田述正コラム#9030(2017.4.13)
<皆さんとディスカッション(続x3311)>

<太田>(ツイッターより)

 「米ユナイテッド航空で…過剰予約…の航空機内から乗客の男性医師が強制的に降ろされた問題で、この医師がベトナム生まれの米国人と判明したことを受け、ベトナムで批判の声が拡大している。…
 当初、この乗客は中国人とみられると報道された際には冷淡なコメントをするベトナム人もいた…」
https://mainichi.jp/articles/20170412/reu/00m/030/009000c
過剰予約は日常茶飯事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00005953-bengocom-soci
だが、今回は機種変更に伴うアブレだったから揉めたの。
 なお、コラムでは2人の乗客の話を一緒にして紹介しちゃったかも。
 とまれ、ベトナム人ネチズン達の反応、現金なもんだわ。

 「…同便に…ルイビルで別の便に乗務する乗員4人を搭乗させる必要が<生じた>…」(この人民網記事は件の乗客の民族には触れていない。)
http://j.people.com.cn/n3/2017/0412/c94475-9201961.html
 件の乗客は支那系ベトナム人医師(たる米国人)(←これ初出)で「俺は支那人だから目を付けられた」と叫んだ(←これ既出)。
http://foreignpolicy.com/2017/04/11/chinese-blame-america-for-united-airlines/
 段々事実関係がはっきりしてきた。
 ところで、人民網記事の抑制トーンもまあまあ興味深いが、フォーリンポリシー誌の記事は支那人の人種観を「掘り下げ」ていて「実に面白い」。
 ディスカッションで改めて取り上げることにしたい。

<太田>

 「「掘り下げ」ていて「実に面白い」」箇所だ。↓

 <支那系米国人達は、黒人差別は当然だとしつつ、自分達への差別には怒り狂う。↓>
 ・・・The immigrant Chinese community in the United States tends to blame its problems not on the white power structure but on the supposed favoritism shown to blacks. ・・・
 <中共本国人達も同じだ。↓>
 That attitude has spread to much of the Chinese public back home.・・・
 <康有為が白色と黄色人種が連携しつつ世界を支配し、茶色や黒色人種を絶滅させようと呼びかけたことを想起せよ。↓>
 It’s not that a racial hierarchy is wrong, in this worldview, but that the Chinese should be recognized as at least equal to whites within it. The notion goes back to the late 19th-century reformer and utopian philosopher Kang Youwei, who called for the “white and yellow races” to come together to dominate and exterminate the black and brown.
 <今回の事件で、中共のネチズン達は、米国の白人達は、支那人には平気でやるけれど、(アファーマティブアクション対象となっているところの、)黒人達にはこんなこと絶対できないだろう、と記している。↓>
 In the United case, this has manifested in the popular comment on Chinese social media that “They would never have done this to a black person!” The logic here goes like this: Americans are sensitive about racism -- but only against blacks, not against the (more deserving) Chinese. ・・・
http://foreignpolicy.com/2017/04/11/chinese-blame-america-for-united-airlines/

⇒ちゃうんだよ。
 よりIQの高い黄色人種に対して、低い方の白色人種が差別的言動を平気でやらかしてきたことについて、支那人達が嘲笑しつつ警告しとるんやよ。(太田)

