太田述正コラム#9130(2017.6.2)
<皆さんとディスカッション(続x3361)>

<太田>(ツイッターより)

 英国で総選挙が行われようとしているのに、世界が、フランスの先般の大統領選挙と違って関心を示していないことを慨嘆する英知識人のコラムだ。
 英国の国力が著しく衰退し、ブレグジットに象徴されているように英国は世界から退き、そして世界は英国を忘れた、と。
 いやなに、米国だって早晩そうなるんだし、泣き言はジョン・ブルらしくないぞ。
 先の大戦で日本によって大英帝国を瓦解させられたにもかかわらず、今まで、随分見事に虚勢を張り続けてきたもんだと感心しとるよ。
 私事ながら、1988年に素晴らしい一年間を過ごさせてもらって有難さん。
http://edition.cnn.com/2017/06/01/opinions/weirdest-election-in-memory-campbell-opinion/index.html

 「最年少棋士、20連勝なるか 藤井四段、対局始まる…」
http://www.asahi.com/articles/ASK503RLHK50PTFC00H.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_133388
 新聞電子版もTVも対局開始まで速報。名人戦や竜王戦並の扱いになってきた。
 そのうち、藤井君の今日の昼食のメニューも速報されるのでは?

<yrmsIw3o>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「<サッカー>日韓戦の「乱闘事件」、中国でも注目・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_179836/
 中国人にも冷めた眼で見られる韓国人。
 ここまで自制心がないと厄介者としか言いようがない。

<七氏>(同上)

 あーあー。こんなまた分かりやすい左右感あるかね。
 泥仕合の一人相撲〜〜↓

 「小泉進次郎氏 9条への自衛隊明記「当然だ」 違憲論争「放置おかしい」・・・」
6/1(木) 19:31配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170601-00000555-san-pol

<太田>

 加計問題ならぬ前川問題が喧しい。
 産経系や読売による前川貶めキャンペーンに肩入れするつもりなどさらさらないが・・。↓

 「・・・女性は、問題の出会い系バーで前川氏に声をかけられ、その後、前川氏と頻繁に会うようになったという。「あの店で会った子の中で、私が前川さんと一番仲がいい」と語り、友人などもまじえて、3年間で30回以上会ったと証言している。
 しかし、「文春」記者から肉体関係について聞かれると、女性はこう答えている。
 「口説かれたこともないし、手を繋いだことすらない。私が紹介した友人とも絶対ないです」
 「夜10時くらいから食事を始めて、いつも12時くらいになると前川さんは『もう帰りたい』って一人でそそくさと帰っちゃうんです」

⇒日本には、男が、飲み屋で酒飲みながら若い女性と雑談をするためだけに大枚払って通い詰めるという、かねてから日本文明を理解すべく格闘してきている私にも、いまだに全く理解できないフシギーな文化がある。
 (下心がある場合もない場合もあるらしいね。)
 前川君は、費用を抑えてこれを実行してただけのことだろ。
 そう素直に説明すべきだったのにさ。(太田)

 また、この女性は、前川氏が自分や友人の悩みについて親身に相談に乗ってくれたエピソードを具体的に明かしたうえ、「前川さんに救われた」とまで語っている。

⇒残念ながら、「救われ」なかった女性の方が多そうだな。↓
 「前川前次官が通っていた店に来ていた女性客<に取材したところ、彼女はこう>言う。「・・・週1回は来ていたよ。週3回くらい来ていた時期もあったみたい。・・・<一緒に「外出」してから、>一応、私から『この後、どうします?』って聞いたら、『何?』と聞き返してきたので『大人のおつき合い』と言うと、『僕はないなあ』と。5000円もらって『(時間が)遅いけれど気をつけてね』と言われました」」
http://news.livedoor.com/article/detail/13145959/

