もいないと伝えつつ、「日本人はまるで残業好きであるかのように、残業してばかり」だと論じる記事を掲載した。 
 記事は、日本人は勤勉で一生懸命仕事をしているイメージがあると伝える一方、日本人が残業ばかりしているのは「仕事の効率が悪いため」ではないかと考察。確かに過去の日本人にはワーカホリックと呼ぶべき仕事人間がいたとしながらも、こうした日本人の働きが戦後の復興につながり、日本を経済大国にしたとする一方、現在の日本の若者の中にはワーカホリックは決して多くはないと主張した。 
 続けて、日本人も中国人同様、決して残業は好きではないとし、それでも残業しているのは「仕事の効率が悪い」ことが原因ではないかと主張。日本には自動車や精密部品など、優れた企業は多いと主張する一方で、残業が多いのは「決して日本人がワーカホリックだからではない」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1637549?page=1
 <初耳だが・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「第2次大戦中の日本の古代建築が保存できたのは、ある中国人のおかげだ」とする文章を掲載した。文章は、日本に行く中国人には、ショッピング以外に古代建築を楽しみにしている人が多いと紹介。「なぜなら、唐の文化の建築風格を継承し、中国文化がそのまま残されているからだ」と説明した。 
 そのうえで「京都や奈良など日本の古代建築が完全な状態で残され、米軍による爆撃によって破壊されなかったのは、著名な建築家である梁思成氏によるところが大きいのだ」としている。 
 文章によれば、梁氏は古代の建築は全人類のものと考え、自ら米軍の指揮官に会って「われわれが受けた災いを考えれば日本を撃沈せしめたい。しかし、建物は社会の縮図、民族の象徴であるとともに、全人類の文明の結晶でもある。唐招提寺や法隆寺は世界最古の木造建築であり、ひとたび破壊すれば永久に元には戻らなくなる」と文化財の多くの残る地域への攻撃を踏みとどまるよう懇願し、その熱意を米軍が受け入れたという。」
http://news.searchina.net/id/1637544?page=1
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太田述正コラム#9151(2017.6.12)
<改めて米独立革命について(第I部)(その2)>

→非公開

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