太田述正コラム#9104(2017.5.20)
<皆さんとディスカッション(続x3348)>

<太田>(ツイッターより)

 「…それがもと けさひらけたるうひばなに おとらぬきみが にほひをぞみる--「源氏物語」…で中将が光源氏を褒めたたえ、詠んだ歌の一節だ。
 現代語訳すると、「今朝咲いたバラに劣らぬあなたの美しさよ」。
 「『けさ』は今朝、『うひばな』は朝最初に咲いた花。『さ』と『うひ』を続けて読むと『そうび』となり、薔薇(そうび)(=バラ)を詠んでいることになる」…」
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170519-OYT1T50018.html?from=ytop_ymag
 日本にもバラが昔からあった、「光源氏と頭中将たちの会話の内容は、まるで朝方のホストのよう…」
http://www.excite.co.jp/News/anime_hobby/20150326/Otapol_201503_post_1440.html 、等、勉強になっただ。

 金正恩坊やの念頭にあると推測される、現在及び近未来における、核弾道弾標的群が地図上にプロットされている。
https://www.washingtonpost.com/graphics/world/north-korea-targets/?hpid=hp_no-name_graphic-story-b%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.899fe20269df
 北京等、中共内の標的群を入れ忘れてるでえ。
 ちなみに、僕は、日本内の標的群は全て、米国内のも米国本土中部の3つを除き、訪れてるだ。

<Keiji>(同上)

 太田さんこんにちは!
 日本人も徐々に日本が女性優位社会だと気がつき始めてるようですね〜。
http://news.livedoor.com/article/detail/13087287/

<太田>(同上)

 こんにちは!
 「日本人も」→「外国人によっては」では?
 (フィフィの「国籍はエジプト」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A3  )

<vvNH/JeE>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「誤解に満ちた「米艦防護」の認識(下)「関東軍のイメージ」をやめよ - 伊藤俊幸
 ・・そのいい例が、満洲に駐屯していた「関東軍」で、中央の意向を無視して「現場」の判断で事変を拡大していったことは、今も歴史に残っている。しかしこの「関東軍」が行なった数々の「独断専行」の事例は、世界が帝国主義時代であった当時でも、他の先進国では絶対にありえない「戦争犯罪行為」だ。・・・」
http://m.blogos.com/article/224052/?p=4

 相変わらず海自出身者は陸軍に厳しいなぁ〜。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 日本の皇族減少問題を詳細に報じている。↓

 The princess, the palace and the shrinking royal line
http://www.bbc.com/news/world-asia-39961749

 残された課題と言うほどじゃないが、取り上げてみたい話題ではあるね。↓

 「・・・ 15世紀末、加賀では浄土真宗本願寺の8代法主・蓮如上人の布教活動により急速に門徒が増えた。「百姓の持ちたる国」が出現したのは、1474(文明6)年の「文明一揆」、それを発端とする1488(長享2)年の「長享一揆」がきっかけだ。文明一揆の際、蓮如はあくまで信仰は政治と結びついてはならないと説き武力介入を制し続けたが、信仰心によって結束しなければ生き延びられない事情がこの地にはあったようだ。
 長享一揆の後、本願寺門徒衆は組織体制を確立し、加賀における支配力を強めていった。1546(天文15)年には本願寺の加賀別院として金沢御堂が建てられ、門徒衆の勢力は、織田、上杉、朝倉氏などの戦国大名と肩を並べるほどに強まった。天下統一を目指す信長はそれを許さず両者は激突し、1570(元亀元)年から石山合戦が始まる。・・・」
http://www.asahi.com/and_travel/articles/SDI2017051255321.html?iref=comtop_list_andtravel_n03

 日本の性同一性障害市・区議会議員を取り上げた記事だ。
 日本記事に係る、NYタイムスのワシントンポスト化かと思ったが、相変わらず上から目線。
 でも参考にはなった。↓

 Japanese Transgender Politician Is Showing ‘I Exist Here’・・・
 The appearance of transgender Japanese television stars may convey the illusion of a culture at ease with gender fluidity. But this is a country where transgender people must be labeled as having a mental disorder in order to legally transition from one sex to the other, and where transgender people can struggle to rent apartments, obtain medical care or hold jobs. ・・・
 <「要件」をクリアして性転換手術を受けない限り、戸籍上の性転換はできない、とさ。↓>
 ・・・only people who have received a diagnosis of “gender identity disorder” and have undergone sexual reassignment surgery may legally change their gender.・・・
https://www.nytimes.com/2017/05/19/world/asia/japanese-transgender-politician-is-showing-i-exist-here.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fasia&_r=0

