太田述正コラム#9048(2017.4.22)
<皆さんとディスカッション(続x3320)>

<太田>(ツイッターより)

 「米国vs北朝鮮、本当に軍事衝突ならこうなる…」
http://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E7%B1%B3%E5%9B%BDvs%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%EF%BD%A4%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E8%A1%9D%E7%AA%81%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%8B-%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF300%E7%99%BA%E3%81%A7%E5%8C%97%E3%81%AE%E9%98%B2%E7%A9%BA%E7%B6%B2%E3%81%8C%E7%A0%B4%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%8F%BE%E5%AE%9F/ar-BBA12kG
 要するに、技術的に圧倒的優位の米側が、一方的に、何でも好きなようにやってのけることができるってわけだ。元海自2佐らしいけど、概ね良く書けてるんじゃないかな。
 最後の段落はオカシイけどね。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 トランプの仏大統領選についての発言は下掲の通り。
 日本の主要メディアの報じ方はやや歪曲的。↓

 ・・・“Another terrorist attack in Paris. The people of France will not take much more of this. Will have a big effect on presidential election!” Trump wrote Friday morning. Trump lathered more praise on the candidate in an interview with Associated Press later Friday, saying she is the “strongest on borders, and she’s the strongest on what’s been going on in France.” (Though he stopped short of endorsing her explicitly.)・・・
http://foreignpolicy.com/2017/04/21/trump-weighs-in-on-french-election-after-paris-terror-attack-marine-le-pen-emmanuel-macron-france/

 欧米的文明への信認の低下を嘆くアメちゃんコラムだ。↓

 <この文明について米諸大学で教えなくなってきているって。(いーことや。(太田))↓>
 ・・・Starting decades ago, many people, especially in the universities, lost faith in the Western civilization narrative. They stopped teaching it, and the great cultural transmission belt broke.
 <欧米的文明は単に抑圧的なだけじゃなく、好戦的なんだよ。(太田)↓>
 Now many students, if they encounter it, are taught that Western civilization is a history of oppression. ・・・
 <どこもかしこも強権的指導者ばっかしだと。↓>
 ・・・we have entered the age of strong men. We are leaving the age of Obama, Cameron and Merkel and entering the age of Putin, Erdogan, el-Sisi, Xi Jinping, Kim Jong-un and Donald Trump.・・・
 <若きアメちゃん達の間での民主主義社会に住みたいと思う割合が劇的に低下しつつある、と。(人間主義社会ってのがあるんだよ、おのおの方。(太田))↓>
 ・・・the share of young Americans who say it is absolutely important to live in a democratic country has dropped from 91 percent in the 1930s to 57 percent today.・・・
https://www.nytimes.com/2017/04/21/opinion/the-crisis-of-western-civ.html?ref=opinion&_r=0

 ヘリカル型って言うらしい
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%AB%E5%9E%8B
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
が、トカマク型で、多国間で鳴り物入りで進められてるITER
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%AF%E5%9E%8B
の意義はどこに?
 誰か教えてたもれ。↓

 「1億度超えるプラズマ生成 核融合研、重水素実験で・・・実用化に必要とされる1億2千万度に近づく・・・」
http://www.sankei.com/west/news/170421/wst1704210044-n1.html

 そんなうまい具合に行くんかしら?↓

 「ロッテ、韓国持ち株会社設立で「日本企業論」打ち消しへ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/22/2017042200429.html

 ぼやきまくる韓国民達。↓

 「トランプ米政府の歴史認識に問題あり?副大統領の「日本海」発言が韓国で物議=「日本は同盟、韓国はパートナー」「韓国は外交力でも日本に完敗」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_175898/

