太田述正コラム#9034(2017.4.15)
<皆さんとディスカッション(続x3313)>

<太田>(ツイッターより)

 「…中国の…メディアは「北朝鮮が6回目の核実験を強行すれば、中国は北朝鮮に提供している原油をストップさせる可能性がある」という趣旨のニュースを報じた。…
 このような…変化を引き出したのはトランプ式の強硬戦略だ。…
 韓国としては戦争を阻止することも重要だが、北朝鮮の核とミサイルも必ず廃棄しなければならない。しかしいつかある瞬間、韓国としてどちらの方により大きな被害が発生するかを冷静に判断し、決断を下すべき状況が来るかもしれない。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/14/2017041400921.html
 中共は弾道弾実験を強行すればとは言ってない。
 トランプが元気なうちに決断下せ。

<太田>

 関連記事だ。↓

 <いかにも中共当局が努力してるような印象を与えることに北朝鮮当局も協力?↓>
 「中国からの高官訪朝提案、北朝鮮が拒否・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/15/2017041500426.html
 <とにかく、示威行動はもうたくさんだよ。↓>
 アフガニスタンのIsisへの強力爆弾の使用は、ロシア、北朝鮮向け示威行動だと。↓

 Islamic State has fewer than 1,000 fighters in Afghanistan. So why did Trump drop the 'mother of all bombs'?・・・
 Thursday’s bombing “sounds more like a message to the international rivals, including Russia and even North Korea, than actually a serious attempt by the Trump administration to get more deeply involved in the Afghan war.”
http://www.latimes.com/world/la-fg-afghanistan-islamic-state-explainer-20170414-story.html
 <ロサンゼルスタイムスは、対北朝鮮軍事力行使は韓国に何百万人単位の犠牲者が出るのが必至だからやるな、とさ。↓>
 Trump administration faces few good military options in North Korea・・・
http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-norkor-options-20170414-story.html
 <でも、朝鮮日報すらボクと同じ考え?
 だから、やるなら今でしょ。↓>
 「・・・北爆説が出たら北朝鮮よりも大きな恐怖を感じて動揺し、反対するのは韓国だ・・・敵国を脅したのに同盟国の方が先に震えだしてしまったら、どんな強攻も通用しない。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/14/2017041401113.html

<太田>(ツイッターより)

 「…アメリカは世界中のあこがれだった。…
 軍事力・経済力以上に、自由や開放感といったイメージに彩られたソフトパワーこそがアメリカの強みだ。
 「格好良かったメイドインUSAに、これからはトランプさんの顔が浮かんでしまってはね」…」
http://www.asahi.com/special/shosetsu/round18-2.html?iref=comtop_fbox_d1_01
 「世界中のあこがれだった」なんて言うのは日本人だけだが、トランプが大統領になってくれてホントよかった。
 コラム#9026で太田コラム読むの止めた方がいい人の中に、<米国の>「音楽」や「ビンテージ」<好き>を含めた米国大好き人間を入れるの忘れた。
 それ、ナチスもの大好きと言うよりもっと恥ずかしいことよ。

<pIHHgn9o>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫そうだったかなあ?≪(コラム#9032。太田)

 植民地維持の為に極自然に必要とされたからで鉄道は関係ないのではないかと。
 「・・・南海会社(英語: The South Sea Company, 南洋会社とも)は1711年にトーリー党の指導者で大蔵卿ロバート・ハーレーによって、グレートブリテン王国 (イギリス) の財政危機を救うため、国債の一部を南海会社に引き受けさせ貿易による利潤でそれを賄うことおよびスペインとのユトレヒト条約で得たアシエントの権利によりスペイン領西インド諸島との奴隷貿易を行うという目的で設立された。」
  「・・・このように、東インド会社の成立から始まる株式会社制度の発達は「南海バブル」という危機を表面化し、一般大衆からの資金調達による事業形態には公正な第三者による会計記録の評価が不可欠であることを示し、公認会計士制度及び会計監査制度を誕生させた。」