 [デパート勤務を勧められ、勤めたデパートの売り場に「参観」にまで訪れ、現在ではすっかり「更生」しているという。
http://light-shade.net/post-2634 ] ・・・
 <と、>「貧困調査のために行った」とする前川氏の説明に説得力を与えるような証言をしている・・・

⇒同趣旨の「調査」を一人で若い男性達・・女性達とは違って、売春して稼ぐ術が基本的にない!・・を相手に行ったことが、過去にあればぜひ拝聴したいもんだが、前川君、語ってくれてないよねえ。(太田)

 ・・・退官後<は>二つの夜間中学校の先生、子どもの貧困・中退対策として土曜日に学習支援を行う団体の先生として、三つのボランティア活動をしている。・・・
 さらに、低所得の子どもの学習支援をするNPO「キッズドア」代表の渡辺由美子氏も、同団体の活動に前川氏が参加していたことを明かしている。渡辺氏は直接面識がないというが、前川氏を知る担当スタッフによると「説明会や研修でも非常に熱心な態度で、ボランティア活動でも生徒たちに一生懸命に教えてくださっているそうだ」「2017年度全ての学習会に参加すると○をつけてくださっていて、本当に頼りになるいい人です」といい、渡辺氏も「年間20回の活動に必ず参加すると意思表明し、実際に現場に足を運ぶことは、生半可な思いではできない」と・・・語っている。・・・
 さらに渡辺氏は、前川氏がこの活動にかかわるようになった経緯をこう明かしていた。
 「素性を明かさずに、一般の学生や社会人と同じようにHPからボランティア説明会に申し込み、その後ボランティア活動にも参加してくださっていた」・・・
 文科省の事務次官だったという身分を明かさず、ホームページから飛び込みで申し込んできた。このエピソードを聞くと、「テレビで興味をもって飛び込みで出会い系バーに足を運んだ」という前川氏の話も、ウソとは思えない。・・・
 また、5月28日放送の『週刊報道LIFE』(BS-TBS)では、前川氏が読売報道が出るずっと前に、自分から貧困調査のために出会い系バー通いをしていることを関係者に告白していたことも明らかになった。
 前川氏は義務教育を十分に受けられなかった高齢者のための学習支援のボランティアに参加していたのだが、同番組ではそのボランティア団体のスタッフが取材に応じ、前川氏が新幹線を使って地方に通ってきていたこと、勉強を教えるだけでなくお茶の時間も生徒たちとにこやかに話すなど溶けこんでいたこと、いつもはカジュアルな格好の前川氏が、今年2月天下り問題で国会に参考人招致された日はその足で背広姿のままやって来て生徒たちが感動したエピソードなどを紹介。さらに、生活保護を受けた経験があるという女性の話をきいた前川氏が、「僕も貧困に興味を持ってバーとかに行ったりしてるんだよ」と話していたことを明かしたのだ。
 これは・・・「読売新聞に記事が出る前の話」で、そんなことを自分から言うというのは、前川氏が出会い系バー通いにまったくやましさを感じていなかったということの証明だろう。・・・

⇒「捜査当局は、・・・歌舞伎町の同形態の店などを監視していたところ、前川氏をはじめ、複数の文科省幹部(OBを含む)が頻繁に出入りしていることをつかんだ。・・・前川氏は、文科省の「天下り」問題で今年1月に引責辞任した。加えて、「出会い系バー」への出入りをめぐって官邸幹部に厳重注意を受けている」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170526/plt1705261100002-n1.htm
ことから、退職後、安倍チャンとの対決を期し、出会い系バー通いについて「貧困調査ため」というトホホな説明をするための「アリバイ」作りに、シャカリキにボランティア活動を開始した、といったところだろ。
 「出会い系バー」報道前の「告白」についても同様。(太田)

