太田述正ブログは移転しました 。
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太田述正コラム#8692(2016.10.26)
<皆さんとディスカッション(続x3142)>

<太田>(ツイッターより)

 「…大統領は強硬な麻薬犯罪対策への批判を続ける米国などを念頭に、「お前はばかだ。今分かったのか」…一方、日本に対しては「わが国に最大の支援を実施してくれた」と謝意を表明。日本は居心地が良いとも語り、親日家ぶりをアピールした…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%af%94%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%80%81%e3%81%be%e3%81%9f%e6%9a%b4%e8%a8%80%ef%bc%9d%e3%80%8c%e3%83%89%e3%82%a5%e3%83%86%e3%83%ab%e3%83%86%e3%80%8d%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%82%e2%80%95%e6%9d%b1%e4%ba%ac/ar-AAjnGT0?ocid=iehp
 ドゥテルテは、天皇敬愛を含む大親日家だからこそ、米国の人種主義の醜悪さと人権観念のご都合主義を批判し、中共の発展やその当局の「思想」を称賛してるんだぜ。
 彼の姿を通じて、私のそもそもの物の考え方や、ここ数年の、私による、毛沢東やトウ小平や習ちゃんの高い評価を納得して欲しいもんだわ。

<太田>

 関連記事だ。

 米軍にはフィリピンにいて欲しくない、また、米国はフィリピンを飼犬のように扱うな、と。↓

 ・・・on Tuesday he was at it again, saying he hated having foreign troops in the Philippines and telling the United States not to treat his country “like a dog with a leash,”・・・
 <日本軍占領中のマニラへの米軍の無差別攻撃を非難。↓>
 Duterte went on to complain about issues ranging from the U.S. bombardment of Japanese-occupied Manila at the end of World War II to American consular officials once questioning his intentions when he applied for a visa to visit his girlfriend, ・・・
https://www.washingtonpost.com/world/philippines-duterte-tells-us-not-to-treat-his-country-like-a-dog-with-a-leash/2016/10/25/cf17165e-9a8b-11e6-b4c9-391055ea9259_story.html

<太田>(ツイッターより)

 「21世紀の韓国で起こった「封建時代にもあり得なかったこと」…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/26/2016102601301.html
 「…社説…大韓民国の国民であることが恥ずかしい…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/26/2016102600922_2.html
 次は「歴代最悪の事務総長の一人」潘基文
< http://www.sankei.com/west/news/160701/wst1607010001-n1.html >
だろうが、朴おばさんよりはマシ?

<komuro>

≫マランツにしました。・・・「高級」品なのと、電源内蔵ということもあり、週一でピアノ部屋で音楽を聴く時も、持って行って使うつもりです。ところで、どうして「電源内蔵」をお勧めになったのでしょうか。≪(コラム#8690。太田)

 太田さんの性格からして、一番高い機種を選ぶかなぁと思っていたら、やっぱり思った通りでした。
 大きさの割りに5kgと重いので、運ぶときはご注意を。
 電源内蔵タイプを薦めた理由は、太田家の電源ノイズが多いだろうと思ったからです。
 ACアダプタは電源コストを500円くらいと安くできるのですが、そのぶんノイズを多く含みます。
 電子機器は電源ノイズで動作が不安定になったり、音を悪くします。
 加えて壊れたStyleaudioの製品はDCプラグが細く、接触不良の原因にもなっていました。
 電源を内蔵すると、真面目に作れば電源ノイズを大きく減らすことができます。ただしコストは5千円以上掛かります。
 Marantz HD-DAC1 は、そういうところも真面目に作っているので良い製品です。
 お手持ちのヘッドホン HD650 もしっかり鳴らすことができますよ。

<太田>

 マランツが届き、セットアップは終わったのですが、ヘッドフォン出力には成功したものの、スピーカー出力ができません。
 <本>日、サポートに聞いてみますが、基本的なことを一つ教えてください。
 マランツには、プリアンプに出力する端末が2つ、パワーアンプに出力する端末が2つ、ついているのですが、どちらを使うべきなのでしょうか。
 (どちらもやってみたのですが、どちらも、スピーカーから音が出てくれません。)