・南海泡沫事件
http://googleweblight.com/?lite_url=http://www.wikiwand.com/ja/%25E5%258D%2597%25E6%25B5%25B7%25E6%25B3%25A1%25E6%25B2%25AB%25E4%25BA%258B%25E4%25BB%25B6%23.E4.BC.9A.E8.A8.88.E7.9B.A3.E6.9F.BB.E5.88.B6.E5.BA.A6.E3.81.AE.E8.AA.95.E7.94.9F&lc=ja-JP&s=1&f=1&m=656&q=%E5%85%AC%E8%AA%8D%E4%BC%9A%E8%A8%88%E5%A3%AB%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9&client=ms-docomo_link-jp&gl=jp&host=www.google.co.jp&ts=1492170766&sig=AJsQQ1DpC-UYcF6oKPY2mQOzl_L2CdFaAw

<太田>

 リンちゃん事件小特集。↓

 <典型的なスパイの手口ではあるが・・。↓>
 「・・・渋谷容疑者は・・・少年補導員も務めるなど地域活動の中心人物の一人だった。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK4G5K3KK4GUTIL054.html
 「・・・渋谷容疑者は・・・リンさんが通っていた市立六実第二小学校の保護者らでつくる「二小会」の会長<で>・・・通学路で児童の見守り活動を続けていた。リンさんが行方不明になった日は参加していなかったという。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASK4G64QYK4GUTIL06D.html?rm=583
 <彼が少年補導員
https://www.npa.go.jp/safetylife/syonen37/volunteer/shonen.html
だったというのがホントなら、警察が一応素性調査くらいはしてるだろ。もっとも、籠池前理事長よりも、渋谷の本性を暴くのはムツカシかったかもね。↓>
 「・・・渋谷容疑者は地元の市立中、県立高を卒業後、2001年に、六実駅前にある築二十数年の4階建てマンションを丸々1棟相続。家賃収入で暮らし、昼間からブラブラしていた。・・・
 おばあさんが地元で運送業を営んでいて、お母さんもそれを手伝ってい・・・た。当時は駅の反対側に600坪以上の土地を持っていた資産家<だっ>たが、おばあさんが亡くなって以降は、土地を切り売りしながら生活していた・・・。今はもうマンションぐらいしか残っていない・・・。(渋谷容疑者は)結婚して、息子さんと娘さん、2人のお子さんがい<る。>。今は離婚して、お子さん2人と一緒に、別のアジア人女性と暮らしている・・・が・・・子<供>さんはリンさんとほぼ同い年・・・
 小学生の娘がいるのに・・・10代のグラビアアイドルやコスプレカフェ店員など複数の“美少女”のSNSをフォローしていた。」
http://news.livedoor.com/article/detail/12938777/

 将棋界から2つの大ニュース。↓

 <三浦九段が勝てただなんて・・。↓>
 「三浦九段が復帰後、初勝利 5戦目 「ホッとした」・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170415/k00/00m/040/023000c
 <コメントの要なし。↓>
 「14歳・藤井聡太四段、デビュー以来12連勝に・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170413-OYT1T50095.html?from=ytop_ymag

 木島香苗被告への最高裁判決をBBCがお取上げになっただ。
 これを勲章に、数年後にご昇天遊ばせ。↓
http://www.bbc.com/news/world-asia-39599188

 珍しく、出来悪のハーレツ紙記事に遭遇。↓

 The Turkish president has increased his powers over the past 15 years, but seemingly has no interest in turning Turkey into a religious state・・・
http://www.haaretz.com/middle-east-news/turkey/.premium-1.783528?=&ts=_1492222917464