 前川氏は・・・在職中は高校無償化や大学の給付型奨学金の実現に奔走し・・・今年1月の退職時に<は>文科省の全職員に「文部科学省のみなさんへ」と題してメールを送っているのだが、そのなかで「特に、弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べることは、行政官の第一の使命だと思います」としたうえで、「文部科学省での最後の日々において、給付型奨学金制度の実現の見通しがついたこと、発達障害や外国人の児童生徒のための教職員定数改善に道筋がついたこと、教育機会確保法が成立し不登校児童生徒の学校外での学習の支援や義務教育未修了者・中学校形式卒業者などのための就学機会の整備が本格的に始まることは、私にとって大きな喜びです」と綴っている。・・・」
http://lite-ra.com/2017/06/post-3207.html

⇒「文科省の施策は、ことごとく(あたかも悪意があるかのように)大学と研究を破壊してき・・・た」(コラム#9006。薬の理屈の追究者)わけだが、森川君はその責任をどうとるつもりだ?
 いや、そもそも、森川君は、文科官僚の違法天下り問題で、それを放置したどころか、自らその運用に関与した咎で馘首されたんだったよね。
 一体、文科省の天下りシステムのどこが、「弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べること」なんだい? 
 (「国会に呼ばれた時・・・自身の責任を問われて前川氏は「万死に値する」と言い切りました。退職後とは言え、役人が自己弁護の欠片もなく自身を「万死に値する」と断じるなど見たこともなく、強く印象に残りました。」
http://blogos.com/article/226533/
だなんて、ちゃんちゃらオカシイで。)
 そもそも、「弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べること<が>行政官の第一の使命だ」とは私は思わない・・モチ、広義の安全保障だわさ・・し、少なくとも文科官僚の第一の使命ではありえないよ。(太田)

 この限りにおいては、安倍チャンの言う通りだ。↓

 「安倍晋三首相は・・・前川喜平前文部科学事務次官が「総理のご意向」と記された文書が存在したと証言していることに関し「前次官が私の意向かどうか、確かめようと思えば確かめられる」と述べ、前川氏の姿勢に不快感を示した。
 さらに、前川氏が在職中、関係閣僚が最終判断を下した場に同席していたと指摘し、「なんでそこで反対しなかったのか不思議でしようがない」と重ねて批判した。・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/170601/plt1706010054-n1.html

 これはどっちもどっち。↓

 「【加計学園】山本有二農水相、文科省前事務次官に激怒 「文科省が意見を聞いてくれなかった」・・・」
http://www.sankei.com/economy/news/170526/ecn1705260021-n1.html

 加計学園の政治家のお友達は、安倍チャン以外にも大勢いそうね。↓

 「萩生田光一官房副長官「落選中に加計学園から報酬」・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/170601/plt1706010036-n1.html

 ムチャ言わんといて。↓

 「官僚「レク資料」なら「公開対象の公文書」 専門家ら指摘・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170601/ddm/004/100/015000c

 こっちが本筋。↓

 「詩織さん<の告発:>・・・山口氏自身は安倍首相に最も近いとも言われるジャーナリストであり、高輪署が取得した逮捕状の執行にストップをかけた当時の警視庁刑事部長は、菅官房長官の秘書官を務めたこともある人物。警視庁で長く刑事畑を歩んだ関係者は「この種の事案では聞いたことがない。異例だ」と指摘した。警視庁はさらに、詩織さんに示談を促し弁護士も紹介。これについても「余計なことだ」と断じた。一方、週刊新潮5月25日号によると、山口氏は同誌の取材依頼書をメールで受信後、現職の内閣情報官に宛てたとみられるメールを誤って同誌に送信。「質問状が来ました」との文面だった。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/13146273/

 ネガティブキャンペーンに二人とも負けないでー。↓

 「当初、「非の打ち所がない好青年」と祝福された、眞子さまの「婚約相手」小室圭さんに関する謎がここへきて噴出している。しかし、その自己ブランディング力(成り上がり力?)には、私たちにも学ぶべきポイントがありそうだ――。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E5%9C%AD%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%81%90%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E8%87%AA%E5%B7%B1%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%8C%96%E6%88%A6%E7%95%A5/ar-BBBKA8B?li=BBfTvMA&ocid=ientp#page=2