<komuro>

 まずはアンプへ繋ぐケーブルを、背面左下のAUDIO OUT FIXEDの方に繋ぎます。
 マニュアルP.17には「FIXED にパワーアンプを繋ぐな」と書いてありますが、ボリューム付きのパワーアンプなので問題ありません。
 (右側 VARIABLE の方は、出力レベルがHD-DAC1のボリュームと連動する端子になります。)
 HD-DAC1側のボリュームは、少し大きい音で確認してください。
 これで音楽を再生すれば、ヘッドフォンとスピーカーの両方から音が出るはずです。
 HD-DAC1 の設定で、AMP GAIN を High/Mid/Low に切り替えると、ヘッドフォンだけ音量が変わるはずです。(マニュアルp49〜50)
 これでスピーカーから音が出なければ、HD-DAC1 か TOPPING TP10のどちらかに問題があります。
 しかし先日 Styleaudio CARAT RUBY を TOPPING TP10アンプに繋いだときは問題なかったわけだから、HD-DAC1の問題ですね。
 1Fのアンプに繋いでもスピーカーから音が出なければ、間違いなくHD-DAC1の問題です。
 ヨドバシかマランツのサポート窓口にご連絡ください。

<太田>

 このメールを読む前に、CARAT RUBYを繋いで再度確認したところ、問題なくスピーカーから音が出たので、もう一度、背面に向かって左下のAUDIO OUTFIXED(プリアンプ)の方に繋ぎ直して・・昨日も、こちらが本命かと思っていました・・みると、問題なくスピーカーから音が出ました。
 二本のケーブルのどちらをどちらに繋ぐかが、間違っていたのでしょうかね。
 (それにしても、CARATの2機種とは違って、出力の切り替えをする必要がなく、それでいて、ヘッドフォンを繋ぎっぱなしでも、スピーカーから音が出るとは・・。)
 大変お騒がせしました。

 ところで、昨日17:00頃には直営便でマランツが届いたのに、担当者が呼び鈴の位置を発見できず引き揚げてしまい、結局、入手できたのは、20:00前後になってしまい、それからの(その想像を遥かに超えるデカさに目を丸くしつつの)セットアップにあたり、ドライバーのダウンロードや、Windowsの設定変更(サンプリングビット数の引き上げ)をやらなければならないことに(今までのUSB-DACではそんな必要はなかったので)目を白黒させたと思ったら、今度は、スピーカー出力ができず、そうこうしているうちに、外付けHDが使えなくなるという障害(後出)まで起こり、頭を抱えた次第。

<太田>

 Epsonパソコンの、外付けHD2台を繋いであった、背面のUSB端子が2つとも、ほぼ同時におかしくなり、片方は、どうしても回復しません。
 前面のUSB端子に一つは付け替えていますが、コードが邪魔です。
 パソコン本体の買い替えを検討すべき時期なのかもしれません。

<K.K>

 コネクターの抜き差しでポートがバカになってしまっただけで、パソコンの新規購入を考慮する問題ではないのではないかと思います。
 下記の商品を購入して(1930円)、添付ファイルの画像の2番か4番のスロットに取り付ければ新しくUSB3.0ポートを増設できます。電源としてSATA15Pinが必要で、余っていない場合には増設コネクターを購入する必要がありますが、これも数百円です。
 この商品を購入して解決しようとする場合は、パネルを開けてSATA15Pin(←電源ユニットからSSD/HDDに繋がっているのと同じ形の電源コネクター)が余っているか確認してみてください。

 ヨドバシ.com - オウルテック Owltech OWL-PCEXU3E2I2 [USB3.0増設ボード2ポートロープロファイル対応]【無料配達】
http://www.yodobashi.com/%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF-Owltech-OWL-PCEXU3E2I2-USB3-0%E5%A2%97%E8%A8%AD%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%892%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%AF%BE%E5%BF%9C/pd/100000001002886491/

⇒今回、作業そのものは前回のよりラクそうですが、筐体を二度も開けなければならないのでは、ちょっとやる気が出ません。(太田)

⇒⇒2000円なので買ってみるということでどうでしょうか?(K.K)

⇒⇒⇒買いました。明日午前中に届くので、その時、電源がないことが分かったら、筐体のネジを止めずにパソコンを使い、増設コネクターの購入・取り付けを待ちたいと思います。(太田)

≫ところで、全く急ぎませんが、Dellパソコンの環境整備の件、よろしくお願いします。≪(コラム#8690。太田)

 すみません、思い出せないです。DellパソコンにSSDを取り付けるんでしたっけ?

