太田述正コラム#8626(2016.9.23)
<皆さんとディスカッション(続x3109)>

<太田>(ツイッターより)

 北朝鮮には28しかウエブサイト(最後が'.kp'のURL)がないことが、 偶々分かった。
 数千人の国民しかインターネットへのアクセス権がないので当たり前か、だと。
 一般国民がアクセスできるイントラネットには、数千のウェブサイトがあるとも。
http://www.sfgate.com/news/article/North-Korea-accidentally-revealed-it-has-just-28-9238064.php

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 そのうち、日本人が、特定の国に係る、イグ・ノーベル賞受賞頻度とノーベル賞受賞頻度の相関関係について発表してイグ・ノーベル賞を受賞するかもよ。↓

 「「股のぞき効果」研究 日本人2人にイグ・ノーベル賞・・・
 日本人の受賞は10年連続。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASJ9P5K1CJ9PULBJ011.html?iref=comtop_8_01

 朝鮮日報のスクープか。
 この少女、ネットで全くヒットしないね。↓

 「宮崎在住の天才少女スカイ・ブラウン、米プロ・スケートボード大会で拍手喝采・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/23/2016092300613.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網日本語版がスポーツ・芸能誌化?↓>
 「日本ドラマ「賢者の愛」に登場するシャンパンに込められた意味・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0922/c94473-9118477.html
 「福原愛の結婚に中日ネット民がこぞって祝福--江宏傑選手のイケメンぶりに称賛の声・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0922/c94473-9118544.html
 「中国卓球関係者も福原選手の結婚を祝福 劉監督は「中国の嫁」を祝福・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0922/c94475-9118493.html
 「福原愛選手が結婚報告、お得意の東北弁で指輪プレゼントの江選手に感謝・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0922/c94475-9118423.html
 <昨日、紹介し忘れた。この選手(夫妻)に対し、習ちゃんからきつーいダメ出し。↓>
 「・・・日刊紙・北京青年報は・・・評論で「(柳条湖事件から)85年をへて、多くの人がこんなに幼稚で度量の狭い方法でしか愛国心を示せないのなら、それこそが真の国辱だ」と指摘し、「狭隘(きょうあい)な愛国主義は、常識を失わせ、文明を破壊し、法を踏みにじり、人を傷つける」などと批判している。
 王楠さんはシドニー五輪の女子シングルスで金メダルを獲得するなど、中国では有名人だ。2007年には共産党大会に党代表として参加した。」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ9P4G71J9PUHBI00N.html?_requesturl=articles%2FASJ9P4G71J9PUHBI00N.html&rm=288
 <日本産品は、あらゆるものが崇拝の対象。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本でわざわざコメを購入する中国人消費者もいると伝えつつ、「中国人消費者が日本のコメを欲しがる理由」を考察している。
 中国で2013年、コメのカドミウム汚染が大きな社会問題となった。カドミウムは人体にとって有害な物質であり、中国全土のコメの10%ほどがカドミウムに汚染されているとの報道も見られた。
