太田述正コラム#8632(2016.9.26)
<皆さんとディスカッション(続x3112)>

<太田>(ツイッターより)

 オバマを除く米歴代大統領のIQをそれぞれの伝記、演説、著作から推計した結果、下から、グラント、モンロー、ハーディング、ブッシュ(子)、アンドリュー・ジャクソンの順になった。ブッシュで米大学生平均並だとさ。
http://us-presidents.insidegov.com/stories/5392/least-intelligent-presidents?utm_medium=cm&utm_source=outbrain&utm_campaign=i3.cm.ob.dt.5392
 成程と思える部分もあるが…。

 「ソウル…地検は…ロッテ…の…重光昭夫…会長の逮捕状を…請求した。……請求しても裁判所<に>…却下される場合も多い<が、>…検察が…昭夫氏を起訴する意志は固いとみられ…武雄氏や宏之氏も在宅起訴に踏み切る方針…。」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H1L_W6A920C1MM0000/?n_cid=NMAIL001
 面白くなってきたね。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 日本のゲーム産業の現状と近未来を描いた記事だ。↓

 Japan gaming: Jumping to the next level--The industry looked to its home market for growth but now it is designing for a global audience・・・
https://www.ft.com/content/ea4a5130-80a9-11e6-bc52-0c7211ef3198

 難民問題を欧州とは違ってこの程度しか抱えていない日本は恵まれとるねえ。↓

 「クルーズ船訪日客の失踪、福岡・長崎で計34人・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160925-OYT1T50084.html?from=ytop_top

 アイドル創作のお伽噺と受け止めたな。↓

 「アイドル術は受験勉強に通じる? 全国模試E判定だった地下アイドルが東大生になるまで・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12063068/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群です。