 陛下の掌の上で転がされて「尊王」記事を連発させられている朝日。
 質がここまで落ちると、もう、挽回は不可能かも。↓

 「陛下、祭祀開かず現地へ「何よりお見舞いにという方」・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASK4V4CLJK4VUTIL01F.html?rm=335

 是枝裕和監督の『海よりもまだ深く(After The Storm)』の長文評だ。五つ星満点の四つ星だけど・・。↓
https://www.theguardian.com/film/2017/jun/01/after-the-storm-review-family-drama-hirokazu-kore-eda 

 80人超が死んだ、今次アフガニスタンのカブールでのテロ、大使館地区を狙ったおかげで、結構報道されてるな。↓

 Anger and sorrow grip Kabul after devastating bombing in diplomatic zone・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/follow-on-kabul-attack/2017/06/01/789c6802-463d-11e7-8de1-cec59a9bf4b1_story.html?utm_term=.33f62f0024dd

 英国のグライム・・ラップ音楽であり、米発祥のヒップホップと類似・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0
のアーチスト達が、コービンの英労働党の強力な助っ人になってるんだと。↓

 Why British Hip-Hop Just Might Save the Labour Party・・・
 On the face of it, Mr. Corbyn, a teetotal, vegetarian, 68-year-old bicyclist, and the hip, young grime M.C.s make for unlikely allies.
 <ラップ音楽は、米英共、最も貧しい地区から生まれたもの。↓>
 But the pairing makes sense: Like rap music in the United States, grime emerged from some of the poorest parts of the country, dilapidated inner-city housing projects.・・・
https://www.nytimes.com/2017/06/01/opinion/labour-jeremy-corbyn-british-hip-hop-grime.html?ref=opinion

 非人間主義的である者は早死にするという太田コラム読者にはお馴染みのオハナシ。↓

 ・・・ being unpopular increases our chance of death more strongly than obesity, physical inactivity or binge drinking. In fact, the only comparable health hazard is smoking.・・・
 <別れは直ちに発現遺伝子の一部を変えてしまう・・要は戦闘モードにするためであり、その・・結果、体にダメージが与えられ、その累積で早期死亡に至る。↓>
 They study what happens immediately after we’ve been left by a romantic partner, excluded from a social event, rejected by a stranger or even simply told that we may be judged by others we care about. Within 40 minutes, they and other researchers have found, these experiences affect the expression of individual genes, determining which parts of our DNA are turned on or off (called epigenetics). Even imagining that we might lose our connection to the herd, they have found, can change how DNA behaves.・・・
 <有名に(エラく)なることと(status)と人間主義的であること(likability)とは全く異なる、と。↓>
 Yet this same research reveals that there is more than one type of popularity, and most of us may be investing in the wrong kind. Likability reflects kindness, benevolent leadership and selfless, prosocial behavior. Research suggests that this form of popularity offers lifelong advantages, and leads to relationships that confer the greatest health benefits.
 Likability is markedly different from status — an ultimately less satisfying form of popularity that reflects visibility, influence, power and prestige. Status can be quantified by social media followers; likability cannot.・・・
https://www.nytimes.com/2017/06/01/opinion/sunday/popular-people-live-longer.html?ref=opinion&_r=0

