太田述正コラム#8510(2016.7.27)
<皆さんとディスカッション(続x3051)>

<太田>(ツイッターより)

 「台湾で<の>…対日世論調査<で>「あなたの最も好きな国はどこですか」という質問に対して…「日本を最も好き」と答えた人は、08年は38%、09年は52%、11年には41%、12年には43%となり、今回は56%<であり、>2位は中国(6%)、3位は米国(5%)…だった。…
 また、「台湾が今後最も親しくするべき国」という設問に対して、「日本」と答えた回答者が39%と他を引き離して高かった。
 過去4回の調査では、いずれも「最も親しくするべき」相手のトップだったのは中国だった。…」
http://news.infoseek.co.jp/article/japanindepth_29234/
 台中韓間で日本礼賛競争が…。

<gNEj94Xo>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 トランプ大統領、もし誕生した場合に・・・・・
http://business.newsln.jp/news/201607220048080000.html

 5兆円はでかいぞー。
 日本国総理大臣&野党がどう反応するのか見物ですぞ。

<太田>

 ここは、プーチンにも、更に、一肌も二肌も脱いでもらって、何がなんでも、トランプに米大統領になってもらわねば。

 関連記事だ。

 次から次へと、トランプがクリントンを上回る世論調査結果が。↓

 ・・・In a two-way matchup with Clinton, who is the Democratic presumptive nominee, the New York billionaire leads by 3 points, 48 percent to 45 percent, according to a CNN/ORC International poll. And Trump leads Clinton by 5 points, 44 percent to 39 percent, in a four-way contest with third-party candidates Gary Johnson (Libertarian) and Jill Stein (Green Party). In the same poll before the RNC, Clinton held a 7-point lead over her opponent, 49 percent to 42 percent. ・・・
http://www.newsweek.com/donald-trump-leads-hillary-clinton-polls-483815

 旧サンダース支持者達の多くは、やっぱトランプ支持へ。

 We visited the demonstrations around Philadelphia on Monday to ask a question of the (largely Bernie Sanders supporting) protesters: Who’d be a better president: Hillary Clinton or Donald Trump?* To our amazement, several of these putative left-wingers said they’d prefer the Donald to HRC.
http://www.slate.com/articles/video/video/2016/07/bernie_sanders_voters_in_philadelphia_who_prefer_trump_to_clinton_video.html

 米諸有力紙は、決戦の時来る、とトランプは、無能、偏見の持ち主、専制的、と書きたてているが、それ、戦中から、一貫して、彼らが、或いは、民主党が共和党大統領候補者達にぶつけてきた言葉であり、もはや、米大衆にとっては耳タコ、だとさ。↓

 ・・・Already, editorial boards are preparing their indictments of what they believe to be Donald Trump’s incompetence, bigotry and authoritarianism. The Trump campaign will undoubtedly respond, “That’s what they always say about Republicans.” And they’ll be right.
http://www.latimes.com/opinion/op-ed/la-oe-goldberg-trump-msm-cry-wolf-20160726-snap-story.html

<太田>(ツイッターより)

 やまゆり園での大量殺害予告をしていた犯人
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201607/CK2016072702000139.html
を「2月に13日間の措置入院<をさせつつ、>県警や市把握も退院後の動向確認せず…」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201607/CK2016072702000139.html
 ストーカー犯人を見逃したのと比べ物にならぬ大失態だ。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 なかなか読ませるコラム。↓

 「無印良品が中国人の若者を魅了する深い理由・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%e7%84%a1%e5%8d%b0%e8%89%af%e5%93%81%e3%81%8c%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%8b%a5%e8%80%85%e3%82%92%e9%ad%85%e4%ba%86%e3%81%99%e3%82%8b%e6%b7%b1%e3%81%84%e7%90%86%e7%94%b1-%e8%8b%a5%e8%80%85%e3%81%8c%e6%8a%b1%e3%81%88%e3%82%8b%e7%9f%9b%e7%9b%be%e3%82%92%e8%a7%a3%e6%b6%88%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%ef%bd%a2%e4%be%a1%e5%80%a4%ef%bd%a3%e3%82%92%e6%8f%90%e4%be%9b/ar-BBuRqdW?ocid=iehp#page=2