 <日本の水道行政を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条・・・は「日本の水道水」に注目、その水質を「非常に良い」と絶賛すると同時に、日本において世界最高レベルの水質管理が行われている点について説明している。
 記事は日本滞在の経験がある中国人の見解として、「日本の水道水の水質は非常に良い」と称賛。後に米国に生活基盤を移してからは「この認識がさらに深くなった」と日本の水道水を絶賛した。
 さらに日本の水道法は「120種類の農薬」に対して規準が定められており、これは「世界最多」であると指摘。中国は19種、米国は16種、カナダは24種の農薬に対して規準が定められているが、日本はこれらを全部合わせた数の2倍以上の種類の農薬に基準が定められていると説明、「史上最も厳格な農薬指標といっても過言ではない」と日本の水質規準の高さを絶賛した。」
http://news.searchina.net/id/1619452?page=1
 <習ちゃんは、日本車の推奨で特にトヨタをご指名。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事によれば、アフリカに伝わるジョークとは、ある母親が子どもに「神様はどこに住んでいると思う?」と聞くと、子どもは「神様がすべてのモノを創造したのであれば中国に住んでいるに違いない。なぜならモノはすべてメード・イン・チャイナだから」と答えたというものだ。
 これはアフリカでも・・・メード・イン・チャイナがあふれているにも関わらず、アフリカで儲けることに成功しているのは日本の自動車メーカーだと主張。例えばケニアでは、路上を走っている自動車の95%は日本車であり、その80%以上はトヨタだと説明を加えている。
 記事はまたアフリカ人の給与水準から見て日本の中古車の価格は非常に魅力的であると説明、一方で中国メーカーの自動車を見かけることは少ないとも指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1619417?page=1
 <日本の人間主義文明そのものの礼賛。↓>
 「・・・快報はこのほど、日本の文化に震撼させられ、感動したという中国人の手記として、「中国人がいかに雑に生きているか」を説明し、日本の至る所に見られる細部の美しさに日中の差を感じると伝えている。
 記事が挙げた「細部の美しさ」とはつまり、細やかな配慮ということだ。例えば、食品であれば、消費期限が表示されており、いつまで安心して口にできるか一目瞭然だ。また、「交通面」では、新幹線や地下鉄、バスなどの運行時間にほとんど誤差がなく、遅れが生じないことを称賛したほか、地下鉄では利用客にとって分かりやすい親切な案内板があることを称賛した。
 さらに「公共の安全面」では、防災倉庫や避難場所が「どこにでも」存在していて、避難指示ルートがすでに確立されていることを指摘。さらに、日本では子どもへの配慮も充実していると指摘し、駅やデパートなどにある手すりは二段式となっていて、低い方は子ども用として設置されていること、公共施設などにはベビーカーの駐車スペースもあるうえ、トイレ内には子どもを座らせる椅子も常備されていると驚きを示した。
 そして記事は、日本のお年寄りや障がい者への配慮についても驚かされると指摘し、公共の場所はバリアフリー化が進んでおり、駅には点字の切符販売機までもあると伝え、社会が障がい者を受け入れていると紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1619416?page=1
 <日本女性の「美徳」をダシに、中共の女性に意識改革を促している。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国で一般的に考えられている「日本人女性と中国人女性の違い」について論じる記事を掲載した。
 記事は、日本人女性と中国人女性は「結婚後」に大きな違いが生じると指摘。例えば、「日本人の妻は夫を励ますのが上手で、疲れて帰ってくると“お疲れ様”とねぎらってくれるが、中国人妻の場合は疲れて帰ってきても“どこでのたれ死んだかと思った”と悪態をつく」のだという。また、「日本の母親は結婚する娘に対し、夫に尽くし義理の親に孝行するよう教えるが、中国の母親は娘に対して、夫の財産をすべてコントロールするように教える」と、日中の違いを強調した。
 また結婚相手に関しては、貧乏でも同世代の同国人を選び、ともに頑張ろうとする日本人女性と対照的に、中国人女性にとっては「玉の輿婚」や「外国人との結婚」がステータスであると指摘。愛よりも経済力やメンツを優先して相手を選ぶためか、「中国人女性には不倫も多い」と主張した。・・・
 また記事は、「日本人女性は男性に対して寛容だが、中国人女性は自分にだけ寛容」とも主張している・・・」
http://news.searchina.net/id/1619424?page=1
 <読み方に注意しなければいけない記事。
 最初の部分は、日本に「再び世界の一極となる」気概を持てと呼びかけたもの。↓>
 「・・・中華網は「中日の争いは一体何の争いなのか」とする記事を掲載した。
 記事はまず、日本が中国と争いを繰り広げる理由について「日本の成長戦略上必要である」、「中国と争うことで、初めて日本の地位や価値が際立つ」という2点挙げて説明。日本が短期的には日米同盟を盾に中国脅威論という口実を作り、西側では米国に次ぐ戦略大国となるべく軍事的な大発展を目指す、中期的には米国覇権主義の「アジアにおける代理人」となる、そして長期的には米国の衰退に乗じて再び世界の一極となるというプランを立てていると論じた。
 <日本に米中提携して米国と闘争しよう、と呼びかけたもの。↓>
 また、歴史的に見て両国間の争いは「国運と命運をかけた争いとなる」、「必ず激戦となるとともに、持久戦となる」とし、中国としては日中の争いを米中闘争の一部と見なして戦略を立てること、大規模な対日戦争に向けた準備をしっかりすることが必要であると解説した。具体的には「無人機+ミサイル」の組み合わせを十分に準備し、日本の現代工業を壊滅させるパワーを確保すべきだとするとともに、「対日闘争の目標は、日本を叩いて唐代以前の原形に戻すことである」と説明している。
 <なかなか、このような思惑通りに動いてくれない日本に対する苛立ちを表明したもの。↓>
 そして最後に「国運や民族の命運に大きく関わる争いだ。くれぐれも日本を見くびってはいけない。わが国が相対する中で、日本は相当に難しい相手なのだ」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1619426?page=1
 <これも、上の記事と同工異曲。日本に、更に現在の路線を推し進めるように促している。↓>
 「・・・人民網は・・・中国の軍事専門家の見解として「日本は中国の関心を南シナ海に向け、東シナ海への関心を分散させるのが狙い」であると伝えた。
 記事は、稲田防衛相の発言について、一部で「中国が南シナ海問題で設定している“最後の一線”に抵触する可能性がある」との見方が浮上していることを紹介。さらに、中国の軍事専門家である李杰氏の見解として、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題を抱えるうえに、中国が東シナ海への進出を絶えず強めていることに対して、日本は大きな懸念を抱いてきたと指摘。だからこそ、日本は南シナ海問題に関与することで中国の関心とエネルギーを南シナ海に向けさせ、東シナ海への関心を分散させようとしていると論じた。
 また、稲田防衛相の発言には、中国の西太平洋進出における南シナ海における封鎖強化の狙いもあると分析。中国が西太平洋に進出するためには第一列島線を突破する必要があるとし、列島線の北端は日米が制御できているが、南端はフィリピンの軍事力不足などによって制御が足りていないのが現実と指摘した。
 中国は自国を中心とした経済圏の構築に向けて一帯一路戦略を推し進めており、このうちの「一路」に相当するのが、中国から東南アジア、アラビア半島、アフリカを結ぶ「21世紀海上シルクロード」構想だ。記事は、「21世紀海上シルクロード」構想における中枢こそ南シナ海であり、日本は南シナ海問題に積極的に介入することで中国の構想を阻害しようとしているとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1619434?page=1

