太田述正コラム#9144(2017.6.9)
<皆さんとディスカッション(続x3368)>

<太田>(ツイッターより)

 BBCがアフガンのタリバンの「首都」を公式取材。
 アヘン交易は悪だと承知の上経済的目的で続けている。
 学校と病院はアフガン政府の金で運営され、政府の監察も受けている。
 男子教育は政府地区より充実、女子教育は顧みられず、と。
http://www.bbc.com/news/world-asia-40171379
 NHKにゃ無理。

 英総選挙では保守党議席の過半数割れ必至。
 次期政権が保守党中心になるのか労働党中心になるのか全く分からず。
 不必要な解散を行ったメイ保守党首の権威は地に墜ちた。
 年内再総選挙必至か?
http://edition.cnn.com/2017/06/08/europe/uk-election-hung-parliament/index.html?adkey=bn
 CNN、前FBI長官の議会証言よりもこちらが大ニュース。

<u3AL7mxM>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫エライエライ。↓
 「・・・ACL「浦和乱闘事件」、済州・白棟圭が訪日して浦和・阿部に謝罪へ・・・」≪(コラム#9142。太田)

 と、思うでしょ?
 でもこれは国際サッカー連盟(FIFA)の裁定が終わってからの話であって現状では訪問すら受け入れちゃダメ。
 謝罪をさせたらそれで手打ちになったという話をAFCに持ちこむでしょうし、訪問をさせたらさせたで「謝罪すら受け入れなかった」という話に持ちこむ。
 どっちに転んでも、今回の暴行騒ぎが好転することはありえない。
 日韓だけで事を収めようとせずに第三者を挟んで厳正な裁定を出さないと確実に悪化しますよこの話。
 実際にピッチにいるべきではない選手が乱入してきたことに変わりはないし、それが謝罪すれば許されるというような前例を作るべきではない。
 あの場所にいる資格のない選手がピッチに乱入して、相手選手へ暴行。
 あれがお咎めなしなら、極端な話、敵の有力選手をサブの選手がぼっこぼこに殴ってもいいということになるわけですから。
 まぁAFCの裁定後じゃ済州の白棟圭が謝罪するとは思えませんけどね。
 もうすでに韓国内じゃ済州及び白棟圭の暴行は挑発行為に対する正当な暴力であり浦和及び阿部が加害者扱いですしね。
 韓国相手には日本式の優しさや思いやりは通じないって太田さん自身が散々おっしゃってませんでしたっけ?
 3年前にも韓国はイラン相手に暴行騒動起こしてたよな。
https://www.j-cast.com/2013/09/04182995.html?p=all
 しかも左ストレート喰らったイラン側が挑発行為を行ったとして処罰されて、当の暴力行為を行った韓国選手にはお咎め無し。
 結果反省無くまた似たような事を繰り返してんですからキチンと処罰させて反省を促してやる事こそ韓国人に対する思いやりでしょ。
 反省すればの話ですがね。

<CSuMvUp2>(同上)

 魔境ていうか、幻聴・幻覚、あったわー、瞑想したとき。
 怖くてすぐやめた。
 人間主義者の純度100%日本人なのに瞑想しちゃったからなんだね。
 もうね、1ヶ月もしないのに、そんなんなったよ。
 日本人には必要ないね。

⇒副作用が出ない人の方が多そうだし、プラシーボ効果だってあって不思議はないし、ヒマのある、人間主義者たる日本人がサマタ瞑想したっていいんでねーの。(太田)

<CSuMvUp2>(同上)

 って魔境とかそんなことより、元官僚の太田さんに質問したいことが。

 「菅官房長官の「前川個人攻撃」全発言録 オフレコで“彼は異常だよ”」
http://news.livedoor.com/article/detail/13167557/
 「彼の力の源泉は『人事』です。2014年に内閣人事局が設置され、霞が関の幹部官僚人事は、全てここで決められる制度になりました。
この内閣人事局を事実上仕切っているのが、内閣官房のトップである菅さんです。彼はさまざまな省庁の人事に口を出す。
 現に菅さんがかつて大臣を務めた総務省の事務次官人事は、彼の一言で覆ったと言われています。官僚は皆、菅さんには逆らえません」
って、本当なのでしょうか。
 この内閣人事局の制度は、必要なんでしょうか?