 見出しはともかく、基本的には、在日中共人民達は日本に好意的だね。↓

 「コンビニの中国人店員が「カチンときたこと」 レジから眺めた日本「万引き多い!」「カップルで割り勘?」・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%93%e3%83%8b%e3%81%ae%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e5%ba%97%e5%93%a1%e3%81%8c%e3%80%8c%e3%82%ab%e3%83%81%e3%83%b3%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%93%e3%81%a8%e3%80%8d-%e3%83%ac%e3%82%b8%e3%81%8b%e3%82%89%e7%9c%ba%e3%82%81%e3%81%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%80%8c%e4%b8%87%e5%bc%95%e3%81%8d%e5%a4%9a%e3%81%84%ef%bc%81%e3%80%8d%e3%80%8c%e3%82%ab%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%ab%e3%81%a7%e5%89%b2%e3%82%8a%e5%8b%98%ef%bc%9f%e3%80%8d/ar-BBBKnE7?ocid=iehp#page=2

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 日中経済協力の進展に胸をなでおろす習ちゃん。↓>
 「中国の経営環境の改善続く、日本企業の4割が事業拡大に意欲・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0601/c94476-9222572.html
 <日中交流人士紹介。↓>
 「マミフラワーデザイン展2017開催、色から得られるインスピレーション・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0601/c94473-9222787.html
 <同上。↓>
 「第8回全国高校生日本語スピーチコンテスト 北京で決勝・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0529/c206603-9221800.html
 <日本の映像作品の鑑賞奨励。↓>
 「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」が中国で封切り・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0601/c206603-9222906.html
 <日本の観光名所の案内。日本へ行けキャンペーン。↓>
 「江戸時代にタイムスリップできる街、岐阜県高山市・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0526/c94473-9221114.html
 <ここからはサーチナより。
 日本料理の称賛。↓>
 「・・・日頭条はこのほど、「中国人はなぜ日本料理の高額さを受け入れているのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は、中国人が日本料理という言葉から連想する料理といえば「神戸牛」や「寿司」、「天ぷら」、「うなぎの蒲焼」などが挙げられると伝えつつ、これらに共通するのは「美味しい日本料理は値段が高い」ということだと論じた。
 続けて、中華料理は中国国内のみならず、国外では「量が豊富な割に安い」というケースが多く、量が少ないのに高額な日本料理と対照的だと指摘。日本料理が世界的に「高級料理」という地位を確立したのは、日本のアニメや漫画などの影響力が関係していることは無視できないとしたほか、日本料理で多用される生モノが他の国の料理との差別化につながったのではないかと考察した。
 また、日本料理は一品一品の量は少ないものの、素材本来の味を生かした調理方法のみならず、盛り付けが美しく、目でも楽しめるという特徴があると指摘。中華料理は味付けが濃く、見た目という点ではどの料理も似たり寄ったりとなってしまいがちなのは間違いない。
 味付けが濃く、量も多い中華料理に比べ、中国人は日本料理について「量が少なくて、お腹がいっぱいにならない」と不満を口にしがちだが、この「量が少ない」という点も、日本料理が高級料理となった要因の1つだと主張し、「量ではなく、味を重視する客が満たされる料理を提供していることが、日本料理に高級感をもたらしている」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1636920?page=1