 <第一、上掲の記者による記事の中で支那人が言っていることとされている話は、下掲からも明らかなように、むしろ支那人以外が盛んに言ってることだぜ。要するに、記者自身の人種主義的偏見を支那人に代弁させてるってこと。↓>
 ・・・More than a few pointed out this contretemps would likely not have received as much attention if the unwilling passenger were poor or African-American. Others noted that the doctor, who is Asian-American, might have been treated differently by officers or airline staff if he were white.・・・
 <いずれにせよ、今回の事件は、米国の現在の病理・・ほんの一握りの大金持ち以外は(ファーストクラスの乗客さえも)人間扱いされていない・・の表出だ、という下掲の論述はその通りだ。↓>
 We・・・live life as consumers. And our treatment is both increasingly disrespectful and reflective of our society’s growing income divide.
 In 2017, it often seems that the customer is the least important part of the transaction — unless he or she is paying top, top dollar.・・・
https://www.nytimes.com/2017/04/11/opinion/united-airlines-is-not-alone.html?ref=opinion&_r=0
 <ユナイテッド航空社長は、謝罪し、今後は、このような状況の下で退去や座席移転を求められた乗客が拒否しても官憲導入はしない、と言明。↓>
 ・・・Munoz said the airline will conduct a “deep and thorough” review of many of its policies related to this, including the incentives offered to give up seats once people are aboard an aircraft. If no one chooses to leave the plane, despite the compensation offered, Munoz said United will not put a law enforcement official on the plane to take them off.
 “To remove a booked, paid, seating passenger, we can’t do that,” he said.
This change could spread to other airlines, analysts said.・・・
http://www.latimes.com/business/la-fi-united-boarding-20170412-story.html
 <そもそも、ユナイテッド航空は、今回に限らず、株主利益>授業員利益>顧客利益、の会社として悪名高かったらしい。
 (優先順位が日本型経済体制と真逆だが、これこそ、資本主義体制の理念型たる米国経済における大部分の企業の実態なんであって、特段、ユナイテッド航空に限らないだろが。(太田))↓>
 ・・・United, which seems to place customer satisfaction well below the interests of employees and shareholders・・・
http://www.latimes.com/business/lazarus/la-fi-lazarus-united-horror-stories-20170412-story.html

 台湾が犬猫食を禁じたことを野蛮人が少しは文明化したな、というカンジで取り上げている。
 (なんで、これが関連記事なんだって? 諸君、お考えあそべ。それにしても、台湾政府、余計なことをしてくれたもんだ。(太田))↓

 Taiwan is banning eating cats and dogs, but many of its neighbors haven’t・・・
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2017/04/12/taiwan-is-banning-eating-cats-and-dogs-but-many-of-its-neighbors-havent/?utm_term=.fc8e3f65410b

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 日本での真央引退フィーバーが私には全く理解できないが、下掲の挿話を紹介する形で一応記録にとどめておくとしよう。↓

 「・・・キム・ヨナとのバンクーバー五輪は歴史に残る伝説。台湾の人は、ほとんど真央ちゃんを応援していた・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170412/orc/00m/200/035000c

 日本から、今度は男性のミニマリズムの旗手が。↓

 Goodbye things, hello minimalism: can living with less make you happier?
Fumio Sasaki owns a roll-up mattress, three shirts and four pairs of socks. After deciding to scorn possessions, he began feeling happier.・・・
https://www.theguardian.com/books/2017/apr/12/goodbye-things-hello-minimalism-can-living-with-less-make-you-happier

 日本の伝統的な「桶」が超モダンに変身しつつあるようで・・。↓

 New traditions: Japan's 700-year-old 'oke' craft gets a modern makeover・・・
http://edition.cnn.com/2017/04/10/luxury/nakagawa-mokkougei-wooden-buckets/index.html

 トランプ、日本には親切ねー。↓

 「北攻撃なら事前協議…日本が要請、米側も応じる
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170412-OYT1T50119.html?from=ytop_top

 相手にされてない韓国はやきもき。↓

 「韓国に事前通知せずに米国が北朝鮮を攻撃できない3つの理由・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/13/2017041300615.html

 世界がオカシクなっている。↓

 「貿易額、中国が2位転落 4年ぶり米が首位に・・・
  世界全体のモノの貿易額は輸出が15兆4640億ドルと前年に比べ3.3%減った。輸入は同3.2%減の15兆7990億ドルだった。資源価格の低下に加え、ドルの実効為替レートが上昇し、他の通貨を使う国・地域の貿易額が押し下げられた。・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM12H5H_S7A410C1FF2000/?dg=1