 日本に係る歴史認識修正中の中共人民の戸惑い。↓

 「台湾人が八田與一を高く評価していることを中国メディアが批判=「厚顔無恥としかいいようがない」「これは中国人の思考」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_175910/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <まず、人民網から。
 ごちそうさんです。↓>
 「映画「カノン」の雑賀監督と佐々木希・インタビュー--心に刻まれた「カノン」の音色が紡ぐ家族の絆・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0421/c206603-9205729.html
 <どう考えても、習ちゃんは、日本車、とりわけトヨタ向けシフト。それとも、高速鉄道同様、トヨタのリバースエンジニアリングで、燃料電池車で中共車に逆転ホームランをかっ飛ばさせる目途でもついたんかしら?↓>
 「上海モーターショー、水素自動車が目玉に・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0421/c94476-9206131.html
 <昨日のの続き。↓>
 「中国は日本の「ゆとり教育」の落とし穴を避けられるか?(二)・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0421/c94473-9206097.html
 <ここからはサーチナより。
 でもって人民網記事・・定番的・・を紹介するってのもアレだけど・・。↓>
 「・・・人民網は・・・「煩瑣は、社会全体に便利をもたらすためのもの」と題して日本のゴミ処理事情について紹介する記事を掲載した。記事は「日本に来たばかりの頃、ゴミの分別は頭の痛い問題だった。分別方法や収集時刻は居住区域によって異なり、間違えれば次の収集日まで自宅に置いておかなければならない」としたうえで、「見たところ人情味のないやり方のように思えるのだが、実は公害や環境汚染との戦いのなかで模索を続けた結果で生み出された、合理的なソリューション方法なのである」と説明している。
 そのうえで改めて、日本における細かいゴミ分別の方法について紹介。また、可燃ごみを燃やす清掃工場では悪臭も騒音も煙も出ないうえ、焼却で発生した熱、灰、有害気体、汚水をそれぞれ異なる処理システムに回し、再利用あるいは無害化したうえで排出していることを伝えた。
 さらに「ゴミの分別を始めたころは、身に着いた習慣から分類を渋る大人が多かった。しかし、学校で教育を受けた子どもたちが逆に大人を教え、導くことで社会にゴミの分別が浸透していった」とする関係者の話を紹介し、子どもたちに対する環境教育の重要性について言及。日本では特に環境教育を重視しており、専門の学問となっていることを紹介している。
 記事はまた、東京都環境局の担当者が「われわれの仕事はすでに、ゴミをどう処理するかというところから、資源のリサイクル利用、いかにして限りある資源を大切にするかという点にシフトしている。そして現在、より長く使用に耐えうる商品を製造するなど、ゴミを出さないことに向けた努力をしている。自然から拝借し、自然に帰す、これが日本の新たな発展の方向だ」と語ったことを併せて伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1634219?page=1
 <頑張れ!日本のグルメ讃その1(総論篇)。↓>
 「捜狐・・・記事は、日本と中国のグルメフェアにおける「差」について紹介し、中国のグルメフェアでは「人間をあたかも動物とみなしているかのような食事」が提供されていると伝えている。
 記事は「中国の飲食業界は死んでいる」という印象的な言葉で説明を始めている。「死んでいる」という表現の理由について、中国で開催されるグルメフェアに出店する各屋台は非常に汚く、使用されている食材も最低レベルの品質であり、遺伝子組み換え作物を使用した低品質の油が使われている可能性があり、それでいて食べ物の価格は非常に高いためだと指摘した。
 また屋台で働いているスタッフから聞いた話として、地面に落ちた食材を拾って、それを消費者に売る場合もあると紹介。このような誠意がまったく感じられない対応について、「人間をあたかも動物とみなしているかのような食事」だと批判した。
 一方で日本人の場合は料理人の1人1人が料理に対して敬意を抱いているうえ、グルメフェアで料理を作るスタッフも料理を口にする客に対する敬意があると指摘。中国のグルメフェアでは「人を人とみなさず、あたかも動物に餌を与えるかのような食事を提供している」とし、「日本と中国の飲食業界における差は、客を人間扱いするか、動物扱いするかの違い」であると指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1634184?page=1
 <日本のグルメ讃その2(ラーメン篇)。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国から日本に伝えられてからの「ラーメンの変化」を紹介し、「日本のラーメンにはたった100年あまりの歴史しかないなんて、到底信じられない」とする記事を掲載。わずか100年で日本人の口に合うように改良され、日本を代表する国民食になるまで定着したことを高く評価した。