 なかなか読ませる記事。↓

 「・・・<中共で> なぜ日本文化に関心を持つ人が増えたのか。劉社長は「反日デモ以降、国と国との関係が良くないことで逆に関心が高まった」とみる。観光で日本社会に触れる機会も拡大。「高度経済成長が30年続き、中国人も心と体が疲れている。でも今の中国社会は、それを癒やすものを提供できない。そこを日本の本や映画、安心・安全を提供する日本社会がカバーしたのでは」と分析する。」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12479465.html?rm=150

 昨日紹介した記事の続編。
 これ以上もない明快さで習ちゃんのホンネを伝えとるね。
 要するに、日本型政治経済体制継受こそ、中共当局が考える日本文明総体継受の核心部分なのよね。↓

 「・・・技術革新や社会文明のほか、中国が日本から学ぶべきことがあと2点ある・・・
 まず、「保守・服従」を重視する日本の大衆心理<だ。>・・・
 もう一つは・・・日本の「一党優位政党制」<だ。>・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0726/c94473-9091050.html

 上掲のもそうだが、恒例の、中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群でっせ。↓

 「・・・今日頭条は・・・「東京はどうして基本的にクルマが渋滞しないのか」とする記事を掲載した。大都会・東京では日常的に道路の渋滞は発生しているが、記事は「渋滞しない」と言い切っている。北京・上海をはじめとする中国の大都市におけるヘビーな渋滞に比べれば「そんなものは渋滞じゃない」ということなのだろうか。
 記事は、東京で「クルマが渋滞しない」理由として3点を挙げている。1点目は、空間を効率的に利用した駐車スペースの確保、秩序ある駐車の徹底により路上駐車を減らすことだ。また、大きな自動車を好む中国とは異なり、コンパクトボディな自動車が多いことも、空間の効率的な利用に貢献していると解説している。
 2点目は、地下鉄のネットワークが非常に充実しており、利便性が高いことだ。中国でも各都市で地下鉄建設が進んでいるものの、北京や上海でも東京ほど充実しておらず「道路の自動車同様、地下鉄もぎゅうぎゅう詰め。座席を確保するチャンスなどない」と説明した。
 そして3点目は「必要に迫られない限り自動車を買わず、運転もしない」点を挙げている。「そんなに必要でなくても買おうとするメンツ大好きな中国人とは異なり、日本では若者でも年配者でも自転車で出かけることをとても好む。身体の鍛錬になるし、交通への負荷も緩和されるのだ」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1615059?page=1
 「・・・駆動之家は・・・記録的豪雨によって多くの都市が被害を受けたと伝えつつ、「排水系統が整備されていないことが批判の対象となっている」と報じている。・・・
 記事は、日本で洪水が容易には生じない理由は治水と都市部における排水系統が優れているためだと伝えつつ、ネット上では多くの中国人ネットユーザーが日本をはじめとする国外の排水系統を紹介し、中国政府に対して排水系統の整備を暗に求めていると紹介した。
 続けて、東京にある「神田川・環状7号線地下調節池」を写真とともに紹介。・・・
 豪雨によって河川の水位が上昇しても氾濫しないようにするのが地下調節池の役割であり、こうした施設が数多くあるからこそ日本では容易に河川の氾濫や洪水が起きないということが分かる。記事は神田川・環状7号線地下調節池について「洪水の発生を食い止めるうえで大きな役割を果たしてきた」と伝えつつ、こうした施設の有無が日本と中国での洪水発生回数の差につながっているとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1615081?page=1
 <「絶対に行くべき場所」が無数にある日本は「絶対に行くべき場所」である、と人民に「命ずる」習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本に数多存在する100円ショップについて紹介する記事を掲載した。記事は「中国国内にも10元ショップが数多くあれど、日本の100円ショップは訪れる人の想像を絶するほどのたくさんの、そして高品質な商品が並んでいるのである」と説明。「日本にやってきたら絶対に行くべき場所の1つだ」としている。
