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太田述正コラム#8678(2016.10.19)
<皆さんとディスカッション(続x3135)>

<ruru15>(ツイッターより)

 お砂糖のかわりに、ラカントもしくはエリスリトール。
 これは腸から吸収されない(らしい)天然の甘味料。
 コーヒーにこれを入れたら多少は違うと思われます。
 お家をお引越ししたのは知っている程度には、メルマガ読んどりますがな(笑

<太田>(ツイッターより)

 「「対局中ソフト使用、一切ない」三浦九段が反論…
 将棋ソフトを使って対局前に研究を行っていた…ノートパソコンやデスクトップパソコン、スマートフォンの全アプリを撮影した画像を提出…した…」
http://mainichi.jp/articles/20161019/k00/00m/040/013000c
 これじゃ黒。
 徹底抗戦しなかったしね。
 高畑と同じ。

<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 <昨>日のニュースウォッチ9での生前退位特集。
 皇室典範制定における伊藤博文対井上毅。議会における政府(伊藤博文)対南原繁。
 井上と南原と生前退位を認める主張だったという紹介だったが、ただの対立軸だけ紹介しかしなかった番組。
 井上と南原とウィキ見たら、おいおいこの話で出すなよこいつら!
 生前退位を認める理由が、ちゃうやろ!
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/南原繁
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/井上毅

⇒伊藤は1909年に暗殺されており、他方、南原が東大法を卒業したのは1914年で、両者があいまみえる機会はなかったはずだが、ハテ?(太田)

<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 ↑「対立軸だけしか紹介」で、過去のコラム見てて、エシュロン出てきました。
 懐かしい。
 最近報道含めて話題全くないよね。
 スノーデンのおかげ?

<七氏>

 そして、過去のコラム件もう1つ。
 産経新聞購読をやめろー!ということでしたが、産経新聞に金を落とすことを否定してたんですかね?太田さん。
 日経、読売、東京、朝日と購読ではなく見てた結果、政治・経済・文化・社会面とボリューム丁度いいので産経新聞で継続してます。
 論調は自民党ということは前提にしつつ。
 そうであればいいでしょ〜〜?
 
⇒At your own risk. Good luck!
 逆の立場の朝日については、そうは言わないところがミソ。
 つまり、非対称性riskってなワケ。
 ところで、どうでもいい話だけど、私の父親は、若い頃はクラシックで朝日新聞、高齢になってからは歌謡曲で産経新聞、だったな。(太田)

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 彼女、世界市民だから、特定の国の法律には縛られないようだねえ。↓

 「蓮舫氏は25年以上違法状態か 「二重国籍」で法相見解・・・」
http://www.sankei.com/affairs/news/161019/afr1610190004-n1.html

 沖縄で見つかったローマ時代の貨幣のAP電が出回っている。↓

 Roman coins ID’d in Japanese ruins, but their origin baffles・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/roman-coins-idd-in-japanese-ruins-but-their-origin-baffles/2016/10/18/6e092eb8-9592-11e6-9cae-2a3574e296a6_story.html

 習ちゃん、せっかく私の水準近くまで高まっていたところの、中共当局内での日本の女性の地位問題で、大幅後退?↓

 「・・・働いている女性の数は、男性とほとんど差がないものの、正規社員として働いている女性は少なく、その質には差がある。同期間の非正規社員のうち、女性が68%を占めていた。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1018/c94473-9128895.html
 「・・・今日頭条はこのほど、日本では女性の地位が決して高くないと主張し、日本の「女人禁制」について紹介する記事を掲載した。
 記事は、日本の映画などを見ても「日本人女性の家庭内における地位が高くないことが見て取れる」と主張したうえで、日本には「女人禁制」とされる場所が複数存在することは「非常に奇異である」と論じた。
 続けて、女人禁制の一例として、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素の1つである大峰山(おおみねさん)には宗教上の理由による女人禁制の山岳があることを紹介。また、日本の国技である相撲についても「これまで一度も大相撲の女性力士を見たことがない」と指摘。アマチュアでは女性力士は存在するものの、大相撲では女性は土俵に上がれないことになっていると紹介した。
 また記事は、日本では寿司は男性が握るものだと考えられてきたと紹介。近年は女性の寿司職人も増えつつあるようだが、「日本人男性は家庭内では妻が作る料理を食べるくせに、寿司は握らせないなんて女性蔑視ではないか」と疑問を投げかけた。」
http://news.searchina.net/id/1621097?page=1

