太田述正コラム#8920(2017.2.17)
<皆さんとディスカッション(続x3256)>

<太田>(ツイッターより)

 「… 2011年4月の国連総会で国の経済規模を測る新しい統計についてのシンポジウムが開かれた。
 その結果、全会一致で国連統計局にこの新統計の開発を要請する決議が採択された…
 報告にある1990年から2008年まで18年間、20か国の統計では、日本は国全体の豊かさが米国に次いで2位、国民1人あたりの豊かさは、なんと米国民より13%も上回る1位だった。…
 <これは、>福利厚生度=豊かさを示す3つの資本(「人的資本」「生産した資本」「天然資本」<を>…計算<したもの。>…
 国連の新統計はこれら3資本に加え、社会における人の繋がり、信頼関係を表す「社会関係資本」の4資本を豊かさの指標としている。現段階では標準的な統計が確立されていないので、指標として掲げているものの統計には含んでいない。…」
http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_493907/
 日本は、人間主義そのものを計算に入れたら飛び抜けた世界一国家だってことだ。
 中共当局には常識か。

 「金正男殺害:「国際犯罪組織に『下請け』をさせた可能性も」…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/17/2017021701064.html
 「…北朝鮮と親密なマレーシア…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/17/2017021701071.html
 北朝鮮が「友好国」に配慮し、結果的に拙劣な形で暗殺を実行した、と考えると全て平仄が合うな。

<太田>

 関連記事だ。

 「・・・中国が金正男氏の家族を保護・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12680299/
 「新たに男を逮捕 逮捕された女の交際相手か・・・」
http://www.sankei.com/world/news/170216/wor1702160045-n1.html

<薬の理屈の追究者>(フェイスブックより)

 誕生日おめでとうございます。これからも大いに我々を刺激してください。

<KJ>(同上)

 御誕生日おめでとうございます、出張先のダーウィンからお祝い申し上げます♪

<KMH>(同上)

 お誕生日おめでとうございます!ますますのご活躍を祈念しております。

<太田>

 誰かが今年は69歳になりますね、と言ったのでそうだったかなあと思ってたんだけど、先ほど計算したら68歳だったー。
 この他にも、フェイスブックじゃ2人の方から誕生日祝福があった。
 どうも、ありがとう。

<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 石原慎太郎vs小池百合子。
 小池都知事は、すでに予算編成含めて様々な情報公開を実現している点だけとっても、評価すべきだな。
 石原が「(小池都知事と)さしで話そう」と提案したが断られたとして自己弁護していたが。その密室がだめなんだよ!
 ほんと老害しかないな...

⇒典拠をお忘れなく。(太田)

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 まさに絶好調。
 B級への陥落は三浦九段のせいだったりして・・。↓

 「久保九段が復帰、A級への昇級確定 将棋名人戦順位戦・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK2H5Q55K2HPTFC00C.html?iref=comtop_list_cul_n03

