太田述正コラム#8668(2016.10.14)
<皆さんとディスカッション(続x3130)>

<太田>(ツイッターより)

 ノーベル文学賞はボブ・ディランに決まったけど、発表の4分後に彼の日本語ウィキペディアを覗いたら、もうそのことが、ノーベル賞受賞者用フォーマットでちゃんと書かれていた!
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%B3
 彼、ユダヤ人なんだね。
 詳しい人の蘊蓄を聞かせてもらいたいところだ。

 「自民党は2012年にまとめた自民党憲法改正草案の取り扱いについて「その時点での歴史的な公式文書」と説明する方針を固めた。撤回はしないものの、保守色の強い条文の一部棚上げに余地を残す表現で、他党と柔軟に憲法改正協議に臨む姿勢を示す。 …」
 政権回復用に作った見せ金憲法草案をお蔵入りさせて、憲法9条改正をネグろうとしているわけだ。
 自民党は国家利権分配を生業とする政治屋の集団であり、自身、首相を長くやること(だけ?)を至上命題としている安倍チャンの下で、政権政党の座を死守、恒久化すべく奸智を尽くしてるのは壮観。
http://mainichi.jp/articles/20161014/k00/00m/010/145000c

<太田>

 関連記事だ。
 野田前首相の撒き餌に食らいついた安倍チャン。↓

 「安倍晋三首相、二重国籍問題の民進・蓮舫代表に「国民に証明の努力を」 自民・小野田紀美参院議員との違い強調・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%99%8b%e4%b8%89%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%80%81%e4%ba%8c%e9%87%8d%e5%9b%bd%e7%b1%8d%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%ae%e6%b0%91%e9%80%b2%e3%83%bb%e8%93%ae%e8%88%ab%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e3%81%ab%e3%80%8c%e5%9b%bd%e6%b0%91%e3%81%ab%e8%a8%bc%e6%98%8e%e3%81%ae%e5%8a%aa%e5%8a%9b%e3%82%92%e3%80%8d-%e8%87%aa%e6%b0%91%e3%83%bb%e5%b0%8f%e9%87%8e%e7%94%b0%e7%b4%80%e7%be%8e%e5%8f%82%e9%99%a2%e8%ad%b0%e5%93%a1%e3%81%a8%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84%e5%bc%b7%e8%aa%bf/ar-AAiSEkp?ocid=iehp

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 まだ、小泉元首相が、自身の作・演出の小泉劇場を続けてるってこと。↓

 「編集部員も泣いた!「小泉純一郎の弔辞」全文掲載・・・」
http://news.infoseek.co.jp/article/president_20387/

 これくらい時間を置いてから「反論」することも、和解「契約」内容に含まれてたんだろな。↓

 「高畑裕太「レイプ事件」被害者女性が初告白! あの夜起こったすべてのこと・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12143566/

 日本のキャラ弁を紹介する長文記事。↓

 Japanese moms spend hours making their kids' school lunches・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/the-japanese-art-of-making-school-lunch-and-not-a-pbandj-in-sight/2016/10/11/86df545e-84c5-11e6-b57d-dd49277af02f_story.html?hpid=hp_hp-cards_hp-card-world%3Ahomepage%2Fcard

