太田述正コラム#8908(2017.2.11)
<皆さんとディスカッション(続x3250)>

<太田>(ツイッターより)

 「…森田を誰かに記憶してもらいたい…<と語った>三島はもっと違う<自分の>散文を欲していた…国体のため…ではなくて、肉体のために死んだと…思う…」
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2017012900009.html?iref=comtop_list_cul_b02
 自分の文学に絶望しての自裁であることを知らずに殉死してくれる森田への三島の罪悪感が伺われる挿話だ。
 この本に直接あたる必要があるが、最後の一文中の「肉体」は解せない。
 「文学(散文)」と書いてくれていたら、高橋睦郎の三島の死に対する見解は僕と同じだということになるのだが・・。
 三島が自裁した総監室は役所時代に見学したことがあるが、近くの三島邸にも行ってみたくなった。

<太田>

 インターネット浚渫を行ったが、以下の一連のは一体なんじゃ?
 (いずれも、2017.1.23付。)↓

 「太田述正 × 最近 の噂検証・・・」
https://killy.biz/star/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%BF%B0%E6%AD%A3/%E6%9C%80%E8%BF%91
 「太田述正 × 事件 の噂検証・・・」
https://killy.biz/star/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%BF%B0%E6%AD%A3/%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 「太田述正 × 事故 の噂検証・・・」
https://killy.biz/star/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%BF%B0%E6%AD%A3/%E4%BA%8B%E6%95%85
 「太田述正 × 死亡した の噂検証・・・」
https://killy.biz/star/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%BF%B0%E6%AD%A3/%E6%AD%BB%E4%BA%A1
 「太田述正 × 韓国人である の噂検証・・・」
https://killy.biz/star/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%BF%B0%E6%AD%A3/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E4%BA%BA

 また、これは?↓

 「作詞支援ツール,単語データベース(韻検索/母音検索/連想表示) 56万語を収録!!・・・
 母音検索
・織田信長(オダノブナガ) (?) --- ↑良い(621) ↓悪い
・織田信正(オダノブマサ) (?) --- ↑良い(18) ↓悪い
・織田信昌(オダノブマサ) (?) --- ↑良い(18) ↓悪い
・護摩堂山(ゴマドウヤマ) (意味) --- ↑良い(17) ↓悪い
・白太郎山(シロタロウヤマ) (意味) --- ↑良い(15) ↓悪い
・清田信長(キヨタノブナガ) (?) --- ↑良い(15) ↓悪い
・坪田信貴(ツボタノブタカ) (?) --- ↑良い(15) ↓悪い
・織田信定(オダノブサダ) (?) --- ↑良い(14) ↓悪い
・織田信貞(オダノブサダ) (?) --- ↑良い(14) ↓悪い
・霞ケ丘町中(カスミガオカチョウナカ) (意味) --- ↑良い(13) ↓悪い
・霞ヶ丘町中(カスミガオカチョウナカ) (意味) --- ↑良い(13) ↓悪い
・夜よ、さようなら(ヨルヨサヨウナラ) (?) --- ↑良い(13) ↓悪い
・太田述正(オオタノブマサ) (?) --- ↑良い(12) ↓悪い・・・」
http://kujirahand.com/web-tools/Words.php?key=%E3%82%AA%E3%83%80%E3%83%8E%E3%83%96%E3%83%8A%E3%82%AC&m=boin-search&opt=usiro&len=0

<DELTA>(2016.12.13)http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=20780552&id=1957370748

 私がこんな・・・10式戦車<のような>・・・ものは自衛隊及び防衛省幹部が、三菱重工に天下りするための道具で、実戦では全く使い物にならないと書いたら、「そんなことないんだから、あ−ちゃらこーちゃら」と「自衛隊らぶ!」のシトから脊髄反論が来てしまい、それも内容が全くお話になりませんので、ここで改めてそもそも自衛隊てのはなんぞや、から書きます。
 これは元防衛省キャリアの太田述正氏が動画で言ってる↓ので、そのまま書き下ろし。

【最近の邦書を通じて日本の防衛問題を語る 3/6 防衛省OB太田述正】
https://www.youtube.com/watch?v=JiDF3U4j0hs&t=615s
(7:00経過〜)