⇒以前から、各省庁の幹部人事については、閣議了解(1949年〜)ないし閣議承認(2000年〜)を得ることとされていたから、首相に各省庁幹部の任免権があった
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A3%E8%AD%B0%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E4%BC%9A%E8%AD%B0
わけだが、この任免権の行使を補佐する部局が内閣になかったため、事実上、各省大臣に、非幹部の任免権はもとよりだが、この任免権についても丸投げ状態だった。
 (戦後においても、当初は、(官僚の消息に通じているところの、)官僚出身の首相が多く、恣意的な各省庁幹部人事がなされることが、相当程度抑止されていた、ということがあったのではなかろうか。) 
 ところが、日本では首相すらすぐ変わるところ、各省大臣は更にコロコロ変わるから、この任免権の行使もまた官僚機構に丸投げ状態となり、稀に実質的行使が、首相(官房長官)や各省大臣によってなされることがあるも、それが恣意的行使になる場合が少なくなかった。
 だから、2014年に内閣人事局が設置された
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E5%B1%80
のは、むしろ、遅きに失したくらいだ。
 おかしな、各省庁幹部人事が続くようなことがあれば、それも政権交代の材料の一つになるってだけのこと。(太田)

<ha4KHgZg>(同上)

≫<22勝目棋譜。私の棋力がないためだが、解説付じゃあないこともあり、どの場面で、(報道されているところの、)藤井ピンチだったのか、さっぱり分からず。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=eAB0--Fiu-4#t=8m
 ↑
 ソフトが解析した形勢の評価値と候補手が画面下に映っています。
 将棋ソフトの評価値の見方は+の数字だと先手有利、−の数字だと後手有利を意味し、−300点〜+300点くらいまではほぼ互角の範囲内と言われています。
 ちょうど8分のところ、127手目でソフト推奨手の▲8七銀と打てば+2951点で先手勝勢を維持していたのに、本譜は▲8七金打だったので−443点の後手ややよしへと形勢が急変しています。
 しかし最後は後手の阪口五段が秒読みに追われて自玉の3手詰を見落とし、受けたつもりが受けになっていない△8五歩の悪手を指してしまったため、トン死で藤井四段の拾い勝ちという形ですね。

 藤井四段こぼれ話です
 「藤井聡太四段「授業内容は理解できているのに、なぜ宿題をやらなければいけないのか」・・・」
http://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-6130.html
 「14歳・藤井聡太四段のオリジナル扇子、数秒で完売・・・」
http://www.hochi.co.jp/topics/20170608-OHT1T50094.html
 「香川女流三段、藤井四段の扇子を転売屋から購入しないよう呼びかけ・・・」
http://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-6135.html
https://twitter.com/mtmtlife/status/872677713919606784

⇒こんなのまで見ちゃった。↓
 「藤井四段強さの秘密を田中寅彦九段が解説・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=SB55wmeqaWg (太田)

<山本>

≫VALUを人口(3000円相当額?)買ってから、どうすりゃいいんですか? ≪(コラム#9144。太田)

 議決権ないからほったらかし又は売る。

≫「投資」すりゃコラム配信を受けられるとすれば≪(同上)

 Valu購入と太田メルマガ配信は無関係ですね。Facebook連携しているので購入者がわかれば配信できるかも。
 Valuは消滅するか円天になる可能性がある。大化けする可能性もあるけど。
 「微妙なweb有名人のファンクラブ会員権発行・売買プラットフォームです!(但し市場機能は微妙)」
https://twitter.com/uznz/status/872446899365625856