 ロシアがイランとつるんでアフガニスタンでタリバンを支援してるんだと。
 (ロシアを、ちゅうか、その「モンゴルの軛」症候群を、どうやって安楽死させるか、また、イランのシーア派祭政一致体制をどう崩壊させるかだな。ま、ほっといても、早晩、それぞれ、安楽死、崩壊、に至るだろうが。)↓

 While the U.S. wasn’t looking, Russia and Iran began carving out a bigger role in Afghanistan・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/with-us-policy-in-flux-russia-and-iran-challenge-american-power-in-afghanistan/2017/04/12/f8c768bc-1eb8-11e7-bb59-a74ccaf1d02f_story.html?utm_term=.346c557260ae

 ウィルソン大統領をケチョンケチョンにやっつける本をアメちゃんが書いた。
 (書くのが遅過ぎだよ。(太田))↓

 <その前の大統領だったタフトが既にウィルソンのことをケチョンケチョンに言っている。↓>
 William Howard Taft once described Woodrow Wilson, his successor in the White House, as “a ruthless hypocrite” and a man “who has no convictions that he would not barter at once for votes.”
 True, Taft was a Republican and Wilson a Democrat, but Taft was not a man given to harsh criticism.・・・
 <ウィルソンは(私が何度も指摘してるように)極め付きのー人種主義者だった。↓>
 In many ways, Wilson was far from progressive. Born and raised in the South during the Civil War, he embraced Jim Crow segregation and was an unreconstructed racist.・・・
 <戦争を廃絶させるための参戦なんちゅう倒錯的「思想」に憑りつかれ、英仏にカネを大量に貸しつけることによって第一次世界大戦を長引かせた上で、(自国民を英船舶に乗せ続け、ドイツによる被害を受けさせ続けることで、)参戦の機会をうかがい、(第一次世界大戦時のローズベルト同様、)英国による米国内での米国民の反戦意識を参戦意識に改めさせるための大規模諜報活動を許し、ついに、参戦の野望を達成し、その後の世界を惨憺たる境遇に陥れた。↓>
 The US had provided massive loans to the British and French governments during the time Wilson and America claimed neutrality. That money kept the war effort alive as England, in particular, maneuvered Wilson toward American involvement.
 England helped set the mental agenda in America during the years before the US entered the war. The tightly controlled, highly biased accounts of the war in Europe coming from England fed an emerging narrative that the Germans were barbaric warmongers, a narrative made much easier to cultivate since England literally severed the cables linking Germany and the US. In addition, British propagandists often re-wrote war news sent to neutral countries, including the US.・・・
http://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2017/0330/The-World-Remade-questions-the-entry-of-the-US-into-World-War-I