⇒それと、二つのディスプレイを使えるようにすることです。(太田)

⇒⇒EpsonパソコンのUSBが片付いてからということでお願いします。(K.K)

≫話は変わりますが、メインのEpsonパソコンの前回のトラブルで、写真の一部が失われたところ≪(同上)

 今一度BunBackupのバックアップ設定を説明しておきます。
 BunBackupで2台目のHDDにバックアップされるのは、下記の10個のフォルダです。([デスクトップ]フォルダもDドライブに移動させてありますが、[デスクトップ]フォルダは、外付けHDDにバックアップされません。)
 [アドレス帳][お気に入り][ダウンロード][ドキュメント][ピクチャ][ビデオ][ミュージック][リンク][検索][保存したゲーム]
 下記の違いに注意してください。
1.[D:\Nobumasa Ohta\新しいフォルダ¥]というフォルダを作成しても、今の設定ではバックアップされません。(今の設定は、[Nobumasa Ohta]フォルダをバックアップする設定ではないため。)
2.[D:\Nobumasa Ohta\Documents\新しいフォルダ¥]というように、上記10個の"フォルダ内"に新しくフォルダを作成した場合は、当然バックアップされます。
重要なファイルは、上記10個の"フォルダ内”に保存するようにしてください。

⇒たまーにしか写真は増えないので、自動バックアップする必要はないと思います。(太田)

⇒⇒パソコンユーザーの意図した更新も、ユーザーの操作ミスも、パソコンの側から見ると更新になります。とにかく重要なファイルは[ドキュメント][ピクチャ][ビデオ][ミュージック]フォルダ内に保存してください。([ダウンロード]フォルダは世代管理を設定してありません。)(K.K)

 Office365soloに関して、あと一月ほどでOffice365の期限が切れると思います。Aamzonでライセンスを購入して(Amazonは11,581円、Microsoftは12,744円)、ライセンスの延長を行ってください。期限が残っている間にライセンス延長を行っても、ちゃんと1年延長されます。購入後、直感的にボタンを押していけば、延長操作を完了できると思います。
↓11,581円
Amazon.co.jp: Microsoft Office 365 Solo(1年版) 購入特典付き|オンラインコード版|Win/Mac/iPad対応: ソフトウェア
https://www.amazon.co.jp/Microsoft-Office-%E8%B3%BC%E5%85%A5%E7%89%B9%E5%85%B8%E4%BB%98%E3%81%8D-%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E7%89%88-iPad%E5%AF%BE%E5%BF%9C/dp/B00O2TXF8O

↓12,744円
Office 365 Solo - Microsoft Store 日本 | Office 365 - Microsoft Store 日本
https://www.microsoftstore.com/store/msjp/ja_JP/pdp/Office-365-Solo/productID.306895000

⇒了解。期限が切れるよコールは届かない、ということですね。(太田)

<太田>

 Office365soloの更新を行いましたが、期限の注意喚起はしてくれるみたいです。


 それでは、その他の記事の紹介です。

 いい加減、私の指摘に応じた説明・・日本は男性差別国・・を政府関係者はアングラでいいから流し始めるべきだぜ。↓

 「ダボス会議で知られるスイスの「世界経済フォーラム(WEF)」は・・・2016年版「男女格差報告」を発表。日本は調査対象となった144カ国中111位で、前年より順位を10下げ、先進7カ国(G7)中で最下位だった。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016102601000840.html

 新しい動きがないねえ。↓

 「将棋--ソフト使用、真相なお闇・・・」
http://mainichi.jp/articles/20161026/k00/00m/040/081000c

 なんだ、日本国内だけの話か。↓

 「コカ・コーラとキリン提携 清涼飲料で相互出資--物流や原料調達など協力・・・」http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25I7E_V21C16A0MM8000/?dg=1