 中国産のコメがカドミウムに汚染されたのは、中国で土壌汚染が進んでいるためだが、記事は「コメは中国人にとっての主食であり、カドミウム汚染による食の安全問題によって消費者は国外にコメを求めざるを得なくなった」と指摘。
 続けて、多くの中国人消費者は「日本のコメの栽培環境は中国国内より優れている」と認識、さらに日本人は真面目で厳格であり、日本産は高品質の代名詞であるため、「日本産のコメなら安心」かつ「日本のコメは味も良い」と考える消費者が増えているのだと指摘。これが中国人消費者が日本産のコメを求める理由であると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1619294?page=1
 <これもまあそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人が日系車を購入しない6大理由」とする記事を掲載した。記事は「実のところ、路上で見かける自動車の大多数は日系車だ。ここ数年で日系車はさまざまな事を経てきたが、その販売量はなおも素晴らしいものである」説明。そのうえで、「では、ある人が提起した日本車を絶対に買わない6つの理由が、的を射ているかどうか見てみよう」とした。中国人全員が日系車を買わないということではなく、「日本の車は買わないと言い張る中国人が抱きがちな6大理由」と捉えるべきだろう。
 記事が示した6つの理由は「部品をケチっているのに価格が高い」、「信頼性が低下している」、「なんといっても日系車だから」、「中国の消費者を差別しているから」、「安全性能が低下しているから」、「国産車が成長しているから」だ。簡単にまとめると、「日系車は部品をケチっているために性能が低下しているが、危険性のテストを行わないまま中国で売っている。それなのに値段は高いまま。一方、わが国産車はどんどん質をあげているうえ、値段が安い。それに何といっても愛国的な感情があるから、日本の自動車など買わない」といったところである。」
http://news.searchina.net/id/1619261?page=1
 <総体としての(現在の)日本礼賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本経済に関する指標を見てみれば、「日本は世界で言われているほど悲惨な状況に陥っていない」と主張し、むしろ今なお世界的に高い競争力を保っていると伝えている。
 記事は、日本の真の実力を示す経済指標として、まず「対外純資産残高」を挙げ、日本の2015年末における対外純資産残高は5年ぶりに縮小したとしながらも、純資産の規模は2位のドイツ、3位の中国を圧倒的に上回り、25年連続で「世界最大の債権国」となったことを指摘した。
 さらに、トムソン・ロイターが選ぶ「グローバル・イノベーター 2015」において、日本からは40社の企業が選出され、米国の35社を上回ったことを指摘したほか、2016年4月の有効求人倍率は24年ぶりの高水準に達したことを紹介し、「アベノミクスに懐疑的な見方があるなかで、日本の労働市場は欧米より良好」であると主張した。
 また、日本のイノベーション能力および科学技術力の背後には、教育水準の高さがあることを指摘し、日本の初等教育における就学率は100%に近い水準であることを紹介。一定以上の学力を持つ国民の数が多いという点こそ日本経済と社会の発展における最大の資源であると指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1619292?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の生活の現状は、間違いなく世界一流レベルだ」とする写真記事を掲載した。記事は、現在の日本社会でよく見られる日常的な光景を収めた写真を複数掲載しているが、一体どんなシーンから「日本の生活は世界一流レベル」と認識したのだろうか。
 記事は、中国人の多くは日本に対して「同じ感情で満たされている」とする一方で、「もし、本当に日本に行ったことのある人はみんな分かっている。日本の国民生活の現状は、多くの人が想像しているのと異なることをだ」と論じたうえで、画像を紹介している。日本に行ったことのない中国人の多くは、日本が不景気に苦しんでいる、あるいは軍国主義化、右傾化しているとの認識を持っている、ということのようだ。