 大英博物館の葛飾北斎展のプロモーション長編記事だ。↓

 Hokusai: the Great Wave that swept the world ・・・
https://www.theguardian.com/artanddesign/2017/may/19/hokusai-japanese-artist-late-blossoming-great-wave-mount-fuji

 セックスに取り組まない美術や文学はアカンとさ。
 (おっしゃる通りだ。日本の美術や文学の伝統に注目しなさい!)↓

 ・・・I find it hard to rouse any interest in art or literature that relegates the life of the body to some lesser status than the goings-on of the mind or emotions.・・・
https://www.theguardian.com/books/2017/may/19/eimear-mcbride-sex-art-literature-pornography

 この韓国人学者、少なくとも歴史学の何たるかが分かってないね。↓

 「・・・過去の歴史は書き直せないが、新たな歴史を書くことは可能だ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/19/2017051901096.html

 中共戦闘機2機が、米軍の北朝鮮核実験情報収集機に異常接近プラス危険飛行。
 (習ちゃん、北制裁なんて今回もまともにやる気がないのはミエミエ。)↓

 Two Chinese aircraft conducted what the U.S. military describes an "unprofessional" intercept of an American plane meant to detect radiation while it flew in international airspace.・・・
 Whether the close encounter was meant to send a signal to the Americans or was merely the action of overly zealous pilots is not clear, experts said.
The American official told CNN that the Chinese jets came within 150 feet of the U.S. plane, with one of them flying upside down directly above it. ・・・
https://www.washingtonpost.com/world/chinese-fighters-buzz-us-surveillance-plane-underlining-strategic-mistrust/2017/05/19/0a5beac2-3c77-11e7-b9e3-606b45ad1e5b_story.html?utm_term=.3376dd3a5255