 「4等」が「「元」文化相」から授与されたことを喜んでていいの、たけし?↓

 「フランス政府から最高勲章レジオン・ドヌール「オフィシエ」(4等)に選ばれた、映画監督でタレントの北野武さん(69)への叙勲式が25日、パリのカルティエ現代美術財団で行われた。
 ジャック・ラング元文化相から勲章が贈られ、北野さんは「すごい勲章を頂き感激している。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20161026-OYT1T50072.html?from=ytop_main8

 サイには遥かに遥かにまだ及ばぬピコ太郎。↓

 Pen-Pineapple-Apple-Pen clocks up over 100 million views・・・
 But Piko-Taro, who also goes by the name of Kosaka Daimaou, still has a long way to go if he is to beat Psy, the South Korean pop star who’s phenomenal hit Gangnam Style has had more than 2 billion YouTube views.
http://www.atimes.com/article/pen-pineapple-apple-pen-clocks-100-million-views/

 中共官民による日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
 (「総体」であることに改めて思いを寄せていただきたい。)↓

 <日中友好に死に物狂いの習ちゃん。↓>
 「阿部和重の人気小説「ニッポニアニッポン」中国語版が刊行・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1025/c94473-9132442.html
 <日本のサービス業礼賛。↓>
 「・・・捜狐は・・・日中の「旅行客に対するサービス」の違いを紹介した。
 記事はまず、中国国内におけるサービスの質の低さの事例を紹介。2015年に山東省青島市のレストランで、エビ料理を1皿38元(約584円)と謳っておきながら会計時に1匹38元だと主張し、計1500元(約2万3040円)という高額な料金をぼったくられたというトラブルが起きたことを紹介。さらに、黒竜江省ハルビン市を訪れた香港人夫婦が、団体ツアーで連れて行かれた店舗での買い物を拒絶したところ殴打され、死亡する事件も起きたと紹介した。
 続けて、中国国内の観光地では中国人を対象にぼったくりの事件がしばしば起きると伝える一方、「日本は外国人である中国人に対しても“極致”とも言えるサービスを提供する」と指摘。日本では、客が靴を脱げば日本人店員は靴を揃えてくれるし、客がいる間は絶対に掃除を行わず、客がいない間に綺麗に清掃を済ませるのが日本だとしたうえで「中国のように客が食事をしているにもかかわらず、掃除を続けるような光景は日本では絶対に見られない」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1621596?page=1
 <日本人そのものへの礼賛↓>
 「・・・捜狐は・・・「1万メートルの上空で中国国民の民度を見て、悲しくなる」とする文章を掲載した。文章は、UAE・エミレーツ航空の中国人客室乗務員の「嘆き」を紹介している。なお同文章は2年ほど前から出回っているものだ。
 まず、数少ない日本人客室乗務員がクルーに混ざった航空便では、乗務員どうしで日本に関する話になると紹介。その内容は「日本人は特に礼儀正しく、日本路線は秩序が保たれ乗務員を呼び出したり、クレームをつけたりする人はいない。日本は街が美しく、人も親切で、発展している」という、日本を「まるで神のような国」如く賞賛するものであるとした。また、そんな話を聞いた日本の乗務員は軽く笑いながら「ありがとう」というとのこと。その時「片隅で静かに聞いている私はいつも、内心で大きな嫉妬を抱くのであった」と告白している。
 文章によると、日本路線は日本人客室乗務員の搭乗が必須となっている関係で、外国人乗務員が搭乗できる機会は少ないのだという。また、一度日本路線に搭乗した乗務員はすっかり日本の虜になってしまい、以後日本路線への搭乗を臨むようになるため、まずます搭乗の機会は少なくなるとのことだ。一方、中国路線では外国人乗務員は1人しか搭乗しないために搭乗の機会は多くなるそうである。