 「戦後、陸⇒海⇒空の順番で自衛隊は発足したわけだが、それぞれ少しずつ違う考え方のもとに出来たんだけれども、そのとき偶然決まった装備・編成をそのまま維持していたに過ぎない。
 海上自衛隊は哨戒機、初期の哨戒機は物凄くチンケなものだったが、ありましたよね。それと護衛艦、世界通念上は駆逐艦ですけども、ありましたね、これを古くなったから新しいのを買いますねというときに、数量はほぼ維持していくと、すると単に新品なだけでなく、次はより高性能なものが欲しい、より高機能で、より大きな船を作るので、当然お値段も張る船になって来るから、海上自衛隊の予算もどんどん増えると、(三菱重工や川重など防衛関係企業なども含めて)みんなハッピーだと。
 じゃあ、それ(護衛艦や潜水艦など)を何のために使うかは全然考えてないわけね。
 (自衛隊が)発足したときの、たまたま偶然でもって色んな構成、装備品数や編成が決まったのを、そのまま転がしていただけの話。
 だから(海上自衛隊が)米第7艦隊を守るとか、あるいは(陸上自衛隊が)ソ連が北海道に上がってきた場合に対処するというのは、みんなおとぎ話で、後で作ったストーリーにすぎないわけで、残念ながら殆どが全部がウソで、中で本当の話っていうのは、兎に角、日本周辺のソ連の原子力潜水艦を撃破する<ことには>使えるねと、海上自衛隊はね。
 その海上自衛隊っても、水上艦艇(護衛艦等)にしても潜水艦にしても何の役にも立たないわけで、役に立つのは哨戒機、それも(対潜)ヘリコプターではなくて、固定翼機、対潜哨戒機と称してるヤツで、現在で言うとP3C(※今はP1もあるが)ですね。
 (これ)だけなんですよ。
 ほかは何の意味も無い、要するに日本周辺で使うということを考えればね。
 (海上自衛隊は)何の意味もない存在です。
 それから陸上自衛隊にいたっては全部が何の意味も無い存在です。」

 これ↑ が自衛隊の基本的なレゾンデートルなので、最初からウソの話に、またウソにウソを重ねるから、装備品の導入動機はどんどん話はヘンになるわけです。
 そもそも戦前の帝国陸海軍は戦史を見れば分かるように「外征専門攻撃大軍団」だったわけであり、それが戦後は「憲法上の制約」から「専守防衛」ということになり、米国は戦後、武装解除して二度と立ち上がれないようにしたかったのだが、1950年の朝鮮戦争の発生と米ソ冷戦開始で、日本(ドイツも同様)に武装させる必要になった。
 しかし周辺諸国との兼ね合い、特に日本軍に一番酷い目にあった豪州とニュージーランド、フィリピンが強硬な態度を崩さず、日本との軍事同盟を拒否、仕方なく米国、韓国、日本、台湾でやろうと画策したが、韓国が反日で拒否してしまい、<その結果として>米国はアジア太平洋諸国とバラバラに軍事同盟を締結し、それを日米安保で補完するという形式になった。
 というのが本来の話。
 従って、日本は米軍の兵站基地であって、米軍の太平洋部隊の総司令部はハワイだが、そこの出先機関なわけです。
 本店がハワイで、営業所兼倉庫が日本の在日米軍という感じですな。
 1980年代に社会党が言ってた「非武装中立論」も、元ネタは石橋湛山が「米、ソ連、中国と平和条約を締結して、日本は独自武装して、米軍撤退してもらう」という構想があったので、それをアレンジしただけに過ぎない。
 重光葵が「日本が集団的自衛権を発動するので、米軍はグアムまで撤退して(在日米軍は)引き揚げろ」と米国と外交交渉したのも、同時期です。(1954〜1955年ごろ)
 それが1955年(昭和30年)の国会決議で「核武装は憲法9条違反ではない」という事にも繋がって、慌てた米国がNPTを発効して1968年に加盟して、核武装は断念したのです。

⇒この前後については、典拠を示さにゃ。(太田)