 記事が紹介したのは、東京・渋谷のスクランブル交差点にあふれかえる人びと、公園の入口に行儀よく並んでいるベビーカー、繁華街の歩道脇にきれいに積まれたゴミ袋、休日で人も自動車もほとんどいないオフィス街、化粧やおしゃれを楽しむ女子高生、仕事帰りの時間にサラリーマンで賑わう居酒屋、田園の周りに立派な家が並ぶ農村、薄暮に浮かび上がる浅草寺と東京スカイツリーなどの画像だ。
 休日のガラガラなオフィス街どことなく寂しさを感じるが、中国の人はどうやらその整然とした様子に「日本らしさ」を覚えるようである。記事は最後に、「われわれは多かれ少なかれ日本に対して偏見を持っている。しかし、彼らの先進的な文化や技術、生活において大きくわれわれをリードしていることは、否定できない事実なのである」と締めくくっている。」
http://news.searchina.net/id/1619249?page=1
 <何でも褒め称えるだけじゃなく、日本における女性の男性差別・搾取にも言及しなくっちゃ。↓>
 「・・・捜狐はこのほど、日本と中国の女性のどちらがより勤勉かを分析する記事を掲載した。
 記事は、専業主婦という概念がほとんど存在しない中国では「女性は結婚しても働き続け、家族も顧みるのが当然」と紹介。一方で、日本では定年退職後も働く女性がいることを紹介した。中国の場合は退職する60歳までは懸命に働き、退職後は孫の面倒やマージャンなどをして老後を楽しむのが一般的であり、定年退職後に働くことは一般的ではない。もし60歳を過ぎても働いていようものなら、「そんなに貧乏なのか」、「子供は親不孝だ」と批判され、「中国人が最も聞きたくない批判」を聞く羽目になるからだ。
 続けて、日本では逆に、子どもが成人し、独立すると女性はようやく自由な時が訪れることになると主張。趣味に打ち込む人や、仕事を始める人、高齢であっても店や畑で働くなど人によって楽しみ方は様々だ。そして中国とは異なり、親が高齢で働いていても子どもが批判されることはなく、むしろ働き続けることが健康の秘訣だと前向きに捉えられていると紹介した。
 記事は、日本人女性も中国人女性もどちらも勤勉なのだが、「中国人女性の勤勉さは退職まで、日本人女性の勤勉さは老後から」とまとめている。中国でも「日本のように女性が高齢になってもできる範囲で働き、仕事を健康維持の良い機会と捉えれば、中国人女性の生活はもっと楽しくなるはず」と提言している。」
http://news.searchina.net/id/1619281?page=1
 <日中協力を呼び掛けている。↓>
 「・・・中国国際放送局は・・・日本の小都市が「中国によるメイド・イン・ジャパン」という概念を打ち出そうとしていることを伝える記事を掲載した。
 記事は、人口わずか4万7000人の静岡県牧之原市が「メイド・イン・ジャパン・バイ・チャイナ」(MIJBC)を声高に叫んでいると紹介。先日、多くの中国メディアが招待を受けて同市を訪問、そこで西原茂樹市長から「中国の資金と販路、日本の製品や技術、サービスを結合させ、製品の研究開発から生産、製造までをすべて日中合作で完成させる」との説明があったと伝えた。
 そのうえで、中国人の「爆買い」が日本社会を震撼させ、日本人に中国の経済力を再認識せしめたことが、MIJBCに拍車をかける要素の1つとなったとの見方を示した。そして、同市長の「参謀役」が「15−20年前には誰も中国経済がこんなに発展すると思わなかった。しかも、今もなお多くの中小企業が中国に対する理解不足によって中国を『世界の工場』と認識している」、「われわれのプロジェクトを通じて、日中両国の企業や日本政府が次の時代に向けてしっかりと準備するようになることを望んでいる」と語ったとしている。
 さらに、日本には老舗企業が多いのに対して、中国では企業の寿命が3−5年と短く、長期的に安定した発展が経営者にとって課題であると同市長が説明したことを紹介。技術や環境保護、品質、経営といった面で、日本企業の経験が中国企業の問題を解決するのに役立つとの見方を示す一方で、「これまで、日本が一方的に中国に投資をして、中国の人から学んだことはなかった。今、中国の人を呼んで、彼らから学びたいと思っている」とし、互いに学び合おうとする姿勢も見せたことを併せて伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1619268?page=1