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <まず、人民網より。
 日中交流人士の活躍、4連載。↓>
 「中国での生活をエンジョイする日本人たち(一)・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0519/c94473-9217810.html
 「北京松山バレエ教室がオープン・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0518/c94473-9217446.html
 「山田監督が語る中国版「家族はつらいよ」の印象 「両国民の生活が似ていることに驚き」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0518/c94473-9217280.html
 「「中国優秀才芸学生交流団」が最後の巡回地・神戸で公演・・・」 
http://j.people.com.cn/n3/2017/0518/c94473-9217283.html
 <こっからはサーチナより。
 日本は昔からスゴかった。その1。↓>
 「・・・今日頭条は・・・1955年における日本を写真で紹介する記事を掲載した。
 記事が紹介しているのは、東京をはじめ、横浜や大阪、仙台など日本各地の写真で、いずれも終戦からほんの10年しか経っていないにもかかわらず、「廃墟の中からあっという間に立ち直り、勢いよく発展」している様子が感じられると伝えた。
 また、今日の日本を訪れる中国人旅行客の間では「日本の街中にはゴミ箱がまったく見当たらないのに、ゴミが落ちていない」と評判だが、終戦から10年の時点でもうすでに「現在と変わらず、ゴミ1つ落ちていない」社会だったことに驚きを示した。
 そのほか、東京の渋谷駅前を撮影した写真では、人が多く行き交っており、人びとは希望に満ちた表情をしていて、誰もが小綺麗な格好をしている。着物の女性もちらほら見られ、拾円均一と大きく掲げた寿司屋の看板が時代を感じさせる。また、工事中の東横百貨店(現・東急百貨店)前では、ハチ公像を米国軍人が興味深そうに見ている写真もある。 さらに、台の上に立って交通整理する警察官とその後ろに路面電車が写っている銀座4丁目や、細い路地にバーが並んでいる写真を紹介、いずれも終戦からたった10年しか経過していない頃の日本とは思えず、中国人旅行客が現在の日本を訪れて驚嘆する「秩序ある社会」と「ゴミのない街」が当時すでに存在していたことが見て取れる。
 ほかにも、道端で野菜を売る人、おでん屋に群がる坊主頭の少年たち、工事中の東京タワーなどの写真が紹介されているが、いずれも新しさと活気にあふれている様子が感じられ<る、>」
http://news.searchina.net/id/1636059?page=1
 <同じく。その2。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど「1980年代生まれにとっての音楽再生の神アイテム 今のiPhoneに劣らない人気ぶりだった」として、ポータブルカセットテーププレーヤーのウォークマンについて紹介する記事を掲載した。
 記事は「家の中の古い製品を整理していたら、薄型のウォークマンを見つけた。丁寧に拭き掃除をすると今なおとても新しい感じがする。そしてすぐに、高校の頃の自分を思い出した。われわれ80年代生まれの多くは、同じような思い出を持っていることだろう」とした。
 そして「クラスメイトが先に持ったのを見て、家の人にすがりついて買ってもらった。ベッドのなかで聴き、夜自習の間も先生の監視を逃れながらこっそりイヤホンを取り出して聴いた」と当時の思い出を振り返った。
 せっかく眠っていたものを発掘したのだからちょっと再生してみようかと試してみたものの、残念ながら再生はできなかったという。一方で、専用の充電式電池に加えて乾電池用のホルダーが付いている点に対して「当時のデザインが素晴らしいものであると賞賛せざるを得ない」と評価。使えないものの、捨てることなくしっかり保管し続けることを決めたとのことだ。
 記事を読んだ中国のネットユーザーも、自身の「ウォークマン談義」を披露している。あるユーザーは「国産プレーヤーを買ったが、デカくてダサいうえにすぐ壊れた。やがてクラスメイトが持った超薄型でカッコよく、音のいいプレーヤーを見て世界観がひっくり返った。日本製を始めて認識したときだった」と語った。
 また、「買えなかったなあ。クラスメイトが持っていたけれど、『チューインガム電池』(専用の充電池のこと)の持ちがものすごい良かったのを覚えている」との声も。ウォークマンは当時の中高生にとってカルチャーショックであり、憧れであり、持つことに大きな喜びを感じる「宝物」だったようだ。」
http://news.searchina.net/id/1636070?page=1
 <日本米輸入増加への期待を煽っている。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本が中国に対する米の輸出を増加させた場合、中国人は日本のコメを買うどうかを考察する記事を掲載した。
 記事は、中国で日本の電気炊飯器が有名になるとともに、日本のコメの人気もますます大きくなっていると説明。日本で電気炊飯器を購入すると同時に、日本で購入したコメを持ち帰る中国人もいたことを紹介したほか、なかには5kgのコメを1500元(約2万5400円)で購入した中国人もいたことを紹介し、日本産のコメは中国産や他の国のコメに比べて圧倒的に高額でありながらも、日本のコメを手に入れようとする中国人消費者の熱意を抑えることはできないと論じた。
 またある中国人が、日本のコメは栄養豊かで、非常に香りが良いうえに甘く、「醤油さえあればおかずがなくとも美味しく食べられる」と絶賛する声があることを紹介し、日本のコメは中国産のコメに比べてずいぶん高額だが、ネット通販などを通じて購入する消費者も少なくないと指摘。仮に今後、日本産のコメが中国で広く販売されるようになれば、やはり「ある程度は売れるのではないか」との見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1636076?page=1