 <日本の実体小売業の称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・オンライン小売業の発展に伴って世界的にオフライン小売業が苦戦を強いられているなか、日本の実体小売業は着実に発展している理由について考察した記事を掲載した。
 記事は、インターネット技術の成熟に伴ってオンライン小売業が従来の小売業に衝撃を与えているとし、米国では今年に入って9社の小売企業が破産し、中国でも実体店舗が生存の危機に立たされていると紹介。そのうえで、日本のオフライン小売業が良好な状態を保っている秘訣を分析している。
 そのヒントは「極致」という言葉にあるという。記事は、日本の小売業はもはや旧来のものとは異なり、極致まで高められたものであると説明。デパートでは男性用商品と女性用商品がそれぞれ別のフロアに独立して存在し、各種商品のバリエーションも十分であるとともに、ジャンルの区分けが非常に明確だとした。
 また、消費者と連動を生み出すことに長けているほか、特に母の日や父の日をはじめとする各種プレゼント用品を目玉の1つに据えており「プレゼントの花を買うついでに他の商品も買う」という模式が存在するとしている。
 記事によると、中国の小売業もモデルチェンジを図っている最中であり、その例として「ネットで注文して、店舗で受け取る」という業務の発展に力が注がれていると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1636885?page=1
 <日本の家庭教育の称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の親の教育10カ条、1つ1つがわが国の教育の痛点だ」とする記事を掲載した。
 記事は「子どもはその家庭の縮図であり、子どもの個性はそれぞれの家庭教育が表わされる。家庭教育において、父母がどんなであるかによって子どもの性格や性質が決まる。もし、自分の子どもの教養が不足しているようなら、親は自分が家庭教育のなかで子どもにとって良いお手本になっているかどうかを反省してみるとよい」とした。
 そのうえで、「現段階におけるわが国の教育にとって指導的な意味を持っている」とし、日本でよく言われている教育の10カ条を紹介している。
 最初の5つは「楽しい家庭の雰囲気を創造すること」、「自分を愛すること」、「子育ては母親の仕事と考えないこと」、「家族全員が一緒にご飯を食べる事」、「親がポジティブな生活態度を示すこと」だ。記事は「家族全員で一緒にご飯を食べる楽しみや、親が心を込めて作るご飯などから、自然と両親の愛が子どもに伝わる。そこから得られる満足感や信頼感が子どもを明るく元気に、そして、強く成長させるのだ」と説明した。
 後半の5つは「子どもに決まりを守らせるだけでなく、親もちゃんと守ること」、「子どもを家のルール作りに参加させ、一緒にルールを守らせること」、「お小遣いを与えすぎないこと」、「小さいころから家事を手伝わせること」、「子どもの気持ちに辛抱強く寄り添い、心の会話をする習慣を保つこと」となっている。
 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「この10カ条に激しく同意する」、「いいものは国を分かたない。いいものは学ぶべきだ」、「実際、子どもたちのスタートラインは身の回りにあるんだよね」といったコメントが寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1636895?page=1
 <日本人に見習った断捨離の推奨。↓>
 「・・・網易は・・・中国人が爆買いでモノを求める一方で、日本人は「モノを捨て始めている」と紹介する記事を掲載した。
 記事は、日本では「本当に必要なモノ」を見極め、不要なモノを捨てる人が増えていることを紹介。日本で流行した「断捨離」という言葉を紹介したうえで、「本当に必要なモノ以外」の事物に目を奪われるということは、本当に必要な事物が見えていないことを意味すると指摘し、これは生活の質を高めることを阻害する要因であると主張した。
 さらに、「本当に必要なモノ」を見極めることで成功を収めた人は数多く存在するとし、たとえば莫大な資産を持つ米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏のライフスタイルはシンプルで地味だとしたほか、香港の大富豪である李嘉誠氏も何年も同じスーツを着て、同じ時計をつけて、狭い事務所で仕事をしていると紹介。
