太田述正コラム#8646(2016.10.3)
<皆さんとディスカッション(続x3119)>

<太田>(ツイッターより)

 事業の失敗で巨大な損失を蒙り、爾後18年間に渡って連邦所得税が免除されうる内容の、トランプの所得申告書の写しを入手し、記事にして公開したNYタイムスは、公共の利益を主張するだろうが、編集長が、入手元ともども、$5000以下の罰金又は5年以下の懲役に処せられる惧れがあるんだと。
https://www.washingtonpost.com/news/the-fix/wp/2016/10/02/the-new-york-times-risked-legal-trouble-to-publish-donald-trumps-tax-return/?hpid=hp_hp-cards_hp-card-politics%3Ahomepage%2Fcard
 トランプが所得税を払っていない可能性はクリントン等から指摘されてきたところ(上掲)、むしろ、それが合法的なことであったことが裏付けられトランプは助かったと見るべきか、それとも、トランプの事業家としての無能さの証明になるのか、微妙ね。

<太田>

 関連記事だ。↓

 <トランプ支持者達は意に介さず。↓>
 US election 2016: Trump 'a genius' if he paid no taxes - allies・・・
http://www.bbc.com/news/election-us-2016-37533263
 <現在のbetは、クリントン勝利4分の3。つまり、トランプが勝つ可能性は4分の1。↓>
 Trump vs. Clinton: Who’s Winning Today’s Forecasts of Who Will Win the Election?・・・
 Chance of a Clinton victory: 74%・・・
http://www.slate.com/articles/news_and_politics/politics/2016/09/trump_vs_clinton_who_s_winning_today_s_forecasts_of_who_will_win_the_election.html

<太田>(ツイッターより)

 「…「ヒトラーは300万人のユダヤ人を虐殺した。(フィリピンに)麻薬中毒者は300万人いる。私も喜んで殺したい」と発言<した>…比大統領<は>「ユダヤ人社会に心から謝罪」…<したが>、「謝罪するのはユダヤ人社会に対してだけ。欧州連合(EU)の弁護士や人権団体よ、ふざけるな」と、麻薬捜査を問題視する団体をののしった。…」
http://www.asahi.com/articles/ASJB27FVQJB2UHBI01L.html?iref=comtop_list_int_n03
 同意。
 比国民の熱望に応えただけの自分(ドゥテルテ)の麻薬関係者少量虐殺は、当時の欧州人達の熱望にヒトラーが応えただけのユダヤ人大量虐殺と似たようなもんだ、とまで言うのはあえて求めないが…。

<ptsdqQFg>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「ロッテ、ミサイル基地建設と引き換えに逮捕回避の憶測・・・」
http://blogos.com/article/192453/
 なかなかやりますなー。
 政府にはゴルフ場を差し出し、世論には「日本人に経営権を乗っ取られる」と訴える。

<太田>

 関連記事だ。
 韓国経済は非常事態。韓国政府は、ロッテをいたぶってるヒマはなさそうだ。↓

 「社説】半世紀続いた輸出立国、崩壊を食い止めよ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/03/2016100300593.html

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。
 
 書き方が心憎い。↓

 「豊洲問題で変わり身 小池都知事に慎太郎氏“命乞い”の魂胆・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12089333/

 暇つぶしにはもってこいの記事。↓

 「異説ありルイ14世 「絶対王政」はイメージ先行?・・・」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12587851.html?rm=150

 私の、ブラウザの関連付けのトラブル、恐らく原因はこれね。↓

 「Windows 10 Anniversary Updateの累積的アップデートでトラブル発生・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/other/windows-10-anniversary-update%E3%81%AE%E7%B4%AF%E7%A9%8D%E7%9A%84%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E7%99%BA%E7%94%9F/ar-BBwUIiw#page=2