 中共官民による日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <焼き直し記事だが、現在から近未来にかけての日本の礼賛。↓>
 「・・・百度百家は・・・日本経済は一見すると「何の勢いも感じない」ものの、実は見えないところで「力を凝集している」と説明しており、その凝集された力は「非常に恐ろしい」と主張している。
 記事は日本経済が人知れず凝集させている力の1つとして科学技術分野を挙げている。例えば、2001年から05年が対象となった「科学技術基本法」の第2期基本計画で、日本は50年間で30人程度のノーベル賞受賞者を輩出することを目標に掲げたが、日本人のノーベル賞受賞者は01年以降ですでに16人に達していることを紹介。
 さらに、ノーベル賞受賞者の数から見ても、「科学技術基本法」は非常に力のある政策であるという見方を示し、イノベーション国家を目指す日本が16年から2020年を対象として推し進める第5期基本計画の効果にも警戒心を示した。
 また記事は、日本企業は衰退などしておらず製品を構成する重要な部品を供給するメーカーとしていまだに高い競争力を有している点や、ロボット技術の研究開発における投資は将来に「非常に大きなリターンを見込める」ことにも言及した。」
http://news.searchina.net/id/1620764?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の農村部の写真を数多く掲載したうえで、日本と中国の差は「農村」を見れば分かると伝えた。
 記事は、世界のどの国においても「富裕層と貧困層が存在する」と指摘する一方、貧困層の生活ぶりを見れば、その国や社会の発展度合いが分かると指摘、「農村部こそ1つの社会を判断するうえで良い基準となる」と論じた。
 続けて、日本を訪れたことのある中国人ならば「日本の都市部が清潔であることを知っているはず」としながらも、実際の日本は「都市部のみならず、農村部も非常に衛生的で清潔」と指摘し、こうした清潔さが社会全体で成り立っている背後には高い民度があると指摘した。また、日本の農村部に住む人びとは都市部と何ら変わらない暮らしを享受できると指摘し、自然環境のすばらしさから「むしろ都市部よりも快適かもしれない」と主張した。」
http://news.searchina.net/id/1620767?page=1
 <これもまたそう。↓>
 「・・・南方財富網は・・・「東京ではどうして渋滞が起きないのか」とする記事を掲載した。東京で渋滞が起きないはずはないのだが、北京や上海といった中国の大都市における絶望的な渋滞の経験者から見ると「東京では渋滞はない」ということになるのだろう。
 記事はまず、東京で渋滞が起きない理由について、維持費や駐車場代の高さ、鉄道を中心とした非常に便利な公共交通システムが発達していることや、メンツのために自動車を買う風潮がないことから、都内を走っている自動車の台数自体が少ないと説明している。このあたりは、よく見かける論理であり、確かに的を射たものだろう。
 記事はこのほかに、幹線道路に繋がる小さな道路が、毛細血管のごとく張り巡らされている点にも注目。中国とは異なり、大きな幹線道路が小さな道路によって接続されており、これらの道路が幹線道路の激しい渋滞を防ぎ、ある程度の速度で走行できる状況を作り出していると解説した。
 大きな国道や県道の「抜け道」として市道レベルの道路が整備されており、1カ所に交通量が集中するのを防いでいる点は、確かにありそうだ。ただ、その「抜け道」が住宅街の中の生活道路となると、地域住民の安全を脅かす問題が生じることになる。
 記事はさらに、1970年代ごろの「交通戦争」と呼ばれる時代を経て、ドライバーの運転マナー改善が積極的に進められたことも、日本の大都市でスムーズな自動車交通が確保されている一因であると紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1620768?page=1
 <これもまたまたそう。↓>
 「・・・捜狐は・・・「日本卓球の打倒中国という野望は実現するか」と題して、日本卓球界の今後を予想する記事を掲載した。
 記事は、日本は2020年の東京五輪で中国卓球に勝利することを目指していると主張。「格差を受け入れたうえで研鑽し、勝利の方法を考える日本人」が「怖い」と吐露している。
 本当に日本が中国を超える可能性はあるのだろうか。記事は12年のロンドン五輪以降を振り返り、「日本の卓球界は長足の進歩を遂げ、全体的にパワーアップしている」と指摘。「日本サッカー界のような、一歩一歩着実に上を目指す国民性」と述べたほか、レベルの高い卓球用具メーカー、さらに優秀な育成方法を評価したうえで、日本卓球界の将来性を高く評価した。」
http://news.searchina.net/id/1620739?page=1
 <で、これも定番の日本に行ってこいキャンペーン。アルバイトのススメという点では目新しい。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本留学におけるアルバイトについて紹介する記事を掲載した。記事は日本に留学する多くの学生は、経済的な負担を減らすと同時に、自身の経験を積む、日本語の練習をするといった目的により、「学校で勉強しながら仕事をする」スタイルを選択していると紹介している。
 そのうえで、日本における留学生のアルバイト事情について説明。コンビニエンスストアや飲食店がメインであること、入管法によって週28時間までしか働けないこと、時給は都市部で900円前後、特殊技能があれば、さらに数百円高くなるケースもあることなどを伝えている。
 また、飲食店でアルバイトする場合には「出来る限り個人経営の飲食店を選ぼう」とし、窮屈なルールがなく、人情もあるうえ、まかない飯が食べられる可能性もあるとその理由を説明。いずれにせよ、仕事の性質や内容をしっかりと理解したうえで応募することが肝要であるとした。・・・
 <そして、>「日本人への接客には敬語が必須。最初は慣れないかもしれない。でも、アルバイトの経験はプラスになる。自らの努力で給料を得る感覚はいいものであり、仕事の中から日本人のサービス業の精神を理解することもできるのだ」としている。」
http://news.searchina.net/id/1620769?page=1