 続けて、意外にもシンプルで地味な生活をしている成功者は数多いとし、これは「余計なことに気を取られないよう、大事でないことを断捨離しているためだ」と指摘し、モノに囲まれることで豊かさを実感する傾向にある中国人に向けて「不要なモノを購入せず、自分にとって重要なモノは何かを考えることで、本当に必要なことが見えてくるはずだ」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1636958?page=1
 <日本の自動車エンジンを、ドイツのそれにも刺身の妻的に言及しつつ称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、エンジンは自動車全体の品質を左右する部品であり、良いエンジンは乗り手にすばらしい体験をもたらしてくれる自動車の心臓部であると伝える一方、「なぜ中国は優れた自動車のエンジンを作れないのか」と嘆く記事を掲載した。
 記事は、自動車市場を見渡してみれば「良いエンジンとされるのは、その大半が日本かドイツのメーカーのもの」であると指摘、中国メーカーもエンジンそのものは生産できるようになってきているものの、日独のエンジンと比べると「大きな差があるのが現状」と論じた。
 続けて、エンジンと一口に言っても、その差はあらゆる点に存在するとし、金属加工の技術力やエンジンに使用される部品の精度と品質に大きな差があると指摘、こうした差がエンジンの燃費や騒音、動力性能などに差をもたらすと論じた。
 また、エンジンの組み立ての精度も「日独には敵わない」とし、日系車のエンジンは「中国人が分解して再度組み立てると、性能が大幅に落ちてしまう」と指摘し、非常に高い精度で組み立てられているため、分解するとその性能を再現できなくなってしまうのだと主張。
 そのほか、日本とドイツには優れた部品メーカーが数多く存在し、部品メーカーが長期にわたって安定した品質の部品を自動車メーカーに供給できる体制があることも、日独の自動車メーカーが優れたエンジンを開発できる要因の1つではないかと主張。また、中国メーカーが日常のニーズを満たすだけの車作りを行っているのに対し、日独のメーカーは自動車を「芸術品」として扱っているとし、こうした考え方の差も「日独と中国車の差につながっている」とした。」
http://news.searchina.net/id/1636971?page=1
 <とらやを例にとった和菓子のマーケティング戦略称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・伝統と現代化、国際化を上手に融合させた「とらや」のスタイルが、中国の商業者にとって学ぶべきお手本になるとする記事を掲載した。
 記事は、500年あまりの歴史を持ち、東京、京都、大阪、福岡をはじめとする日本各地のほか、フランス・パリにも店を構える「とらや」が成功した秘訣を分析している。まず、長い歴史のなかで評価を高め、皇室御用達の店となったことで上流階級の顧客を確保することができた点を挙げた。続いては、季節の要素をふんだんに取り入れ、非常に精緻な菓子作りに取り組むことで、和菓子を日本文化の象徴にまで昇華させた文化的な要素について言及した。
 さらに、豊かな歴史と文化を踏まえたうえで、包装や多元化、国際化といった点で様々な工夫を凝らしていることを挙げた。包装では、黒地に金のトラが描かれた高級感漂う化粧箱や手提げ袋を筆頭に、包装を芸術品に仕立て上げたと説明。多元化では、カフェ形式や高級ホテルとのコラボレーション、画廊を併設した店舗など多彩な店舗形態にチャレンジしているとした。
 また、国際化では早い時期にパリに店舗を設け、現地の特色と融合させたほか、より多くの外国人にブランドを知ってもらうべく海外店舗を増やす計画を持っていると紹介している。また、伝統を守ると同時に時代の流れに沿って改良や革新を続けており、菓子の大きさを調節する、お年寄りや子どもでも開けやすいように包装を改良するといった取り組みが行われていると説明した。
 そして最後に、「とらや」の成功モデルは、中国国内の菓子や軽食業界の創業者が学ぶに値するものであるとしている。」
http://news.searchina.net/id/1636961?page=1
 <日本への個人旅行推奨。日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、初めての日本旅行が団体ツアーでの訪日だったという中国人の手記を掲載し、「ツアーは最悪」だったため、改めて個人ビザで日本を訪れたと紹介する記事を掲載した。
 記事は、わざわざ個人ビザを取得し、改めて日本旅行を楽しんだという中国人の見解として、「初めて訪日した際のツアーは日本滞在中の時間をほとんどバスの中で過ごしたため、はっきり言って最悪だった」と伝えた。団体ツアーは大阪、名古屋、東京という「ゴールデンルート」と呼ばれるルートを巡ることが多く、その過程でアウトレットやショッピングモールに立ち寄るといった旅程が多い。移動は観光バスとなるのだが、以前とは違ってこのような旅行内容に不満を覚える中国人も増えているようだ。