 中共官民による日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <習ちゃんが、中共人民の対日歴史認識を変えるキャンペーンを本格化させたようだ。
 ちょい、急ぎ過ぎてない?
 何かあったんかしら。心配だわ。↓>
 「・・・捜狐はこのほど、「日本は30年以上にわたって中国に対して3兆円以上の援助を提供してきた」と紹介する記事を掲載し、日本の対中ODAについて紹介している。
 記事は、日本は「中国が戦後に遂げた発展を支援した国の1つ」であると指摘し、中国に資金を提供し、当時の中国にとってもっとも不足していた技術を供与したきたのは日本であると指摘。一方、日本がこれまでに行ってきた中国への援助の実態については「多くの中国人は知らない」と紹介した。
 続けて、中国が諸外国から得た援助の60%以上は日本からの援助であるとし、上海市や北京市が空港を建設する際にも日本からの援助が投じられたと紹介したほか、蘭州市、武漢市、西安市などの空港も同様に日本の援助が投じられていると指摘。そのほかにも中動く国内のインフラ整備、汚水処理施設、地下鉄建設、水力発電所など、「日本の援助が存在しないプロジェクトなどないほどだ」と論じた。
 さらに記事は、日本が対中ODAを実施してきた意図について、一部で「中国が戦後の賠償請求を放棄したことに対する感謝の気持ち」、「日中貿易における需要が存在したため」などといった見方があることを指摘する一方、重要なのは「日本の援助が改革開放後の中国の発展を支えたということ」だと指摘。中国人読者に向けて、日本が行ってきた援助の実態を良く知るべきであるとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1619993?page=1
 <これなんか、露骨過ぎだい。↓>
 「・・・一点資訊はこのほど、インドで「反中映画」が公開されたことを紹介。「盲目的な愛国主義は実に愚かだ」と主張する一方で、その描写を通じて「日本人が抱く気持ちが分かった」という。
 中国が抱える各国との摩擦は多岐にわたる。国内における生産能力の過剰を背景に、だぶついた鉄鋼製品を安価で世界中に輸出し貿易摩擦を起こしたり、領土をめぐる係争も多く抱えたりしている。日本とは尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐって対立しているほか、南シナ海問題でも中国は埋め立てを強行し、その強引な態度には世界から批判の声があがった。また、9月上旬には中国人民解放軍がインドが主張する実効支配線を超えてインド側に侵入していたことが問題視されている。
 摩擦が増え問題が増えると中国に対する国民感情が悪化してもおかしくはない。それはインドも同様のようだ。中国メディアの一点資訊はこのほど、インドで「反中映画」が公開されたと伝えた。
 記事はまず史実である1962年の中印国境紛争を取り上げ、同紛争の結果として中印両国の関係が悪化し、「インド政府はインド国内に中国に対する敵意に満ちた言論をばらまき、中国を邪悪な国家として作り上げ、インド人の心の中に敵対心を植え付けた」と主張。こうした敵対心が反中映画誕生のきっかけとなったとした。
 続けて2016年1月にインドで公開された「Moondreaam Ullaga Por」というアクション映画を紹介。同映画の舞台は2025年に始まったとする戦争で主人公はインド人兵士、中国は敵として描かれている。記事はこの映画に登場する中国人は態度が非常に悪く、まさに悪役という表現がぴったりな描写であることを紹介。あわせて反中映画について「盲目的な愛国主義は実に愚かだ」と批判した。
 一方で、その描写についてまるで「中国における抗日ドラマ」に登場する日本兵のようだったとし、「インドの反中映画で感じた違和感と滑稽さと同じものを、日本人は中国の抗日ドラマから感じているに違いない」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1619964?page=1
 <日本ベタボメ記事。「米国の支援」と「軍事面に資金を投下せず、経済面にのみ注力できたこと」には言及して欲しくなかったな。↓>
 「・・・北京時間はこのほど、日本は国土が狭く、人口も中国より圧倒的に少ないうえに資源も乏しい国でありながらも、長きにわたって世界第2位の経済大国に君臨していたのは「尊敬に値する」と伝える記事を掲載した。
 記事は、日本が「資源の乏しい国」であることを指摘し、石油や天然ガス、石炭などのエネルギー資源のほか、銅をはじめとする非鉄金属資源のほぼすべてを輸入に依存していることを紹介。資源を輸入し、付加価値の高い工業製品を作り、世界に向けて輸出することで世界第2位にまで上り詰めたと指摘、中国より不利な条件のもとで経済成長を遂げた日本は「尊敬に値する」と論じた。
 続けて、日本経済が発展を遂げることができたのは「勤勉な国民性」、「米国の支援」、「技術と教育を重視する環境」、「軍事面に資金を投下せず、経済面にのみ注力できたこと」などの要素が挙げられるとしたうえで、こうした要素の積み重ねによって今では日本経済は多くの産業で独占的な地位を確立するに至ったと論じた。
