太田述正コラム#8902(2017.2.8)
<皆さんとディスカッション(続x3247)>

<太田>(ツイッターより)

 世界遺産の平泉、就中、中尊寺の金堂と毛越寺の庭園、の素晴らしい紹介記事だ。
 この世に浄土を築こうとした奥州藤原氏を滅ぼしたとして、源頼朝が、軍閥たる独裁者、とこき下ろされているのはご愛敬だが・・。
http://www.bbc.com/travel/story/20170202-a-pure-land-inspired-by-treachery
 次に訪問できるのはいつのことだろうか。

 「「女性正会員」問題、結論出ず…倶楽部理事会…」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170207-OYT1T50086.html?from=ytop_ylist
 クラブが生まれたイギリスのコーヒーハウスが女人禁制だった、という歴史的経緯
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96
を引きずっているだけの、この悪習を改めることを躊躇する愚かさよ。

 「女性医師…が担当した…患者は男性医師…よりも死亡率が低い」という…論文を…発表し…た日本人研究者が、今度は「アメリカ人医師よりも…外国人医師の方が<米>患者の死亡率が低い」と…発表…」
http://diamond.jp/articles/-/117108?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
 この日本人を含めた移民のメリットってことだな。

<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 一本!!しかし、太田コラム読んでない人たちは戯れ言としか取ることができない。↓

 「尖閣に安保適用 「外援に頼るのは徒労」と中国の陸慷報道官・・・」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170207-00000585-san-cn
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 太田さん、出血大サービス<(コラム#8896)>ありがとうございます。
 トランプ総合対外戦略、ポイントですね。
 変更あったらまた大サービスしてもらえるとありがたいです!
 以前、日本型政治経済体制論での「他方、日本文明は、エージェンシー関係の重層構造一元主義であるわけだ。
 (従来は、市場/選挙、と、エージェンシー関係の重層構造、との二元主義的な説明をしてきたが、この際、修正しておく。」というのがありました<(コラム#8631)>が、こういう重大時は早く知りたかったわ〜〜と思いました。

⇒「やや誇張して言うのだが」と断ったように、今の日本でも、江戸時代同様、市場が機能してるのは、金融市場と食料品市場(等の日用品市場)だけ、という趣旨ですからね。(太田)

 んま、貢献ですよね。色んな意味で「近い」オフ会幹事団がいいのかー。

<太田>

 TDKさんから日曜午前中に届いた1週間分のFTを、その午後にピアノ部屋で音楽を聴きながら斜め斜め読みをして、初めて1記事を切り抜き、ディスカッションで紹介しようとして、その都度忘れること2回、ようやく本日その記事を読んだところ、(黒人奴隷問題の後遺症を扱った)小説の書評だったのでボツ。
 電子版だとこういう間違いは殆どしないのですが、まだ紙の英文記事だと、一目での判断に慣熟していないようです。
 同じ頁にイサム・ノグチの評伝の書評も載っていたけれど、日系だと言っても米国人ではないの、と切り抜かなかったのですが、そちらを選ぶべきだったか、と臍を噛んでも、既に全部、ゴミで出しちゃったので後の祭り。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 こういう記事には、少なくとも経常収支全体の数字も載せてくれよな。↓

 「米貿易赤字、昨年0.4%増 相手国、日本が独抜き2位・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK2776VFK27UHBI02F.html?iref=comtop_list_biz_n03

 さんざ、駐留経費を払ってんだから、一部が「戻入」されたっていいじゃん。↓

 「米空軍--大学研究者に8億円超 日本の延べ128人・・・」
http://mainichi.jp/articles/20170208/k00/00m/040/193000c

 そういえば、東大になんで歯学部がないんだっけ?↓

 「東北大歯学部、留年が突如1割超 卒業試験で不合格続出・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASK1G77D1K1GUNHB00R.html?rm=475