 団体観光ビザと異なり、中国人が日本への個人観光ビザを取得するには煩雑な手続きがあるのだが、この中国人は個人ビザを取得したうえで訪日し、新幹線や在来線を乗り継ぎながら日本各地を旅したという。築地で刺身を食べたり、買い物を楽しんだり、美術館に寄ったりしながら、日本を満喫したそうだ。
 食べ物に関して言えば、中国国内でも刺身などの日本料理を食べたことがあったというが、日本で食べた刺身は「新鮮すぎて逆に食べられなかった」という。中国では刺身が凍っていることもあって、生モノに慣れていない中国人としては中国国内の刺身のほうが食べやすかったとした。
 また、日本の清潔さは多くの中国人が驚く点だが、この中国人も「日本では工事現場であっても全く埃や塵が飛んでいなかった」と伝え、「日本は一体、どうなっているんだ」と不思議に思ったという。記事は、非常にたくさんの写真を掲載しており、7泊8日の日本旅行を中国人読者に向けて紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1636924?page=1
 <日本の観光名所紹介。日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人はどうして東京を飛び出し、電車で2時間ほどの小さい街に行くのか」とする記事を掲載した。紹介された「小さい街」とは、栃木県日光市のことである。
 記事は「東武日光駅に近づくと列車の人影はほとんどなくなる。車外の人気も少なく、人でごった返す東京とはまるで別世界だ」としたうえで、日光は江戸時代から将軍や貴族の避暑地として選ばれてきたと紹介。そして、1999年には日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺の「二社一寺」がユネスコ世界文化遺産に登録されて脚光を浴びたことを伝えた。
 徳川幕府初代将軍を祀るために1617年に建てられた東照宮の彫刻や装飾には濃厚な古代中国のエッセンスが盛り込まれており、東照宮内の多くの建築で中国から運ばれてきた木材が使用されていると説明。中国の故事がモチーフになった装飾もあると紹介している。
 記事は、日光の説明とともに、列車の車窓から見える日光付近ののどかな田園風景、青い空に澄んだ川の流れ、東照宮の建物の美しさを撮影した写真を複数掲載。その中には、修学旅行にやって来た小学生たちが真剣に話を聞く様子も見受けられた。」
http://news.searchina.net/id/1636925?page=1
 <上出事件のレコードチャイナ版ならぬサーチナ版。↓>
 「5月31日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦で、ホームの浦和レッズが済州ユナイテッドを延長戦の末下して8強を決めたが、試合終了後にピッチ上では乱闘が繰り広げられた。・・・今日頭条は「日本に逆転された韓国クラブがうっ憤晴らしをした」と報じている。
 記事は「相手に無残に逆転され敗退することになった結末が受け入れられなかったのか、済州は試合後に相手を挑発し、ピッチで大規模な乱闘が発生。一時収拾がつかない状態となった」と混乱を伝えた。
 また、済州の敗退により今シーズンのACLに出場した韓国勢は全滅となったことを紹介。「試合後、戦いに負けたうえで人としても負ける行為に及んだのは、負けたら全滅といったプレッシャーが韓国の選手にのしかかっていたからかもしれない」と分析する一方で、「今後彼らにどんな処罰が下されるか分からない」とした。
 日本と韓国のクラブどうしによるトラブルということで、中国のネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられた。「日本を支持する。ルールを守るという点では日本人のほうが韓国人よりはるかに優れている」、「韓国のワールドカップ出場資格を取り消し、中国のために枠を増やせ」との意見が出る一方、「乱闘は良くないが
、相手が日本人ということを考えると・・・やっちゃえ」という感想も見られた。
 また「問題は、アウェイで乱闘を起こしたことだ。日本のサポーターたちは優しすぎる。中国だったら相手選手がスタジアムから出られなくなる」とするユーザーもいた。」
http://news.searchina.net/id/1636901?page=1
 <定番の日本の軽自動車(等)の紹介。↓>
 「まるで動く箱のよう・・・どうして日本人は、四角い自動車が好きなのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1636926?page=1
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太田述正コラム#9131(2017.6.3)
<ダコタ戦争(その3)>

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