<太田>

 ようやく分かりました。
 太田述正事務所ないし太田オフ会基金にカンパないし寄付したというネット上の証明書(領収書)を、ビットコインを使って売買する、というスキームだってことですね。
 そんなスキームが成り立つとは思えないこともあり、この市場がある程度まで成熟する・・成熟すればのハナシですが・・まで様子見をしましょう。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 藤井四段ほどじゃないが、あたら、能力を無駄遣いして、しかも、大坂らの場合、それでもってほぼ一生を過ごしちまった者も少なくなさそうで、もったいないねー。
 彼らの追求する(マルクスが夢見た)理想社会に、既に彼らは生きているというのに・・。
 太田コラムの、「中共官民の・・・」のセクションを、ぜひ読み続けなさい!↓

 「大坂容疑者逮捕で浮上「中核派」驚きの実態・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/13175515/

 前川問題についてのコラムで、全体として悪くはないのだが、「“天下り”を必要悪とせざるを得ない現行の年功序列制度こそ、問題の本質なわけです。だから本当に天下りを根絶したかったら「終身雇用と年功序列も廃止しよう」と言うしかないわけです。」は間違い。
 年功序列制度そのものに問題はないのであって、何度も指摘しているように、役人の場合、(天下りの必要性をなくすところの)恩給制度がないのが問題なの!↓
http://blogos.com/article/227732/

 中身はないが、毎日が真っ向から読売をぶっ叩いているのが面白い。↓

 「「出会い系バー」報道への批判 反論に疑問の声・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170608/k00/00e/040/323000c

 改めて調査してみたらあったけど、これは文書とは言えない、という落着点?↓

 「「総理のご意向」文書、文科省が再調査へ 加計学園問題・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK6933Y4K69UTIL00C.html?iref=comtop_8_01

 トランプはコミーに、捜査/起訴便宜主義の観点から、フリンに酌むべき事情あるという事情を賢察の上適切な判断を行うよう促しただけで、何ら問題がない、というコラムもワシントンポストが載せた。(NYタイムスは載せていない。)
 ワシントンポストかNYタイムスのどっちかにこういうコラムが載るようじゃ、本件に関しては、トランプの勝ちだな。
 (共和党がトランプ擁護の姿勢であることからも・・。)↓
https://www.washingtonpost.com/opinions/what-comey-described-wasnt-obstruction-of-justice-heres-why/2017/06/08/1c1c5564-4c6f-11e7-9669-250d0b15f83b_story.html?utm_term=.9e2cea4b5685
 NYタイムスの方は、例えば、下掲のような、トランプ非難コラムばっかし。↓
https://www.nytimes.com/2017/06/08/opinion/comey-trump-obstruction-of-justice.html?ref=opinion&_r=0