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <定番的だが、日本の先端技術力を称賛。↓>
 「・・・新浪はこのほど、中国にはまだまだ掌握できていない基幹技術があると伝え、特に先端技術の分野においては日本や米国に大きな遅れを取っているのが現状であると伝える記事を掲載した。
 記事は、中国人の多くは「自国の科学技術の進歩を誇りに思っている」としながらも、「中国はまだ基幹技術を把握できていない分野も多いのが現状」と指摘。日本や米国などの先進国と比較した場合、「その差は想像以上に大きいことが分かる」と論じた。
 では、具体的にはどのような分野で中国は遅れを取っているのだろうか。まず挙げたのは半導体の分野だ。半導体は電化製品のほか、交通や通信などの社会インフラにとって必要不可欠な存在だが、その半導体を作るための装置メーカーのトップ10のうち9社が米国と日本の企業だと紹介したほか、半導体の材料や素材については日本企業が世界的に大きなシェアを確保していると論じた。
 また、マザーマシンと呼ばれ、機械を作るための機械である「工作機械」についても、「この分野をリードしているのは日本やドイツだ」と紹介。中国には基幹技術がなく、他国の製品を輸入しているのが現状と指摘した。
 ほかにも、産業用ロボットや精密機器、建設機械、先端医療など多くの分野における先端技術を取り上げ、「これらは一様に中国が基幹技術を持たない分野である」とし、「日本と米国はあらゆるハイテク製品に何らかの形で関わっていると言える」と指摘。ハード面は日本が世界一であり、ソフト面では米国が世界一であると主張、「中国は先端技術の分野においては日本や米国に大きな遅れを取っているのが現状」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1633519?page=1
 <日本の景色を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「フィルタを通していない日本はやっぱり美しいのだろうか」とする記事を掲載した。記事は、中国のネット上でよく見られる満開のサクラの写真や、スタジオジブリの作品に出てくる日本の美しく素朴な街並みの映像を紹介したうえで「フィルタや映画の要素のない現実のない日本は、一体どんな様子なのか」とした。
 そして、日本を訪れた中国のネットユーザーが撮影した観光地や何気ない街並みの写真を紹介。写真には金色に輝く寺、緑色の松、青い空、白と灰色の雲のそれぞれが映える金閣寺、鉄道の架線やビルよりもはるかに高く広い青空、濃紺の空と夕焼けのコントラストが美しい夕暮れの街が映っている。記事は「やっぱり麗しく、静かで美しい」と評した。
 記事を見た中国のネットユーザーからは「日本に行ったことがあるが、フィルタなどなくても空は青いし木々は緑。地面もきれいだ」、「多くの中国人が今の日本に触れて好きになるのは、穏やかで平和で静かという伝統的な中国のイメージにピッタリ合うからだろう」といった意見が出た。一方で「わが中国の山村のほがはるかに美しい」との声もあった。」
http://news.searchina.net/id/1633556?page=1
 <日本の住宅を称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国の農村は欧米を見倣うのではなく、「むしろ日本の農村部からこそ学ぶべき」とする記事を掲載した。
 中国の農村部は日本の住宅のどのような点に「学ぶべき」なのだろうか。記事は、日本の農村部の写真を紹介し、見倣うべき点について説明。例えば、日本の住宅は中国と比べれば「小さい」ものの、山のふもとや川べりの、あるいは、満開の桜の木のそばの日本住宅はいずれも絵のように美しく、形や色は様々なのに、いずれも「完璧に自然に溶け込んでいる」と指摘。
 また、日本の住宅には温かみがあると同時に、無駄なく利便性の高い設計であるとも称賛、狭い土地を有効活用し、駐車場専用のスペースまで確保していることに感心した様子だ。
 中国の住宅も写真で紹介しているが、最近の流行は3階建てもしくは4階建てのとんがり屋根とガラス製カーテンウォールだとして、記事は「お城のような偽別荘」、また、「豪華に見えるが、中国の景観と合致せず、ちんちくりん」と酷評した。実際、自然に溶け込んでいるとは言えず、その分日本の家屋の品の良さが際立って感じられる。
 また、日本の農村部はゴミひとつ落ちていないきれいな道路があり、交通量が少ない道路でも歩道が完備されている様子を紹介し、人口の多い中国の農村同様に土地が限られているなか、気持ち良く住める家づくり・街づくりに成功した日本は、中国にとって欧米より見倣うべき対象だと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1633547?page=1