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網から。
 マニアックな記事だな。かなわんわー。↓>
 「住宅の価値が20年でゼロに 日本の「異常な状況」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0208/c94476-9175157.html
 <海賊市場がいかにまだ繁盛してるかを示すもの?↓>
 「冬の日本ドラマ総ざらい 「キャスト」プラス「高い実用性」(一)・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0207/c94473-9174913.html
 <尖閣問題で外務省がせっせと「反撃」してるようね。
 習ちゃんは、喜んでいいのか悲しんでいいのか、ムツカシーところだね。↓>
 「日本が英シンクタンクを買収し中国の顔に泥を塗っていたことを英メディアが報道・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0207/c94474-9174879.html
 <こっからはサーチナより。
 日本のキレイさに白旗。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本を訪れた中国人による手記を掲載し、「日本が清潔であるのは前から知っていたが、自動車までキレイだとは思わなかった」と伝えている。
 記事は、ショールームで展示されている自動車がキレイに磨き上げられ、ピカピカと光っていることは当然であり、何ら不思議なことではないと指摘する一方、「日本は街中を走る車まで非常にキレイだった」と紹介。日本滞在中に撮影した複数の写真を掲載しつつ、日本では一般の自動車はもちろん、消防車や廃品回収車、ゴミ回収車もキレイだったと驚きを示した。
 さらに、泥などで汚れることなく、非常にきれいな状態の自動車のタイヤの写真を掲載し、「中国国内の車とは違いすぎる」と主張したほか、日本では工事現場で使用される各種車両まで清潔であったことは非常に驚いたと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1628678?page=1
 <日本的機械化農業に敬意。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の農業が小規模経営であるがゆえに高い技術とともに、高度の機械化を実現しているとする記事を掲載した。
 記事は、人口密度が高く耕地面積が少ない日本では、人口1人あたりの耕地面積が0.044ヘクタールしかないと紹介。このために、農業技術と農機との有機的な結合、そして、ハイレベルな工業によって提供される高品質な設備に頼る道を進んできたとした。特に稲作ではすべての工程において高いレベルで機械化されており、1ヘクタールの農地あたりのトラクター作業効率が米国、英国、フランスなど機械化が進んでいる他国よりもはるかに高いと伝えた。
 そして、日本にはクボタ、ヤンマー、井関農機、三菱マヒンドラ農機の4大農機企業を筆頭に、農機生産企業が1000社近くも存在しており、さまざまな製品が研究開発されていると紹介。稲作においてはトラクター、田植え機、刈り取り機のほか、脱穀、乾燥、運搬などの各種機械が揃っており、野菜の生産でも自動育苗装置、種まき装置、野菜移植機、自動接ぎ木装置、乗用管理機などが存在すると説明した。
 記事はさらに、稲作や野菜の栽培だけでなく、畜産業でも集約化や機械化を実現しているほか、花やキノコなどの温室栽培においても温度、湿度、通気を自動制御する装置をはじめとする機械化が進んでいると伝えている。
 中国のネットユーザーからは、さまざまな感想が寄せられている。日本の農業を見習うべきだ、南方では日本式の農業を取り入れられるのではないかといった意見のほか、「農作物の値段を高めなければ」、「農民がステータスでなく、職業として扱われなければ、中国の農業は発展しない」といった中国国内の農業事情について言及するユーザーもいた。」
http://news.searchina.net/id/1628689?page=1
 <日本の中古品市場に目を丸くしている。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国では中古品といえば「汚い」、「ボロボロ」といったイメージがあり、中古品を購入することを嫌がる人が多いことを伝える一方、日本にはブランド品や本や車、家具など、さまざまな分野において巨大な中古品市場が存在する理由について考察する記事を掲載した。
 記事は、日本の中古品市場は「世界でも有数の規模」であると同時に品数や種類も非常に豊富で、良い物を安く購入できるお得な市場であると主張。日本では高級ブランドのバッグなどを所有していた場合、新しいバッグが欲しくなったら古いバッグを売って購入することができるため、中古市場は消費者にとってはありがたい存在だ。
 さらに、日本の中古品は中国で一般的に中古品とされるものと「状態に圧倒的な差」があると伝え、中国の中古品のように「汚い」、「ボロボロ」ということはないと指摘。もともと状態が良いうえに、店舗で販売される前にはメンテナンスがなされるため、良い物を安く買えるのが日本の中古品市場だと紹介、「もはやこれは単なる消費形態ではなく、文化である」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1628696?page=1
 <日本製品に対するレスペクトが溢れている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・一部の中国人は日本製品の不買を主張することは「愛国」であると誤認していると伝える一方、こうした中国人は何を根拠に日本製品の不買や排斥を高らかに叫んでいるのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事はまず「日本製品や日本の技術を排斥することなど不可能」であると指摘したうえで、中国人ならば誰でも持っている「身分証」は日本企業が印刷しているものであると指摘。この身分証は個人番号も記載されているなど中国人にとって非常に重要な存在であり、正確には日本製ではないにしても、日本の技術が採用されていることは事実であり、すでにこの時点で「日本製の排斥は不可能」であると論じた。