 記事によると、日本におけるラーメンの最も古い記録は1704年、安積澹泊(たんぱく)の著書に、中華麺が出てくることだと紹介。この安積澹泊は水戸黄門の格さんのモデルになったと言われる人物だが、うどんに似た麺を水戸黄門として知られる水戸光圀公が食したことがあるとした。しかし、一般的には日清戦争後の1900年代初めに、横浜、神戸、長崎の3つの港に中国人が集まり中華街ができたことでラーメンも広まったと言われていると説明した。
 中華料理の1つに過ぎなかったラーメンは日本でどのような変化を遂げたのだろうか。記事は、日本国内でも地域によって好まれる味が異なり、それぞれ独自の変化を遂げて「日本の3大ラーメン」が誕生したと紹介。北海道の味噌ラーメン、東京の醤油ラーメン、九州の豚骨ラーメンがそれに該当するとした。
 当初塩味だった札幌ラーメンは、味噌味がより好まれたことで、札幌ラーメンの1つである北海道の味噌ラーメンが有名になったと紹介。また、醤油が好まれる東京では、醤油ラーメンという日本の3大ラーメンの中で「最もスタンダードなラーメン」が発展。九州の豚骨ラーメンは中国人の間でも有名で、味噌ラーメンや醤油ラーメンが口に合わないという中国人がいても、「豚骨ラーメンが口に合わないという中国人は少ない」と断言した。」
http://news.searchina.net/id/1634218?page=1
 <日本のグルメ讃その3(たこ焼き篇)。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は、たこ焼きについて「日本国粋の一品料理」であるとしたうえで、中国人の間でたこ焼きが流行している原因について説明している。
 記事は、日本発の料理としては、寿司、ラーメンなどに続いて「たこ焼き」が中国で新たに歓迎されていると紹介。「このような簡単な一品料理が中国において巨大なビジネスとなっている」と驚きを示した。では、たこ焼きが中国人に歓迎されているのはなぜだろうか。
 この理由について、まず第一にたこ焼きはその場で作る料理であるゆえに「新鮮」であり、「作りたてを味わえるため美味しい」という点を指摘。また、さまざまなトッピングがたこ焼きが持つ本来の味を引き立て、「何度食べても食べ飽きない」と感じさせるのだと称賛した。
 また第二に、たこ焼きの出店を開店させるうえでは極めて少額の投資で事業を始めることができるとし、投資額が少なく、リスクが小さいというメリットは多くの中国人がたこ焼き店で起業する大きな助けになっているという見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1634213?page=1
 <搦め手からの日本車買えキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「この国の大部分の人は中国語を話すのに、自動車市場は日系車の独占状態にある」とする記事を掲載した。記事が紹介した国とは、中国と国境を接するミャンマーだ。記事はミャンマーについて「周知のとおり、非常に混乱した国で、経済の発展も制限されている。しかし、雲南省に近い地域では中国語が話され、人民元が利用されており、ほとんど中国と違いがないのである」と説明している。
 そして「わが国にいささか似たこの国では、街にある90%の自動車が日系車なのである」と紹介。そのほとんどは日本で乗られなくなった中古車であり、見た目も悪くなく、価格も安いのであると解説している。中でもトヨタ車の割合が高く、コストパフォーマンスが非常に高いことで、中国車を含む他国の自動車ブランドは参入が困難な状態になっているとのことだ。
 ・・・中国のネットユーザーからは「東南アジアは基本的にみんな日系車だよ」といった感想のほか、「中国だってみんな中国語を話してて、日系車が半分くらい占めているんだから、何が珍しいことか」との意見もあった。」
http://news.searchina.net/id/1634217?page=1
 <客観記事だが、実は深謀遠慮が。↓>
 「・・・千趣は・・・「日本人が地下鉄で寝るのは、勤勉の証なのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は「日本では公園のベンチや移動中の電車内で居眠りをするビジネスマンを見かけることがある」と伝えつつ、ひいては、仕事中や会議中に寝る人もいると紹介。日本在住の中国人の見解として、公園のベンチで寝ている日本人を初めて目にした時、「きっとお酒を飲み過ぎたのだろうと思った」と紹介する一方、多くの日本人から見れば、それは「疲れている証で、一生懸命仕事をした証と映る」と主張した。
 続けて記事は、日本のビジネスマンの労働環境について「非常に勤勉で、週60時間の勤務はあたりまえ、上司より先に帰宅することは許されない」とし、ゆえに「自宅で満足な休息時間が取れないのだ」と紹介し、日本人が仕事中に寝るのは「仕事に打ち込んでいる証であると多くの日本人は考える」と主張。一方で、「勤勉であることは大切だが、プレイベートを充実させたり、自分の健康を維持することも大切ではないだろうか」と論じた。・・・
 実は中国でも近年は過労死が増えており、一部報道によれば年間60万人が過労死しているという。」
http://news.searchina.net/id/1634214?page=1
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<太田>