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 仰ぎ見る日本。↓>
 「コンビニは日本の商業のエッセンスが凝縮する場所・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0609/c94476-9226272.html
 <日中交流文物。↓>
 「191年前の船の漂流がきっかけで中国から日本に伝わった「寧波キンカン」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0608/c94473-9225898.html
 <日中交流人士、三件。↓>
 「作文コンクール「本を味わい日本を知る」の募集がスタート・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0606/c94473-9224773.html
 「卓球世界選手権で日本が躍進・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0607/c94473-9225450.html
 「弱冠13歳で世界選手権ベスト8に入った張本智和選手・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0607/c94473-9225304.html
 <ここからはサーチナより。
 これも日中交流人士。↓>
 「少年ジャンプ+にて好評連載中の、中国出身作家の彭傑による作品『時間の支配者』が、7月からのTV放送に先駆け、アニメ第1話・2話の先行上映会を新宿バルト9にて6月17日に開催する。・・・」
http://news.searchina.net/id/1637370?page=1
 <これも、仰ぎ見る日本。↓>
 「「また便座テレビ局の仕業か・・・」 日本のパクリ番組に中国人ユーザーもため息・・・」
http://news.searchina.net/id/1637368?page=1
 <一種の日本へ行けモノ。↓>
 「日本の習慣は興味深い! だが「靴を脱ぐ、履き替える」が難しい・・・」
http://news.searchina.net/id/1637375?page=1
 <仰ぎ見そうになる日本。↓>
 「・・・捜狐はこのほど、「なぜ日本人は立ったまま食事をするのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は、日本で立ち食いの文化が広まったのは「江戸時代のころだった」と伝え、寿司や蕎麦は立ち食い形式で食べるのが流行したと紹介。一方、現代の日本では立ち食いは「速すぎる生活リズムの中で生きる日本人にとって重要な存在だ」と伝え、忙しい日本人にとって駅のプラットホームなどで安く食事できるため重宝されていると指摘した。
 一方、日本では「中国国内で一般的に高級料理と認識されている寿司も立ち食い形式で提供されている」と紹介し、なかには回転寿司より安い価格で握り寿司を提供する店もあり、大人気だと紹介。そのほか、ステーキやフレンチといった「一般的には座って食べるとされる料理まで立ち食い形式で提供する店もある」と伝えた。
 中国ではほとんど見られない「立ち食い」の店について、記事は「立ったまま食べることは特に健康に悪影響はなさそうで、むしろ足腰を鍛えることにもなりそう」だとし、腹割りの贅肉が気になる人には良い食べ方なのかもしれないと主張。中国人にとっては慣れない食べ方であるものの、日本同様に生活リズムが速くなりつつある中国でも「時には立ち食いがあったら便利なのに」と思うことはあると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1637397?page=1
 <再び仰ぎ見る日本。↓>
 「驚かざるを得ない日本の治安、「窃盗はおろか、誘拐も・・・」・・・」
http://news.searchina.net/id/1637402?page=1
 <再々仰ぎ見る日本。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人のロボットに対する思い入れについて紹介する記事を掲載した。記事は「ロボットに対する思い入れを持つ日本人はこれまで、政府の支援のもと、ますます人に優しい、スマートな人型ロボットを開発、製造している。人のようにサービスを行ったり、エンターテインメントを提供したりするロボットは、日本人にとっての生活の一部になりつつあるのだ」とした。 
 そして、日本人のロボット愛は、数十年昔から培われてきたものであることを示すべく、1960年代から80年代にかけて複数のロボットを制作して、子どもたちに夢を与えてきた相澤次郎氏のロボット作品の1つである「五郎」を写真付きで紹介。また、同じ時代にデパートの客集めとして展示された奇妙な形のロボットの写真を掲載した。 
 そのうえで、現在日本で開発されているロボットの数々を紹介。おなじみのアシモやペッパーに加え、患者がベッドから車いすへ移動するのをアシストするクマ型ロボットや、災害などで精神的ダメージを受けた高齢者を癒すアザラシ型ロボット、朝食を作ってくれるロボット、結婚式の証人になってくれるロボット、ギターを弾くロボットなどを挙げて説明している。」
http://news.searchina.net/id/1637404?page=1
 <仰ぎ見る日本のモノ。↓>
 「中国人消費者から見た「日系車の長所と短所」、長所はやっぱり・・・」
http://news.searchina.net/id/1637398?page=1
 <この後で、わけの分からんことを記しているが、冒頭のこの部分に尽きている。
 日中提携を希求する習ちゃん。↓>
 「安倍晋三首相は5日、中国が主導する経済圏構想「一帯一路」への協力を初めて表明した。中国側も「日中双方に共同発展をもたらす新しいモデルケースとなるだろう」と、歓迎する意向を示している。・・・」
http://news.searchina.net/id/1637440?page=1
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太田述正コラム#9145(2017.6.9)
<武光誠『誰が天照大神を女神に変えたのか』を読む(その11)>

→非公開