 朝鮮日報の日本礼賛キャンペーンの一環だな。↓

 「元駐韓日本大使「韓国人に生まれなくて良かった」 韓国人の反応は?・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/17/2017021701156.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網から。
 褒めていただきありがとさん。↓>
 「日本人のファッション文化と心理(三)・・・
 日本は、非常に保守的であるものの、50年の発展の歴史を経て、ファッションの流行も消えてはまた復活するという循環を繰り返してきたため、消費心理も非常に成熟しており、ブランド品やぜいたく品へのあこがれは依然として強いものの、その心理は、一攫千金を成し遂げて欲望を制御できない人とは大きく異なる。
 数十年の発展を経験してきた資本主義国の国民である日本人は、ベテラン消費者であり、経験豊富な宝石鑑定士のようだ。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0216/c94473-9178786.html
 <ここからはサーチナより。
 日本へ行けキャンペーンで新機軸を出したな。
 (本日冒頭に掲げたツイートもこれあり、次第に日本が世界の中心になりつつあるのかもね。↓>
 「・・・今日頭条は・・・あるインターネット上の調査で明らかになった人気のワーキングホリデー先トップ10を紹介している。ちなみに昨年のランキングで1位になったのは、オーストラリアだったとのことだ。
 今回1位に輝いたのは、日本。両国間でワーキングホリデーの制度は利用できないが、記事は「多くの中国人が日本に行きたがっている。距離的にも文化的にも近く、日本語を学ぶ人も増えている。1位になってもおかしくはない」と解説している。日本の学校に留学しながらアルバイトをするという生活をワーキングホリデーの範疇に加えてしまうのであれば、確かに人気の渡航先と言えるだろう。
 2位以下は、米国、オーストラリア、チェコ、韓国、英国、フランス、ドイツ、カナダ、ニュージーランドとなっている。実は、中国は「ワーホリ後進国」であり、協定を結んでいるのはオーストラリアとニュージーランドだけで、しかも最近始まったばかりだ。よって、ランキングに中国が入らないのも当然と言えば当然かもしれない。」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1629424/
 <これは定番の日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・東方頭条は・・・日本の健康診断、および、がんのスクリーニング検査は世界をリードする技術水準にあると伝え、世界各地の富裕層を引き寄せていると伝える記事を掲載した。
 記事は、日本はがんや心臓病、脳卒中、糖尿病などを患っても、それは必ずしも死を意味しないと指摘。なぜなら、日本のPET−CTの1人当たり普及率は世界トップであるうえ、日本ではがんや脳卒中などは健康診断などで早期発見が可能だからだと指摘。早期に発見し、早期に治療を行うことで高い生存率を実現していると論じた。
 さらに、日本には「がんmRNA発現解析検査」と呼ばれる世界最先端のDNA検測技術があると紹介、この検測技術により自分はどのタイプのがんが発生しやすいか、現在の自分にがんが発生するどれほどの可能性があるかなどを知ることができるが、中国にはまだこの検測技術はないと説明した。
 記事は日本の医療技術の高さに加え、医療スタッフの態度も親切だと指摘。日本は「医療システム全体」として質が極めて高いと伝え、世界各地の富裕層が望む医療サービスを提供できる国だと指摘。だからこそ、中国人富裕層は日本で医療サービスを受けたがるのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1629426?page=1
 <これは、やや新機軸を織り込んだ日本へ行けキャンペーンだな。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国国内の日系企業で働く中国人による手記を掲載し、中国人の視点で「日系企業で働くこと」について論じている。
 記事は、日系企業は今なお「年功序列」の制度が採用されているケースが多いと指摘し、特に大企業や製造業の現場で顕著であると指摘。つまり、その企業に所属し、その企業に長く貢献した社員ほど給与水準が高いということであると指摘し、50歳になってようやく中国の子会社の董事長になることができると紹介。なかには60−70歳にならないと董事長になれない場合もあるとし、出世にかかる時間の長さは中国人からすれば到底考えられない水準であると論じた。
 また、日系企業は組織として事業を展開するため、何事も「報告、連絡、相談」が必要となると指摘。自分だけの責任のもと、1人で勝手に行動する人はいないとし、日系企業では上司など組織の関係者の理解と確認を得てから物事に着手する必要があると紹介。こうした「報告、連絡、相談」は日系企業ならではの文化であることを伝えた。
 さらに記事は、日系企業のオフィスのなかでは日本人も働いているだろうが、「政治問題は一切無視することができる」と指摘。組織として事業を行う以上、綿密なコミュニーケーションが必要となるが、政治的な話がオフィス内で持ち上がることは少ないと紹介。
 また、日系企業は人情味があるとし、仕事で成果が挙げられないからといって即刻解雇とはならず、むしろ「得意な分野を活かせる業務に変更」するなどの対応を見せると紹介。こうした日系企業の社風に慣れることができない人もいるであろうが、適応できる人にとっては働きやすい職場であるとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1629446?page=1
 <日本の化粧品を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条の掲示板内に・・・「日本の化粧品はどうしてこんなに人気があるのか」というスレッドが立った。このシンプルな疑問に対して、複数の中国のネットユーザーが回答を寄せている。