東京オフ会 2017年 7月 8日(土)14:00〜20:00

場所 大田区の太田の自宅(最寄駅は西馬込か大森。出席者に詳細開示)
会費 500円 当日徴収

一次会

14:00
机等の準備・参加受付
14:15
講演 「朝鮮論」
15:15
自己紹介
休憩
質疑応答
・・途中で帰るのは自由
(ソフト飲料付。第三のビールを@100円、コーヒー(豆挽を含めセルフ)を@70円で希望者に提供)

二次会(追加的会費不要)

18:00(目途)
参加者は、各自、自分用のおかずと飲み物を持参。西馬込駅から太田宅に向かう
途中のコンビニ2か所(どちらもセブンイレブン)ないしスーパー(キタムラ)・・全て左側・・で購入してくることを推奨。
太田宅の冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロ等使用可。お湯、氷は提供。
白飯、食パンも提供。
20:00 机等の後片付けの後お開き
・・途中で帰るのは自由

お申し込みは下掲から。↓
http://www.ohtan.net/meeting/
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 一人題名のない音楽会です。
 余り知られていない作曲家による、ロマン主義のピアノ協奏曲として、メンデルスゾーンの作品をお送りします。
 メンデルスゾーンがどうして余り知られてない作曲家なんだと叱られそうですが、この作品、彼が13歳の時の作品で、作曲当時、彼はまだ無名だったから、ということでご宥恕を。
 しかも、たまたま、彼には成人してから作曲したピアノ協奏曲も3曲ある・・但し、3曲目はスケッチのみ・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7
ところ、バイオリン協奏曲に比べれば、いずれも演奏頻度は極めて低い上、この13歳の時のは、彼のピアノ協奏曲としての連番に入ってすらいないのですからね・・。
 いずれにせよ、この曲は取り上げる価値があります。
 それは、今回、彼の他のピアノ協奏曲と聴き比べてみたけれど、それらに対して決して遜色がない曲であるだけでなく、古典主義からロマン主義に切り替わる過渡期における、ロマン主義最初期の作品であり、モーツアルトが作曲したと言っても通りそうな雰囲気を持った曲だからです。
 では、お聴きあれ。

Mendelssohn Piano Concerto in A Minor
https://www.youtube.com/watch?v=w4oEEVCQBmo
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太田述正コラム#9049(2017.4.22)
<ナチが模範と仰いだ米国(その10)>

→非公開