 <定番的だが、日本の駅弁を称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本の駅弁を紹介する記事を掲載し、「中国の駅弁は日本に完敗」であると伝えている。
 記事は、日本の駅弁の歴史を紹介し、どのようにして各地に根付く特色のある駅弁が生まれたかを紹介している。最初はごま塩おにぎりとたくあんという質素な形で始まった駅弁が、鉄道の普及と発展によって進化を遂げ、徐々に地方の食材が使われ、各地の郷土料理が味わえるよう工夫が凝らされるようになったことを紹介。ご当地色が強まると同時に、その土地ならではの料理を気軽に味わえる存在となり、百貨店が駅弁フェアを催せば多くの日本人が駅弁を目当てに殺到すると伝えた。・・・
 日本と中国の駅弁に・・・差がある原因について記事は、「日本人は食のバランスを重視しているため」であるとし、豊富な食材が弁当に盛り込まれ、さらには日本人はおいしさにもこだわるため、品質保持期限が普通は購入日の当日中であると紹介した。・・・
 記事は新幹線の普及によって「目的地にすぐ着いてしまうゆえ、駅弁業界も打撃を受けた」としながらも、今では駅以外でも駅弁フェアを行い、その魅力によって集客力を持つようになった駅弁は「日本の特色ある食文化になっている」とした。・・・
 記事は、中国高速鉄道の駅弁は昔と比べて種類が増えたとしながらも、今度は「質を上げるべき」だと主張。その理由は「中国高速鉄道はすでに新幹線の走行速度を越えているのだから、サービスも上回っていなくてはならない」ためだという。」
http://news.searchina.net/id/1633552?page=1
 <その通りざんす。(日本の総体を継受せよキャンペーン)↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本を旅行したある中国人観光客の旅行記を掲載した。文章の中には、中国社会が見習うべき日本社会の特徴や習慣などについて紹介されているが、特に伝統と先進技術について強く感じたところがあったようだ。
 文章はまず、日本にやって来た時の第一印象について紹介。飛行機が着陸した空港の空は青く、空港を出ると空気がとても新鮮だったという。また、ホテルに向かう道路上には好き勝手に駐車したり、警笛を鳴らしたりする自動車はなく、ゴミはおろか枯葉すら落ちていなかったとのことだ。ホテルの従業員は笑みを絶やさず、決して広くないながらも客室にはアメニティグッズが一通り揃っており、タオルからかすかに香る消毒液の匂いに安心感を抱いたとしている。
 このような印象について文章は「すべて予想できたことではあったが、これらのことがすべて本当に存在するというのは信じられなかった」と感想を綴っている。
 そして、伝統に関する説明では「われわれは先祖が残したものを博物館に残し、厳しく管理される。一般市民からは離れた場所にあり、教科書でしか見られない事すらある。しかし、日本では和服がなおも主な服装として存在するほか、精巧な手工芸品も伝承されている。今の社会においてなおもしっかりと息づいているのだ」と論じた。
 また、技術については「先進技術が高級でハイエンドな物に留まらず、普通の日本人の生活においても欠かせない存在になっている。すべては、一般市民の生活をより良いものにするために技術が生かされているのだ」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1633618?page=1
 <これもその通りざんす。(日本で就職しろキャンペーン)↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本留学で有名大学を卒業しても仕事にありつけなかった」とする記事を掲載した。
 記事は、日本で比較的名の知れた、しかも人気のある理系の大学を卒業したからといって日本国内の企業に簡単に就職することはできないことを、実体験から4つのポイントを挙げて説明している。
 まず、人間関係をうまく構築しなければ企業でやっていけない点を挙げた。記事は「中国国内の人情至上主義の就職が性に合わないために日本で大学院に行き、そのまま就職することを選んだ。しかし、日本にやってきて日本も人情を重んじる社会だということを知った」とし、昨年9月に内定をもらった友人が会社から他企業への応募を禁じられ、会社が行う集まりに参加するよう要求されたこと、入社後も人間関係の構築が必要であることを説明。「日本企業は能力さえあれば大丈夫、という話は全くもってウソなのだ」と論じている。