 そのうえで、日本の「3大100円ショップ」としてダイソー、セリア、キャンドゥを挙げ、それぞれの特徴について紹介。ダイソーは3大ブランドの中でも最も有名な「元祖100均」であり、顧客のニーズにあった自己開発商品が多数存在するとした。また、近年では女性用化粧品のラインナップが充実していると説明した。
 セリアについては「シックな小物や文具、手工芸品が売り」とし、特に手工芸品やDIYグッズが充実していると紹介。ハンドメイドのコンテストも開催しているとした。そしてキャンドゥについては季節商品の開発に力を入れ、さらにキッチン用品や食品が充実していると説明。東京都内の駅付近に店舗があるため、コンビニ代わりに利用する人も多いと評している。」
http://news.searchina.net/id/1614879?page=1
 「・・・今日頭条は・・・1カ月かけて行われる京都の祇園祭の持つ魅力について紹介する記事を掲載した。
 記事はまず、日本における「美」について解説。簡素で静かな「わびさび」の美学であり、神社の鳥居や着物の模様などにその美しさへの追及を垣間見ることができるとした。そして、祇園祭が日本式の「美」を最も良く説明していると紹介した。
 1000年の歴史を持ち、7月の1カ月間まるまる行われる祇園祭の中でも特に盛り上がるのが「山鉾巡行」であると紹介。登場する33基の山鉾にはそれぞれ異なる装飾が施されており、赤色と金色を基調としたデザインの節々に日本式の美しさが際立っているとし、「移動する美術館」と賞賛されることを伝えた。
 また、「山鉾巡行」の前に行われる山鉾の試運転「曳き初め」は、観光客が自ら参加できるイベントであるとし、賑やかな祭りの音楽のなか、自分を含めたみんなの力で大きな山鉾が狭い路地をゆっくりと進む様子について「その使命感と熱狂的なムードに、大きな感動を禁じ得ない」と評している。
 記事は、祇園祭が「自らその場に身を置けるスタイル、かつ安らかな暮らしを願う意味が込められている」ものであるとし、「日本の濃厚な民族的風情を体感できるほか、普通の休日には絶対に得られない、我を忘れて歓楽に浸ることのできる時間を味わうことができる」と綴った。」
http://news.searchina.net/id/1615026?page=1
 <だけど、その日本に行きっぱなしはダメよ、と釘をさす、あざとい習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人留学生の目に映る日本人は、一体どんなものか」とする記事を掲載した。記事では日本に留学し、半年ほど日本国内で働いたという元留学生の「日本人観」が披露されている。
 この元留学生は、小さい頃から日本に対するイメージは、すべて抗日戦争ドラマによるものであり、ほとんどいい印象を抱いていなかったと告白。実際に日本の地に降り立つと「とても清潔。自動車が小さい。通りが狭く、建物と建物の間がとても近い」と感じたことを紹介した。
 また、学校で同じクラスになった日本人の学生たちは非常にまじめで礼儀正しく、学生どうしで非常に仲が良かったとした。さらに、街で財布を落とした際には、拾った人が財布の中にあった学生証を手掛かりにわざわざ届けてくれた、旅行中に立ち寄った売店では、年配の女性が親切に話しかけてくれたうえ、「道中お腹がすいたら食べなさい」と食べ物をくれた、といった心温まるエピソードも紹介している。
 文章では、日本人がグループで遊んだりイベントに興じたりするのが好きだとする一方、友達付き合いの方法が中国とは異なると説明。互いに酒を酌み交わして歓談すれば距離が接近する中国人に対して、日本では「普通の友人と話すときには、まずい話をして相手の心象を悪くしないよう気を付けなければならない」と解説した。
 元留学生は最後に、「また日本に行く確率はかなり低いと思う。なぜなら、わが国の方が自由で居心地がいいからだ」と締めくくっている。」
http://news.searchina.net/id/1615014?page=1 
 <でもって、こじつけで、中共のイイ点をあげる習ちゃん。↓>
 「・・・梅州網は・・・日本の中年女性たちが生計を立てるのに忙しいのは「60歳で退職した日本の女性たちは65歳にならなければ年金を受け取ることができず、5年間収入のない時期が生じる」ことにあると記事<で>指摘。「見たところ退職後に続けて働く日本の女性は少なくないようだが、広場ダンスを楽しむ中国の女性たちは増えている」と説明、日本の女性たちに比べて「中国の女性たちは幸福で快適な生活を享受している」と主張した。・・・