 これ今は殆ど知られてないですね。
 今から「非武装中立論」<だけ>を見ると「アホじゃないのか?」と思うのだが、上記前段があったのです。
 日本は戦後も全然懲りずにそういう「危ない思想国家」だったので、「在日米軍はビンの蓋論」をキッシンジャーが周恩来に言ったのは有名です。
 10式戦車の話に戻ると、今時、重量40tの戦車なんか実戦では使い物にならないわけです。
 セラミック装甲で軽くなったとか何とかは全部言い訳で、本来はメルカバ犬筌譽パルド2やM-1みたく、60tの重装甲がないと現代戦では使い物になりません。
 では、日本もレオパルド2を購入すれば良いのではとなりますが、「アマゾンでするお買いもの」としてはそれが正解です。
 しかし自衛隊がレオパルド2を買うと、先に書いた三菱重工への天下り云々は別にして、「60tの戦車をどこでどうやって使うんだ?日本国内で走れるのか?」と野党はともかく、財務省から絶対に聞かれるわけでして、「専守防衛」という看板が使えなくなってしまいます。
 「シリアでISと戦います!」とか、「アフガニスタンでタリバンと戦います!」、なんて話は、本音で絶対に出来ないですよね。
 極東アジア地区でしたら、「38度線で在韓米軍の代替として陸上自衛隊の戦車部隊が守備に就きます」しかありませんのでそれでも良いですが、韓国が猛烈に反対するに決まってるので考えるだけムダ。
 結局、様々な妥協の産物で無駄な10式という「お買いもの」をせざるを得ないわけです。
 以上から、日本が本気でレオパルド2を導入するには、憲法改正しなければならないという事になってしまうのですね。
 本当にレオパルド2が自衛隊の海外作戦で必要か、適用かどうかはまた別問題ですけれど、それが本来は妥当であり、日本政府及び我々国民にやる気がないだけであります。
 だが現在は「自衛隊なる軍隊モドキ」に世界第8位の5.1兆円の無駄な軍事予算編成しているわけで、大元を是正しないと無駄な垂れ流しが治らないでしょう。
 これも我々国民が外交も安全保障も全く何も考えてないからであり、外務省が悪いというのは責任転嫁であり、結局全部、我々に戻って来てしまうというオハナシです。

<豊丘時竹>(2017.2.10)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20170210

 フィリッピンから支援の要請が来ないということは、日本の軍隊は助けてくれないことが分かっているからである。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52255214.html
太田述正コラム#8906(2017.2.10)・・・

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 男性差別社会日本の象徴。↓

 「半数がセックスレス 男性の仕事疲れが影響・・・」
http://mainichi.jp/articles/20170211/k00/00m/040/076000c

 ハンセン病に関する日本語ウィキペディアはフランシスコ会への言及はあってもイエズス会への言及はないし、英語ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Leprosy
は、キリスト教の悪影響に言及するのみであり、それ以上調べているヒマがなかったが、下掲書評の記述の多くは眉唾ものだ。
 (ハンセン病に伝染性ありとの認識が世界で初めて芽生えたのは日本だった
https://en.wikipedia.org/wiki/Leprosy_in_Japan
ところ、「仏教の庇護者<であった>・・・光明皇后が、重症の癩病(らいびょう。ハンセン病)患者の膿をみずから吸ったところ、その病人が阿●如来であったという話はよく知られている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E6%98%8E%E7%9A%87%E5%90%8E 
という伝説くらいは、みんな知っておいて欲しいものだ。)↓

 <弥生モード酣だったからだ、で終わりなんだけどねえ。↓>
 「・・・ザビエルは日本に来て短期間に人々の心をとらえ動かした。多くの仏教僧侶が転向して入信した。それはなぜなのか。それについて多くの考察がなされてきたが、著者はそれを、被差別民の歴史から考察しようとしたのである。・・・
 <別動隊そのものだよ。↓>
 イエズス会をポルトガル、スペインの植民地主義の別動隊としてみる見方も根強い。確かに、そのような役割を果たしたことは否定できない。
 <カトリック教会は自ら奴隷を抱え、奴隷解放に何の役割も果たさなかった(コラム#省略)というのにね。↓>
 が、イエズス会はカトリック教会内部での宗教改革者であり、その特徴は、布教と社会奉仕を一体とする活動にあった。おそらく、そのことは、ロヨラとザビエルが、今も少数民族として独立を志向しているイベリア半島のバスク出身であったことと切り離せないだろう。ザビエルがゴアに向かったときも、たんなる布教ではなく、最初からアウトカーストや「癩(らい)者」(ハンセン病患者)の救済を目指したのである。・・・」
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2017012900006.html?iref=comtop_list_cul_b01