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <もはや日本人崇拝教の域に・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人の行列に対する情熱は何が理由なのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 まず記事は「日本人は行列に並ぶのが好きだ。子どもから大人まで、どこでも、何を買うにも自然に並ぶことができる」と指摘し、これは「もはや1つの文化だ」と紹介。2016年、東京で大雪が降り、首都圏の交通網が混乱した時の事例を挙げ、「地下鉄構内は混乱することなく、誰もが地下鉄を待つ列に整然と並んでいた」と紹介し、「大雪が降る屋外であっても、日本人は乱れることなく列に並ぶことができる」と紹介した。
 続けて、日本人が自然と列に並ぶことができる光景を見た中国人は驚き、「日本のほうが中国より社会主義国らしいと感じてしまう」と紹介。その理由として「列に並ぶという行為は平等を追求する行為であり、平等は公平な社会を実現させる」ためであり、平等や公平という理念は「社会主義の重要な理念だから」だと論じた。
 最後に記事は、「日本人は列に並ぶという行為を通じて、日本社会に美しさと秩序をもたらしている」と指摘。もし、中国人が中国社会において「日本社会と同じような美しさと秩序を作り出していければ、多くの外国人から白い目で見られている中国の国民性を払拭できるかもしれない」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1633699?page=1
 <もはや日本製品崇拝教の域に・・。↓>
 「・・・慧聡五金網・・・記事によれば、中国高速鉄道も裏では「日本製品」によって支えられているのだという。
 記事は、中国高速鉄道は近年、急激な発展を遂げ、今や世界をリードするまでに成長を遂げたと主張する一方、中国高速鉄道に使われている「小さなネジ」は、「日本からの輸入品」であると紹介。中国は取るに足らないように見える1本1本の小さなネジを「日本からの輸入に頼らざるを得ないことを知っていたか」と読者に問いかけた。
 高速鉄道は高速で走行するため、その振動は非常に大きく、普通のネジとナットでは簡単に緩んでしまうと指摘。固定すべき箇所を留めていたネジが緩んでしまえば、それは「乗客の生命の危険に直結する」と説明し、「ネジは見た目はとても小さいが、実は極めて重要な部品である」と指摘した。
 そのため、高速鉄道には絶対に緩まないネジが必要不可欠だが、この難しい問題を解決したのが日本企業であると紹介。日本企業のネジは新幹線はもちろん、中国高速鉄道を始めとする世界各国の鉄道でも使用されていると説明、このネジが体現する「日本の匠の精神」の価値について深く考えるよう、中国人読者に提言した。」
http://news.searchina.net/id/1633717?page=1
 <日本の防災教育を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、地震に対する日本人の危機意識の高さに着目し、「日本人の防災教育は幼少の頃から始まる」と伝え、地震の発生頻度の高さが日本人の防災意識を高めており、日本の防災対策や訓練は中国も学び、参考にする価値があると伝える記事を掲載した。
 記事は、日本の学生に対して行われた一部調査の結果として、約75%の回答者が「近い将来、大地震に遭遇するかもしれないと認識」していて、約90%が「もっとも心配している災害は地震」と答えたことを紹介。日本の子どもたちは地震について「自分が遭遇し得る自然災害」として認識しつつも、過度にパニックにはなっていないと驚きを示した。
 続けて、日本の子どもたちが将来訪れる可能性のある地震災害にパニックにならず、冷静でいられる大きな要因は「防災訓練や教育にある」と考察。関東大震災が発生した9月1日にちなんで制定された防災の日に、日本では全国的に実用的な防災訓練や災害に対する認識を深める教育がなされていることを紹介した。
 日本では保育園や幼稚園からすでに避難訓練が行われ、小中学校でも子どもたちの年齢に合わせた防災教育が行われているため、日本人は地震が発生した時にどのように行動すれば良いのかを知っている。記事は「あらゆることは事前に準備をすれば成功する。準備をしなければ失敗する」という諺を用いて、日本の防災教育の貴重な精神をまとめた。」
http://news.searchina.net/id/1633718?page=1