 以下は、中共当局系のちーと残念な記事群。↓

 <勉強不足ってやつだな。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「もし中国がある日、日本を併合したらどうなるか」とする文章を掲載した。文章はまず「併合ではなく、日本側が臣下となることを自ら望む」ケースについて言及。それは、米国が日本をもはやアジアの「駒」とする必要がなくなった時に初めて実現する可能性があるとした。
 そして、仮に日本が「臣下になりたい」との意向を進んで示してきた時に、中国はどのような姿勢を取るべきかについて考察した。自治権を与えるか否か、どんな特別な法治が必要かといった点を考えることが重要であるとした。しかし、その一方で「実は、全ては妄想に過ぎないのである」として、日本が中国に対してへりくだるようなことはありえないとの見方を示している。そして「何といっても彼らは『小日本』だ。民族的な考え方が強い。武士道の精神にのっとってみな自害する。滅亡など恐れないのだ」とその「根拠」を挙げた。」
http://news.searchina.net/id/1619290?page=1
 <負け惜しみってやつだな。↓>
 「・・・環球網はこのほど、アフリカ支援において中国に「数」で敵わない日本は「質」の高い支援を打ち出してきたと伝えつつ、その言葉には「中国のアフリカ支援は質が高くない」という意味も含まれると主張する記事を掲載した。
 記事は、日本が世界でもっとも発展した国の1つであることは誰も否定しないと伝える一方、アフリカのように発展途上の地域において、日本の「高品質」なインフラが現地に貢献している例は少ないと主張。また、日本は高品質な自動車を生産できるかもしれないが、アフリカで実際に走っているのは日本国内ではすでに淘汰された中古の日本車であると論じた。
 さらに、高品質の支援を打ち出した日本に対し、「高品質であれば当然、高額であると同時に求められる技術水準や維持費も高いことを意味するはず」とし、それはアフリカの現状の発展水準から逸脱した要求であると主張。アフリカ諸国が現段階で求めているのは高品質ではなく、費用対効果の高いインフラであるとし、質の高い支援ではアフリカ諸国が抱える問題を解決できないと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1619309?page=1
 <こじつけってやつだな。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、85年前の9月18日に生じた出来事と現在の日本と中国の間で繰り広げられている高速鉄道の受注競争には深い関連があると論じる記事を掲載した。
 記事は85年目前の国情について「軍閥が割拠し、内戦や災害も頻発、科学技術も立ち後れた中国は力を集結させる術もなく、日本に喰われることになった」と主張。また当時の中国には「才覚ある指導者はおらず、先進的な製造業も存在せず、ただ競争相手に侵略されるのを黙って見ていることしかできなかった」と説明した。
 当時のこうした国情を念頭に置いて、記事は「中国の航空宇宙プロジェクトや高速鉄道プロジェクトは、すべて未来を占拠するためであり、二度と不平等条約を押し付けられないようにするためのものだ」と主張、「発展し続けることこそが生存し続けるための最も確かな保障である」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1619297?page=1

 中共が、トランプ大統領候補の「大活躍」や英国でのBrexitといった、民主主義の機能不全を冷笑し、自身の政治体制を、自国メディアや買収された外国メディアを通じて宣伝していることに警鐘を鳴らずアメちゃんコラムだ。
 (ちゃうの。中共当局は、自分とこのじゃなく、日本型政治体制(大政翼賛会的政治体制)の素晴らしさを宣伝しとるのだよ。(大田))↓

 ・・・At a time when the West is struggling with the shortcomings of the democratic process, China is seizing the opportunity to promote its own system. Much more so than his immediate predecessors, President Xi Jinping views his country in an ideological competition with the West. No longer content with stopping the influence of democratic ideas at China’s borders, Chinese propaganda experts have decided they need to focus on making China’s political system attractive abroad if the Communist Party wants to stay in power.
 Backed by an estimated annual budget of $10 billion, Chinese media organizations are expanding their global presence, heeding Mr. Xi’s call to media organizations to “tell China’s story well.” This means casting the Chinese political system, the so-called China model, as meritocratic, efficiency-oriented rule by well-trained technocrat visionaries that is superior to Western democracy.・・・
http://www.nytimes.com/2016/09/22/opinion/how-to-counter-chinas-global-propaganda-offensive.html?ref=opinion&_r=0

 米兵の戦争花嫁になった日本人女性達のその後をその子孫の一人たる日系米人女性が紹介した長編コラムだ。
 ちゃんと読んでないが、どうせオリエンタリズム的な過剰適応コラムなんだろな。↓

 From Hiroko to Susie: The untold stories of Japanese war brides・・・
http://www.washingtonpost.com/sf/national/2016/09/22/from-hiroko-to-susie-the-untold-stories-of-japanese-war-brides/?hpid=hp_hp-top-table-main_sa-warbrides-115pm%3Ahomepage%2Fstory
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太田述正コラム#8627(2016.9.23)
<改めてフランス革命について(その7)>

→非公開