 私の、前回オフ会での「講演」原稿(コラム#8852)参照。
 靖国は名目にされただけだが、ソ連の崩壊は、日中が緊密過ぎる理由を詮索される恐れが高まったことに目晦ましをする必要が生じた、という意味では原因の一つ。↓

 「・・・日中関係がこじれた理由とは――。専門家の話からは、二つの要素が浮かび上がった。
 一つ目は意外だが、なるほどと思わせるものだった。取材した専門家の一人は「首脳外交があまりにも緊密すぎたため、中国側が中曽根氏をミスリードしてしまった可能性がある」。中曽根氏は中国側の反応を甘く見積もり、85年の終戦記念日に靖国神社を参拝。関係悪化への一歩を踏み出してしまった、というのだ。
 中曽根氏は訪中の際、趙氏の孫を抱いて写真を撮るほど親密さをアピールできた。そんな中曽根氏が「靖国神社に参拝しても中国は許してくれる」と誤解したとしても不思議はないのかもしれない。
 もう一つの見方は、日中にとって共通の脅威だったソ連が崩壊したという視点だ。別の専門家は「この時期の東アジアの外交の基準は米国がどう出るかではなく、いかに協調してソ連に対抗するかどうかだった」と指摘した。ソ連の脅威が減る80年代後半にかけ、中国側の対日協力への「うまみ」も低下。自国の経済成長とともに自信を深めた中国が、歴史問題を絡めて日中関係を語り始めて、関係が悪化したという構図だ。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK225GM5K22UHBI01S.html?iref=comtop_list_pol_f01

 産経の記者によるコラムにしては、もっともらしいな。↓

 「慰安婦像問題について、安倍総理が韓国に冷ややかな理由・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12658179/

