太田述正コラム#8992(2017.3.25)
<皆さんとディスカッション(続x3292)>

<太田>(ツイッターより)

 「…安倍晋三首相「忖度するなら、私の地元の陳情はすべて通りますよ」…」
http://www.sankei.com/politics/news/170324/plt1703240064-n2.html
 もちろん、首相と雖も口利きをしなきゃ忖度はなされない。
 だが、夫人は財務省に口利きを(官僚たる秘書を通じて)したからこそ忖度がなされたわけ。
 「自民が…昭恵氏らの証人喚問を拒否…」
http://blogos.com/article/215378/
 じゃ野党は籠池証人告発を求めりゃいい。
 自民党がこれも拒否するのなら、彼の証言全てを事実上認めたことになる。
 籠池氏と疎遠じゃなかった稲田防衛相。
 彼といい勝負の嘘吐きだ。
http://www.asahi.com/articles/ASK3S3477K3SUTFK006.html

<太田>

 稲田関連記事だ。↓
http://www.asahi.com/articles/ASK3S352MK3SUTIL00G.html?iref=comtop_8_08

 本来の関連記事だ。↓

 口利きもやり取りも全て公務に決まってんだろ。
 公務じゃないってんなら、口利き費消時間分の給与や通信費を本人から弁償させなくっちゃ。↓

 「FAX送信は公務か 昭恵夫人付職員の行為、国会で論戦・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASK3S76DWK3SOIPE040.html?rm=305

 秘書は本人の代理に過ぎないんだからナンセンス。↓

 「首相夫人付き職員のFAX 首相「関与と言えぬ」・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017032502000128.html

 だから、こういう印象をみんな持つワケ。↓

 「政府側答弁 苦しさ際立つ 参院予算委・・・」
http://mainichi.jp/articles/20170325/k00/00m/010/129000c

 松井大阪府知事の策略なのか財務省が手を回したのか?
 ひょっとして、籠池氏の松井主犯説は正しかったりして。↓

 「大阪府議会が百条委設置否決 維新・公明が反対・・・
 維新代表を務める松井一郎知事は同日、記者団に対し、国会の証人喚問に自身が応じる意向を示した上で「こちらもきちっと百条委をやる。国の役人の皆さんにも出てもらうことになる」と述べていた。 ・・・」
http://mainichi.jp/articles/20170325/k00/00m/040/113000c
 「森友問題で新たに注目 真相究明キーパーソン3人の素性・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12845119/

<太田>(ツイッターより)

 「日本の国会は「国民の命」より「国有地」か--隣国は…テロ国家だ…」
http://www.sankei.com/politics/news/170325/plt1703250009-n1.html
 産経らしいが、籠池問題は危機管理(安保)問題なんだよ。
 昭恵夫人が名誉校長になった時点でさえ籠池氏の身辺調査をやってないんじゃ、スパイだって夫人と親しくなれるってことだ。
 調査してりゃすぐにボロ出てたのにね。
 「竹田恒泰氏…籠池氏からは「…散々、金を出してくれ…役員になってくれ、名誉校長だってお願いしたい」と言われ…違和感があったからお断りしたんですよ。そうしたら…小学校の推薦人として推薦の言葉までねつ造されてホームページにも出ていた…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%e7%ab%b9%e7%94%b0%e6%81%92%e6%b3%b0%e6%b0%8f%e3%80%8c%e7%b1%a0%e6%b1%a0%e6%b0%8f%e3%81%8b%e3%82%89%e6%95%a3%e3%80%85%e3%80%81%e9%87%91%e3%82%92%e5%87%ba%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%8f%e3%82%8c%e3%81%a8%e8%a8%80%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%80%8d%e5%8d%b0%e8%b1%a1%e3%81%af%e3%80%8c%e5%80%9f%e9%87%91%e5%8f%96%e3%82%8a%e3%81%ab%e8%bf%bd%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e6%84%9f%e3%81%98%e3%80%8d/ar-BByFHTd?ocid=iehp

<Terry Teruaki>(フェイスブックより)

 篭池氏に何のメリットが? そこまではしないでしょう。

<太田>(どうやって、FB上で返信すりゃいいのか、誰か教えてくださーい。)