 また、中国の紙幣にも日本企業の技術が採用されていることを伝えたほか、中国企業のスマートフォンも同様に「機械の中身の多くは日本企業の製品」であると指摘。中国のスマホ市場では近年、中国メーカーのシェアが拡大しているが、日本製品の排斥を徹底するならば中国メーカーのスマホも同様に排斥する必要があるとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1628799?page=1
 <例によって、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・捜狐は・・・念願の日本旅行が2017年の春節(旧正月)前にようやく叶ったという中国人の「日本に対する印象」を紹介する記事を掲載した。
 記事は、この中国人が日本旅行を実に楽しみにしていた様子を紹介。この中国人は2015年に日本旅行を計画していたというが、事情によって延期となってしまい、ようやく17年に実現させることができたのだという。夢の実現に対して文章で喜びを表現しつつ、「北海道で雪を見ながら温泉に浸かるのが好きだという中国人がいれば、九州農村部の風情に憧れる中国人もおり、さらには東京のファッションやアニメに酔いしれる中国人もいる」と伝え、日本には中国人を引き寄せる「様々な魅力」があると伝えた。
 続けて、同中国人が初めての日本の訪問先として選んだのは「関西」であると紹介。その理由について、関西は日本の古文化の中心であり、「日本の最も濃厚な伝統文化」が保存されているからだと説明、関西では最も伝統的な日本の情緒を味わうことができるためだと論じた。
 また記事は、日本を訪れて抱いた印象として、「日本人は互いに敬意を持って接していることが見て取れた」と紹介。例えば、日本人が公共の乗り物を利用する際には誰もが列に並ぶことや、すべての乗客が降りてから乗車するというマナーを「すべての人が守っていた」と紹介し、こうしたマナーが徹底されている日本に感動した様子。さらに、日本で自動車を運転する人びとは歩行者優先を徹底していることも触れ、こうした社会に「心が暖められた」と称賛した。
 記事はこの中国人が京都の雪景色を美しいと感じた点なども紹介しているが、観光地の美しい風景よりも、日本社会に息づくマナーや他人への配慮といった中国には見られない光景に感動したことを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1628743?page=1
 <日本へ行けキャンペーン。がん検診篇。↓>
 「・・・捜狐は・・・中国人の間で国外でがん検診を受けることが人気となっていると紹介する一方、日本のがん検診はサービスの質が高く、価格も安いと評価する記事を掲載した。
 記事は、国外では近年、「中国人は金持ち」というイメージが定着していると伝え、確かに国外で買い物を楽しんだり、留学したりする中国人が増えていると紹介。だが、日本でがん検診を受ける中国人は「必ずしも皆が金持ちではなく、中間層の中国人も日本でがん検診を受けるようになっている」と伝えた。
 続けて、中国人旅行客が日本製品を爆買いしたのは「日本製品の質が高く、価格も安く、販売員の接客態度が良かった」という明確な理由があったためであり、「お金を使うに値するもの、サービスがあったため」だと指摘。
 これと同様に、日本のがん検診も中国人にとって「お金を払うに値するクォリティ」であると紹介。中国ではなかなか検査できない細かい点まで日本では検診できるとし、「その価格は中国人が一般的に想像する額をはるかに下回る」と伝え、だからこそ富裕層の中国人のみならず、近年は中間層の人びとの間でも日本でのがん検診が人気となりつつあるのだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1628793?page=1
 <日本に行った場合の注意喚起。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本旅行でやってはいけない3つのこと」とする記事を掲載した。記事は、中国国内では当たり前のように行われているが、日本でやると顰蹙を買うばかりか処罰される可能性がある事柄をピックアップしている。 
 1つ目は、値切りだ。記事は、中国国内や東南アジアの国を旅行する際、買い物で値切りをするのはごく一般的であり、小さな店ではそれをやらなければ必ずや損をすることになると説明。しかし、日本は状況が異なり、「社会環境が誠実である」、「もし値切りをすれば、商品にそれだけの価値がないということになり、売る側の自尊心を傷つけることになる」と伝えた。
 2つ目は、見知らぬ人に向かってカメラを向けること。「日本ではみだりに写真撮影してはいけない。特に小さい子どもについては、彼らは非常に敏感だ。中国国内ではそれほど気にしないかもしれないが、日本旅行ではくれぐれもこの点に注意すること」と記事は忠告している。
 3つ目は、歩きタバコだ。記事は、歩きタバコが多くの場所で禁止されており、喫煙は指定されたエリアで行う必要があると説明。特に駅や商業施設といった公共の場には喫煙用の部屋や空間が設けられており、市街地などで歩きタバコをすると場合によっては罰金が科せられる可能性もあると指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1628723?page=1
 <日にちを違えて、上とほぼ同じ趣旨の記事を載せた。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本旅行を楽しむ計画でいる中国人のために、「日本人に白い目で見られないよう」、日本滞在中に注意すべき行動について紹介している。