 現在、中国人女性の定年退職の年齢は50歳、中国人男性は60歳であり、それぞれこの年齢から年金を受給できる。」
http://news.searchina.net/id/1615017?page=1
 <マッチポンプ的に人民教化に勤しむ習ちゃん。
 (この記事だけ、ほんのチョイだが、官民合作。)↓>
 「・・・東方網は・・・「日本の福祉施設襲撃を喜ぶことが『愛国』だと言うのか」と題した文章を掲載した。文章は今回の事件に関して中国のネット上で喜ぶ声が出ていることに触れ「理性的な愛国への道がなおも遠いことが分かった」としている。
 文章は、生命は最も尊重されるべきものであり、理由もなく他人の生命を傷つける行為が責められるのは全人類に共通する道徳の最低ラインであると説明。にもかかわらず、ネット上では「祝電」が寄せられ、「犠牲者が少なすぎる」といった感想まで飛び出したと指摘し、「道徳の最低ラインすら守れない奴を、どうして『人』と呼べようか」と憤った。
 さらに、このような「人でなし」な狂気を「愛国」と定義するうえ、犠牲者に哀悼を示す人びとを「売国奴」扱いする風潮を「まさに笑止千万だ」と糾弾。「いつからわれわれの『愛国』は悪人を応援することによって表現されるようになったのか」と疑問を呈した。
 文章は、日中両国には歴史的な恩や恨みが存在し、今もなお食い違いがあることを認める一方で、「しかし、われわれが人類の持つべき最低限の良知を捨てる理由や言い訳にはならない」と主張。「もうこれ以上、『愛国』の旗印で『愛国』の2文字を汚してはならない」と締めくくっている。」
http://news.searchina.net/id/1615073?page=1
 <お前達も台湾人に負けないように日本を好きになれ、と、習ちゃん、人民にけしかける。↓>
 「・・・台湾における2015年度の対日世論調査・・・によれば、56%の台湾人が「もっとも好きな国は日本」と回答した。12年度の調査での同割合は43%であったため、3年間で13ポイントも上昇したことになる。・・・
 観察者はこのほど、同調査の結果を紹介したうえで、台湾人の半数以上が日本を好きだと回答したと驚きをもって伝えつつ、「調査開始以来、台湾人の間で日本がずっと人気の国でありつづけている」と伝えた。
 記事は、12年の調査に比べて日本を好きだと回答した台湾人が急増したことを伝え、さらに「39歳以下の台湾人がもっとも、日本と台湾の関係を高く評価していた」と紹介。また、64%の回答者が日台関係の将来を楽観的に見ていることが分かったと伝えた。
 <ここでも、マッチポンプに忙しい中共当局。↓>
 さらに、同調査の結果について、日本では「日本人も台湾が好きだ」、「兄弟のような台湾が存在することが喜ばしい」など、ネット上では歓迎の声があがったと紹介。一方で同記事には中国人ネットユーザーから「日本にいったいどんな魅力があるっていうのだ!」、「なぜだ!台湾と中国は家族ではないのか」などといった反発のコメントが寄せられた。
 また記事は「台湾の蔡英文総統は親日政策を推進している」と伝えつつ、台湾で現時点で存在する親日感情が今後さらに加速する可能性があると指摘」
http://news.searchina.net/id/1615054?page=1

 私がかねてから指摘してきたことだが、現時点じゃ、中共軍は自衛隊にかなわず、それが明らかになったら中共軍は取り返しのつかないダメージを受けるってFTサマもお書きになっただ。↓

 ・・・Experts say they doubt the PLA’s current capability to win a war against even a smaller regional opponent like Japan, let alone the US, and that the political consequences of such a loss could be catastrophic: “If you lose a war to Japan it’s game over for the CCP [Chinese Communist party],”・・・
http://www.ft.com/cms/s/0/dde0af68-4db2-11e6-88c5-db83e98a590a.html#axzz4FZ2ssrDi
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太田述正コラム#8511(2016.7.27)
<支那は侵略的?(その5)>

→非公開