 さすが、ユダヤ系のNYタイムス。開封の、1000年以上の歴史を持つユダヤ人社会を大々的に取り上げた記事を2本載せた。↓

 ・・・ arrival of the first Jewish settlers to Kaifeng in the 10th century・・・
 <一神教部分を除けば、支那文明とユダヤ文明は意外に似ていることもあり、彼らのユダヤ性が失われなかった。↓>
 While Jewish culture in the West flourished due to the relative isolation of European Jews from the dominant Christian culture, Kaifeng Jewish culture was able to perpetuate itself through the values it shared with the Chinese. Filial piety, respect for elders, respect for scholarship and respect for traditional authority were ideals that enabled the Chinese Jews to view their heritage as harmonious with the dominant culture in China. Although it seems counterintuitive, the survival of their Jewish heritage resulted from their identification with Chinese culture・・・
http://www.nytimes.com/2016/09/26/world/asia/china-kaifeng-jews-moshe-bernstein.html?ref=world
 <人数的にはわずか約1000人。↓>
 ・・・Only about 1,000 people claim Jewish ancestry in this city — a drop in China’s ocean of 1.35 billion people or Kaifeng’s population of 4.5 million — and only 100 or 200 of them have been active in Jewish religious and cultural activities・・・
 <習ちゃんは、こんな地区にも、ユダヤ教は非公認宗教である、ということもあり、「弾圧」している。↓>
 The rooms where ruddy-faced Chinese men and women once assembled to pray in Hebrew and Mandarin are silent. Signs and exhibits that celebrated centuries of Jewish life have disappeared. An ancient well, believed to be the last visible remnant of a long-demolished synagogue, was recently buried under concrete and a pile of earth.・・・
http://www.nytimes.com/2016/09/25/world/asia/china-kaifeng-jews.html?ref=world

 いつか聞いたことがあるような話ではあるが、ヒットラーはドラッグ中毒だったのね。↓

 ・・・ Hitler was receiving injections of Eukodal several times a day. Eventually he would combine it with twice daily doses of the high grade cocaine he had originally been prescribed for a problem with his ears,・・・
https://www.theguardian.com/books/2016/sep/25/blitzed-norman-ohler-adolf-hitler-nazi-drug-abuse-interview

 こちらは知らんかった。
 これは、第一次世界大戦当時のエチオピア(と独土、そして、英仏伊)の話だが、世の中には知らないオモロイ歴史が一杯あるんだねえ。↓

 A hundred years ago, the Ethiopian prince Lij Iyasu was deposed after the Orthodox church feared he had converted to Islam. But it also scuppered Germany's plans to draw Ethiopia into World War One,・・・
http://www.bbc.com/news/world-37428682

 睡眠時間が短い人ってのは、記憶の整理を目が覚めていてもできるか、意識せずして日中時々眠っているか、どっちかだろうって。↓

 ・・・short sleepers may be able to perform sleeping memory consolidation while they are awake, which reduces their need to clock in a couple extra hours each night. Either that, or short sleepers are briefly falling asleep throughout the day without realizing it. ・・・
http://www.newsweek.com/sleep-cycles-advanced-brain-connectivity-wellness-502084
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太田述正コラム#8633(2016.9.26)
<2016.9.24東京オフ会次第(続々)>

→非公開