 記事はまず、日本人の民度は極めて高いと称賛しつつ、それゆえに日本で不適切な行動を取ると「非常に目立ってしまう」と指摘。また、日本の特徴や文化は中国人から見て特殊だと感じることも多々あるものの、訪日前にあらかじめ知っておく必要があると説明した。
 続けて、訪日前にあらかじめ知っておく必要がある日本の特徴について、日本のタクシー料金は「飛行機代と同じくらい高いと感じること」を挙げた。中国の地方都市の場合、街でタクシーを利用して15元(約250円)を超えることはあまりないが、中国人旅行客にとって日本のタクシー料金は中国に比べてかなり高いことは確かに知っておくべき情報だ。乗車後に高すぎると文句を言っても、トラブルになるだけだからだ。
 また記事は、日本では屋内は禁煙であることが一般的で、また屋外でも所定のスペースでのみ喫煙が可能であることが普通と紹介。中国社会では受動喫煙の害を知らない人が多く、どこでも喫煙したいときに喫煙する人が少なくない。また乳幼児のそばで喫煙する人、衣服などの商品を販売している店舗の中で喫煙する人もいる。東京・銀座などでは路上で喫煙している中国人旅行客を見かけることがあるが、こうした中国人を周りの日本人は白い目で見ていることは確かだろう。
 そのほかにも記事は、日本では座敷などで靴を脱ぐ習慣があること、電車など公共の乗物のなかでは携帯電話で通話してはならないことなどを紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1628724?page=1
 <日本の自動車メーカー讃嘆。↓>
 「・・・今日頭条は・・・かつてベトナムの二輪車市場で中国企業が一定のシェアを獲得していたが、今では日本メーカーに徹底的に打ちのめされてしまったと伝える記事を掲載した。
 記事は、ベトナムの街中では美しい女性が二輪車に乗って颯爽と走っている光景を目にすることができると伝え、ベトナムの各家庭の二輪車の保有台数は約2台に達するなど、同国の二輪車市場は非常に大きいことを指摘。
 一方、ベトナムの街中で見かける二輪車の大半がホンダやヤマハなど日本メーカーの二輪車であると伝え、そのほかはイタリアのピアッジオやベスパなどが中心だと紹介。10年以上前は中国の力帆集団の二輪車がベトナムで一定のシェアを獲得していたが、同社の製品は品質問題によって信頼を失い、さらに日本メーカーの追い打ちによって徹底的に打ちのめされ、シェアを失ってしまったと主張した。
 さらに記事は、感覚的には「ベトナムの路上を走る95%の二輪車が日本メーカーの製品」に思えるほど、ホンダやヤマハはベトナムで圧倒的なシェアを獲得していると伝え、ベトナムの消費者は「日本か韓国、欧米の製品しか信じていない」と伝え、中国の二輪車がベトナム市場でシェアを奪還するのは非常に難しい状況となっていることを指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1628768?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「トランプは米国車を日本の街にたくさん走らせたいようだが、どうしてその実現が難しいのか」とする記事を掲載した。
 記事は、トランプ米大統領が先日、「米国ではたくさん日本車が走っているのに、日本では米国車をほとんど見ないというのは不公平。日本は閉鎖的な自動車市場を開放せよ」といった趣旨の発言をしたことを紹介。そのうえで「開放すれば実現するというほど、簡単な問題ではない」と指摘し、日本車が米国で歓迎される理由と、米国車が日本で普及しない理由についてそれぞれ論じている。
 まず日本車が米国で歓迎される理由については「自動車に乗って通勤する郊外在住の米国人にとって、最も重要なのは品質と燃費」、「自動車はあくまでも『足』代わりのツールであり、中国人ほど見栄えを気にしない」、「日本企業が米国市場を重視しており、米国人の消費心理やニーズについて、多くの労力を費やして研究している」という3点を挙げた。
 続いては、米国車が日本で普及しない理由だ。1点目は「狭い国土ゆえ小さくて精巧なものを好む日本人は、大きな米国車を好まない」、2点目は「環境保護を重視し、燃油価格が高い日本では、特に燃費が重視される。米国車は燃費が悪い」とした。記事はそのうえで、日本の自動車市場の扉を開きたいのであれば、市場の開放以前に「まず米国の自動車メーカーに、日本人に合った自動車を生産させなければならないのだ」と結論付けている。」
http://news.searchina.net/id/1628764?page=1
 <これは明々白々なガス抜き。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国には10年後にトヨタの販売台数を超える可能性がある自動車メーカーが存在すると説明し、このブランドについて紹介している。
 記事は、トヨタは世界各国に子会社を持ち、完璧に整備された部品供給システムを持つと称賛しつつ、複数の超一流企業から構成されているトヨタグループを超えるのは非常に困難であるという見方を示した。
 しかし、中国メーカーの「奇瑞汽車」と「吉利汽車」は、10年後にはトヨタを超える可能性があると主張。この理由について、数々の中国自動車メーカーのなかでも奇瑞汽車と吉利汽車はどちらも海外市場への進出という点で豊富な経験を持ち、また様々な車種を製造しており、両社ともに着実に技術を吸収あるいは開発する企業理念を大切にしているからだと説明した。
 記事は、この3つの条件はトヨタを世界一流ブランドたらしめている重要な条件であるだけに、10年後であれば急速な発展の潮流に乗っている中国自動車業界のなかで、とりわけ奇瑞汽車と吉利汽車の販売台数がトヨタを超えている可能性は十分にあるという見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1628755?page=1

