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太田述正コラム#9012(2017.4.4)
<皆さんとディスカッション(続x3302)>

<太田>(ツイッターより)

 「…そもそも、私たち秘書は、陳情に対して本当は何もしていなくても、結果的にうまく転がれば、「ボスである国会議員ががんばって後押ししました」と上手に報告します。省庁に問い合わせをするときも、圧力をかけないような伝え方を工夫して、「配慮してね」と念を送りながら状況を教えてもらったりもします。そういう意味では、谷氏のファックスは通常の業務の範囲で、特に問題になる部分はひとつもありません。…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%8c%e8%83%bd%e5%8a%9b%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%98%ad%e6%81%b5%e5%a4%ab%e4%ba%ba%e6%bd%b0%e3%81%97%e7%8b%99%e3%81%84%e9%a6%96%e7%9b%b8%e5%ae%98%e9%82%b8%e3%81%8c%e6%a3%ae%e5%8f%8b%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%af%e3%81%8b%e2%80%a6%e7%9b%a3%e8%a6%96%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e5%85%ac%e5%8b%99%e5%93%a1%e3%82%92%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%95%e3%81%ab/ar-BBzdOnh?ocid=iehp#p
といった、口利きを当然視する発想を止めるべきだよ。
 立法府の人間が特定の個人/法人のために行政府の仕事に口出しちゃダメ。

<太田>

 これ、「立法府の人間」に限らないのであって、「行政府の、担当者以外の者、また、OB」もダメなんだし、「行政府に派遣されてきた立法府の人間・・つまりは政治家・・も、たとい、担当の上司」だってダメなんだからね。
 第三者が、特定の事件について、裁判官に口利きするかってことを考えてみてごらん。

<太田>(ツイッターより)

「首相に靖国参拝を説得した「昭恵イズム」 …」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%81%ab%e9%9d%96%e5%9b%bd%e5%8f%82%e6%8b%9d%e3%82%92%e8%aa%ac%e5%be%97%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%8c%e6%98%ad%e6%81%b5%e3%82%a4%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%80%8d/ar-BBzic1k?ocid=iehp#page=1
「…昭恵夫人は「籠池の意図」を正確に理解し、その内容を財務省に伝えるよう、自分の秘書である谷査恵子に命じた…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%8f%85%e9%87%8e%e5%ae%8c%e3%80%8c%e3%82%a2%e3%83%83%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%89%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%ae%e6%a0%b8%e5%bf%83%e3%81%ab%e8%bf%ab%e3%82%8b%e2%80%9c%e7%b1%a0%e6%b1%a0%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e2%80%9d%e3%81%ae%e4%b8%ad%e8%ba%ab%e3%80%8d/ar-BBzidkl?ocid=iehp#page=1
 平成日本のラスプーチン、アッキーは、でもただのKY。
 で1日も引き続きそうだった。
 「…首相は週末、山梨県の別荘で後半国会に向けて静養しました。<31日>夜から昭恵夫人も合流。…<1>日は夫婦そろって笑顔で報道陣の前に現れ、ハンバーガー店で昼食を取りました。」
https://twitter.com/asahi_kantei

<vA8WbsKg>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫文科省の施策は、ことごとく(あたかも悪意があるかのように)大学と研究を
破壊してきました。≪(コラム#9006。薬の理屈の追究者)

 たとえばどんな施策なのかな?
 で、そんな施策を、一応は教育を良くするつもりで、文科省の官僚は採用したんですよね?
 全く門外漢でわかりませんが。

<豊丘時竹>(2017.3.31)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20170331

 --「独立」/再軍備させようとした安倍ちゃんに失望した −−

≫<これは、単に、日本「独立」/再軍備させようとしていたが、安倍チャンには失望した、との無念の思いの表明。↓>
 「・・・最近深くはまりこんだ一連のスキャンダルによって、日本を再び「軍事大国」にする安倍氏の虚妄の夢は実現困難になって・・・いる。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0330/c94474-9197223.html≪(コラム#9004。太田)

 習ちゃんは安倍ちゃんを見限った、と太田述正さんは言っているのである。
 次の総理は誰になるのだろうか。
 私が太田さんのこのコラムをを読み理解しようと努めて理解したことは、左翼がよく使う?「戦える国にしていいのか」という言葉がよく表しているように、「戦える国」になることだと思う。
 少なくとも、軍隊のない国は、独立国ではない。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 ・・・。↓

 「48年前にも同じ場所で雪崩「なぜ行ったのか」・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170403-OYT1T50139.html?from=ytop_main5

 小池都知事、人気高過ぎ。↓

 「・・・現時点での都議選の投票先を尋ねると、自民31%、都民ファースト20%、共産7%、無所属7%、民進7%、公明4%、維新1%など。「大いに関心がある」層に限ると、都民ファーストが34%と最多で、自民19%、共産11%、公明7%、民進5%などだった。
 小池氏を「支持する」と答えたのは男性73%、女性74%でほぼ同じ。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK435H1ZK43UTIL03C.html?iref=comtop_list_pol_n03