 思いは態度でだけじゃなく、言葉で示せっての。↓

 「韓国人の海外旅行先 一番人気は日本・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/10/2017021002107.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <日本へ行けキャンペーンの一環。↓>
 「さっぽろ雪まつり、ピコ太郎の雪像も登場・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0210/c94689-9176467.html
 <韓流ドラマを事実上禁止したことに伴う穴埋めという背景もあり、必死の日本TVドラマ売り込みを続ける習ちゃん。↓>
 「結婚できないアラサー女性が主役の日本ドラマ2作品・・・」 
http://j.people.com.cn/n3/2017/0210/c94473-9176459.html
 <全文を引用したかった、習ちゃんの執念のこもった記事。↓>
 「羽田が「世界で最も清潔な空港」となった経緯・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0210/c94473-9176403.html
 <ここからはサーチナより。
 日本へ行けキャンペーンの一環。↓>
 「・・・常熱新聞網は・・・ピンク色の桜が満開になり、そして花びらが舞い散る光景は非常に美しいと伝えつつ、中国人のなかにはすでに17年春の花見のために日本旅行の予約を済ませた人も数多いと紹介している。
 記事は、日本では3月から4月にかけて各地で桜が満開になることを伝え、日本には桜の開花予報まで存在することを紹介。そのうえで、奈良や京都、東京などの桜の名所を写真とともに紹介し、春に日本を訪れるならば花見を予定に組み込まないわけにはいかないと伝えた。
 続けて、花見をする際の注意点として、「桜の枝を折ってはいけない」と指摘。」
http://news.searchina.net/id/1628988?page=1
 <日本の技術力・社会システムを讃嘆。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国の科学技術が日本に追いつくにはどのぐらいの時間が必要か」と題した記事を掲載した。具体的に何年、という結論は出ていないが、技術力のみならず社会システムにおいても日本と中国では簡単に埋められない差があるとしている。
 記事は「今、中国人の愛国心は日本製のボイコットという非理性的な方法から目覚め、国の実力を比較する方向へと徐々に変わりつつある」と説明。すでに国も国民も豊かになっている日本に比べると「中国の現代化の道はまだまだ遠い」としたうえで、主に表れている差を3点挙げた。
 1点目は「精緻な工業技術」だ。国土が狭く、エネルギーや食料の自給率が低い日本の生命線はまさに工業技術にあるとした。2点目は「強い金融の実力」。バブル崩壊や金融危機のインパクトを受けたものの、それでも日本が持つ金融の実力はなおも強いと説明している。3点目は「技術の強い優位性」だ。研究への投資が盛んで、特許が電子、機械、新素材、エネルギー、環境保護などのハイテク分野に集中しており「予見できる将来において、日本が持つ技術の地位を揺るがすことは難しい」とした。
 記事はさらに、日本は全国的にインフラがしっかり整っているほか、都市と農村や地域間の発展バランスが取れていると紹介。日本の農村は現代化が進んでおり、生活レベルも都市との差が少ないとした。一方、中国は都市と農村、および地域間の格差が大きく、この差を埋めるには2−3世代、数十年の時間が必要だと指摘。「ここにも、中国と日本の現代化レベルの差が十分に示されているのだ」とした。」
http://news.searchina.net/id/1628995?page=1
 <日本経済の強さを讃嘆。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は「日本経済はどれほど強いのか」というテーマを掲げ、大きな国土と莫大な人口を持つ中国と、中国より小さな国土と少ない人口である日本の経済面における強さを比較する記事を得記載した。
 記事は、2015年における中国の国内総生産(GDP)は日本を大きく上回り、2倍以上の差が開いたことを伝える一方、中国の人口は14億人もいるのに対し、日本は約1億3000万人とその差は10倍以上であり、また、約960万平方キロメートルに達する中国の国土面積に対して、日本は約38万平方キロメートルと、中国は日本の約25倍の国土があることを伝えた。
 続けて、日本と中国には人口と国土でこれほどの差がある事実を決して忘れてはならないと論じたうえで、それでも中国のGDPが日本の「わずか2倍」にとどまっているということについて「日本がそれだけ強大な国家であることを意味し、それは中国人にとって敬服せざるを得ないこと」と日本経済の強さを称賛した。
 さらに記事は日本の自動車産業やアニメ産業など、多くの産業が中国人に大きな影響を与えていることを伝え、中国の多くの人びとは幼少時にドラえもんやスラムダンクなどの日本のアニメを見て育ったと説明。こうした日本の文化産業の強さとは対照的に、現在の中国には他国に影響を与える文化が少なく、自信も欠けているとの見方を示した。
 国土も人口も天然資源も中国より不利な条件下であるにもかかわらず、日本の多くの産業が中国人の生活に大きな影響を与えているという事実に対し、記事は「日本経済は中国経済よりも強い」と称賛している。」
http://news.searchina.net/id/1629016?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・網易・・・記事は、・・・中国国内の複数のメディアが日本について「経済が衰退し、イノベーション能力を失った国」と報じていると説明する一方、「Top100 グローバル・イノベーター 2016」の結果から分かるとおり、イノベーション能力については日本は依然としてアジアトップであると伝えた。
 また、「中国は日本が衰えたと主張し続けているが、現実の日本は未来に投資し続けている」という言葉の真実さを「Top100 グローバル・イノベーター 2016」が保証していると説明。米国からは最も多い39企業が受賞したが、日本はこれに次ぐ34企業が受賞したと紹介した。