 ハーヴァードと北京大の共同世論調査の推移から、中共の人々のナショナリズムは高まっていないことが分かった。↓

 Surprise Findings: China’s Youth Are Getting Less Nationalistic, Not More・・・
 <米日に対する否定的見方をする人々の割合も特段の変化は見られない。
 (日本については、中共当局が必死にそう仕組んでるんだわさ。(太田))↓>
 The proportion of those who profess strongly negative views of the United States and Japan and perceive very large differences with China have changed very little since 2000.・・・
 <よって、習ちゃんの対外強硬政策は、政治的選良達の間でのナショナリズムの高揚のせいではないか、だと。
 (アホちゃうの。ま、真の理由が分からなくても当然だが・・。(太田))↓>
 The research suggests that China’s turn toward a harsher foreign policy under Xi has not been a response to rising domestic nationalism — Johnston’s paper notes that other possible causes of the shift, like the level of nationalist sentiment within China’s political elite, deserve more systematic study.・・・
http://foreignpolicy.com/2017/02/07/surprise-findings-chinas-youth-are-getting-less-nationalistic-not-more/

 どうやって、上掲の世論調査誘導を習ちゃんはやってんだろうか、と感心しちゃうね。↓

 「『君の名は。』聖地に“リア充”中国人集団が殺到中・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12644983/

 その中共の裁判官が、トランプ(の入国禁止措置)は法の支配に敵対するものと書く。
 (このコラムの筆者は、よー言うよ、と嗤ってるが、ここでの「法」は「米国の法」であり、間違っちゃいないで。(太田))↓

 Trump is an enemy of the rule of law, Chinese judge says・・・
http://www.taipeitimes.com/News/world/archives/2017/02/08/2003664593

 Paul Bloomの'Against Empathy'(コラム#8811)の書評がまた出ていた。↓
https://www.theguardian.com/books/2017/feb/06/against-empathy-paul-bloom-the-empathy-instinct-peter-bazalgette-review

 キリスト教が自然破壊的ではないと必死に主張してるコラムだ。↓

 <1967年に自然破壊的だという論考が出たんだね。↓>
 ・・・Writing in the high-profile journal Science in 1967, historian Lynn White proposed that Christian religions undermine wildlife conservation by advocating a domination ethic over nature. Because the Bible talks about "dominion" over nature, White argued that Christianity teaches its followers that "it is God's will that man exploit nature for his proper ends".
 Christian fundamentalists were less willing, and Catholics more willing, to financially support the environment.
 <しかし、実際には、キリスト教国、とりわけカトリック国、の方がそれ以外よりも自然に優しい。↓>
 <Actually,> Christian countries, particularly Catholic ones, tended to have more areas set aside for nature than other countries.・・・
 <キリスト教の中で自然破壊的なのは原理主義的キリスト教徒。
 (なんだ、白状しちゃってるじゃん。(太田))↓>
 Other studies suggest that conservative Christians really are less environmentally friendly than other denominations.・・・
 Christian fundamentalists were less willing, and Catholics more willing, to financially support the environment. This suggests that it is not whether a person is Christian, but rather what type of Christian they are, that influences their behaviour towards nature.・・・
 <仏教の場合は、熱心な信徒ほど自然に優しい。
 (人間主義的であればあるほど、自然には優しいのよ。(太田))↓>
 ・・・the link between Buddhism and pro-environment attitudes was only apparent for the more deeply religious Buddhists.・・・
http://www.bbc.com/earth/story/20170206-religion-can-make-us-more-environmentally-friendly-or-not
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太田述正コラム#8903(2017.2.8)
<米帝国主義の生誕(続)(その7)>

→非公開