 サンクトペテルブルクでの地下鉄自爆事件の犯人はチェチェンかIsisかだとさ。
 その程度のもん、記事にするなっての。↓

 The likely culprits behind the St. Petersburg bombing・・・
http://edition.cnn.com/2017/04/03/opinions/russia-terror-attack-opinion-bergen-sterman/index.html

 恐るべき、女性のレジリアンス。↓

 「・・・男女ともにパートナーに先立たれると、早く死亡してしまう傾向があると分かりました。パートナーが死亡した人は、その半年後までに、パートナーがいる人よりも41%ほど死亡する率が高いのです。半年がたつと死亡リスクはやや下がりますが、それでもパートナーがいる人より14%高くなります。
 興味深いのはここからです。男女に分けて調べると、男性の場合は23%の増加、女性はわずか4%の増加にとどまることが分かりました。ざっくり言うと、女性はパートナーが死んでもへっちゃらだということです。・・・」
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO14302290R20C17A3000000?channel=DF140920160927&style=1&n_cid=DSTPCS020

 復讐は蜜の味ってことね。↓

 Revenge serves a very useful purpose -- even the idea of seeking it gives us pleasure.・・・
http://www.bbc.com/future/story/20170403-the-hidden-upsides-of-revenge

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
 (もっとたくさんあったんだけど、イマイチの内容のものが多く、残ったのは、下掲の2篇のみ。)↓

 <日本留学を熱烈に勧める習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「幼少時から抗日ドラマに毒されてきた自分が日本に留学したい理由」というテーマのもと、ある中国人の「日本に留学したい」という思いを綴った手記を掲載した。
 記事の筆者は、抗日ドラマを見て大きくなったという典型的な中国人であり、抗日ドラマによって「日本人を激しく憎んでいた」というが、大人になるにつれて現代の日本は昔と違うことに気が付き、「日本に留学したい!」と思うようになったという。きっかけは、中国ドラマに出てきた日本の美しい景色に魅かれたことだが、日本に留学したいと思った理由はほかにもあるとして紹介した。
 その1つが「日本社会の治安の良さと、日本人の民度の高さ」だ。落し物が戻ってくる、ゴミひとつ落ちていない社会は世界でも例を見ないとした。2つ目は「学費の安さ」だ。一流大学でも欧米の学費の2分の1か3分の1で済む日本は魅力的なのだという。
 3つ目は「高い教育レベル」だ。日本の大学の魅力は偏差値の高さに加え、専門分野に特化した大学が多い。理工系では、米マサチューセッツ工科大学に類似する東京工業大学、ビジネスエリートを養成する一橋大学、演劇・芸術分野で巨匠を輩出してきた武蔵野美術大学や多摩美術大学といった大学がそうだ。また、教授に認められることが重要な日本の大学では、有名校でなくても成績が優秀でなくても、努力次第で結果が出せることも魅力だとした。
 さらには、優秀な学生を対象にした支援事業「グローバル30」など、留学生を対象とした「奨学金などの制度」が豊富なこと、「ビザ取得が比較的容易でアルバイトができること」、最後には時差1時間で距離も文化も「近い」という隣国ならではの利点を挙げた。
 ・・・記事が特に強調しているのは「チャンス」の大きさだ。」
http://news.searchina.net/id/1632845?page=1
 <その抗日ドラマについてだが、『永遠の0』まで持ち出して、しかも、かなり本質的な批判を行ったということは、対日歴史認識修正に、習ちゃんが本格的に乗り出したことを示唆している?↓>
 「・・・中国東部戦区政治工作部は3月、「抗日神劇」を厳しく批判する見解を示した。
 中国東部戦区政治工作部は簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)で「抗日戦争はかつて中国人民に巨大な傷を負わせ、また先人たちは国を救うために命を犠牲にした。これらの輝かしい歴史は中国の全民族の宝であるゆえに、悪意のもとにこれを冒とくすることは決して許されないことだ」という主旨の一文を掲載した。
 中国メディアの今日頭条は3日付で「抗日神劇」について批判する記事を掲載し、「抗日神劇は敵であった旧日本軍ではなく、むしろ中国人を侮辱している」と主張、抗日ドラマのあり方に疑問を呈した。
 記事は、中国人の多くは「抗日神劇と聞くと、さまざまな奇想天外な場面を連想する」と説明、たとえば中国の兵士が饅頭やキュウリ、ニンジン、トマトを手榴弾として用いるというシーンや、数多くの武術の達人が登場し、手刀で日本兵を真っ二つに切り裂くなど、さまざまな必殺技を駆使して日本兵を打ち破るというシーンに言及した。
 一方、日本で制作された戦争映画を紹介、例えば「硫黄島からの手紙」や「男たちの大和」、「永遠の0」などについて「自分たちを小さく、無力な存在として描いている」と指摘し、「抗日神劇とはまったく対照的であり、これらの映画は極めて謙虚である」と称賛。逆に抗日神劇は「中国の大衆を侮辱する」内容となっていると批判した。」
http://news.searchina.net/id/1632847?page=1
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太田述正コラム#9013(2017.4.4)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その14)>

→非公開

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