 記事は、ただでさえ機会が多い中国路線だが、少なからぬ外国人乗務員が搭乗を敬遠したがる傾向にあり、そうでない人たちが中国路線に乗る機会がますます増えていると紹介。一部乗務員が中国路線を敬遠する理由については「乗客の民度がまちまち」であり、中国路線で嫌な思いをするケースがしばしばあるからだと説明している。」
http://news.searchina.net/id/1621556?page=1
 <一瞬ガス抜き記事かと思ったら・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「便座お持ち帰りのドタバタ劇、全て日本のホテルのせいだ」という挑発的な見出しを付けた記事を掲載した。タイトルこそ挑発的だが、その中身は日本がいかに高い信用で成り立っている国かということを紹介するものである。
 記事は、今回の「事件」について「中国人の恥」、「寧波出身だ」、「いや台州出身だ」などといった議論が「全く意味を持たない」としたうえで、その原因が日本のホテルにあるという論理を展開。「日本のホテルがチェックアウト時に部屋を点検しないから、この夫婦は窮地に追いやられたのだ」と主張した。
 そのうえで、作者が初めて日本のホテルに宿泊した際、チェックアウト時にルームキーをフロントに渡しただけでスタッフから「OKです」と言われ、退室が完了したことを紹介。「客室スタッフに電話して、部屋を確認させないのか」と疑問に思ったことを明かした。さらに、その後何度か日本のホテルに宿泊するうちに、「ミニバー」の有料飲料などはネットワーク上で記録されていること、さらにリネン類や電気ポットなどの備品については「客の自覚に任せている」ことを理解するようになったとしている。
 そして、日本のホテルがチェックアウト時に部屋を「チェック」しない背景には、「1つに客人へのリスペクト、1つにチェックアウト時の待ち時間短縮」というホテル側の配慮があるとした。一方で、客も自らの行動に責任を持っており、備品を壊した時には自発的に申し出ると説明。仮にグラスなどの小さな部品であればホテルが賠償を請求しないこともあるとし、「互いを尊重する好循環が存在するのだ」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1621562?page=1
 <日本の研究者礼賛。↓>
 「・・・新華社は・・・ノーベル賞受賞者を続々と輩出している日本の科学研究環境について、在日華人研究者の視点から紹介した記事を掲載した。記事は、日本で研究活動などに従事する3人の中華系科学者から見た、日本の研究環境の印象について紹介している。
 まず、1992年に京都大学の博士号を取得し、現在埼玉工業大学の副学長を務める巨東英教授が「現在日本でノーベル賞受賞者が続出しているのは、われわれが日本にやって来たころ、日本が基礎研究を重視していたこと、研究環境が大らかで自由だったことを示すものだ」と語ったことを紹介。ノーベル賞受賞研究はおおむね研究者自身の興味や学術研究自身の意義から進められてきたものであるとしたほか、プロジェクトや経費、論文の本数のみで研究者を評価するのではなく、各方面の貢献度が総合的に評価されていると語ったことを伝えた。
 続いて、筑波大学卒で、つくばテクノロジー株式会社の会長兼CEOを務める王波氏の話を紹介。ノーベル賞受賞者の多くが、必ずしも満足の行く研究環境を得られずとも長期的に黙々と研究に従事し、最終的に当該分野の大きな門戸を開く成果を出してきたと説明するとともに、研究者たちは早朝から深夜まで我を忘れて研究に没頭すると語ったとした。
 さらに、国立研究開発法人産業技術総合研究所の首席研究員である周豪慎教授が「日本の多くの基礎研究者は粛々と自分の仕事をする。必ずしも大きな成果や利益を求めない」と語るとともに、今のノーベル賞受賞は20年余り前に行われた研究作業の成果であり、ノーベル賞級の研究成果を出すには「数代にわたる努力と不可分なのである」と論じたことを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1621462?page=1
 <日本を引き合いに出して中共人民の阿Q性を慨嘆。↓>
 「・・・中国経済網は・・・「AEDよりも救急知識の普及が急がれる」とする記事を掲載した。記事は、これまで馴染みのなかったAEDの普及を呼びかける声が日増しに大きくなっているとする一方で、「単にAEDばかりを推進するのは、本末転倒の感を否めない」と主張、応急救護に対する知識の普及が進んでいない現状で、AEDを普及させても「宝の持ち腐れ」になるとの見方を示した。