 私の論点とはズレてますが、一応。

 竹田氏が、森友学園の「ホームページにも出ていた」ことも、(引用しなかったけれど、)同園で「2度、講演会を行った」ことも事実でしょう。
 (竹田氏、籠池氏じゃないんですから、そんな検証が簡単な嘘は吐かないでしょ。)
 籠池氏は、天皇行幸という真っ赤な嘘を森友学園HPに乗せていたくらいですから、皇室とのご縁のアピールを最初は狙ってたと思われ、竹田氏に、「名誉校長だってお願いしたい」くらいのことを仄めかす「メリット」は感じていたはずですよ。

<豊丘時竹>(2017.3.20)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20170320

 北朝鮮の軍備に対抗して日本も軍備を増大しなくてはならないと思われているということを言っているのだと思う。↓

≫米国連大使(トランプ政権)は金正恩はイカレてるとしているが、「専門家」達は正常だと考えてるって。・・・正解は、対日戦略上、イカレてる金正日/正恩を正常な中共当局歴代が泳がしてきた、だよ。韓国までイカレ始め、習ちゃん、ちょい困ってるかもね。・・・アメちゃんを含め、誰でも、このように、北朝鮮の脅威増大により日本が再軍備に進みつつある、と思うわな。・・・だから、習ちゃんらだって、そう思い、北朝鮮の核武装努力を放置している、と読むべきなんだよ。コラム#8978。太田)

 独立せざるを得なくなるように自民党に強いるにはどうするのか、私には分からない。↓

≫自民党が自主的に「独立「前衛党」」になるなんてことは永遠にないんだから、結果としてそう行動せざるをえなくなるような状況をどう現出させるか、なんだな。≪(コラム#8982。太田)

<豊丘時竹>(2017.3.23)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20170323

 大学の先生にお聞きすると、予算が年々減らされて、研究などできる予算ではないらしい。企業が大学に寄付する制度を今後は作っていく必要がある。節税できるようにすれば、なんとかいう島にかくして貯め込まなくてもすむようになり、いくらでも寄付してくれるのではないか。↓

≫「英科学誌ネイチャーは…日本の著者による論文数が過去5年間で8%減少し、日本の科学研究は失速していると発表した。日本政府が研究開発への支出を手控えた状況が反映されたという。…」・・・<これ>は深刻だ。「ゆとり教育」的過ちを、またもや文科省がやらかしてくれたってこと。≪(コラム#8988。太田)

 オリンパスが心配だ。アメリカに狙われた。これはきつい。内視鏡は世界の八割だか六割だかをおさえているという。こういう状況はアメリカは嫌いだから必ず手を打ってくる。アメリカに狙われて生き延びるには大変な努力がいる。三菱自動車も妙なことでやられたしするので、オリンパスも覚悟を決める必要があるかもしれない。トヨタは逃げ切ったようだが、トヨタだって目の上のこぶで、狙われているはずだ。↓

≫2年前くらいから、米国でオリンパスの十二指腸内視鏡問題が取りざたされているようだが、日本の主要メディアはあんまし取り上げてないね。第二のタカタにならなきゃいいが≪(同上)

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 これ、防衛装備庁の委託研究(軍民両用)の禁止を含む趣旨じゃあないんだろうな。↓

 「学術会議が軍事研究禁止の新声明を決定・・・」
http://www.sankei.com/life/news/170324/lif1703240048-n1.html

 色んな人、いるねー。↓

 「女31歳。生まれてこのかた、一度も生理がない。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK3S3V57K3SUEHF004.html?iref=comtop_list_api_n03

 日本持ち上げ戦略は多とするが、後者はともかく前者は誤り。
 対中認識は、韓国だけじゃなく日本だって、根本的に間違っているからだ。↓

 「韓国の「中国傾斜」、日本の批判は正しかった・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/24/2017032401721.html
 「経済再生、何もできない韓国・不可能はない日本・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/24/2017032401720.html

⇒4月8日のオフ会は、朝鮮戦争そのものに関する私見をご披露すると共にこの韓国の対日観等を説明するための、新しい韓国論を展開する予定であり、2週間後に迫っています。
 出席申し込みは
http://www.ohtan.net/meeting/
からお願いしていますが、中身が前回のものに戻ってしまっています。
 こういうことが時々起こるのですが、山本さん、何か思い当たるふしがあります?
 中身を4月8日のものに、再度してもらうよう、USさんにお願いしていますが、申し込み自体は、上記頁からできると思います。(太田)