 <日本へ行けキャンペーン。内気な人篇。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本は内気な人にとっては天国だ。内向的な中国人こそ日本を訪れるべきである」と論じる記事を掲載した。
 記事はまず、日本はアジアの中で最も発展した国である時点で「旅行先としてすでに魅力的」であることを指摘。さらに内向的な中国人にとってオススメな理由としては「日本人が中国人に比べて内向的だからだ」と指摘し、日本人は自分を強く主張しないうえに他人にもあまり干渉しないと紹介した。さらに「日本人はたとえ仲が良くても、相手の収入など極めてプライベートな部分については詮索しない」と指摘し、中国人の内向的な性格の人に向けて、「日本を訪れてみれば、きっとホッとすることだろう」と紹介した。・・・
 記事は最後に、内向的な中国人に対して、日本への旅行は「遊ぶにしても自分のペースで遊べば良く、誰もあなたのことを邪魔しない」とし、何も心配することがないゆえに日本は内向的な中国人にとって天国であると結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1636098?page=1
 <日本へ行けキャンペーン。子供連れ篇。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「子どもにとっての初の海外旅行は、自分なら日本に連れて行く」とする記事を掲載した。
 この筆者は、旅行関連の仕事をしてきた「旅行のプロ」のようで、目的地までの距離、治安、日本人の親切さ、都市の発展度合い、遊ぶ場所の多さといった基本的な要素を考えると、「子どもの海外デビューに最もふさわしい国は日本しかない」と言えると断言した。
 また、子どもの「見聞を広める」という観点からも日本はベストの選択だという。日本では中国文化が継承され、歴史的建造物の保存状態が良く、日本は礼儀正しいうえにスリや強盗も少なく、交通ルールなどのマナー意識が高くて空気もきれいであると指摘、「外に出れば、中国よりもっと高い基準の国」があることを子どもに知ってもらう良い機会になるとした。
 さらに子どもにとって重要な「遊び」という面でも、日本には美しい大自然だけでなく、ディズニーランド、海遊館、ユニバーサルスタジオなどの「テーマパーク」が多く、しかも事故の心配もなく安全性が高いと称賛した。
 そのうえ、日本旅行は親にも良い刺激になるという。小学生がランドセルを背負って保護者同伴ではなく自分で歩いて登下校するという、中国ではありえない光景が見られるため、「子どもの自立を促す」日本の教育方針を見る良い機会になるからだ。加えて、飲食、宿泊、旅行の日程、費用などのコストパフォーマンスを考えると、なおのこと日本は最高の旅行先となり、質が高く手軽な価格の子ども用品も購入できるため、ショッピングでも日本はおすすめだとした。」
http://news.searchina.net/id/1636099?page=1
 <日本へ行けキャンペーン。日本在住篇。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本で暮らして10年になる中国人の見解として「長く暮らしてこそ分かる日本」について紹介する記事を掲載した。
 記事は主に、中国との違いや中国と差という視点から日本社会を紹介している。たとえば、日本では雨が降ると「商業施設などでは傘袋自動装着機が入り口に設置される」と紹介。これは商業施設の内部が傘についた雨の水滴で汚れるのを防ぐという意味合いものあるだろうが、同時に傘を持ち続ける客の服が濡れてしまわないようにすることなど、様々な配慮があってこその行動であることを紹介した。
 さらに、偽物や海賊品が今なお容易に手に入る環境にある中国とは違って、日本では「店舗で偽物が売られることはまずない」と指摘したほか、日本では「何かモノを紛失しても、警察に届け出れば手元に戻ってくる可能性が高い」と紹介した。日本で暮らして10年になるという中国人もこれまでに日本国内で何かを紛失し、それが返ってきたという経験があるのだろう。
 また記事は、日本の街を行き交う人々の様子をいくつか取り上げ、「日本人はマスク好き」と紹介。中国でもマスクを着用している人は多いが、その着用の目的が大きく異なることを指摘し、日本では大気汚染が理由ではなく、「化粧をしていないから」、「他人に顔を見られたくないから」という理由でマスクをする日本人は少なくないと指摘。こうしたことを知らなければ、中国人の目には日本は風邪をひいている人が多い、またはよほど空気が汚染されていると映るのだろう。
 他には、街中に喫煙所が設けられていて多くの日本人がルールを守っている喫煙所でタバコを吸っていることや、商業施設やテーマパークの入り口にはべビーカーが整然と並べて置いてあること、また横断歩道で年配者が道を渡り切っていなければ自動車は信号が青になっていても静かに待っている光景などを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1636102?page=1
 <日本の子供の体育称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の子どもは一般的に週5−6回は体を動かしているが、わが国の子どもはその機会が少ない」とし、体力の低下は免疫力の低下も誘発し、病気にかかりやすくなると指摘。小さい頃から栄養や睡眠を良く取り、十分に運動させるなどして子どもに体力や免疫力を付けさせる必要性を訴えている。・・・
 <こっからが別の意味で興味深い。↓>
 <ところで、>先日、中国で国歌の替え歌作成などを罰する「国歌法」の制定に向けた動きが出ていることが伝えられた。中国の国歌「義勇軍進行曲」は日中戦争期に作られた「抗日ソング」で、歌詞も「団結して敵の砲火をかいくぐって進め」という内容だ。」
http://news.searchina.net/id/1636100?page=1