 そのうえで、ドイツで80%、米国で33%以上など世界の先進国において応急救護知識の普及率が高いのに比べて、中国での普及率は10%に満たないと指摘。社会全体の関心や教育が不足しているとした。そして、9月に湖北省武漢市の赤十字団体が実施した初級救護研修に参加し、証書を得た時の話を紹介。「お金を払って証書を買う」ような違和感を覚えたほか、あくまで個人からお金を取ってレクチャーする姿勢であり、公益活動には消極的である状況が浮き彫りになったことを伝えている。
 記事は、「日本の街の至る所にAEDを見かけるのが羨ましいと思うとともに、日本人は小さい頃から応急救護知識を学んでいることを忘れてはならない」と説明。浙江省杭州市では2014年末に購入した15台のAEDが、約2年間全く用いられていないとのニュースを紹介したうえで、1台10万円以上はする外国製のAEDを普及させるよりも学校や職場、地域コミュニティを単位として応急救護知識を普及させていくことこそが賢明な判断であると訴えた。」
http://news.searchina.net/id/1621580?page=1
 <東京礼賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・東京と北京、上海を比較し、「東京には北京や上海にはない、先進国の大都市としての風格」があると称賛している。
 記事は、「ただ高層ビル群などの建築物だけを見れば、北京や上海のほうが東京に勝る印象がある」と説明。それでも「中国国内の大都市の栄華は往々にして表面的なものである」と指摘し、北京や上海も都市の大通りを外れて小さな通りに入ると「開発途上国の濃厚な雰囲気」が出現すると表現した。
 開発途上国の濃厚な雰囲気とはつまり、「華麗な高層ビル群や高級住宅街」と「発展から取り残された雰囲気」の強烈なコントラストがあるということだ。しかし、東京には「先進国の大都市の風格」があると称賛しており、東京にはもちろんスラム街はなく、建物のデザインはどれも見る人を心地良くさせると指摘した。
 また、東京の街は「近くから眺めるとより美しい」と説明。つまり昼間に街を遠望するよりも都市に実際に入って散策するときに街の美しさを体感できると称賛。一方、中国の大都市は「これとは真逆である」と説明、遠くから眺めると美しく見えるが、街に実際に入ると予想していた美しさは失われるという見方を示した。
 さらに記事は昼間に東京を遠望するとさほどの美しさはないが、東京の「夜景」の美しさは「中国の大都市をはるかに凌駕する」とも絶賛。東京には先進国の大都市だけが持つ「質感」があると指摘し、アジアで最もすばらしい都市と呼ばれるにふさわしいと称賛した。」
http://news.searchina.net/id/1621584?page=1
 <日本の医療礼賛。↓>
 「・・・健康界は・・・日本の医療情報化について紹介する記事を掲載した。記事は、日本が情報技術で世界をリードする国の1つであり、その技術は医療の情報化にも応用されていると紹介。情報システム作りは「わが国のスマート医療の発展に対する啓発的な意味がある」とした。
 また、日本における医療の情報化が「作業効率の向上、情報の共有、情報の開発、利用の強化」という3つの大きな目的のもとで進められたと紹介。予約や会計といった事務的な管理システムを手掛かりに、1990年代中期からは徐々に診療を含む医療サービスを中心とた医療情報システムが発展、現在では病院内における主な作業がほぼ電子化され、順番取りから会計までのワンストップサービスをも実現していると伝えた。
 記事は、医療サービス全体の情報化を進めたことで、患者が診察が受けやすくなる、医療データバンクの充実などで医療の品質が向上し、病院の作業効率も高まるという効果が生じたと解説している。そして、医療・管理・サービスという3つのラインのデジタル化を重視した日本の病院における情報化は、その理念、中身、深さで中国を大きくリードしており「その経験に学ぶ価値がある」とした。」
http://news.searchina.net/id/1621558?page=1
 <客観記事だが、日本へのレスペクトが・・。↓>
 「・・・天天快報は・・・「外国人から見ると驚きの日本」について伝える記事を掲載した。
 記事は、「日本人はごく当たり前と思っているようだが、外国人からすれば驚きの事象が数多く存在する」と伝えつつ24種類の画像と“驚き”を紹介。同記事では「日本では果物が非常に高額であること」を挙げている。確かに中国ではさまざまな種類の果物が栽培されているためか、果物が非常に安い。中国人が日本の果物の価格に驚くのも無理はない。