 あるユーザーは「無添加で安心安全」、「アジア人の肌に合っているから」、「バリエーションの豊富さ」、「間違いない技術の高さ」、「長い歴史を持つブランド」、「口コミによる評判の高さ」、「化粧を愛する日本人女性の影響」、「中国産化粧品に対する不信感」の8点を挙げて説明している。中国製品に対する不信感では、歴史の浅さからくる技術の未成熟さと、安全性の問題という2つの要素が絡み合っているようだ。
 別のユーザーの答えもほぼ同じものだったが、さらにもう1点要素を挙げている。それは「価格が良心的」な点だ。欧米のブランド化粧品に比べて日本の化粧品は購入しやすい価格であるとともに、高級ブランドから手ごろなブランドまで幅広くカバーされており、消費水準に合わせて選べる点を魅力として説明している。」
http://news.searchina.net/id/1629399?page=1
 <日本を引き合いに出して中共の製造業を叱咤している。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「ボールペンの先以外にも、中国の製造業が力を入れなければいけないモノ」とする記事を掲載した。記事は、輸入品に代わるペン先の製造に成功したことは「驚きであり、喜ばしいこと」であるとする一方で「喜び過ぎてはいけない」と説明。中国にはまだまだ輸入に依存している製品が多く、「これらの技術的ネックを解消してこそ、製造大国から製造強国になれるのだ」と論じた。
 そして、中国の製造業において国産化が待ち望まれる分野として「先進的な航空エンジン」、「自動車エンジン」、「ハイエンドのデジタル制御工作機械」、「ハイエンドの医療機器」、「コンピューターのCPU」、「コンピューターのOS」、「モバイル端末のOS」、「デジタル一眼レフカメラ」、「短距離走用シューズの安定機能」の9点を挙げている。自動車のエンジンや、デジタル一眼レフカメラなどは、日本の存在を意識していると言えそうだ。」
http://news.searchina.net/id/1629423?page=1
 <日本の通勤事情を絶賛。↓>
 「・・・毎日経済新聞は・・・日本の通勤事情を紹介するとともに、日本には「驚くべき3つの『福利』がある」とする記事を掲載した。記事はまず、中国国内で最近発表されたデータにより北京、上海、広州、深センといった大都市で通勤ストレスが高まっていることが明らかになったと説明。そのうえで各国の通勤事情について紹介し、日本の事情についても取り上げている。
 まず「日本の大都市の通勤時間は、基本的に1時間以内である」とし、主に電車や地下鉄に乗って通勤すると紹介。鉄道網が非常に発達しており、職場から近い場所まで電車で行くことができると伝えた。また、公共交通機関は時刻表に忠実であり、事故や天候により遅延が発生したばあいには乗客に遅延証明書が発行され、証明書があれば会社は遅刻としてカウントしないと説明。これを1つ目の「福利」としている。
 さらに、日本では会社が定期代を負担することになっており、遠方に住んでいて新幹線に乗る必要のある従業員についても、会社側が通勤代を負担してくれるケースがあることを2つ目の「福利」として挙げた。このほか、通勤ラッシュを緩和するための手段として、多くの企業がオフピーク通勤を採用しており、午前8時、9時、9時半など勤務開始時間を選択することができると紹介。これが3つ目の「福利」であると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1629472?page=1
 <こんな面でも日中関係が深まっている!?↓>
 「・・・澎湃新闻は・・・ビットコインの取引量で世界最大だった中国では当局がビットコイン取引に対する管理を厳格化していることを伝え、一部の取引所では取引量が急激に減少していると紹介。その一方では、取引する市場を中国から日本へと移す動きも見られると伝えている。
 記事は、ビットコイン取引量において、これまでずっと中国が世界最大であり、その市場シェアは90%前後にも達していたと説明する一方、中国の中央銀行である中国人民銀行がビットコインの取引に対する管理を強化していることを紹介。
 中国人民銀行が締め付けを強化する意図としては、資本流出やマネーロンダリングの阻止が挙げられるが、中国人民銀行の管理強化によって一部の取引所がビットコインの引き出しを一時停止するなどの措置を取った結果、中国でのビットコイン取引量は大幅に減少したと論じた。中国ではビットコイン取引量が規制強化前の数十分の一にまで減少した取引所もあるようだ。
 日本政府は2016年3月4日、ビットコインをオンライン決済などにも利用可能な公的な決済手段に利用できるとする法規制案を閣議決定した。日本はEUに次いで世界に2番目にビットコインを貨幣として認定したが、記事は「中国ではビットコイン取引に対する規制や締め付けが厳しすぎるため、中国人投資家のなかには取引する市場を中国から日本へと移す動きも見られる」と伝えており、中国とは対照的に日本のビットコイン取引は日増しに活発化していると報じている。」
http://news.searchina.net/id/1629471?page=1
 <これは重要な記事だ。習ちゃん、ついに、歴史認識問題で統一新方針を打ち出した、と見る。なるほどってカンジだな。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本と中国は一衣帯水の隣国同士であり、古来から関係の深い国同士であると伝え、中国人は日本を罵ってばかりではなく、そろそろ関係を正視すべきではないだろうかと主張する記事を掲載した。
 記事は、日本が近代に中国を侵略したのは事実であり、中国に極めて深刻な被害をもたらしたとしながらも、それは当時の日本人が軍国主義に洗脳されていたためであると指摘。さらに、中国の歴史を紐解けば、過去の王朝も領土の拡張のために戦争を行ってきたではないかと論じた。
 続けて、中国人は第2次世界大戦後に中国が日本に対する賠償金請求権を放棄したことを知っているとする一方、戦後の中国に莫大な支援を提供した国が日本であることを中国人は知っているだろうかと疑問を投げかけた。さらに、日本の支援のおかげで中国は改革開放後に急速に発展できたと伝え、それなのに中国国内における日本に対する罵りの声は大きくなるばかりだと指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1629461?page=1