⇒中共国歌って、日本大好き人間の毛沢東による究極の対世界欺騙だったのね。↓
 中共国歌は、元々は、「1935年に作られた抗日プロパガンダ映画『風雲児女』の主題歌であった・・・
 文化大革命中は、作詞者の田漢が<日本留学者であることから>批判・迫害されたこともあって歌詞は歌われなくなり、曲の演奏も少なくなった。これに代わり、毛沢東を讃える歌『東方紅』が事実上の国歌として扱われた。文革終結直後の1978年3月・・・毛沢東や中国共産党を讃える内容を含んだ政治色の強い内容<に改められた。>・・・
 1982年12月第五次全国人民代表大会第五回会議で田漢の作詞による元の歌詞に戻され<た。>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A9%E5%8B%87%E8%BB%8D%E9%80%B2%E8%A1%8C%E6%9B%B2 (太田)

 <おっしゃる通り、と言いたいところだが、そんな日本で、毛沢東以来の中共の対日戦略を読み解いているのが私だけ・・エッヘン!・・ってのは、一体どうなってんだ?↓>
 「・・・捜狐は・・・日本と中国がそれぞれ互いの歴史について、どの程度学んでいるかという点について説明する記事を掲載した。
 記事は、日本人による中国研究はこれまで中断したことがないと指摘し、そればかりか「全面的かつ深く掘り下げた研究」がなされていると指摘。日本と中国の関係は政治やその時代の情勢によって大きく左右されてきたが、日本の中国研究は決して日中関係の影響を受けておらず、日中関係が悪化しても継続して行われてきていると指摘した。
 また日本には「紅楼夢」の訳本が20種近く存在しており、三国志に至っては50種以上だと紹介、また司馬遼太郎氏の「項羽と劉邦」、北方謙三氏の「水滸伝」、津本陽氏の「則天武后」、田中芳樹氏の「岳飛伝」、宮城谷昌光氏の「晏子」、井上靖氏の「孔子」と白川静氏の「孔子伝」など中国の歴史をテーマとした書籍が数多くあることを具体的に紹介した。
 さらに中国でも出版され、大ヒットした講談社の「中国の歴史」は中国の歴史研究の書籍として最高レベルだと称賛、日本人は現代中国人の「反日」というテーマから古代の老荘思想というテーマまで、日中関係に左右されることなく、中国について幅広く研究していることを指摘した。
 一方で記事は、中国には「源氏物語」・「平家物語」・「万葉集」・「枕草子」・「徒然草」などの訳本はかなり少ないと指摘、「芭蕉全句集」はこれまでに一度も出版されたことがなく、聖徳太子から織田信長、明治天皇など日本の歴史の有名人の伝記も書き記されたことがないと説明し、日本が対中感情に関わらずに中国を深く研究する一方、中国の対日研究が不足していることは深刻な情報格差をもたらすとの見方を示し、これは「恐ろしいこと」であるとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1636101?page=1
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 一人題名のない音楽会です。
 余り知られていない作曲家によるピアノ協奏曲シリーズで、今回は、アントン・アレンスキー(Anton Alensky)(注a)を取り上げます。
 恐らく二度と取り上げることがないかもしれない作曲家なので、彼の代表作とされるピアノ三重奏曲も併せてお送りすることにしました。

(注a)1861〜1906年。「ペテルブルク音楽院で学ぶ・・・モスクワ音楽院・・・作曲法・・・教授。・・・アレンスキーは際立った個人様式を発展させることがなかった。さしあたっては恩師リムスキー=コルサコフに、その後はチャイコフスキーに影響されているのは間違いない。そのうえショパンやシューマンの影響も受け入れたので、アレンスキーの作品は、民謡風の旋律の盛んな利用にもかかわらず、同世代の同胞(例えばアレクサンドル・グラズノフや・・・ら)に比べても、特段ロシア的に響くというわけではない。部分的にはフランス的な要素も見出される。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC

Piano Concerto in F minor op. 2 "Russian Concert"(注b)(1882) ピアノ:A. Cherkasov 指揮:Alexander Nekrasov オケ:URSS Central Television and All-Union Radio Symphony Orchestra ←私は、この曲、好きですけどね。
https://www.youtube.com/watch?v=TR2kRY5eFAY

(注b)「ショパン、チャイコフスキーをはじめ、メンデルスゾーンを想起させる旋律線、リストを思わせるヴィルトゥオーゾ風のピアノ書法など、多くの先人の影響が垣間見える。曲は出版後まもなくサンクトペテルブルクやモスクワで評判となり、若きホロヴィッツも愛好していた。しかし、やがて曲の軽妙さが外面的であるとの批判につながり、2流の作品という評価に甘んじることになる。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2_(%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC)

Piano Trio No. 1, Op. 32 in D minor(注c)(注c)(1894年) ピアノ:Menahem Pressler ヴァイオリン:Ida Kavafian チェロ:Peter Wiley
https://www.youtube.com/watch?v=WR7IgPqscJE

(注c)「チャイコフスキーの創始した亡き芸術家の追悼音楽としてピアノ三重奏曲を作曲するというロシアの伝統に沿った作品。すなわち、チャイコフスキーの『偉大な芸術家の思い出に』がニコライ・ルビンシテイン追悼のために作曲されたのと同様に、本作はサンクトペテルブルク音楽院でチェロを教え、1889年にモスクワで死去した名チェリストカルル・ダヴィドフの追悼のため作曲された。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E4%B8%89%E9%87%8D%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC1%E7%95%AA_(%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC)
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太田述正コラム#9105(2017.5.20)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その33)>

→非公開