 続けて「日本人の識字率の高さ」を挙げ、国民の誰もが同じ言葉を話し、その言葉の読み書きが可能であることは世界的に見れば珍しいと指摘。日本は江戸時代のころから世界的に見ても高い識字率を誇っていたが、これは「日本が教育を重視する国だからではないか」と指摘した。
 また、飲食文化としては「ラーメンなどの麺類を大きな音を出して啜って食べること」、「クリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べる人が多いこと」も、世界的に見ると変わっている習慣だと主張。中国ではケンタッキーフライドチキンが人気であり、中国でも近年はクリスマスの習慣が広まりつつある。だが、中国人はクリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べることはないうえ、欧米人も同様に食べる習慣はないと言われている。
 さらに、日本人がフグを好んで食べることも外国人からすれば驚き以外の何ものでもないとする」
http://news.searchina.net/id/1621600?page=1
 <日本的経営もしっかりと評価。↓>
 「・・・捜狐は・・・「日本に人材リソース管理を学びに行く理由」とする記事を掲載した。記事は、今中国企業では人材リソースを管理する専門人材が求められていると紹介。日本には独特の管理制度があり、それを学びに行くことも有意義であるとした。
 そして、日本企業における人事管理のポイントについて「終身雇用制」、「年功序列制」、「企業内の労働組合制」、「企業文化」、「家族主義」、「教育研修」の6点から解説。終身雇用制の企業では、剰余人員が出た場合に生産拡大や新たな訓練を実施することで彼らを企業に留め、会社と従業員との間に「運命共同体」意識と持たせることができるほか、解雇される心配がないために従業員が心置きなく仕事に集中できるメリットもあると説明した。
 また、年齢や入社歴、作業経験をベースに業績や能力を加味した年功序列制度は、他企業に移ると蓄積がリセットされてしまうことから、従業員を会社に引き付けておくことが可能であると紹介。ポイントは、能力の査定も適切に行うことであるとしている。労働組合制度については、会社の幹部もかつては組合員としての経験を持っているケースが大半なため、労使間のコミュニケーションがスムーズになると紹介した。
 さらに、企業文化は企業内の世代交代をよりスムーズにし、会社の精神を後代に伝えやすくするものであるとし、会社と従業員による「親子のような関係」、従業員どうしの「兄弟のような関係」を構築することで、互いの絆を深めるとともに、相互補助を促進することにつながると説明している。
 記事は「近ごろ、経済のグローバル化により日本固有の制度が打撃を受け始めている。しかし、これらの制度はなおも大きな参考になると信じている」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1621560?page=1
 <これも客観記事のように見えるが、日本に行けキャンペーンの一環。↓>
 「・・・人民日報海外版は・・・日本政府による観光促進政策による影響について、中国人留学生の話を紹介する記事を掲載した。
 記事は、「移民政策や観光ビザ政策の調整は、留学生と密接に関わっている」とし、日本政府が今年に入って中国、インド、フィリピン、ベトナム、ロシアの5カ国に対する観光ビザ条件を緩和し、訪日観光客の増加を通じて消費促進を期す措置を取ったことを紹介。日本を訪れる中国人観光客が増えるにつれて、現地に留学する中国人学生は、少なからぬ影響を受けているとした。
 そして、長崎の大学に留学する中国人学生が、「2日に1度、多くの中国人観光客をたくさん乗せた客船が佐世保の港に来るようになった」と語ったことを紹介。5000円までの購入額が免税になることから多くの中国人観光客が買い物するようになり、「急激に増えた商品ニーズに対応すべく商店が値上げをしてしまった」としたことを伝えた。
 一方で、「中国人観光客の増加は少なからぬメリットももたらした」とし、銀聯カードを使ってコンビニエンスストアのATMからお金をおろす際に必要となる手数料が少なくなった、店舗が中国人通訳を求めるようになったことで中国人観光客がアルバイトをするチャンスが増えたといった点について紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1621574?page=1