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。

 <深く鋭い洞察であり、習ちゃんが、禅=人間主義化、を指摘している太田コラムと同じ認識に到達していることが伺える。↓>
 「禅を世界に広めた仏教学者・鈴木大拙を日本人は如何に紹介しているか?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0324/c94473-9194575.html
 <日中友好人士(日本人)の熱筆。↓>
 「「李白の錠」と中日友好・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0324/c94473-9194557.html
 <定番的だが、人間主義社会日本の実相を分かり易く説明している。↓>
 「・・・東方頭条は・・・日本は人と人の信用や信頼関係を重視する国だと伝え、日本では当たり前のことでも、中国では決して当たり前ではないことを伝えている。
 記事は、日本社会がいかに「信用や信頼関係を重視するか」という事例について、まず、日本のテーマパークの例を挙げつつ、「テーマパークには車椅子の人向けの通路がある」としながらも、日本では入場料を安くするために障がい者であることを装う人などいないと指摘した。
 日本人からすれば、ごく当たり前の指摘だが、2010年に行われた上海万博では障がいのある人が優先的に入場できたため、障がい者であると装う人が続出したという事例がある。
 また記事は、日本では物を落としても、警察に駆け込めば落とし物を拾った人が警察に届けてくれている可能性があることを伝えたほか、日本には中国と違って偽札の鑑別機など存在しないと指摘。それは日本では偽札が流通しておらず、偽札を使用したり、お金を偽造することは社会的信用を失ってしまう行為だからだと論じている。」
http://news.searchina.net/id/1632087?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、細かなところを究極まで追求する日本人について称賛する記事を掲載した。
 記事によれば、「日本人は細かな管理を極限まで追及」しているのだという。その一例が「点字ブロック」だ。日本では中国のように点字ブロックの上を歩いていて壁に突き当たると言ったことや、自動車が点字ブロックをふさぐように駐車するようなことはないと紹介。コストはかかるが耐久性のある素材で点字ブロックが作られていることが多く、マンホールのふたにさえも点字ブロックをつけていることや、小便器の足元にも点字ブロックがある場合もあるとし、その気配りを「痒い所に手が届く」ほどだと称賛した。
 また、「工事現場」からもきめ細かな配慮が感じられるという。日本の工事現場では作業員、監督員、交通誘導員などが、それぞれ違う作業服で、各自の仕事にまじめに取り組んでいることや、作業範囲をカラーコーンなどではっきりと示し、通行人の迷惑にならないようにしていること、1週間ごとのスケジュールを明記しているため住民の理解を得やすく、施工側の管理もしやすいようになっていることを紹介。屋外で保管する資材はビニールで覆い、風で飛ばされないように注意しているといった配慮もされていると指摘した。
 最後は「大型バスの運転手」だ。責任感が強く、客を乗せる1時間前から安全点検を行い、タイヤのねじに緩みがないか毎回チェックすると紹介。乗客が乗りやすいように小さなステップを用意したり、駐車時にタイヤの前後に車止めを置くなど、細心の心配りがなされていると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1632094?page=1
 <違法駐車対策を例にとった日本に学べキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は、日本が自動車大国であることは周知の通りであると指摘する一方、自動車の保有台数が多いわりに違法駐車が社会問題化することはないと指摘。だが、日本もかつては現在の中国と同じような問題に直面したことがあるとし、「日本はこの問題を解決することができたのだ」と論じた。
 かつての日本も経済成長によって自動車保有台数が急激に伸び、違法駐車や交通事故による死亡者数が増え、当時は「交通戦争」と呼ばれるほどの社会問題になったと指摘した。
 では、日本はどのようにして違法駐車や「交通戦争」とまで呼ばれた社会問題を解決したのだろうか。記事は日本で1962年に制定された車庫法と呼ばれる「自動車の保管場所の確保等に関する法律」の存在を挙げ、自動車の所有には駐車場の確保を義務付けたことで違法駐車が減少したと指摘、社会問題に対して「法律」の力で対処したと論じた。
 さらに、車庫法の制定によって駐車場のニーズが増加し、民間では駐車場に建造する機運が高まった結果、実際に駐車場が増えたと指摘。自動車の所有に駐車場の確保を義務付けると同時に、違法駐車の取り締まりを厳格に行ったことで、日本では違法駐車が減少し、さらには交通渋滞の緩和にもつながったことを伝え、深刻な渋滞に悩まされる中国も日本の取り組みに学ぶべきであると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1632116?page=1