 <日本の電線は前にも取り上げられたことがあるが、日本に対して敬意をもった客観記事だ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本はどうして電線を地面に埋めないのか」とする記事を掲載した。記事は「日本では、電柱は風景の一部になっている」とし、中国でも人気のアニメ「スラムダンク」に出てくる鎌倉高校前駅のシーンも、実際に訪れてみると頭上に何本もの電線が走っていることを紹介。国土交通省のデータによると、日本全国の電線地中化率がわずか15%で、東京の中心部でも41%と低い数字である事を伝えた。そのうえで「日本の電力体系は進歩していないのか? 故障率は高くないのか? 日常的に停電が起きるのではないか」と疑問を提起している。
 その答えとして記事はまず、地中化された電線の使い勝手があまり良くない点を挙げた。「地中化電力システムが断線する確率は地上よりも少ないが、ひとたび断線すると修理にはより長い時間が必要となる。古くなればなるほど信頼性も下がり、新しいものに変えようとすると、地上線の架け替えの何倍も費用が掛かる」としている。また、日本では地震などの自然災害が多く、地上線の方が素早く復旧できるという点でもメリットがあると説明した。
 一方で、「最も根本的な原因は、お金がないことだ」と指摘。国土交通省が当初は2020年の東京五輪までに都心部の電線完全地中化を計画するも、実際には350キロメートル分しか予算が取れず、完全地中化には程遠い状況であると伝えている。
 記事はこのほか、今の日本では停電の時間がとても短く、それはもともと自然災害や事故など人的要因の影響を容易に受けやすい電柱や電線ネットワークが、非常に高い基準のもとで設計されていることを併せて紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1633719?page=1
 <笑っちゃうけど・・。(繰り返す、日中友好に寄与したAV名女優達に勲章を!)↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の高収入職業ベスト10を紹介する記事を掲載した。あくまで参考程度のランキングではあるが、中国の一部ネットユーザーは「あの職業が入っていない」との疑問を抱いたようだ。
 10位はJリーグ選手・・・9位は新聞社の主筆・・・8位はプロゴルファー・・・7位は棋士で・・・6位がライトノベル作家で・・・5位が作家で・・・4位とされたのは、なんと天皇陛下。・・・そして3位はユーチューバーで2位は騎手で・・・栄えある1位は野球選手・・・と紹介された。・・・
 記事を読んだネットユーザーからは「この職業が入っていない」というコメントが複数寄せられている。政治家、力士のほか、最も多く見られたのは「AV女優」だった。「AV産業は、日本経済の屋台骨となる重要な支柱産業である」という認識が一部の中国ネットユーザの中にはあるようだ。」
http://news.searchina.net/id/1633716?page=1
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 一人題名のない音楽会です。
余り知られていない作曲家によるロマン主義的なピアノ協奏曲で、今回はパデレフスキです。
 本欄では、ピアニストとして(、そして、ポーランドの首相であったこともある人物として、)は何度も登場しています(コラム#2566、3243、4471)が、作曲家としては初めての登場です。

Ignacy Paderewski Piano Concerto in A minor, Op.17 (1888年)
https://www.youtube.com/watch?v=mgYKx0i6wL0

(注)「丸山眞男が平凡社『政治学事典』の中で、「パデレフスキのように、なんら政治的資質と関係のない声望・・・だけでリーダーシップの地位にのしあがることもおこりうる」として挙げているが、ただし、ここでの丸山はパデレフスキの一連の政治キャリアを知ってか知らずか完全に無視しており、まったく言及していない」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD
という点一つとっても、丸山眞男は、(これにも疑問符が付くが、)クラシック音楽通でこそあったかもしれないけれど、政治学者としては、まことにもって実証的でなかった、つまりは、エセ学者であった、ということが、ここからも窺えるというものだ。
 なお、パデレフスキの政治的資質については、その政治的事績(a:1910〜22年。b:1939年〜41年)が、aに関しては上掲にも少し載っているところ、a、bとも、より詳しく下掲
https://en.wikipedia.org/wiki/Ignacy_Jan_Paderewski
に載っており、それらを読めば、到底、丸山のようなことは言えないことが、誰の目にも明らかだろう。
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太田述正コラム#9035(2017.4.15)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その19)>

→非公開