 <日本の学生服に敬意を表しつつ、支那の学生服の歴史を紹介している。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国の学校で採用されている「ジャージ」の学生服は、まるで「麻袋」のようにダサいと批判し、なぜ中国では全国的に「麻袋」が学生服になってしまったのかと疑問を投げかけた。
 記事は、中国における「学生服」の起源は、紀元前770年から紀元前403年までの「春秋時代」まで遡ることができると伝え、当時勉学に励む人は一般の人びとと違った服を着用していたと紹介。さらに、清政府が1872年に学生を米国に留学させた際、馬掛という衣服と黒い帽子を制服として統一したと紹介したほか、中華民国も男性と女性のそれぞれの制服を定めたと紹介した。
 続けて、中国で全国的に「ジャージ」が学生服として採用されたのは1990年代からだと指摘し、ジャージが採用された背景には「1984年のロサンゼルス五輪で中国女子バレーが金メダルを獲得し、民族的な誇りを背景にジャージが流行した」ことが挙げられると紹介。また、「ジャージ」は生産が容易でコストも安く、色やデザインの変更が容易だったこともジャージ採用に拍車をかけたと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1621425?page=1
 <昭和研究に戦前の昭和が出てこない!。↓>
 「・・・温州商報は・・・「日本人をノスタルジックにさせる昭和時代はどのように作られたのか」とする記事を掲載した。記事は、第2次世界大戦終結後、日本は空前の繁栄期を迎えたと紹介。経済の急発展に加えて文化においても小津安二郎、黒澤明、高倉健、松田聖子、川端康成などといったヒーロー・ヒロインが続々と輩出された時代であると説明した。そして、この時代こそが歴史上における「昭和時代」であるとし、「今に至るまで、日本人はなおもこの時期に名残を抱いている」と伝えた。
 そして、高度経済成長ピーク期の、まさに「昭和」な日本の庶民生活について、2011年に公開されたアニメ「昭和物語」の中で見ることができると紹介。同作品の背景とされた1964年に代表される昭和の中期、後期の日本は人が生き生きとしていたと解説している。
 また、戦後育ちの子どもは戦争の痛ましい記憶や、廃墟から立ち上がろうとする苦難の光景を経験として持っておらず、「この世代から日本人はついに、何の憂慮もなく自分の夢を追求できるようになった」のであるとした。」
http://news.searchina.net/id/1621589?page=1
 <日本の特異性についてもしっかり勉強。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「日本人はなぜ、いまだにCDで音楽を聴いているのか」と疑問を投げかけた。
 記事は、音楽ソフトの売上に占めるCDとレコードの割合において、日本は世界平均の約2倍も高いと紹介。今でも日本ではCDがよく売れている理由について、日本では早くから「極めて独特な音楽市場」が生まれ、そして日本人も「変化を好まない性格」ゆえにCD市場が今なお存在するのだと分析した。
 そのうえで、CDが好まれる日本の「極めて独特な音楽市場」とは「CDレンタル」だと紹介。音楽CDのレンタルショップにおける実需のほか、日本人消費者はレンタルを利用することで「実物の音楽CDを欲しい」と思うようになると主張し、レンタルをきっかけにCDの購買につながるケースも多いと論じた。外国人からすると「不思議なシステム」ではあるが、CDを愛する日本では好ましいシステムとして受け入れられていると紹介した。
 また、「シングル市場がいまだに強い」というのも日本特有の傾向だという。これは、音楽そのものを聞きたいというよりも、アイドル応援の一環としてファンが購入するケースが多いためで、ファンの年齢層が高いと購買能力もさらに高まる傾向にあるとした。
 日本の音楽業界の今後について、記事は「日本でも遅かれ早かれ、若年層を中心にインターネットを通じたダウンロードやストリーミングに移行するだろう」と推測。だが、CD市場や携帯電話市場の独特さから「日本市場だけが『わが道を行く』という形になることもあり得る」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1621561?page=1
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太田述正コラム#8693(2016.10.26)
<プーチンのロシア(その6)>

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