 面白そうだがチンプンカンプンだわー。↓

 Your mind may be a quantum machine・・・
http://www.bbc.com/earth/story/20170215-the-strange-link-between-the-human-mind-and-quantum-physics
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自分の誕生日の景気づけに昨日紹介した記事掲載一連の曲を昨日から聴いているのですが、臨時一人題名のない音楽会として、ここにご披露しておきます。

ラフマニノフ(Rachmaninov) - ピアノ協奏曲第二番 これまで何度も紹介しています(コラム#5363、7513、8616)が、小澤征爾の指揮(Boston Symphony Orchestra)とKrystian Zimermanのピアノ演奏でもう一度どうぞ。というか、これだけ聴けば以下4曲はオミットしても・・。
https://www.youtube.com/watch?v=xa7GhdVLg1c
バッハ(Bach)- Toccata in F Major オルガン:Dan Campolieta どうして、Toccata and Fugue in D Minor< https://www.youtube.com/watch?v=ho9rZjlsyYY >にしなかったのか解せない。
https://www.youtube.com/watch?v=U6fgRfrTb78
Someone Like You アデル
https://www.youtube.com/watch?v=hLQl3WQQoQ0
Hallelujah レオナルド・コーエン
https://www.youtube.com/watch?v=ttEMYvpoR-k
My Heart Will Go On(映画『タイタニック』のテーマソング) セリーヌ・ディオン
https://www.youtube.com/watch?v=BrwzC2_XVAI
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太田述正コラム#8921(2017.2.17)
<米帝国主義の生誕(幕間)(その2)>

→非公開