 続いて、日本の就職活動では20〜30社の面接を受けることはよくあることであり、その心理的なプレッシャーに耐えられなければ帰国することになるとした。また、就職に有利な理系の専門技術を有していても、日本語ができなければ役に立たないと説明した。
 そして、最後に「自立できておらず、他人に頼る癖があったり、物事を計画的にできなかったり、他人の前で話ができないなど、性格的に問題があると、日本企業に入っても成長することができない」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1633604?page=1
 <これもまたその通りざんす。(歴史認識修正地ならし)↓>
 「・・・今日頭条は・・・「どうして近代の中国、日本、タイは植民地にならなかったのか」とする記事を掲載した。記事によると、この3カ国はそれぞれ異なる理由で独立が維持できたという。
 記事は、「近代における世界の構図は、欧州が主導する植民貿易体系であったと言わざるを得ない」とする一方で、この時期にアジアには欧州の植民地になることなく独立を保った国が3つあると紹介。それが中国と日本とタイであるとした。
 そして、この3カ国が独立を保てた理由について「中国は大きすぎた、日本は強すぎた、タイはラッキーだった」とし、それぞれについて説明している。中国はアヘン戦争から始まる一連の戦争に負け続け、屈辱的な条約を結ばされてきたが、広大な国土と膨大な人口を有する中国を丸ごと併合して制御できる欧州の国がいなかったと解説。また、列強各国の利益が中国で複雑に絡み合っていたことも、一国による植民地化を不可能にしたと論じている。
 日本については、「学ぶのが非常に得意な国であり、古代においても、近代においても、強い国から自身の及ばない点を速やかに学び、自分の実力を強めてきた」と説明。明治維新以降欧米の進んだ技術や思想を学んで国力を強め、1894年の日清戦争によってアジア一の強国となり、さらには日露戦争で帝政ロシアを倒したことで列強の仲間入りをするまでに至ったことを伝えた。
 さらに「ラッキーだった」としたタイについては、英国とフランスの2大国による植民地域に挟まれていたことで、両国の衝突を避けるための緩衝材的な役割を得ることができたとした。そして、才略に長けた君主が出現したことも大きな要素だったとしている。
 確かに日本、中国、タイは近代において独立を保ちえたが、記事の論調に異議を唱えるネットユーザーが複数いた。その焦点は中国の扱いをどう考えるかだ。「中国は半植民地化されたではないか」、「租界は植民地ではないのか、東北三省は日本の植民地ではないのか」といったコメントが寄せられた。また、中国は2つの世界大戦があったから、特に第1次世界大戦によって分割、植民地化を免れたとの意見もあった。」
http://news.searchina.net/id/1633600?page=1
 <これはガス抜き。(ランドのシミュレーション内容を見てみたいが。)↓>
 「・・・捜狐・・・記事は、ランド研究所が行った「日本と中国の武力衝突に関するシミュレーション」の内容を紹介している。
 記事は、ランド研究所が行なったシミュレーションの予測として、もし日本と中国の間で武力衝突が発生した場合、「中国が日本を打ち負かすのに必要な時間はわずか5日間」、「東京は中国によって占領されることになる」との結果が出たことを紹介。またランド研究所は日中の武力衝突は中国による「一方的な結果」に終わる可能性が高いため、米軍は出動しない方が良いと注意を促しているとも説明した。
 このシミュレーションは「日米同盟を考慮しない」という前提で行われたと紹介。中国は空軍、海軍などにおいて日本よりもかなり強力な武器、兵器を持っており、特に空母艦隊、大型輸送機Y−20、艦上戦闘機J−15、ステルス戦闘機J−20、戦闘爆撃機Jー16などの最新鋭兵器が投入されることにより、中国人民解放軍は自衛隊に「完全に対処」できると予測していると伝えた。
 また記事は、中国のロケット軍は開戦後5時間以内に159発のミサイルを日本の軍用飛行場、基地、石油タンク、兵営などにめがけて発射でき、また「東風ミサイル」のスピードは速いため、たとえ米国が日本の要請に応じて空母を派遣したとしても日本側に生じる被害を軽減することはできないなどと伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1633582?page=1
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太田述正コラム#9031(2017.4.13)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その18)>

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