 中共官民による日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <現在及び近未来の日本を高く評価する定番。↓>
 「・・・新浪はこのほど、多くの中国人にとって日本といえば「没落しつつある先進国」、「経済成長が止まった国」といったイメージがあるとしながらも、日本と中国の差を理解すると「中国人は沈黙せざるを得ない」と論じる記事を掲載した。
 記事は、日本が決して「没落しつつある先進国」ではない証拠として、トムソン・ロイターの「Top 100 グローバル・イノベーター 2015」に選出された日本企業は世界最多の40社に達したことを指摘。
 さらに英誌エコノミストが選出した15年のイノベーションの質に関する報告書では日本は世界3位だったことを伝え、「こうした調査や報告から分かるのは、日本のイノベーション力が大きく向上していることだ」とし、日本の大手企業はかつての家電産業から人工知能やバイオテクノロジー、ロボットなど新しい分野に参入し、そして同分野をリードするようになっていると論じた。
 そのほかにも記事は、日本の科学技術力が中国を圧倒的に上回る現状をさまざまなデータを用いて紹介したうえで、「日本の国内総生産(GDP)の増加が停滞しているのは、日本企業が工場をはじめ、資本や技術を国外に移転させているため」だと指摘し、中国のGDPには日本企業が創造した付加価値が含まれているが、日本のGDPには含まれないと伝え、日本は決して「没落しつつある先進国」、「経済成長が止まった国」ではないと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1621101?page=1
 <日本の研究開発力礼賛。↓>
 「・・・網易は・・・記事は、人類が長距離走の優秀選手になれる、すなわち持久力に長けた動物たりうる原因の1つが汗をかく能力にあると説明。汗の蒸発による身体の冷却能力に目を付けた東京大学の研究グループが、ロボットの性能向上を目指して発汗システムの研究開発を進めていることを伝えた。
 そして、このグループが3Dプリントした多孔性アルミ素材を用いたフレームを作り、その中を水が移動できるようにしたと説明。モーターの近い位置に「汗腺」を作っておき、激しい運動を行っている最中に「汗腺」から水を浸出させ、過熱した部分を冷却する仕組みを試みているとし、この方法が一般的な空気冷却方式よりも3倍ほど冷却効率が高いという測定結果が出たと紹介している。
 記事はさらに、この冷却システムが従来のラジエーターやパイプ、ファンといったシステムに比べ、省スペースで構築できるともした。また、このロボットが人間の腕立て伏せの動きを忠実に再現するの映像も紹介しており、ロボットがますます人間の動きに近づいていることを伝えた。・・・
 記事を見た中国ネットユーザーからは「大事なのは、彼らはそれを思いつくこと。われわれには思いつかない」との感想も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1621071?page=1
 <これもまあそう。↓>
 「・・・聯合早報は・・・「日本のサービス業が無人化に向かって邁進している」とする記事を掲載した。
 記事は、現在日本が「清潔第一」、「サービス至上」という2大「チャンピオン分野」をロボットの身に委ねようと尽力していると紹介。1980年代に生産ラインの人手が不足した日本の工場においてオートメーション化が積極的に進められたが、21世紀に入ってサービス業で人手不足が多く発生するようになり、清掃員や給仕係といった仕事をロボットにさせざるを得なくなっているとした。・・・」
http://news.searchina.net/id/1621102?page=1
 <定番の日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本に必ず行くべき10の理由」とする記事を掲載した。記事は、昨今ますます多くの中国人が日本を訪れる中で、「条件が許せば何度も行こうとする人が大部分である」と紹介。日本に興味がなかった人でも、1度行けば「この国に深く引き込まれる事になる」とした。
 そのうえで、中国人を魅了する日本の魅力について10点挙げて解説している。まずは、「礼儀の正しさ」だ。たとえ言葉が通じなくても丁寧に頭を下げ、親切な笑顔を見せ、他人の役に立とうと努力する態度は「観光客にとって心地よいものである」と説明した。これに関連して、「道に迷っても困らない」点も挙げている。
 また、新しいものに出会える点も日本旅行の魅力だという。グルメや商品、商業施設など、日本では毎日のように新しい物が生み出されているとした。また、ロボットの店員など、新たな科学技術に触れる事ができることも理由の1つとした。
 このほか、「グルメ」、「買い物」、「豊富なおみやげ」といった、消費関連の魅力についても言及。さらに、1人旅をしても全く問題ないほど治安がいいこと、都市ごとに異なる特色が打ち出されていること、夜景や農村など、絵画のような美しい風景が多数存在することも、日本に繰り返し行きたくなる理由であると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1621040?page=1
 <同様だが、やや「冷静」な記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本を訪れる前と日本にやってきて数年間生活してみて変化した、日本に対するイメージについて紹介する記事を掲載した。・・・
 記事は、日本に行く前の日本に対する印象として、「非常に規律を守る」、「環境保護を重視している」、「教育レベルが高い」、「静か」、「排外的」、「礼儀を重んじる」、「階級を重んじる」、「英語が下手」、「愛国的である」、「マンガが好き」、「アダルト産業が盛ん」という11点を挙げている。ポジティブなものもあればネガティブなものもあり、日本に対して特に偏ったイメージを持っていなかったことが伺える。
 そのうえで、この11点について印象がどう変わったかについて紹介した。規律については「習慣化している。ただ、誰かが守らないと、他の人も容易に破るようになる」との見方を示し、環境保護においても「確かに重視しているが、唯一の欠点はたばこの吸い殻をみだりに捨てることだ」と指摘している。
 一方、教育に関しては「文化のみならず、社会常識の教育もやっている」、静かさについては「話し声が小さいだけでなく、とても優しい」と評価し、排外的なムードは「思っていたほど深刻ではない。特に利害関係が絡まなければ、大部分の日本人は排外的ではない」と前向きに捉えた。
 このほか、礼儀は「相当重んじる」、階級意識は「敬語を除けば体験していない」、英語は「想像と違う。英語を使いこなす大学生はたくさんいるし、中国の学生よりレベルが高い。ただ、発音は悩ましい」、愛国は「そんな話をする若者はとても少ないのは、想定外だった」、マンガは「全く認識違い。マンガの事を知らない学生が多い」、アダルト産業については「そんなに儲かっていない印象。そして、中国のネットみたいにどんな話題でもエロを持ち出すような輩がいない」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1621100?page=1
 