 また記事は、中国も経済成長の点では世界が驚くほどの成果を挙げたとしながらも、まだ経済強国とは呼べる水準にはないと指摘。中国が本当の意味で経済強国となり、質の高い経済を確立するためには日本を始めとする経済強国から素直に学ぶ必要があるとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1619966?page=1
 <日本人の健康な生活様式を賛美。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「全世界で最もスリムなのはなぜ日本人なのか」とする記事を掲載した。記事は、WHOの報告で日本は世界の中で肥満率が最低レベルとされたと紹介。その一方で、著名な医学雑誌「ランセット」では、日本人の運動に対する積極性が世界平均水準を下回っているとされたことを伝えた。そして、「どうして運動に積極的ではない日本人が世界で最もスリムなのか」と疑問を提起、「その答えは独特な日常の生活習慣と国情にあるのだ」としている。
 まず、食事の習慣について言及。カロリーの低い食事である一方、1日に30品目摂取が提唱されるなど、多くの食材を少しずつ食べる習慣があるとした。また、懐石料理に代表されるような「腹八分」の考え方、朝食の重視といった要素が、食事の面から日本人をスリムにしていることを説明した。
 次に、外出する際の習慣について解説。西洋人に比べて散歩や自転車に乗ることを好む傾向や、「タクシーに乗るのはとても贅沢」という観念があるため、「タクシーで8分、歩いて30分なら歩くことを選択する」とした。また、通勤時間が長いことで徒歩、電車への乗車、立ってバランスを取ることによるカロリー消費が看過できないレベルであること、しかも、日本には坂道が多く、歩くだけでも運動強度が高めになることも挙げている。」
http://news.searchina.net/id/1619963?page=1
 <(人間主義の一環であるところの、)日本人の、生きとし生けるものをとことん活用する精神を称賛。↓>
 「・・・農村網は・・・「日本の農作物はどうして様々に姿を変えることができるのか」とする記事を掲載、柿を例に日本の農業における高付加価値製品の開発ぶりについて紹介している。
 記事は、中国では柿は安値で取引されるため農家が収穫せずに放置する、保存期間が短いために生産地周辺でしか消費できない、などといった問題があると指摘。また、個人的に干し柿を作る以外に柿の加工品も開発されていない状態であると伝えた。
 一方日本では、干し柿はもちろんのこと、ジュースやチップス、ゼリー、柿酢などといった加工食品以外にも、柿渋による染物、染髪製品、化粧品、殺菌・消毒・防臭製品、さらには工芸品や美術品の分野にまで柿が利用されていると説明した。
 また、中国では香味野菜として調理に用いられる程度である生姜についても、日本では飲食業が生姜料理コースを開発したり、健康食品業界がダイエット食品として活用したり、日用品業界でも生姜成分を配合した育毛剤やケア用品を製造したりと、多種多様な製品やサービスを開発していると紹介した。
 そして、「日本における生姜製品の開発、生姜文化の促進といった経験に学び、これを導入して、国内で生姜製品ブランドを樹立できれば、国内市場のみならず国際市場への進出も可能となり、生姜産業の大きな基盤を作ることができるのだ」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1619642?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「農村人がブタのエサにしている葉っぱが、日本では健康食品扱いされている」とする記事を掲載した。記事は、サツマイモの葉について「1毛(0.1元、約1.5円)で籠いっぱい買えてしまう」ほどの安値で、基本的にはブタのエサにされてしまうと紹介。その一方で、「農村の人間でも食べないような葉っぱが国外では喜ばれており、日本では健康食品と見なされている」とした。
 そして、ニンニクと一緒に炒める、卵焼きの中に刻んだ葉を混ぜる、小麦粉と合わせてチヂミ風にするといった調理法を紹介。サツマイモの葉はヘルシーかつ栄養豊富で、免疫力の向上や貧血防止にも役立つ食品であると説明するとともに「どうやらこれまで、本当に無駄遣いをしていたようだ」とし、健康志向が高まる中で再評価すべき食品の1つであることを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1619471?page=1

 久しぶりに出ていた、念的瞑想のススメだ。↓

 How Meditation Changes the Brain and Body・・・
http://well.blogs.nytimes.com/2016/02/18/contemplation-therapy/?contentCollection=smarter-living&hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=second-column-region®ion=top-news&WT.nav=top-news&_r=0
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太田述正コラム#8647(2016.10.3)
<またまた啓蒙主義について(その5)>

→非公開