 さらに記事は、「日本は未来に投資し続けている」という点について、日本企業は今まさにB2CからB2Bの事業構造へと変化を遂げつつあると説明。テレビ・携帯電話・冷蔵庫・洗濯機・エアコン等の市場において、日本企業はすでにかつてのシェアを失っているものの、過去の事業ドメインから医療やエネルギー、ロボットといった成長市場に軸足を移しつつあると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1629018?page=1
 <日本社会の健全性を称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国では自転車の窃盗が多すぎると指摘したうえで、「日本はいかにして自転車の窃盗を防いでいるのか」を考察する記事を掲載した。
 記事は、自転車大国である中国では「自転車の窃盗が非常に多い」と伝え、「誰もが一度は自転車を盗まれたことがある」と同時に「購入した中古の自転車が実は盗品だった」というケースも少なくないと紹介した。
 続けて、日本でも多くの人が自転車を愛用していることを指摘する一方、日本では法律とルールが整備されているため自転車の窃盗が少ないと紹介。例えば、自転車は防犯登録が義務化されており、盗まれた時に追跡が可能になっていることを指摘したほか、警官が街をパトロールしていることも自転車の窃盗を防ぐことにつながっていると論じた。
 また、他人の自転車を盗めば当然犯罪であり、法律によって裁かれることになると指摘。「日本では防犯と処罰」という両面から自転車の窃盗を防ぐための仕組みを構築しているのだと伝え、だからこそ「日本人は誰も自転車を盗まない」と主張した。」
http://news.searchina.net/id/1629014?page=1
 <師範の日本に弟子の成長を認めてもらいたい習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人の眼中にある中国の現状 彼らの中国に対する見方はおかしく、複雑な気持ちになる」とする記事を掲載した。
 記事は、中国を訪れたことのない日本人の多くは「中国人を非常に見下している」とし、その中国人に対するイメージは「どれほどまでに後れているのだろうか」と疑問を提起した。そして、「一部の日本人は、自国がとても高級で、中国はとても貧しいと考えている。中国にいったことのない日本人は、中国人はエレベーターでボタンを押すことすら知らず、エレベーター内に専門の管理者を置いておく必要があるのだと思っている」と論じた。
 そして、そんな日本人がひとたび中国に旅行にやって来ると「イメージと全然違うではないか。中国はどうしてこんなに発展したんだ」と考え、すると今度は「中国はきっと北京や上海のような大都市だけ発展していて、他の場所はきっと貧しいに違いない」と言うようになると説明。それが実際に中国の他地域を訪れると「北京や上海以外の場所も思っているような貧しさではなかった。東京ほど豊かではないが、自分が想像していた貧しさとは大きくかけ離れていた」と考えるようになるとしている。
 記事は、中国の影響力は徐々に強くなっており、「より多くの国や地域の人が、中国の現状を見るようになり、中国がすでによく発展した国であることを知るだろう」とするとともに、日本人も「自分たちがとても素晴らしいと徐々に感じなくなるだろう」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1629020?page=1
 <日本に軍事力増強、「独立」を促す習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・ロシアのとある軍事分析機関が各国の軍備データをもとに発表した、世界の軍事ランキングを紹介する記事を掲載した。記事は「軍備力の差は1年や2年で埋まるものではないため、毎年ランキングが大きく変動することはない」としたうえで、このランキングでも「1位米国、2位ロシア、3位中国」というお馴染にの順位になったことを伝えている。・・・
 記事はさらに「第4位は日本かもしれない」とロシアの軍事専門家らが解説していることを紹介。戦後の兵器製造において制限が設けられてきたものの、高い技術力を持っており「米国の支援のもとで一たび全力で軍備拡張すれば、短時間のうちにロシアや中国に肩を並べる可能性が極めて高い」と分析されたことを伝えた。
 記事は最後に「わが国は一切の干渉を排除し、心を落ち着けて経済発展に取り組むべき。経済の後ろ盾があってこそ軍備もより強化される。そして、強くなれば他人の事を心配する必要もなくなるのだ」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1629021?page=1
 <何が言いたいのか必ずしもはっきりしないが・・。↓>
 「・・・今日頭条は「日本人は日本人 日本人の祖先と中国人の祖先はまったく関係なかった」とする記事を掲載した。
 記事は、「日本国民の祖先はどこからやって来たのか、というのは他の国同様にはっきりしない問題である」としたうえで、日本列島に人類が存在したと確認できるのは3−10万年前までさかのぼると紹介。約1万2000年前に縄文時代が始まったとした。
 また、日本の神話では神武天皇が紀元前660年に日本国を開き天皇に即位したとされていることを説明。さらに、近年では秦の始皇帝の命令によって不老不死の薬を求めて日本にやって来たとする徐福が日本人の祖先であるとの説が日本人と中国人の学者それぞれから提起されていると伝えた。
 これらのトピックについて記事は、「明らかに神話であり、信じられず、意味はない」とし、史実として日本人の起源を考えるうえでは排除すべき点であるとの見方を示している。日本と中国との往来は西暦57年に後漢の洪武帝が「漢委奴国王」の金印を贈ったことが、中国の歴史書における最古の日本に対する記述であると説明した。
 そして、これらのことから「日本人は日本人であり、日本人の祖先は中国人の祖先とは少しも関係がない」ということをはっきりとしなければならないと結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1629015?page=1