 朝鮮日報は、その後も、せっせと日本礼賛に励んでおるよ。↓

 「・・・日本でタクシーに乗っていたときに、運転手も道が分からなくなったことがある。「分かる人に携帯電話で尋ねたらどうか」と言うと、運転手は「運転中に電話をすることはできません」と言って拒否し、駐停車ができる場所に行って初めて電話を手にした。日本のタクシードライバーは皆制服を着ており、中には制帽をかぶっている人も多い。これは単に外見を整えるだけでなく、責任感を持たせる一種の仕組みだ。安全に責任を持つべき客が多いほど、運転手が守るべき義務も増える。また路線バスの運転手は乗客が席に座るか、立っている場合でもつり革を握るのを確認してから「発車します」と言ってアクセルを踏み、走行中は車線を変えない。これは日本のどこでも普通に見られる光景だ。
 運転手の義務は時間通り安全に目的地に到着することだが、時間と安全のどちらか一方を選ばねばならないとき、先進国では安全を選ぶ。日本では長距離路線バスにスピードの出し過ぎを抑えるリミッターがないという。これは運転手を信頼しているからだ。そのため時速140キロ以上で走ることも可能だが、そんなことをするバスはなく、一つの車線で制限速度を守りながら走行する。生活に余裕があるからではない。普段からしっかりと教育を受けているからだ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/18/2016101801185.html
 <これは日本礼賛記事じゃないが、日本に対するコンプレックスが二重に感じられる記事だ。↓>
 「・・・韓国紙、中央日報(電子版)によると、インターネット上で最近、「韓国出身のノーベル賞受賞者」が頻繁に検索されているようだ。1987年に化学賞を受賞したチャールズ・ペダーセン氏(1904〜1989)のことである。
 同紙の報道によれば、ペダーセン氏についてノーベル賞委員会のホームページは「1904年10月3日釜山生まれ」と略歴を記しているという。当時は大韓帝国の時代で日韓併合前だったが、受賞当時の国籍は米国だ。 
 ペダーセン氏はノルウェー人の父と日本人の母の間に生まれたという。海洋エンジニアの父親は当時英国が掌握した大韓帝国の釜山税関に就職。その後、平安道で雲山鉱山が開発されると、そこに移った。母親は貿易業だった家族のため朝鮮半島に移住していた。ペダーセン氏の両親は彼が8歳になった年に長崎の修道院学校に行き、韓国を離れた。
 その後、ペダーセン氏は化学工学を専攻し、米マサチューセッツ工科大(MIT)などで学び、「クラウンエーテル」という新しい有機化合物を合成する方法を発見し、87年にノーベル化学賞を受賞した。
 同紙の見出しは「韓国出身のノーベル賞受賞者をご存じですか」。だが、どう見てもペダーセン氏は韓国人ではない。生まれは韓国だが、幼少のころの一時期に滞在していたに過ぎない。・・・」
http://www.sankei.com/west/news/161018/wst1610180053-n1.html

 網羅的調査じゃないが、その韓国、世界一の飲ん兵衛であるようだね。↓

 Koreans 'Take in Most Calories from Alcohol in the World'・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2016/10/18/2016101801011.html

 ホンネとは限らんで。↓

 「調査結果は大統領と逆? フィリピン国民、中国より米国・・・
18歳以上の1200人に対面調査し、「とても信頼している」と答えた割合から、「ほとんど信頼していない」割合をひいた指数は、米国が66で最高、中国はマイナス33で最下位だった。」
http://www.asahi.com/articles/ASJBL671HJBLUHBI02J.html?iref=comtop_list_int_n03

 皇室典範に相当するルールがタイにはないのね。↓

 「タイ新国王、月内にも即位 暫定首相が表明・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H7U_Y6A011C1000000/?dg=1&nf=1

 候補者がトランプでさえなかったら、今回の米大統領選、ほぼ確実に共和党候補の勝利だった、とさ。↓

 ・・・the Republican party might have been well ahead in the race for the White House in 2016, had Donald Trump not been their candidate.・・・
https://www.theguardian.com/us-news/2016/oct/17/poll-republican-party-could-win-another-candidate-donald-trump
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太田述正コラム#8679(2016.10.19)
<植民地史を改竄した英国(その2)>

→非公開

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