 これは、綜合的にはまだ日本の新幹線の方が上とした先般の記事への内ゲバ的「反論」か。↓>
 「中国高速鉄道は新幹線より「安く、早く、安定性も高い」・・・」
http://news.searchina.net/id/1620778?page=1

 これは、習ちゃんの心、記者知らずの勉強不足記事。
 (エンドルフィン等の脳内量の客観的な比較ならともかく、主観的幸福度なんて、国際比較に馴染まない。また、自殺は、宗教的禁忌のない日本における主体的選択肢、という面がある。)↓

 「・・・今日頭条は・・・多くの外国人は「日本は安全かつ衛生的で、おいしい食べ物も多い住みやすい国」だと認識し、日本人を羨ましがっているというのに、なぜ日本人は幸福感を感じていないのかと疑問を投げかけている。
 記事は、国連の「世界幸福度報告書」で、日本人の幸福度が決して高くないことは「安全な食べ物と清潔な環境、安心できる治安と整備された社会福祉があっても、日本は必ずしも幸福ではないことを意味する」と主張。日本人が幸福感を抱いていないという現状は「驚くべきこと」であると論じた。
 続けて、日本人の性生活が淡白になっているという調査があることのほか、日本は世界的にも知られた自殺大国であることを指摘。また個人の幸福感は社会の平等さと関係があることを伝え、日本は近年貧富の差が拡大しているうえ高齢化も進んで若年層の負担が増していることを伝え、「日本の若い世代は将来に希望を持てなくなっている」と指摘。「日本は安全かつ衛生的で、おいしい食べ物も多い住みやすい国」であるにもかかわらず、日本人が幸福感を感じていないのはこのような要因によるものではないかと考察している。
 <よく分かっとる中共人民もいるようね。↓>
 記事には、中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「日本人はストレスを溜め込みすぎだ。たまには発散させることも必要だ」という意見のほか、「中国は環境も教育も医療も食べ物の安全性も日本に劣っている。中国人は最高に幸せだ」と、中国の現状を暗に批判すると同時に、日本より劣悪な環境でも幸せに生きている人はいるとの見方を示すコメントもあった。」
http://news.searchina.net/id/1620762?page=1

 クリントンは当確一歩手前で止まったまま。トランプの獲得予想選挙人数は増えている!↓
https://ig.ft.com/us-elections/polls

 この時期にクリントン批判のコラムを書くのはさぞ勇気がいったことだろうが、これ読んで、私は、むしろ、クリントンを見直したねえ。
 彼女、反カトリシズム、反福音主義キリスト教、なのね。↓

 ・・・The hostility to people of faith here is simply breathtaking. Apparently when Clinton aides speak in private, their basket of “deplorables” includes faithful Catholics and evangelicals who believe in the sanctity of human life.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/hillary-clinton-is-a-threat-to-religious-liberty/2016/10/13/878cdc36-9150-11e6-a6a3-d50061aa9fae_story.html?utm_term=.550046b055c9

 面白ーい。↓

 「「仏人にテーブルマナー教えた」 ポーランド副国防相の発言が物議・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12141853/
 <記事中に登場するアンリ3世がまた面白い。↓>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA3%E4%B8%96_(%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%8E%8B)
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太田述正コラム#8669(2016.10.14)
<またまた啓蒙主義について(その16)>

→非公開