 日米首脳会談を報じるガーディアンの着目点は2点のみ。
 トランプがイヤホンを付けてなかったことと、異常に長い時間安倍チャンと握手していたこと。↓
https://www.theguardian.com/us-news/2017/feb/10/shinzo-abe-donald-trump-earpiece-translation
 <英米の主要メディアとも、中身については殆ど報じていない。これだって、何も言ってないに等しいコラムだ。↓>
 Abe-Trump Meeting May Yield Clues On Trump’s Trade Vision・・・
http://foreignpolicy.com/2017/02/10/abe-trump-meeting-may-yield-clues-on-trumps-trade-vision/

 一方、トランプ・習電話会談についての関心は強い。↓

 <概ね、トランプがおんりした、という論調。↓>
 China U-turn is latest sign Trump may turn out to be a paper tiger・・・
https://www.theguardian.com/us-news/2017/feb/10/china-u-turn-is-latest-sign-trump-may-turn-out-to-be-a-paper-tiger
 Trump’s China Cave-in Sends a Terrible Message--The president learns that global politics are harder than a business deal.・・・
http://www.slate.com/articles/news_and_politics/war_stories/2017/02/caving_on_one_china_shows_that_trump_is_a_terrible_deal_maker.html
 ‘The Chinese Learned that Trump Blinks・・・
http://foreignpolicy.com/2017/02/10/is-donald-trump-a-paper-tiger-to-beijing-xi-jinping-call-one-china-policy/
 <これも「戦術的後退」説はタイトルに書いてみただけに終わってる記事だが、私自身は、この説が正しいと今のところ考えている。↓>
 Trump's One China policy ‘reset’: new realism or tactical retreat?
modes of thought--President Trump and China's President Xi spoke by phone Thursday. Trump had questioned the 'One China' policy, infuriating Beijing, which says the question of its status is non-negotiable. ・・・
http://www.csmonitor.com/World/Asia-Pacific/2017/0210/Trump-s-One-China-policy-reset-new-realism-or-tactical-retreat

 トランプは米国だからこそ生み出した困った指導者だ、と指摘するコラムだ。
 (そう。「普遍性」はないのよね。)↓

 Stop comparing Trump to foreign leaders. He’s a distinctly American phenomenon・・・
 Trump is a raw, unfiltered expression of American nativism and white grievance. The effort to stop Trump would be better served attacking these threads -- and their specific right-wing ideology -- than continuing to draw lazy parallels to foreign enemies in bad standing with the U.S. national security establishment.
http://www.latimes.com/opinion/op-ed/la-oe-johnson-trump-is-like-x-20170210-story.html

 このタイトルには色めき立ったが、中身は、殆どなし。
 でも、私自身は、自分が生きてる間に人間が事実上不死になる可能性はある、と信じてるだ。↓

 Aubrey de Grey: scientist who says humans can live for 1,000 years--English gerontologist, who lives in a ramshackle home in California, believes the key to delaying the ageing process is ‘within sight’・・・
https://www.ft.com/content/238cc916-e935-11e6-967b-c88452263daf
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 一人題名のない音楽会です。
 レクイエムの8回目です。

Gabriel Faure's Requiem Op. 48(1887〜90年)(注)
https://www.youtube.com/watch?v=UnilUPXmipM

(注)「フォーレの全作品中で最も演奏機会が多い。・・・しばしば、モーツァルト、ヴェルディの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられる。・・・フォーレは、「私のレクイエムは、特定の人物や事柄を意識して書いたものではありません。……あえていえば、楽しみのためでしょうか」と書いている・・・当時のカトリックの死者ミサでは必須であった「怒りの日」などを欠くなど、そのままではミサに用いることの出来ない形式をとっている。これに対してフォーレは1902年に次のような手紙を書いている。「私のレクイエム……は、死に対する恐怖感を表現していないと言われており、なかにはこの曲を死の子守歌と呼んだ人もいます。しかし、私には、死はそのように感じられるのであり、それは苦しみというより、むしろ永遠の至福の喜びに満ちた開放感に他なりません」」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0_(%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AC)

(続く)
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太田述正コラム#8909(2017.2.11)
<米帝国主義の生誕(続)(その10)>

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