 <日本の鉄鋼業を絶賛。↓>
 「・・・OFweek工控網は・・・日本は国内で鉄鋼石が産出されないにもかかわらず、鉄鋼産業において非常に高い技術力を持つと指摘し、「日本の鉄鋼メーカーの技術力と製品の品質は恐ろしいほど高い」と伝えている。
 記事は、日本の鉄鋼メーカーの技術力は欧米諸国ですら及ばないほどだと指摘し、中国の大手鉄鋼メーカーの技術も日本から導入されたものだと指摘。1977年にトウ小平が日本を訪れ、日本の鉄鋼メーカーに協力を要請したのがきっかけであり、日本のメーカーがなければ中国の国有企業であり、中国最大の鉄鋼メーカーである宝鋼集団も存在し得なかったと指摘した。
 さらに、日本の鉄鋼メーカーは「国際市場で最も高い競争力を持つ」と言っても過言ではないとし、研究開発能力や管理能力、そして、製品の品質など「すべてにおいて一流である」と指摘。中国国内で建設される超高層ビルには日本メーカーの鉄鋼製品が使用されることも少なくないと指摘した。
 そのほか、日本の鉄鋼メーカーは特殊鋼など高い品質と技術力が求められる鉄鋼製品では世界で大きなシェアを獲得していると指摘。中国の粗鋼生産量は世界的に見ても圧倒的な規模を誇るとしながらも、そもそも粗鋼生産には高い技術力が求められないと指摘、中国の世界の特殊鋼市場におけるシェアは数パーセントに留まるのが現状であり、日本と中国の技術力には「圧倒的な差がある」のが現実だと指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1632117?page=1
 <習ちゃんが、日本の企業総体にエールを送っている。↓>
 「・・・中国家電網は・・・日本企業は20年間で全体的に競争力が低下しているように見えると伝える一方、日本企業が衰退しているという見方は果たして本当なのかと疑問を提起する記事を掲載した。
 記事は日本の大手電機メーカーのなかには明らかに不調な企業が存在するのは事実だとしながらも、日本企業が競争力の高い基幹技術を持つことは変わりはないと指摘。たとえば、日本のロボット産業は依然として世界をリードする水準にあり、日本は1980年代からずっとロボットの生産や輸出において世界で大きな存在感を示していると指摘した。
 また世界的に環境保護が重要な課題となるなかで、省エネルギー・環境保護の分野でも日本は世界をリードしていると指摘。また北京大学市場経済研究センターの関係者の見解として、「日本の製造業の精密さは、他国の追随を許さない」と伝えたうえで、一部の日本企業はB2C市場から追い出されたのではなく、自ら選択してより高度な技術が求められるB2B市場に参入したと説明した。」
http://news.searchina.net/id/1632119?page=1
 <習ちゃんが、日本の軍事力強化を切望していることが伝わってくる。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本が英国と次世代ステルス機の共同開発に乗り出す可能性を紹介しつつ、中国のステルス戦闘機である殲20(J−20)は将来的に、かなり手強い相手と対戦しなければならなくなると論じる記事を掲載した。
 日英の共同開発はまだ覚書を交わした段階であり、共同開発が決定的となったわけではないが、記事は「日本の電子技術」と「英国のエンジン技術」が一体となり、これに「後発のアドバンテージ」が加わる場合、中国のJ−20は「かなり手強い相手と対戦しなければならなくなる」と説明した。
 また日本と英国の両国はどちらも、ステルス戦闘機の基幹技術の掌握を「渇望している」と説明したうえで、2014年から始まった日英両国による空対空ミサイルの共同研究の経験は、ステルス戦闘機の共同開発に向けた「強固な基礎」となっているとも指摘。現時点では覚書を締結しただけであっても、日英が次世代ステルス戦闘機を共同開発する可能性は高いとの見方を示した。
 また記事は、もし英国が日本と次世代ステルス機の共同開発に取り組む場合、「資金面においても技術面においても克服できないような問題は存在しない」と説明。その結果としてF−35の能力をはるかに超える「F−22クラス」の戦闘機が誕生するとして強い警戒感を示した。」
http://news.searchina.net/id/1632118?page=1
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 一人題名のない音楽会です。
 Zaraの2回目です。

5 new hits 2017 (Video 2017)

1. Divide (Stas Mikhailov and Zara) (00:00)
2. Only you (3:18)
3. Millimeters (8:58)
4. Leningrad (12:30)
5. I can not live without you (16:10)
https://www.youtube.com/watch?v=wQMWxd5cj90

(続く)